JP2018099422A - 洗濯機の注水ケース、及び洗濯機 - Google Patents

洗濯機の注水ケース、及び洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP2018099422A
JP2018099422A JP2016247982A JP2016247982A JP2018099422A JP 2018099422 A JP2018099422 A JP 2018099422A JP 2016247982 A JP2016247982 A JP 2016247982A JP 2016247982 A JP2016247982 A JP 2016247982A JP 2018099422 A JP2018099422 A JP 2018099422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
wall portion
peripheral wall
cover member
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016247982A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7160516B2 (ja
Inventor
ケッスワン チャカポップ
Chakkaphop KETSUWAN
ケッスワン チャカポップ
タホム ヌチャナット
Thahom Nuchanat
タホム ヌチャナット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lifestyle Products and Services Corp filed Critical Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Priority to JP2016247982A priority Critical patent/JP7160516B2/ja
Priority to CN201720544306.2U priority patent/CN206956370U/zh
Publication of JP2018099422A publication Critical patent/JP2018099422A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7160516B2 publication Critical patent/JP7160516B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

Landscapes

  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

【課題】分割された部品を組み合わせて構成される注水ケースにおいて、各部品の接続部分の水密性の向上と製造性の向上とを両立させる。【解決手段】洗濯機の注水ケースは、下方が開口した容器状に形成され給水弁が接続されるカバー部材と、上面を除く一部が開口した容器状に形成され上側にカバー部材が溶着されるケース部材と、を備える。カバー部材は、カバー部材の容器状の周囲の壁を形成する周壁部と、カバー部材の内部に設けられてカバー部材の内部を区画して水路を形成する隔壁部と、を有する。周壁部及び隔壁部のうち少なくとも一方は、カバー部材の上面部に対して直角方向に延びるように形成された第1領域と、カバー部材の上面部に対して直角方向に延びるように形成され第1領域に対して周壁部又は隔壁部の厚み方向にずれて設けられた第2領域と、を有している。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、洗濯機の注水ケース、及び洗濯機に関する。
一般に洗濯機は、注水装置を備えている。注水装置は、洗剤や柔軟剤が収納される注水ケースと、水道の蛇口等の外部の水源に接続された給水弁と、を有して構成されている。注水装置は、給水弁を開くことで外部の水源からの水を注水ケース内に供給し、注水ケース内を通過する水に洗剤や柔軟剤を溶解させて、その水を洗濯槽内に注水する。
注水ケースの構成として、例えば内部に曲がりくねった水路を設けたものがある。これによれば、給水弁から注水ケース内に供給された水の勢いを低減することができるため、注水ケースから勢い良く水が溢れ出てしまうことを防止することができる。この場合、注水ケースは、内部に曲がりくねった水路を有していることから、その構造が複雑になり易い。その結果、樹脂成形によって注水ケースを製造しようとすると、注水ケースを製造するための金型が複雑となり、注水ケースの製造コストが増大してしまう。
そこで、例えば注水ケースを上下方向に二分割した構成がある。この構成によれば、各部品を製造するための金型を比較的単純な構造にすることができるため、注水ケースの製造コストの増大を抑制することができる。
一方、この場合、注水ケースの内部には、水道等の外部の水源からの高い水圧が加わるため、注水ケースを構成する各部品の接続部分を水密構造にする必要がある。各部品の水密性が不十分だと、部品間の隙間から水が漏れだし、更には水圧によってその隙間が拡大するおそれがある。そのため、従来構成では、例えば各部品の接続部分にシール部材等を設けて水密性を向上させるとともに、ネジ等の締結部材によって強固に接続する必要があった。
しかしながら、各部品を接続する際に、部品間にシール部材を配置したり締結部材を用いて相互に固定したりすることは手間がかかり、ひいては注水ケースの製造性の低下に繋がる。
特開2013−85566号公報
そこで、分割された部品を組み合わせて構成される注水ケースにおいて、各部品の接続部分の水密性の向上と製造性の向上とを両立させることができる洗濯機の注水ケース、及びその注水ケースを備える洗濯機を提供する。
実施形態の洗濯機の注水ケースは、下方が開口した容器状に形成され給水弁が接続されるカバー部材と、上面を除く一部が開口した容器状に形成され上側に前記カバー部材が溶着されるケース部材と、を備える。前記カバー部材は、前記カバー部材の容器状の周囲の壁を形成する周壁部と、前記カバー部材の内部に設けられて前記カバー部材の内部を区画して水路を形成する隔壁部と、を有する。前記周壁部及び前記隔壁部のうち少なくとも一方は、前記カバー部材の上面部に対して直角方向に延びるように形成された第1領域と、前記カバー部材の上面部に対して直角方向に延びるように形成され前記第1領域に対して前記周壁部又は前記隔壁部の厚み方向にずれて設けられた第2領域と、を有している。
一実施形態による洗濯機を示す斜視図 一実施形態による注水装置を示す斜視図 一実施形態による注水ケースを上方から見た分解斜視図 一実施形態による注水ケースを下方から見た分解斜視図 一実施形態による注水ケースを上方から見た平面図 一実施形態による注水ケースについて、周壁部の一部を拡大して示す図 一実施形態によるカバー部材を下方から見た底面図 一実施形態の変形例を示す図6相当図 一実施形態の変形例を示す図6相当図
以下、一実施形態について図面を参照しながら説明する。
実施形態の洗濯機10は、図1に示すように、水槽11、回転槽12、外箱13、トップカバー14、及び注水装置20を備えている。なお、以下の説明では、洗濯機10に対して使用者側を洗濯機10の前側とし、前側とは反対方向を後方向とする。また、使用者側から見た左右方向を、洗濯機10の左右方向とする。本実施形態の洗濯機10は、水槽11の中心軸及び回転槽12の回転軸が鉛直方向へ向いたいわゆる縦型の洗濯機である。なお、洗濯機10は、縦型に限られず、水槽11の中心軸及び回転槽12の回転軸が水平方向へ向いたいわゆる横軸型のドラム洗濯機であっても良い。
水槽11は、有底円筒形状に形成されており、外箱13内に設けられている。水槽11は、図示しない吊棒及びサスペンションによって、外箱13に対して回転不可に支持されている。回転槽12は、有底円筒形状に形成されており、水槽11内に設けられている。回転槽12の底部は、図示しないモータに接続されている。これにより、回転槽12は、水槽11に対して相対回転可能に構成されている。水槽11及び回転槽12は、洗濯物が収容される洗濯槽を構成する。
外箱13は、鋼板等によって上側が開放された矩形の容器状に形成されている。トップカバー14は、外箱13の上部の開放部分を閉塞するように設けられている。トップカバー14は、枠体141、蓋部材142、操作パネル143、及び後部パネル144を有している。
枠体141は、例えば合成樹脂製であって、上下方向に連通した矩形環状に形成されている。蓋部材142は、例えばガラス製又は合成樹脂製の矩形の板状の部材で構成されており、枠体141の上部に設けられている。蓋部材142の後部は、図示しないヒンジによって枠体141に接続されており、これにより、蓋部材142は、枠体141の上部を開閉可能にしている。
操作パネル143は、枠体141の上部であって、蓋部材142の前側に設けられている。操作パネル143は、洗濯機10の運転内容の設定や表示を行うためのものであり、図示しない制御装置に接続されている。後部パネル144は、合成樹脂製の板状の部材で構成されており、枠体141の上部であって、蓋部材142の後側に設けられている。
注水装置20は、枠体141の後部内側、つまりトップカバー14内であって後部パネル144の下方に設けられている。注水装置20は、水道や風呂水等の外部の水源から供給される水に洗剤や柔軟剤を溶解させ、その水を水槽11内に注水するためのものである。注水装置20は、水道水用の給水口21と風呂水用の給水口22とを有している。各給水口21、22は、後部パネル144から外部に露出されている。
水道水用の給水口21は、図示しない給水ホースを介して外部の水道の蛇口に接続される。これにより、注水装置20は、水道水を洗濯機10内に取り込むことが可能となっている。また、風呂水用の給水口22には、図示しない風呂水ホースが接続される。図示しない風呂水ホースの先端部は、浴槽内に配置される。そして、注水装置20は、図示しない風呂水ポンプを有している。注水装置20は、図示しない風呂水ポンプを駆動させることにより、浴槽内に貯留された風呂水を洗濯機10内に取り込むことが可能となっている。
注水装置20は、図2に示すように、給水弁30と注水ケース40とを有して構成されている。給水弁30は、液体用の電磁弁であり、図示しない制御装置に接続されている。給水弁30は、図示しない制御装置からの制御信号に基づいて開閉制御される。給水弁30は、給水口21及び図示しない給水ホースを介して水道の蛇口に接続されている。すなわち、給水弁30が開放されると、注水ケース40内に水道水が取り込まれる。
注水ケース40は、全体として左右方向に長い矩形の容器状に構成されている。注水ケース40は、図3及び図4にも示すように、カバー部材50と、ケース部材60と、を有している。カバー部材50及びケース部材60は、注水ケース40を上下に二分割したような形態である。すなわち、注水ケース40は、カバー部材50とケース部材60とを組み合わせて構成されている。
カバー部材50は、注水ケース40の上側部分を構成する。カバー部材50は、例えばポリプロピレン等の合成樹脂製の成形品であって、図4に示すように、下方が開口した容器状に形成されている。具体的には、注水ケース40は、図3及び図5に示すように、上面部51と、周壁部52、53、54、55と、を一体に有して構成されている。上面部51は、略平坦の板状に形成され、カバー部材50の容器状の底面この場合上面を構成する。各周壁部52、53、54、55は、上面部51の周囲の縁部から直角方向に延び出るように設けられ、上面部51の周囲を囲っている。
各周壁部52、53、54、55は、カバー部材50の容器状の周囲の壁を構成している。周壁部52、53、54、55のうち、周壁部52はカバー部材50の前側面を構成する壁部であり、周壁部53はカバー部材50の後側面を構成する壁部である。また、周壁部52、53、54、55のうち、周壁部54はカバー部材50の左側面を構成する壁部であり、周壁部55はカバー部材50の右側面を構成する壁部である。カバー部材50の周壁部52、53、54、55のいずれか、この場合、右側の周壁部55には、給水弁30の吐出口が接続されている。この場合、右側の周壁部55は、給水弁30の吐出口が接続される給水弁接続部551を有している。
また、図5等に示すように、周壁部52、53、54、55のうち、前側の周壁部52、後側の周壁部53、及び左側の周壁部54は、複数の平坦な領域が各周壁部52、53、54の厚み方向へ向かって交互にずれたような段状に形成されている。すなわち、前側の周壁部52、後側の周壁部53、及び左側の周壁部54は、図5に示すように、平面視においてその壁の厚み方向に凹凸形状となるように形成されている。具体的には、図5に示すように、前側の周壁部52は、第1領域521と第2領域522と接続領域523とを一体に有して構成されている。本実施形態の場合、前側の周壁部52は、2つの第1領域521と、3つの第2領域522と、4つの接続領域523と、を一体に有して構成されている。
第1領域521及び第2領域522は、図3及び図5等に示すように、カバー部材50の上面部51に対して直角でかつ下方へ延びるように形成されている。第1領域521及び第2領域522は、共に平坦に形成されて、相互に平行に配置されている。そして、第1領域521と第2領域522とは、前側の周壁部52の厚み方向つまり前後方向にずれて設けられている。
本実施形態の場合、図5に示すように、第2領域522は、第1領域521に対して前側に位置している。ここで、前側の周壁部52の壁面方向を、図5に示す左右方向とする。また、前側の周壁部52において、第1領域521における壁面方向の長さ寸法をLa1とし、第2領域522における壁面方向の長さ寸法をLa2とする。この場合、第2領域522における壁面方向の長さ寸法La2は、第1領域521における壁面方向の長さ寸法La1よりも短く設定されている。
また、図6に示すように、前側の周壁部52の厚み方向における、第1領域521と第2領域522とのズレ量Dは、第2領域522における壁面方向の長さ寸法La2よりも短く設定されている。そして、本実施形態の場合、第1領域521と第2領域522とのズレ量Dは、前側の周壁部52の厚み寸法t以下に設定されている。
接続領域523は、前側の周壁部52において、第1領域521と第2領域522との間を接続する領域である。接続領域523は、図5等に示すように、前側の周壁部52の壁面方向つまり左右方向に対して傾斜したテーパ形状に形成されている。この場合、図5等に示すように、第1領域521と第2領域522とは、平面視において重なっていない。そのため、第1領域521の左右両端部に設けられた2つの接続領域523は、前方つまり平面視においてカバー部材50の内側から外側へ向かって拡がるように配置されている。
後側の周壁部53は、図5に示すように、1つの第1領域531と、2つの第2領域532と、2つの接続領域533と、を一体に有して構成されている。第1領域531及び第2領域532は、上述した前側の周壁部52の各領域521、522と同様に、カバー部材50の上面部51に対して直角でかつ下方へ延びるように形成されて、かつ平坦に形成されている。そして、第1領域531と第2領域532とは、相互に平行に配置されていると共に、後側の周壁部53の厚み方向つまり前後方向にずれて設けられている。
この場合、後側の周壁部53において、第2領域532は、第1領域531に対して後側に位置している。ここで、後側の周壁部53の壁面方向を、図5に示す左右方向とする。また、後側の周壁部53において、第1領域531における壁面方向の長さ寸法をLb1とし、第2領域532における壁面方向の長さ寸法をLb2とする。この場合、第2領域532における壁面方向の長さ寸法Lb2は、第1領域531における壁面方向の長さ寸法Lb1よりも短く設定されている。
また、前側の周壁部52と同様に、後側の周壁部53の厚み方向における、第1領域531と第2領域532とのズレ量Dは、第2領域532における壁面方向の長さ寸法Lb2よりも短く設定されている。更に、本実施形態の場合、第1領域531と第2領域532とのズレ量Dは、後側の周壁部53の厚み寸法tよりも小さく設定されている。
後側の周壁部53における接続領域533は、接続領域523と同様に、後側の周壁部52の壁面方向つまり左右方向に対して傾斜したテーパ形状に形成されて、第1領域531と第2領域532との間を接続している。そして、図5等に示すように、第1領域531と第2領域532とは、平面視において重なっていない。そのため、第1領域531の左右両端部に設けられた2つの接続領域523は、後方つまり平面視においてカバー部材50の内側から外側へ向かって拡がるように配置されている。
左側の周壁部54は、1つの第1領域541と、1つの第2領域542と、1つの接続領域543と、を一体に有して構成されている。第1領域541及び第2領域542は、上述した前側の周壁部52の各領域521、522等と同様に、カバー部材50の上面部51に対して直角でかつ下方へ延びるように形成されて、かつ平坦に形成されている。そして、第1領域541と第2領域542とは、相互に平行に配置されていると共に、左側の周壁部54の厚み方向つまり左右方向にずれて設けられている。
この場合、左側の周壁部54において、第2領域542は、第1領域541に対して左側に位置している。ここで、左側の周壁部54の壁面方向を、図5に示す前後方向とする。また、左側の周壁部54において、第1領域541における壁面方向の長さ寸法をLc1とし、第2領域532における壁面方向の長さ寸法をLc2とする。第2領域542における壁面方向の寸法Lc2は、第1領域541における壁面方向の長さ寸法Lc1以下に設定されている。この場合、第2領域542における壁面方向の寸法Lc2と、第1領域541における壁面方向の長さ寸法Lc1とは、等しい値に設定されている。また、第1領域541と第2領域542とのズレ量Dは、前側の周壁部52等と同様に、左側の周壁部54の厚み寸法tよりも小さく設定されている。
ここで、カバー部材50の長手方向部分を構成する周壁部52、53のうち、前側の周壁部52は、2つの第1領域521と、3つの第2領域522と、4つの接続領域523と、を有している。また、カバー部材50の長手方向部分を構成する周壁部52、53のうち、後側の周壁部53は、1つの第1領域531と、2つの第2領域532と、2つの接続領域533と、を有している。一方、カバー部材50の短手方向部分を構成する左側の周壁部54は、1つの第1領域541と、1つの第2領域542と、1つの接続領域543と、を有している。すなわち、長手方向の周壁部52、53が有する第1領域521、531及び第2領域522、532の数は、短手方向の周壁部54が有する第1領域541及び第2領域542の数以上に設定されている。
また、カバー部材50は、図4及び図7に示すように、複数の隔壁部56を一体に有している。隔壁部56は、カバー部材50の内部つまり周壁部52、53、54、55の内側に設けられており、カバー部材50の上面部51に対して直角でかつ下方へ延びるように形成されている。複数の隔壁部56間は、カバー部材50の内部を複数に区画している。そして、隔壁部56間又は、隔壁部56と周壁部52、53、54、55との間には、複数の曲がりくねった水路57が形成されている。この場合、隔壁部56も、上述した周壁部52、53、54と同様に、複数の平坦な領域が隔壁部56の厚み方向へ向かって交互にずれたような段状に形成されている。
すなわち、図7に示すように、隔壁部56も、第1領域561と第2領域562と接続領域563とを一体に有して構成されている。第1領域561及び第2領域562は、平坦に形成されており、水路57内を流れる水の方向に沿って設けられている。この場合、第2領域562は、第1領域561よりも、カバー部材50の中央に対して外側に位置している。また、接続領域563は、隣接する第1領域561と第2領域562を接続している。接続領域563は、水路57内を流れる水の方向に対して傾斜したいわゆるテーパ状に形成されている。
ケース部材60は、注水ケース40の下側部分を構成する。ケース部材60は、例えばポリプロピレン等の合成樹脂製の成形品であって、図3に示すように、上面を除く一部この場合前面部が開口した容器状に形成されている。ケース部材60の前面の開口部61には、洗剤や柔軟剤を投入するための図示しない引き出し式ケースが出し入れ可能となっている。
ケース部材60は、図3に示すように、複数の貫通穴63と、突出部64と、を有している。貫通穴63は、ケース部材60の上面部62を上下方向に貫いて形成されており、ケース部材60の内部と外部とを連通している。複数の貫通穴63は、水路57に沿って配置されている。突出部64は、上面部62から上方へ突出し、隔壁部56の下端部に沿って設けられている。この場合、突出部64の突出量は、隔壁部56の厚みよりも小さい。
この構成において、カバー部材50は、ケース部材60の上側に溶着されて、カバー部材50とケース部材60とが一体的に組み立てられる。具体的には、周壁部52、53、54、55の下端部及び隔壁部56の下端部と、突出部64とを突き合わせた状態で、相互に溶着される。これにより、カバー部材50とケース部材60とは、ケース部材60の貫通穴63を除いて、水密に接合される。この場合、カバー部材50とケース部材60との間にはシール部材は設けられていない。また、この場合、カバー部材50とケース部材60とは接合には、ネジ等の締結部材は用いられていない。
そして、この構成において、図1に示す給水口21、22から注水ケース40内に流入した水は、カバー部材50の内側に設けられた水路57を通り、貫通穴63からケース部材60内に流入する。そして、貫通穴63からケース部材60内に流入した水は、図示しない引き出し式ケース内に投入されていた洗剤や柔軟剤を溶解した後、開口部61から水槽11内に注ぎ込まれる。
以上説明した実施形態によれば、注水ケース40は、カバー部材50と、ケース部材60と、を備えている。カバー部材50は、下方が開口した容器状に形成されて、給水弁30が接続される。ケース部材60は、上面を除く一部が開口した容器状に形成されて、上側にカバー部材50が溶着されている。また、カバー部材50は、周壁部52、53、54、55と、隔壁部56と、を有している。周壁部52、53、54、55は、カバー部材50の容器状の周囲の壁を形成する。隔壁部56は、カバー部材50の内部に設けられており、カバー部材50の内部を区画して水路57を形成している。
これによれば、注水ケース40は、上下に二分割したカバー部材50とケース部材60とを組み合わせて構成されている。このため、カバー部材50とケース部材60とを一体成形した場合に比べて、カバー部材50及びケース部材60の金型を比較的単純な構造にすることができ、その結果、注水ケース40の製造コストの増大を抑制することができる。
また、カバー部材50とケース部材60とは、シール部材を用いず、また、ネジ等の締結部材を用いることなく、溶着によって相互に水密に接合している。これによれば、カバー部材50とケース部材60との間にシール部材を配置したりネジ等の締結部材を用いて相互に固定したりした場合に比べて、注水ケース40を製造する際の手間を削減することができる。その結果、注水ケース40の製造性を向上させることができる。
ここで、カバー部材50とケース部材60とは、溶着によって相互に接合されている。この場合、カバー部材50とケース部材60との溶着は、カバー部材50をケース部材60の上面部62に一定の押圧力で押し付けた状態で行われる。そのため、周壁部52、53、54、55及び隔壁部56を、単純に全体的に平坦な形状とすると、周壁部52、53、54、55及び隔壁部56は、カバー部材50に加わる押圧力つまり上面部51に対して直角方向に作用する押圧力に抗しきれずに、座屈して変形してしまうおそれがある。
そして、周壁部52、53、54、55及び隔壁部56が変形すると、注水ケース40の意匠性を損なうだけでなく、例えば周壁部52、53、54、55及び隔壁部56と、ケース部材60の上面部62との間に隙間が生じる可能性がある。すると、注水ケース40の水密性が低下して、その隙間から水路57内を通る水が漏れだし、注水ケースとしての機能を果たせないおそれがある。更には、隙間が生じる位置によっては、水路57を通る水の水圧によってその隙間が拡大するおそれがある。
そこで、本実施形態において、周壁部52、53、54、55及び隔壁部56のうち少なくとも一方は、第1領域と第2領域とを有している。本実施形態の場合、周壁部52、53、54及び隔壁部56の両方とも、それぞれ第1領域521、531、541、561と第2領域522、532、542、562とを有している。第1領域521、531、541、561は、カバー部材50の上面部51に対して直角方向に延びるように形成されている。第2領域522、532、542、562は、カバー部材50の上面部51に対して直角方向に延びるように形成され、それぞれの第1領域521、531、541、561に対して周壁部52、53、54又は隔壁部56の厚み方向にずれて設けられている。
これによれば、第1領域521、531、541、561と第2領域522、532、542、562とを壁の厚み方向にずらして配置することで、上面部51に対する直角方向への耐荷重性つまり上下方向への耐荷重性を向上させことができる。これにより、カバー部材50とケース部材60とを溶着する際に、周壁部52、53、54、55や隔壁部56が変形してしまうことを抑制することができる。したがって、カバー部材50とケース部材60とを隙間無く高い強度で溶着することができる。この結果、シール部材やネジ等の締結部材を用いることなく、注水ケース40の水密性を更に向上させることができる。
以上より、本実施形態によれば、上下に二分割されたカバー部材50及びケース部材60を組み合わせて構成される注水ケース40において、カバー部材50とケース部材60との接続部分の水密性の向上と、製造性の向上と、を両立させることができる。
ここで、例えば前側の周壁部52は、他の周壁部53、54、55に比べて面積が大きいため、壁の厚み方向この場合前後方向への剛性が弱くなりがちであり、成形後に反りが生じ易い。そして、周壁部52に反りが生じると、カバー部材50とケース部材60とを溶着する際に、前側の周壁部52の下端部が突出部64に密着し難くなって、注水ケース40の水密性が損なわれる可能性がある。
そこで、本実施形態によれば、前側の周壁部52について見ると、図5に示すように、第2領域522における壁面方向の長さ寸法La2は、第1領域521における壁面方向の長さ寸法La22よりも短く設定されている。つまり、本実施形態において、周壁部52は、第1領域521と、第1領域521よりも短い幅の第2領域522とを含んで構成されている。これによれば、前側の周壁部52は、壁の厚み方向への剛性を高めることができ、成形後に反りが生じることを抑制できる。その結果、カバー部材50とケース部材60とを溶着する際に、前側の周壁部52の下端部が突出部64に密着し易くなり、注水ケース40の水密性を向上させることができる。
各第1領域521、531、541、561及び各第2領域522、532、542、562は平坦に形成されている。また、各接続領域523、533、543、563は、周壁部52、53、54又は隔壁部56の壁面方向に対して傾斜したテーパ形状に形成されている。これによれば、水路57を通る水は、各第1領域521、531、541、561、各第2領域522、532、542、562、及び各接続領域523、533、543、563に沿って滑らかに流れる。このため、各第1領域521、531、541、561及び各第2領域522、532、542、562や、各接続領域523、533、543、563が、水路57内の水の流れを阻害することを抑制できる。
ここで、周壁部52、53、54について見ると、各第1領域521、531、541と各第2領域522、532、542とのズレ量Dは、各第2領域522、532、542の長さ寸法La2、Lb2、Lc2よりも小さく設定されている。更に、各第1領域521、531、541、561と各第2領域522、532、542、562とのズレ量Dは、各周壁部52、53、54及び隔壁部56の厚み寸法t以下に設定されている。これによれば、水路57の幅を確保しつつ、各周壁部52、53、54及び隔壁部56の強度を効果的に向上させることができる。
また、カバー部材50の長手方向の周壁部52、53が有する第1領域521、531及び第2領域522、532の数は、カバー部材50の短手方向の周壁部54が有する第1領域541及び第2領域542の数以上に設定されている。これによれば、短手方向の周壁部54に比べて、面積が大きくて弱くなりがちな長手方向の周壁部52、53の強度を、より効果的に向上させることができる。
なお、各接続領域523、533、543、563は、上述したテーパ形状に限られず、例えば図8に示すように、第1領域521、531、541、561及び第2領域522、532、542、562に対して直角となるように設けられていても良い。また、各第1領域521、531、541、561及び各第2領域522、532、542、562は、平坦形状に限られず、例えば図9に示すように、壁面方向に向かって波打つような湾曲した形状であっても良い。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は洗濯機、30は給水弁、40は注水ケース、50はカバー部材、51は上面部、52は前側の周壁部(周壁部)、521は第1領域、522は第2領域、523は接続領域、53は後側の周壁部(周壁部)、531は第1領域、532は第2領域、533は接続領域、54は左側の周壁部(周壁部)、541は第1領域、542は第2領域、543は第3領域、55は右側の周壁部(周壁部9、561は第1領域、562は第2領域、563は接続領域、57は水路、60はケース部材、を示す。

Claims (7)

  1. 下方が開口した容器状に形成され給水弁が接続されるカバー部材と、
    上面を除く一部が開口した容器状に形成され上側に前記カバー部材が溶着されるケース部材と、を備え、
    前記カバー部材は、
    前記カバー部材の容器状の周囲の壁を形成する周壁部と、
    前記カバー部材の内部に設けられて前記カバー部材の内部を区画して水路を形成する隔壁部と、を有し、
    前記周壁部及び前記隔壁部のうち少なくとも一方は、前記カバー部材の上面部に対して直角方向に延びるように形成された第1領域と、前記カバー部材の上面部に対して直角方向に延びるように形成され前記第1領域に対して前記周壁部又は前記隔壁部の厚み方向にずれて設けられた第2領域と、を有している、
    洗濯機の注水ケース。
  2. 前記周壁部又は隔壁部において、前記第2領域の長さ寸法は、前記第1領域の長さ寸法よりも短く設定されている、
    請求項1に記載の洗濯機の注水ケース。
  3. 前記第1領域及び前記第2領域は平坦に形成され、
    前記第1領域と前記第2領域との間を接続する接続領域は、前記周壁部又は前記隔壁部の壁面方向に対して傾斜したテーパ形状に形成されている、
    請求項1又は2に記載の洗濯機の注水ケース。
  4. 前記周壁部又は前記隔壁部の厚み方向における前記第1領域と前記第2領域とのズレ量は、前記第2領域の長さ寸法よりも小さく設定されている、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の洗濯機の注水ケース。
  5. 前記周壁部又は前記隔壁部の厚み方向における前記第1領域と前記第2領域とのズレ量は、前記周壁部又は前記隔壁部の厚み寸法以下に設定されている、
    請求項4に記載の洗濯機の注水ケース。
  6. 前記カバー部材の長手方向の周壁部が有する前記第1領域及び前記第2領域の数は、前記カバー部材の短手方向の周壁部が有する前記第1領域及び前記第2領域の数以上に設定されている、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の洗濯機の注水ケース。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の注水ケースを備える洗濯機。
JP2016247982A 2016-12-21 2016-12-21 洗濯機の注水ケース、及び洗濯機 Active JP7160516B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016247982A JP7160516B2 (ja) 2016-12-21 2016-12-21 洗濯機の注水ケース、及び洗濯機
CN201720544306.2U CN206956370U (zh) 2016-12-21 2017-05-17 洗衣机的注水盒以及洗衣机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016247982A JP7160516B2 (ja) 2016-12-21 2016-12-21 洗濯機の注水ケース、及び洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018099422A true JP2018099422A (ja) 2018-06-28
JP7160516B2 JP7160516B2 (ja) 2022-10-25

Family

ID=61375933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016247982A Active JP7160516B2 (ja) 2016-12-21 2016-12-21 洗濯機の注水ケース、及び洗濯機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7160516B2 (ja)
CN (1) CN206956370U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220114268A (ko) * 2021-02-08 2022-08-17 엘지전자 주식회사 의류처리장치

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS646227U (ja) * 1987-07-01 1989-01-13
JP2005137944A (ja) * 2005-02-28 2005-06-02 Toshiba Corp 洗濯機
US20050229652A1 (en) * 2004-04-14 2005-10-20 Lg Electronics Inc. Apparatus for supplying detergent in washer
CN201598466U (zh) * 2009-12-25 2010-10-06 无锡小天鹅股份有限公司 带银片的喷头体组件
JP2012125324A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Hitachi Appliances Inc 全自動洗濯機
WO2015058943A1 (en) * 2013-10-25 2015-04-30 Electrolux Appliances Aktiebolag Laundry washing machines comprising a detergent dispensing assembly
JP2015192733A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機
JP2016010883A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 マツダ株式会社 樹脂部材の溶着方法及び溶着装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS646227U (ja) * 1987-07-01 1989-01-13
US20050229652A1 (en) * 2004-04-14 2005-10-20 Lg Electronics Inc. Apparatus for supplying detergent in washer
JP2005137944A (ja) * 2005-02-28 2005-06-02 Toshiba Corp 洗濯機
CN201598466U (zh) * 2009-12-25 2010-10-06 无锡小天鹅股份有限公司 带银片的喷头体组件
JP2012125324A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Hitachi Appliances Inc 全自動洗濯機
WO2015058943A1 (en) * 2013-10-25 2015-04-30 Electrolux Appliances Aktiebolag Laundry washing machines comprising a detergent dispensing assembly
JP2015192733A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機
JP2016010883A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 マツダ株式会社 樹脂部材の溶着方法及び溶着装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7160516B2 (ja) 2022-10-25
CN206956370U (zh) 2018-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120125055A1 (en) Detergent supply device and washing machine having the same
US9777424B2 (en) Washing machine having detergent supply device
US11905641B2 (en) Detergent additive box and mounting structure thereof, and distribution box
WO2020083072A1 (zh) 洗涤剂盒及带有该洗涤剂盒的洗衣机
JP2009095586A (ja) ドラム式洗濯機
JP7160516B2 (ja) 洗濯機の注水ケース、及び洗濯機
JP4674594B2 (ja) 洗濯機
US10385496B2 (en) Washing machine
JP6277427B2 (ja) 洗濯機
WO2019054195A1 (ja) 液体容器、および液体容器の製造方法
KR870000113B1 (ko) 세 탁 기
KR101454657B1 (ko) 세제공급장치를 갖춘 세탁기
JP6471216B2 (ja) 二重容器
JP2015192771A (ja) 洗濯機
JP6146362B2 (ja) 洗濯機
WO2015151389A1 (ja) 洗濯機
WO2015151456A1 (ja) 洗濯機
JP6321753B2 (ja) 二重容器
JP2006198291A (ja) 洗濯機
JP6023661B2 (ja) 容器の製造方法、及び、容器製造に使用される金型装置
JP7132732B2 (ja) 洗濯機
KR101210998B1 (ko) 드럼세탁기의 캐비닛커버
CN207933734U (zh) 洗衣机及其投放器组件
JP5687523B2 (ja) 樹脂成型品及び表示装置
JP6936727B2 (ja) ウォッシャタンク

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201204

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210823

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20210823

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20210831

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20210907

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20211029

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20211102

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20211221

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20220301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220419

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220531

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20220607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220729

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20220823

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20220920

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20220920

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221013

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7160516

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150