JP2018104623A - 高分子材料 - Google Patents

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【課題】高温環境下における耐熱性を向上させた高分子材料を提供する。【解決手段】本発明の実施形態に係る高分子材料は、高分子中のラジカルの水素引き抜き反応を阻害するナノ炭素材料を0.1wt%以上10wt%以下含有し、前記ナノ炭素材料が熱酸化劣化に寄与するラジカルをトラップすることで熱的安定性を向上させた。前記高分子材料から取り出して乾燥して得られた残存する前記ナノ炭素材料の比表面積は、BET法で測定して200 g/cm3以上を備えてもよい。【選択図】図1

Description

本発明は、高分子材料に関する。特に、高温環境下における耐熱性を向上させた高分子材料に関する。
高分子材料を高温環境下に晒すと、高分子の共有結合が開裂し、熱ラジカルを生じる。この熱ラジカルが酸素と結びつき、雪崩式にラジカルが生じる。このように熱ラジカルは移動反応を伴いながら、高分子の分子量を徐々に低下させる。分解した高分子は揮発したり、分子量が低下したりすることによって高分子的な特性を失うことになる。一般的に高分子が高分子的な振る舞いをするのに必要な分子量は10000とされており、これを下回ると、高分子の持つ様々な特長を失うことになる。ここで、高分子的な特長とは弾性、延性等である。
つまり、高温環境下における高分子材料の耐熱性を向上させるためには、熱ラジカルを発生させないか、発生した熱ラジカルを速やかに安定化させることが必要である。熱ラジカルの発生を抑制するためには、高分子の化学構造を制御する必要がある。一般的に用いられる老化防止剤には、アミンケトン系、芳香族第2級アミン系、モノフェノール系、ビスフェノール系、ベンズイミダゾール系、ジチオカルバミン酸塩系などが知られている。これら一般的な老化防止剤は、ほとんどの樹脂材料に添加されている。しかし、これら一般的な老化防止剤は、高温環境下で老化防止効果が低下する、分散性が悪い、ブリード等の問題があった。そのため、高温環境下で安定に使用できる老化防止剤が求められていた。
特許文献1には、3元系の含フッ素エラストマー100重量部に対して、平均直径が30nmを超え200nm以下の気相成長炭素繊維を1重量部〜30重量部と、平均粒径が25nm〜500nmのカーボンブラックと、を含み、気相成長炭素繊維とカーボンブラックとを合わせた総量が20重量部〜40重量部であり、圧縮率25%、200℃、70時間の圧縮永久ひずみが0%〜15%であり、200℃における動的弾性率(E’/200℃)が30MPa〜100MPaである、耐熱シール材が記載されている。
特許文献2には、このような老化防止剤として、平均直径が0.7〜15nmかつ平均長さが0.5〜100μmのカーボンナノファイバーを用い、カーボンナノファイバーに対して親和性を有する不飽和結合または基を有するエラストマーと、平均直径が1〜100μmかつアスペクト比が50〜500の繊維とを含む繊維複合材料が記載されている。
また、特許文献3には、気相成長炭素繊維が均一に分散された高耐熱性を有する炭素繊維複合材料として、含フッ素エラストマー100重量部に対して、平均直径が30nmを超え200nm以下の気相成長炭素繊維を5〜40重量部含み、23℃における破断伸び(EB)が200%〜500%であり、30℃における動的弾性率(E’/30℃)が25MPa〜3000MPaであり、250℃における動的弾性率(E’/250℃)が15MPa〜1000MPaである、炭素繊維複合材料が記載されている。
このように、ナノ炭素材料は酸化防止剤として働く上、それ自身も高い熱安定性を示すため、例えばカーボンナノファイバー(以下、CNFとも称する。)やカーボンナノチューブ(以下、CNTとも称する。)に代表されるナノ炭素材料を添加することで得られる高分子材料は、より過酷な用途への応用が期待できる。しかし、ナノ炭素材料は高分子に容易に均一分散させることが出来ず、ナノ炭素材料の添加による高分子材料の高耐久化は困難であった。
特許第5379125号公報 特開2007−39648号公報 特開2009−161652号公報
本発明は、上記の如き従来技術の問題点を解決するものであって、高温環境下における耐熱性を向上させた高分子材料を提供する。
本発明の一実施形態によると、高分子中のラジカルの水素引き抜き反応を阻害するナノ炭素材料を0.1wt%以上10wt%以下含有し、前記ナノ炭素材料が熱酸化劣化に寄与するラジカルをトラップすることで熱的安定性を向上させたことを特徴とする高分子材料が提供される。
前記高分子材料において、前記高分子材料から取り出して乾燥して得られた残存する前記ナノ炭素材料の比表面積は、BET法で測定して200 g/cm3以上を備えてもよい。
前記高分子材料において、MALDI―TOF質量分析法により検出される、前記高分子材料のROラジカルの水素引き抜きにより生成するアルコール体とOHラジカルにより生成するホルミル体との生成比が、前記ナノ炭素材料を含有しない高分子材料と比較して10%以下に減少してなってもよい。
前記高分子材料において、前記高分子は、ポリエチレングリコールであってもよい。
本発明の一実施形態によると、高温環境下における耐熱性を向上させた高分子材料を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る高分子材料が高温環境下において耐熱性を向上させる作用機序について説明する模式図である。 PEGから生じるラジカルについて説明する模式図である。 本発明の一実施例の高分子材料について得たMALDI−TOF質量分析のスペクトルである。 比較例の高分子材料について得たMALDI−TOF質量分析のスペクトルである。
以下、図面を参照して本発明に係る高分子材料について説明する。なお、本発明の高分子材料は、以下に示す実施の形態及び実施例の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、本実施の形態及び後述する実施例で参照する図面において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
本発明に係る高分子材料は、一実施形態において、高分子中のラジカルの水素引き抜き反応を阻害するナノ炭素材料を0.1wt%以上10wt%以下含有する。ナノ炭素材料が熱酸化劣化に寄与するラジカルをトラップすることで熱的安定性を向上させる。
ナノ炭素材料は、sp2混成軌道をもつ炭素原子を含むため、π電子を有している。一方熱ラジカルは求電子性を有する。このラジカルとπ電子が相互作用することにより、π電子が安定化される。一般的にナノ炭素材料は大きな比表面積を有しており、例えば単層CNTでは比表面積が1000m2/gを超えるものも存在する。この大きな比表面積によってマトリクス中で発生した熱ラジカルが効率よく捕捉されることから耐熱性が向上する。
ここで、高分子としてポリエチレングリコール(PEG)を例に、本発明に係る高分子材料が高温環境下において耐熱性を向上させる作用機序について説明する。ナノ炭素材料としてCNTを用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る高分子材料が高温環境下において耐熱性を向上させる作用機序について説明する模式図である。また、図2は、PEGから生じるラジカルについて説明する模式図である。
図2に示すように、高温環境下においてPEGからROラジカルの水素引き抜きによって生成するアルコール体と、主にOHラジカルの関与により生成するホルミル体が生じる。図1に示すように、本実施形態に係る高分子材料では、ナノ炭素材料であるCNTが、ROラジカルによる水素引き抜き反応をCNTが阻害することで、相対的にアルコール体の生成率が低下する。したがって、本発明においては、高分子にCNTを添加させることで、高分子の自動酸化経路の途中で生成するROラジカルをナノ炭素材料がクエンチして、結果的に高分子材料の熱的安定性を向上させることができる。
また、本発明に係る高分子材料は、一実施形態において、高分子材料から取り出して乾燥して得られた残存するナノ炭素材料の比表面積が、Brunauer-Emmett-Tellerの方法(BET法)で測定して200 g/cm3以上を備える。
ナノ炭素材料は大きな比表面積を有しているが、実際にラジカルを補足するための有効な比表面積は、高分子との複合化前の比表面積とは大きく異なる。例えば、ナノ炭素材料は有機溶媒や高分子材料と複合化した際には、キャピラリーフォースや表面エネルギーの差異によって凝集してしまう。実際に、複合材料である高分子材料中ではラジカル補足効果を発現する有効な表面として作用する有効比表面積は、複合化前のナノ炭素材料の比表面積よりもかなり小さくなる。
本実施形態において、高分子材料のマトリクス成分である高分子を窒素中500℃で昇華させて、高分子材料からナノ炭素材料を取り出して乾燥させ、残存するナノ炭素材料の比表面積をBET法により測定する。BET法とは、液体窒素温度(77K)での窒素分子の吸着等温線からBrunauer-Emmett-Tellerの方法で求める比表面積の測定方法である。本実施形態において、ナノ炭素材料の比表面積が200g/cm3以上、望ましくは300g/cm3以上、より望ましくは400g/cm3以上の時に、高分子材料の耐熱性向上に効果的である。
本実施形態において、ナノ炭素材料としてパイ電子を有する炭素材料を用いることができる。ナノ炭素材料として、CNT、グラフェン、グラファイト、フラーレン、カーボンブラック、ナフタレン、アントラセン、ナフタセン、フェナントレン、グリセン、炭素繊維、活性炭等を例示することができるが、これらに限定されるものではない。これらのナノ炭素材料は、共通する特長として、Arイオンレーザ・波長514.5nmの波長に対して1590cm-1±50cm-1にラマン散乱ピークを有する。
ナノ炭素材料としてCNTを選択する場合、単層CNT、二層CNT及び多層CNTの何れも用いることができる。また、CNTの直径は0.8nm以上200nm以下であり、長さは特に限定されない。
高分子材料に含まれる高分子としては、酸化劣化する特長を有していれば特に限定されない。例えば、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリプロピレングリコール(PPG)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリアセタール(POM)、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、変性ポリフェニレンエーテル(m−PPE)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリサルフォン(PSF)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルイミド(PEI)、液晶ポリマー(LCP)、オリエチレングリコール(PEG)、ポリウレタン(PUR)、ポリ酢酸ビニル(PVAc)、ABS樹脂、AS樹脂、アクリル樹脂(PMMA、PMA)、環状ポリオレフィン(COP)等の樹脂及びその複合体が挙げられる。また、天然ゴム(NR)、エポキシ化天然ゴム(ENR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ニトリルゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、エチレンプロピレンゴム(EPR,EPDM)、ブチルゴム(IIR)、クロロブチルゴム(CIIR)、アクリルゴム(ACM)、シリコーンゴム(Q)、フッ素ゴム(FKM)、ブタジエンゴム(BR)、エポキシ化ブタジエンゴム(EBR)、エピクロルヒドリンゴム(CO,CEO)、ウレタンゴム(U)、ポリスルフィドゴム(T)などのエラストマー類;オレフィン系(TPO)、ポリ塩化ビニル系(TPVC)、ポリエステル系(TPEE)、ポリウレタン系(TPU)、ポリアミド系(TPEA)、スチレン系(SBS)、などの熱可塑性エラストマー;及びこれらの混合物が挙げられる。一実施形態において、高分子は、ポリエチレングリコールが好ましい。
一実施形態において、PEGの劣化においては、関与する活性種の種類により生成物が変化するため、この生成物の生成比を評価することで、CNTの活性種への効果を評価することができる。上述したように、高分子としてPEGを含み、ナノ炭素材料としてCNTを含む高分子材料中では、CNTがROラジカルをクエンチしていることを示すため、残渣のMALDI−TOF質量分析により、劣化生成物を評価することができる。
一実施形態において、本発明に係る高分子材料は、MALDI―TOF質量分析法により検出される、高分子材料のROラジカルの水素引き抜きにより生成するアルコール体とOHラジカルにより生成するホルミル体との生成比(アルコール体/ホルミル体)が、ナノ炭素材料を含有しない高分子材料と比較して10%以下に減少してなる。
上述した構成を備える本発明に係る高分子材料は、高温環境下における耐熱性を向上させることができる優れた材料である。
(実施例1)
実施例1として、高分子にPEGを用い、ナノ炭素材料に単層CNTを用いて高分子材料を製造した。単層CNTは国際公開第2006/011655号に記載された方法により製造した。ジェットミル(HJP−7000、スギノマシン社製)を用い、CNTを溶媒としてクロロホルムに分散した。CNTの濃度を0.1wt%とした。CNTの合成直後の比表面積は800m2/g以上である。
PEG(和光純薬社製、分子量500,000)をCNTのクロロホルム分散液に加えた。PEGとCNTの重量比は99:1、すなわちCNTの濃度は1wt%とした。CNT/PEG/クロロホルムの溶液をシャーレにキャストし、クロロホルムを除去することにより、CNT/PEG高分子材料を製造した。
クロロホルムの蒸発過程でCNTが凝集することを避けるため、振盪器を用いてCNTを攪拌しながら溶媒を除去した。
(比較例1)
PEGをクロロホルムに溶解させ、その後シャーレにキャストし、さらにクロロホルムを除去することにより、比較例1の高分子材料を得た。
(比表面積測定)
高分子材料中のナノ炭素材料の比表面積を測定するために、管状炉を用いて試料を加熱した。窒素雰囲気下、室温から800℃まで昇温することによりマトリクス(PEG)を除去した。このとき、CNTは燃焼せずに残存した。
この残存したCNT(スポンジ状)の比表面積をガス吸着法により測定した。解析はBET法を用いた。実施例1のCNTの比表面積は432m2/gであった。
(劣化生成物の評価)
実施例1及び比較例1の高分子材料について、それぞれ3mg測り取り、乾燥空気を大気圧で封入した密閉容器中、200℃で30分加熱した。残渣にテトラヒドロフラン 3μL、2,5−ジヒドロキシ安息香酸(DHB) 1μg、トリフルオロ酢酸ナトリウム 1μgを加え十分混合した。このうち1μLを採取してMALDI−TOF質量分析用プレートにキャストし、溶媒を揮発させフィルムを作製した。フィルムの均一性を高めるために再度フィルムにテトラヒドロフラン 1μLを滴下、揮発させた。このフィルムに対して波長349nmのNd:YLFレーザーを用いてMALDI−TOF質量分析を行った。図3に実施例1の高分子材料について得たスペクトルを示す。また、図4に比較例1の高分子材料について得たスペクトルを示す。
ROラジカルの水素引き抜きによって生成するアルコール体由来の強度(m/z=437.235)と、主にOHラジカルの関与により生成するホルミル体由来の強度(m/z=449.198)の比として算出される生成比(アルコール体/ホルミル体)は、比較例1では約2.29:1であったのに対し、実施例1では0.04:1であった。CNTがROラジカルによる水素引き抜き反応をCNTが阻害することで、相対的にアルコール体の収率が低下したことが示された。
以上により、高分子にCNTを添加した実施例1においては、自動酸化経路の途中で生成するROラジカルをCNTがクエンチして、結果的に高分子の熱的安定性を向上させることが示された。

Claims (4)

  1. 高分子中のラジカルの水素引き抜き反応を阻害するナノ炭素材料を0.1wt%以上10wt%以下含有し、
    前記ナノ炭素材料が熱酸化劣化に寄与するラジカルをトラップすることで熱的安定性を向上させたことを特徴とする高分子材料。
  2. 前記高分子材料から取り出して乾燥して得られた残存する前記ナノ炭素材料の比表面積は、BET法で測定して200 g/cm3以上を備えることを特徴とする請求項1記載の高分子材料。
  3. MALDI―TOF質量分析法により検出される、前記高分子材料のROラジカルの水素引き抜きにより生成するアルコール体とOHラジカルにより生成するホルミル体との生成比が、前記ナノ炭素材料を含有しない高分子材料と比較して10%以下に減少してなる請求項1又は2記載の高分子材料。
  4. 前記高分子は、ポリエチレングリコールであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の高分子材料。
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