JP2018109314A - 電子解錠管理システム、電子解錠管理サーバ、電子解錠管理方法および電子解錠管理プログラム - Google Patents

電子解錠管理システム、電子解錠管理サーバ、電子解錠管理方法および電子解錠管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】セキュリティを担保しつつも、煩雑なアプリケーションでのやり取りをすることなく、ユーザの動作に基づいて直観的に解錠を可能とする。【解決手段】ユーザ情報に基づいて、前記ユーザの携帯端末の画面上に前記図形データを表示させるためのメッセージを配信し、ユーザが、入力部に入力した図形データを受け付ける受付ステップと、受け付けられた図形データと、前記記録された図形データとの一致判定し、判定によりそれぞれの図形データが一致する際に、電子施錠解錠機構を解錠するための信号を前記電子施錠解錠機構に発信する発信ステップと、発信により電子施錠解錠機構が解錠されたことを管理情報に更新する。【選択図】図1

Description

本発明は、電子解錠管理システム、電子解錠管理サーバ、電子解錠管理方法および電子解錠管理プログラムに関するものであり、特に、当該電子錠を用いて扉を解錠・施錠する電子解錠管理システム、電子解錠管理サーバ、電子解錠管理方法および電子解錠管理プログラムに関するものである。
従来、扉に設けられた鍵を電気的に解錠する仕組みとして、電子錠が一般的に知られている。この電子錠に関する技術として、第一の解錠情報および第二の解錠情報など扉を解錠するための複数のIDを携帯端末に送信する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−79644号公報
しかしながら、このような扉を解錠するためのセキュリティIDを複数送受信することで、ユーザ操作が煩雑になるという問題があった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、セキュリティを担保しつつも、煩雑に複数IDをやり取りするのではなく、ユーザの動作に基づいて直観的に解錠を可能とする電子解錠管理システム、電子解錠管理サーバ、電子解錠管理方法および電子解錠管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の電子解錠管理システムは、電子解錠を可能とするための入力部を備える電子施錠解錠機構と、電子施錠解錠機構を備えた部屋、該部屋を管理する管理者および部屋の解除有無に関する情報を含む管理情報と、部屋を利用するユーザおよび該ユーザの連絡先に関するユーザ情報と、管理者が設定した、部屋に対応する電子解錠のための図形を表す図形データとを記録する記録部と、ユーザ情報に基づいて、ユーザの携帯端末の画面上に図形データを表示させるためのメッセージを配信する配信部と、ユーザが、入力部に入力した図形データを受け付ける受付部と、受け付けられた図形データと、記録された図形データとの一致判定をする判定部と、判定によりそれぞれの図形データが一致する際に、電子施錠解錠機構を解錠するための信号を電子施錠解錠機構に発信する発信部と、発信により電子施錠解錠機構が解錠されたことを管理情報に更新する更新部とを備える。
「サーバ」は、管理者が部屋に対応する電子解錠のための図形を表す図形データを設定するに際し、ユーザの視認補助となるための格子点を設定可能とする格子点描画部を備えるものであって、格子点描画部により、設定された格子点を畳重ねた図形データを記録するものであってもよい。
「サーバ」は、部屋の使用用途に応じた電子解錠のセキュリティレベルを変化させるセキュリティ管理部を備えるものであって、セキュリティ管理部は、管理者情報に基づき、管理者に対して、記録部に記録するための図形データを複数設定するためのメッセージを配信部に配信させ、判定部が、複数設定された図形データがそれぞれ一致するように判定するようにさせることで、セキュリティレベルを変化させることものであってもよい。
「サーバ」は、部屋の使用用途に応じた電子解錠のセキュリティレベルを変化させるセキュリティ管理部を備えるものであって、セキュリティ管理部は、管理情報に基づき、管理者に対して、記録部に記録するための格子点を含む図形データ内の領域に応じて、判定部の一致レベルを設定するためのメッセージを配信部に配信させ、判定部が、図形データ内の領域に応じて、判定の一致レベルを変化させて判定するようにさせることで、セキュリティレベルを変化させるものであってもよい。
本発明の電子解錠管理システムは、さらに、部屋に顔認証システム、指紋認証システム、虹彩認証システムおよび発話認証システムの少なくともいずれかの認証システムを備えるものであって、発信部は、いずれかの認証システムによる認証を得ることで、電子施錠解錠機構を解錠するための信号を電子施錠解錠機構に発信するものであってもよい。
「サーバ」は、記録部は、ユーザの過去の電子解錠管理システムの利用時における管理者の信頼度に関する信頼情報を記録しているものであって、セキュリティ管理部は、信頼情報に基づいてセキュリティレベルを変化させるものであってもよい。
「サーバ」は、さらに、前記管理者によって、記録部に記録するための管理情報、ユーザ情報、図形データを入力するための管理部を備えるものであってもよい。
「配信部」は、発信部が、電子施錠解錠機構を解錠するための信号を電子施錠解錠機構に発信された際に、管理情報およびユーザ情報に基づき、管理者にどの部屋のどのユーザが電子解錠したかを示すメッセージを配信するものであってもよい。
「配信部」は、発信部が、電子施錠解錠機構を解錠するための信号を電子施錠解錠機構に発信された際に、管理情報およびユーザ情報に基づき、管理者にどの部屋のどのユーザが電子解錠したかを示すメッセージを配信するものであってもよい。
本発明の「電子解錠管理サーバ」は、電子解錠を可能とするための入力部を備える電子施錠解錠機構を備えた部屋、該部屋を管理する管理者および部屋の解除有無に関する情報を含む管理情報と、部屋を利用するユーザおよび該ユーザの連絡先に関するユーザ情報と、管理者が設定した、部屋に対応する電子解錠のための図形を表す図形データとを記録する記録部と、ユーザ情報に基づいて、ユーザの携帯端末の画面上に図形データを表示させるためのメッセージを配信する配信部と、ユーザが、入力部に入力した図形データを受け付ける受付部と、受け付けられた図形データと、記録された図形データとの一致判定をする判定部と、判定によりそれぞれの図形データが一致する際に、電子施錠解錠機構を解錠するための信号を電子施錠解錠機構に発信する発信部と、発信により電子施錠解錠機構が解錠されたことを管理情報に更新する更新部とを備えるものである。
本発明の「電子解錠管理方法」は、電子解錠を可能とするための入力部を備える電子施錠解錠機構を備えた部屋、該部屋を管理する管理者および部屋の解除有無に関する情報を含む管理情報と、部屋を利用するユーザおよび該ユーザの連絡先に関するユーザ情報と、管理者が設定した、部屋に対応する電子解錠のための図形を表す図形データとを記録する記録ステップと、ユーザ情報に基づいて、ユーザの携帯端末の画面上に図形データを表示させるためのメッセージを配信する配信ステップと、ユーザが、入力部に入力した図形データを受け付ける受付ステップと、受け付けられた図形データと、記録された図形データとの一致判定をする判定ステップと、判定によりそれぞれの図形データが一致する際に、電子施錠解錠機構を解錠するための信号を電子施錠解錠機構に発信する発信ステップと、発信により電子施錠解錠機構が解錠されたことを管理情報に更新する更新ステップとを有する。
本発明の「電子解錠管理プログラム」は、コンピュータに、電子解錠を可能とするための入力部を備える電子施錠解錠機構を備えた部屋、該部屋を管理する管理者および部屋の解除有無に関する情報を含む管理情報と、部屋を利用するユーザおよび該ユーザの連絡先に関するユーザ情報と、管理者が設定した記部屋に対応する電子解錠のための図形を表す図形データとを記録する記録機能と、ユーザ情報に基づいて、ユーザの携帯端末の画面上に図形データを表示させるためのメッセージを配信する配信機能と、ユーザが、入力部に入力した図形データを受け付ける受付機能と、受け付けられた図形データと、記録された図形データとの一致判定をする判定機能と、判定によりそれぞれの図形データが一致する際に、電子施錠解錠機構を解錠するための信号を電子施錠解錠機構に発信する発信機能と、発信により電子施錠解錠機構が解錠されたことを管理情報に更新する更新機能を実現させるものである。
電子解錠管理システムのシステム構成を示すブロック図である。 電子解錠管理システムの動作を示すフローチャートである。 電子解錠管理システムを利用する管理者の携帯端末に表示される承認画面例である。 (a)電子解錠管理システムを利用する管理者の管理コンピュータに表示されるセキュリティ設定画面例である。(b)電子解錠管理システムを利用するユーザの携帯端末に表示されるセキュリティ解除画面例である。 (a)電子施錠解錠機構および入力部を備えた扉を示したものである。(b)入力部を示した画面例である。 電子解錠管理システムを利用する管理者の管理コンピュータに表示される異常検知画面例である。 電子解錠管理システムを利用する管理者の管理画面例である。 (a)電子解錠管理システムを利用するユーザ間の関係相関図である。(b)電子解錠管理システムを利用するユーザの信頼度を示す図である。
<実施の形態>
<構成>
本発明に係る電子解錠管理システムは、電子解錠を管理するための発明である。図1は、本発明の実施形態における電子解錠管理システム150の構成を表す機能ブロック図である。図1に示すように、電子解錠管理システム150は、電子解錠を可能とするための入力部10を備える電子施錠解錠機構15と、電子施錠解錠機構15を備えた部屋、該部屋を管理する管理者および部屋の解除有無に関する情報を含む管理情報と、部屋を利用するユーザおよび該ユーザの連絡先に関するユーザ情報と、管理者が設定した、部屋に対応する電子解錠のための図形を表す図形データとを記録する記録部30と、ユーザ情報に基づいて、ユーザの携帯端末20の画面上に図形データを表示させるためのメッセージを配信する配信部40と、ユーザが、入力部10に入力した図形データを受け付ける受付部50と、受け付けられた図形データと、記録された図形データとの一致判定をする判定部60と、判定によりそれぞれの図形データが一致する際に、電子施錠解錠機構15を解錠するための信号を電子施錠解錠機構15に発信する発信部70と、発信により電子施錠解錠機構15が解錠されたことを管理情報に更新する更新部80とを備える。
なお、図1に示すような電子解錠管理システム150の構成は、補助記憶装置(不図示)に読み込まれた電子解錠管理プログラムをコンピュータ上でCPUにより計算・実行することにより実現される。このとき、この電子解錠管理プログラムは、CD−ROM等の記憶媒体に記憶され、もしくはインターネット等のネットワークを介して配布され、コンピュータにインストールされるものである。上記コンピュータは、サーバ120であるが、携帯端末、コンピュータなどであってもよい。
入力部10は、部屋の扉の外部面に設けられるものであって、鍵の施解錠を実行するための鍵情報(例えば、図形データ等)の入力を受け付けるものである。入力部10は、上記鍵情報の入力がされたことによって、無線または有線によりサーバ100を介して、当該電子施錠解錠機構15の解錠を可能とするものである。また、入力部10は、当該扉に搭載された電子施錠解錠機構15と無線または有線で接続されるものであってもよい。入力部10は、上記鍵情報の入力されたことによって、無線または有線により、直接に電子施錠解錠機構15の解錠を可能とするものであってもよい。
入力部10は、図5(a)に示すように扉に設置されるものである。また、電子施錠解錠機構15は、図5(a)に示すように扉の中に埋め込まれる。例えば、入力部10は、図5(b)に示すように扉に設置されるものであって、ユーザが手で触れることを認識するタッチセンサーを備える。ユーザが手で触れた図形データを鍵情報として、入力部10は受け付ける。タッチセンサーとしては、例えば、無接点タッチスイッチ、精密位置決めスイッチ、静電容量式タッチセンサー、赤外線式タッチセンサー、抵抗膜方式タッチセンサー、マトリクス・スイッチ、電磁誘導方式であってもよい。また、入力部10は、がタッチパネルあるいはハードウェアキーで構成して鍵となる識別情報(例えば、文字、番号、パスワードなど)を直接入力したりしてもよい。あるいは、入力部10は、ユーザの携帯端末20から鍵情報に相当する情報を通信により入力を受け付けてもよい。なお、図5(a)に示すノブの回転軸の上面を指が触れることにより後述する指紋認証システムで認証をおこなってもよい。
ユーザの携帯端末20は、ユーザが用いるものであって、管理者から扉を解錠するための図形データ等を表示するためのものである。例えば、携帯電話機やスマートフォン等の携帯端末などであってよい。本電子解錠管理システム150は、入力部10またはユーザの携帯端末20の代替としてユーザの生体情報(例えば、指紋情報や網膜情報)などの他の認証システムを用いるものであってもよい。なお、鍵情報は、扉に設けられた鍵を施解錠するために一意に特定できる情報であればどのような態様のものであってもよい。
配信部40は、ユーザの携帯端末20の画面上に図形データを表示させるためのメッセージを配信するものである。配信部40は、メールまたはショートメッセージ(いわゆるSMS等)をユーザの携帯端末20に配信し、その配信されたメッセージにURLなどが記載されており、ユーザがそのURLを開くと、図形データが表示されるものであってもよい。また、配信部40は、ユーザの携帯端末20に対して、本電子解錠管理システムの関連サイトのURLにアクセス可能とさせ、ユーザがそのURLを開くと、図形データが表示されるものであってもよい。
受付部50は、ユーザが、入力部10に入力した図形データを受け付けるものである。例えば、図5(b)に示すように、ユーザが手で、入力部10のようなタッチセンサーを手で触れた図形データを鍵情報として無線または有線にて受け付ける。受付部50は、このユーザが手で触れた軌跡を図形データとして記録部30に記録することで、受け付ける。
判定部60は、受付部50により受け付けられた図形データと、予め記録された図形データとの一致判定をするものである。この記録された図形データは、記録部30に記録された、予め管理者5が設定した、部屋ごとに対応する電子解錠のための図形を表す図形データである。図形データは、例えば、ハート型、丸型、三角など、管理者が定める任意の図形のデータであってよい。管理者5が、設定した任意の図形を利用者がその図形を入力部10で描くことで、電子解錠管理システムの扉を解錠することができる。
発信部70は、判定部60の判定によりそれぞれの図形データが一致する際に、電子施錠解錠機構15を解錠するための信号を電子施錠解錠機構15に発信する。逆に、発信部70は、判定部60の判定によりそれぞれの図形データが不一致の際には、電子施錠解錠機構15を解錠するための信号を電子施錠解錠機構15に発信しないので解錠はできない。また、発信部70は、判定部60の判定によりそれぞれの図形データが不一致の際には、ユーザの携帯端末20に対して、図形データが不一致である旨の連絡をするように、配信部40に不一致である旨の信号を送信する。配信部40は、ユーザの携帯端末20に対して、図形不一致である旨の、メールまたはSMSを送信するか、上記関連サイトにてその旨を伝える。
サーバ120は、管理者が部屋に対応する電子解錠のための図形を表す図形データを設定するに際し、ユーザの視認補助となるための格子点を設定可能とする格子点描画部95を備えるものである。格子点描画部95は、設定された格子点を畳重ねた図形データを記録部30に記録するものであってもよい。
格子点描画部95は、管理者5が部屋に対応する電子解錠のための図形を表す図形データを設定するに際し、ユーザの視認補助となるための格子点を設定可能とするように、記録部30に記録された、管理者により作成された図形データに格子点を畳重ねるデータを生成する。格子点描画部95は、設定された格子点を畳重ねた図形データを記録部30に記録する。格子点描画部95は、図4(a)に示すように、管理者の携帯端末に表示されるセキュリティ設定画面として、管理者が図形を描画する補助として格子点を描画するように格子点データを生成する。格子点描画部95で生成された格子点データは記録部30に記録され、サーバにアクセスした管理者の管理者コンピュータは、格子点を描画された状態で、格子点が畳重なったままの図形データを登録する。また、格子点描画部95は、図4(b)に示すように、ユーザの携帯端末に表示されるセキュリティ解除画面として、ユーザが図形を描画する補助として格子点を表示させる格子点データを生成する。また、格子点描画部95は、前述したように予め格子点データを生成していた場合は、記録部30に記録された格子点データを引用し、ユーザの携帯端末20に最初は格子点のみ表示させるようにする。
サーバ120は、部屋の使用用途に応じた電子解錠のセキュリティレベルを変化させるセキュリティ管理部90を備えるものである。セキュリティ管理部90は、管理者情報に基づき、管理者に対して、記録部に記録するための図形データを複数設定するためのメッセージを配信部に配信させ、判定部が、複数設定された図形データがそれぞれ一致するように判定するようにさせることで、セキュリティレベルを変化させることものであってもよい。
サーバ120は、部屋の使用用途に応じた電子解錠のセキュリティレベルを変化させるセキュリティ管理部90を備えるものであってもよい。セキュリティ管理部90は、管理情報に基づき、管理者に対して、記録部30に記録するための格子点を含む図形データ内の領域に応じて、判定部60の一致レベルを設定するためのメッセージを配信部40に配信させる。管理者は、このメッセージから管理画面にアクセスし、格子点を含む図形データ内の領域に応じて判定レベルの閾値をそれぞれ設定できる。管理者5が管理部を介して、設定することにより、その閾値を判定部60が用いる。具体的には、判定の閾値として、一致度が高い・中・低いなどの3段階に分けて設定してもよい。判定部60が、図形データ内の領域に応じて、判定の一致レベルを変化させて判定するようにさせることで、セキュリティレベルを変化させるものであってもよい。具体的には、管理者5は、記録部30に図形データを記録するに際し、図形データの領域ごとに判定処理の判定一致のレベルの強弱を設定することができる。これにより、例えば、図4(a)のように、ハートの絵が描く際に、ハートの左側は精度高く、ユーザが入力部10に描かないといけないが、ハートの右側は精度低く入力部10に描いても、判定部60は、全体として一致度が一定以上と判断するものであってもよい。判定部60は、格子点で囲まれた管理者により定められた領域ごとに判定部60の判定一致度の閾値設定を受け付けるものであってもよい。
管理者5は、記録部30に図形データを記録するに際し、図形データの領域ごと、利用者の入力部10における押圧の力を事前に設定できる。具体的には、管理者5は、記録部30に対して、図形データの領域ごとに、ユーザの入力部10に対する押圧力を設定し、図形データの判定に加え、領域ごとの押圧判定をすることができる。これにより、例えば、図4(a)のように、ハートの絵が描く際に、ハートの左側は押圧を強く描き、ハートの右側は押圧力低く入力部10に描くことで、判定部60は、全体として一致度が一定以上と判断するものであってもよい。判定部60は、格子点で囲まれた管理者により定められた領域ごとに判定部60の判定一致に加え、押圧力の一致性を受け付けるものであってもよい。
電子解錠管理システム150は、さらに、部屋に顔認証システム(不図示)、指紋認証システム(不図示)、虹彩認証システム(不図示)の少なくともいずれかの認証システムを備えるものである。また、発信部70は、いずれかの認証システムによる認証を得ることで、電子施錠解錠機構を解錠するための信号を電子施錠解錠機構15に発信するものであってもよい。
サーバ120は、記録部は、ユーザの過去の電子解錠管理システムの利用時における管理者の信頼度に関する信頼情報を記録しているものであって、セキュリティ管理部は、信頼情報に基づいてセキュリティレベルを変化させるものであってもよい。これにより、管理者は、過去のユーザの信頼レベルがわかることで、安心して部屋を貸すことができ、さらに過度なセキュリティレベルの向上を図らなくてもよくなる。それにより、煩雑な電子的な手続きを軽減できる。
サーバ120は、さらに、管理者によって、記録部30に記録するための管理情報、前記ユーザ情報、図形データを入力するための管理部(不図示)を備えるものであってもよい。管理部は、セキュリティ管理部90または、記録部30と情報送受信して、図7に示すような管理画面を生成するものであってもよい。これにより、管理者が管理画面を介して登録状況が一望でき、電子的な手続のための状況把握のための時間を軽減できる。
配信部40は、発信部70が、電子施錠解錠機構15を解錠するための信号を電子施錠解錠機構に発信された際に、管理情報およびユーザ情報に基づき、管理者にどの部屋のどのユーザが電子解錠したかを示すメッセージを配信するものであってもよい。それにより、管理者の管理負荷を軽減し、それぞれのユーザの賃貸の状況の把握が容易になる。
管理者コンピュータ99は、管理者が保有するコンピュータであり、電子解錠管理システム150にインターネットを介して、アクセス可能なものである。管理者コンピュータは、デスクトップパソコン99bでもよいし、ノート型パソコン99aであってもよいし、携帯電話などの携帯端末であってもよい。
ユーザの携帯端末20は、ユーザが保有するコンピュータであり、電子解錠管理システム150にインターネットを介して、アクセス可能なものである。ユーザの携帯端末20は、デスクトップパソコンでもよいし、ノート型パソコンであってもよいし、図1に示すような20aのような携帯電話でよいし、PDA20bなどの携帯端末であってもよい。
次に、図2のフローチャートを参照しながら、電子解錠管理システム150の解錠までを行う手順を詳細に説明する。管理者5は、マンション、アパート、賃貸物件、期限付き賃貸物件などの物件を保有する。管理者5は、電子解錠管理システム150に、管理者コンピュータ99を介してアクセスし、これらの物件に対して、どのユーザに対して、どのようなセキュリティを設定するかを決定する。具体的には、管理者5は、(1)管理者として保有する物件名、物件の住所、管理者の電話番号、FAX番号、携帯電話、メールアドレス、部屋番号、部屋の賃貸形態を登録情報として、記録部30に記録する。賃貸形態は、部屋にどのような形態でユーザを賃貸させるかということに関する情報であって、ユーザの性別、賃貸期間、家賃などが含まれる。また、登録情報には、入居か、民泊か、一時利用かなどの3段階に分けて管理されていてもよい。サーバ120は、管理者5により登録された上記登録情報を含む管理者情報を記録部30に記録する。
管理者5は、(2)あらかじめ登録された部屋に対して、電子鍵の解錠・施錠を行うか否を管理情報として管理画面に対して登録する。(3)管理者5は、部屋の電子鍵の解錠および施錠を行う登録をした際に、ユーザが入力部10に入力すべき図形データを管理画面に登録する。この登録された図形データは、記録部30に記録される(STEP5)。具体的には、図4(a)に示すように、管理者5が図形データを管理コンピュータに図形を登録する。なお、管理者5が図形データを登録する際に、サーバ120は、格子点描画部95により設定された格子点を図4(a)に示すように、描画してもよい。これにより、管理者5が、画面上における図形データの相対的な位置関係がわかりやすくなる。
ユーザは、ユーザの携帯端末20により、電子解錠管理システム150のサーバ120にアクセスし、ユーザの氏名、電話番号、FAX番号、携帯電話番号、メールアドレス、住所、クレジットカード番号、銀行口座などをユーザ情報として、ユーザ画面を介して、記録部30に記録されるように予め登録する。また、ユーザはユーザの携帯端末20を介して、電子解錠管理システム150にアクセスし、どの物件のどの部屋がよいかをユーザ画面より選択する。ユーザが部屋を選択した際、配信部40は、その部屋の管理者5に対して、選択希望のユーザに関する情報を配信する。管理者5が、図3に示すように、管理コンピュータにユーザを承諾するか否かの情報を表示し、管理者が承諾ボタンを押し、そのユーザを承諾するように配信部40に登録した際、配信部40は、ユーザの携帯端末20に対して、ユーザ情報に基づき、管理者5が登録した図形データを表示するためのメッセージを配信する(STEP10)。
配信部40は、ユーザ情報に基づき、メッセージをメールまたはSMSなどで配信する。ユーザは、このメッセージに記載されたURLにアクセスすると、管理者5が登録した図形データを確認できる。またメッセージは、図形データを添付されたものでもよく、ユーザに視認させてもよい。ユーザは、図4(b)に示すように、図形データを入力部10に入力することで、サーバ120に入力された図形データを送信する。受付部50は、送信された図形データを受け付ける。
判定部60は、受付部50にて受け付けた図形データと、管理者5により予め記録部30に記録された図形データの一致度を判定する。この判定は、エッジ処理、平均二乗誤差、SN比、機械学習などのいずれかの画像一致の判定手法を用いるものであるが、画像の一致判定をする画像処理手法であれば限定されるものではない。判定部60は、受付部50にて受け付けた図形データと、管理者5により予め記録部30に記録された図形データの一致度を判定する以外に、図形データ以外の文字データ、暗証番号データなどの一致判定するものであってもよい。判定部60は、登録情報に基づき、賃貸の期間を超えたユーザの判定については、仮に判定が一致していたとしても、一致しないものとして取り扱う(STEP20)。
また、管理者5は、部屋に顔認証システム、指紋認証システム、虹彩認証システム、発話認証システムの少なくともいずれかの認証システムを備えてもよい。その際、管理者は、それぞれの認証システムで認証すべき顔画像データ、指紋データ、虹彩データ、音声データを、ユーザの携帯端末を介して、記録部30に事前記録しておく。そして、ユーザが部屋の前に訪問した際に、図形データに基づく認証システムに加えて、それぞれの認証システムのいずれかにより認証することで、セキュリティレベルを上げる。なお、ユーザが部屋の前に訪問した際に、図形データに基づく認証システムに代えて、それぞれの認証システムのいずれかにより認証するものであってもよい。
発信部70は、判定部60の判定によりそれぞれの図形データが一致した際に、電子施錠解錠機構15を解錠するための信号を電子施錠解錠機構15に発信する。一方、発信部70は、判定部60の判定によりそれぞれの図形データが不一致の際には、電子施錠解錠機構15を解錠するための信号を電子施錠解錠機構15に発信しないので解錠はできない。また、発信部70は、判定部60の判定によりそれぞれの図形データが不一致の際には、ユーザの携帯端末20に対して、図形データが不一致である旨の連絡をするように、配信部40に不一致である旨の信号を送信する。配信部40は、ユーザの携帯端末20に対して、図形不一致である旨の、メールまたはSMSを送信するか、上記関連サイトにてその旨を伝える。このように発信部70は、部屋に設けられた電子施錠解錠機構15に対して、図形データまたは他の認証システムでのデータに一致となった際は、解錠するか、もしくは、図形データまたは他の認証システムでのデータに不一致となった際は、施錠に関する情報を発信する(STEP30)。
発信部70は、判定部60の判定によりそれぞれの図形データが一致した際に、電子施錠解錠機構15を解錠するための信号を電子施錠解錠機構15に発信する。一方、発信部70は、判定部60の判定によりそれぞれの図形データが不一致の際には、電子施錠解錠機構15を解錠するための信号を電子施錠解錠機構15に発信しないので解錠はできない。また、発信部70は、判定部60の判定によりそれぞれの図形データが不一致の際には、ユーザの携帯端末20に対して、図形データが不一致である旨の連絡をするように、配信部40に不一致である旨の信号を送信する。配信部40は、ユーザの携帯端末20に対して、図形不一致である旨の、メールまたはSMSを送信するか、上記関連サイトにてその旨を伝える。このように発信部70は、部屋に設けられた電子施錠解錠機構15に対して、図形データまたは他の認証システムでのデータに一致となった際は、解錠するか、もしくは、図形データまたは他の認証システムでのデータに不一致となった際は、施錠に関する情報を発信する(STEP30)。
更新部80は、発信により電子施錠解錠機構15が解錠されたことを管理情報に更新し、更新された管理情報を記録部30にアップデートする(STEP40)。管理者5は、図7に示すような管理画面を介して、記録部30に記録された管理情報、ユーザ情報、図形データを確認および設定変更を可能とする。
また、制御部97は、記録部30、配信部40、受付部50、判定部60、発信部70更新部80、セキュリティ管理部90、格子点描画部95、その他の処理を制御するものである。制御部97は、具体的にはCPUである。
セキュリティ管理部90は、部屋の電子施錠解錠機構15に不正な解錠行為を検知した際には、図6に示すようにユーザの携帯端末20または管理者コンピュータ99に、不正検知の通知を行う。利用者または、管理者が、図6に示す「To Lock」ボタンを押すことで、不正解錠から、施錠へと遠隔にて切り替え指示情報を発信部70に送信することができる。
配信部40は、部屋の賃貸期間終了後に、管理者5に対して、ユーザの信頼度に関する評価ヒアリングのメッセージを管理者コンピュータ99に送信する。管理者5は、このメッセージに記載されたURLにアクセスし、管理画面を介して、利用者が賃貸で利用して状況の評価を示す信頼度に関する信頼情報を、記録部30に記録する。サーバ120は、記録部30に対して、ユーザの過去の電子解錠管理システムの利用時における管理者の信頼度に関する信頼情報を記録しているものであって、セキュリティ管理部90は、信頼情報に基づいて前記セキュリティレベルを変化させる。セキュリティ管理部90は、図8(a)に示すように、ユーザ間の信頼度情報が高ければ高いほどノードの太さを太くするように設定する。セキュリティ管理部90は、ユーザ間のみならず、ユーザと管理者の双方を含めた信頼度情報をノード関係として設定することができる。セキュリティ管理部90は、図8(b)に示すように、信頼情報を星マーク5段階で設定してもよい。セキュリティ管理部90は、図8(a)(b)に示すように、ユーザの携帯端末20、または、管理者コンピュータ99に表示させるように、配信部40から表示のためのURLを送信してもよい。
電子施錠解錠機構15は、どのような電子鍵を受け付ける解錠・施錠機構であればよく、例えば、特願2016−030354号または、特願2016−215242号の技術を用いるものであってもよい。電子施錠解錠機構15は、ドアの内側に設定してもよいし、既存のドアの部屋側または部屋の外から特別な器具をつけることで電子解錠できるドアにカスタマイズしてもよい。
セキュリティ管理部90は、管理情報に基づき、図形データに加えて、認証システムを追加で稼働させ、セキュリティレベルを向上させる。例えば、管理情報に含まれる登録情報には、入居か、民泊か、一時利用かなどの3段階に分けて管理されているに際して、民泊や一時利用は、図形データのみであるが、入居についてはさらに前述した他の認証システムを用いる。また、セキュリティ管理部90は、判定部60の一致判定に際して、登録情報に基づいて、判定のしきい値、判定する領域に応じて判定のしきい値の変更、他の認証システムへのモード切り替えなどをおこなってもよい。
上記実施の形態においては、電子解錠管理システム150の運用の手法として、サーバ120のプロセッサ並びに電子解錠管理システム150のプロセッサが認証プログラム等を実行することにより、鍵の認証を行うこととしているが、これはサーバ120または電子解錠管理システム150に集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、上記実施の形態に示した複数の機能部の機能を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。図1に示すように、サーバ120に記載されている各部は各回路として処理されているものであってもよく、それぞれの回路の機能は、上記実施の形態に示した同様の名称を有する各機能部と同様である。
また、電子解錠管理プログラムは、プロセッサが読み取り可能な記録媒体に記録されていてよく、記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記認証プログラムは、当該認証プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記プロセッサに供給されてもよい。本発明は、上記認証プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、上記電子解錠管理プログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装できる。
5 管理者
10 入力部
20 ユーザの携帯端末
30 記録部
40 配信部
50 受付部
60 判定部
70 発信部
80 更新部
90 セキュリティ管理部
95 格子点描画部
97 制御部
99 管理者コンピュータ
120 サーバ
150 電子解錠管理システム

Claims (12)

  1. 電子解錠を可能とするための入力部を備える電子施錠解錠機構と、
    前記電子施錠解錠機構を備えた部屋、該部屋を管理する管理者および部屋の解除有無に関する情報を含む管理情報と、前記部屋を利用するユーザおよび該ユーザの連絡先に関するユーザ情報と、前記管理者が設定した、前記部屋に対応する電子解錠のための図形を表す図形データとを記録する記録部と、
    前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザの携帯端末の画面上に前記図形データを表示させるためのメッセージを配信する配信部と、
    前記ユーザが、前記入力部に入力した図形データを受け付ける受付部と、
    前記受け付けられた図形データと、前記記録された図形データとの一致判定をする判定部と、
    前記判定によりそれぞれの図形データが一致する際に、前記電子施錠解錠機構を解錠するための信号を前記電子施錠解錠機構に発信する発信部と、
    前記発信により電子施錠解錠機構が解錠されたことを前記管理情報に更新する更新部とを備えたサーバとを備える電子解錠管理システム。
  2. 前記サーバは、
    前記管理者が前記部屋に対応する電子解錠のための図形を表す図形データを設定するに際し、前記ユーザの視認補助となるための格子点を設定可能とする格子点描画部を備えるものであって、前記格子点描画部により、設定された格子点を畳重ねた図形データを記録することを特徴とする請求項1記載の電子解錠管理システム。
  3. 前記サーバは、
    前記部屋の使用用途に応じた電子解錠のセキュリティレベルを変化させるセキュリティ管理部を備えるものであって、
    前記セキュリティ管理部は、前記管理者情報に基づき、前記管理者に対して、前記記録部に記録するための図形データを複数設定するためのメッセージを前記配信部に配信させ、
    前記判定部が、前記複数設定された図形データがそれぞれ一致するように判定するようにさせることで、セキュリティレベルを変化させることを特徴とする請求項1または2記載の電子解錠管理システム。
  4. 前記サーバは、
    前記部屋の使用用途に応じた電子解錠のセキュリティレベルを変化させるセキュリティ管理部を備えるものであって、
    前記セキュリティ管理部は、前記管理情報に基づき、前記管理者に対して、前記記録部に記録するための格子点を含む図形データ内の領域に応じて、前記判定部の一致レベルを設定するためのメッセージを前記配信部に配信させ、
    前記判定部が、前記図形データ内の領域に応じて、前記判定の一致レベルを変化させて判定するようにさせることで、セキュリティレベルを変化させることを特徴とする請求項2記載の電子解錠管理システム。
  5. 前記電子解錠管理システムは、さらに、
    前記部屋に顔認証システム、指紋認証システム、虹彩認証システムおよび発話認証システムの少なくともいずれかの認証システムを備えるものであって、
    前記発信部は、前記いずれかの認証システムによる認証を得ることで、前記電子施錠解錠機構を解錠するための信号を前記電子施錠解錠機構に発信するものである請求項3または4記載の電子解錠管理システム。
  6. 前記サーバは、
    前記記録部は、前記ユーザの過去の電子解錠管理システムの利用時における管理者の信頼度に関する信頼情報を記録しているものであって、
    前記セキュリティ管理部は、前記信頼情報に基づいて前記セキュリティレベルを変化させることを特徴とする請求項3乃至5いずれか一項記載の電子解錠管理システム。
  7. 前記サーバは、さらに、前記管理者によって、前記記録部に記録するための前記管理情報、前記ユーザ情報、前記図形データを入力するための管理部を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項記載の電子解錠管理システム。
  8. 前記配信部は、前記発信部が、前記電子施錠解錠機構を解錠するための信号を前記電子施錠解錠機構に発信された際に、前記管理情報および前記ユーザ情報に基づき、管理者にどの部屋のどのユーザが電子解錠したかを示すメッセージを配信することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項記載の電子解錠管理システム。
  9. 前記配信部は、前記発信部が、前記電子施錠解錠機構を解錠するための信号を前記電子施錠解錠機構に発信された際に、前記管理情報および前記ユーザ情報に基づき、管理者にどの部屋のどのユーザが電子解錠したかを示すメッセージを配信することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項記載の電子解錠管理システム。
  10. 電子解錠を可能とするための入力部を備える電子施錠解錠機構を備えた部屋、該部屋を管理する管理者および部屋の解除有無に関する情報を含む管理情報と、前記部屋を利用するユーザおよび該ユーザの連絡先に関するユーザ情報と、前記管理者が設定した、前記部屋に対応する電子解錠のための図形を表す図形データとを記録する記録部と、
    前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザの携帯端末の画面上に前記図形データを表示させるためのメッセージを配信する配信部と、
    前記ユーザが、前記入力部に入力した図形データを受け付ける受付部と、
    前記受け付けられた図形データと、前記記録された図形データとの一致判定をする判定部と、
    前記判定によりそれぞれの図形データが一致する際に、前記電子施錠解錠機構を解錠するための信号を前記電子施錠解錠機構に発信する発信部と、
    前記発信により電子施錠解錠機構が解錠されたことを前記管理情報に更新する更新部とを備えた電子解錠管理サーバ。
  11. 電子解錠を可能とするための入力部を備える電子施錠解錠機構を備えた部屋、該部屋を管理する管理者および部屋の解除有無に関する情報を含む管理情報と、前記部屋を利用するユーザおよび該ユーザの連絡先に関するユーザ情報と、前記管理者が設定した、前記部屋に対応する電子解錠のための図形を表す図形データとを記録する記録ステップと、
    前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザの携帯端末の画面上に前記図形データを表示させるためのメッセージを配信する配信ステップと、
    前記ユーザが、前記入力部に入力した図形データを受け付ける受付ステップと、
    前記受け付けられた図形データと、前記記録された図形データとの一致判定をする判定ステップと、
    前記判定によりそれぞれの図形データが一致する際に、前記電子施錠解錠機構を解錠するための信号を前記電子施錠解錠機構に発信する発信ステップと、
    前記発信により電子施錠解錠機構が解錠されたことを前記管理情報に更新する更新ステップとを有する電子解錠管理方法。
  12. コンピュータに、
    電子解錠を可能とするための入力部を備える電子施錠解錠機構を備えた部屋、該部屋を管理する管理者および部屋の解除有無に関する情報を含む管理情報と、前記部屋を利用するユーザおよび該ユーザの連絡先に関するユーザ情報と、前記管理者が設定した、前記部屋に対応する電子解錠のための図形を表す図形データとを記録する記録機能と、
    前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザの携帯端末の画面上に前記図形データを表示させるためのメッセージを配信する配信機能と、
    前記ユーザが、前記入力部に入力した図形データを受け付ける受付機能と、
    前記受け付けられた図形データと、前記記録された図形データとの一致判定をする判定機能と、
    前記判定によりそれぞれの図形データが一致する際に、前記電子施錠解錠機構を解錠するための信号を前記電子施錠解錠機構に発信する発信機能と、
    前記発信により電子施錠解錠機構が解錠されたことを前記管理情報に更新する更新機能とを実現させるための電子解錠管理プログラム。
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