JP2018100117A - 包装箱 - Google Patents

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JP2018100117A JP2016247672A JP2016247672A JP2018100117A JP 2018100117 A JP2018100117 A JP 2018100117A JP 2016247672 A JP2016247672 A JP 2016247672A JP 2016247672 A JP2016247672 A JP 2016247672A JP 2018100117 A JP2018100117 A JP 2018100117A
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敏信 山口
Toshinobu Yamaguchi
敏信 山口
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Abstract

【課題】折りたたみ式の包装箱において、取扱説明書や保証書等の印刷物を載せたり、包装箱内部を複数に分けるための仕切り板を、包装箱と一体に形成した際に、左右の側板の前側が、包装箱内側に倒れ込みにくくすることを課題とする。
【解決手段】平面形状が方形の底板と、この底板に隣接して形成される左右および前後の側壁板と、後の側壁板のいずれかに連設される上蓋と、左右の側板から前記前側の側壁板側に連設される保持片を持つ包装箱に置いて、保持片に仕切り板と当接させるための当接部を設け、前側の側壁板の中ほどに連設され、包装箱内部を複数に分けるための仕切り板と当接するように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の被包装物を収納するための包装箱に関するものである。
従来より、デジタルカメラ等の電子機器においては、上面に蓋を持つ直方体形状の包装箱に、収納トレイに入れた電子機器本体とバッテリーやそのチャージャーなどの同梱品を入れ、その上に仕切り板を置いて取扱説明書や保証書等の印刷物を載せ、収納する包装が良く見られる。
特開2010−247880号公報 特開2000−95236号公報
しかしながら、特許文献1に示すような包装箱では、取扱説明書や保証書等の印刷物を載せたり、包装箱の内部を複数のスペースに区切るための仕切り板を、包装箱とは別に用意する必要がある。また、特許文献2に示すように、仕切り板を包装箱と一体とするために、仕切り板を前側の側壁板に連設する方法が開示されているが、仕切り板の位置あるいは形状によっては、左右の側壁板の前側が、包装箱の内側に倒れ込みやすくなる場合がある。
そこで、本発明の目的は、仕切り板を前側の側壁板に連設して構成しても、左右の側板の前側が、包装箱内側に倒れ込みにくい包装箱を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、平面形状が方形の底板と、この底板に隣接して形成される左右および前後の側壁板と、後の側壁板に上蓋を連設するとともに、左右の側壁板の前端縁には保持片を連設した包装箱において、前側の側壁板の中ほどに包装箱内部を複数のスペースに分けるための仕切り板を連設するとともに、包装箱を組み立てた状態で、仕切り板と保持片が当接するようにすることで、左右の側板の包装箱内への倒れ込みを防止したことを特徴とする。
本発明の包装箱によれば、取扱説明書や保証書等の印刷物を載せたり、包装箱を複数のスペースに区切るための仕切り板を、包装箱の展開寸法を大きくすることなく、包装箱と一体に形成しながらも、左右の側板の包装箱内への倒れ込みを防止することが可能となる。
本発明による包装箱の表面より見た展開図 本発明による包装箱の糊貼り工程後の形態を示す斜視図 本発明による包装箱の組み立て途中の形態を示す斜視図 本発明による包装箱の組み立て途中の形態を示す斜視図 本発明による包装箱の組み立て途中の形態を示す斜視図 本発明による包装箱の完成状態を示す斜視図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
[実施例1]
以下、本発明の第1の実施例による、包装箱について説明する。図1は段ボールなどの厚紙を材料に用いて作られ、デジタルカメラなどの小型の被包装物を収納する紙製包装箱の展開形状を示した図である。図において、1は平面形状が長方形状の底板であり、この底板1の短辺側の左右に側壁板2、3が連設されている。また、前記底板1の長辺側には、前側に側壁板4が、後ろ側には側壁板5が連設されている。
前記前側の側壁板4の中ほどには、包装箱の内側に折り曲げ可能な仕切り板14が連設されおり、前記仕切り板14の左右には仕切り板14の浮き上がりを防止するとともに、前記左右の側壁板2、3の間隔を保持するための羽根部14a、14bが連設されている。また、前記底板1と前記前側の側壁板4に跨って係止舌片15が形成されている。また、前記係止舌片15の左右には、前記底板1と前記前側の側壁板4の連設線上に、係止孔11a、および、11bが開けられており、前記係止舌片15を折り曲げた後の穴とともに係止部11を構成する。
前記左右の側壁板2、3の上端にはフラップ21、31が、前記左右の側壁板2、3の前端縁には保持片22および32が前側の側壁板4の内側に沿うように折り曲げ可能に連設されている。保持片22および32は相互に連結される係合部22a、32aを備えており、包装箱の組立時に前記左右の側壁板2、3が外側に開かないように連結される。22b、32bは前記保持片22および32に設けられた当接部であり、包装箱を組み立てた状態で、前記、仕切り板14の端面に当接する位置に設けられている。
一方、前記後側の側壁板5の上端には上蓋6が連設されるとともに、前記上蓋6の先には、前蓋7が連設されている。この前蓋7の先端には、前記底板1と前記前側の側壁板4の連設線上に開けられた係止孔11に差し込まれる差込片17が連設されている。そして、前記前蓋7と前記差込片17の連設線上には係止部17aが設けられており、差込片17を折り曲げると係止孔が形成される。
前記左右の側壁板2、3の後端縁には連結片23および33が後側の側壁板5の内側に沿うように折り曲げ可能に連設され、さらには約45度の傾きの折り目線g,hを介して貼付片24、34、が連設されている。
次に図2〜図6を用いて本包装箱の組み立てについて説明する。厚紙の表面を印刷したのちにトムソン等を用いて打ち抜いた包装箱は、まず、前記貼付片24、34の裏面に接着剤が塗布される。その後、前記左右の側壁板2、3が前記底板1との連設線で折りたたまれ、前記貼付片24、34と前記後側の側壁板5の裏面同士が貼りつけられる。この状態を図2に示す。
この状態で、接着剤が十分乾燥した後、前記左右の側壁板2、3を両側に開いて立てる。この時、左右の側壁板2、3の後端縁には連結片23および33、および、貼付片24、34が連設されており、また、前記貼付片24、34と前記後側の側壁板5が貼付されているので、前記左右の側壁板2、3が左右に開くのに合わせて連結片23と貼付片24、連結片33と貼付片34がそれぞれ前記折り目線gで折りたたまれるとともに、前記後側の側壁板5が起き上がり、図3に示すような状態になる。
図3の状態から、前記左右の側壁板2、3の前端縁に連設された保持片22および32を内側に折り曲げるとともに、それぞれに設けられた係合部22a、32aを組み合わせると、図4に示すような状態となる。この状態で、図に示すように、容器61に入れられたデジタルカメラ62やバッテリー63、チャージャー64などの付属品を包装箱内に配置する。その後、前記前側の側壁板4を、前記内側に折り曲げた保持片22および32に沿うように折り曲げるとともに、前記仕切り板14を包装箱内側に折り込むことで、図5に示すような状態になる。
この時、側壁板4と仕切り板14の連設線は、前記容器61の上面と略同一の高さに設定されているため、仕切り板14が容器61の蓋となり、デジタルカメラ62やバッテリー63が容器61から飛び出さないように構成されている。
また、図4のように、前記仕切り板14を包装箱内側に折り込んでいない時には、保持片22および32は係合部22a、32aに設けられた遊びの分だけ、間隔を狭めることができ、前記左右の側壁板2、3が包装箱内側に倒れ込むが、保持片22および32に設けられた当接部22b、32bの間隔Lと、前記仕切り板14の前記前側の側壁板4との当接部の幅lを同一とすることで、包装箱内側に折り込んだ前記仕切り板14と、保持片22および32が当接し、左右の側壁板2、3が包装箱内側に倒れ込むことを防ぐことができる。
図5の状態から、前記仕切り板14の上に取扱説明書や保証書などの印刷物を置き、フラップ21、31を包装箱の内側に折り曲げた後、前記上蓋6、および、前蓋7を折り曲げるとともに、前記前蓋7の先端に連設された差込片17を、前記係止部11に差し込んで、蓋をする。この時、仕切り板14の左右に連設された羽根部14a、14bの先端を前記フラップ21、31に接する長さとすることで、前記仕切り板14に載置された取扱説明書の厚さに関係なく、前記仕切り板14が浮き上がることを防ぐことができる。
最後に、図6に示すように前記差込片17の折り曲げ部に形成された係止孔17aに、係止舌片15を差し込むことで、上蓋6、および、前蓋7が開かなくなり、包装箱の組み立てと、梱包が終了する。
なお、本実施例においては、上蓋は後側の側壁板に連設されているが、前後を逆にし、前側の側壁板より連設される構成としても良い。また、左右の側板と、後側の側壁板が連結片および貼り付け片を介して貼付されているが、前側同様、保持片を用いて左右の側板を連結しても良い。
1:底板
2:右側壁板
3:左側壁板
4:前側側壁板
5:後側側壁板
6:上蓋
7:前蓋
11:係止部
14:仕切り板
14a、14b:羽根部
15:係止舌片
17:差込片 17a:係止部
21、31:フラップ
22、32:保持片
23、33:連結片
24、34:貼付片
g、h:折り目線

Claims (4)

  1. 平面形状が方形の底板と、この底板に隣接して形成される左右および前後の側壁板と、後の側壁板に連設される上蓋と、前側の側壁板の中ほどに連設され、包装箱内部を複数に分けるための仕切り板と、前記左右の側板から前記前側の側壁板側に連設される保持片を持つ包装箱において、
    前記左右の側板から前記前側の側壁板側に連設される保持片には、前記仕切り板と当接させるための当接部をもち、包装箱を組み立てた際には、前記前側の側壁板の中ほどから折り曲げられた仕切り板と、前記左右の保持片に設けられた当接部が当接するように構成されることを特徴とする包装箱。
  2. 前記左右の側板から前記前側の側壁板側に連設される保持片は、相互に連結するための係合部を備えることを特徴とする、請求項1に記載の包装箱。
  3. 包装箱は、前記上蓋の前記連設された側壁板と反対側に、前記前側の側壁板を覆うための前蓋が連設されていることを特徴とする、請求項1に記載の包装箱。
  4. 前記、左右の側壁板の、前記上蓋が連設された後側の側壁板側の端縁に連結片が連設し、さらには連結片に斜めの折り目を介して貼付片を連設するとともに、前記貼貼付片と前記後側の後側の側壁板が貼付されていることを特徴とする、請求項1に記載の包装箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019202014A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 株式会社三共 遊技機

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