JP2018102354A - 動作状態表示装置、および放射線画像撮影システム - Google Patents

動作状態表示装置、および放射線画像撮影システム Download PDF

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Abstract

【課題】放射線検出器の近傍において動作状態を容易に視認することができる動作状態表示装置、および放射線画像撮影システムを提供することである。【解決手段】実施形態に係る動作状態表示装置は、放射線検出器に設けられた第1の表示部の表示状態を検出する第1の検出部と、前記第1の検出部により検出された前記表示状態を表示する第2の表示部と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、動作状態表示装置、および放射線画像撮影システムに関する。
放射線検出器の一種にX線検出器がある。
近年においては、X線検出器の形態の多様化が進み、その一つの例として、携帯性を向上させたポータブルタイプのX線検出器が開発されている。また、ポータブルタイプのX線検出器の携帯性をさらに向上させるために、配線を介さずにデータ通信を行う無線タイプのX線検出器も提案されている。
一般的に、X線検出器には、動作状態を表示するための表示部が設けられている。ところが、X線検出器が、撮影台などに設けられたケースの内部に収納される場合には、ケースの外部から表示部を視認することが困難となる。この場合、ケースに孔を設け、孔を介してケースの外部から表示部を視認できるようにしても、被検体や撮影台などに隠れて表示部の視認が困難となる場合が多い。
また、X線画像などを表示するための表示部に、X線検出器の動作状態を表示することもできるが、全てのX線検出器が動作状態を表示部に表示する機能を有しているとは限らない。また、一般的に、X線検出器やX線照射部は撮影室に設けられ、表示部は撮影室とは別の操作室に設けられている。そのため、X線検出器の設定とその確認を行う場所が離れてしまうので、例えば、初期設定などの場合には作業が煩雑となる。
そこで、X線検出器の近傍において動作状態を容易に視認することができる技術の開発が望まれていた。
特開2004−208749号公報
本発明が解決しようとする課題は、放射線検出器の近傍において動作状態を容易に視認することができる動作状態表示装置、および放射線画像撮影システムを提供することである。
実施形態に係る動作状態表示装置は、放射線検出器に設けられた第1の表示部の表示状態を検出する第1の検出部と、前記第1の検出部により検出された前記表示状態を表示する第2の表示部と、を備えている。
X線画像撮影システム100を例示するための模式図である。 (a)、(b)は、X線検出器1の模式図である。 検出部10を例示するための模式斜視図である。 X線検出器1および動作状態表示装置50を例示するための模式図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
本実施の形態に係る放射線検出器は、X線のほかにもγ線などの各種放射線に適用させることができる。ここでは、一例として、放射線の中の代表的なものとしてX線に係る場合を例にとり説明をする。したがって、以下の実施形態の「X線」を「他の放射線」に置き換えることにより、他の放射線にも適用させることができる。
また、以下に例示をするX線検出器1は、放射線画像であるX線画像を検出するX線平面センサである。X線平面センサには、大きく分けて直接変換方式と間接変換方式がある。
直接変換方式は、入射X線により光導電膜内部に発生した光導電電荷(電荷)を高電界により電荷蓄積用の蓄積キャパシタに直接導く方式である。
間接変換方式は、X線をシンチレータにより蛍光(可視光)に変換し、蛍光をフォトダイオードなどの光電変換素子により電荷に変換し、電荷を蓄積キャパシタに導く方式である。
以下においては、一例として、間接変換方式のX線検出器1を例示するが、本発明は直接変換方式のX線検出器にも適用することができる。
すなわち、X線検出器は、X線を電気的な情報に変換する検出部を有するものであれば良い。検出部は、例えば、X線を直接的またはシンチレータと協働して検出するものとすることができる。
また、以下においては、一例として、無線タイプのX線検出器1を例示するが、本発明は配線を介してデータ通信を行う有線タイプのX線検出器にも適用することができる。
また、X線検出器1は、例えば、一般医療用途などに用いることができるが、用途に限定はない。
図1は、X線画像撮影システム100を例示するための模式図である。
図2(a)、(b)は、X線検出器1の模式図である。
図2(a)はX線検出器1の模式平面図、図2(b)はX線検出器1の模式側面図である。
図3は、検出部10を例示するための模式斜視図である。
図4は、X線検出器1および動作状態表示装置50を例示するための模式図である。
図1に示すように、X線画像撮影システム100には、X線検出器1、撮影台20、X線照射部30、制御部40、および動作状態表示装置50が設けられている。
X線検出器1、撮影台20、X線照射部30、および動作状態表示装置50は、撮影室101の内部に設けられている。制御部40は、操作室102の内部に設けられている。なお、図1に示すように、アンテナ43は、撮影室101の内部に設けることもできるし、操作室102の内部に設けることもできる。
図2(a)、(b)に示すように、X線検出器1には、検出部10(第2の検出部の一例に相当する)、電源部11、通信部12、表示部13(第1の表示部の一例に相当する)、および筐体14が設けられている。 図3に示すように、検出部10には、アレイ基板2、回路基板3、およびシンチレータ4が設けられている。
検出部10は、X線照射部30から照射されたX線を電気的な情報に変換する。検出部10は、筐体14の内部に設けられている。
アレイ基板2は、シンチレータ4によりX線から変換された蛍光(可視光)を信号電荷に変換する。
アレイ基板2は、基板2a、光電変換部2b、制御ライン(又はゲートライン)2c1、データライン(又はシグナルライン)2c2、および保護層2fなどを有する。
なお、光電変換部2b、制御ライン2c1、およびデータライン2c2などの数は例示をしたものに限定されるわけではない。
基板2aは、板状を呈し、無アルカリガラスなどの透光性材料から形成されている。
光電変換部2bは、基板2aの一方の表面に複数設けられている。
光電変換部2bは、矩形状を呈し、平面視において制御ライン2c1とデータライン2c2とにより画された領域に設けられている。複数の光電変換部2bは、マトリクス状に並べられている。なお、1つの光電変換部2bは、1つの画素(pixel)に対応する。
複数の光電変換部2bのそれぞれには、光電変換素子2b1と、スイッチング素子である薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)2b2が設けられている。
また、光電変換素子2b1において変換した電荷を供給する蓄積キャパシタ2b3を設けることができる。蓄積キャパシタ2b3は、例えば、矩形平板状を呈し、各薄膜トランジスタ2b2の下に設けることができる。ただし、光電変換素子2b1の容量によっては、光電変換素子2b1が蓄積キャパシタ2b3を兼ねることができる。
光電変換素子2b1は、例えば、フォトダイオードなどとすることができる。
薄膜トランジスタ2b2は、蓄積キャパシタ2b3への電荷の蓄積および放出のスイッチングを行う。薄膜トランジスタ2b2のゲート電極は、対応する制御ライン2c1と電気的に接続される。薄膜トランジスタ2b2のソース電極は、対応するデータライン2c2と電気的に接続される。薄膜トランジスタ2b2のドレイン電極は、対応する光電変換素子2b1と蓄積キャパシタ2b3とに電気的に接続される。また、光電変換素子2b1のアノード側と蓄積キャパシタ2b3は、グランドまたは図示しないバイアスラインと電気的に接続される。
制御ライン2c1は、所定の間隔をあけて互いに平行に複数設けられている。制御ライン2c1は、例えば、行方向に延びている。
制御ライン2c1は、フレキシブルプリント基板2e1を介して回路基板3に設けられた読み出し回路と電気的に接続されている。
データライン2c2は、所定の間隔をあけて互いに平行に複数設けられている。データライン2c2は、例えば、行方向に直交する列方向に延びている。
データライン2c2は、フレキシブルプリント基板2e2を介して回路基板3に設けられた増幅・変換回路と電気的に接続されている。
保護層2fは、光電変換部2b、制御ライン2c1、およびデータライン2c2を覆っている。
保護層2fは、例えば、酸化物絶縁材料、窒化物絶縁材料、酸窒化物絶縁材料、および樹脂材料の少なくとも1種を含む。
回路基板3は、アレイ基板2の、シンチレータ4が設けられる側とは反対側に設けられている。
回路基板3には、読み出し回路、および増幅・変換回路が設けられている。
読み出し回路は、薄膜トランジスタ2b2のオン状態とオフ状態を切り替える。
読み出し回路は、フレキシブルプリント基板2e1と制御ライン2c1とを介して、制御信号S1を各制御ライン2c1毎に順次入力する。制御ライン2c1に入力された制御信号S1により薄膜トランジスタ2b2がオン状態となり、光電変換素子2b1からの信号電荷(画像データ信号S2)が受信できるようになる。
増幅・変換回路は、データライン2c2とフレキシブルプリント基板2e2とを介して光電変換部2bからの画像データ信号S2を順次受信し、所定の時間内にデータライン2c2を流れる電流の値(電荷量)を電圧値に変換し、電位情報へと変換された画像データ信号S2をデジタル信号に変換する。
シンチレータ4は、複数の光電変換素子2b1の上に設けられ、入射するX線を蛍光に変換する。シンチレータ4は、基板2a上の複数の光電変換部2bが設けられた領域(有効画素領域)を覆うように設けられている。
シンチレータ4は、例えば、ヨウ化セシウム(CsI):タリウム(Tl)、あるいはヨウ化ナトリウム(NaI):タリウム(Tl)などを用いて形成することができる。この場合、真空蒸着法などを用いて、シンチレータ4を形成すれば、複数の柱状結晶の集合体からなるシンチレータ4が形成される。
また、シンチレータ4は、例えば、酸硫化ガドリニウム(GdS)などを用いて形成することもできる。この場合、複数の光電変換部2bごとに四角柱状のシンチレータ4が設けられるように、マトリクス状の溝部を形成することができる。
その他、検出部10には、蛍光の利用効率を高めて感度特性を改善するために、シンチレータ4の表面側(X線の入射面側)を覆う図示しない反射層を設けることができる。
また、空気中に含まれる水蒸気により、シンチレータ4の特性と図示しない反射層の特性が劣化するのを抑制するために、シンチレータ4と図示しない反射層を覆う図示しない防湿体を設けることができる。
電源部11は、筐体14の内部に設けることもできるし、筐体14の外面に着脱自在に設けることもできる。電源部11は、回路基板3と電気的に接続されている。電源部11は、例えば、リチウムイオン電池などの充電が可能な二次電池などとすることができる。
通信部12は、筐体14の内部に設けられている。
通信部12は、送信回路、受信回路、およびアンテナを有する。
送信回路の入力側は、増幅・変換回路と電気的に接続されている。送信回路の出力側は、アンテナと電気的に接続されている。送信回路は、検出部10からの画像データ信号S2を変調して、画像データ信号S2が乗った高周波信号を作成する。
受信回路の入力側は、アンテナと電気的に接続されている。受信回路の出力側は、読み出し回路と電気的に接続されている。受信回路は、アンテナを介して入力された制御信号S1が乗った電波を復調して制御信号S1を復元し、復元した制御信号S1を読み出し回路に送信する。
アンテナは、画像データ信号S2が乗った高周波信号を電波として筐体14の外部に放射(送信)する。また、アンテナは、後述するアンテナ43から放射(送信)された制御信号S1が乗った電波を受信する。
表示部13は、筐体14の内部に設けることもできるし、筐体14の外面に設けることもできる。この場合、表示部13の表示状態が筐体14の外部から視認できるようになっていればよい。また、図2(a)、(b)においては、表示部13を筐体14の側面に設ける場合を例示したが、表示部13を筐体14の撮影台20側とは反対側の面に設けてもよい。
表示部13は、回路基板3と電気的に接続されている。
表示部13は、例えば、発光ダイオードなどの発光素子、フィラメント電球、放電管などとすることができる。
表示部13は、表示状態(例えば、発光状態)によりX線検出器1の動作状態を表示する。表示部13の表示状態は、例えば、点灯/消灯、点滅、点滅間隔などの点滅の状態、および発光色などである。X線検出器1の動作状態は、例えば、「電源が投入されている状態」、「電源が投入されていない状態」、「正常な状態」、「何らかの異常が発生している状態」、「回路基板3などで処理を行っている状態」、「回路基板3などで処理を行っていない状態」、「信号を送信/受信している状態」、「信号を送信/受信していない状態」「無線通信状態」、「有線通信状態」、「電源部11の蓄電量が十分に残っている状態」、「電源部11の蓄電量が少ない(または残量が無い)状態」などである。なお、表示部13の表示状態、およびX線検出器1の動作状態は、例示をしたものに限定されるわけではない。
表示部13の数は、表示するX線検出器1の動作状態の数に応じて適宜変更することができる。
筐体14は、箱状を呈している。筐体14は、例えば、ステンレスなどの金属や、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリカーボネイト樹脂、炭素繊維強化プラスチック(CFRP;Carbon-Fiber-Reinforced Plastic)などの樹脂を用いて形成することができる。 また、筐体14のX線の入射側には開口が設けられている。開口は、入射窓により塞がれている。入射窓は、板状を呈し、X線吸収率の低い材料から形成されている。入射窓は、例えば、炭素繊維強化プラスチックなどを用いて形成することができる。
また、筐体14の内部には支持板14aが設けられている。支持板14aは、板状を呈し、筐体14の内部に固定されている。図3に示すように、支持板14aのX線の入射側の面には、アレイ基板2とシンチレータ4が設けられている。支持板14aのX線の入射側とは反対側の面には、回路基板3が設けられている。支持板14aは、ある程度の剛性を有し、X線吸収率がある程度高い材料から形成することが好ましい。支持板14aの材料は、例えば、ステンレスやアルミニウム合金などの金属とすることができる。
X線画像を撮影する際には、撮影台20のX線照射部30側には被検体200が配置される。なお、図1においては、いわゆる臥位撮影台を例示したが、いわゆる立位撮影台であってもよい。
撮影台20には、ケース20aが設けられている。図1に示すように、ケース20aは、撮影台20の、X線照射部30側とは反対側に設けることができる。なお、ケース20aは、撮影台20のX線照射部30側に設けることもできる。ケース20aが、撮影台20のX線照射部30側に設けられる場合には、ケース20aは、撮影台20と被検体200の間に設けられる。
X線検出器1は、ケース20aの内部に設けられる。X線検出器1をケース20aの内部に設けることで、X線検出器1と撮影台20との位置関係、ひいてはX線検出器1とX線照射部30との位置関係が規定される。
また、ケース20aには、表示部13から出射した光が透過する透過部が設けられている。透過部は、孔であってもよいし、透光性を有する材料から形成された窓であってもよい。
X線照射部30は、例えば、X線を発生させる真空管とすることができる。
また、X線照射部30に電力を供給する図示しない高圧電源、X線ビームの形状を整形する図示しないコリメータ、X線照射部30とX線検出器1の同期を制御する図示しない制御装置などを適宜設けることができる。
なお、X線照射部30、図示しない高圧電源、図示しないコリメータ、図示しない制御装置などには既知の技術を適用することができるので詳細な説明は省略する。
制御部40は、受信回路41、送信回路42、アンテナ43、画像構成回路44、表示部45、および入力部46を有する。
受信回路41の入力側は、アンテナ43と電気的に接続されている。受信回路41の出力側は、画像構成回路44と電気的に接続されている。
受信回路41は、例えば、アンテナ43を介して入力された画像データ信号S2が乗った電波を復調して画像データ信号S2を復元する。受信回路41は、復元された画像データ信号S2を画像構成回路44に送信する。
送信回路42の入力側は、画像構成回路44と電気的に接続されている。送信回路42の出力側は、アンテナ43と電気的に接続されている。
送信回路42は、例えば、画像構成回路44で作成された制御信号S1を変調して制御信号S1が乗った高周波信号を作成する。
アンテナ43は、通信部12に設けられたアンテナから放射された電波を受信する。また、アンテナ43は、制御信号S1が乗った高周波信号を電波として放射(送信)する。 なお、制御信号S1を発生させる回路が回路基板3などに設けられる場合には、送信回路42を省くことができる。
画像構成回路44は、X線画像を構成する。画像構成回路44は、画像データ信号S2に基づいて、X線画像信号を作成する。作成されたX線画像信号は、画像構成回路44から表示部45に送信される。なお、作成されたX線画像信号は、画像構成回路44から外部の機器に向けて送信されるようにしてもよい。
また、画像構成回路44により作成されたX線画像信号には、各光電変換部2bによって異なるオフセット成分や、回路基板3に設けられた増幅・変換回路の各積分アンプが有するオフセット成分などに起因する画像ノイズが含まれている。そのため、画像構成回路44により作成されたX線画像信号に含まれるノイズ成分を除去する図示しないオフセット補正処理回路を設けることもできる。
また、画像構成回路44により作成されたX線画像信号には、各光電変換部2bによって異なる光検出効率、回路基板3に設けられた増幅・変換回路の各積分アンプによって異なる増幅率、シンチレータ4の変換効率のばらつきなどに起因する感度のばらつきが含まれている。そのため、画像構成回路44により作成されたX線画像信号に含まれる感度のばらつきを除去する図示しないゲイン補正処理回路を設けることもできる。
制御信号S1を発生させる回路、図示しないオフセット補正処理回路、およびゲイン補正処理回路は、例えば、画像構成回路44に設けることができる。なお、画像構成回路44、制御信号S1を発生させる回路、図示しないオフセット補正処理回路、およびゲイン補正処理回路には既知の技術を適用することができるので詳細な説明は省略する。
表示部45および入力部46は、画像構成回路44と電気的に接続されている。
表示部45は、X線画像信号を光学画像(X線画像)に変換する。
表示部45は、例えば、フラットパネルディスプレイなどとすることができる。
入力部46は、文字情報などを入力する。入力された文字情報などは、光学画像(X線画像)とともに表示部45に表示される。
入力部46は、例えば、キーボードやマウスなどとすることができる。
ここで、図1に例示をしたように、X線検出器1は、ケース20aの内部に設けられる。X線検出器1をケース20aの内部に設ければ、X線検出器1と撮影台20との位置関係、ひいてはX線検出器1とX線照射部30との位置関係を規定することができる。ところが、X線検出器1には、X線検出器1の動作状態を表示するための表示部13が設けられている。そのため、X線検出器1をケース20aの内部に設けると、ケース20aの外部から表示部13の表示状態を視認すること、ひいてはX線検出器1の動作状態を知ることが困難となる。この場合、ケース20aに孔や窓を設ければ、孔や窓を介してケース20aの外部から表示部13の表示状態を視認することができる。しかしながら、被検体200や撮影台20などに隠れて表示部13の表示状態の視認が困難となる場合が多い。
この場合、X線検出器1には、X線画像などを表示するための表示部45が電気的に接続されているので、X線検出器1の動作状態を表示部45に表示することもできる。ところが、X線検出器1の機種によっては、X線検出器1が動作状態を表示部45に表示する機能を有しているとは限らない。そのため、X線検出器1の動作状態を表示部45に表示する機能を有していないX線検出器1においては、X線検出器1の動作状態を視認するのが困難となる。
また、一般的に、X線検出器1やX線照射部30は撮影室101に設けられ、表示部45は撮影室101とは別の操作室102に設けられている。そのため、X線検出器1の動作状態を表示部45に表示すると、X線検出器1の設定を行う場所(撮影室101)と、X線検出器1の設定の確認を行う場所(操作室102)とが離れてしまう。そのため、例えば、初期設定などのように、X線検出器1の近傍においてX線検出器1の設定とその確認を行うことが必要となる場合には作業が煩雑となる。
そこで、本実施の形態に係るX線画像撮影システム100には、動作状態表示装置50が設けられている。
図4に示すように、動作状態表示装置50には、検出部51(第1の検出部の一例に相当する)、遮光部52、配線53、および表示部54(第2の表示部の一例に相当する)が設けられている。
検出部51は、X線検出器1に設けられた表示部13の表示状態を検出する。例えば、検出部51は、表示部13の発光状態を検出する。検出部51は、表示部13から出射した光を検出する。表示部13が複数設けられる場合には、検出部51は、対応する表示部13から出射した光を検出する。検出部51は、入射した光を電気信号に変換する。検出部51は、例えば、フォトダイオード、フォトトランジスタ、カラーセンサ、CCDセンサなどとすることができる。
検出部51の数は表示部13の数と同じとすることができる。ただし、1つの表示部13に対して種類の異なる検出部51を複数設けることもできるし、複数の表示部13に対して1つの検出部51を設けることもできる。
遮光部52は、検出部51に対する外乱光を抑制するために設けられている。遮光部52は、例えば、検出部51と検出部51の間に設けることができる。遮光部52を設ければ、例えば、対応する表示部13に隣接する表示部13から出射した光が検出部51に入射するのを抑制することができる。
なお、外乱光の抑制が必要でない場合(例えば、表示部13が1つのみ設けられる場合)には、遮光部52を省略することもできる。
配線53は、検出部51と表示部54とを電気的に接続する。なお、検出部51からの電気信号を無線通信により表示部54に送信する場合には、配線53を省くことができる。
表示部54は、検出部51により検出された表示部13の表示状態を表示する。表示部54は、検出部51からの電気信号により所定の表示を行う。表示部54は、表示状態により表示部13の表示状態、ひいてはX線検出器1の動作状態を表示する。表示部54の表示状態は、表示部13の表示状態と同じとすることができる。この様にすれば、表示部13の表示状態、ひいてはX線検出器1の動作状態を認識するのが容易となる。
表示部54は、例えば、発光ダイオードなどの発光素子、フィラメント電球、放電管などとすることができる。
表示部54の数は検出部51の数と同じとすることができる。ただし、1つの検出部51に対して複数の表示部54を設けることもできるし、複数の検出部51に対して1つの表示部54を設けることもできる。
図1に示すように、検出部51および遮光部52は、表示部13の近傍に設けられる。例えば、検出部51および遮光部52は、ケース20aの近傍に設けられる。
一方、表示部54は、表示部13の近傍に設ける必要はなく、表示部13から離れた位置に設けることができる。表示部13は、視認が容易な場所に設けることができる。表示部54は、例えば、撮影室101の壁面に設けることができる。
動作状態表示装置50を設けるようにすれば、ケース20aの外部から表示部13を視認することが困難な場合であっても、表示部13の表示状態、ひいてはX線検出器1の動作状態を容易に視認することができる。
この場合、X線検出器1の近傍においてX線検出器1の動作状態を容易に視認することができる。例えば、撮影室101の内部においてX線検出器1の動作状態を容易に視認することができる。
そのため、初期設定などのように、X線検出器1の近傍においてX線検出器1の設定とその確認を行うことが必要となる場合であっても作業が煩雑となることがない。
また、動作状態表示装置50は、既存のX線検出器1にも容易に取り付けることができる。そのため、X線検出器1の動作状態を表示部45に表示する機能を有していない既存のX線検出器1であっても、X線検出器1の動作状態を容易に視認することができるようになる。
なお、X線検出器1の動作状態を表示部45に表示する機能を有するX線検出器1に動作状態表示装置50を設けることもできる。
この様にすれば、初期設定など際には動作状態表示装置50によりX線検出器1の動作状態を視認し、通常の稼働の際には表示部45の表示によりX線検出器1の動作状態を視認することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 X線検出器、2 アレイ基板、2b 光電変換部、2b1 光電変換素子、3 回路基板、4 シンチレータ、10 検出部、13 表示部、14 筐体、20 撮影台、20a ケース、30 X線照射部、40 制御部、50 動作状態表示装置、51 検出部、52 遮光部、53 配線、54 表示部、100 X線画像撮影システム、101 撮影室、102 操作室

Claims (5)

  1. 放射線検出器に設けられた第1の表示部の表示状態を検出する第1の検出部と、
    前記第1の検出部により検出された前記表示状態を表示する第2の表示部と、
    を備えた動作状態表示装置。
  2. 前記第1の検出部は、前記第1の表示部の近傍に設けられ、
    前記第2の表示部は、前記第1の表示部から離れた位置に設けられている請求項1記載の動作状態表示装置。
  3. 前記第1の検出部は、前記第1の表示部の発光状態を検出し、
    前記第1の検出部に対する外乱光を抑制する遮光部をさらに備えた請求項1または2に記載の動作状態表示装置。
  4. 放射線照射部と、
    前記放射線照射部から照射された放射線を電気的な情報に変換する第2の検出部と、動作状態を表示する第1の表示部と、を有する放射線検出器と、
    請求項1〜3のいずれか1つに記載の動作状態表示装置と、
    を備えた放射線画像撮影システム。
  5. 前記放射線照射部、前記放射線検出器、および前記動作状態表示装置は、撮影室の内部に設けられている請求項4記載の放射線画像撮影システム。
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