JP2018107604A - 画像読取装置および画像送信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の外部機器に画像データを送信する場合に,一部の外部機器に対する送信が成功して残りの外部機器に対する送信が失敗するという送信結果を生じ難くする技術を提供する。【解決手段】MFPにて生成された画像データA,B,Cを,FTPサーバとCIFSサーバに送信する場合において,FTPサーバへの画像データA,B,Cの送信が成功したが,CIFSサーバへの画像データA,B,Cの送信が成功しなかった場合には,FTPサーバに,画像データA,B,Cを削除する削除指示を送信し,FTPサーバとCIFSサーバの何れにも画像データが残らないようにする。【選択図】図5

Description

本発明は,画像読取装置および画像送信方法に関する。さらに詳細には,画像読取装置にて生成された画像データを,外部機器に送信する技術に関するものである。
従来から,外部機器との通信可能な画像読取装置において,原稿を読み取って画像データを生成し,その生成された画像データを,送信先として指定された外部機器に送信する技術が知られている。
上述した技術を開示した文献としては,例えば,特許文献1がある。特許文献1には,スキャナと,スキャナで読み取ったデータ等の文書データを送信する文書送信部と,を備える文書処理装置であって,文書送信部は,複数の異なるネットワークプロトコルに対応可能であり,複数の外部装置が送信先に指定された場合に,各外部装置に対応するネットワークプロトコルで送信する構成が開示されている。
特開2005−318545号公報
しかしながら,特許文献1の技術では,画像読取装置から複数の外部機器へ画像データを送信する場合について考慮されていない。すなわち,特許文献1の技術を用いて,画像読取装置から複数の外部機器へ画像データを送信した場合,全ての外部機器に対する送信が成功する場合と,全ての外部機器に対する送信が失敗する場合と,一部の外部機器に対する送信が成功して残りの外部機器に対する送信が失敗する場合と,が生じ得る。
そして,一部の外部機器に対する送信が成功して残りの外部機器に対する送信が失敗する場合には,次のような問題があった。すなわち,失敗した外部機器だけを再送信の送信先として選択して再送信する場合,再送信の送信先として送信に失敗した外部機器を探して選ぶ作業がユーザにとって煩雑で手間がかかる。特に外部機器の数が多いほど,この手間が顕著になる。この手間を省くために全ての外部機器を送信先として再送信する場合,もともと送信に成功していた外部機器にも同じ画像データが送信されることになり,無駄である。また,再送信によって同じ画像データの2つ目が送信されたのか,別の画像データが送信されたのか,を判別しにくいという問題も生じる。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,外部機器との通信可能な画像読取装置において,複数の外部機器に画像データを送信する場合に,一部の外部機器に対する送信が成功して残りの外部機器に対する送信が失敗するという送信結果を生じ難くする技術を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた画像読取装置は,原稿から画像を読み取る読取部と,第1外部機器および第2外部機器と通信を行う通信部と,記憶部と,制御部と,を備え,前記制御部は,原稿の画像データの送信先として第1外部機器と第2外部機器とが指定された場合,前記読取部を制御して,原稿の画像を読み取らせて画像データを生成させる生成処理と,前記生成処理により生成された原稿の画像データを,前記記憶部に記憶させる記憶処理と,前記記憶処理により前記記憶部に記憶された前記画像データを,前記通信部を制御して前記第1外部機器に送信させる第1送信処理と,前記第1送信処理によって前記第1外部機器への前記画像データの送信が成功したか否かを判断する第1判断処理と,前記記憶部に記憶された前記画像データを,前記通信部を制御して前記第2外部機器に送信させる第2送信処理と,前記第2送信処理によって前記第2外部機器への前記画像データの送信が成功したか否かを判断する第2判断処理と,前記第1判断処理にて前記第1外部機器への前記画像データの送信が成功したと判断し,前記第2判断処理にて前記第2外部機器への前記画像データの送信が成功しなかったと判断した場合に,前記通信部を制御して,前記第1外部機器に,前記画像データを削除する削除指示を送信させる削除処理と,を実行することを特徴としている。
本明細書に開示される画像読取装置は,複数の外部機器に画像データを送信する際,1つの外部機器で送信が成功し,他の外部機器で送信が失敗した場合には,送信先の全ての外部機器に同じ画像データが存在する保証が無くなる。そこで,画像読取装置は,送信が成功した外部機器に対して画像データの削除指示を行い,画像データが残らないようにする。これにより,画像読取装置は,一部の外部機器に対する送信が成功して画像データが存在し,残りの外部機器に対する送信が失敗して画像データが存在しないという送信結果を回避できる可能性が高まる。
また,本明細書には,原稿から画像を読み取る読取部と,複数の外部機器と通信を行う通信部と,記憶部と,制御部と,を備え,前記制御部は,原稿の画像データの送信先として複数の外部機器が指定された場合,前記読取部を制御して,原稿の画像を読み取らせて画像データを生成させる生成処理と,前記生成処理により生成された原稿の画像データを,前記記憶部に記憶させる記憶処理と,前記記憶処理により前記記憶部に記憶された前記画像データを,前記通信部を制御して前記複数の外部機器のそれぞれに送信させる送信処理と,前記送信処理によって前記複数の外部機器のそれぞれへの前記画像データの送信が成功したか否かを,送信対象となった外部機器ごとに判断する判断処理と,前記判断処理にて前記画像データの送信が成功しなかったと判断した外部機器がある場合に,前記通信部を制御して,前記判断処理にて前記画像データの送信が成功したと判断した外部機器に,前記画像データを削除する削除指示を送信させる削除処理と,を実行することを特徴とする画像読取装置が開示されている。
上記装置の機能を実現するための制御方法,コンピュータプログラム,および当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体も,新規で有用である。
本発明によれば,外部機器との通信可能な画像読取装置において,複数の外部機器に画像データを送信する場合に,一部の外部機器に対する送信が成功して残りの外部機器に対する送信が失敗するという送信結果を生じ難くする技術を提供することができる。
本発明の一実施形態である画像読取装置の電気的構成を示すブロック図である。 宛先指定画面の一例を示す図である。 送信先リストの例を示す説明図である。 複数宛先送信処理の手順を示すフローである。 送信処理の手順を示すフローである。 画像データ送信処理の手順を示すフローである。 接続中サーバの送信済みデータ削除処理の手順を示すフローである。 送信済みデータ削除処理の手順を示すフローである。 送信済みデータ削除処理の概念図である。 接続中サーバの送信済みデータ削除処理の概念図である。
以下,本実施形態にかかる装置について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,読取機能を備える複合機(MFP:Multi Function Peripheral)に本発明を適用したものである。
本形態のMFP100は,図1に示すように,CPU31と,ROM32と,RAM33と,NVRAM(不揮発性RAM)34とを含むコントローラ30を備えている。また,MFP100は,画像形成部10と,画像読取部20と,ネットワークIF(インターフェース)37と,操作パネル40と,を備え,これらがコントローラ30に電気的に接続されている。
画像形成部10は,シートに画像を印刷するための構成である。画像形成部10の画像形成方式は,電子写真方式であっても,インクジェット方式であってもよい。本形態のMFP100は,カラー画像の形成が可能な装置であっても,モノクロ画像専用の装置であってもよい。また,MFP100は,両面印刷可能な装置であっても,片面印刷のみの装置であってもよい。
画像読取部20は,原稿の画像を読み取るための構成である。読取方式は,CCD方式であってもCIS方式であってもよい。本形態のMFP100は,カラー読み取りが可能な装置であっても,モノクロ読み取りのみの装置であってもよい。また,MFP100は,両面読み取りが可能な装置であっても,片面読み取りのみの装置であってもよい。画像読取部20は,読取部の一例である。
ROM32には,MFP100を制御するための各種制御プログラムや各種設定,初期値等が記憶されている。RAM33は,各種制御プログラムが読み出される作業領域として,あるいは,データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。RAM33は,記憶部の一例である。NVRAM34は,画像データ等のデータや各種設定,ユーザの情報等を記憶する領域として利用される。NVRAM34には,画像データを暗号化するか否かの設定を記憶する暗号設定記憶部35を有する。暗号設定記憶部35は,画像データを暗号化する設定がされている場合には,暗号フラグの値は「1」に設定される。一方,暗号設定記憶部35は,画像データを暗号化する設定がされていない場合には,暗号フラグの値は「0」に設定される。
例えば,暗号化に対応するデータ形式が選択され,かつ,暗号化に用いるパスワードが入力された場合には,暗号フラグの値は,「1」に設定される。暗号化に対応するデータ形式が選択されていない場合,あるいは,暗号化に対応するデータ形式が選択されていても,暗号化に用いるパスワードが入力されていない場合には,暗号フラグの値は,「0」に設定される。
CPU31は,ROM32から読み出した制御プログラムに従って,その処理結果をRAM33またはNVRAM34に記憶させながら,MFP100の各構成要素を制御する。CPU31は,制御部の一例である。なお,コントローラ30が制御部であってもよい。なお,コントローラ30は,CPU31等,MFP100の制御に利用されるハードウェアを纏めた総称であって,実際にMFP100に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
ネットワークIF37は,ネットワークに接続する外部機器と通信を行うためのハードウェアである。通信方法は,有線であっても無線であってもよい。ネットワークIF37は,通信部の一例である。
操作パネル40は,液晶ディスプレイ41と,ボタン群42とを備える。液晶ディスプレイ41は,表示部の一例である。ボタン群は,受付部の一例である。コントローラ30は,動作状況等の各種の情報やユーザへのメッセージを操作パネル40の液晶ディスプレイ41に表示させる。液晶ディスプレイ41は,入力操作も可能なタッチパネルであってもよい。その場合,MFP100は,各種のボタンを液晶ディスプレイ41に表示させ,押下された位置に基づいて各種の指示を受け付ける。液晶ディスプレイ41がタッチパネルの場合には,液晶ディスプレイ41が受付部の一例になる。
ボタン群42には,電源ボタン,実行ボタン,キャンセルボタン,テンキー等が含まれている。コントローラ30は,ボタン群42への操作を受け付けた場合に,そのボタンにて発信される信号を受信することにより,各種の指示入力を受け付ける。
なお,ネットワークには,外部機器1,2,3等が接続されている。外部機器1,2,3としては,例えば,サーバ,パーソナルコンピュータ(PC),携帯電話,プリンタ,複合機などがある。
続いて,MFP100が有する複数宛先送信機能について説明する。複数宛先送信機能とは,読み取った原稿の画像の画像データを,複数の外部機器に送信する機能をいう。
複数宛先送信機能を用いたジョブを実行するにあたって,MFP100には,予め,送信先が登録される。例えば,送信先は,MFP100に登録されている電話帳から選択される。また,送信先は,ユーザによって直接入力される。尚,送信先は,PC等からMFP100に設定しても良い。
例えば,MFP100は,図2に示すように,宛先となる外部機器を指定するための宛先指定画面52を液晶ディスプレイ41に表示させる。宛先指定画面には,宛先を電話帳から選択するタグ53と,宛先を入力するタグ54が,表示される。
ユーザがタグ53を選択した場合,液晶ディスプレイ41には,電話帳が表示される。表示される電話帳には,宛先となる外部機器の使用者の名前・名称が記載されている。そこで,ユーザは,ボタン群42を操作して名前・名称を選択し,宛先を指定する。ユーザが選択した宛先には,「選択」と表示される。よって,ユーザは,どこを宛先に指定したか確認できる。
ここで,MFP100は,電話帳を作成する場合に,名前・名称と,送信方法と,送信先アドレスとを関連付けて電話帳レコードを生成し,電話帳データベースに格納している。電話帳データベースは,NVRAM34に記憶される。
送信方法のフィールドには,MFP100が外部機器に画像データを送信する際に用いるプロトコルが登録される。プロトコルとしては,例えばFTP(File Transfer Protocol),SMB(Server Message Block),CIFS(Common Internet File System),NFS(Network File System),HTTP(Hypertext Transfer Protocol)などを使うことができる。送信方法の違いとしては,プロトコルの違いによるものの他,同一プロトコルでも宛先が違うもの,同一の外部機器でも画像データを記憶する場所(記憶媒体や記憶領域)が異なるもの,が該当する。
送信先アドレスのフィールドには,外部機器を特定する情報が登録される。送信先アドレスには,例えば,送信方法がFTP等のようなデータ転送に関するプロトコルである場合には,接続先の接続情報が記憶されたプロファイルが登録される。また,例えば,送信先アドレスには,送信方法がCIFS等のようなネットワークである場合には,共有フォルダを特定する共有フォルダアドレスが登録される。
よって,MFP100は,電話帳から名前・名称が選択されると,選択された外部機器に対応する送信方法や送信アドレスなどを簡単に取得できる。
一方,例えば,電話帳に登録されていない宛先を指定する場合には,ユーザは,タグ54を選択する。すると,液晶ディスプレイ41には,送信方法と送信先アドレスを手入力する宛先入力画面が表示される。ユーザは,ボタン群42を操作して送信方法と送信先アドレスを入力することにより,宛先を指定する。よって,MFP100は,電話帳に登録されていない宛先でも受け付けることができる。
宛先を受け付けたMFP100は,送信先リストを作成する。MFP100は,宛先として指定された順番に,送信方法と送信先アドレスを格納した送信先レコードを作成し,送信先リストに登録していく。例えば,図2の電話帳において,まず支店Aが選択され,次に支店Cが選択された場合には,例えば,図3に示すように,1番目のレコードには,支店Aに設置されたFTPサーバAにて使用されるプロトコルである「FTP」が送信方法に登録され,FTPサーバAの「ProfilesA」が送信先アドレスに登録される。そして,2番目のレコードには,支店Cに設置されたCIFSサーバAにて使用されるプロトコルである「CIFS」が送信方法に登録され,CIFSサーバAの「共有フォルダアドレスA」が送信先アドレスに登録される。
送信先リストを生成したMFP100は,画像読取部20を制御して,原稿の画像を読み取らせ,画像データを生成する。そして,MFP100は,RAM33を制御して,生成した画像データを記憶させる。それから,MFP100は,送信先リストの順番に従って外部機器と接続し,RAM33に記憶した画像データを送信する。つまり,MFP100は,先に登録された外部機器に対して画像データの送信を完了させてから,次に登録された外部機器に対して画像データの送信を開始させる。
続いて,MFP100が行う複数宛先送信処理の手順について,図4のフローチャートを参照して説明する。この複数宛先送信処理は,ボタン群42を介して複数宛先送信指示が入力されたことを契機に,CPU31にて実行される。
この複数宛先送信処理では,CPU31は,まず,送信先となる外部機器の選択を受け付ける(S1)。送信先となる外部機器は,例えば,液晶ディスプレイ41に表示される宛先指定画面を介して指定される。この場合,外部機器は,MFP100のNVRAM34に記憶されている電話帳からの選択と,ボタン群42を介した手入力によって,指定される。
次に,CPU31は,ボタン群42を介して読取設定を受け付ける(S2)。読取設定では,原稿の画像を読み取って画像データを生成する条件が設定される。読取設定には,例えば,画像データをRAM33に記憶させる場合のデータ形式の設定などが含まれる。
その後,CPU31は,ボタン群42を介して開始指示が入力されると(S3:YES),S1で指定された外部機器を送信先としてNVRAM34に記憶する(S4)。つまり,CPU31は,S1で指定された外部機器に基づいて,送信先リスト51を生成する。CPU31は,送信先リスト51をNVRAM34に記憶させる。
それから,CPU31は,画像読取部20に原稿の画像を読み取らせ,画像データを生成する(S5)。S5の処理は,生成処理の一例である。画像読取部20は,図示しないADF(自動原稿搬送装置)により搬送された原稿の画像を読み取っても,ユーザにより読取ガラス上にセットされた原稿を読み取っても良い。
次に,CPU31は,連番を取得する(S6)。連番は,MFP100が画像読取部20を制御して原稿を読み取った場合にカウントされる通し番号である。
それから,CPU31は,画像データを識別するためのデータ名を生成する(S7)。データ名は、識別情報の一例である。データ名を生成する方法は,自動設定と手動設定とを選択できる。ここで,自動設定とは,MFC100が自動的にデータ名を生成する設定をいう。自動生成では、例えば、S6にて取得した連番と所定の文字列「IMG」を連結したデータ名(「IMG0021」など)を生成する。手動設定とは,ユーザがボタン群42等を介してデータ名を生成する設定をいう。手動設定では、ユーザがボタン群42等を介してデータ名を生成するときに、例えば、S6にて取得した連番や、時刻や日時、MFP100の装置固有情報などを含むデータ名を生成できるようにしても良い。こうすることで、既存のデータ名と重複しにくいデータ名を生成することが容易になる。
データ名を生成したCPU31は,暗号フラグの値が「1」に設定されているか否かを判断する(S8)。CPU31は,暗号設定記憶部35に記憶されている暗号フラグの値が「0」に設定されている場合には(S8:NO),画像データを暗号化しないで,S10に進む。一方,CPU31は,暗号設定記憶部35に記憶されている暗号フラグの値が「1」に設定されている場合には(S8:YES),生成した画像データを暗号化した後(S9),S10に進む。
その後,CPU31は,RAM33に画像データを保存する(S10)。S10の処理は,記憶処理の一例である。つまり,CPU31は,RAM33を制御して,例えば,S5において読み取った原稿の画像の画像データにS7にて設定したデータ名をつけて,記憶させる。例えば,S2にてデータ形式がPDFに設定された場合には,CPU31は,1枚の原稿の画像を読み取った場合でも,複数枚の原稿の画像を読み取った場合でも,1個の画像データが,RAM33に記憶される。一方,例えば,S2にてデータ形式がJPEGに設定された場合には,原稿のページ数と同じ数の画像データが,RAM33に記憶される。尚,暗号設定記憶部35の暗号フラグの値が「1」に設定されている場合には,暗号化された画像データがRAM33に記憶される。
CPU31は,画像データの記憶を完了すると,送信処理を実行する(S11)。そして,CPU31は,RAM33に記憶された画像データを削除し(S12),複数宛先送信処理を終了する。送信処理では,CPU31が,指定された複数の外部機器のうちの一つを抽出し,画像データを送信する。つまり,CPU31は,複数の外部機器に画像データを順次送信する。しかし,CPU31は,指定された外部機器の中に接続できないものがあると,画像データを送信できない。この状態を放置して,他の外部機器に画像データを送信することになると,一部の外部機器に送信対象の画像データが存在し,残りの外部機器に送信対象の画像データが存在しない状態になり,画像データを管理しにくくなる。
そこで,本形態では,画像データを送信できない外部機器がある場合には,送信済みの画像データを削除することにより,指定された外部機器の全てに送信対象の画像データが残らないように,送信処理を構成している。送信処理の手順を,図5のフローチャートを参照して説明する。
図5に示す送信処理では,CPU31は,図4のS4において生成された送信先リスト51に登録された順番に従って,画像データを指定された外部機器に,指定されたプロトコルによって,順次送信する。
CPU31は,外部機器の順番Nを「0」に設定する(S21)。そして,CPU31は,外部機器の順番Nに1を加算する(S22)。これにより,CPU31は,送信先リスト51を1番目からもれなく読み出せるようになる。
CPU31は,第N送信先を取得する(S23)。画像データの送信を開始した段階では,CPU31は,外部機器の順番Nが1に設定されている。そこで,CPU31は,NVRAM34に格納されている送信先リスト51から,1番目の送信先レコードを読み出し,「送信方法」と「送信先アドレス」を取得する。
CPU31は,第N送信先へ接続要求を送信する(S24)。つまり,CPU31は,S23にて取得した「送信先アドレス」に対して,S23にて取得した「送信方法」によって,ネットワークIF37に接続要求を送信させる。
その後,CPU31は,接続が成功したか否かを判断する(S25)。S25の処理は,第1判断処理と第2判断処理の一例である。接続要求が成功したか否かは,CPU31が,接続要求を送信した外部機器から接続許可を,ネットワークIF37を介して受信したか否かにより判断される。
CPU31は,接続要求の送信先から接続許可を受信すると,接続が成功したと判断し,(S25:YES),画像データ送信処理を実行する(S26)。S26の処理は,第1送信処理と第2送信処理の一例である。
画像データ送信処理の手順を,図6のフローチャートを参照して説明する。画像データ送信手順では,CPU31は,接続に成功した外部機器に対して,送信対象の画像データを1個ずつ,送信に成功したか否かを確認しながら送信する。
すなわち,CPU31は,画像データの順番Mを0に設定する(S41)。その後,CPU31は,画像データの順番Mに1を加算する(S42)。これにより,CPU31は,送信対象の画像データを原稿の読み取り順序に従って1個目からもれなく送信できるようになる。
次に,CPU31は,第N送信先へ第M画像データと識別情報を送信する(S43)。S43の処理は,第1送信処理と第2送信処理の一例である。つまり,CPU31は,RAM33を制御して,M番目の画像データを抽出し,接続に成功したN番目の外部機器へ送信を開始する。画像データには,データ名がつけられている。CPU31は、画像データと共に、そのデータ名を識別情報として送信する。データ名は、識別情報の一例である。これにより,外部機器は,識別情報に基づいて,当該画像データを他の画像データと区別できるようになる。
それから,CPU31は,送信に成功したか否かを判断する(S44)。S44の処理は,第1判断処理と第2判断処理の一例である。例えば,画像データの送信中に,外部機器がネットワークケーブルを抜かれた場合,当該画像データを送信できなくなる。また,無線通信の場合は,電波環境によって,通信できなくなる場合がある。このような場合には,CPU31は,全ての画像データを送信する保証がなくなる。そこで,CPU31は,画像データを1個送信する毎に,画像データを完全に送信したか否かを確認している。
送信に成功した場合には(S44:YES),CPU31は,全ての画像データの送信が完了したか否かを判断する(S45)。CPU31は,図4のS5において原稿から画像を読み取って画像データを生成したときに,送信対象である画像データの総数を把握している。よって,CPU31は,その総数と,S42にて設定された画像データの順番Mとを比較し,一致しない場合には,未送信の画像データが残っていると判断する。この場合には(S45:NO),S42に戻り,画像データの順番Mに1を加算し,S43以降の処理を繰り返す。
CPU31は,S42〜S45を実行することにより,全ての画像データを第N送信先に送信し終わると(S45:YES),図5のS27へ進み,接続中の外部機器へ切断要求を送信する。これにより,画像データの送信が完了した外部機器は,MFP100から切断され,他のジョブを実行できるようになる。
その後,CPU31は,全送信先に送信したか否かを判断する(S28)。CPU31は,図4のS4にて作成された送信先リスト51により,指定された外部機器の総数を把握している。よって,CPU31は,その総数と,S22にて設定された外部機器の順番Nとを比較し,一致しない場合には,全送信先に画像データを送信していないと判断する(S28:NO)。この場合には,S22に戻って,外部機器の順番Nに1を加算し,S23以降の処理を繰り返す。つまり,CPU31は,先の外部機器への画像データの送信が成功してから,次の順番の外部機器への画像データの送信を開始する。
CPU31は,上記のようにして,送信先リスト51に登録された全外部機器と接続を成功し,画像データの送信に成功すると,全送信先に送信したと判断する(S28:YES)。そして,S29において,CPU31は,液晶ディスプレイ41を制御して,送信成功画面を表示させる。その後,CPU31は,図4のS12に進み,RAM33に記憶された画像データを削除した後,複数宛先送信処理を終了する。
上記処理は,指定された外部機器の全てに対して,画像データの送信が成功した場合の処理である。しかし,画像データの送信に失敗した外部機器がある場合には,CPU31は,以下の処理を実行する。
すなわち,CPU31は,第N送信先との接続が成功せず,画像データを送信できない場合には(S25:NO),画像データを送信しないまま,暗号フラグの値が「1」に設定されているか否かを判断する(S30)。
CPU31は,暗号設定記憶部35の暗号フラグの値が「0」に設定されている場合には(S30:NO),送信済みデータ削除処理を実行せずに,図4のS12に進んでRAM33に記憶された画像データを削除し,複数宛先送信処理を終了する。暗号フラグの値が「0」に設定されている場合,画像データは暗号化されていない。暗号化されていない画像データは,秘匿性が高くないと考えられる。秘匿性の高くない画像データは,指定された外部機器に残っていても,問題になりにくい。また,画像データを残しておいた方が,画像データの送信をリトライする場合に,送信済みの外部機器に画像データを送信する手間を省くことも,可能になる。そこで,CPU31は,画像データの送信に成功した外部機器に,送信済みの画像データを削除する削除指示を送信することなく,図4のS12に進む。そして,CPU31は,RAM33に記憶された画像データを削除し,複数宛先送信処理を終了させる。
一方,CPU31は,暗号設定記憶部35の暗号フラグの値が「1」に設定されている場合には(S30:YES),送信済みの画像データを削除する送信済みデータ削除処理を実行する(S31)。S31の処理は,削除処理の一例である。暗号フラグの値が「1」に設定されている場合には,送信済みの画像データは暗号化されている。暗号化された画像データは,秘匿性が高いと考えられる。この場合,一部の外部機器に画像データが残った状態は,好ましくない。そこで,CPU31は,接続に失敗した外部機器より前の順位の外部機器に,送信済みの画像データを削除する削除指示を送信する。
送信済みデータ削除処理の手順を,図8のフローチャートを参照して説明する。送信済みデータ削除処理では,CPU31は,画像データ送信済みの外部機器に,当該画像データを削除する削除指示を送信し,当該画像データを指定された外部機器に残さないようにする。
すなわち,CPU31は,外部機器の順番Nから1を減算する(S131)。これにより,CPU31は,接続に失敗した外部機器の1個前の外部機器について,処理できるようになる。
次に,CPU31は,外部機器の順番Nが0か否かを判断する(S132)。外部機器の順番Nが0である場合は(S132:YES),接続に失敗した外部機器が1番目の外部機器であるので,指定された外部機器に画像データが残ることはない。よって,CPU31は,図4のS12に進み,RAM33に記憶された画像データを削除した後,複数宛先送信処理を終了する。
一方,外部機器の順番Nが0でない場合には(S132:NO),画像データが残っている外部機器が存在することになる。この場合,CPU31は,ネットワークIF37を制御して,第N送信先へ接続要求を送信させる(S133)。送信対象となる画像データの送信に成功した外部機器は,図5のS27に示すように,接続が切断されているため,再接続する必要があるからである。CPU31は,画像データ送信時に接続に成功しているので,接続に成功するまで待機する(S134:NO)。
CPU31は,接続に成功すると(S134:YES),ネットワークIF37を制御して,第N送信先へ第1〜第M画像データを削除する削除指示を,送信させる(S135)。つまり,CPU31は,送信に成功した画像データを全て削除する削除指示を,接続中の外部機器に送信する。これにより,削除指示を受信した外部機器は,受信済みの第1〜第M画像データを削除する。
ここで,CPU31は,図6のS43にて画像データとともに送信した識別情報と同じ識別情報を,削除指示と共に送信する。指定された外部機器に記憶された他の画像データが,削除されるリスクを回避するためである。
削除指示を送信すると,CPU31は,ネットワークIF37を制御して,第N送信先へ切断要求を送信させる(S136)。つまり,CPU31は,削除指示を送信した外部機器を開放し,当該外部機器が他のジョブを実行できるようにする。
その後,CPU31は,S131に戻り,外部機器の順番Nから1を減算し,S32以降の処理を実行する。つまり,CPU31は,送信先リスト51において,接続に失敗した外部機器から1個ずつ順番を遡りながら,削除指示を送信し,画像データを消去していく。よって,CPU31は,画像データを受信した外部機器にもれなく削除指示を送信できる。
CPU31は,送信対象になる画像データの送信に成功した全ての外部機器に削除指示を送信すると,外部機器の順番Nが0になる(S132:YES)。この場合,CPU31は,図5に示す送信処理のS32に進む。
図5のS32において,CPU31は,送信失敗画面を表示済みか否かを判断する。例えば,MFP100は,画像データの送信に成功した先の外部機器から当該外部機器に接続を切り換えるときに,当該外部機器との接続に失敗した場合には,画像データの送信に失敗したことを示す送信失敗画面が表示されていない。このように、送信失敗画面が表示済みでない場合には(S32:NO),CPU31は、液晶ディスプレイ41を制御して,送信失敗画面を表示させる(S33)。これにより、ユーザは,送信失敗画面を見て,送信対象の画像データを送信できなかったことを認識できる。その後,CPU31は,図4に示す複数宛先送信処理のS12に進む。
これに対して,例えば,当該外部機器より前の順番の外部機器が,MFP100と接続して画像データを受信している途中で,MFP100と接続できなくなった場合には,後述する図6のS49に示すように、液晶ディスプレイ41に送信失敗画面が表示されている。このように、送信失敗画面が表示済みになっている場合には(S32:YES),CPU31は,表示済みの送信失敗画面を維持したまま,図4に示す複数宛先送信処理のS12に進む。
図4のS12に進んだCPU31は,RAM33に記憶された画像データを削除し,複数宛先送信処理を終了する。つまり,CPU31は,送信に失敗した画像データより後に指定された外部機器に,画像データを無駄に送信することを回避する。
サーバとの接続失敗により送信済みデータを削除する具体例を,図9を参照して説明する。
例えば,MFP100は,複数の外部機器が送信先として指定され、その複数の外部機器の中に、FTPサーバAとCIFSサーバAが順番に登録されているとする。この場合に,MFP100は,先に登録されたFTPサーバAとの接続に成功し,画像データA,B,Cの送信を完了させた後,次に登録されたCIFSサーバAに対して画像データA,B,Cの送信を開始する。MFP100は,CIFSサーバAとの接続に失敗した場合,画像データA,B,CをCIFSサーバAに送信できない。そこで,MFP100は,FTPサーバAに画像データA,B,Cを削除する削除指示を送信する。削除指示を受信したFTPサーバAは,受信した画像データA,B,Cを削除する。一方,MFP100は,画像データの送信に失敗したCIFSサーバAより順番が後の外部機器には,接続せず,画像データA,B,Cを送信しない。
MFP100は,送信先として指定された順に外部機器に画像データA,B,Cを送信するので,画像データA,B,Cを送信できない外部機器、つまりCIFSサーバAを発見しやすい。そして,MFP100は,画像データA,B,Cを送信できなかった外部機器より前の順番の外部機器に削除指示を送信すれば良いので,送信済みの画像データA,B,Cを削除させやすい。つまり,MFP100は,送信済みデータの削除漏れを回避できる。
このように,MFP100は,指定した外部機器の一つであるCIFSサーバAに画像データA,B,Cを送信できなかった場合には,送信に成功したFTPサーバAに削除指示を送信して,送信済みの画像データA,B,Cを削除させるので,FTPサーバA等の一部の外部機器に画像データA,B,Cが残って,CIFSサーバA等の残りの外部機器に画像データが残らない事態を回避できる。よって,ユーザは,画像データA,B,Cが残っている外部機器を探し出さなくても,FTPサーバA,CIFSサーバA等の全送信先に画像データA,B,Cを送り直せばよく,画像データA,B,Cの管理が容易である。データ管理の容易性は,宛先が多いほど,顕著になる。また,FTPサーバAでは,画像データA,B,Cが再送された場合に,画像データA,B,Cを重複して記憶する無駄を回避できる。また,FTPサーバAの使用者は,再送された画像データA,B,Cが,FTPサーバAに記憶されている画像データと同じか否かを判別する手間がかからない。
また,MFP100は,FTPサーバAに画像データA,B,Cを送信するときに,画像データA,B,Cとともに送信した識別情報と同じ識別情報を,削除指示とともにFTPサーバAに送信する。そのため,FTPサーバAは,削除指示を受信した場合に,誤って他の画像データXを削除することを回避できる。
また,MFP100は,CIFSサーバAに画像データの送信を失敗した場合に,送信失敗画面を液晶ディスプレイ41に表示させる。そのため,ユーザは,画像データの送信が途中で中止されたことを早期に知り,画像データを再送できる。
また,MFP100は,画像データA,B,CをFTPサーバA,CIFSサーバA等の外部機器に送信する前に,画像データA,B,Cを暗号化して送信させるか否かの設定を受け付ける。MFP100は,画像データA,B,Cを暗号化して送信させる設定を受け付けた場合には,送信済みデータ削除処理を実行し,FTPサーバAに送信済みの画像データを削除する。一方,MFP100は,画像データA,B,Cを暗号化して送信させる設定を受け付けていない場合には,送信済みデータ削除処理を実行せず,FTPサーバAに画像データA,B,Cを残したままにする。暗号化された画像データは秘匿性が高いと考えられる。よって,MFP100は,ボタン群42を介して,暗号設定記憶部35に記憶されている暗号フラグの値が「1」に設定されることにより,秘匿性の高い画像データA,B,CがFTPサーバAに残ることを回避できる。
ところで,送信対象になる画像データがRAM33に複数記憶されている場合,それら複数の画像データを1台の外部機器に対して送信する途中で,MFP100が画像データを送信できなくなることがある。例えば,外部機器のメモリが不足する場合である。このような場合,当該外部機器には,MFP100が送信しようとした複数の画像データのうちの一部の画像データが存在し,残りの画像データが存在しない事態になる。
そこで,図6に示す画像データ送信処理では,MFP100が送信しようとした複数の画像データのうちの一部の画像データの送信に失敗した場合には(S44:NO),CPU31は,暗号設定記憶部35の暗号フラグの値が「1」に設定されている否かを判断する(S46)。暗号フラグの値が「0」設定されている場合には(S46:NO),送信済みの画像データを削除する削除指示を,接続中の外部機器に送信しない。画像データの秘匿性が低いと考えられるからである。一方,暗号フラグの値が「1」に設定されている場合には(S46:YES),接続中のサーバ等の外部機器に送信した一部の画像データを削除する接続中サーバの送信済みデータ削除処理を実行する(S47)。S47の処理は,削除処理の一例である。
接続中サーバの送信済みデータ削除処理の手順について,図7のフローチャートを参照して説明する。接続中サーバの送信済みデータ削除処理では,CPU31は,接続中の外部機器に,送信を完了させた画像データを削除させる。
すなわち,CPU31は,送信中の画像データの順番Mから1を減算する(S51)。これにより,削除対象を,送信に失敗した画像の1個前の画像にする。
そして,CPU31は,画像データの順番Mが0か否かを判断する(S52)。画像データの順番Mが0でない場合には(S52:NO),当該外部機器に,MFP100から送信した画像データが残っているので,CPU31は,ネットワークIF37を制御して,第N送信先へ第M画像データを削除する削除指示と識別情報を送信させる(S53)。その後,CPU31は,S52に戻り,画像データの順番Mから1を減算し,削除対象を更に1個前の画像にする。このようにして,CPU31は,送信済みの画像データを1個ずつ削除していく。
尚,この場合にも,CPU31は,削除指示とともに,図6のS43にて送信した識別情報と同じ識別情報を送信する。つまり,CPU31は,削除対象となる画像データを特定する識別情報を削除指示と共に送信する。これにより,削除対象でない画像データが削除されることを回避できる。
送信済みの画像データの全てについて削除指示を送信したら(S52:YES),図6のS48に進む。そして,CPU31は,ネットワークIF37を制御して,接続中の第N送信先へ切断要求を送信させ,第N送信先となる外部機器との接続を切断する(S48)。そして,CPU31は,液晶ディスプレイ41を制御して,送信失敗画面を表示させる(S49)。送信失敗画面の表示は,上述した図5のS33と同様なので,説明を省略する。
その後,CPU31は,図5のS30に進み,上述したS30以降の処理を実行する。つまり,CPU31は,画像データの送信に途中で失敗した外部機器より前の順番の外部機器に対して,画像データを削除する削除指示を送信し,画像データが指定された外部機器の何れにも残らないようにする。
接続中のサーバから送信済みデータを削除する具体例を,図10を参照して説明する。
例えば,MFP100は,複数の外部機器が送信先として指定され、その複数の外部機器の中に、FTPサーバAとCIFSサーバAが順番に登録されているとする。この場合において,FTPサーバAに対しては、画像データA,B,Cの送信を成功させることができたが、その次の送信先であるCIFSサーバAに対しては,画像データA,B,Cのうち,1番目と2番目の画像データA,Bの送信に成功したが、3番目の画像データCを送信する途中で,CIFSサーバAのメモリが不足したとする。この場合,CPU31は,画像データCをCIFSサーバAに送信できない。
そこで,CPU31は,ネットワークIF37を制御して,CIFSサーバAに対して,2番目の画像データBを削除する削除指示を送信させた後,第1番目の画像データAを削除する削除指示を送信させる。削除指示を受信したCIFSサーバAは,画像データBと画像データAを順番に削除する。よって,CIFSサーバAには,送信済みの画像データA,Bが残らない。
その後,CPU31は,ネットワークIF37を制御して,CIFSサーバAの1つ前の送信先であるFTPサーバAに削除指示を送信させ,画像データA,B,Cを削除する削除指示を送信させる。削除指示を受信したFTPサーバAは,画像データA,B,Cを削除する。MFP100は、FTPサーバAより前に画像データA,B,Cの送信に成功した外部機器についても削除指示を送信することで、同様に受信した画像データA,B,Cを削除できる。よって,CPU31は,指定された外部機器の一つであるCIFSサーバAに画像データCを送る途中で送信に失敗した場合には,送信済みの画像データをFTPサーバAとCIFSサーバA等に残さないようにすることができる。
以上詳細に説明したように,本形態のMFP100は,複数の外部機器1,2,3に画像データを送信する際,一部の外部機器で送信が成功し,残りの外部機器で送信が失敗した場合には,送信先の全ての外部機器1,2,3に同じ画像データが存在する保証が無くなることから,送信が成功した外部機器に対して画像データの削除指示を行い,画像データが残らないようにする。これによって,MFP100は,一部の外部機器に対する送信が成功して画像データが存在し,残りの外部機器に対する送信が失敗して画像データが存在しないという送信結果を回避できる可能性が高まる。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,MFP100は,画像読取機能を備えるものであればよく,スキャナであっても適用可能である。
例えば,上記形態では,外部機器毎に画像データの送信が完了すると,接続を切断したが,指定された外部機器との接続は,全ての外部機器に画像データを送信した後に切断しても良い。
外部機器の指定は,電話帳からの選択,又は,宛先入力の何れかから登録するようにしてもよい。また,外部機器の指定は,電話帳と宛先入力を併用して登録しても良い。併用する場合には,幅広く宛先を設定でき,便利である。
例えば,上記形態では,複数の外部機器に画像データを順次送信するシリアル方式により送信したが,複数の外部機器に画像データを同時に送信するパラレル方式により送信しても良い。
例えば,データ名の生成は,自動設定又は手動設定の何れかに固定しても良い。
上記形態のMFP100は,ジョブ間で共通するように,画像データを暗号化するか否かをNVRAM34の暗号設定記憶部35に記憶させたが,例えば,CPU31が,ボタン群42を制御してジョブ毎に暗号化するか否かを受け付け,RAM33に記憶させるようにしても良い。この場合,CPU31は,RAM33に画像データを保存する際に,暗号化するか否かの暗号情報を付加しておき,画像データの送信に失敗した場合に,各画像データの暗号情報を抽出し,画像データが暗号化されているか否かを判断しても良い。この構成では,画像データの送信に失敗した場合に,送信済みデータ削除処理や接続中サーバの送信済みデータ削除処理を実行する機会を減らし,削除処理の負担を軽減することが可能になる。尚,NVRAM34に暗号設定を記憶させれば,ジョブ毎に暗号設定する必要がなく,手間がかからない。また,画像データを暗号化する設定を忘れて,秘匿性の高い画像データを外部機器に残すことを回避できる。
送信失敗画面は,削除処理を実行する前に表示しても良い。また,送信失敗画面は,表示させなくても良い。尚,送信失敗画面を表示した場合には,画像データの送信に失敗したことをユーザが把握しやすい。
送信失敗画面には,画像データの送信に失敗した外部機器を特定する画像を表示しても良い。これによれば,ユーザは,例えば,送信に失敗した外部機器の管理者に接続不良があることを連絡して,修理を依頼するなどの対応ができる。
CPU31は,液晶ディスプレイ41に送信失敗画面を表示することに加え,エラーログをMFP100や,MFP100に接続するサーバに残すようにしても良い。また,CPU31は,送信成功と送信失敗を含む送信結果のログをMFP100や,MFP100に接続するサーバに残しても良い。また,CPU31は,送信失敗を音声メッセージや警告音によって報知しても良い。
送信失敗画面と送信成功画面は,ユーザのPCに表示させても良い。この場合,例えば,複数宛先送信機能を選択した場合に,ユーザが送信結果の送信先を設定しておき,その送信先に送信結果を送るようにする。これによれば,ユーザは,例えば宛先が多い場合に,MFP100から離れた場所で送信結果を確認できるようになる。
また,実施の形態に開示されている処理は,単一のCPU,複数のCPU,ASICなどのハードウェア,またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また,実施の形態に開示されている処理は,その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体,または方法等の種々の態様で実現することができる。
1,2,3 外部機器
20 画像読取部
31 CPU
34 NVTRAM
37 ネットワークIF
41 液晶ディスプレイ
42 ボタン群
100 MFP

Claims (7)

  1. 原稿から画像を読み取る読取部と,
    第1外部機器および第2外部機器と通信を行う通信部と,
    記憶部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記制御部は,
    原稿の画像データの送信先として第1外部機器と第2外部機器とが指定された場合,
    前記読取部を制御して,原稿の画像を読み取らせて画像データを生成させる生成処理と,
    前記生成処理により生成された原稿の画像データを,前記記憶部に記憶させる記憶処理と,
    前記記憶処理により前記記憶部に記憶された前記画像データを,前記通信部を制御して前記第1外部機器に送信させる第1送信処理と,
    前記第1送信処理によって前記第1外部機器への前記画像データの送信が成功したか否かを判断する第1判断処理と,
    前記記憶部に記憶された前記画像データを,前記通信部を制御して前記第2外部機器に送信させる第2送信処理と,
    前記第2送信処理によって前記第2外部機器への前記画像データの送信が成功したか否かを判断する第2判断処理と,
    前記第1判断処理にて前記第1外部機器への前記画像データの送信が成功したと判断し,前記第2判断処理にて前記第2外部機器への前記画像データの送信が成功しなかったと判断した場合に,前記通信部を制御して,前記第1外部機器に,前記画像データを削除する削除指示を送信させる削除処理と,
    を実行することを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1に記載する画像読取装置において,
    前記制御部は,
    前記第1送信処理では,前記通信部を制御して,送信対象である前記画像データとともに前記画像データを特定する識別情報を前記第1外部機器に送信させ,
    前記削除処理では,前記通信部を制御して,前記削除指示とともに削除対象である前記画像データを特定する前記識別情報を前記第1外部機器に送信させる,
    ことを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載する画像読取装置において,
    画像を表示する表示部を備え,
    前記制御部は,
    前記削除処理を実行した場合に,前記表示部を制御して,画像データの送信に失敗したことを示す画像を表示させる,
    ことを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載する画像読取装置において,
    前記制御部は,
    前記第1判断処理にて前記第1外部機器への前記画像データの送信が成功したと判断した場合に,前記第2送信処理を実行し,
    前記第1判断処理にて前記第1外部機器への前記画像データの送信が成功しなかったと判断した場合,前記第2送信処理を実行しない,
    ことを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載する画像読取装置において,
    前記通信部に前記画像データを送信させる前に,前記画像データを暗号化して送信させるか否かの設定を受け付ける受付部を備え,
    前記制御部は,
    前記受付部に前記画像データを暗号化して送信させる設定を受け付けていた場合,前記削除処理を実行し,
    前記受付部に前記画像データを暗号化して送信させる設定を受け付けていない場合,前記削除処理を実行しない,
    ことを特徴とする画像読取装置。
  6. 原稿から画像を読み取る読取部と,
    複数の外部機器と通信を行う通信部と,
    記憶部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記制御部は,
    原稿の画像データの送信先として複数の外部機器が指定された場合,
    前記読取部を制御して,原稿の画像を読み取らせて画像データを生成させる生成処理と,
    前記生成処理により生成された原稿の画像データを,前記記憶部に記憶させる記憶処理と,
    前記記憶処理により前記記憶部に記憶された前記画像データを,前記通信部を制御して前記複数の外部機器のそれぞれに送信させる送信処理と,
    前記送信処理によって前記複数の外部機器のそれぞれへの前記画像データの送信が成功したか否かを,送信対象となった外部機器ごとに判断する判断処理と,
    前記判断処理にて前記画像データの送信が成功しなかったと判断した外部機器がある場合に,前記通信部を制御して,前記判断処理にて前記画像データの送信が成功したと判断した外部機器に,前記画像データを削除する削除指示を送信させる削除処理と,
    を実行することを特徴とする画像読取装置。
  7. 原稿から画像を読み取る読取部と,
    第1外部機器および第2外部機器と通信を行う通信部と,
    記憶部と,
    を備える画像読取装置の画像送信方法であって,
    原稿の画像データの送信先として第1外部機器と第2外部機器とが指定された場合,
    前記読取部を制御して,原稿の画像を読み取らせて画像データを生成させる生成ステップと,
    前記生成ステップにて生成された原稿の画像データを,前記記憶部に記憶させる記憶ステップと,
    前記記憶ステップにより前記記憶部に記憶された前記画像データを,前記通信部を制御して前記第1外部機器に送信させる第1送信ステップと,
    前記第1送信ステップによって前記第1外部機器への前記画像データの送信が成功したか否かを判断する第1判断ステップと,
    前記記憶部に記憶された前記画像データを,前記通信部を制御して前記第2外部機器に送信させる第2送信ステップと,
    前記第2送信ステップによって前記第2外部機器への前記画像データの送信が成功したか否かを判断する第2判断ステップと,
    前記第1判断ステップにて前記第1外部機器への前記画像データの送信が成功したと判断し,前記第2判断ステップにて前記第2外部機器への前記画像データの送信が成功しなかったと判断した場合に,前記通信部を制御して,前記第1外部機器に,前記画像データを削除する削除指示を送信させる削除ステップと,
    を含むことを特徴とする画像送信方法。
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