JP2018105668A - 消費電力制御システム、ナビゲーションシステム、消費電力制御プログラムおよび制御プログラム - Google Patents

消費電力制御システム、ナビゲーションシステム、消費電力制御プログラムおよび制御プログラム Download PDF

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將貴 竹内
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正啓 佐藤
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Akiko Suzuki
亜紀子 鈴木
健太 河合
Kenta Kawai
健太 河合
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Abstract

【課題】消費電力を低減することが可能な技術の提供。【解決手段】GPS信号取得部で取得されたGPS信号に基づいて測位した現在位置である第1現在位置を取得する第1現在位置測位部と、近距離通信で接続されたナビゲーションシステムがGPS信号に基づいて測位した現在位置である第2現在位置を継続的に取得する第2現在位置取得部と、前記第1現在位置と最新の前記第2現在位置との距離が既定距離以内である間、前記既定距離以内ではない場合よりも前記GPS信号取得部におけるGPS信号の取得頻度を低下させる消費電力制御部と、を備える消費電力制御システムが構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、消費電力制御システムに関する。
従来、複数の装置が連携して各種の機能を実現するシステムが知られている。例えば、特許文献1,2においては、ナビゲーション装置としての車載器と携帯端末とを無線通信によって接続し、連携する技術が開示されている。
特開2015−57613号公報 特開2008−275544号公報
複数の装置が連携するシステムにおいて、複数の装置のそれぞれが同一の機能を実行可能である場合がある。この場合、複数の装置を利用する利用者から見ると、少なくとも一方で当該機能を実行されていれば充分である場合も多い。従って、同一の機能を複数の装置で実行して同一の結果を得るのであれば少なくとも一方の装置で消費された電力が無駄である。特に、車載器と携帯端末とが連携するシステムなど、双方の装置でともにGPS信号を受信可能であるシステムにおいては、電力の無駄が顕著である。すなわち、双方の装置でGPS信号による測位が行われ、同一の測位結果が得られても利用者に格別な利益はない。しかし、GPS信号の取得は一般に定期的に電波を受信し、解析する処理を伴い、消費電力が多い。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、消費電力を低減することが可能な技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、消費電力制御システムは、GPS信号取得部で取得されたGPS信号に基づいて測位した現在位置である第1現在位置を取得する第1現在位置測位部と、近距離通信で接続されたナビゲーションシステムがGPS信号に基づいて測位した現在位置である第2現在位置を継続的に取得する第2現在位置取得部と、第1現在位置と最新の第2現在位置との距離が既定距離以内である間、既定距離以内ではない場合よりもGPS信号取得部におけるGPS信号の取得頻度を低下させる消費電力制御部と、を備える。
また、上記の目的を達成するため、ナビゲーションシステムは、GPS信号に基づいて測位した現在位置である第2現在位置を取得する第2現在位置測位部と、GPS信号取得部で取得されたGPS信号に基づいて測位した現在位置である第1現在位置を取得し、第1現在位置と最新の第2現在位置との距離が既定距離以内である間、既定距離以内ではない場合よりも第1現在位置の取得頻度を低下させる、近距離通信で接続された端末に対して第2現在位置を継続的に送信する第2現在位置送信部と、を備える。
さらに、上記の目的を達成するため、消費電力制御プログラムは、コンピュータを、GPS信号取得部で取得されたGPS信号に基づいて測位した現在位置である第1現在位置を取得する第1現在位置測位部、近距離通信で接続されたナビゲーションシステムがGPS信号に基づいて測位した現在位置である第2現在位置を継続的に取得する第2現在位置取得部、第1現在位置と最新の第2現在位置との距離が既定距離以内である間、既定距離以内ではない場合よりも第1現在位置の取得頻度を低下させる消費電力制御部、として機能させる。
さらに、上記の目的を達成するため、制御プログラムは、コンピュータを、GPS信号に基づいて測位した現在位置である第2現在位置を取得する第2現在位置測位部、GPS信号取得部で取得されたGPS信号に基づいて測位した現在位置である第1現在位置を取得し、第1現在位置と最新の第2現在位置との距離が既定距離以内である間、既定距離以内ではない場合よりも第1現在位置の取得頻度を低下させる、近距離通信で接続された端末に対して第2現在位置を継続的に送信する第2現在位置送信部、として機能させる。
すなわち、消費電力制御システム、ナビゲーションシステム、消費電力制御プログラムおよび制御プログラムは、GPS信号取得部によって取得されたGPS信号によって現在位置(第1現在位置)を測位可能であり、ナビゲーションシステムにおいて取得されたGPS信号によっても現在位置を(第2現在位置)測位可能である状況で利用される。
この状況においては、少なくとも2カ所でGPS信号による測位が可能である。両者は独立した装置による測位であるため、第1現在位置と第2現在位置とは異なり得るが、両者が既定距離以内であり一致していると見なすことができる状況ならば、独立した2系統で現在位置を測位する利益は少ない。そこで、第1現在位置と最新の第2現在位置との距離が既定距離以内である間、既定距離以内ではない場合よりもGPS信号取得部におけるGPS信号の取得頻度を低下させる構成とすれば、独立した2系統での測位を行う利益が少ない状況において、GPS信号取得部による消費電力を低減することが可能である。
消費電力制御システムを示すブロック図である。 消費電力制御処理を示すフローチャートである。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)消費電力制御システムの構成:
(2)ナビゲーションシステムの構成:
(3)消費電力制御処理:
(4)他の実施形態:
(1)消費電力制御システムの構成:
図1は、本発明の一実施形態であるシステムを構成する消費電力制御システムおよびナビゲーションシステムの構成例を示すブロック図である。本実施形態にかかる消費電力制御システムは、携帯端末10の機能の一部として実現される。本実施形態において、携帯端末10は、無線通信によってナビゲーションシステム100と接続され、両者は協働する。携帯端末10は、CPU、RAM、ROM等を備える制御部20と、記録媒体30と、GPS信号取得部41とユーザI/F部44と通信部45とを備えており、制御部20は、当該ROMや図示しない記録媒体に記録された種々のプログラムを実行することができる。なお、本実施形態において、携帯端末10は、図示しないバッテリーを備え、当該バッテリーの電力で駆動される。
GPS信号取得部41は、GPS衛星からの電波(GPS信号)を受信し、図示しないインタフェースを介して携帯端末10の現在位置を算出するための信号を出力する。制御部20は、当該信号に基づいて携帯端末10の現在位置を取得することができる。なお、本実施形態において、制御部20は、GPS信号取得部41に対して制御信号を出力することでGPS信号を取得させることができ、当該制御信号の出力タイミングを制御することによりGPS信号取得部41におけるGPS信号の取得頻度(単位時間あたりの取得回数)を制御することができる。
ユーザI/F部44は、利用者の指示を入力し、また利用者に各種の情報を提供するためのインタフェース部である。本実施形態においてユーザI/F部44は、図示しないタッチパネル方式のディスプレイからなる入力部を兼ねた表示部やマイク等の音の入力部、スピーカー等の出力音の出力部を備えている。制御部20は、ユーザI/F部44を制御して、任意の画像をディスプレイに出力させ、任意の音をスピーカーに出力させることができる。
通信部45は、予め決められた周波数帯域の搬送波を利用して他の装置と通信を行うための回路を備えている。本実施形態において、制御部20は、通信部45を介し、既定の規格(複数の規格であってもよい)によってナビゲーションシステム100と通信を行うことが可能である。なお、本実施形態は、既定の規格の一つがBluetooth(登録商標)規格である例である。また、通信部45は有線通信(例えばUSB規格による通信)等によってナビゲーションシステム100と通信可能であっても良い。
いずれにしても、本実施形態において携帯端末10は、近距離通信によってナビゲーションシステム100と通信を行う。すなわち、携帯端末10は利用者に所持され、当該利用者がナビゲーションシステム100を利用する際にナビゲーションシステム100と通信を行うことができればよい。従って、利用者がナビゲーションシステム100と携帯端末10との双方を同一地点において利用する場合において両者が接続されて通信を行う規格であれば良い。
本実施形態に係る携帯端末10は、電話機能やナビゲーション機能、地図表示機能等の各種機能を実現するアプリケーションプログラムを実行することができる。本実施形態においては、地図表示機能を実現するアプリケーションプログラムの一部に消費電力制御プログラム21が含まれている。消費電力制御プログラム21は、携帯端末10の稼働中に実行される。
本実施形態における消費電力制御プログラム21は、GPS信号取得部41がGPS信号を受信することによる消費電力を低減するための処理を制御部20に実現させる。このために、消費電力制御プログラム21は、第1現在位置測位部21aと第2現在位置取得部21bと消費電力制御部21cとを備えている。
第1現在位置測位部21aは、GPS信号取得部で取得されたGPS信号に基づいて測位した現在位置である第1現在位置を取得する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。すなわち、制御部20は、GPS信号取得部41に対して制御信号を出力し、GPS信号を受信させる。また、制御部20は、GPS信号取得部41が出力した信号に基づいて携帯端末10の現在位置を測位する。測位された現在位置は第1現在位置としてRAMに記録される。
なお、第1現在位置がRAMに記録されると、当該第1現在位置は種々の用途に利用される。本実施形態においては、制御部20が地図表示機能を有するプログラムを実行している例が想定されており、当該プログラムにより制御部20は、記録媒体30に記録された地図情報30aを参照し、ユーザI/F部44の表示部に地図を表示させる。そして、制御部20は、ユーザI/F部44を制御し、当該地図上に第1現在位置を示すアイコンを表示させる。
現在位置の測位手法は、種々の手法が採用可能であり、地図情報30aに基づいて、例えば、現在位置の軌跡に適合する道路上の位置が現在位置と見なされるなどの処理によって特定されても良い。地図情報30aは、少なくとも地図が表示可能に定義されていれば良く、他の機能(例えば、ナビゲーション機能)で使用される地図情報が流用されても良い。当該地図情報は、例えば、ナビゲーションシステム100が備える記録媒体300に記録された地図情報300a(詳細は後述)と同様の情報で実現可能である。
本実施形態においては、GPS信号の取得頻度を規定する頻度情報が定義される。すなわち、図示しないRAMには頻度情報が記録され、制御部20は、当該頻度情報が示す頻度でGPS信号を受信する処理(後述する消費電力制御処理)を実行する。なお、本実施形態において、頻度情報は、基準の頻度と基準の頻度よりも低い頻度のいずれかを示しており、RAMに記録される。また、本実施形態において、制御部20は、GPS信号取得部41におけるGPS信号の取得を停止させる場合もあるが(詳細は後述)、当該GPS信号の取得停止は、消費電力低減処理において特定の条件を満たすまでウェイトされ(後述するS115)、処理が進行しないことによって実現される。
第2現在位置取得部21bは、近距離通信で接続されたナビゲーションシステムがGPS信号に基づいて測位した現在位置である第2現在位置を継続的に取得する機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。すなわち、制御部20は、ナビゲーションシステム100に対する利用者の操作やユーザI/F部44に対する利用者の操作等により、ナビゲーションシステム100との接続を確立する処理を実行することができる。ナビゲーションシステム100との接続が確立されている状態において、制御部20は、第2現在位置取得部21bの処理により、通信部45を介して第2現在位置を取得する。
具体的には、制御部20は、ナビゲーションシステム100に対して、当該ナビゲーションシステム100が測位した現在位置である第2現在位置の送信要求を行う。送信要求が行われると、ナビゲーションシステム100は、当該第2現在位置を送信する。制御部20は、通信部45を介して当該第2現在位置を取得し、RAMに記録する。
なお、制御部20は、当該第2現在位置を取得するための送信要求を継続的に(例えば、既定の周期で)実行可能である。当該第2現在位置は、GPS信号取得部41におけるGPS信号の取得頻度を低下させるか否かの判定を行うために必要であり、本実施形態においては、ナビゲーションシステム100と携帯端末10との接続が確立されている間、制御部20がナビゲーションシステム100に対して継続的に送信要求を行う。
消費電力制御部21cは、第1現在位置と最新の第2現在位置との距離が既定距離以内である間、既定距離以内ではない場合よりもGPS信号取得部におけるGPS信号の取得頻度を低下させる機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。なお、本実施形態において、制御部20は、GPS信号取得部41におけるGPS信号の取得を停止することによって取得頻度の低下を実現する。従って、制御部20は、GPS信号取得部41におけるGPS信号の取得が停止される前において、最後に取得された第1現在位置と、継続的に取得される第2現在位置の中の最新の第2現在位置とを比較する。
既定距離は、第1現在位置と第2現在位置とが一致していると見なすことができる範囲を示す値であれば良く、予め決められている。従って、第1現在位置と最新の第2現在位置との距離が既定距離以内である間、制御部20が、GPS信号取得部41におけるGPS信号の取得を停止させることにより、第1現在位置と第2現在位置とが一致していると見なすことができる間は、第1現在位置の取得が停止される。
すなわち、第1現在位置と第2現在位置とが一致していると見なすことができる場合、制御部20は、消費電力低減処理の進行を一時中断する。この結果、GPS信号取得部41によるGPS信号の取得が停止する。従って、この場合において携帯端末10は、第1現在位置を取得するために電力を消費することはなく、消費電力を低減することができる。
本実施形態において携帯端末10は、GPS信号取得部41を利用して第1現在位置を測位可能であり、ナビゲーションシステム100においても後述するGPS信号取得部410を利用して第2現在位置を測位可能である。そして、両者は、単一の利用者に利用される装置であり、近距離通信によって接続される。従って、単一の利用者が同時に利用可能な範囲(利用者の手が届く範囲や目で見える範囲等)に存在する2個の装置によってGPS信号による測位が可能である。
両者は独立した装置による測位であるため、第1現在位置と第2現在位置とは異なり得る。しかし、近距離通信で接続可能な範囲で携帯端末10とナビゲーションシステム100とが利用されるならば、本来、第1現在位置と第2現在位置とが一致するはずである。従って、第1現在位置と第2現在位置とが既定距離以内であり一致していると見なすことができる状況ならば、独立した2系統で現在位置を測位する利益は少ない。そこで、本実施形態においては、第1現在位置と最新の第2現在位置との距離が既定距離以内である間、GPS信号取得部41におけるGPS信号の取得を停止させており、この構成により、独立した2系統での測位を行う利益が少ない状況において、GPS信号取得部41による消費電力を低減することが可能である。
なお、本実施形態において第1現在位置は、GPS信号取得部41が取得したGPS信号に基づいて測位され、他のセンサの出力情報は参照されていない。一方、本実施形態において第2現在位置は、GPS信号取得部410が取得したGPS信号と、自立航法を行うためのセンサ(車速センサ420,ジャイロセンサ430)によって測位される。従って、一般的には、後者の方が高精度である。このため、現在位置を2個の装置で測位せず、一方を停止させる際に、携帯端末10側のGPS信号の取得が停止される本実施形態では、停止に伴って利用者に与えられる現在位置の精度が低下することはない。
さらに、ナビゲーションシステム100は、車両に搭載されて車両のバッテリーで駆動されるが、携帯端末10は当該携帯端末10が備えるバッテリーで駆動される。車両のバッテリーは回生エネルギーの利用等を通して充電可能であり、バッテリーの残電力量が不足することは滅多にない。しかし、携帯端末10のバッテリーは商用電源等に接続する以外に残電力量の不足を補う方法がない。従って、ナビゲーションシステム100ではなく携帯端末10側の電力消費を低減するように構成された本実施形態によれば、利用者の手間をより効果的に抑制することができる。
第1現在位置と最新の第2現在位置との距離が既定距離以内でない場合、すなわち、第1現在位置と最新の第2現在位置とが一致していると見なすことができない場合、制御部20は、基準の頻度であることを示す頻度情報をRAMに記録する。当該頻度情報は、他の要素(後述するステップS125)で頻度情報が書き換えられない限り有効になる。この場合、制御部20は、第1現在位置測位部21aの処理により、GPS信号取得部41に制御信号を出力し、基準の頻度でGPS信号を取得させる。本実施形態において基準の頻度は選択可能な頻度の中で最も高頻度であるため、携帯端末10は、高精度に第1現在位置を特定することが可能になる。
(2)ナビゲーションシステムの構成:
ナビゲーションシステム100は、CPU、RAM、ROM等を備える制御部200と、記録媒体300と、GPS信号取得部410と車速センサ420とジャイロセンサ430と通信部450とを備えており、制御部200は、当該ROMや記録媒体300に記録された種々のプログラムを実行することができる。なお、本実施形態において、ナビゲーションシステム100は車両に搭載されており、車両に搭載されたバッテリーの電力で駆動される。
GPS信号取得部410は、GPS衛星からの電波を受信し、図示しないインタフェースを介して車両の現在位置を算出するための信号を出力する。車速センサ420は、車両が備える車輪の回転速度に対応した信号を出力する。制御部20は、図示しないインタフェースを介してこの信号を取得し、車速を取得する。ジャイロセンサ430は、車両の水平面内の旋回についての角加速度を検出し、車両の向きに対応した信号を出力する。制御部200は、この信号を取得して車両の進行方向を取得する。制御部200は、車速センサ420およびジャイロセンサ430等の出力信号に基づいて車両の走行軌跡を特定することで車両の現在位置を取得する。GPS信号取得部410の出力信号は、車速センサ420およびジャイロセンサ430等から特定される車両の現在位置を補正するなどのために利用される。なお、本実施形態においてGPS信号取得部410は、既定の周期でGPS信号を取得する処理を行う。
通信部450は、予め決められた周波数帯域の搬送波を利用して他の装置と通信を行うための回路を備えている。本実施形態において、制御部200は、通信部450を介し、既定の規格(複数の規格であってもよい)によって携帯端末10と通信を行うことが可能である。
本実施形態に係るナビゲーションシステム100の制御部200は、図示しないナビゲーションプログラムの機能により、記録媒体300に記録された地図情報300aに基づいて車両を目的地まで誘導することができる。地図情報300aは、道路区間の端点に対応するノードの位置、ノード間の道路の形状を特定するための形状補間点の位置等を示す形状補間点データ、ノード同士の連結を示すリンクデータ、施設の位置および属性を示す施設データ等を含んでいる。なお、本実施形態において、リンクデータには、道路区間の距離等によって特定された道路区間毎のコストを示す情報が対応づけられている。
制御部200は、図示しないユーザI/F部を介して利用者による目的地の指定を受け付ける。制御部200は、地図情報300aを参照して現在位置から目的地までの経路を探索する。そして、制御部200は、ユーザI/F部を制御し、現在位置が経路に沿って移動できるように車両を誘導するための案内を出力させる。
本実施形態においてナビゲーションシステム100は、このような経路案内機能の他に、携帯端末10の消費電力を低減させるための機能も備えており、当該機能は制御プログラム210によって実現される。制御プログラム210は、第2現在位置測位部210aと第2現在位置送信部210bとを備えている。
第2現在位置測位部210aは、GPS信号に基づいて測位した現在位置である第2現在位置を取得する機能を制御部200に実現させるプログラムモジュールである。すなわち、制御部200は、車速センサ420およびジャイロセンサ430等の出力信号に基づいて車両の走行軌跡を特定することで車両の現在位置を取得する。
さらに、制御部200は、GPS信号取得部410に対して制御信号を出力し、GPS信号を受信させる。また、制御部200は、GPS信号取得部410が受信したGPS信号に基づいて出力した信号を取得し、当該信号に基づいてナビゲーションシステム100の現在位置を測位する。そして、制御部200は、走行軌跡に基づいて特定された現在位置をGPS信号取得部410の出力信号に基づいて特定された現在位置で補正する。補正された現在位置は第2現在位置としてRAMに記録される。むろん、制御部200は、マップマッチング処理等の技術を利用してより高精度に第2現在位置を特定しても良い。
第2現在位置送信部210bは、GPS信号取得部41で取得されたGPS信号に基づいて測位した現在位置である第1現在位置を取得し、第1現在位置と最新の第2現在位置との距離が既定距離以内である間、第1現在位置の取得頻度を低下させる、近距離通信で接続された携帯端末10に対して第2現在位置を継続的に送信する機能を制御部200に実現させるプログラムモジュールである。
すなわち、携帯端末10から第2現在位置の送信要求があった場合、制御部200は、第2現在位置送信部210bの処理により、通信部450を介して携帯端末10に対して当該第2現在位置を送信する。当該送信要求は継続して送られてくるため、第2現在位置は、継続的に携帯端末10に送信されることになる。
第2現在位置が携帯端末10に対して送信されると、携帯端末10の制御部20は、第1現在位置と第2現在位置とが既定距離以内である場合に、携帯端末10側のGPS信号取得部41におけるGPS信号の取得を停止させる。この結果、ナビゲーションシステム100は、第2現在位置の送信により、携帯端末10における消費電力を低減するように制御することが可能である。
(3)消費電力低減処理:
次に、消費電力低減処理について詳細に説明する。図2は、携帯端末10における消費電力制御処理を示している。制御部20は、RAMを参照し、頻度情報が示す頻度で消費電力低減処理を繰り返し実行する。消費電力低減処理が開始されると、制御部20は、第1現在位置測位部21aの処理により、第1現在位置を取得する(ステップS100)。すなわち、制御部20は、GPS信号取得部41の出力を取得し、携帯端末10の現在位置を測位する。測位された現在位置は、第1現在位置としてRAMに記録される。なお、後述するステップS115でウェイトが行われない場合には、頻度情報が示す頻度で消費電力低減処理の実行が繰り返され、ステップS100が実行される。従って、この場合、頻度情報が示す頻度でGPS信号取得部41によるGPS信号の取得が行われることになる。
次に、制御部20は、ナビゲーションシステム100と接続中であるか否かを判定する(ステップS105)。接続中であるか否かの確認は種々の処理によって実行可能であり、例えば、制御部20が、通信部45を介してナビゲーションシステム100と通信を行い、通信が成功した場合にナビゲーションシステム100と接続中であると判定する構成等が挙げられる。むろん、通信の確立を示すフラグ等を記録する構成とし、当該フラグによって接続中であるか否かを判定する構成等であっても良い。ステップS105において、ナビゲーションシステム100と接続中であると判定されない場合、第2現在位置を取得することができないため、制御部20は、消費電力低減処理を終了する。
一方、ステップS105において、ナビゲーションシステム100と接続中であると判定された場合、制御部20は、第2現在位置取得部21bの処理により、第2現在位置および車両状態を取得する(ステップS110)。すなわち、制御部20は、通信部45を介して第2現在位置の送信要求をナビゲーションシステム100に対して送信する。ナビゲーションシステム100が当該送信要求を取得すると、制御部200は、第2現在位置測位部210aの処理により、第2現在位置を取得する。また、このとき、制御部200は、車速センサ420の出力に基づいて車両の車速を取得する。そして、制御部200は、第2現在位置送信部210bの処理により、通信部450を介して当該第2現在位置および車速を送信する。第2現在位置および車速が送信されると、携帯端末10は、通信部45を介して第2現在位置および車速を取得する。
次に、制御部20は、消費電力制御部21cの処理により、第1現在位置と第2現在位置との距離が既定距離以下であるか否かを判定する(ステップS115)。すなわち、制御部20は、ステップS100で取得された第1現在位置とステップS110で取得された第2現在位置との距離を特定し、既定距離と比較する。ステップS115において、第1現在位置と第2現在位置との距離が既定距離以下であると判定された場合、制御部20は、ステップS110以降を繰り返す。
従って、ステップS115においては、ステップS100で取得された第1現在位置と、ステップS110,S115で繰り返し取得される第2現在位置の中の最新の第2現在位置とが比較される。そして、第1現在位置と第2現在位置との距離が既定距離以下である間は、当該ステップS110〜S115のループが終了しない。従って、新たに消費電力制御処理が開始されることはなく、第1現在位置が取得されない状態でステップS110〜S115のループが続けられる。従って、当該ループはウェイトになっており、第1現在位置と第2現在位置との距離が既定距離以下である間は、第1現在位置の測位は停止される。
本実施形態においては、ナビゲーションシステム100が測定した移動速度(車速)に基づいて、第1現在位置の測位精度を変化させる構成が採用されている。測位精度を変化させるか否かを判定するため、ステップS115において、第1現在位置と第2現在位置との距離が既定距離以下であると判定されない場合、制御部20は、第1現在位置測位部21aの処理により、車速が既定値以上であるか否かを判定する(ステップS120)。
すなわち、ナビゲーションシステム100の移動速度(ナビゲーションシステム100を搭載した車両の車速)に応じて、第1現在位置を高精度に測位する必要性が変化する。例えば、ナビゲーションシステム100およびGPS信号取得部41が利用者とともに高速に移動している場合、高精度に測位してもすぐに測位結果と異なる位置に移動してしまう。従って、高速に移動している場合、携帯端末10側で高精度の測位を行う価値が低い状況であると言える。
そこで、本実施形態においては、ナビゲーションシステム100が測定した移動速度が大きいほど第1現在位置の測位精度が低下する構成が採用されている。具体的には、ステップS120において、車速が既定値以上であると判定された場合に、制御部20は、消費電力制御部21cの処理により、測位頻度を基準の頻度より低い頻度に設定する(ステップS125)。すなわち、制御部20は、基準の頻度より低い頻度を示す頻度情報をRAMに記録する。この結果、測位精度が基準の精度よりも低下する。なお、基準の頻度より低い頻度は予め決められた頻度であれば良く、移動中に携帯端末10において要求される現在位置の精度や携帯端末10における消費電力の抑制の程度等に基づいて決められて良い。
ステップS120において、車速が既定値以上であると判定されない場合、制御部20は、消費電力制御部21cの処理により、測位頻度を基準の頻度に設定する(ステップS130)。すなわち、制御部20は、基準の頻度を示す頻度情報をRAMに記録する。この結果、測位精度が基準の精度となる。
以上のように、本実施形態においては、ナビゲーションシステム100が測定した移動速度(車速)に基づいて、第1現在位置の測位精度を変化させることにより、第1現在位置を高精度に測位する必要性が低い場合に第1現在位置の測位精度を低下させることで、測位に必要な電力の消費を抑制することができる。
(4)他の実施形態:
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、他にも種々の実施形態を採用可能である。例えば、携帯端末10やナビゲーションシステム100とともに移動する移動体は任意であり、車両であっても良いし、歩行者であっても良く、種々の例が想定される。また、消費電力制御システムやナビゲーションシステムは、複数の装置(例えば、クライアントとサーバ)によって実現されるシステムであっても良い。
さらに、消費電力制御システムやナビゲーションシステムを構成する第1現在位置測位部21a、第2現在位置取得部21b、消費電力制御部21c、第2現在位置測位部210a、第2現在位置送信部210bの少なくとも一部が複数の装置に分かれて存在していても良い。例えば、第1現在位置測位部21aがGPS信号取得部41の制御部で実現されても良いし、消費電力制御部21cにおいて、第1現在位置と第2現在位置との距離が既定距離以内であるか否かの判定が制御部200において実施されても良い。むろん、上述の実施形態の一部の構成が省略されてもよいし、処理の順序が変動または省略されてもよい。例えば、図2に示す処理において、ステップS120〜S130が省略されても良い。
消費電力制御処理には図2に示す処理と異なる処理が追加されていても良い。例えば、ステップS110とステップS115の前に車両が停止中であるか否かを判定する処理が行われ、車両が停止中である場合にステップS115,車両が停止中でない場合にステップS120が実行される構成が採用されてもよい。この場合、ステップS115の後にステップS120が実行されるのではなく、消費電力制御処理が終了する。
このフローチャートによれば、車両が停止中である場合にステップS110〜S115が実行され、車両が移動中である場合に車速による測位頻度の調整が行われる。従って、ステップS110〜S115による第1現在位置の測位の停止は、車両が停止中に行われる。この構成によれば、第1現在位置と第2現在位置との距離にかかわらず、ステップS125,S130による測位頻度の調整を実行することができる。
第1現在位置測位部は、GPS信号取得部で取得されたGPS信号に基づいて測位した現在位置である第1現在位置を取得することができればよい。すなわち、ナビゲーションシステムにおける測位系統と異なる系統での測位を行う装置としてGPS信号取得部が存在し、第1現在位置測位部は、当該GPS信号取得部が取得したGPS信号に基づいて現在位置を測位する。
なお、現在位置の測位は、GPS信号取得部の移動に追従して現在位置が移動することに意味があるため、通常は、GPS信号の取得は継続して(例えば、一定期間毎に)実行される。また、現在位置は、GPS信号に基づいて測位されれば良く、他のセンサの出力(例えば、ジャイロセンサ等)を援用して現在位置が測定されても良い。当該他のセンサの援用や上述のようなGPS信号取得の継続は、第1現在位置、第2現在位置の双方について同様である。
第2現在位置取得部は、近距離通信で接続されたナビゲーションシステムがGPS信号に基づいて測位した現在位置である第2現在位置を継続的に取得することができればよい。すなわち、第2現在位置取得部は、GPS信号取得部と別体のナビゲーションシステムにおける現在位置の測位結果を第2現在位置として取得することができればよい。
近距離通信は、消費電力制御システムとナビゲーションシステムとの接続を予め決められた通信手順で確立し、既定の情報を授受できるような通信であれば良い。すなわち、消費電力制御システムとナビゲーションシステムとが同一の利用者によって同時に利用し得る程度の距離範囲内で通信が維持されるような近距離通信で接続が行われればよい。従って、上述のようなBluetooth規格の他、WiFi(登録商標)規格やUSB規格等の各種の規格で消費電力制御システムとナビゲーションシステムとが接続されて良い。なお、近距離通信は無線通信であっても良いし有線通信であっても良い。
さらに、第2現在位置取得部は、第2現在位置を継続的に取得することができればよく、上述のように一定期間毎に第2現在位置を取得することで継続的な取得を実現する構成の他、ナビゲーションシステムが予め決められたタイミングでプッシュ送信してくる第2現在位置を受け付ける構成であっても良いし、ナビゲーションシステムにおいて測位された第2現在位置に閾値以上の変化があった場合に当該第2現在位置が取得される構成であっても良い。
消費電力制御部は、第1現在位置と最新の第2現在位置との距離が既定距離以内である間、既定距離以内ではない場合よりもGPS信号取得部におけるGPS信号の取得頻度を低下させることができればよい。すなわち、過去に取得された第1現在位置と最新の第2現在位置が一致している間、消費電力制御部は、第1現在位置を取得するための電力を低減させる。
GPS信号の取得頻度を低下させる場合、第1現在位置と最新の第2現在位置との距離が既定距離以内ではない場合よりも低下すれば良い。従って、上述のように、GPS信号の取得が停止されるのみならず、GPS信号の取得は行われるが、その頻度が低下することで消費電力が低減される構成であっても良い。当該構成は、GPS信号取得部で取得されたGPS信号での測位を継続する利益がある場合(例えば、当該測位結果を用いた他の処理が行われる場合)に採用され得る。
なお、GPS信号の取得頻度の低下が取得の停止を意味している場合、最新の第2現在位置と比較される第1現在位置は、GPS信号の取得の停止前において最後に取得された第1現在位置である。一方、頻度が低下した後もGPS信号が取得されるならば、最新の第2現在位置と比較される第1現在位置は最新の第1現在位置である。
さらに、第1現在位置と最新の第2現在位置との距離が既定距離以内であるか否かは、距離の比較によって直接的に判定されても良いし、間接的に判定されても良い。後者としては、例えば、第1現在位置と最新の第2現在位置との距離が既定距離以内であるか否かが推定されてもよい。より具体的には、ナビゲーションシステムが停止しているか否かがナビゲーションシステムの移動速度や第2現在位置の変化等に基づいて特定され、ナビゲーションシステムが停止していない場合や停止していない状態で既定期間が経過した場合等に、第1現在位置と最新の第2現在位置との距離が既定距離以内である状態から既定距離以内でない状態に変化したと判断される構成等が採用されてもよい。
さらに、ナビゲーションシステムと異なる系統で測位された第1現在位置は、種々の用途に使用されて良い。従って、上述の実施形態のように、GPS信号取得部を備える端末の表示部に第1現在位置が表示される構成の他、第1現在位置に近い施設の提案や第1現在位置に関連するアラート(買い物のリマインダー等)が行われてもよく、種々の用途に使用可能である。
さらに、ナビゲーションシステムが測定した移動速度は、上述のように車速センサ420の出力に基づいて特定される車速以外にも、種々の手法で特定された速度であって良い。例えば、GPS信号取得部410の出力に基づいて特定された現在位置や上述の第2現在位置の移動速度であっても良いし、移動距離の移動に要した時間で除した値等であっても良い。
ステップS125における測位精度低下の設定は、基準の精度よりも測位精度が低下するように設定されれば良く、上述のように、GPS信号の取得頻度を低下させる構成の他、選択可能な測位手法の一部を停止させる構成等が挙げられる。測位手法は、GPS信号による測位の他、移動体通信網の基地局と端末との関係を特定する測位や、WiFi規格等の無線通信の中継器と端末との関係を特定する測位等が挙げられる。
さらに、本発明のように、第1現在位置と最新の第2現在位置との距離が既定距離以内である間、GPS信号取得部におけるGPS信号の取得頻度を低下させる手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、以上のようなシステム、プログラム、方法は、単独の装置として実現される場合や、複数の装置によって実現される場合が想定可能であり、各種の態様を含むものである。例えば、以上のような構成を備えたナビゲーションシステムや端末、方法、プログラムを提供することが可能である。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、システムを制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
10…携帯端末、20…制御部、21…消費電力制御プログラム、21a…第1現在位置測位部、21b…第2現在位置取得部、21c…消費電力制御部、30…記録媒体、30a…地図情報、41…GPS信号取得部、44…ユーザI/F部、45…通信部、100…ナビゲーションシステム、200…制御部、210…制御プログラム、210a…第2現在位置測位部、210b…第2現在位置送信部、300…記録媒体、300a…地図情報、410…GPS信号取得部、420…車速センサ、430…ジャイロセンサ、450…通信部

Claims (8)

  1. GPS信号取得部で取得されたGPS信号に基づいて測位した現在位置である第1現在位置を取得する第1現在位置測位部と、
    近距離通信で接続されたナビゲーションシステムがGPS信号に基づいて測位した現在位置である第2現在位置を継続的に取得する第2現在位置取得部と、
    前記第1現在位置と最新の前記第2現在位置との距離が既定距離以内である間、前記既定距離以内ではない場合よりも前記GPS信号取得部におけるGPS信号の取得頻度を低下させる消費電力制御部と、
    を備える消費電力制御システム。
  2. 前記取得頻度の低下は、
    GPS信号の取得を停止することによって実現される、
    請求項1に記載の消費電力制御システム。
  3. 前記第1現在位置測位部は、
    前記ナビゲーションシステムが測定した移動速度に基づいて、前記第1現在位置の測位精度を変化させる、
    請求項1または請求項2のいずれかに記載の消費電力制御システム。
  4. 前記第1現在位置の測位精度は、
    前記移動速度が大きいほど低下する、
    請求項3に記載の消費電力制御システム。
  5. GPS信号に基づいて測位した現在位置である第2現在位置を取得する第2現在位置測位部と、
    GPS信号取得部で取得されたGPS信号に基づいて測位した現在位置である第1現在位置を取得し、前記第1現在位置と最新の前記第2現在位置との距離が既定距離以内である間、前記既定距離以内ではない場合よりも前記第1現在位置の取得頻度を低下させる、近距離通信で接続された端末に対して前記第2現在位置を継続的に送信する第2現在位置送信部と、
    を備えるナビゲーションシステム。
  6. 前記取得頻度の低下は、
    GPS信号の取得を停止することによって実現される、
    請求項5に記載のナビゲーションシステム。
  7. コンピュータを、
    GPS信号取得部で取得されたGPS信号に基づいて測位した現在位置である第1現在位置を取得する第1現在位置測位部、
    近距離通信で接続されたナビゲーションシステムがGPS信号に基づいて測位した現在位置である第2現在位置を継続的に取得する第2現在位置取得部、
    前記第1現在位置と最新の前記第2現在位置との距離が既定距離以内である間、前記既定距離以内ではない場合よりも前記第1現在位置の取得頻度を低下させる消費電力制御部、
    として機能させる消費電力制御プログラム。
  8. コンピュータを、
    GPS信号に基づいて測位した現在位置である第2現在位置を取得する第2現在位置測位部、
    GPS信号取得部で取得されたGPS信号に基づいて測位した現在位置である第1現在位置を取得し、前記第1現在位置と最新の前記第2現在位置との距離が既定距離以内である間、前記既定距離以内ではない場合よりも前記第1現在位置の取得頻度を低下させる、近距離通信で接続された端末に対して前記第2現在位置を継続的に送信する第2現在位置送信部、
    として機能させる制御プログラム。
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