JP2018101206A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】一般物体認識において物品を検出する精度を向上させることができる情報処理装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、撮像制御手段と、検出手段と、抽出手段と、算出手段と、識別手段とを備える。前記撮像制御手段は、第1の波長領域と、第2の波長領域との光に感度を有する撮像部の撮像動作を制御する。前記検出手段は、前記撮像部が前記第1の波長領域の光に基づいて撮像した画像から当該画像に含まれる物品を検出する。前記抽出手段は、前記検出手段が検出した物品の特徴を示す特徴量を、前記撮像部が前記第2の波長領域の光に基づいて撮像した画像から抽出する。前記算出手段は、各物品の照合用の特徴量と、前記抽出手段が抽出した特徴量との類似度を算出する。前記識別手段は、前記算出手段が算出した類似度に基づいて前記撮像部が撮像した物品を識別する。
【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置およびプログラムに関する。
従来、撮像した画像から抽出した物品の特徴量と、予め用意された照合用の特徴量とを比較した類似度に応じて物品の種別等を認識する一般物体認識(オブジェクト認識)に関する技術がある。一般物体認識は、RGB(Red Green Blue)画像から画像に含まれている物品を切り出す。そして、一般物体認識は、切り出した範囲から物品の特徴量を抽出している。
ところで、撮像した画像の物体のブレを小さくするためには、シャッタ時間を短くする必要がある。しかし、シャッタ時間を短くすると、撮像した画像が暗くなってしまう。この場合、カメラの露光タイミングに合わせて可視光線等の照明を照射することにより、撮像した画像が暗くなってしまうことを防止することができる。
しかしながら、このような方法で撮像した画像は、撮像対象の物体は撮像されているが、背景は反射物が無いため黒色になってしまう。よって、撮像対象の物体が茄子やアボカド等の黒色の場合には、物体であるか背景であるかの識別が困難なために、撮像した画像から物品を切り出すことが困難な場合があった。
本発明が解決しようとする課題は、一般物体認識において物品を検出する精度を向上させることができる情報処理装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の情報処理装置は、撮像制御手段と、検出手段と、抽出手段と、算出手段と、識別手段とを備える。前記撮像制御手段は、第1の波長領域と、第2の波長領域との光に感度を有する撮像部の撮像動作を制御する。前記検出手段は、前記撮像部が前記第1の波長領域の光に基づいて撮像した画像から当該画像に含まれる物品を検出する。前記抽出手段は、前記検出手段が検出した物品の特徴を示す特徴量を、前記撮像部が前記第2の波長領域の光に基づいて撮像した画像から抽出する。前記算出手段は、各物品の照合用の特徴量と、前記抽出手段が抽出した特徴量との類似度を算出する。前記識別手段は、前記算出手段が算出した類似度に基づいて前記撮像部が撮像した物品を識別する。
図1は、第1の実施形態に係るチェックアウトシステムの一例を示す斜視図である。 図2は、商品読取部の一例を示す正面図である。 図3は、商品読取部の一例を示す断面図である。 図4は、POS端末及び商品読取装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、PLUファイルのデータ構成の一例を示す説明図である。 図6は、POS端末が有する特徴的な機能構成を示すブロック図である。 図7は、画像データテーブルのデータ構成の一例を示す説明図である。 図8は、商品登録処理の一例を示すフローチャート図である。 図9は、第2の実施形態に係るPOS端末が有する特徴的な機能構成を示すブロック図である。 図10は、セルフPOSの構成の一例を示す斜視図である。 図11は、セルフPOSのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、実施形態に係る情報処理装置及びプログラムについて詳細に説明する。以下に説明する実施形態は、情報処理装置及びプログラムの一実施形態であって、その構成や仕様等を限定するものではない。本実施形態は、スーパーマーケット等の店舗に導入されたチェックアウトシステムへの適用例である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るチェックアウトシステム1の一例を示す斜視図である。チェックアウトシステム1は、商品に関する情報を読み取る商品読取装置20と、一取引に係る商品の登録、精算を行うPOS(Point Of Sales)端末30とを備える。以下、情報処理装置をPOS端末30に適用した例について説明する。また、一般物体認識の対象の物品の一例として、対象物品が商品である場合について説明するが、対象物品は商品以外の物品であってもよい。
POS端末30は、チェックアウト台40上のドロワ50上面に載置される。POS端末30は、ドロワ50の開放動作を制御する。POS端末30は、上面に操作者(店員)が操作を入力するキーボード31を備える。POS端末30は、キーボード31を操作する操作者から見てキーボード31よりも奥側に、操作者等に向けて各種情報を表示する第1表示部32を備える。第1表示部32は、各種操作を受け付けるタッチパネル33を備える。POS端末30は、第1表示部32よりも更に奥側に、回転可能に立設した第2表示部34を備える。図1に示す第2表示部34は、図1中手前側に向いているが、図1中奥側に向くように回転させることにより、顧客に各種情報を表示する。
横長テーブル状のカウンタ台60は、POS端末30が載置されているチェックアウト台40とL字を形成するよう配置される。カウンタ台60には、商品を収納する買物カゴ70が載置される。なお、買物カゴ70は、いわゆるカゴ形状のものに限るものではなく、トレー等であってもよい。または、買物カゴ70は、箱状や袋状等であってもよい。買物カゴ70には、顧客が持ち込む第1の買物カゴ71と、第1の買物カゴ71から商品読取装置20を挟んだ位置に載置される第2の買物カゴ72とがある。
カウンタ台60には、POS端末30とデータ送受信可能に接続された商品読取装置20が設置される。商品読取装置20は、正面に読取窓21を備える薄型矩形形状のハウジング22に覆われている。商品読取装置20は、ハウジング22の上部に表示操作部80を備える。
表示操作部80は、タッチパネル81が表面に積層された第1表示部82を備える。商品読取装置20は、第1表示部82の右隣にキーボード83を備える。商品読取装置20は、キーボード83の右隣には、カードリーダ84(図4参照)のカード読取溝85を備える。商品読取装置20は、操作者から見て表示操作部80の裏面左奥側には、顧客に向けて情報を提供する第2表示部86を備える。
商品読取装置20は、ハウジング22の内部に商品読取部90(図2参照)を備える。商品読取部90は、読取窓21の奥側に撮像部91(図2参照)を備える。
第1の買物カゴ71には、一取引に係る商品が収納されている。商品読取装置20を操作する操作者は、第1の買物カゴ71内の商品を第2の買物カゴ72に移動する。操作者は、この移動過程において、商品を商品読取装置20の読取窓21にかざす。この際、読取窓21内に配置された撮像部91(図2参照)は、商品を撮像する。
図2は、商品読取部90の一例を示す正面図である。図3は、商品読取部90の一例を示す断面図である。商品読取部90は、読取窓21の内側に、撮像部91と、光学フィルタ92と、結像レンズ93と、赤外線照明部94と、可視光線照明部95とを備える。赤外線照明部94と、可視光線照明部95とは、読取窓21の上辺の内側に交互に配置される。赤外線照明部94は、例えば赤外線LED(Light Emitting Diode)等の赤外線を照射する照明装置である。赤外線照明部94は、図3に示す赤外線照射領域941に対して赤外線を照射する。すなわち、赤外線照明部94は、撮像部91の撮像領域911と、赤外線照射領域941とが重なり合うように可視光線を照射する。
可視光線照明部95は、例えばLED等の可視光線を照射する照明装置である。可視光線照明部95は、図3に示す可視光線照射領域951に対して可視光線を照射する。すなわち、可視光線照明部95は、撮像部91の撮像領域911と、可視光線照射領域951とが重なり合うように可視光線を照射する。また、赤外線照明部94と、可視光線照明部95とは、交互に並べて配置されている。よって、図3に示すように赤外線照射領域941と、可視光線照射領域951とは略同一となっている。これにより、赤外線照明部94と、可視光線照明部95とは、撮像部91の撮像領域911に対して、可視光線と赤外線とを均一に照射することができる。なお、図2に示す商品読取部90は、赤外線照明部94と、可視光線照明部95とを4個ずつ備えているが、それぞれの個数を増減させてもよい。
結像レンズ93は、例えば固定焦点レンズである。結像レンズ93は、撮像領域911にある物体の像を撮像部91に結像させるレンズである。
光学フィルタ92は、特定の波長領域の光の透過を阻止する例えばバンドパスフィルタである。光学フィルタ92は、結像レンズ93と撮像部91との間に配置される。例えば、光学フィルタ92は、各色成分が重なり合う波長領域の光の透過を阻止する。そして、光学フィルタ92は、R(Red)と、G(Green)と、B(Blue)と、IR(InfRared)との波長領域の光を透過させる。これにより、光学フィルタ92は、波長領域の光のコントラストを強調する。
撮像部91は、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサである。撮像部91は、光学フィルタ92が透過した光に基づいて、撮像領域911にかざされた商品を撮像する。そして、撮像部91は、第1の波長領域と第2の波長領域との光に対して感度を有している。ここで、第1の波長領域とは、例えば赤外線として取り扱われる波長の領域である。第2の波長領域とは、例えば可視光線として取り扱われる波長の領域である。すなわち、撮像部91は、Rと、Gと、Bと、IRとの波長の領域の光に対して感度を有している。これにより、撮像部91は、Rと、Gと、Bと、IRとのそれぞれの成分を、画素ごとに有する画像を撮像することができる。なお、可視光線の波長領域に基づいたRGB画像の撮像と、赤外線の波長領域に基づいたIR画像の撮像とはそれぞれ異なる撮像部が撮像してもよい。但し、異なる撮像部が撮像する場合には、各撮像部はそれぞれ略同じ位置に設置されることが好ましい。このように、略同じ位置に撮像部を設置することにより、RGB画像とIR画像とが異なる領域を撮像した画像となってしまうことを防止することができる。また、撮像部91は、光学フィルタ92が表面に積層されたオンチップカラーフィルタであってもよい。
図4は、POS端末30及び商品読取装置20のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。POS端末30は、CPU(Central Processing Unit)301と、ROM(Read Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303と、記憶部304と、通信インタフェース305と、キーボード31と、第1表示部32と、タッチパネル33と、第2表示部34と、接続インタフェース306と、ドロワ50と、プリンタ307とを備える。CPU301と、ROM302と、RAM303と、記憶部304と、通信インタフェース305と、キーボード31と、第1表示部32と、タッチパネル33と、第2表示部34と、接続インタフェース306と、ドロワ50と、プリンタ307とは、バスを介して接続されている。
CPU301は、POS端末30の動作を統括的に制御する。ROM302は、各種プログラムやデータを記憶する。RAM303は、各種プログラムを一時的に記憶するとともに、各種データを書き換え自在に記憶する。また、RAM303は、後述する画像データテーブル308を記憶する。なお、画像データテーブル308は、RAM303に限らず、記憶部304等の他の記憶媒体に記憶されていてもよいし、ストアサーバ等の他の機器に記憶されていてもよい。すなわち、CPU301と、ROM302と、RAM303とは、POS端末30を制御するコンピュータを構成する。
キーボード31は、POS端末30を操作する各種キーを備える。例えば、キーボード31は、一取引に係る商品を登録する商品登録処理を終了する締めキー等を備える。
記憶部304は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶装置である。記憶部304は、制御プログラム309と、PLU(Price Look Up)ファイル310とを記憶する。なお、PLUファイル310は、記憶部304に限らず、他の記憶媒体に記憶されていてもよいし、ストアサーバ等の他の機器に記憶されていてもよい。
制御プログラム309は、オペレーティングシステムや、POS端末30が備えている機能を発揮させるためのプログラムである。制御プログラム309には、本実施形態に係る特徴的な機能を発揮させるプログラムが含まれる。
PLUファイル310は、店舗に陳列して販売する各種商品の各々について、商品の売上登録に係る情報を格納する商品ファイルである。ここで、図5は、PLUファイル310のデータ構成の一例を示す説明図である。PLUファイル310は、商品ごとに、商品コードと、商品情報と、イラスト画像と、照合用特徴量とを関連付けて記憶する。商品コードは、商品を識別可能な識別情報である。商品情報は、商品が属する商品分類、商品名、単価等の情報である。イラスト画像は、その商品を示す画像である。照合用特徴量は、商品の外観の特徴を、画像から抽出してパラメータ化したデータである。商品の外観の特徴には、商品の標準的な形状、表面の色合い、模様、凹凸状況等が含まれる。すなわち、照合用特徴量は、RGB画像に基づいたRと、Gと、Bとの成分を有するデータである。また、照合用特徴量は、後述する類似度の判定に用いられる照合用のデータである。
図4に戻り、POS端末30のCPU301には、通信インタフェース305が接続される。通信インタフェース305は、ネットワークを介して、ストアコンピュータ等の外部機器と通信するためのインタフェースである。
接続インタフェース306は、商品読取装置20と接続するためのインタフェースである。プリンタ307は、一取引における取引内容をレシート用紙に印字する。
商品読取装置20の商品読取部90は、CPU901と、ROM902と、RAM903と、撮像部91と、赤外線照明部94と、可視光線照明部95と、音声出力部904と、接続インタフェース905とを備える。CPU901と、ROM902と、RAM903と、撮像部91と、赤外線照明部94と、可視光線照明部95と、音声出力部904と、接続インタフェース905とは、バスを介して接続されている。
CPU901は、商品読取装置20の動作を統括的に制御する。ROM902は、各種プログラムやデータを記憶する。RAM903は、各種プログラムを一時的に記憶するとともに、各種データを書き換え自在に記憶する。すなわち、CPU901と、ROM902と、RAM903とは、商品読取装置20を制御するコンピュータを構成する。
撮像部91は、例えば、30fps(Frame Per Second)等のフレームレートで画像データを撮像する。撮像部91は、順次撮像した画像データをRAM903に保存する。
音声出力部904は、予め設定された警告音等を発生するための音声回路とスピーカ等である。
接続インタフェース905は、POS端末30及び表示操作部80と接続するためのインタフェースである。
商品読取装置20の表示操作部80は、接続インタフェース801と、キーボード83と、第1表示部82と、タッチパネル81と、第2表示部86と、カードリーダ84とを備える。接続インタフェース801と、キーボード83と、第1表示部82と、タッチパネル81と、第2表示部86と、カードリーダ84とは、バスを介して接続されている。
表示操作部80は、商品読取部90のCPU901、又はPOS端末30のCPU301により制御される。
接続インタフェース801は、POS端末30及び商品読取部90と接続するためのインタフェースである。
カードリーダ84は、クレジットカード等の決済に用いるカードの記憶媒体が記憶する情報の読み取りを実行する装置である。カードリーダ84は、カード読取溝85に挿入されたカードの記憶媒体が記憶する情報の読み取りを実行する。
次に、POS端末30が有する特徴的な機能について説明する。ここで、図6は、POS端末30が有する特徴的な機能構成を示すブロック図である。CPU301は、記憶部304の制御プログラム309をRAM303に展開し、制御プログラム309に従って動作することで、図6に示す各機能部をRAM303に生成する。具体的には、CPU301は、機能部として、撮像制御部3001と、画像生成部3002と、商品検出部3003と、特徴量抽出部3004と、類似度算出部3005と、記憶制御部3006と、商品識別部3007と、商品登録部3008と、表示制御部3009と、操作制御部3010とを備える。
撮像制御部3001は、撮像制御手段の一例である。撮像制御部3001は、撮像部91の撮像動作を制御する。例えば、撮像制御部3001は、商品読取装置20に撮像要求を出力して撮像部91に撮像動作を開始させる。撮像部91は、順次撮像した画像データをRAM903に記憶する。商品読取装置20は、RAM903に記憶された画像データをPOS端末30の撮像制御部3001に順次出力する。そして、撮像制御部3001は、撮像部91が撮像した画像データの入力を順次受け付ける。
画像生成部3002は、撮像制御部3001が取り込んだ画像データから、撮像部91が可視光線の波長領域の光に基づいて撮像したRGB画像と、撮像部91が赤外線の波長領域の光に基づいて撮像したIR画像とを生成する。例えば、画像生成部3002は、画像データに含まれるRと、Gと、Bとのそれぞれの成分を画素ごとに抽出する。そして、画像生成部3002は、抽出したRと、Gと、Bとのそれぞれの成分に基づいてRGB画像を生成する。また、画像生成部3002は、画像データに含まれるIRの成分を画素ごとに抽出する。そして、画像生成部3002は、抽出したIRの成分に基づいてIR画像を生成する。
商品検出部3003は、検出手段の一例である。商品検出部3003は、撮像制御部3001が受け付けたIR画像に含まれている商品を検出する。例えば、商品検出部3003は、IR画像に含まれる商品の全部または一部を、パターンマッチング技術等を用いて検出する。具体的には、商品検出部3003は、IR画像を2値化した画像から輪郭線等を抽出する。商品検出部3003は、予め用意したIR画像から抽出した輪郭線と、検出対象のIR画像から抽出した輪郭線との差分に基づいて、商品を検出する。ここで、予め用意したIR画像は、商品等が含まれていない背景を撮像部91が撮像したIR画像である。よって、商品検出部3003は、検出対象のIR画像に商品が含まれている場合に、予め用意したIR画像から抽出した輪郭線にはない輪郭線を、検出対象のIR画像から抽出した輪郭線から検出することができる。そして、商品検出部3003は、予め用意したIR画像から抽出した輪郭線にはない輪郭線に基づいて商品を検出する。
なお、商品検出部3003は、IR画像に限らず、他の形式の画像から商品を検出してもよい。例えば、商品検出部3003は、撮像制御部3001が取り込んだ画像データから商品を検出してもよい。すなわち、商品検出部3003は、撮像部91が可視光線の波長領域、及び赤外線の波長領域の光に基づいて撮像した、Rと、Gと、Bと、IRとの4つの成分を有する画像データから商品を検出してもよい。
特徴量抽出部3004は、抽出手段の一例である。特徴量抽出部3004は、RGB画像において、商品検出部3003が検出した商品の輪郭線の内側に相当する領域を識別する。特徴量抽出部3004は、RGB画像の識別した領域から、色合いや凹凸状況等の商品の表面の状態を、商品の特徴を示す特徴量として抽出する。これにより、特徴量抽出部3004は、撮像部91が撮像した画像データに含まれる商品の特徴量を抽出する。
類似度算出部3005は、算出手段の一例である。類似度算出部3005は、PLUファイル310に登録された商品の照合用特徴量と、特徴量抽出部3004が抽出した商品の特徴量とを比較することで、PLUファイル310に登録された各商品との類似度をそれぞれ算出する。ここで、類似度は、PLUファイル310に記憶されている商品の照合用特徴量を100%=「類似度:1.0」とした場合に、商品の全部または一部がどの程度類似しているかを示すものである。なお、類似度算出部3005は、例えば、色合いと表面の凹凸状況とでは、重み付けを変えて類似度を算出してもよい。
このように画像中に含まれる物体を認識することは一般物体認識(generic object recognition)と呼ばれている。このような一般物体認識については、下記の文献において各種認識技術が解説されている。
柳井 啓司,“一般物体認識の現状と今後”,情報処理学会論文誌,Vol.48,No.SIG16,[平成28年12月7日検索],インターネット<URL: http://mm.cs.uec.ac.jp/IPSJ-TCVIM-Yanai.pdf >
また、画像をオブジェクトごとに領域分割することによって一般物体認識を行う技術が、下記の文献において解説されている。
Jamie Shottonら,“Semantic Texton Forests for Image Categorization and Segmentation”,[平成28年12月7日検索],インターネット<URL: http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.145.3036&rep=rep1&type=pdf >
なお、PLUファイル310に登録された各種商品の照合用特徴量と、特徴量抽出部3004が抽出した商品の特徴量との類似度の算出方法は特に問わないものとする。例えば、類似度算出部3005は、PLUファイル310に登録された商品の照合用特徴量と、特徴量抽出部3004が抽出した商品の特徴量との類似度を絶対評価として算出してもよいし、相対評価として算出してもよい。
特徴量抽出部3004は、RGB画像に限らず、他の形式の画像から特徴量を抽出してもよい。例えば、特徴量抽出部3004は、撮像制御部3001が取り込んだ画像データから特徴量を抽出してもよい。すなわち、特徴量抽出部3004は、撮像部91が可視光線の波長領域、及び赤外線の波長領域の光に基づいて撮像した、Rと、Gと、Bと、IRとの4つの成分を有する画像データから特徴量を抽出してもよい。この場合、PLUファイル310は、RGB画像とIR画像との両方に基づいた照合用特徴量を記憶する。そして、類似度算出部3005は、PLUファイル310に登録されたRと、Gと、Bと、IRとの4つの成分を有する照合用特徴量と比較して類似度を算出する。または、特徴量抽出部3004は、IR画像から特徴量を抽出してもよい。この場合、PLUファイル310は、IR画像に基づいた照合用特徴量を記憶する。そして、類似度算出部3005は、PLUファイル310に登録されたIRの成分を有する照合用特徴量と比較して類似度を算出する。
記憶制御部3006は、撮像部91が撮像した画像データ等を画像データテーブル308に記憶させる。ここで、図7は、画像データテーブル308のデータ構成の一例を示す説明図である。画像データテーブル308は、識別番号と、画像データと、特徴量と、類似度とを関連付けて一又は複数記憶する。識別番号は、画像データテーブル308に記憶された情報を識別可能な識別情報である。画像データは、撮像制御部3001が受け付けた画像データである。なお、画像データは、RGB画像と、IR画像とであってもよい。特徴量は、関連付けられた画像データに含まれる商品について特徴量抽出部3004が抽出した特徴量である。類似度は、関連付けられた画像データに含まれる商品について類似度算出部3005が算出したPLUファイル310に登録された各種商品との類似度である。そして、記憶制御部3006は、商品が売上登録されたことを条件に、画像データテーブル308に記憶させた画像データ等を全て削除する。なお、記憶制御部3006は、画像データと、特徴量と、類似度とを同一のデータテーブルに限らず、それぞれ異なったデータテーブルに記憶させてもよい。
図6に戻り、商品識別部3007は、識別手段の一例である。商品識別部3007は、画像データテーブル308に記憶された類似度に基づいて、画像データに含まれる商品に該当する商品をPLUファイル310から抽出する。そして、商品識別部3007は、抽出結果に基づいて、撮像部91が撮像した画像データに含まれている商品を識別する。商品識別部3007は、画像データテーブル308に記憶された類似度に応じて、確定商品と、商品候補と、抽出不可との段階に分けて抽出する。なお、類似度に応じた分類分けは、一例であって、他の方法による分類分けであってもよい。
ここで、確定商品とは、画像データテーブル308に記憶された類似度に基づいて、操作者による確認操作によらずに登録可能な商品であることを示している。商品識別部3007は、画像データテーブル308の類似度の商品ごとに、第1閾値以上の類似度が所定個数以上登録されているか否かを判定する。商品識別部3007は、第1閾値以上の類似度が所定個数以上登録されている商品を確定商品として抽出する。そして、商品識別部3007は、抽出した確定商品が画像データに含まれる商品であると識別する。
ここで、商品候補は、撮像部91が撮像した商品の候補であることを示している。そして、商品候補は、一又は複数の商品候補から該当する商品を選択させる等の操作者の確認操作により販売対象の商品として売上登録される。商品識別部3007は、画像データテーブル308の類似度の商品ごとに、第2閾値以上の類似度が所定個数以上登録されているか否かを判定する。商品識別部3007は、第2閾値以上の類似度が所定個数以上登録されている商品を商品候補として抽出する。なお、第2閾値は、第1閾値よりも低い値である。なお、商品候補の類似度の所定個数は、確定商品の類似度の所定個数と同一であってもよいし、異なっていてもよい。そして、商品識別部3007は、商品候補から選択された商品が画像データに含まれる商品であると識別する。
ここで、抽出不可は、画像データに含まれる商品に該当する商品をPLUファイル310から抽出できていないことを示している。商品識別部3007は、画像データテーブル308の類似度の商品ごとに、第2閾値以上の類似度が所定個数以上登録されていない場合に、識別不可と識別する。
商品登録部3008は、商品識別部3007等が抽出した商品を販売対象の商品として売上登録する。すなわち、商品登録部3008は、販売対象の商品の商品情報を売上登録する。商品登録部3008は、商品識別部3007が確定商品を抽出した場合には、確定商品を販売対象の商品として売上登録する。また、商品登録部3008は、商品識別部3007が商品候補を抽出した場合には、商品候補から選択された商品を販売対象の商品として売上登録する。なお、商品登録部3008は、撮像部91等がコードシンボル等を読み取った場合等においても、コードシンボルが示す商品コードにより特定される商品を販売対象の商品として売上登録する。
表示制御部3009は、第1表示部32、第2表示部34、第1表示部82、及び第2表示部86の全部又は一部を制御して、各種画面を表示させる。例えば、表示制御部3009は、一又は複数の商品候補から売上登録する商品を選択させる画面を表示させる。また、表示制御部3009は、商品登録部3008が登録した販売対象の商品を表示した商品登録画面を表示させる。
操作制御部3010は、キーボード31、タッチパネル33、タッチパネル81、及びキーボード83の全部又は一部を制御して、各種操作を受け付ける。例えば、操作制御部3010は、一又は複数の商品候補から売上登録する商品を選択する操作を受け付ける。
次に、POS端末30が実行する商品登録処理について説明する。ここで、図8は、第1の実施形態のPOS端末30が実行する商品登録処理の一例を示すフローチャート図である。
POS端末30の撮像制御部3001は、商品読取部90に撮像部91による撮像開始を要求する(ステップS1)。
POS端末30の撮像制御部3001は、商品読取部90から撮像部91が撮像した画像データの入力を受け付ける(ステップS2)。
POS端末30の画像生成部3002は、入力された画像データからRGB画像と、IR画像とを生成する(ステップS3)。
POS端末30の商品検出部3003は、IR画像から商品を検出することができるか否かを判定する(ステップS4)。商品を検出することができなかった場合に(ステップS4;No)、POS端末30は、ステップS2に移行する。
一方、商品を検出することができた場合に(ステップS4;Yes)、POS端末30の特徴量抽出部3004は、商品検出部3003が検出した商品の特徴量をRGB画像から抽出する(ステップS5)。POS端末30の類似度算出部3005は、特徴量抽出部3004が抽出した特徴量と、PLUファイル310の各種商品の照合用特徴量とを比較して、商品ごとの類似度を算出する(ステップS6)。
POS端末30の記憶制御部3006は、画像データと、特徴量と、類似度とを画像データテーブル308に記憶させる(ステップS7)。
POS端末30の商品識別部3007は、画像データテーブル308に記憶された類似度に基づいて、確定商品を抽出したか否かを判定する(ステップS8)。確定商品を抽出した場合に(ステップS8;Yes)、POS端末30の商品登録部3008は、確定商品を売上登録する(ステップS9)。
確定商品を抽出できない場合に(ステップS8;No)、POS端末30の商品識別部3007は、商品候補を抽出したか否かを判定する(ステップS10)。商品候補を抽出することができない場合に(ステップS10;No)、POS端末30は、ステップS2に移行する。
一方、商品候補を抽出することができることを条件に(ステップS10;Yes)、POS端末30の表示制御部3009は、抽出した商品候補を売上登録する商品候補ボタンを商品登録画面に表示する(ステップS11)。
POS端末30の操作制御部3010は、商品候補ボタンの押下が検出されたか否かを判定する(ステップS12)。商品候補ボタンの押下が検出されないことを条件に(ステップS12;No)、POS端末30は、ステップS2に移行する。
一方、商品候補ボタンの押下が検出されたことを条件に(ステップS12;Yes)、POS端末30の商品登録部3008は、商品候補ボタンに関連付けられた商品を販売対象の商品として売上登録する(ステップS13)。
次いで、POS端末30の操作制御部3010は、締めキーの押下を検出したか否かを判定する(ステップS14)。締めキーの押下を検出しないことを条件に(ステップS14;No)、POS端末30は、ステップS2に移行する。
一方、締めキーの押下を検出したことを条件に(ステップS14;Yes)、POS端末30は、商品登録処理を終了する。
以上により、POS端末30は、商品登録処理を終了する。
以上のように、第1の実施形態に係るPOS端末30によれば、撮像部91は、可視光線の波長領域と、赤外線の波長領域とに対して感度を有している。そして、商品検出部3003は、撮像部91が撮像した画像データから生成したIR画像に基づいて、商品を検出する。特徴量抽出部3004は、撮像部91が撮像した画像データから生成したRGB画像から特徴量を抽出する。そして、商品識別部3007は、特徴量抽出部3004が抽出した特徴量と、PLUファイル310に記憶された特徴量との類似度に基づいて、商品を識別する。このように、POS端末30は、IR画像に基づいて商品を検出しているため、商品の色等に関わらず商品を検出することができる。従って、POS端末30は、一般物体認識において物品を検出する精度を向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態との相違点の説明を主に行い、第1の実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1の実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
ここで、図9は、第2の実施形態に係るPOS端末30が有する特徴的な機能構成を示すブロック図である。第2の実施形態に係るPOS端末30は、実行制御部3011を備えている点が、第1の実施形態に係るPOS端末30と異なっている。
実行制御部3011は、実行制御手段の一例である。実行制御部3011は、商品検出部3003、又は特徴量抽出部3004が処理の対象とする画像の形式を変更して、撮像部91が撮像した商品を識別する処理を再度実行させる。撮像部91が撮像した商品を識別する処理とは、例えば図8が示す商品登録処理のステップS4からステップS13までの処理等である。
例えば、最初の処理において、商品検出部3003がIR画像から商品を検出し、特徴量抽出部3004がRGB画像から特徴量を抽出したとする。次の処理において、実行制御部3011は、商品検出部3003の対象をIR画像に設定して、特徴量抽出部3004の対象をRGBとIRとの成分を有する画像データに設定して、撮像部91が撮像した商品を識別する処理を再実行させる。さらに次の処理において、実行制御部3011は、商品検出部3003の対象をRGBとIRとの成分を有する画像データに設定して、特徴量抽出部3004の対象をIR画像に設定して、撮像部91が撮像した商品を識別する処理を再実行させる。なお、実行制御部3011が、何れの形式の画像に設定するかは任意である。さらに、実行制御部3011が、再実行させる画像の形式の組み合わせの順番も任意である。また、実行制御部3011が、再実行させる回数も任意である。
また、実行制御部3011が、再実行を許可する条件が定められていてもよい。例えば、実行制御部3011は、商品を識別する処理において、商品識別部3007が確定商品を抽出していないこと、又は商品候補を抽出していないことを条件の一つとして、再実行させる。また、実行制御部3011は、商品検出部3003が商品を検出してから所定の時間が経過していないことを条件の一つとして、再実行させる。
以上のように、第2の実施形態に係るPOS端末30によれば、実行制御部3011は、商品検出部3003が商品を検出する対象画像を変更して、商品の識別を再実行させる。よって、第2の実施形態に係るPOS端末30は、IR画像で商品を検出することができなかった場合であっても、他の形式の画像で商品の検出を試みるため、商品を検出する精度を向上させることができる。また、実行制御部3011は、特徴量抽出部3004が特徴量を抽出する対象画像を変更して、商品の識別を再実行させる。よって、第2の実施形態に係るPOS端末30は、RGB画像から抽出した特徴量を用いて商品を識別することができなかった場合であっても、他の形式の画像で商品の検出を試みるため、商品を識別する精度を向上させることができる。
さらに、実行制御部3011は、所定の時間内であることを条件の一つとして、商品を識別する処理を再実行させる。よって、第2の実施形態に係るPOS端末30は、商品を識別する処理を繰り返し実行する場合においても、レスポンスタイムが長くなってしまうことを防止することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、上記実施形態では、特徴的な機能(撮像制御部3001、画像生成部3002、商品検出部3003、特徴量抽出部3004、類似度算出部3005、記憶制御部3006、商品識別部3007、商品登録部3008、表示制御部3009、操作制御部3010、及び実行制御部3011)を有する情報処理装置としてPOS端末30を適用した。しかし、これに限らず、これら特徴的な機能(撮像制御部3001、画像生成部3002、商品検出部3003、特徴量抽出部3004、類似度算出部3005、記憶制御部3006、商品識別部3007、商品登録部3008、表示制御部3009、操作制御部3010、及び実行制御部3011)を有する情報処理装置として商品読取装置20を適用してもよい。さらに、これら特徴的な機能は、POS端末30及び商品読取装置20に分散されていてもよい。
また、上記実施形態では、POS端末30と商品読取装置20とを備えるチェックアウトシステム1に適用した。しかし、これに限るものではなく、POS端末30及び商品読取装置20の機能を備えた1台構成の装置に適用するようにしてもよい。POS端末30及び商品読取装置20の機能を備えた1台構成の装置としては、スーパーマーケット等の店舗に設置されて用いられるセルフチェックアウト装置(以降、単にセルフPOSと称する)が挙げられる。
ここで、図10は、セルフPOS1000の構成の一例を示す斜視図である。図11は、セルフPOS1000のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。尚、以下では、図1および図4に示される同様の構成については同一の符号を付して示し、その重複する説明を省略する。図10および図11に示すように、セルフPOS1000の本体1002は、タッチパネル81が表面に配設された第1表示部82や、商品の種別等を認識(検出)するために商品画像を読み取る商品読取部90を備える。
第1表示部82は、例えば液晶表示器である。第1表示部82は、商品の合計金額や預かり金額、釣銭額等を表示し、支払い方法の選択をする精算画面等を表示する。
商品読取部90は、顧客が商品に付されたコードシンボルを商品読取部90の読取窓21にかざすことで商品画像を撮像部91により読み取る。
また、セルフPOS1000は、本体1002の右側に、かごに入った未精算の商品を置くための商品載置台1003を備える。セルフPOS1000は、本体1002の左側に、精算済みの商品を置くための商品載置台1004を備える。商品載置台1004は、精算済みの商品を入れるための袋を掛ける袋掛けフック1005や、精算済みの商品を袋に入れる前に一時的に置いておくための一時置き台1006を備える。商品載置台1003、1004は、計量器1007、1008がそれぞれ備えられており、精算の前後で商品の重量が同じであることを確認する機能を有する。
また、セルフPOS1000の本体1002は、精算用の紙幣の入金や釣り紙幣の受け取りを行うための釣り銭器1001を備える。
このような構成のセルフPOS1000をチェックアウトシステム1に適用した場合、セルフPOS1000が情報処理装置として機能することになる。
上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らないものとする。例えば、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
1 チェックアウトシステム
30 POS端末
91 撮像部
310 PLUファイル
3001 撮像制御部
3002 画像生成部
3003 商品検出部
3004 特徴量抽出部
3005 類似度算出部
3006 記憶制御部
3007 商品識別部
3008 商品登録部
3009 表示制御部
3010 操作制御部
3011 実行制御部
特開2015−132891号公報

Claims (6)

  1. 第1の波長領域と、第2の波長領域との光に感度を有する撮像部の撮像動作を制御する撮像制御手段と、
    前記撮像部が前記第1の波長領域の光に基づいて撮像した画像から当該画像に含まれる物品を検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した物品の特徴を示す特徴量を、前記撮像部が前記第2の波長領域の光に基づいて撮像した画像から抽出する抽出手段と、
    各物品の照合用の特徴量と、前記抽出手段が抽出した特徴量との類似度を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した類似度に基づいて前記撮像部が撮像した物品を識別する識別手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記抽出手段は、前記撮像部が前記第1の波長領域、及び前記第2の波長領域の光に基づいて撮像した画像から、前記検出手段が検出した物品の特徴量を抽出し、
    前記算出手段は、各物品の照合用の特徴量と、前記抽出手段が抽出した特徴量との類似度を算出する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記検出手段は、前記撮像部が前記第1の波長領域、及び前記第2の波長領域の光に基づいて撮像した画像から、当該撮像部が撮像した物品を検出する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記検出手段、又は前記抽出手段が処理の対象とする画像を変更して、物品を識別する処理を再度実行させる実行制御手段を更に備える、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記実行制御手段は、前記検出手段が前記物品を検出してから所定の時間が経過していないことを条件の一つとして、再度実行させる、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータを、
    第1の波長領域と、第2の波長領域との光に感度を有する撮像部の撮像動作を制御する撮像制御手段と、
    前記撮像部が前記第1の波長領域の光に基づいて撮像した画像から当該画像に含まれる物品を検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した物品の特徴を示す特徴量を、前記撮像部が前記第2の波長領域の光に基づいて撮像した画像から抽出する抽出手段と、
    各物品の照合用の特徴量と、前記抽出手段が抽出した特徴量との類似度を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した類似度に基づいて前記撮像部が撮像した物品を識別する識別手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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