JP2018104747A - めっき装置及びめっき方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】めっきプロセス中において被めっき面近傍に存在するめっき液中の金属イオン濃度を高く且つ均一にすることが可能なめっき装置及びめっき方法を提供する。【解決手段】めっき装置1は、めっき液2を収容するめっき槽10と、めっき液2に接する被めっき材5の被めっき面5aと平行に往復運動してめっき液2を撹拌する少なくとも一本のパドル11とを備える。パドル11は、めっき液2を吸引する少なくとも一つのめっき液吸引ノズルを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、めっき装置及びめっき方法に関し、特にめっき液を撹拌するパドルを用いためっき装置及びめっき方法する。
近年、めっき被膜は機能性被膜として電子部品等に幅広く使用されている。例えば、プリント配線基板上の配線パターンの形成には銅めっきや金めっきが用いられている。また、高い記録密度を有するコンピュータ用ハードディスクに使用される薄膜磁気ヘッドの磁極(ポール)には磁性体めっき法によるパーマロイ薄膜が用いられ、薄膜磁気ヘッドのコイルや配線には銅めっきによる薄膜が用いられている。
電解めっき法において生産性を向上させるためにはより大きなめっき電流を供給してめっき成長速度を速くすることが望ましい。しかし、単にめっき電流を大きくするだけでは被めっき面近傍のめっき液中の金属イオンが次々と析出し、被めっき面の沖合からの金属イオンの供給が間に合わなくなるため、めっき成長が促進されないだけでなく、いわゆるめっき焼けによりめっき品質が悪化するという問題がある。
この問題を解決するため、めっきプロセス中に被めっき面近傍のめっき液をパドルで撹拌することが行われている。また、パドルにめっき液供給ノズルを設け、パドルからめっき液を供給しながら撹拌することにより、被めっき面に対して金属イオンを安定的に供給する技術が知られている(例えば、特許文献1〜4参照)。
特開平05−331679号公報 特開平10−088397号公報 特開平10−317199号公報 特開2004−162129号公報
しかしながら、パドルからめっき液を供給しながら撹拌する従来の方法は、パドルのめっき液供給部から離れるにしたがって金属イオン濃度が低下することにより、被めっき面近傍の金属イオン濃度を高める効果が十分とは言えず、さらなる改善が求められている。また、パドルの移動方向の前方と後方とで金属イオン濃度が異なることにより、被めっき面近傍のめっき液中の金属イオン濃度が被めっき面内で不均一となるという問題もある。
したがって、本発明の目的は、めっきプロセス中において被めっき面近傍に存在するめっき液中の金属イオン濃度を高く且つ均一にすることが可能なめっき装置及びめっき方法を提供することにある。
本願発明者は、被めっき面近傍のめっき液中の金属イオン濃度を高く且つ均一にする方法について鋭意研究を重ねた結果、めっき液を撹拌するパドルにめっき液回収手段を設け、めっき液を回収しながら攪拌する方法が有効であることを見出した。
本発明はこのような技術的知見に基づくものであり、本発明によるめっき装置は、被めっき材に接するめっき液を収容するめっき槽と、前記被めっき材の被めっき面と平行に往復運動して前記めっき液を撹拌する少なくとも一本のパドルとを備え、前記パドルは、前記めっき液を吸引する少なくとも一つのめっき液吸引ノズルを有することを特徴とする。
本発明によれば、パドルと被めっき面との間に存在するめっき液を回収しながらめっき液を撹拌することができる。したがって、めっきプロセス中に被めっき面近傍に発生する金属イオン希薄層を破壊して被めっき面近傍の金属イオン濃度を高く且つ均一にすることができ、電解めっきの生産性とめっき品質の両方を向上させることができる。
本発明において、前記パドルは、往復方向と直交する方向に延在する棒状の部材からなるパドル本体と、前記パドル本体の内部に形成され、前記パドル本体の長手方向に延設された少なくとも一つの第1のめっき液通路とを有し、前記めっき液吸引ノズルは、前記被めっき面と対向する前記パドル本体の底面に形成されており、前記めっき液吸引ノズルが吸引しためっき液は前記第1のめっき液通路を通って回収されることが好ましい。この構成によれば、被めっき面の全幅にわたってめっき液を均一に撹拌することができる。
本発明において、前記めっき液吸引ノズルは、前記パドルの長手方向に延びるスリットノズルであることが好ましい。この構成によれば、被めっき面の全幅にわたってめっき液を均一に回収することができ、被めっき面近傍の金属イオン濃度を均一に向上させることができる。
本発明において、前記パドルは、複数の前記めっき液吸引ノズルを有していてもよい。この構成によれば、めっき液の吸引力を強化して吸引量を増やすことができ、これによりめっき液の撹拌力を高めることができる。
本発明において、前記パドルは、外部から供給される新たなめっき液を前記被めっき面に向けて噴出する少なくとも一つのめっき液噴出ノズルをさらに備えることが好ましい。この構成によれば、被めっき面近傍に発生する金属イオン希薄層を破壊しながら金属イオンを供給してめっき成長の促進と均一性のさらなる向上を図ることができ、これにより被めっき面近傍のめっき液中の金属イオン濃度をさらに高く且つ均一にすることができる。
本発明において、前記パドルは、往復方向と直交する方向に延在する棒状の部材からなるパドル本体と、前記パドル本体の内部に形成され、前記パドル本体の長手方向に延設された第1及び第2のめっき液通路を含む複数のめっき液通路とを有し、前記めっき液吸引ノズル及び前記めっき液噴出ノズルは、前記被めっき面と対向する前記パドル本体の底面に形成されており、前記めっき液吸引ノズルが吸引した前記めっき液は前記第1のめっき液通路を通って回収され、前記第2のめっき液通路に供給された新たなめっき液は前記めっき液噴出ノズルから前記被めっき面に向けて噴出されることが好ましい。この構成によれば、被めっき面の全幅にわたってめっき液を均一に撹拌することができる。
本発明において、前記めっき液吸引ノズル及び前記めっき液噴出ノズルは、前記パドルの長手方向に延びるスリットノズルであることが好ましい。この構成によれば、被めっき面の全幅にわたってめっき液を均一に回収及び供給することができ、被めっき面近傍の金属イオン濃度を均一に向上させることができる。
本発明において、前記パドルは、複数の前記めっき液吸引ノズルを有してもよく、複数の前記めっき液噴出ノズルを有してもよい。この構成によれば、めっき液吸引ノズルやめっき液噴出ノズル設けることによる効果を高めることができる。
本発明によるめっき装置は、第1及び第2のパドル含む複数の前記パドルを有し、前記第1のパドルは前記めっき液吸引ノズルを有し、前記第2のパドルは前記めっき液噴出ノズルを有することもまた好ましい。この構成によれば、めっき液の撹拌力を高めることができる。
本発明によるめっき装置は、めっきプロセス中に前記めっき液吸引ノズルと前記めっき液噴出ノズルの位置が互いに入れ替わることが好ましい。この場合、前記パドルの移動方向に応じて前記めっき液吸引ノズルと前記めっき液噴出ノズルの位置が互いに入れ替わることが好ましい。この構成によれば、均一なめっき成長を促進させることができる。
本発明において、前記パドルは、前記被めっき材の有効めっきエリアを通り抜けるように前記めっき槽内を往復運動することが好ましい。特に複数のパドルが設けられている場合には、複数の前記パドルの各々が、前記被めっき材の有効めっきエリアを通り抜けるように前記めっき槽内を往復運動することが好ましい。この構成によれば、めっき液の流れを安定化させて不均一なめっき成長を抑制することができる。
また、本発明によるめっき方法は、被めっき材に接するめっき液を収容するめっき槽内にパドルを設け、前記パドルと前記被めっき材の被めっき面との間に存在するめっき液を前記パドルに設けられためっき液吸引ノズルで吸引しながら前記パドルを前記被めっき面と平行に往復運動させて前記めっき液を撹拌することを特徴とする。
本発明によれば、パドルと被めっき面との間に存在するめっき液を回収しながらめっき液を撹拌することができる。したがって、めっきプロセス中に被めっき面近傍に発生する金属イオン希薄層を破壊して被めっき面近傍の金属イオン濃度を高く且つ均一にすることができ、電解めっきの生産性とめっき品質の両方を向上させることができる。
本発明によるめっき方法は、前記パドルに設けられためっき液噴出ノズルから前記被めっき面に向けてめっき液を噴出し、且つ、前記パドルと前記被めっき面との間に存在するめっき液を前記めっき液吸引ノズルで吸引しながら、前記パドルを往復運動させて前記めっき液を撹拌することが好ましい。これによれば、被めっき面近傍に発生する金属イオン希薄層を破壊しながら金属イオンを供給してめっき成長の促進と均一性のさらなる向上を図ることができ、これにより被めっき面近傍の金属イオン濃度をさらに高く且つ均一にすることができる。
本発明によれば、めっきプロセス中において被めっき面近傍に存在するめっき液中の金属イオン濃度を高く且つ均一にすることが可能なめっき装置及びめっき方法を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるめっき装置の構成を示す略断面図である。 図2は、図1のめっき装置の平面図である。 図3は、パドル11の構造を示す図であって、(a)は略透過斜視図、(b)は略側面図、(c)は略底面図である。 図4(a)〜(e)は、パドル11の構造のバリエーションについて説明するための略断面図である。 図5は、本発明の第2の実施の形態によるめっき装置の構成を示す図であって、(a)パドルの構造を示す略断面図、(b)は動作説明図である。 図6(a)及び(b)は、本発明の第3の実施の形態によるめっき装置の構成及び動作を示す図であって、特にパドルの構造及び動作を示す略断面図である。 図7は、比較例1によるめっき処理の結果を示すグラフである。 図8は、比較例2によるめっき処理の結果を示すグラフである。 図9は、実施例1によるめっき処理の結果を示すグラフである。 図10は、実施例2によるめっき処理の結果を示すグラフである。 図11は、実施例3によるめっき処理の結果を示すグラフである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるめっき装置の構成を示す略断面図である。また、図2は、図1のめっき装置の平面図である。
図1及び図2に示すように、めっき装置1は、めっき液2を収容するめっき槽10と、めっき槽10内のめっき液2を撹拌するパドル11と、パドル11の往復動作を駆動するパドル駆動機構12と、めっき槽10の底部に設けられ被めっき材5を設置するためのステージ13と、被めっき材5の被めっき面5aと対向するようにステージ13の上方に配置されたアノード電極14とを備えている。
被めっき材5は例えば基板であり、被めっき材5の被めっき面5aだけがめっき液2と接触するようにめっき槽10の底部に配置される。基板は円形のウェーハであってもよく矩形状のパネルであってもよい。基板上に配線パターンをいわゆるセミアディティブ法により形成する場合、絶縁基板上に薄い金属シード層を形成し、金属シード層を配線パターンのネガパターンからなるレジストパターンで覆ったものを被めっき材5として用いる。被めっき面5aに形成された金属シード層はカソード電極15に接続され、カソード電極15は電源16のマイナス端子に接続される。まためっき液2中のアノード電極14は電源16のプラス端子に接続される。
パドル11は断面形状が例えば三角形である細長い棒状の部材であり、その長手方向がパドル11の移動方向と直交し且つ被めっき面5aと平行となるように設けられている。金属イオン希薄層を破壊して被めっき面5a近傍の金属イオン濃度を高めるため、被めっき面5aのできるだけ近くをパドル11が通過すること好ましい。
パドル11は、パドル駆動機構12によって駆動されてめっき槽10内を移動することによりめっき液2を攪拌する。パドル駆動機構12は、モータ12aと、モータ12aの回転運動を直線運動に変換するクランク機構12bと、パドル11の移動方向を規制するガイドレール12cとを有し、パドル11はパドル支持アーム17に支持されながらガイドレール12cに沿って往復運動する。なおパドル駆動機構12の具体的構成は特に限定されず、種々の構成を採用することができる。
パドル11は、被めっき面5aと平行に移動して被めっき面5aの上方のめっき液2を撹拌する。このとき、パドル11は、被めっき面5aの有効めっきエリアの途中で止まったり折り返したりすることなく、有効めっきエリアを完全に通り抜けるようにめっき槽10内を往復運動することが好ましい。
また、めっき装置1は、めっき液タンク20と、めっき液タンク20内のめっき液3をめっき槽10に供給する第1及び第2供給経路21A,21Bと、めっき槽10内のめっき液2を回収する第1及び第2回収経路21C,21Dとを備えている。
めっき液タンク20内で濃度や温度が調整されためっき液3は、ポンプ23a、フィルタ24a、バルブ25a、流量計26aを含む第1供給経路21Aを通ってめっき槽10のめっき液供給口10aからめっき槽10内に所定の流量で供給される。まためっき槽10内のめっき液2はめっき液排出口10bから取り出された後、ポンプ23c、フィルタ24c、バルブ25c、流量計26cを含む第1回収経路21Cを通ってめっき液タンク20に戻される。
また、めっき液タンク20内のめっき液3は、ポンプ23b、フィルタ24b、バルブ25b、流量計26bを含む第2供給経路21Bを通ってパドル11に供給され、パドル11に設けられためっき液噴出ノズルからめっき槽10内に所定の流量で供給される。さらに、めっき槽10内のめっき液2は、パドル11に設けられためっき液吸引ノズルから吸い込まれた後、ポンプ23d、フィルタ24d、バルブ25d、流量計26dを含む第2回収経路21Dを通ってめっき液タンク20に戻される。
図3は、パドル11の構造を示す図であって、(a)は略透過斜視図、(b)は略側面図、(c)は略底面図である。
図3(a)〜(c)に示すように、パドル11は、断面形状が三角形である細長い棒状のパドル本体31と、パドル本体31の内部に形成され、パドル本体31の長手方向に延びる2本のめっき液通路32a,32bと、被めっき面5aと対向するパドル本体31の底面31aに形成され、めっき液通路32a,32bにそれぞれ接続されたスリットノズル33a,33bとを備えている。パドル本体31の長手方向の両端はパドル支持アーム17によって支持されている。
パドル本体31の材料としては例えば耐熱塩化ビニルを用いることができる。本実施形態においてパドル11の断面形状は三角形であるが、めっき液2を撹拌できる限りにおいて断面形状は特に限定されず、半円形や四角形でもよい。パドル本体31の長さLpは、被めっき材5の有効めっきエリアの幅よりも十分に大きく設定される。パドル本体31の幅Wpは、パドル11の撹拌力や機械的強度、パドル本体31内のめっき液通路の数や大きさ、スリットノズルの数や大きさなどを考慮して適宜設定することができる。
めっき液通路32a、32bはパドル本体31の長手方向の両端を貫通するように形成された配管であり、その両端はパドル本体31の両端面から露出している。特に、一方のめっき液通路32aの両端は、パドル支持アーム17内の配管を介してめっき液の第2供給経路21Bに接続されており、他方のめっき液通路32bの両端は、パドル支持アーム17内の配管を介してめっき液の第2回収経路21Dに接続されている。
スリットノズル33a,33bは、パドル本体31の長手方向に延びる細長い開口からなる。スリットノズル33a,33bの幅Wsは特に限定されないが、例えば1mm前後とすることができる。スリットノズル33aはめっき液通路32aに接続された「めっき液噴出ノズル」であり、第2供給経路21Bからめっき液通路32a内に供給されためっき液は、多数本の矢印で示すようにスリットノズル33aから噴出される。またスリットノズル33bはめっき液通路32bに接続された「めっき液吸引ノズル」であり、多数本の矢印で示すようにスリットノズル33bから吸い込まれためっき槽10内のめっき液は、めっき液通路32b及び第2回収経路21Dを通って回収される。このように、本実施形態によるパドル11は、一つのパドル本体31にめっき液吸引ノズルとめっき液噴出ノズルの両方が設けられたものである。
スリットノズル33a,33bは対応するめっき液通路32a,32bと共にパドル本体31の長手方向に延設されている。スリットノズル33a,33bの長さLsは、めっき液通路32a,32bの長さ(すなわちパドル本体31の長さLp)よりも短く、且つ、被めっき材5の有効めっきエリアの幅よりも長いことが好ましい。めっき液吸引ノズル及びめっき液噴出ノズルが被めっき材5の有効めっきエリア全体をカバーすることで、被めっき面5aに対するめっき液の均一な供給と被めっき面5a近傍のめっき液の均一な回収を実現することができる。スリットノズル33a,33bの長さLsは、被めっき材5全体をカバーしている必要はないが、被めっき材5全体をカバーしている場合には被めっき材5の有効めっきエリア全体を確実にカバーすることができる。スリットノズル33a,33bの幅Wsは、スリットの全長にわたって一定であることは必ずしも必要でなく、スリットノズル33a,33bを通過するめっき液の流量がスリットノズル33a,33bの全長にわたって一定となるようにスリットの幅が変化してもよい。
以上の構成において、めっき槽10の外部、すなわちめっき液タンク20から供給される新たなめっき液3は、第2供給経路21Bを介して第1のめっき液通路32aの両端に供給され、第1のめっき液通路32aを通ってスリットノズル33aから噴出される。また、めっき槽10内のめっき液2は、スリットノズル33bからパドル本体31内に吸い込まれた後、めっき液通路32bの両端から排出され、第2回収経路21Dを通ってめっき液タンク20内に回収される。
めっきプロセス中はアノード電極14とカソード電極15との間に電圧を印加してめっき電流を流すことにより金属シード層の表面に金属イオンを析出させる。上記のように、めっき液中の金属の析出が速すぎて沖合からの金属イオンの供給が間に合わない場合にはめっき成長を促進させることができないが、本実施形態においてはめっき液の回収と供給を同時に行いながらめっき液2を攪拌するので、被めっき面5a近傍のめっき液2中の金属イオン濃度を高めることができ、めっき成長を促進させることができる。
以上説明したように、本実施形態によるめっき装置1は、めっき槽10内のめっき液2を撹拌するパドル11にめっき液噴出ノズルのみならずめっき液吸引ノズルを設けたので、金属イオン濃度が低い被めっき面5a近傍のめっき液2を回収しながらめっき液2を攪拌することができる。したがって、被めっき面5a近傍に発生する金属イオン希薄層を破壊しながら金属イオンを供給することができ、これによりめっき液中の金属イオン濃度を高く且つ均一にすることができる。
図4(a)〜(e)は、パドル11の構造のバリエーションについて説明するための略断面図である。
図4(a)及び(b)に示すパドルは、3つのスリットノズルを有するものであり、特に(a)のパドル11では中央の1つのスリットノズル33aがめっき液噴出ノズルとして機能し、その両側の2つのスリットノズル33b、33bがめっき液吸引ノズルとして機能するものである。(b)では逆に中央の1つのスリットノズル33bがめっき液吸引ノズルとして機能し、その両側の2つのスリットノズル33a,33aがめっき液噴出ノズルとして機能するものである。このように、一本のパドルには3つ以上のスリットノズルが設けられてもよく、2つ以上のめっき液吸引ノズルが設けられてもよく、2つ以上のめっき液噴出ノズルが設けられてもよい。このように、スリットノズルの数を増やすことでめっき液の吸引力/噴出力を強化して吸引量/噴出量を増やすことができ、これによりめっき液の撹拌力を高めることができる。
3つ以上のスリットノズルを設ける場合、めっき液吸引ノズル及びめっき液噴出ノズルは断面視にて左右対称な位置関係となることが好ましい。このようにすることで、金属イオン濃度がパドルの移動方向の影響を受けることを抑えることができる。
図4(c)〜(e)に示すパドルは、一本のパドルにめっき液吸引ノズルとなるスリットノズル33bのみが設けられたものであり、特に図4(c)は一本のパドルに1つのスリットノズル33bが設けられたもの、図4(d)に示すパドルは一本のパドルに2つのスリットノズル33bが設けられたもの、図4(e)に示すパドルは一本のパドルに3つのスリットノズル33bが設けられたものである。すなわち、図4(c)〜(e)のいずれのパドルにもめっき液噴出ノズル(スリットノズル33a)は設けられていない。このように、めっき液噴出ノズルを設けるだけでもめっき液を撹拌する効果を高めることができる。
図5は、本発明の第2の実施の形態によるめっき装置の構成を示す図であって、(a)パドルの構造を示す略断面図、(b)は動作説明図である。
図5(a)及び(b)に示すように、本実施形態によるめっき装置の特徴は、二本のパドル11A,11Bを有しており、一方のパドル11Aにはめっき液噴出ノズルとしてのスリットノズル33aのみが設けられており、他方のパドル11Bにはめっき液吸引ノズルとしてのスリットノズル33bのみが設けられている点にある。
パドル11A,11Bは、互いに所定の距離を保ちながら被めっき面5aと平行に往復運動してめっき液2を撹拌する。このとき、パドル11A,11Bは、被めっき面5aの有効めっきエリアの途中で止まったり折り返したりすることなく、有効めっきエリアを完全に通り抜けることが好ましい。すなわち、複数本のパドルを用いる場合にはすべてのパドルが有効めっきエリアを振り切ることが好ましい。
本実施形態によるめっき装置も第1の実施の形態によるめっき装置と同様の効果を奏することができる。すなわち、めっき液2を撹拌して被めっき面5a近傍に発生する金属イオン希薄層を破壊しながら金属イオンを供給してめっき成長の促進と均一性の向上を図ることができ、これにより被めっき面5a近傍のめっき液中のイオン濃度を高く且つ均一にすることができる。
図6(a)及び(b)は、本発明の第3の実施の形態によるめっき装置の構成及び動作を示す図であって、特にパドルの構造及び動作を示す略断面図である。
図6(a)及び(b)に示すように、このめっき装置の特徴は、一本のパドル11に2つのスリットノズル33a,33bが設けられ、スリットノズル33a、33bの一方をめっき液噴出ノズル、他方をめっき液吸引ノズルとしてそれぞれ機能し、当該機能が適切なタイミングで入れ替わる点にある。すなわち、一方のスリットノズル33aがめっき液噴出ノズルからめっき液吸引ノズルに切り替わり、他方のスリットノズル33bがめっき液吸引ノズルからめっき液噴出ノズルに切り替わる。入れ替わりのタイミングは特に限定されず、例えば図示のように、めっき液吸引ノズルとめっき液噴出ノズルの位置がパドルの移動方向に連動して適宜入れ替わってもよく、あるいはめっきプロセスの前半と後半とで入れ替わってもよい。また入れ替え方法も特に限定されず、図示のように切り替え機構35を用いて配管系統を切り換えてもよく、ポンプによる送り出し方向を切り換えてもよい。
めっき液吸引ノズルとめっき液噴出ノズルの位置を切り換えない場合には、図6(a)の矢印で示すパドル11の往路方向では、例えばめっき液吸引ノズルが進行方向の前方、めっき液噴出ノズルが進行方向の後方に位置することになり、逆に図6(b)の矢印で示す復路方向では、めっき液吸引ノズルが進行方向の後方、噴出ノズルが進行方向の前方に位置することになり、このような位置関係がめっきプロセスの開始から終了まで一貫して変わらないので、パドルの移動方向の前方と後方とで金属イオン濃度が異なる可能性があり、この場合にはめっきパターンの断面形状が非対称になるおそれがある。しかし、パドルの移動方向に連動させてめっき液吸引ノズルとめっき液噴出ノズルの位置を入れ替えた場合には、めっき液噴出ノズルが常に進行方向の前方(又は、常に進行方向の後方)に位置することになるので、めっきパターンの断面形状の対称性を向上させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、パドル11へのめっき液の供給位置及びパドル11からのめっき液の回収位置をパドルの長手方向の両端としたが、パドルの長手方向の両端以外の位置から供給及び回収してもよく、供給位置及び回収の数も特に限定されない。ただし、パドルの長手方向の全長にわたってめっき液の吸引量及び噴出量がどこの場所でも一定になるようにすることが望ましい。
また、例えば、パドル本体31内のめっき液通路32a、32bを単なる中空構造とするだけでなくチタンなどからなる金属チューブを挿入することにより構成してもよく、あるいはスリットノズルの加工精度及びパドル本体31の強度を確保するためにパドル本体31の底面31aにチタンなどからなる金属プレートを貼り付けることも可能である。
パドルからのめっき液の供給および回収がめっき品質に与える影響を考察するための評価試験を行った。この評価試験では、直径150mm、厚さ0.625mmの略円形のシリコンウェーハの一方の主面(上面)に厚さ10nmのCr膜及び厚さ500nmのCu膜が順に成膜されてなる基板を用意し、この基板の主面にライン幅が20μm、スペース幅が40μm、ターン数が10ターンのスパイラルパターンをX方向及びY方向にそれぞれ1.5mmごとに配置してなる厚さ70μmのレジストパターンを形成した。
次に、このようなレジストパターンが形成された基板からなる被めっき材5のめっき処理を行った。めっき液の組成は、硫酸銅5水和物:140g/L、硫酸:160g/L、塩酸:50mg/Lとし、市販の硫酸銅めっき液添加剤(供給元の標準量)を添加した。めっき槽10内のめっき液の温度は30℃とした。さらに、厚さ50μmのCuめっき膜が成膜されるようにめっき時間等の処理条件を設定した。
使用しためっき装置は、一本のパドルを用いてめっき液を撹拌するものとし、パドルの断面形状は一辺が20mmの正三角形とした。
比較例1では、めっき液吸引ノズル及びめっき液噴出ノズルを有しないパドルを用いた。
比較例2では、めっき液吸引ノズルを有しないが、めっき液噴出ノズルを有するパドルを用いた。めっき液噴出ノズルにおけるめっき液の流量は10L/minとした。めっき液噴出ノズルはパドルの幅方向の中央に設けられたスリットノズルであり、スリット幅は1mmとした。
実施例1では、めっき液噴出ノズルを有しないが、めっき液吸引ノズルを有するパドルを用いた。めっき液吸引ノズルにおけるめっき液の流量は10L/minとした。めっき液吸引ノズルはパドルの幅方向の中央に設けられたスリットノズルであり、スリット幅は1mmとした。
実施例2では、めっき液吸引ノズル及びめっき液噴出ノズルの両方を有するパドルを用いた。めっき液吸引ノズル及びめっき液噴出ノズルにおけるめっき液の流量は共に10L/minとした。めっき液吸引ノズル及びめっき液噴出ノズルは共にスリットノズルであり、各スリット幅は1mmとした。2本のスリットノズルは、パドルの幅方向の両端から内側に7mmの位置にそれぞれ設けた。
実施例3は、めっき液の流量を15L/minに増やした点以外は実施例2と同一条件とした。
図7〜11は、比較例1、2及び実施例1〜3のめっき処理結果を示すグラフであり、横軸は電流密度(A/100cm)、縦軸はパドルを駆動するモータの回転速度(rpm)、つまりパドルの移動速度を示すものである。
まず図7に示すように、めっき液噴出ノズル及びめっき液吸引ノズルの両方を有しない比較例1のパドルでは、電流密度が16A/100cmまでは電流密度の増加に合わせてパドルの移動速度を速くすることにより良好なめっき膜を形成することができた。特に、電流密度が16A/100cmのときにはパドルの移動速度を34rpm以上とすることでめっき膜を良好にすることができることが確認できた。しかし、電流密度が16A/100cmを超えるとめっき焼けなどの不具合が発生し、パドルの移動速度をこれ以上速くしても良好なめっき膜を形成することはできなかった。
また図8に示すように、めっき液噴出ノズルのみを有し、めっき液吸引ノズルを有しない比較例2のパドルでは、電流密度が17A/100cmまでは電流密度の増加に合わせてパドルの移動速度を速くすることにより良好なめっき膜を形成することができた。特に、電流密度が17A/100cmのときにはパドルの移動速度を42rpm以上とすることでめっき膜を良好にすることができることが確認できた。しかし、電流密度が17A/100cmを超えるとめっき焼けなどの不具合が発生し、パドルの移動速度をこれ以上速くしても良好なめっき膜を形成することはできなかった。
また図9に示すように、めっき液吸引ノズルのみを有し、めっき液噴出ノズルを有しない実施例1のパドルでは、電流密度が20A/100cmまでは電流密度の増加に合わせてパドルの移動速度を速くすることにより良好なめっき膜を形成することができた。特に、電流密度が20A/100cmのときにはパドルの移動速度を48rpm以上とすることでめっき膜を良好にすることができることが確認できた。しかし、電流密度が20A/100cmを超えるとめっき焼けなどの不具合が発生し、パドルの移動速度をこれ以上速くしても良好なめっき膜を形成することはできなかった。このように、実施例1は比較例1及び2よりも良好な結果となった。
また図10に示すように、めっき液吸引ノズル及びめっき液噴出ノズルの両方を有する実施例2のパドルでは、電流密度が22A/100cmまでは電流密度の増加に合わせてパドルの移動速度を速くすることにより良好なめっき膜を形成することができた。特に、電流密度が22A/100cmのときにはパドルの移動速度を58rpm以上とすることでめっき膜を良好にすることができることが確認できた。しかし、電流密度が22A/100cmを超えるとめっき焼けなどの不具合が発生し、パドルの移動速度をこれ以上速くしても良好なめっき膜を形成することはできなかった。このように、実施例2は実施例1よりも良好な結果となった。
さらに図11に示すように、めっき液吸引ノズル及びめっき液噴出ノズルの両方の流量を15L/minに増加させた実施例3のパドルでは、電流密度が25A/100cmまでは電流密度の増加に合わせてパドルの移動速度を速くすることにより良好なめっき膜を形成することができ、電流密度が25A/100cmのときにはパドルの移動速度を61rpm以上とすることでめっき膜を良好にすることができることが確認できた。しかし、電流密度が25A/100cmを超えるとめっき焼けなどの不具合が発生し、パドルの移動速度をこれ以上速くしても良好なめっき膜を形成することはできなかった。このように、実施例3は実施例2よりも良好な結果となった。
以上の結果から、めっき液吸引ノズルを有するパドルを用いることでめっき電流の電流密度を増やして良好なめっき膜を形成可能であることが明らかとなった。
1 めっき装置
2、3 めっき液
5 被めっき材(基板)
5a 被めっき面
10 めっき槽
10a めっき液供給口
10b めっき液排出口
11,11A,11B パドル
12 パドル駆動機構
12a モータ
12b クランク機構
12c ガイドレール
13 ステージ
14 アノード電極
15 カソード電極
16 電源
17 パドル支持アーム
20 めっき液タンク
21A 第1供給経路
21B 第2供給経路
21C 第1回収経路
21D 第2回収経路
23a〜23d ポンプ
24a〜24d フィルタ
25a〜25d バルブ
26a〜26d 流量計
31 パドル本体
31a パドル本体の底面
32a,32b めっき液通路
33a,33b スリットノズル
35 切り替え機構

Claims (16)

  1. 被めっき材に接するめっき液を収容するめっき槽と、
    前記被めっき材の被めっき面と平行に往復運動して前記めっき液を撹拌する少なくとも一本のパドルとを備え、
    前記パドルは、前記めっき液を吸引する少なくとも一つのめっき液吸引ノズルを有することを特徴とするめっき装置。
  2. 前記パドルは、
    往復方向と直交する方向に延在する棒状の部材からなるパドル本体と、
    前記パドル本体の内部に形成され、前記パドル本体の長手方向に延設された少なくとも一つの第1のめっき液通路とを有し、
    前記めっき液吸引ノズルは、前記被めっき面と対向する前記パドル本体の底面に形成されており、
    前記めっき液吸引ノズルが吸引しためっき液は前記第1のめっき液通路を通って回収される、請求項1に記載のめっき装置。
  3. 前記めっき液吸引ノズルは、前記パドルの長手方向に延びるスリットノズルである、請求項2に記載のめっき装置。
  4. 前記パドルは、複数の前記めっき液吸引ノズルを有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のめっき装置。
  5. 前記パドルは、外部から供給される新たなめっき液を前記被めっき面に向けて噴出する少なくとも一つのめっき液噴出ノズルをさらに備える、請求項1に記載のめっき装置。
  6. 前記パドルは、
    往復方向と直交する方向に延在する棒状の部材からなるパドル本体と、
    前記パドル本体の内部に形成され、前記パドル本体の長手方向に延設された第1及び第2のめっき液通路を含む複数のめっき液通路とを有し、
    前記めっき液吸引ノズル及び前記めっき液噴出ノズルは、前記被めっき面と対向する前記パドル本体の底面に形成されており、
    前記めっき液吸引ノズルが吸引した前記めっき液は前記第1のめっき液通路を通って回収され、
    前記第2のめっき液通路に供給された新たなめっき液は前記めっき液噴出ノズルから前記被めっき面に向けて噴出される、請求項5に記載のめっき装置。
  7. 前記めっき液吸引ノズル及び前記めっき液噴出ノズルは、前記パドルの長手方向に延びるスリットノズルである、請求項6に記載のめっき装置。
  8. 前記パドルは、複数の前記めっき液吸引ノズルを有する、請求項5乃至7のいずれか一項に記載のめっき装置。
  9. 前記パドルは、複数の前記めっき液噴出ノズルを有する、請求項5乃至8のいずれか一項に記載のめっき装置。
  10. 第1及び第2のパドル含む複数の前記パドルを有し、
    前記第1のパドルは前記めっき液吸引ノズルを有し、
    前記第2のパドルは前記めっき液噴出ノズルを有する、請求項5乃至9のいずれか一項に記載のめっき装置。
  11. めっきプロセス中に前記めっき液吸引ノズルと前記めっき液噴出ノズルの位置が互いに入れ替わる、請求項5乃至10のいずれか一項に記載のめっき装置。
  12. 前記パドルの移動方向に応じて前記めっき液吸引ノズルと前記めっき液噴出ノズルの位置が互いに入れ替わる、請求項11に記載のめっき装置。
  13. 前記パドルは、前記被めっき材の有効めっきエリアを通り抜けるように前記めっき槽内を往復運動する、請求項1乃至9のいずれか一項に記載のめっき装置。
  14. 複数の前記パドルの各々は、前記被めっき材の有効めっきエリアを通り抜けるように前記めっき槽内を往復運動する、請求項10に記載のめっき装置。
  15. 被めっき材に接するめっき液を収容するめっき槽内にパドルを設け、前記パドルと前記被めっき材の被めっき面との間に存在するめっき液を前記パドルに設けられためっき液吸引ノズルで吸引しながら前記パドルを前記被めっき面と平行に往復運動させて前記めっき液を撹拌することを特徴とするめっき方法。
  16. 前記パドルに設けられためっき液噴出ノズルから前記被めっき面に向けてめっき液を噴出し、且つ、前記パドルと前記被めっき面との間に存在するめっき液を前記めっき液吸引ノズルで吸引しながら、前記パドルを往復運動させて前記めっき液を撹拌する、請求項15に記載のめっき方法。
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