JP2018113208A - ニッケル金属水素化物電池用電解液及びニッケル金属水素化物電池 - Google Patents

ニッケル金属水素化物電池用電解液及びニッケル金属水素化物電池 Download PDF

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Abstract

【課題】酸素発生を抑制し得るニッケル金属水素化物電池用電解液を提供する。【解決手段】(RSO2)2NLi(Rはそれぞれ独立にアルキル基又はハロゲン置換アルキル基であり、Rは互いに結合して環を形成してもよい。)と、水酸化リチウム又は水酸化ナトリウムとを含む水溶液からなるニッケル金属水素化物電池用電解液。【選択図】なし

Description

本発明は、ニッケル金属水素化物電池用電解液及びニッケル金属水素化物電池に関するものである。
ニッケル金属水素化物電池は、正極活物質として水酸化ニッケルなどのニッケル酸化化合物を有する正極と、負極活物質として水素吸蔵合金を有する負極と、アルカリ金属水溶液からなる電解液とを具備する二次電池である。ニッケル金属水素化物電池の電解液として用いられるアルカリ金属水溶液としては、イオン伝導性に優れる、高濃度の水酸化カリウム水溶液が一般的である。例えば、特許文献1の実施例1には、1〜8mol/Lの水酸化カリウム水溶液を電解液として用いたニッケル金属水素化物電池が具体的に記載されている。
また、水酸化カリウム及び水酸化リチウムを溶解した水溶液をニッケル金属水素化物電池の電解液として用いることも知られており、さらに、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム及び水酸化リチウムを溶解した水溶液をニッケル金属水素化物電池の電解液として用いることも知られている。
特許文献1の実施例2には、水酸化カリウム及び水酸化リチウムを溶解した水溶液を電解液として用いたニッケル金属水素化物電池が具体的に記載されている。特許文献2の実施例には、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム及び水酸化リチウムを溶解した水溶液を電解液として用いたニッケル金属水素化物電池が具体的に記載されている。特許文献3の実施例には、5.5mol/Lの水酸化カリウム水溶液、0.5mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液、及び0.4〜1.8mol/Lの水酸化リチウム水溶液を混合した水溶液を電解液として用いたニッケル金属水素化物電池が具体的に記載されている。
また、高濃度の水酸化ナトリウム水溶液をニッケル金属水素化物電池の電解液として用いることも知られており、さらに、水酸化ナトリウム及び水酸化リチウムを溶解した水溶液をニッケル金属水素化物電池の電解液として用いることも知られている。例えば、特許文献4の実施例には、6〜9mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液、又は、水酸化ナトリウムを4.8〜8.5mol/Lの濃度で含み、かつ水酸化リチウムを0.5〜1.2mol/Lの濃度で含む水溶液を、電解液として用いたニッケル金属水素化物電池が具体的に記載されている。
特開昭61−214370号公報 特開平11−162460号公報 特開2004−31292号公報 特開2007−250250号公報
上述のとおり、ニッケル金属水素化物電池の電解液には、アルカリ金属水溶液が用いられることが一般的である。ここで、アルカリ金属水溶液の溶媒である水分子は、標準水素電極を基準とした電圧(以下、vs.SHEと略すことがある。)1.23Vで分解することが知られている。したがって、ニッケル金属水素化物電池の正極の電圧が高くなりすぎると、水が分解して酸素が発生することになる。
本発明はかかる事情に鑑みて為されたものであり、酸素発生を抑制し得るニッケル金属水素化物電池用電解液、及び、当該電解液を備えるニッケル金属水素化物電池を提供することを目的とする。
上述したように、水分子は1.23V(vs.SHE)で分解することが知られている。ここで、本発明者は、電解液中に存在する水分子の状態を、水分子単独では無く、水分子がイオンと強く配位した状態とすることを志向した。水分子がイオンと強く配位した状態となることで、その酸素発生電位が高くなることが期待できる。
水分子と強く配位するイオンとしては、リチウムイオンが考えられる。そして、電解液中にリチウムイオンを存在させるためには、リチウム塩を電解液であるアルカリ金属水溶液に溶解させればよい。ここで、本発明者は、リチウム塩を構成するアニオンの大きさに着目した。アニオンの大きさが水分子と同等又は水分子よりも小さいリチウム塩の場合、カチオンであるリチウムイオンが電解液中の水分子と優先的に配位することが困難であり、また、そもそも、そのようなリチウム塩をアルカリ金属水溶液に溶解させることが困難であると考えられる。その理由は、サイズが小さいアニオンのリチウム塩は、アニオンの最外殻軌道の電子密度が密であるので、リチウムイオンとアニオンとがより強く結合しており、それぞれイオンとして解離するのが困難であると考えられるためである。逆に、サイズが大きいアニオンのリチウム塩の場合は、アニオンの最外殻軌道の電子密度が粗であり、リチウムイオンとアニオンとの結合が弱いため、それぞれイオンとして解離するのが容易であるといえる。したがって、サイズが大きいアニオンのリチウム塩は、アルカリ金属水溶液に溶解し易いと考えられる。そこで、本発明者は、アニオンの大きさが水分子よりも大きいリチウム塩を用いることを想起した。
そして、具体的なリチウム塩として(CFSONLiを選択し、これを水酸化カリウム水溶液に添加したところ、水溶液から泡が生じて、白色の沈殿物が生成したことを本発明者は確認した。しかしながら、(CFSONLiを水酸化ナトリウム水溶液に添加したところ、不具合なく、(CFSONLiは水酸化ナトリウム水溶液に溶解した。そして、(CFSONLi添加の有無で、電池を充電し高電圧に曝した際の水溶液の酸素発生量が変化することを本発明者は発見した。かかる発見に基づき、本発明者は本発明を完成するに至った。
本発明のニッケル金属水素化物電池用電解液は、(RSONLi(Rはそれぞれ独立にアルキル基又はハロゲン置換アルキル基であり、Rは互いに結合して環を形成してもよい。)と、水酸化リチウム又は水酸化ナトリウムとを含む水溶液からなる。
本発明のニッケル金属水素化物電池用電解液を具備するニッケル金属水素化物電池は、充電時の酸素発生を抑制し得る。
以下に、本発明を実施するための形態を説明する。なお、特に断らない限り、本明細書に記載された数値範囲「a〜b」は、下限a及び上限bをその範囲に含む。そして、これらの上限値及び下限値、ならびに実施例中に列記した数値も含めてそれらを任意に組み合わせることで数値範囲を構成し得る。さらに、これらの数値範囲内から任意に選択した数値を、新たな上限や下限の数値とすることができる。
本発明のニッケル金属水素化物電池用電解液(以下、「本発明の電解液」、又は、単に「電解液」ということがある。)は、(RSONLi(Rはそれぞれ独立にアルキル基又はハロゲン置換アルキル基であり、Rは互いに結合して環を形成してもよい。)と、水酸化リチウム又は水酸化ナトリウムとを含む水溶液からなる。
(RSONLiのLiカチオンは、電解液中で、水分子と強く配位すると考えられる。その結果、水分子が安定化されて、電解電位すなわち酸素発生電位が上昇すると推察される。また、(RSONLiの(RSONアニオンが、正極活物質表面に吸着して、及び/又は、正極活物質表面で分解して、イオン伝導性の被膜を形成することも想定される。イオン伝導性の被膜に因り、正極活物質と水分子との直接接触が抑制され、その結果、水分子の分解が抑制されるとも考えられる。
(RSONLiにおける、アルキル基又はハロゲン置換アルキル基の炭素数は、1〜6が好ましく、1〜3がより好ましく、1〜2がさらに好ましい。ハロゲン置換アルキル基のハロゲンとしては、フッ素又は塩素が好ましい。ハロゲン置換アルキル基におけるハロゲン置換数は、もとのアルキル基の水素の数以下である。
(RSONLiにおける2つのRは、それぞれ、以下の一般式(1)で表される。
ClBr 一般式(1)
(nは1以上の整数である。a、b、c、d、eは0以上の整数である。2n+1=a+b+c+d+eを満足する。なお、Rが互いに結合して環を形成する場合には、2n=a+b+c+d+eを満足する。)
一般式(1)において、加水分解を防止する観点から、c、d、eは小さい方が好ましく、c=0、d=0、e=0がより好ましい。また、耐酸化性の観点から、aは小さい方が好ましく、a=0がより好ましく、2n+1=bが最も好ましい。
(RSONLiの具体例として、(CFSONLi、(CSONLi、(CFSO)(CSO)NLi、(CHSONLi、(CSONLi、(CHSO)(CSO)NLi、(SOCFCFSO)NLi、(SOCFCFCFSO)NLi、(SOCHCHSO)NLi及び(SOCHCHCHSO)NLiを例示できる。
好適な(RSONLiを選定する手段として、コンピューターでの計算を利用してもよい。具体的には、水への溶解度や、以下の熱化学方程式で示される、真空下における分子とイオン対分子との間の解離エネルギーDを算出し、これらを指標として、(RSONLiを選定することが考えられる。
(RSONLi=[(RSO]+[Li]+D
本発明のニッケル金属水素化物電池用電解液には、1種類の(RSONLiを用いてもよいし、複数種類の(RSONLiを用いてもよい。本発明のニッケル金属水素化物電池用電解液における、(RSONLiの濃度としては、0.01〜6mol/Lが好ましく、0.05〜5mol/Lがより好ましく、0.1〜3mol/Lがさらに好ましく、0.5〜2mol/Lが特に好ましい。
本発明のニッケル金属水素化物電池用電解液は水酸化リチウム又は水酸化ナトリウムを含む。本発明のニッケル金属水素化物電池用電解液における、水酸化リチウムの濃度としては、1.5〜5mol/Lが好ましく、2〜5mol/Lがより好ましく、3〜5mol/Lがさらに好ましい。本発明のニッケル金属水素化物電池用電解液における、水酸化ナトリウムの濃度としては、1.5〜15mol/Lが好ましく、3〜10mol/Lがより好ましく、4〜8mol/Lがさらに好ましい。
本発明のニッケル金属水素化物電池用電解液は水酸化リチウム及び水酸化ナトリウムの両者を含んでいてもよい。本発明のニッケル金属水素化物電池用電解液における、水酸化リチウム及び水酸化ナトリウムの両者を合計した濃度としては、2〜10mol/Lが好ましく、3〜9mol/Lがより好ましく、4〜8mol/Lがさらに好ましい。
本発明のニッケル金属水素化物電池用電解液における、(RSONLi並びに水酸化リチウム及び/若しくは水酸化ナトリウムを合計した溶質の濃度としては、2〜15mol/Lが好ましく、3〜10mol/Lがより好ましく、5〜9mol/Lがさらに好ましい。
なお、本発明のニッケル金属水素化物電池用電解液には、ニッケル金属水素化物電池用電解液に採用される公知の添加剤が添加されていてもよい。
次に、本発明のニッケル金属水素化物電池について説明する。本発明のニッケル金属水素化物電池は、本発明の電解液を具備するニッケル金属水素化物電池である。具体的には、本発明のニッケル金属水素化物電池は、本発明の電解液と、正極と負極とセパレータを具備する。
正極は、集電体と集電体の表面に形成された正極活物質層とを含む。負極は、集電体と集電体の表面に形成された負極活物質層とを含む。以下、正極の構成から説明するが、負極の構成と重複するものについては、正極との限定を付さずに説明する。
集電体は、ニッケル金属水素化物電池の放電又は充電の間、電極に電流を流し続けるための化学的に不活性な電子伝導体をいう。集電体の材料は、使用する活物質に適した電圧に耐え得る金属であれば特に制限はない。集電体の材料としては、銀、銅、金、アルミニウム、タングステン、コバルト、亜鉛、ニッケル、鉄、白金、錫、インジウム、チタン、ルテニウム、タンタル、クロム、モリブデンから選ばれる少なくとも一種、並びにステンレス鋼などの金属材料を例示することができる。集電体は公知の保護層で被覆されていても良い。集電体の表面を公知の方法で処理したものを集電体として用いても良い。集電体の材料としては、ニッケル、又は、ニッケルめっきを施した金属材料が好ましい。
集電体は箔、シート、フィルム、線状、棒状、メッシュ、スポンジ状などの形態をとることができる。集電体が箔、シート、フィルム形態の場合は、その厚みが1μm〜100μmの範囲内であることが好ましく、また、多数の孔を具備する、いわゆるパンチングメタル状のものや、切れ目の入った金属板を押し広げて網目状にした、いわゆるエキスパンドメタル状のものが好ましい。
正極活物質層は、正極活物質を含み、必要に応じて正極添加剤、結着剤及び導電助剤を含む。
正極活物質としては、ニッケル金属水素化物電池の正極活物質として用いられるものであれば限定されない。具体的な正極活物質として、水酸化ニッケル、金属をドープした水酸化ニッケルを例示できる。水酸化ニッケルにドープする金属として、マグネシウム、カルシウムなどの第2族元素、コバルト、ロジウム、イリジウムなどの第9族元素、亜鉛、カドミウムなどの第12族元素を例示できる。
正極活物質の表面は公知の方法で処理されてもよい。正極活物質は粉末状態が好ましく、また、その平均粒子径としては1〜100μmの範囲内が好ましく、3〜50μmの範囲内がより好ましく、5〜30μmの範囲内がさらに好ましい。なお、本明細書において、平均粒子径とは、一般的なレーザー回折式粒度分布計を用いた測定におけるD50の値を意味する。
正極活物質層には、正極活物質が正極活物質層全体の質量に対して、75〜99質量%で含まれるのが好ましく、80〜97質量%で含まれるのがより好ましく、85〜95質量%で含まれるのがさらに好ましい。
正極添加剤は、ニッケル金属水素化物電池の電池特性を向上させるために正極に添加されるものである。正極添加剤としては、ニッケル金属水素化物電池の正極添加剤として用いられるものであれば限定されない。具体的な正極添加剤として、Nbなどのニオブ化合物、WO、WO、LiWO、NaWO及びKWOなどのタングステン化合物、Ybなどのイッテルビウム化合物、TiOなどのチタン化合物、Yなどのイットリウム化合物、ZnOなどの亜鉛化合物、CaO、Ca(OH)及びCaFなどのカルシウム化合物、並びに、その他の希土類酸化物を例示できる。
正極活物質層には、正極添加剤が正極活物質層全体の質量に対して、0.1〜10質量%で含まれるのが好ましく、0.5〜5質量%で含まれるのがより好ましい。
結着剤は活物質などを集電体の表面に繋ぎ止める役割を果たすものである。結着剤としては、ニッケル金属水素化物電池の電極用結着剤として用いられるものであれば限定されない。具体的な結着剤として、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン及びフッ素ゴムなどの含フッ素樹脂、ポリプロピレン及びポリエチレンなどのポリオレフィン樹脂、ポリイミド及びポリアミドイミドなどのイミド系樹脂、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース及びヒドロキシプロピルセルロースなどのセルロース誘導体、スチレンブタジエンゴムなどの共重合体、並びに、(メタ)アクリル酸誘導体をモノマー単位として含有する、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸及びポリメタクリル酸エステルなどの(メタ)アクリル系樹脂を例示できる。
活物質層には、結着剤が活物質層全体の質量に対して、0.1〜15質量%で含まれるのが好ましく、1〜10質量%で含まれるのがより好ましく、2〜7質量%で含まれるのがさらに好ましい。結着剤が少なすぎると電極の成形性が低下し、また、結着剤が多すぎると電極のエネルギー密度が低くなるためである。
導電助剤は、電極の導電性を高めるために添加される。そのため、導電助剤は、電極の導電性が不足する場合に任意に加えればよく、電極の導電性が十分に優れている場合には加えなくても良い。導電助剤は、粉末状態で活物質層に添加されてもよいし、活物質粒子の表面を被覆した状態で用いられてもよい。導電助剤としては化学的に不活性な電子伝導体であれば良い。具体的な導電材としては、コバルト、ニッケル、銅などの金属、コバルト酸化物などの金属酸化物、及びコバルト水酸化物などの金属水酸化物、カーボンブラック、黒鉛、炭素繊維などの炭素材料が例示される。
活物質層には、導電助剤が活物質層全体の質量に対して、0.1〜20質量%で含まれるのが好ましい。正極活物質層には、導電助剤が正極活物質層全体の質量に対して、1〜15質量%で含まれるのが好ましく、3〜12質量%で含まれるのがより好ましく、5〜10質量%で含まれるのがさらに好ましい。負極活物質層には、導電助剤が負極活物質層全体の質量に対して、0.1〜5質量%で含まれるのが好ましく、0.2〜3質量%で含まれるのがより好ましく、0.3〜1質量%で含まれるのがさらに好ましい。導電助剤が少なすぎると効率のよい導電パスを形成できず、また、導電助剤が多すぎると活物質層の成形性が悪くなるとともに電極のエネルギー密度が低くなるためである。
負極活物質層は、負極活物質を含み、必要に応じて負極添加剤、結着剤及び導電助剤を含む。結着剤及び導電助剤については上述したとおりである。
負極活物質としては、ニッケル金属水素化物電池の負極活物質、すなわち水素吸蔵合金として用いられるものであれば限定されない。水素吸蔵合金とは、基本的に、容易に水素と反応するものの、水素の放出能力に劣る金属Aと、水素と反応しにくいものの、水素の放出能力に優れる金属Bとの合金である。Aとしては、Mgなどの第2族元素、Sc、ランタノイドなどの第3族元素、Ti、Zrなどの第4族元素、V、Taなどの第5族元素、複数の希土類元素を含有するミッシュメタル(以下、Mmと略すことがある。)、Pdなどを例示できる。また、Bとしては、Fe、Co、Ni、Cr、Pt、Cu、Ag、Mn、Zn、Alなどを例示できる。
具体的な水素吸蔵合金として、六方晶CaCu型結晶構造を示すAB型、六方晶MgZn型若しくは立方晶MgCu型結晶構造を示すAB型、立方晶CsCl型結晶構造を示すAB型、六方晶MgNi型結晶構造を示すAB型、体心立方晶構造を示す固溶体型、並びに、AB型及びAB型の結晶構造が組み合わされたAB型、A型及びA19型のものを例示できる。水素吸蔵合金は、以上の結晶構造のうち、1種類を有するものでもよいし、また、以上の結晶構造の複数を有するものでもよい。
AB型水素吸蔵合金として、LaNi、CaCu、MmNiを例示できる。AB型水素吸蔵合金として、MgZn、ZrNi、ZrCrを例示できる。AB型水素吸蔵合金として、TiFe、TiCoを例示できる。AB型水素吸蔵合金として、MgNi、MgCuを例示できる。固溶体型水素吸蔵合金として、Ti−V、V−Nb、Ti−Crを例示できる。AB型水素吸蔵合金として、CeNiを例示できる。A型水素吸蔵合金として、CeNiを例示できる。A19型水素吸蔵合金として、CeCo19、PrCo19を例示できる。上記の各結晶構造において、一部の金属を、他の1種類若しくは複数種類の金属又は元素で置換してもよい。
負極活物質の表面は公知の方法で処理されてもよい。負極活物質は粉末状態が好ましく、また、その平均粒子径としては1〜100μmの範囲内が好ましく、3〜50μmの範囲内がより好ましく、5〜30μmの範囲内がさらに好ましい。
負極活物質層には、負極活物質が負極活物質層全体の質量に対して、85〜99質量%で含まれるのが好ましく、90〜98質量%で含まれるのがより好ましい。
負極添加剤は、ニッケル金属水素化物電池の電池特性を向上させるために負極に添加されるものである。負極添加剤としては、ニッケル金属水素化物電池の負極添加剤として用いられるものであれば限定されない。具体的な負極添加剤として、CeF及びYFなどの希土類元素のフッ化物、Bi及びBiFなどのビスマス化合物、In及びInFなどのインジウム化合物、並びに、正極添加剤として例示した化合物を挙げることができる。
負極活物質層には、負極添加剤が負極活物質層全体の質量に対して、0.1〜10質量%で含まれるのが好ましく、0.5〜5質量%で含まれるのがより好ましい。
集電体の表面に活物質層を形成させるには、ロールコート法、ダイコート法、ディップコート法、ドクターブレード法、スプレーコート法、カーテンコート法などの従来から公知の方法を用いて、集電体の表面に活物質を塗布すればよい。具体的には、活物質、溶剤、並びに必要に応じて結着剤、導電助剤及び添加剤を混合してスラリーにしてから、当該スラリーを集電体の表面に塗布後、乾燥する。溶剤としては、N−メチル−2−ピロリドン、メタノール、メチルイソブチルケトン、水を例示できる。電極密度を高めるべく、乾燥後のものを圧縮しても良い。
セパレータは、正極と負極とを隔離して、両極の接触による短絡を防止しつつ、電解液の貯留空間及び通路を提供するものである。セパレータとしては、公知のものを採用すればよく、ポリテトラフルオロエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリイミド、ポリアミド、ポリアラミド(Aromatic polyamide)、ポリエステル、ポリアクリロニトリル等の合成樹脂、セルロース、アミロース等の多糖類、フィブロイン、ケラチン、リグニン、スベリン等の天然高分子、セラミックスなどの電気絶縁性材料を1種若しくは複数用いた多孔体、不織布、織布などを挙げることができる。また、セパレータは多層構造としてもよい。
セパレータは、表面に親水化処理が施されていることが好ましい。親水化処理としては、スルホン化処理、コロナ処理、フッ素ガス処理、プラズマ処理を例示できる。
本発明のニッケル金属水素化物電池の具体的な製造方法について述べる。
正極及び負極に必要に応じてセパレータを挟装させ電極体とする。正極の集電体及び負極の集電体から外部に通ずる正極端子及び負極端子までを、集電用リード等を用いて接続した後に、電極体に本発明の電解液を加えてニッケル金属水素化物電池とするとよい。
本発明のニッケル金属水素化物電池の形状は特に限定されるものでなく、角型、円筒型、コイン型、ラミネート型等、種々の形状を採用することができる。
本発明のニッケル金属水素化物電池は、車両に搭載してもよい。車両は、その動力源の全部あるいは一部にニッケル金属水素化物電池による電気エネルギーを使用している車両であればよく、例えば、電気車両、ハイブリッド車両などであるとよい。車両にニッケル金属水素化物電池を搭載する場合には、ニッケル金属水素化物電池を複数直列に接続して組電池とするとよい。ニッケル金属水素化物電池を搭載する機器としては、車両以外にも、パーソナルコンピュータ、携帯通信機器など、電池で駆動される各種の家電製品、オフィス機器、産業機器などが挙げられる。さらに、本発明のニッケル金属水素化物電池は、風力発電、太陽光発電、水力発電その他電力系統の蓄電装置及び電力平滑化装置、船舶等の動力及び/又は補機類の電力供給源、航空機、宇宙船等の動力及び/又は補機類の電力供給源、電気を動力源に用いない車両の補助用電源、移動式の家庭用ロボットの電源、システムバックアップ用電源、無停電電源装置の電源、電動車両用充電ステーションなどにおいて充電に必要な電力を一時蓄える蓄電装置に用いてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲において、当業者が行い得る変更、改良等を施した種々の形態にて実施することができる。
以下に、実施例及び比較例などを示し、本発明をより具体的に説明する。なお、本発明は、これらの実施例によって限定されるものではない。
(実施例1)
5mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液に(CFSONLi(以下、LiTFSAと略す場合がある。)を溶解させて、LiTFSAを1mol/Lで含有する水酸化ナトリウム水溶液を製造した。上述のとおり製造された水酸化ナトリウム水溶液を、実施例1の電解液とした。
(比較例1)
7mol/Lの水酸化カリウム水溶液にLiTFSAを添加して、LiTFSAを1mol/Lで含有する水酸化カリウム水溶液を製造しようとした。しかしながら、水溶液から泡が生じて、白色の沈殿物が生成したため、所望の水溶液は製造できなかった。
(比較例2)
5mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液を比較例2の電解液とした。
(比較例3)
7mol/Lの水酸化カリウム水溶液を比較例3の電解液とした。
(比較例4)
水酸化カリウムの濃度が5.5mol/Lであり、水酸化ナトリウムの濃度が0.5mol/Lであり、かつ、水酸化リチウムの濃度が0.5mol/Lである水溶液を、比較例4の電解液とした。
(評価例1)
実施例1の電解液を、25℃又は0℃条件下に保管し、その性状を観察した。いずれの温度条件下においても、塩の析出や水溶液の凝固は観察されず、実施例1の電解液は良好な液体状態を維持することが確認された。
(実施例1−half
以下のとおり、実施例1の電解液を具備する実施例1−halfのハーフセルを製造した。
作用極としてNiメッシュを用い、対極としてPt線を用い、参照極として水銀−酸化水銀電極を用いた。
フッ素樹脂製の容器に実施例1の電解液を注ぎ、さらに作用極、対極及び参照極を配置して、実施例1−halfのハーフセルとした。
(比較例3−half
実施例1の電解液に替えて、比較例3の電解液を用いた以外は、実施例1−halfと同様の方法で、比較例3−halfのハーフセルを製造した。
(比較例4−half
実施例1の電解液に替えて、比較例4の電解液を用いた以外は、実施例1−halfと同様の方法で、比較例4−halfのハーフセルを製造した。
(評価例A)
25℃の条件下、実施例1−halfのハーフセルの作用極に対して1.5V(vs.SHE)の電圧を負荷した場合の電流値を測定した。なお、測定中、実施例1−halfのハーフセル中の電解液には、窒素がバブリングされていた。比較例3−half及び比較例4−halfのハーフセルに対しても、同様の測定を行った。結果を表1に示す。
Figure 2018113208
評価例Aにて測定された電流値は、水の酸化分解に因る酸素発生に伴い生じたものと解される。実施例1−halfのハーフセルは、比較例3−half及び比較例4−halfのハーフセルと比較して、電流値が小さかった。電解液に対するLiTFSAの添加が、酸素発生を抑制したといえる。
(実施例1−Full
以下のとおり、実施例1の電解液を具備する実施例1−Fullのニッケル金属水素化物電池を製造した。
正極活物質として水酸化ニッケル粉末を83.3質量部、導電助剤としてコバルト粉末を5質量部、導電助剤としてカーボンブラックを5質量部、結着剤としてアクリル系樹脂エマルション(ジョンクリルPDX7341、BASF社)を固形分として5質量部、結着剤としてカルボキシメチルセルロースを0.7質量部、正極添加剤としてYを1質量部、及び、適量のイオン交換水を混合して、スラリーを製造した。正極用集電体として厚み10μmのニッケル箔を準備した。このニッケル箔の表面に、ドクターブレードを用いて、上記スラリーを膜状に塗布した。スラリーが塗布されたニッケル箔を乾燥して水を除去し、その後、ニッケル箔をプレスし、接合物を得た。得られた接合物を乾燥機で70℃、1時間加熱乾燥して、集電体上に正極活物質層が形成された正極を製造した。
負極活物質として、A型水素吸蔵合金を96.9質量部、導電助剤としてカーボンブラックを0.4質量部、結着剤としてアクリル系樹脂エマルション(ジョンクリルPDX7341、BASF社)を固形分として2質量部、結着剤としてカルボキシメチルセルロースを0.7質量部、及び、適量のイオン交換水を混合して、スラリーを製造した。負極用集電体として厚み10μmのニッケル箔を準備した。このニッケル箔の表面に、ドクターブレードを用いて、上記スラリーを膜状に塗布した。スラリーが塗布されたニッケル箔を乾燥して水を除去し、その後、ニッケル箔をプレスし、接合物を得た。得られた接合物を乾燥機で70℃、1時間加熱乾燥して、集電体上に負極活物質層が形成された負極を製造した。
セパレータとして、スルホン化処理が施された厚さ120μmのポリプロピレン繊維製不織布を準備した。正極と負極とでセパレータを挟持し、極板群とした。樹脂製の筐体に、極板群を配置して、さらに実施例1の電解液を注入し、筐体を密閉することで、実施例1−Fullのニッケル金属水素化物電池を製造した。
(比較例3−Full
実施例1の電解液に替えて、比較例3の電解液を用いた以外は、実施例1−Fullと同様の方法で、比較例3−Fullのニッケル金属水素化物電池を製造した。
(比較例4−Full
実施例1の電解液に替えて、比較例4の電解液を用いた以外は、実施例1−Fullと同様の方法で、比較例4−Fullのニッケル金属水素化物電池を製造した。
(評価例I:充電効率)
実施例1−Fullのニッケル金属水素化物電池について、温度25℃の条件下、0.1Cレートで1.5Vまで充電を行った後に、0.1Cレートで0.8Vまで放電を行った。比較例3−Full及び比較例4−Fullのニッケル金属水素化物電池に対しても、同様の充放電を行った。そして、以下の式を用いて、各ニッケル金属水素化物電池の充放電効率を算出した。結果を表2に示す。
充放電効率(%)=100×(放電容量)/(充電容量)
Figure 2018113208
比較例3−Full及び比較例4−Fullのニッケル金属水素化物電池と比較して、実施例1−Fullのニッケル金属水素化物電池の充放電効率が優れていることがわかる。電解液に対するLiTFSAの添加が、ニッケル金属水素化物電池の充放電効率を改良したといえる。

Claims (5)

  1. (RSONLi(Rはそれぞれ独立にアルキル基又はハロゲン置換アルキル基であり、Rは互いに結合して環を形成してもよい。)と、水酸化リチウム又は水酸化ナトリウムとを含む水溶液からなるニッケル金属水素化物電池用電解液。
  2. 前記Rの炭素数が1〜3である請求項1に記載のニッケル金属水素化物電池用電解液。
  3. 前記(RSONLiが、(CFSONLi、(CSONLi、(CFSO)(CSO)NLi、(CHSONLi、(CSONLi、(CHSO)(CSO)NLi、(SOCFCFSO)NLi、(SOCFCFCFSO)NLi、(SOCHCHSO)NLi及び(SOCHCHCHSO)NLiから選択される請求項1又は2に記載のニッケル金属水素化物電池用電解液。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のニッケル金属水素化物電池用電解液を具備するニッケル金属水素化物電池。
  5. 負極活物質としてA型水素吸蔵合金を含む請求項4に記載のニッケル金属水素化物電池。
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