JP2018110420A - ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ端末に設定可能なコンポーネントキャリア数が既存システムより拡張される場合であっても、クロスキャリアスケジューリングを適切に行うユーザ端末を提供する。
【解決手段】スケジューリングを行う第1のセルと、他セルでスケジューリングが行われる第2のセルとを利用して通信可能なユーザ端末において、前記第1のセルのセルインデックスと前記第2のセルに適用される下り制御情報であることを示すCIF値とを組み合わせた情報に基づいて、前記第2のセルにおける下り共有チャネルの受信処理及び/又は上り共有チャネルの送信処理を制御する。
【選択図】図7

Description

本発明は、次世代移動通信システムにおけるユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1)。そして、LTEからのさらなる広帯域化及び高速化を目的として、LTEアドバンストと呼ばれるLTEの後継システム(LTE−Aとも呼ばれる)が検討され、LTE Rel.10−12として仕様化されている。
LTE Rel.10−12のシステム帯域は、LTEシステムのシステム帯域を一単位とする少なくとも1つのコンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)を含んでいる。このように、複数のCCを集めて広帯域化することをキャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)という。
上述したLTEの後継システム(LTE Rel.10−12)におけるCAでは、ユーザ端末(UE)当たりに設定可能なCC数が最大5個に制限されている。LTEのさらなる後継システムであるLTE Rel.13以降においては、より柔軟且つ高速な無線通信を実現するために、ユーザ端末に設定可能なCC数の制限を緩和し、6個以上のCCを設定することが検討されている。
しかしながら、ユーザ端末に設定可能なCC数が6個以上(例えば、32個)に拡張される場合、既存システム(Rel.10−12)の送信方法をそのまま適用することが困難となる。例えば、既存システムでは、複数のセル(CC)が設定されたユーザ端末に対して、所定セルのPDCCHを用いて他のセルのPDSCHの割当てを通知するクロスキャリアスケジューリング(CCS)がサポートされている。この場合、無線基地局は、3ビットのCIF(Carrier Indicator Field)を用いて、PDSCHの検出を行うセルを指定することができる。
一方で、ユーザ端末が6個以上のCC用を用いてDL信号を受信する場合に、クロスキャリアスケジューリングをどのように制御するかが問題となる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ユーザ端末に設定可能なコンポーネントキャリア数が既存システムより拡張される場合であっても、クロスキャリアスケジューリングを適切に行うことができるユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法を提供することを目的の1つとする。
本発明のユーザ端末の一態様は、スケジューリングを行う第1のセルと、他セルでスケジューリングが行われる第2のセルとを利用して通信可能なユーザ端末であって、前記第1のセルのセルインデックスと前記第2のセルに適用される下り制御情報であることを示すCIF値とを組み合わせた情報に基づいて、前記第2のセルにおける下り共有チャネルの受信処理及び/又は上り共有チャネルの送信処理を制御する制御部を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザ端末に設定可能なコンポーネントキャリア数が既存システムより拡張される場合であっても、クロスキャリアスケジューリングを適切に行うことができる。
LTEの後継システムにおけるキャリアアグリゲーションの概要の説明図である。 LTE Rel.13で検討されるキャリアアグリゲーションのコンポーネントキャリアの説明図である。 既存システムにおけるクロスキャリアスケジューリングの一例を示す図である。 クロスキャリアスケジューリングにおけるScheduling CellとScheduled Cellとの関係を説明する図である。 本実施の形態におけるクロスキャリアスケジューリングの一例を示す図である。 本実施の形態におけるクロスキャリアスケジューリングの他の一例を示す図である。 本実施の形態におけるクロスキャリアスケジューリングで利用するテーブルの一例を示す図である。 本実施の形態に係る無線通信システムの概略構成の一例を示す概略構成図である。 本実施の形態に係る無線基地局の全体構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係る無線基地局の機能構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の全体構成の一例を示す図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の機能構成の一例を示す図である。
図1は、LTEの後継システム(LTE Rel.10−12)におけるキャリアアグリゲーション(CA)の概要の説明図である。図1Aは、LTE Rel.10におけるCAの概要を示している。図1Bは、LTE Rel.11におけるCAの概要を示している。図1Cは、LTE Rel.12におけるDCの概要を示している。
図1Aに示すように、LTE Rel.10におけるCAにおいては、LTEシステムのシステム帯域を一単位とするコンポーネントキャリア(CC)を最大5個(CC#1〜CC#5)集めて広帯域化することにより、高速なデータレートを実現している。
図1Bに示すように、LTE Rel.11におけるCAにおいては、CC間で異なるタイミング制御を可能とするマルチプルタイミングアドバンス(MTA)が導入されている。MTAを適用したCAでは、送信タイミングで分類されるタイミングアドバンスグループ(TAG:Timing Advance Group)をサポートする。そして、1つの無線基地局のスケジューラにより、TAG毎に信号の送信タイミングが制御される。これにより、無線基地局と、当該無線基地局に光ファイバ等の理想的バックホール(ideal backhaul)で接続されたRRH(Remote Radio Head)等のように、遅延が小さい非同一位置(non-co-located)の複数CCによるCAを実現している。
LTE Rel.12では、遅延の無視できない非理想的バックホール(non-ideal backhaul)で接続された複数の無線基地局によるセルグループ(CG:Cell-Group)を束ねるデュアルコネクティビティ(DC:Dual Connectivity)が導入され、より柔軟な配置が実現された(図1C参照)。DCでは、複数の無線基地局がそれぞれ備えるスケジューラ間で独立にスケジューリングが行われることが想定される。これにより、異なる位置に配置され、独立にスケジューリングを行う無線基地局が形成する各セルグループに属するCCによるCAが実現される。また、DCでは、設定されるセルグループの中においても、マルチプルタイミングアドバンスをサポートする。
これらのLTEの後継システム(LTE Rel.10−12)におけるCAでは、ユーザ端末当たりに設定可能なCC数が最大5個に制限されている。一方、LTEのさらなる後継システムであるLTE Rel.13以降においては、ユーザ端末当たりに設定可能なCCの数の制限を緩和し、6個以上のCC(セル)を設定する拡張キャリアアグリゲーション(CA enhancement)が検討されている。
拡張CAでは、例えば図2に示すように、32個のコンポーネントキャリアを束ねることが想定される。この場合には、無線基地局とユーザ端末間で最大で640MHzの帯域幅を利用して通信することができる。拡張CAにより、より柔軟かつ高速な無線通信が実現される。
一方で、本発明者等は、ユーザ端末に設定可能なCC数が6個以上(例えば、32個)に拡張される場合、既存システム(Rel.10−12)の送信方法をそのまま適用することが困難となることを見出した。
例えば、既存システム(Rel.10〜12)のキャリアアグリゲーション(CA)では、DL送信とUL送信において、クロスキャリアの制御がサポートされている。DLにおけるクロスキャリアスケジューリングでは、CAを適用する際に、あるCCの下り共有チャネル(PDSCH)及び/又は上り共有チャネル(PUSCH)の割当てを他のCCの下り制御チャネル(PDCCH及び/又はEPDCCH)を利用して指示する(図3参照)。
図3では、CC#2(例えば、S−Cell)で送信されるPDSCH及び/又はPUSCHの割当てを指示する下り制御情報(DCI#2)を、別のCC#1(例えば、P−Cell)のPDCCHに多重して送信する。この際、CC#1のPDCCHに多重される下り制御情報(DCI#2)がどのCC(CC1又はCC2)のPDSCH及び/又はPUSCHの割当てを指示する情報であるかを識別するために、キャリア識別子(CI:Carrier Indicator)を付加したDCI構成が適用される。既存システムでは、下り制御情報に3ビットのキャリア識別子用のフィールド(CIF:Carrier Indicator Field)を設定し、当該下り制御情報が対応するCCをユーザ端末に通知する。ユーザ端末は、下り制御情報に含まれるCIFに基づいて、所定CCにおけるPDSCHの受信処理及び/又はPUSCHの送信処理を行う。
また、あるセル(CC)に対してクロスキャリアスケジューリングを適用する場合、当該セルにクロスキャリアスケジューリングが適用される旨の情報と、いずれのセル(CC)からスケジューリングされるかに関する情報がユーザ端末に通知される。このような、クロスキャリアスケジューリングの適用有無に関する情報と、スケジューリングセル(CIFを送信する)セルに関する情報は、スケジューリングされるセルの上位レイヤ制御情報(例えば、RRC制御情報)として、無線基地局からユーザ端末に通知することができる。
ここで、他セル(CC)のPDSCH及び/又はPUSCHの割当てを制御(CIFを含むDCIを送信)するセルをスケジューリングセル(Scheduling Cell)と呼ぶことができる。また、クロスキャリアスケジューリングが設定されるセル(CIFに基づいてスケジューリングされるセル)をスケジューリングされるセル(Scheduled Cell)と呼ぶことができる(図4参照)。
なお、スケジューリングセル(CC)は、当該スケジューリングセルのPDSCH及び/又はPUSCHの割当てについてもCIFを用いてユーザ端末に指示することができる。例えば、図4では、スケジューリングセルがCell#0(CC#0)であり、スケジューリングされるセルがCell#0(CIF=0に相当)、Cell#1(CIF=1に相当)、Cell#2(CIF=2に相当)の場合を示している。
ユーザ端末は、スケジューリングセルで送信される下り制御チャネル(PDCCH及び/又はEPDCCH)に含まれる3ビットのCIF値に対応するインデックス(例えば、ServeCellIndex)を有するセルを判断し、当該セルで割当てられるPDSCHを受信する。例えば、CIF値=0〜7をServeCellIndex#0〜#7に対応させることができる。
この際、ユーザ端末は、共通サーチスペース(CSS:Common Search Space)の下り制御チャネルを復号する際には、CIFがないものと仮定して復号を行う。つまり、ユーザ端末は、CIFが設定される場合、UE固有サーチスペース(USS:UE specific Search Space)においてCIFが設定される制御チャネルを復号し、共通サーチスペースにおいてCIFが設定されない制御チャネルを復号する。サーチスペースとは、下り制御チャネルにおいてユーザ端末がモニタリング(ブラインド複合)する範囲を指し、各UEに個別に設定されるUE固有サーチスペース(USS)と、各UEに共通に設定される共通サーチスペース(CSS)がある。
また、既存システム(Rel.10−12)までのCAでは5個以下のCCを設定することが前提であった。このため、CIFは3ビットで定義されており、無線基地局は、CIFを用いることにより特定CCの下り制御チャネルを用いて最大8CC(ServeCellIndex=0〜7)までのPDSCHの割当て(スケジューリング)を制御することが可能となっている。実際に設定されるCC数は最大で5であったため、CIFが示す値は0〜4のいずれかであった。
一方で、ユーザ端末に6個以上のCC(例えば、32個)を設定する拡張CA(図2参照)では、DLピークレートを向上するために1度に複数CCのスケジューリングを行うことが想定される。かかる場合、8CCまでしか対応できない既存のクロスキャリアスケジューリングをそのまま利用すると、通信が適切に行えなくなる可能性がある。
そこで、本発明者等は、ユーザ端末に6個以上のCCを設定する拡張CAにおいて、異なるCCから送信されるCIFに所定オフセットを設定すると共に、ユーザ端末が当該オフセットを考慮して所定CCを判断することを着想した。あるいは、CIFを含む下り制御情報を送信する各セル(CC)のCIF値が対応するCCをそれぞれ規定した情報に基づいて、クロスキャリアスケジューリングを制御することを着想した。これにより、異なるCCから同一のCIF値を含む下り制御情報を受信した場合であっても、適切にCIF値に対応するCCを適切に判断することができる。
また、本発明者等は、CIFのビット数を拡張してクロスキャリアスケジューリングを行うことを着想した。
以下に、本実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、拡張CAにおいて、32個のCCを用いる場合を例に挙げて説明するが、本実施の形態はこれに限られない。
(第1の態様)
第1の態様では、クロスキャリアスケジューリングが適用されるセル(Scheduled Cell)のインデックス(例えば、ServeCellIndex)と、CIF値に所定のオフセットを加えた値を考慮してCIFにより指定されるCCを判断する場合について説明する。なお、以下の説明では、ユーザ端末に設定される32CCにそれぞれ#0〜#31のインデックスが付与される場合を示すが、本実施の形態はこれに限られない。
例えば、32個のCCを利用してクロスキャリアスケジューリングを行う場合、複数のスケジューリングセル(CC)がそれぞれ3ビットのCIFで各CCを指定する場合を想定する。かかる場合、ユーザ端末は異なるスケジューリングセルから同一のCIF値を含む下り制御情報を受信する場合が生じる。そのため、ユーザ端末は、CIFを検出した場合に、Scheduled Cellのインデックスに応じて、CIFの値に所定(例えば、8)の倍数のオフセットを付加した値をScheduled Cellのインデックスに読み替えて、PDSCHを受信する所定セル(CC)を判断する(図5参照)。
この場合、CIFを含む下り制御情報を送信するScheduling CellのCIF毎に異なるオフセットを設定する。オフセットとしては、CIFが指定するセル(CC)数のn倍(nは0を含む自然数)とすることができる。なお、ユーザ端末は、各CIFに設定するオフセットについて、Scheduling Cellのインデックス及び/又はScheduled Cellのインデックスに基づいて判断することができる。
図5に示すように、CIFを含む下り制御情報を送信するScheduling Cellが、それぞれインデックスが連続するCC(セル)のスケジューリングを制御する構成とすることができる。具体的に図5では、CC#0(セル#0)〜CC#7(セル#7)にオフセット0、CC#8〜CC#15にオフセット8、CC#16〜CC#23にオフセット16、CC#24〜CC#31にオフセット24を設定する場合を示している。CIFを送信するScheduling Cellとして、CC#0、CC#8、CC#16、CC#24とする場合を示している。もちろん、本実施の形態はこれに限られない。
図5において、インデックス#8のセル(CC#8)にクロスキャリアスケジューリングが適用される場合を想定する。インデックス#8をスケジューリングするセル(ここでは、CC#8)から送信されるPDCCHのCIF値が0である場合、ユーザ端末は、CIF値0に所定オフセットを加えた値を考慮する。ここでは、ユーザ端末は、CIF値0に所定オフセット値8を加えた値(ここでは、8)に基づいて、インデックス#8のセルでPDSCHが割当てられていると判断する。同様に、例えばインデックス#12のセル(CC#12)にクロスキャリアスケジューリングが適用される場合も、そのCIF値に所定オフセット値8を加えた値に基づいて、PDSCHが割り当てられているセルを判断できる。
また、図5において、インデックス#20のセル(CC#20)にクロスキャリアスケジューリングが適用される場合を想定する。インデックス#20をスケジューリングするセル(ここでは、#16)から送信されるPDCCHのCIF値が4である場合、ユーザ端末は、CIF値4に所定オフセットを加えた値を考慮する。ここでは、ユーザ端末は、CIF値4に所定オフセット値16を加えた値(ここでは、20)に基づいて、インデックス#20のセルでPDSCHが割当てられていると判断する。
図5の場合、1つのスケジューリングセル(CC)毎に8個のセルに対するスケジューリング(クロスキャリアスケジューリング)を制御することができる。したがって、4個のセル(4CC)をスケジューリングセルに設定することにより、最大32CCにクロスキャリアスケジューリングを適用することができる。またCIF値に所定のオフセットを加えた値に基づいて、PDSCHが割当てられるCCを判断することにより、下り制御情報に設定するCIFを既存システムと同様の3ビットとすることができる。これにより、下り制御情報のオーバーヘッドが増加することを抑制すると共に、既存システムの下り制御情報(PDCCH)を利用することが可能となる。
なお、図5では、各スケジューリングセルが8個のセル(CC)のスケジューリングを制御する場合を示しているが、これに限られない。例えば、各スケジューリングセルが5個のセル(CC)のスケジューリングを制御することも可能である(図6参照)。かかる場合、ユーザ端末及び無線基地局は、各スケジューリングセルで送信されるCIFの値に5の倍数となる所定のオフセットを加えた値に基づいてPDSCHの割当てCCを判断することができる。なお、図6の構成は一例であり、これに限られない。
<制御方法>
以下に、ユーザ端末が、CIFを含む下り制御情報を送信する各CCのCIF値に設定されるオフセットを考慮して所定CCを決定する場合の一例について説明する。
無線基地局(ネットワーク)は、ユーザ端末に対して、所定セル(例えば、セルインデックス#X)を設定する。また、無線基地局は、設定した所定セル#Xについて、クロスキャリアスケジューリングが適用されること、スケジューリングする(CIFを送信する)セルに関する情報(例えば、セルインデックス#Y)をユーザ端末に通知する。これらの情報は、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング)等で無線基地局からユーザ端末に通知することができる。
ユーザ端末は、スケジューリングセル#Yから送信される下り制御チャネルを検出して、CIF値を取得する。ユーザ端末は、CIF値の値がZである場合、当該下り制御チャネルが所定セル#(Z+Floor(Y/8)×8)に対するスケジューリングであると判断し、所定セル#(Z+Floor(Y/8)×8)でPDSCHの受信処理(復号等)を行う。
このように、ユーザ端末は、クロスキャリアスケジューリングが設定された所定CCのインデックスに対して、CIFが指定する値とスケジューリングセルのインデックスを用いてPDSCH及び/又はPUSCHの割当てがあるセルを判断する。以下に、図5において、セル#XがCC#20である場合について具体的に説明する。
無線基地局は、ユーザ端末に対して、CC#20を設定(Configure)すると共に、CC#20にクロスキャリアスケジューリングが適用されること、CC#20をスケジューリングするセルがCC#16である情報を通知する。ユーザ端末は、スケジューリングCC#16から送信される下り制御情報(PDCCH及び/又はEPDCCH)を検出して、CIF値を取得する。ユーザ端末は、スケジューリングCC#16から送信されるCIF値が4である場合に、CC#16から送信される下り制御情報がCC#20(=4+Floor(20/8)×8)に対するスケジューリングであると判断することができる。
(第2の態様)
第2の態様では、クロスキャリアスケジューリングを行う場合に、スケジューリングを行うセルのインデックスと、当該スケジューリングセルが送信するCIFに対応する所定セルをあらかじめ設定する場合について説明する。
図7は、スケジューリングを制御するScheduling Cellインデックスと、当該スケジューリングセルの各CIF値に対応するScheduled Cellインデックスの関係を示すテーブルの一例である。
図7では、スケジューリングセル#0のCIF=0がセル#0に対応し、CIF=1がセル#11に対応し、CIF=7がセル#2に対応している。また、他のスケジューリングセル#2のCIF=0がセル#6に対応し、CIF=7がセル#3に対応している。
無線基地局は、スケジューリングセルに関する情報と、当該スケジューリングセルのCIF値に対応するセルインデックスに関する情報(図7のテーブル内容)をユーザ端末に上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング)等を用いて送信する。
ユーザ端末は、無線基地局から送信される情報(例えば、図7のテーブル内容)に基づいて、各CIF値に対応するセル(CC)を特定することができる。例えば、ユーザ端末は、図7のテーブルに基づいて、クロスキャリアスケジューリングが適用されるセル#3(CC#3)は、セル#2の下り制御情報に含まれるCIFが7の場合に割当てられる、と判断することができる。
これにより、スケジューリングセル間で同一のCIFを用いる場合であっても、ユーザ端末は、PDSCHの割当てCCを適切に判断することが可能となる。また、あらかじめ、各スケジューリングセルのCIF値に対応するセルを設定することにより、下り制御情報に設定するCIFを既存システムと同様の3ビットとすることができる。これにより、下り制御情報のオーバーヘッドが増加することを抑制すると共に、既存システムの下り制御情報(PDCCH)を利用することが可能となる。
また、第2の態様では、セルインデックスが連続しないセル間でスケジューリングセルを共通にすることが出来るため、Scheduling CellとScheduled Cellを柔軟に組み合わせて設定することが可能となる。
なお、図7では、CIFの値を8値(CIF=0〜7)とする場合を示したが、本実施の形態はこれに限られない。他にもCIFの値を5値(CIF=0〜4)とすることも可能である。
(第3の態様)
第3の態様では、CIFのビット数を拡張してクロスキャリアスケジューリングを行う場合について説明する。
例えば、CIFを5ビットに拡張して、クロスキャリアスケジューリングを制御することができる。CIFを5ビットとする場合、32個のCCを指定することが可能となる。下り制御情報(DCI)のCIFを5ビットに拡張する場合、新規のDCIフォーマットを設定してもよいし、既存のDCIフォーマットにおいて他のフィールドの2ビットを利用してもよい。なお、CIFの拡張ビットは、5ビットに限られない。
また、ユーザ端末は、ビット数が3ビットから拡張されたCIFが設定された場合、既存の3ビットのCIFが割当てられる制御チャネル(PDCCH及び/又はEPDCCH)の検出を行わない構成としてもよい。
例えば、ユーザ端末は、3ビットのCIFのPDCCHに対してブラインド復号を行わず、拡張されたCIF(例えば、5ビット)が割当てられるPDCCHに対してブラインド復号を行うことができる。この場合、ユーザ端末は、UE固有サーチスペース(USS)において拡張されたCIFが割当てられるPDCCHと、共通サーチスペース(CSS)においてCIFが設定されないPDCCHに対してブラインド復号を行うことができる。
既存の3ビットのCIFを有するPDCCHのブラインド復号を行わない場合、ブラインド復号の試行回数の合計数を低減することができる。これにより、ユーザ端末の処理負担を軽減することが可能となる。
あるいは、ユーザ端末は、ビット数が3ビットから拡張されたCIFが設定された場合、既存の3ビットのCIFが割当てられる制御チャネルと、拡張されたCIFが割当てられるPDCCHの検出を行う構成としてもよい。この場合、ユーザ端末は、3ビットのCIFと、拡張されたCIFの両方をサポートしている。
例えば、ユーザ端末は、3ビットのCIFのPDCCHに加えて、拡張されたCIFが割当てられるPDCCHに対してもブラインド復号を行うことができる。この場合、ユーザ端末は、UE固有サーチスペース(USS)において、拡張されたCIFが割当てられるPDCCHと、3ビットのCIFが割当てられるPDCCHと、共通サーチスペース(CSS)においてCIFが設定されないPDCCHと、に対してブラインド復号を行うことができる。
このように、既存の3ビットのCIFを有するPDCCHと、拡張されたCIFを有するPDCCHのブラインド復号を行うことにより、設定されるCC数等に基づいて、既存のクロスキャリアスケジューリングを適用(フォールバック)することができる。例えば、複数のCCのうちDL信号が送信されるCC数(又は、アクティブ状態のCC数)が5以下である場合、ユーザ端末は、既存のクロスキャリアスケジューリング(Rel.12 CA w/ cross-carrier scheduling)を適用することができる。これにより、割り当てるデータの量(割り当てるCCの数)に応じて下り制御情報のビット長を動的に変更できるため、下り制御チャネルのオーバーヘッドを低減することが可能となる。
<変形例>
ユーザ端末は、所定サブフレームに限定して、ビット数が拡張されたCIFを含むPDCCHのブラインド復号を行う構成としてもよい。この場合、無線基地局は、所定サブフレームに関する情報を、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング等)を用いてユーザ端末に設定することができる。
また、ユーザ端末は、所定の下り制御チャネル(PDCCH及び/又はEPDCCH)に限定して、ビット数が拡張されたCIFを含むPDCCHのブラインド復号を行う構成としてもよい。
所定の下り制御チャネルは、以下のいずれか一つ又は組み合わせとすることができる。
・UE固有サーチスペース(USS)
・EPDCCH
・EPDCCHとして設定される2セットのEPDCCHセットのいずれか一方
・ブラインド復号を行う統合数(例えば、アグリゲーションレベル=1、2、4、8)のうち特定のアグリゲーションレベル
各EPDCCHセットは、それぞれ複数のPRBで構成され、EPDCCHセットに関する情報は、無線基地局からユーザ端末に通知することができる。
このように、一部のサブフレーム及び/又は下り制御チャネルに対して拡張されたCIFを適用することにより、ユーザ端末の処理負担の増加を一部のサブフレームや制御チャネルに限定することができると共に、その他のサブフレームや制御チャネルのオーバーヘッドの増大を抑制することができる。
(無線通信システムの構成)
以下、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの構成について説明する。この無線通信システムでは、本発明の実施形態に係る無線通信方法が適用される。なお、上記の各実施形態に係る無線通信方法は、それぞれ単独で適用されてもよいし、組み合わせて適用してもよい。
図8は、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの概略構成の一例を示す図である。なお、図8に示す無線通信システムは、例えば、LTEシステム、SUPER 3G、LTE−Aシステムなどが包含されるシステムである。この無線通信システムでは、LTEシステムのシステム帯域幅を1単位とする複数の基本周波数ブロック(コンポーネントキャリア)を一体としたキャリアアグリゲーション(CA)及び/又はデュアルコネクティビティ(DC)を適用することができる。なお、この無線通信システムは、IMT−Advancedと呼ばれても良いし、4G、5G、FRA(Future Radio Access)などと呼ばれても良い。
図8に示す無線通信システム1は、マクロセルC1を形成する無線基地局11と、マクロセルC1内に配置され、マクロセルC1よりも狭いスモールセルC2を形成する無線基地局12a−12cとを備えている。また、マクロセルC1及び各スモールセルC2には、ユーザ端末20が配置されている。
ユーザ端末20は、無線基地局11及び無線基地局12の双方に接続することができる。ユーザ端末20は、異なる周波数を用いるマクロセルC1とスモールセルC2を、CA又はDCにより同時に使用することが想定される。また、ユーザ端末20は、少なくとも6個以上のCC(セル)を用いてCA又はDCを適用することができる。
ユーザ端末20と無線基地局11との間は、相対的に低い周波数帯域(例えば、2GHz)で帯域幅が狭いキャリア(既存キャリア、Legacy carrierなどと呼ばれる)を用いて通信を行うことができる。一方、ユーザ端末20と無線基地局12との間は、相対的に高い周波数帯域(例えば、3.5GHz、5GHzなど)で帯域幅が広いキャリアが用いられてもよいし、無線基地局11との間と同じキャリアが用いられてもよい。無線基地局11と無線基地局12との間(又は、2つの無線基地局12間)は、有線接続(光ファイバ、X2インターフェースなど)又は無線接続する構成とすることができる。
無線基地局11及び各無線基地局12は、それぞれ上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。なお、上位局装置30には、例えば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)などが含まれるが、これに限定されるものではない。また、各無線基地局12は、無線基地局11を介して上位局装置30に接続されてもよい。
なお、無線基地局11は、相対的に広いカバレッジを有する無線基地局であり、マクロ基地局、集約ノード、eNB(eNodeB)、送受信ポイント、などと呼ばれてもよい。また、無線基地局12は、局所的なカバレッジを有する無線基地局であり、スモール基地局、マイクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、HeNB(Home eNodeB)、RRH(Remote Radio Head)、送受信ポイントなどと呼ばれてもよい。以下、無線基地局11及び12を区別しない場合は、無線基地局10と総称する。各ユーザ端末20は、LTE、LTE−Aなどの各種通信方式に対応した端末であり、移動通信端末だけでなく固定通信端末を含んでよい。
無線通信システムにおいては、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(直交周波数分割多元接続)が適用され、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして通信を行うマルチキャリア伝送方式である。SC−FDMAは、システム帯域幅を端末毎に1つ又は連続したリソースブロックからなる帯域に分割し、複数の端末が互いに異なる帯域を用いることで、端末間の干渉を低減するシングルキャリア伝送方式である。なお、上り及び下りの無線アクセス方式は、これらの組み合わせに限られない。
無線通信システム1では、下りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される下り共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)、報知チャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)、下りL1/L2制御チャネルなどが用いられる。PDSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報、所定のSIB(System Information Block)が伝送される。また、PBCHにより、MIB(Master Information Block)などが伝送される。
下りL1/L2制御チャネルは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)、PHICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)などを含む。PDCCHにより、PDSCH及びPUSCHのスケジューリング情報を含む下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)などが伝送される。PCFICHにより、PDCCHに用いるOFDMシンボル数が伝送される。PHICHにより、PUSCHに対するHARQの送達確認信号(ACK/NACK)が伝送される。EPDCCHは、PDSCH(下り共有データチャネル)と周波数分割多重され、PDCCHと同様にDCIなどを伝送するために用いられてもよい。
無線通信システム1では、上りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)、上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)、ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)などが用いられる。PUSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報が伝送される。また、PUCCHにより、下りリンクの無線品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)、送達確認信号(HARQ-ACK)などが伝送される。PRACHにより、セルとの接続確立のためのランダムアクセスプリアンブル(RAプリアンブル)が伝送される。
<無線基地局>
図9は、本発明の一実施形態に係る無線基地局の全体構成の一例を示す図である。無線基地局10は、複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、伝送路インターフェース106とを備えている。なお、送受信部103は、送信部及び受信部で構成される。
下りリンクにより無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、上位局装置30から伝送路インターフェース106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、ユーザデータに関して、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御等のRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御(例えば、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の送信処理)、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理等の送信処理が行われて各送受信部103に転送される。また、下り制御信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換などの送信処理が行われて、各送受信部103に転送される。
各送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナ毎にプリコーディングして出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換して送信する。送受信部103で周波数変換された無線周波数信号は、アンプ部102により増幅され、送受信アンテナ101から送信される。
例えば、送受信部103は、クロスキャリアスケジューリングが適用されるセル(CC)に関する情報と、当該セル(CC)をスケジューリングするセル(CC)に関する情報を送信することができる。また、送受信部103は、CIFを含む下り制御情報を送信する各CC(スケジューリングセル)のCIFがそれぞれ対応するCCに関する情報を送信することができる。例えば、送受信部103は、図7に示すテーブルの情報を送信することができる。なお、送受信部103は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、送受信回路又は送受信装置とすることができる。
一方、上り信号については、各送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部102で増幅される。各送受信部103はアンプ部102で増幅された上り信号を受信する。送受信部103は、受信信号をベースバンド信号に周波数変換して、ベースバンド信号処理部104に出力する。
ベースバンド信号処理部104では、入力された上り信号に含まれるユーザデータに対して、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)処理、逆離散フーリエ変換(IDFT:Inverse Discrete Fourier Transform)処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理がなされ、伝送路インターフェース106を介して上位局装置30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放等の呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
伝送路インターフェース106は、所定のインターフェースを介して、上位局装置30と信号を送受信する。また、伝送路インターフェース106は、基地局間インターフェース(例えば、光ファイバ、X2インターフェース)を介して隣接無線基地局10と信号を送受信(バックホールシグナリング)してもよい。
図10は、本実施形態に係る無線基地局の機能構成の一例を示す図である。なお、図10では、本実施形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、無線基地局10は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有しているものとする。図10に示すように、ベースバンド信号処理部104は、制御部(スケジューラ)301と、送信信号生成部(生成部)302と、マッピング部303と、受信信号処理部304と、を備えている。
制御部(スケジューラ)301は、PDSCHで送信される下りデータ信号、PDCCH及び/又はEPDCCHで伝送される下り制御信号のスケジューリング(例えば、リソース割り当て)を制御する。クロスキャリアスケジューリングを適応する場合に、スケジューリングセルの制御部301では、他のセル(CC)のPDSCHの割当ても制御する。また、複数のスケジューリングセルのインデックスと、当該スケジューリングセルがそれぞれ送信するCIFに対応するセルをあらかじめ設定する場合(図7参照)、制御部301は、設定された情報(テーブル内容)に基づいてスケジューリングするセルを選択することができる。
また、制御部301は、システム情報、同期信号、ページング情報、CRS(Cell-specific Reference Signal)、CSI−RS(Channel State Information Reference Signal)等のスケジューリングの制御も行う。また、上り参照信号、PUSCHで送信される上りデータ信号、PUCCH及び/又はPUSCHで送信される上り制御信号、PRACHで送信されるランダムアクセスプリアンブル等のスケジューリングを制御する。
制御部301は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路又は制御装置とすることができる。
送信信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、DL信号を生成して、マッピング部303に出力する。例えば、送信信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、下り信号の割り当て情報を通知するDLアサインメント及び上り信号の割り当て情報を通知するULグラントを生成する。また、下りデータ信号には、各ユーザ端末20からのチャネル状態情報(CSI)等に基づいて決定された符号化率、変調方式などに従って符号化処理、変調処理が行われる。
また、クロスキャリアスケジューリングを適用する場合に、スケジューリングセルの送信信号生成部302は、CIFを含む下り制御信号(DCI)を生成する。CIFは3ビットで設定してもよいし(第1の態様、第2の態様)、拡張(例えば、5ビット)して設定してもよい。また、複数のスケジューリングセルのインデックスと、当該スケジューリングセルがそれぞれ送信するCIFに対応するセルをあらかじめ設定する場合(図7参照)、送信信号生成部302は、設定された情報(テーブル内容)に基づいてCIF値を設定する。
送信信号生成部302は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器、信号生成回路又は信号生成装置とすることができる。
マッピング部303は、制御部301からの指示に基づいて、送信信号生成部302で生成された下り信号を、所定の無線リソースにマッピングして、送受信部103に出力する。なお、マッピング部303は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるマッパー、マッピング回路又はマッピング装置とすることができる。
受信信号処理部304は、ユーザ端末から送信されるUL信号(例えば、送達確認信号(HARQ−ACK)、PUSCHで送信されたデータ信号、PRACHで送信されたランダムアクセスプリアンブル等)に対して、受信処理(例えば、デマッピング、復調、復号など)を行う。処理結果は、制御部301に出力される。
また、受信信号処理部304は、受信した信号を用いて受信電力(例えば、RSRP(Reference Signal Received Power))、受信品質(RSRQ(Reference Signal Received Quality))やチャネル状態などについて測定してもよい。測定結果は、制御部301に出力されてもよい。
受信信号処理部304は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器、信号処理回路又は信号処理装置、並びに、測定器、測定回路又は測定装置から構成することができる。
<ユーザ端末>
図11は、本実施形態に係るユーザ端末の全体構成の一例を示す図である。ユーザ端末20は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205と、を備えている。なお、送受信部203は、送信部及び受信部から構成されてもよい。
複数の送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号は、それぞれアンプ部202で増幅される。各送受信部203はアンプ部202で増幅された下り信号を受信する。送受信部203は、受信信号をベースバンド信号に周波数変換して、ベースバンド信号処理部204に出力する。
送受信部203は、複数CCでクロスキャリアスケジューリングが適用される場合、異なるCC(スケジューリングセル)から同一のCIF値を含む下り制御情報を受信することができる。また、送受信部203は、クロスキャリアスケジューリングが適用されるCCに関する情報と、当該CCをスケジューリングするスケジューリングCCに関する情報を受信することができる。なお、送受信部203は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、送受信回路又は送受信装置とすることができる。
ベースバンド信号処理部204は、入力されたベースバンド信号に対して、FFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理などを行う。下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理などを行う。また、下りリンクのデータのうち、報知情報もアプリケーション部205に転送される。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御の送信処理(例えば、HARQの送信処理)や、チャネル符号化、プリコーディング、離散フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform)処理、IFFT処理などが行われて各送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換して送信する。送受信部203で周波数変換された無線周波数信号は、アンプ部202により増幅され、送受信アンテナ201から送信される。
図12は、本実施形態に係るユーザ端末の機能構成の一例を示す図である。なお、図12においては、本実施形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、ユーザ端末20は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有しているものとする。図12に示すように、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204は、制御部401と、送信信号生成部402と、マッピング部403と、受信信号処理部404と、を備えている。
制御部401は、無線基地局10から送信された下り制御信号(PDCCH/EPDCCHで送信された信号)及び下りデータ信号(PDSCHで送信された信号)を、受信信号処理部404から取得する。制御部401は、下り制御信号や、下りデータ信号に対する再送制御の要否を判定した結果などに基づいて、上り制御信号(例えば、送達確認信号(HARQ−ACK)など)や上りデータ信号の生成を制御する。具体的には、制御部401は、送信信号生成部402、マッピング部403及び受信信号処理部404の制御を行うことができる。
クロスキャリアスケジューリングが適用される場合、制御部401は、受信したCIFに基づいて所定CCのPDSCHの受信処理を制御し、受信処理部404に指示することができる。また、制御部401は、受信したCIFに基づいて所定CCのPUSCHの送信処理を制御してもよい。また、制御部401は、CIFを含む下り制御情報を送信する各CCのCIF値に設定されるオフセットを考慮して所定CCを決定することができる(第1の態様)。具体的には、制御部401は、各スケジューリングCCから送信されるCIF値にそれぞれ異なるオフセットを付加して所定CCを決定することができる。
また、制御部401は、CIFを含む下り制御情報を送信する各CCのCIFがそれぞれ対応するCCに関する情報が規定されたテーブルに基づいて、所定CCを決定することができる(第2の態様)。
制御部401は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路又は制御装置とすることができる。
送信信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて、UL信号を生成して、マッピング部403に出力する。例えば、送信信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて、送達確認信号(HARQ−ACK)やチャネル状態情報(CSI)等の上り制御信号を生成する。
また、送信信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて上りデータ信号を生成する。例えば、送信信号生成部402は、無線基地局10から通知される下り制御信号にULグラントが含まれている場合に、制御部401から上りデータ信号の生成を指示される。送信信号生成部402は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器、信号生成回路又は信号生成装置とすることができる。
マッピング部403は、制御部401からの指示に基づいて、送信信号生成部402で生成された上り信号(上り制御信号及び/又は上りデータ)を無線リソースにマッピングして、送受信部203へ出力する。マッピング部403は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるマッパー、マッピング回路又はマッピング装置とすることができる。
受信信号処理部404は、DL信号(例えば、無線基地局から送信された下り制御信号、PDSCHで送信された下りデータ信号等)に対して、受信処理(例えば、デマッピング、復調、復号など)を行う。受信信号処理部404は、無線基地局10から受信した情報を、制御部401に出力する。受信信号処理部404は、例えば、報知情報、システム情報、RRCシグナリング、DCIなどを、制御部401に出力する。
また、クロスキャリアスケジューリングが適用される場合、受信信号処理部404は、制御部401からの指示に基づいて、下り制御情報に含まれるCIFに対応する所定CCを判断し、当該所定CCのPDSCHを受信することができる。なお、受信信号処理部404は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器、信号処理回路又は信号処理装置、並びに、測定器、測定回路又は測定装置から構成することができる。また、受信信号処理部404は、本発明に係る受信部を構成することができる。
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的に分離した2つ以上の装置を有線又は無線で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、無線基地局10やユーザ端末20の各機能の一部又は全ては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されても良い。また、無線基地局10やユーザ端末20は、プロセッサ(CPU)と、ネットワーク接続用の通信インターフェースと、メモリと、プログラムを保持したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体と、を含むコンピュータ装置によって実現されてもよい。
ここで、プロセッサやメモリなどは情報を通信するためのバスで接続される。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、CD−ROM、RAM、ハードディスクなどの記憶媒体である。また、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。また、無線基地局10やユーザ端末20は、入力キーなどの入力装置や、ディスプレイなどの出力装置を含んでいてもよい。
無線基地局10及びユーザ端末20の機能構成は、上述のハードウェアによって実現されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実現されてもよいし、両者の組み合わせによって実現されてもよい。プロセッサは、オペレーティングシステムを動作させてユーザ端末の全体を制御する。また、プロセッサは、記憶媒体からプログラム、ソフトウェアモジュールやデータをメモリに読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。ここで、当該プログラムは、上記の各実施形態で説明した各動作を、コンピュータに実行させるプログラムであれば良い。例えば、ユーザ端末20の制御部401は、メモリに格納され、プロセッサで動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。例えば、上述の各実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよい。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1 無線通信システム
10 無線基地局
20 ユーザ端末
101 送受信アンテナ
102 アンプ部
103 送受信部
104 ベースバンド信号処理部
105 呼処理部
106 伝送路インターフェース
201 送受信アンテナ
202 アンプ部
203 送受信部
204 ベースバンド信号処理部
205 アプリケーション部
301、401 制御部
302、402 送信信号生成部
303、403 マッピング部
304、404 受信信号処理部

Claims (3)

  1. スケジューリングを行う第1のセルと、他セルでスケジューリングが行われる第2のセルとを利用して通信可能なユーザ端末であって、
    前記第1のセルのセルインデックスと前記第2のセルに適用される下り制御情報であることを示すCIF値とを組み合わせた情報に基づいて、前記第2のセルにおける下り共有チャネルの受信処理及び/又は上り共有チャネルの送信処理を制御する制御部を有することを特徴とするユーザ端末。
  2. スケジューリングを行う第1のセルと、他セルでスケジューリングが行われる第2のセルとを利用するユーザ端末と通信を行う無線基地局であって、
    前記第1のセルのセルインデックスと前記第2のセルに適用される下り制御情報であることを示すCIF値とを組み合わせた情報をハイヤレイヤシグナリングによって通知することを制御する制御部を具備したことを特徴とする無線基地局。
  3. スケジューリングを行う第1のセルと、他セルでスケジューリングが行われる第2のセルとを利用するユーザ端末の無線通信方法であって、
    前記第1のセルのセルインデックスと前記第2のセルに適用される下り制御情報であることを示すCIF値とを組み合わせた情報に基づいて、前記第2のセルにおける下り共有チャネルの受信処理及び/又は上り共有チャネルの送信処理を制御することを特徴とする無線通信方法。
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