JP2018100892A - 曲面材料の表面検査プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、下記の特許文献1(日本国・特開2007−10336号公報)には、レーザー変位計を使用して円形状の検査対象物の円周部を測定し、得られた全データを使用して各種検査を実施する表面検査装置が開示されている。
すなわち、今日、レーザー変位計などの非接触手段を使用した表面形状検査装置は、実験或いは試作評価過程での静止物の測定だけでなく、連続した長尺の円形状物が高速で移動する製造ラインにも採用されているが、検査対象物の高速移動と連続した長尺対象物の検査において、従来の演算・検出アルゴリズムでは演算装置の処理スピードが間に合わず、また円形状の検査対象物の全周データを取得してデータ処理を行う方法は、機構的に製造ラインの実情とマッチしているとは言い難い。
a)曲面材料における特定の検査対象部位を中心とした特定検出範囲の表面に非接触手段14を走査させることによって曲面材料の形状座標データLを取得する。
b)2次元平面に展開され、円弧形状を含む曲面で構成された上記形状座標データLを、上記検査対象部位を中心座標として左右の2象限に分割すると共に、所定の近似円算出アルゴリズムに従って左象限を表す第1近似円α1及び右象限を表す第2近似円α2を演算する。
c)上記第1近似円α1と上記第2近似円α2との偏差を、所定の偏差算出アルゴリズムに従って算出し、上記曲面材料における特定の検査対象部位の表面形状を表す指標とする。
すなわち、非接触手段14が走査した特定検出範囲内の制限されたデータの範囲で演算・処理を行うため、円形状の検査対象物の全周データを取得してデータ処理を行う従来の方法に比べて、演算・処理対象のデータが著しく少なく、演算・処理を高速化することができる。
また、従来のリファレンスマッチング方式のような画像処理的な演算処理を行わないため、検査対象物である曲面材料の形状毎のリファレンスデータ(基準形状データ)の作成及び保管の必要がない。
このような場合には、非接触手段14のサンプリング周期毎に本発明プログラムで演算処理を行う際に任意のマスク回数を設定してデータの適合性を判定するのが好ましい。具体的には、マスク回数内のデータに偶発的に出現した形状座標データLは異常と判断して演算対象から除外することで、使用する形状座標データLと演算処理結果の妥当性を担保する。
この場合、形状座標データLを左右2つの象限に分割して各象限を表す第1近似円α1及び第2近似円α2を算出する際に、任意の3つの座標点のみで演算処理が行われるため、演算・処理をより一層高速化することができる。
この場合、従来のリファレンスマッチング方式と同じような確度で曲面材料の表面状態を検出することができる。
この場合、上記偏差算出アルゴリズムで演算処理するデータ量を極小化させることができ、演算・処理をより一層高速化することができる。
このように本発明の曲面材料の表面検査プログラムを記録媒体に記録することにより、その記録媒体を用いれば、あらゆる汎用コンピューター等を曲面材料の表面検査装置として活用することができるようになる。
図1は、本発明の曲面材料の表面検査プログラムを用いた溶接鋼管の品質管理装置の装置構成例を示す概略図である。この図が示すように、本発明の一実施形態の溶接鋼管の品質管理装置は、非接触手段14と本発明のプログラムが実装された演算処理装置16とを備える。
そして、このデータ出力装置14bで生成された形状座標データLは配線15を介して演算処理装置16に与えられる。
すなわち、特定検出範囲の中心(=検査対象部位)となる突合わせ部12を境界として形状座標データLを左右の2象限に分割すると共に、その特定検出範囲の始点Aと終点D、並びに分割した左右各象限それぞれにおける形状座標データL上の任意の選択点B及びCの座標を選出する。
続いて、上記の始点A,終点Dおよび左象限中の選択点Bを含む第1近似円α1と、上記の始点A,終点Dおよび右象限中の選択点Cを含む第2近似円α2とを算出する。このような近似円を算出する際には、図4に示すような近似円算出アルゴリズムが用いられる。すなわち、形状座標データLから所定の3点(P1,P2,P3)が選択され、選んだ3点(P1,P2,P3)について、線分P1・P2を二等分する垂線L1と線分P2・P3を二等分する垂線L2とを算出する。そして、垂線L1と垂線L2との交点を中心とし、点P1,P2,P3を通る円を求め、これを近似円とする。
そして、所定の偏差算出アルゴリズムを用いて、得られた第1近似円α1と第2近似円α2との2次元平面座標上での偏差を求め、これらのデータを突合わせ部12の形状を表現する指標として判定処理部16c及び表示処理部16dへと与える。
一つ目は、得られた第1近似円α1及び第2近似円α2を平均化した仮想円Vを算出すると共に、特定検出範囲内における仮想円Vと第1近似円α1(又は第2近似円α2)との間に形成される溶接鋼管10板厚方向の最大偏差を差分値T1として算出し、その差分値T1を突合わせ部12の形状を表現する指標として用いる方法である。
二つ目は、得られた第1近似円α1の中心座標Xと第2近似円α2の中心座標Yとの間の距離T2を求め、その距離T2を突合わせ部12の形状を表現する指標として用いる方法である。
第1近似円α1と第2近似円α2との2次元平面座標上での偏差を求める際には、上記2つの方法の何れかを用いるようにしてもよいし、両方を同時に用いるようにしてもよい。
この判定処理部16cでは、偏差が閾値を超えるときに不良品と判定し、その信号を表示処理部16d及びイベント発生信号出力部16eに与える。
続いて図3のステップS2では、データバッファ部16aより上記の形状座標データLが近似円演算・処理部16bへと与えられ、上述したように、特定検出範囲の中心となる突合わせ部12を境界として形状座標データLが左右の2象限に分割されると共に、その特定検出範囲の始点Aと終点D、並びに分割した左右各象限それぞれにおける形状座標データL上の任意の選択点B及びCの座標が選出される(図5参照)。その後、図4に示す近似円算出アルゴリズムが用いられて、始点A,終点Dおよび左象限中の選択点Bを含む第1近似円α1と、始点A,終点Dおよび右象限中の選択点Cを含む第2近似円α2とが算出されると共に、図5に示す偏差算出アルゴリズムが用いられて、第1近似円α1と第2近似円α2との2次元平面座標上での偏差が求められ、これらのデータが突合わせ部12の形状を表現する指標として判定処理部16cへと与えられる。
Claims (5)
- 曲面材料の表面状態をコンピュータに検査させる表面検査プログラムであって、
a)曲面材料における特定の検査対象部位を中心とした特定検出範囲の表面に非接触手段(14)を走査させることによって曲面材料の形状座標データ(L)を取得する工程と、
b)2次元平面に展開され、円弧形状を含む曲面で構成された上記形状座標データ(L)を、上記検査対象部位を中心座標として左右の2象限に分割すると共に、所定の近似円算出アルゴリズムに従って左象限を表す第1近似円(α1)及び右象限を表す第2近似円(α2)を演算する工程と、
c)上記第1近似円(α1)と上記第2近似円(α2)との偏差を、所定の偏差算出アルゴリズムに従って算出し、上記曲面材料における特定の検査対象部位の表面形状を表す指標とする工程と、
を前記コンピュータに実行させることを特徴とする曲面材料の表面検査プログラム。 - 請求項1の曲面材料の表面検査プログラムにおいて、
前記近似円算出アルゴリズムは、前記第1近似円(α1)及び第2近似円(α2)を算出する際に、それぞれを前記形状座標データ(L)上の任意の3点を通る円弧に基づいて算出すると共に、その任意の3点のうち1点を左右各象限の反対象限上に存在させる、ことを特徴とする曲面材料の表面検査プログラム。 - 請求項1又は2の曲面材料の表面検査プログラムにおいて、
前記偏差算出アルゴリズムは、前記第1近似円(α1)と前記第2近似円(α2)との偏差として、前記特定検出範囲内において上記第1近似円(α1)及び第2近似円(α2)を平均化した仮想円(V)を曲面材料表面の理想円弧として演算すると共に、その仮想円(V)と前記形状座標データ(L)との偏差を算出する、ことを特徴とする曲面材料の表面検出プログラム。 - 請求項1又は2の曲面材料の表面検査プログラムにおいて、
前記偏差算出アルゴリズムは、前記第1近似円(α1)と前記第2近似円(α2)との偏差として、上記第1近似円(α1)の中心座標(X)と上記第2近似円(α2)の中心座標(Y)との間の距離(T2)を算出する、ことを特徴とする曲面材料の表面検出プログラム。 - 請求項1乃至4の何れかの曲面材料の表面検査プログラムを記録した記録媒体。
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