JP2018100780A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 負荷から戻り管を通って還流する熱媒体の温度を、冷却回路部と加熱回路部とにより所定の温度に制御し、供給管を通して前記熱媒体を負荷に供給する温調用熱媒体の供給装置において、
   前記冷却回路部は、前記熱媒体を前記所定の温度より低い温度に冷却する熱交換器と、前記冷却された前記熱媒体を貯留する貯留タンクと、
   前記貯留タンクに貯留されている前記熱媒体を、前記供給管を通して負荷に圧送する圧送ポンプと、
   前記圧送ポンプの出口側に設けられ、前記供給管に接続する流路を流れる前記熱媒体を前記所定の温度に加熱するヒータとを備えたことを特徴とする温調用熱媒体の供給装置。
2. 前記熱交換器の出口側の前記熱媒体の温度を測定する温度センサー１と、
   前記ヒータの出口側の前記熱媒体の温度を測定する温度センサー２と、
   前記温度センサー１と前記温度センサー２との温度信号に基づいて熱交換器内を流れ、前記熱媒体と熱エネルギーの交換を行う冷媒を設定温度に冷却する冷凍回路部と前記ヒータとを制御する温調制御部
   とを備えたことを特徴とする請求項１に記載の温調用熱媒体の供給装置。
3. 前記貯留タンクの容量が、負荷の熱変動に応じて可変できるように構成されていることを特徴とする請求項１又は２に記載の温調用熱媒体の供給装置。
4. 前記冷却回路部は、前記貯留タンクの温度を測定する温度センサー３を備え、前記温調制御部は前記温度センサー３の温度データに基づいて、前記貯留タンクの温度を前記所定の温度より１℃から３℃低い温度となるように前記冷凍回路部を制御することを特徴とする請求項１から３のいずれかに記載の温調用熱媒体の供給装置。
5. 負荷から戻り管を通って還流する熱媒体の温度を所定の温度に制御し、前記熱媒体を循環させて流すことで負荷を所定の温度に維持する温調用熱媒体の供給方法であって、
   戻り管を通って還流する前記熱媒体を、熱交換器の出口側に設けた温度センサー１の温度信号により、熱交換器内を流れる冷媒の温度を設定温度に冷却する冷凍回路を制御し、前記熱媒体の温度を前記所定の温度よりも低い温度に冷却し、
   冷却された熱媒体が貯留されている貯留タンクから、圧送ポンプにより負荷に前記熱媒体を供給する供給管に接続する流路を流れる前記熱媒体の温度を加熱ヒータの出口側に設けた温度センサー２の温度信号により前記加熱ヒータを制御し、前記熱媒体の温度を前記所定の温度に制御することを特徴とする温調用熱媒体の温度調節方法。
6. 前記貯留タンクの容量を、戻り管を通って還流する前記熱媒体の温度と、負荷に供給している熱媒体の温度との温度差に基づいて、変化させることを特徴とする請求項５に記載の温調用熱媒体の温度調節方法。