JP2018106894A - 照明システム - Google Patents

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Abstract

【課題】光源から出射された光を顕微鏡などの観察領域に照射する際に前記観察領域での照度分布を均一に補正する。【解決手段】光源から出射されて前記観察領域に照射される際、前記観察領域の前方に仮想に設定した照射面での前記光の照度レベルが前記照射面内の領域によって異なっており、前記異なる照度レベルの照度分布が前記観察領域に反映されて不均一になるという知見を得た。この知見に基づいて、照明用の光を出力させる光源系に前記光源から出射された光の前記観察領域への透過率を設定する透過率設定部を有し、前記観察領域の前方に設定した仮想面での異なる照度レベルの照度分布に対応させて前記透過率設定部で前記透過率を局部的に設定することにより、前記観察領域での前記光の照度分布を均一に補正する。【選択図】図1

Description

本発明は、光源から出射された光の照度分布に対応させて前記光源から顕微鏡などの観察領域側への透過率を局部的に設定することを可能にした照明システムに関する。
特許文献1に開示されているように、顕微鏡においては標本を観察あるいは写真撮影する場合、何らかの光源により標本を照明することが行われている。特許文献1によれば、拡大された標本像は倍率の2乗に反比例して暗くなるため、高倍率になるほど強力な照明装置を必要とするものである。
最近では、照明用の光源としてLEDが多く用いられているが、高照度な光を得るためにはLEDを駆動するために大容量の電源が必要となっている。大容量の電源を用いると、その電源から発する発熱量が過大となり、LEDによる照明装置を顕微鏡に組み込むことができなくなる。何故ならば、LEDの電源が発する熱が顕微鏡の光学系に悪影響を与えてしまうからである。そこで、LEDが出力する光を光ファイバーバンドルで顕微鏡に導光するシステムが開発されている。
上述した顕微鏡の応用例の一例として、特許文献2に開示されているように、ガラス等透明な基板上に形成されたパターンに光を照射して、顕微鏡を介して得られるパターン像を、CCD(Charge Coupled Device:以下、CCDと表記する)等の撮像素子で撮像した画像を画像処理して寸法を測定する線幅測定装置に応用されている。
特許文献2では、ランプの光量が低下したときに測定に必要な光量が確保できないため、測定システム内にランプの光量低下量を測定するためのシステムを構築し、低下量に応じた光源の透過率を光軸付近及び周辺領域で照度ムラは定率(均一の割合)にコントロールすることで測定に必要な光量を確保し、測定を継続することを意図している。そのため、光路に反射鏡を装備し、CCTVカメラの映像信号を利用して、ランプの光量低下量を測定し、画像処理ユニット内に照明装置の照度特性を記憶しておき、その情報を利用して、測定に必要な光量が得られるように照明装置の光量を光軸付近及び周辺領域で照度ムラはそのままで定率に制御している。
特開平05−297280号 特開2010−190843号
特許文献2で開示されたように、ランプにLEDを用いることにより、LEDによる光量低下を回避することは可能になっており、LEDを照明系の光源に用いることにより必要な光量を確保することができる。
特許文献1に示した線幅測定装置において、CCD等の撮像素子で撮像した画像を画像処理して寸法を測定するが、光軸付近及び周辺領域で均一に制御しているため、撮像素子で撮像した画像を目視すると、被測定材の長さ方向で中央部と両端付近とで照度の差が生じており、寸法を測定するための画像処理に加えて、不均一な照度分布を均一に補正するための画像処理が実施されているのが実情である。
上述したように、現時点で開発されている照明装置では、不均一な照度分布を均一に補正するために画像処理を行う必要があり、被測定体に光を照射する段階において照度分布を均一に補正する技術が要求されている。
本発明の目的は、光源から出射された光の照度分布に対応させて前記光源から顕微鏡などの観察領域側への透過率を局部的に設定することを可能にした照明システムを提供することにある。
観察領域に光源からの光を出射する光学系は、光源からの光を結像レンズに透過させて前記観察領域に照射する構成として構築されている。前記光学系の構成からすると、光源からの光の照度分布が前記観察領域にそのまま反映される構成であるから、本発明者等は、顕微鏡などの観察領域上に照度分布の不均一性を生じさせている原因は、前記観察領域を照射している光源から放射される光の照度分布に不均一性が潜んでいることに着目した。
本発明者等は図1(a)に示すように、光源1から出射される光が進む光軸1aに交差させて仮想面1bを光源1の前方であって観察領域2の手前の位置に設定し、その照射面1b上での光の照度分布をシミュレーションによって解析した。そのシミュレーションの結果を図示すると、図1(a)に示すように、仮想面1bの中央領域1cの照度が高く、その周辺領域1dに向けて照度が低下するという凸型の照度分布Aを呈しているとの知見を得た。
このシミュレーションの結果からすると、従来のように光源から出射される光の照度分布が均一であるとして観察領域2を照射した場合に上述した問題が生じるとの知見を得た。
そこで、本発明においては、透過率設定部3を用いることにより、仮想面1bでの照度分布に対応させて光源1から観察領域2側への光の透過率を局部的に低下させることにより、観察領域2上での照度分布Bを均一に補正している。
次に、透過率設定部3を用いて仮想面1bでの照度分布Aに対応させて光源1から観察領域2側への光の透過率を局部的に設定したことによる観察領域2上の照度分布Bの特性について検証した。その検証では、透過率設定部3に遮光体を用い、その遮光体(3)で仮想面1bでの凸型の照度分布Aの光軸1a及びその周辺(中央領域1c)における光源1から観察領域2側への光を局部的に遮光(制御)した場合を検証した。その結果を図1(a)に示す。図1(a)に示す観察領域2の右側に本発明における補正後の照度分布Bを示している。
図1(a)から明らかなように、透過率設定部3により仮想面1bでの照度分布Aに対応させて光源1から観察領域2側への光の透過率を局部的に低下させると、補正後の照度分布Bの中央領域1cの照度レベルが抑制されて中央領域1cの照度レベルが周辺領域1dの照度レベルに近似して補正され、観察領域2上での照度分布Bが均一に補正されていることが分かる。
本発明によれば、照明用の光を出射させる光源系と、光源系から出射された光を観察領域に照射する照射光学系とを有する光学系を構築し、光源から観察領域への透過率を設定する透過率設定部を光源系に備えており、観察領域の前方に設定した仮想面での異なる照度レベルの照度分布に対応させて光源から観察領域への透過率を透過率設定部で局部的に低下させて、観察領域上での照度分布を均一に補正することができる。
(a)は本発明の実施形態に係る照明システムの基本構成を示しており、図の縦方向及び横方向の2方向の位置で光源から観測領域へ進行する光が透過率設定部で遮光される度合いを示し、斜線部が遮光されている部分を示している図、(b)は光軸を中心として360°の位置で光源から観測領域へ進行する光が透過率設定部で遮光される度合いを示し、斜線部が遮光されている部分を示している図である。 (a)(b)は光源において照度分布に不均一性が生じる原因を考察した図である。 本発明の実施形態に係る照明システムにおいて透過制御部の出射面に対する距離を変更した例を示す図である。 本発明の実施形態に係る照明システムにおいて透過制御部の出射面に対する距離を変更した例を示す図である。 (a)は光源の出射面と透過率設定部とのサイズを示す図、(b)(c)は光源の出射面と透過率設定部との間の距離を検証した結果を示す図である。 本発明の実施形態に係る照明システムを1次元ラインセンサ撮像装置に適用した例を示す図である。 図6に示す1次元ラインセンサ撮像装置の照明システムを示しており、(a)は1次元ラインセンサを照明する場合で光源から観測領域へ進行する光が透過率設定部で遮光される度合いを示し、斜線部が遮光されている部分を示している図、(b)は透過率設定部の取付構造を示す斜視図、(c)は(b)のI−I線に沿う断面図、(d)は透過率設定部と1次元ラインセンサとの配置関係を示す図である。 図6に示す照明システムにおいて透過制御部の出射面に対する距離を変更した例であり、光源から観測領域へ進行する光が透過率設定部で遮光される度合いを示し、斜線部が遮光されている部分を示している図である。 図6に示す照明システムにおいて透過制御部の出射面に対する距離を変更した例であり、光源から観測領域へ進行する光が透過率設定部で遮光される度合いを示し、斜線部が遮光されている部分を示している図である。 (a)は1次元ラインセンサ撮像装置に適用して撮像した画像を示す図、(b)は比較例を示す画像を示す図である。 (a)は本発明の実施形態において透過制御部を取り付ける別の構造を示す斜視図、(b)は(a)のII−II線に沿う断面図である。 本発明の実施形態において結像レンズを配置した例を示す構成図である。 図12に示す透過率設定部の具体例を示す斜視図である。 図7(a)に示す1次元ラインセンサを照明する場合の照明システムに結像レンズを適用した例を示しており、1次元ラインセンサ上で光源から観測領域へ進行する光が透過率設定部で遮光される度合いを示し、斜線部が遮光されている部分を示している図である。 本発明の実施形態において結像レンズを配置した例を示す構成図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて詳細に説明する。
図1(a)に示すように、光源1の前方位置に設定した仮想面1b上での照度分布Aの中央領域1cの照度レベルが高く、周辺領域1dに向けて照度レベルが漸次低くなるという原因を解析した。光源1として光ファイバーバンドルを用いた場合を例にとって説明する。
図2(a)に示すように、光ファイバーバンドル1のうち1本の光ファイバーに注目すると、光源であるLED10から入射した光の一部は光軸1aに添ってコア1内を直進する光Lと、光ファイバーのクラウド1の内壁で反射を繰り返して光軸方向に進行する光Lとが存在する。そして、光Lは光軸1aに沿う方向に出射し、光Lは出射角θの範囲で斜め方向に出射する。従って、光ファイバーの前方に設定した仮想面1b上で照度を観察すると、中央領域(光軸1a及びその付近を含む)1cでの照度レベルが高く、周辺領域1dでの照度レベルが低い凸型の照度分布Aを呈するという知見を得た。この知見に基づけば、1本の光ファイバーからの光が仮想面1b上で凸型の照度分布Aを呈するのであるから、複数本の光ファイバーを束ねた光ファイバーバンドル1の出射面から出射された光の仮想面1b上での照度分布は同様に凸型の照度分布Aを呈するという知見を得た。
図2(b)は、円柱形状の透明なガラス体1の基部に点光源1を埋設し、その点光源Lから光を出射した場合、ガラス体1の出射面の前方に設定した仮想面1b上での照度分布を検証した例を示している。ガラス体1の外周面は遮光膜1で被覆している。
図2(b)の例では、点光源Lから出射面に直進する光Lと、ガラス体1の遮光膜1の内壁で反射を繰り返して光軸方向に進行する光Lとが存在する。これらの光L,Lがガラス体1の出射面から出射された場合、仮想面1bの周辺領域1d,1dでの照度レベルが高く、中央領域(光軸1a及びその付近を含む)1cでの照度レベルが低いというリング状の照度分布Aを呈するという知見を得た。図2(b)に示す照度分布Aは、仮想面1bの周辺領域1dの照度レベルが高く、中央領域1cの照度レベルが低い凹リング状の曲線形状で示している。
以上の知見に基づいて、本発明では、光源1から出射された光の照度分布(図2(a)又は図2(b))に対応させて光源1から観察領域2側への透過率を透過率設定部3で局部的に制御することにより、観察領域2上での照度分布Bを均一に補正している。ここで、均一に補正するとは、観察領域2での照度レベルをできるだけ平坦化(照度ムラを設定)することを意味している。
なお、図1(a)に示す透過率設定部3は遮光体に限られるものではなく、スリットガラス,磨りガラスなどの半透明体であってもよい。
次に、図1(a)に示すように、透過率設定部3を光源1の出射面1eに密着させた場合の補正後の照度分布B、図3に示すように、透過率設定部3を光源1の出射面1eに距離S離した場合の補正後の照度分布B、図4に示すように、透過率設定部3を光源1の出射面1eに距離S(S<S)離した場合の補正後の照度分布Bをそれぞれシミュレーションした。
図1(a)及び図3並びに図4のいずれの場合でも、光源1から出射された光の照度分布(図2(a)又は図2(b))に対応させて光源1から観察領域2側への透過率を透過率設定部3で局部的に制御することにより、観察領域2上での照度分布Bを均一に補正することができることが分かった。
次に、図1(a)及び図3並びに図4に示す透過率設定部3の材質、図1(a)及び図3並びに図4に示す光源1の出射面1eの直径と透過率設定部3の直径との関係、図1(a)及び図3並びに図4に示す光源1の出射面1eに対する透過率設定部3の距離との関係を図5(a)に基づいて検証した。
図5(a)に示す光源1の出射面1eの直径Dを図5(b)に示すように8mm、透過率設定部3の直径Wを2.5mm、図5(a)に示す光源1の出射面1eと透過率設定部3との間の距離dを図5(b)に示すように6.8mmにそれぞれ設定し、且つ透過率設定部3として遮光体を用いた場合における補正後の照度分布Bについて考察した。その結果を図5(b)の特性図に示している。
図5(b)の特性図において、横軸は光源1の出射面1eからの光の照射角度を示しており、縦軸は照度分布を示している。図5(b)において、補正前の照度分布Aは、図1(a)の仮想面1bの照度分布Aに対応しており、その中央付近1cの照度レベルが高く、周辺領域1dの照度レベルが低い傾向を示している。図5(a)の寸法を図5(b)の寸法に設定して透過率を局部的に低下させた結果、中央付近1cの照度レベルが周辺領域1dの照度レベルに近似した補正後の照度分布Bに補正されている。
図5(a)に示す光源1の出射面1eの直径Dを図5(c)に示すように8mm、透過率設定部3の直径Wを1.8mm、図5(a)に示す光源1の出射面1eと透過率設定部3との間の距離dを図5(c)に示すように7mmにそれぞれ設定し、且つ透過率設定部3として透過率が零の遮光体を用いた場合における補正後の照度分布Bについて検証した。その結果を図5(c)の特性図に示している。
図5(c)の特性図において、横軸は光源1の出射面1eからの光の照射角度を示しており、縦軸は照度分布を示している。図5(c)において、補正前の照度分布Aは、図1(a)の仮想面1bの照度分布Aに対応しており、その中央付近1cの照度レベルが高く、周辺領域1dの照度レベルが低い傾向を示している。図5(a)の寸法を図5(c)の寸法に設定して透過率を局部的に制御した結果、中央付近1cの照度レベルが周辺領域1dの照度レベルにより近似した補正後の照度分布Bに補正されている。
次に、図5(a)に示す光源1の出射面1eの直径Dを8mm、透過率設定部3の直径Wを7.5mm、図5(a)に示す光源1の出射面1eと透過率設定部3との間の距離dを11mmにそれぞれ設定し、且つ透過率設定部3として透過効率40%のすりガラスを用いた場合における補正後の照度分布Bについて検証した。
この検証結果によれば、透過率設定部3が透過効率を有する場合には、図5(a)に示す光源1の出射面1eと透過率設定部3との間の距離dを光源1の出射面1eの直径より長く設定しても、図5(c)に示すような補正後の照度分布Bに補正できることが分かった。その理由は、透過率設定部3が透過効率を有することにより、透過制御部3を透過した光で透過率設定部3を透過した光があたかも光源があるように図1(a)の観察領域2を照明しているからであると考えられる。
以上の結果からして、透過率設定部3に円形の遮光体を用いた場合、図5(a)に示す透過率設定部3の直径Wを光源1の出射面1eの直径Dよりも短くし、図5(a)に示す光源1の出射面1eと透過率設定部3との間の距離dを光源1の出射面1eの直径Dよりも短く設定する必要がある。具体的には、透過率設定部3を光源1の出射面1eに対して距離(S,S)を保って配置する場合、透過率設定部3の面積を光源1の出射面1eより小さく設定し、且つ光源1の出射面1eと透過率設定部3との間の距離dを光源1の出射面1eの直径Dよりも短く設定する。さらに、透過率設定部3を光源1の出射面1eに接近して配置する場合、透過率設定部3の面積(直径W)を光源1の出射面1eの面積(直径D)よりもより小さく、さらに、透過率設定部3の面積を光源1の出射面1eよりより小さく設定することにより、透過率設定部3を光源1の出射面1eに密着させて配置することも可能である。
一方、透過率設定部3にすりガラスなどの半透明体を用いた場合、透過率設定部3の一部を透過する光を二次光源として利用して図1(a)の観察領域2を照明することから、図5(a)に示す光源1の出射面1eと透過率設定部3との間の距離dを遮光体の場合と比較して光源1の出射面1eの直径より長く設定することができ、半透明体の場合、透過率設定部3の位置が制限される場合等に有効である。具体的には、透過率設定部3を光源1の出射面1eに対して距離(S,S)を保って配置する場合、透過率設定部3の面積を光源1の出射面1eより小さく設定し、且つ光源1の出射面1eと透過率設定部3との間の距離dを光源1の出射面1eの直径Dよりも長く設定する。さらに、透過率設定部3を光源1の出射面1eに接近して配置する場合、透過率設定部3の面積(直径W)を光源1の出射面1eの面積(直径D)よりもより短くし、さらに、透過率設定部3の面積を光源1の出射面1eよりより小さく設定することにより、透過率設定部3を光源1の出射面1eに密着させて配置することも可能である。
以上のように、透過率設定部3に遮光体或いは半透明体を用いること、及び透過率設定部3のサイズを光源1の出射面1eのサイズより小さく設定することにより、光源1の出射面1eと透過率設定部3との間の距離dを光源1の出射面1eのサイズに対応させて設定して、透過率設定部3の配置を適宜設定することができる。
以上の実施形態では、図1(a)に示すように、光源1で観察領域2の全体を広く照明する必要があるエリアセンサなどに用いる照明システムについて説明したが、本発明の照明システムはラインセンサ型撮像装置の照明にも適用できるものである。以下に、本発明に係る照明システムをラインセンサ型撮像装置に適用した例を図6に基づいて説明する。この場合、観察領域2は照射対象である観察試料5の光照射側に存在している。
ラインセンサ型撮像装置は図6に示すように、照射用の光を出射させる光源系4と、光源系4から出射された光を観察試料5の観察領域2を照射する照射光学系6とを有している。
ラインセンサ型撮像装置は図6に示すように、観察試料5を、直交するX−Yの座標面上で1次元移動するステージ7上に設置し、ステージ7を1次元ラインセンサ毎に矢印で示す1次元方向(X軸方向或いはY軸方向)に順次移動させ、1次元ラインセンサ8に対応させて観察試料5の観察領域2を照明光学系6で照射し、1次元ラインサンセー8で観察試料5の画像G,G・・・Gを取込み、それらの取り込んだ画像G,G・・・Gを1フレーム分の画像Gに合成し、その合成画像Gで観察試料5の観察領域2の全体を撮像している。
図7(b)(c)は、仮想面1bでの照度分布Aが中央の照度が高い凸型の照度分布の形状をなしていることを前提とした支持構造である。図7(b)(c)に示すように、光ファイバーバンドル1の先端には筒状体9が装着され、筒状体9には直方形状の透過率設定部3(以下の説明では角形形状の透過率設定部と表記する)が光ファイバーバンドル1の光軸1aと交差させて出射面1eに添って支持している。
図7(a)(d)に基づいて、角形形状の透過率設定部3と1次元ラインセンサ8との関係について説明する。図7(d)に示すように、1次元ラインセンサ8をX方向に添って配置した場合、角形形状の透過率設定部3は1次元ラインセンサ8と交差するY方向に沿って配置する。角形形状の透過率設定部3は、1次元ラインセンサ8の長さ方向(X方向)に添う寸法がα、1次元ラインセンサ8の幅方向(Y方向)に添う寸法がβである斜線部3aで光源1から観測領域2への光を局部的に制御する。
図7(a)に示す透過率設定部3は遮光体からなり、光ファイバーバンドル1の光軸1a上及びその近傍(中央領域1c)での光を局部的に遮光している。すなわち、照度レベルが高い光軸1a上及びその付近の領域(中央領域1c)で局部的に光ファイバーバンドル1から観察領域2への光の透過率を透過率設定部3で局部的に制御している。
なお、図7(a)に示す透過率設定部3は遮光体に限られるものではなく、スリットガラス,磨りガラスなどの半透明体であってもよい。
図7(a)において、光ファイバーバンドル1から出射した光は、図7(a)に楕円形で描いた範囲に制限されて照射光学系6に通して1次元ラインセンサ8に対応する細長い形状の観察領域2を照射する。なお、図7(a)では、1次元ラインセンサ8を用いて観察領域2の画像を撮像しているため、光ファイバーバンドル1から出射した光はスリット等に通して1次元ラインセンサ8に対応する細長い形状の観察領域2を照明するのに十分な範囲に絞られる。
図7(a)に示す例では、光ファイバーバンドル(光源)1から出射した光の仮想面1b上での凸型形状をなす照度分布Aに対応させて、光軸1a上及びその近傍(中央領域1c)での光を透過率設定部3で局部的に遮光する。
図7(a)に、観察領域2側から光ファイバーバンドル1の出射面1eと角形形状の透過率設定部3との関係を示している。
観察領域2上に照射される光の形状を、角形形状の透過率設定部3による遮光率との関係で光軸1aを交差する方向で観察すると、観察領域2の中央領域2aの光束の形状は図7(a)に示すように円形であって、しかも光軸1a及びその付近(中央領域1c)が角形形状の制御部3で遮光された形状となる。観察領域2の中央領域2aから周辺領域2bに漸次離れた光束の形状は図7(a)に示すように、横長の度合いが漸次変化した楕円形状を呈し、且つ角形形状の透過率設定部3による遮光領域が小さくなる形状となる。
従って、観察領域2の中央領域2a側への透過率を短冊状の透過率設定部3で局部的に設定して、観察領域2上の中央領域2aでの照度レベルを周辺領域2bの照度レベルに接近させて照度ムラを補正し、観察領域2上での照度分布Bを平坦(均一)に補正する。
図7の例において、筒状体9を光ファイバーバンドル1の周方向に回転させることが可能な構造、すなわち、透過率設定部3は光源1からの光が観察領域2側へ直進する光軸1aに直交する面内で回転可能な構造に構成してもよいものである。従って、筒状体9を光ファイバーバンドル1の周方向に時計方向或いは反時計方向に角回転させることにより、透過率設定部3の光ファイバーバンドル1の出射面1eに対する姿勢が前記直交姿勢から周方向への姿勢が適宜変更することになり、これにより、透過率設定部3は直交姿勢から周方向への姿勢を変更した状態で光軸1a及びその周辺(中央領域1c)で局部的に観察領域2の中央領域2a側への光の透過率を制御することができる。また、透過率設定部3とラインセンサの1ラインとの位置ズレがある場合などに、その位置ズレなどを補正することができる。
次に、図7(a)に示すように、透過率設定部3を光源1の出射面1eに密着させた場合での補正後の照度分布B、図8に示すように、透過率設定部3を光源1の出射面1eに距離S離した場合での補正後の照度分布B、図9に示すように、透過率設定部3を光源1の出射面1eに距離S(S<S)離した場合での補正後の照度分布Bをそれぞれシミュレーションした。
図7(a)及び図8並びに図9のいずれの場合でも、光源1から出射された光の照度分布(図2(a)又は図2(b))に対応させて光源1から観察領域2側への透過率を透過率設定部3で局部的に制御することにより、観察領域2上での照度分布Bを均一に補正することができることが分かった。
図7(a)の例においても、透過率設定部3にすりガラスなどの半透明体を用いた場合、透過率設定部3の一部を透過する光を二次光源として利用して図7(a)の観察領域2を照明することが可能となる。さらに、図7(a)に示す例において、図1(a)の例と同様に、透過率設定部3に遮光体或いは半透明体を用いること、及び透過率設定部3のサイズを光源1の出射面1eのサイズより小さく設定することにより、光源1の出射面1eと透過率設定部3との間の距離dを光源1の出射面1eのサイズに対応させて設定して、透過率設定部3の配置を適宜設定することができる。
図7(a)に示す照明システムの有効性を検証するために、本発明に係る照明システムで1次元ラインセンサが撮像する1ライン分の観察領域を照射した画像を図11(a)に示し、比較例として本発明に係る照明システムを用いないで1次元ラインセンサが撮像する1ライン分の観察領域を照射した画像を図10(b)に示す。図10(a)(b)において、横軸は1次元ラインセンサの1ライン分の位置(中央領域1c,周辺領域1d)を示しており、縦軸は1次元センサーが撮像した画像の輝度レベルを示している。
図10(b)から明らかなように、従来のように光源から出射される光の輝度分布が均一であるとして観察領域を照射し、観察領域上での輝度分布を観察すると、1次元ラインセンサ4の1ラインの中央領域4a(図7(a)の中央領域1cに対応している)での輝度レベルが高く、1次元ラインセンサ4の1ラインの両端付近4b(図7(a)の周辺領域1dに対応している)での輝度レベルが中央領域4aの輝度レベルより低く、1次元ラインセンサ4が撮像した画像の輝度分布に不均一性が生じていることが分かる。
これに対して、本発明に係る照明システムでは図10(a)から明らかなように、1次元ラインセンサ4の1ラインの中央領域4a(図1の中央領域1cに対応している)及び両端付近4b(図7(a)の周辺領域1dに対応している)で1次元ラインセンサが撮像した画像の輝度がほぼ均一(平坦)であり、1次元ラインセンサ4で撮像した画像の輝度分布が均一に補正されていることが分かる。従って、1次元ラインセンサ4で撮像した画像の輝度分布の不均一を解消するための画像処理を施す必要がないことが分かる。
図11(a)(b)は図7に示す透過率設定部3を支持する筒状体9を光ファイバーバンドル1に支持する構造の変形例を示している。図11(a)(b)に示すように、基台11に設けた方形の貫通孔11aの中心を光ファーバーバンドル1の光軸1aに一致して光ファイバーバンドル1の出射面1eの前方に固定する。図7(a)に示す短冊状の透過率設定部3を光ファイバーバンドル1の出射面1eに沿う方向に向けて筒状体9に支持し、筒状体9を方形の支持枠12に取付け、支持枠12を基台11の方形の貫通孔11a内に嵌合し、支持枠12を基台11に光ファイバーバンドル1の光軸1aに添って摺動可能に支持する。
図11(a)(b)に示すように、基台11の隣接する2辺に2本の設定ねじ13,14を支持枠12の隣接する2辺に向けて進退可能に螺合する。支持枠12には、設定ねじ13,14の先端を受け入れる凹部15,16を形成する。
2本の筒状のバネ受け17,18を2本の設定ねじ13,14に対向させて設け、バネ受け17,18内にバネ19,20及び固定駒21,22を内装し、固定駒21,22をバネ19,20で支持枠12側に付勢し、固定駒21,22を支持枠12に2箇所で当接し、設定ねじ13,14と固定駒21,22とで支持枠12を基台10の貫通孔11a内に固定する。設定ねじ13,14と固定駒21,22との設定により、光軸1aに直交する2軸方向及び光軸1aに添う方向での支持枠12の位置設定が行われる。
光ファイバーバンドル1の出射面1aに対する透過率設定部3の距離を設定する際には、2本の設定ねじ13,14を緩めて支持枠12の固定を解除する。次に、支持枠12を基台11の貫通孔11a内で光ファイバーバンドル1の光軸1aに添って前後に移動させることにより、透過率設定部3の設置位置を設定する。設定後、2本の設定ねじ13,14と固定駒21,22とで支持枠12を基台11の貫通孔11a内に固定し、光ファイバーバンドル1の出射面1aの中央領域1cを透過率設定部3で覆う。
上述した構成によれば、光軸1aに直交する2軸方向で透過率設定部3の光軸1aに対する位置決めを行うことができ、透過率設定部3により観察領域2側への光の透過率を的確にコントロールすることができる。さらには、透過率設定部3の出射面1aに対する距離を設定することにより、照度分布Bの明るさ等を設定することができる。
次に、透過率設定部3の変更例を図12及び図13に基づいて説明する。図12(a)に示す透過率設定部3は図12(b)に示すように円盤状の形状を呈しており、図13に示すように光軸1a及びその周辺領域(中央領域1c)に対応する円盤3bには口径の小さい透孔24が複数開口され、円盤3bの半径の外方向に沿って口径が徐々に大きくなる透孔25が複数開口されている。
従って、円盤3bの中央領域には口径の小さい透孔24が存在するため、円盤3bの中央領域では、光源1から観察領域(図1(a)の観察領域2に対応する)への光の透過率が制限される。円盤3bの中央領域から半径外方向に向けては、透孔25の口径が徐々に大きくなるように設定されているから、光源1から観察領域(図1(a)の観察領域2に対応する)への光を多く透過することになる。
これにより、図1(a)で説明したと同様に、光源1の前方に設定した仮想面1b上での凸型形状の照度分布(図1(a)の照度分布Aに対応する)に対応させて光源1から観察領域2側への透過率を透過率設定部3で局部的に制御することにより、観察領域(図1(a)の観察領域2に対応する)上での照度分布Bを均一に補正している。
図14は、図7(a)の例に結像レンズ28を適用した例におけるシミュレーションの結果を示している。図14では、図7(a)の光学系に結像レンズ28を適用した場合、光源1の前方に設定した仮想面1b上での凸型照度分布Aと、透過率設定部3で補正した観察領域2上での照度分布Bとに結像レンズ28を用いたことによる影響が生じる否かをシミュレーションしている。
シミュレーションの結果、仮想面1b上での凸型照度分布Aの形状は図7(a)に示す初度分布Aと同一であり、しかも透過率設定部3で光源1から観察領域2への光の透過率を局部的に設定して得られた補正後の照度分布Bの形状も図7(a)に示す初度分布Bと同一であった。
この結果からして、結像レンズ28を用いたことによる照度分布A,Bの変化は見られず、本発明は結像レンズ28の有無に拘わらず所期の目的を達成することができることが分かった。但し、結像レンズ28を用いているため、光源1から光の集光率が高まるため、補正後の照度分布Bにおける照度レベルが全体として向上したことが分かった。
図15は、光源1からの光を集光するための結像レンズ26と、その集光した光を観察領域2に向けて照射するための結像レンズ27とを用いた例を示している。
図15では、第1の仮想面1bを出射面1eと第1の結像レンズ26との間、第2の仮想面1b共役像1eが結像される共役位置と第2の結像レンズ27との間、第3の仮想面1bを共役像1e結像される共役位置と第2の結像レンズ27との間の少なくとも1箇所に設定している。点線で示す領域は観察領域2である。
そして、第1の透過率設定部3を出射面1eと第1の仮想面1b第2の透過率設定部3を共役像1eが結像される共役位置と第2の仮想面1bの間、第3の透過率設定部3を共役像1eが結像される共役位置と観察領域2との間の少なくとも1箇所に設定している。共役像1e,1eが結像される共役位置における出射面の寸法は光源1の出射面1eと同一である。したがって、図15で示す共役像1e,1eが結像される位置での出射面は光源1の出射面1eと同一の寸法であり、出射面1eと透過率設定部3
出射面1eと透過率設定部3,出射面1e1と透過率設定部32,出射面1eと透過率設定部3の関係は図5で説明した寸法に規制される。
図15のように結像レンズ26,27を配置することにより、観察領域2を照射する光の明るさ(照度)を明るくすることができるとともに、光軸1a及びその近傍(中央領域1c)での照度レベルを周辺領域の照度レベルに接近させて照度ムラを補正することができる。
図15に示す例では、結像レンズ26,28を2個配置する構成としたが、結像レンズ26,28を配置する個数は図示のものに限定されるものではなく、光源系4と照射光学系6との少なくとも一方に結像レンズを設ける構成としてもよいものである。さらには、結像レンズ26,28として凸レンズを用いて出射面1eからの光の明るさ(照度)を向上させるようにしたが、結像レンズに凹レンズを用いて照射範囲を拡大するようにしてもよいものである。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、照明用の光を出射させる光源系と、前記光源系から出射された光を観察領域に照射する照射光学系とを有する光学系を構築し、光源から観察領域への透過率を設定する透過率設定部を光源系に備えており、観察領域の前方に設定した仮想面での異なる照度レベルの照度分布に対応させて光源から観察領域への透過率を透過率設定部で局部的に設定して、観察領域上での照度分布を均一に補正することができる。
本発明の実施形態によれば、光源の前方に設定した仮想面内での異なる照度レベルの照度分布のうち他の領域より照度レベルが高い領域で局部的に光の透過率を設定して、観察領域上での照度分布を均一に補正することができる。
本発明の実施形態によれば、透過率設定部のサイズを光源の出射面のサイズより小さく設定して、透過率設定部を前記光源に対向して設置して、透過率設定部を前記光源に接近させて設置することができる。
本発明の実施形態によれば、遮光体からなる透過率設定部の直径を光源の出射面の直径よりも短く、光源の出射面と透過率設定部との間の距離を前記光源の出射面の直径よりも短く設定することができる。これにより、照明システムを組み込む専有面積を小さくすることができ、照明システムの小型化を図ることができる。
本発明の実施形態によれば、透過率設定部に半透明体を用い、透過率設定部に透過光による二次光源を生じさせて観察領域における照度レベルを上昇させることができる。これにより、新たな二次光源を用いることなく照度レベルの上昇に寄与することができるばかりでなく、照明システムの小型化を図ることができる。
本発明の実施形態によれば、透過率設定部に半透明体を用い、透過率設定部の直径を光源の出射面の直径よりも短く、光源の出射面と透過率設定部との間の距離を光源の出射面の直径より長く設定することができ、光源に対する透過率設定部の設置が制限される場合のも対応することができる。
本発明の実施形態によれば、光源から出射された光の観察領域への透過率を設定する口径の異なる複数の透過孔を有することにより、半透明体以外の構成であっても、透過率設定部に二次光源を生じさせることができる。
以上の説明では、光源としてLEDと光ファイバーバンドルとの組合せによる構造のものを用いたが、これ以外の点光源などを用いてもよいものである。要は、光源の特性によって照度の異なる照度分布を呈する光源であれば、いずれのものであってもよいものである。
本発明によれば、光源から出射された光の照度分布に対応させて前記光源から顕微鏡などの観察領域側への透過率を局部的に設定して、観察領域での照度レベルが異なる照度分布を補正することに寄与するものである。
1 光源(光ファイバーバンドル)
2 観察領域
3 透過率設定部

Claims (6)

  1. 光で観察領域を照明する照明システムにおいて、
    照明用の光を出力させる光源系と、前記光源系から出力された光を前記観察領域に照射する照射光学系とを有し、
    前記光源系は、光を出射する光源と、前記光源から出射された光の前記観察領域への透過率を設定する透過率設定部とを有し、
    前記透過率設定部は、前記観察領域の前方に設定した仮想面での異なる照度レベルの照度分布に対応させて前記透過率を局部的に低下させる構造であることを特徴とする照明システム。
  2. 前記透過率設定部は、前記照射面内での前記異なる照度レベルの照度分布のうち他の領域より照度レベルが高い領域で局部的に前記透過率を低下させる構造であることを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
  3. 前記透過率設定部のサイズを前記光源の出射面のサイズより小さく設定して、前記透過率設定部を前記光源に対向して設置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明システム。
  4. 前記透過率設定部に半透明体を用い、前記透過率設定部に透過光による二次光源を生じさせて観察領域における照度レベルを上昇させたことを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
  5. 前記透過率設定部に半透明体を用い、前記透過率設定部の直径を前記光源の出射面の直径よりも短く、前記光源の出射面と前記透過率設定部との間の距離を前記光源の出射面の直径より長く設定することを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
  6. 前記透過率設定部は、前記光源から出射された光の前記観察領域への透過率を設定する口径の異なる複数の透過孔を有することを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
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