JP2018101871A5 - - Google Patents

Description

上述した課題を解決するために本発明の携帯機検出装置および携帯機検出方法では、車両に搭載された複数のアンテナの中から、所定のアンテナを用いて、所定の第１時間間隔で要求信号を送信し、携帯機から返信されてきた応答信号を受信することによって、携帯機の存在を検知する。そして、携帯機の存在が検知されたら、今度は、携帯機に対して返信信号を要求する返信要求信号を、所定の第２時間間隔で送信する。そして、複数のアンテナを用いて返信信号を受信することによって、携帯機の存在位置を検出する。ここで、要求信号を送信する第１時間間隔は、返信要求信号を送信する第２時間間隔よりも長い時間間隔に設定されている。
こうすれば、長い時間間隔（第１時間間隔）で要求信号を送信しておき、携帯機からの応答信号を受信してから、短い時間間隔（第２時間間隔）で返信要求信号の送信を開始して、複数のアンテナを用いて携帯機の存在位置を検出することができる。このため、パッシブエントリーシステムの電力消費を抑制することが可能となる。

Claims (2)

1. 複数のアンテナ（１０ａ〜１０ｅ、１１、１２ａ〜１２ｅ）を備えた車両（１）に搭載されて、前記車両との間で通信可能な範囲内に存在する携帯機（２０）の存在位置を検出する携帯機検出装置（１００、１５０）であって、
   前記携帯機に対して応答を要求する要求信号を、前記複数のアンテナ中の所定のアンテナから、所定の第１時間間隔で送信し、前記携帯機から返信されてきた応答信号を受信することによって、前記携帯機の存在を検知する存在検知部（１０３）と、
   前記携帯機の存在が検知されると、前記携帯機に対して返信信号を要求する返信要求信号を、所定の第２時間間隔で送信し、前記複数のアンテナを用いて前記携帯機からの前記返信信号を受信することによって、前記携帯機の存在位置を検出する位置検出部（１０４）と
   を備え、
   前記存在検知部が前記要求信号を送信する前記第１時間間隔は、前記位置検出部が前記返信要求信号を送信する前記第２時間間隔よりも長い時間間隔に設定されている
   ことを特徴とする携帯機検出装置。
2. 複数のアンテナ（１０ａ〜１０ｅ、１１、１２ａ〜１２ｅ）を備えた車両に適用されて、前記車両との間で通信可能な範囲内に存在する携帯機（２０）の存在位置を検出する携帯機検出方法であって、
   前記携帯機に対して応答を要求する要求信号を、前記複数のアンテナ中の所定のアンテナから、所定の第１時間間隔で送信する工程（Ｓ１００、Ｓ１５０）と、
   前記携帯機から返信されてきた応答信号を受信することによって、前記携帯機の存在を検知する工程（Ｓ１０１、Ｓ１５１）と、
   前記携帯機の存在が検知されると、前記携帯機に対して返信信号を要求する返信要求信号を、所定の第２時間間隔で送信する工程（Ｓ１０３、Ｓ１５６）と、
   前記複数のアンテナを用いて前記携帯機からの前記返信信号を受信することによって、前記携帯機の存在位置を検出する工程（Ｓ１０４〜Ｓ１０７、Ｓ１５７）と
   を備え、
   前記要求信号を送信する工程の前記第１時間間隔は、前記返信要求信号を送信する工程の前記第２時間間隔よりも長い時間間隔に設定されている
   ことを特徴とする携帯機検出方法。