JP2018099152A - 可撓性多孔質膜を含むパッケージングデバイス - Google Patents
可撓性多孔質膜を含むパッケージングデバイス Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018099152A JP2018099152A JP2016245198A JP2016245198A JP2018099152A JP 2018099152 A JP2018099152 A JP 2018099152A JP 2016245198 A JP2016245198 A JP 2016245198A JP 2016245198 A JP2016245198 A JP 2016245198A JP 2018099152 A JP2018099152 A JP 2018099152A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible porous
- porous membrane
- container
- product
- packaging device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Abstract
【課題】製品の塗布および/またはアプリケータの充填を向上させるために、可撓性多孔質膜を含むパッケージングデバイスを提供する。【解決手段】塗布される製品、特に化粧品、を含む容器10であって、軸を有する容器10と、保持リング50と、保持リング50により容器10上に維持されている可撓性多孔質膜30であって、前記容器10内に含まれている前記製品が通って出ていく、可撓性多孔質膜30とを含み、可撓性多孔質膜30は伸縮性管状部35を含み、保持リング50は、可撓性多孔質膜30を通した容器10内の製品の取出し中に、容器の軸に沿った管状部35の伸びを可能にする、パッケージングデバイス1に関する。【選択図】図2
Description
本発明は、製品、詳細には化粧品またはケア製品、例えばメイクアップ製品をパッケージングし、塗布するデバイスに関する。
本発明は、より詳細には、塗布される製品を含む容器と、容器内に含まれている製品が通り抜けることができる可撓性多孔質膜とを含むデバイスに関する。
様々な形状および構成を有する、この種の多数のデバイスが知られている。
WO2015/060589およびKR20-0473939は、エラストマースクリーンを含むデバイスを開示している。したがって、この文献は可撓性多孔質膜を開示していない。
FR2815832は、閉鎖要素と、閉鎖要素の閉鎖位置では、アプリケータに製品を充填することを可能にする圧縮性多孔質部材に当接して置かれているアプリケータとを含むデバイスを教示している。
FR2856255は、弾性材料で作製されている分離要素と、この分離要素を貫通して形成されている切断部とを含むメイクアップパウダー容器を開示している。機械的圧力がかけられない場合、この切断部は閉じられており、使用中、メイクアップパウダーが分離要素を通過することを可能にするために、分離要素が伸びることにより開く。
JP2015-533987は、スクリーンメッシュを含む化粧品を開示している。
また、KR20-2014-0006439は、ゲル様担体(gel-like carrier)を有する化粧容器を開示している。
具体的には可撓性多孔質膜の製造を簡略化し、製品の塗布および/またはアプリケータの充填を向上させるために、可撓性多孔質膜を含むパッケージングデバイスをさらに改良する必要がある。
本発明は、
- 塗布される製品P、特に化粧品、を含む容器と、
- 保持リングと、
- 保持リングにより容器上に維持されている可撓性多孔質膜であって、容器内に含まれている製品が通って出ていく、可撓性多孔質膜と
を含み、
可撓性多孔質膜は伸縮性管状部を含み、保持リングは、可撓性多孔質膜を通した容器内の製品の取出し中に、容器の軸に沿った管状部の伸びを可能にする、
パッケージングデバイスにより、この目的を達成する。
- 塗布される製品P、特に化粧品、を含む容器と、
- 保持リングと、
- 保持リングにより容器上に維持されている可撓性多孔質膜であって、容器内に含まれている製品が通って出ていく、可撓性多孔質膜と
を含み、
可撓性多孔質膜は伸縮性管状部を含み、保持リングは、可撓性多孔質膜を通した容器内の製品の取出し中に、容器の軸に沿った管状部の伸びを可能にする、
パッケージングデバイスにより、この目的を達成する。
管状部
「管状部」は、容器の軸に沿って延在している可撓性多孔質膜の部分を意味すると理解される。
「管状部」は、容器の軸に沿って延在している可撓性多孔質膜の部分を意味すると理解される。
管状部は自由に伸びることができ、これは、手での強制により初期形態から伸ばされ、強制が消失したらその初期形態まで可逆的方法で戻ることが可能であることを意味する。
管状部は垂直に延在していてもよく、したがって自由に垂直に伸びることができる。
管状部は、容器に取り付けられた静止時に伸ばされてもよい。
管状部は、容器の底部に向かって収束している円錐形を有し得る。
容器は底部を含み、可撓性多孔質膜は、容器内の製品が使い果たされた時、容器の底部と接触することができる。
本発明により、製品の良好な回復率(restitution rate)を得ることが可能になる。回復率は、例えば80%より大きく、よりよくは85%より大きく、例えば略89%程度である。
可撓性多孔質膜は、デバイスの使用の間中ずっと、申し分のない、保持リングに近接している領域の膜平面度を有し、使用後に明らかな変形は殆どないかまたはなく、膜の良好な形状回復を有し得る。可撓性多孔質膜の垂直な伸びは、使用後、膜の良好な形状回復を促進する。可撓性多孔質膜の管状部により、膜または膜の少なくとも中心部が容器の底部に達することが可能になる。したがって、この管状部は、膜の中心部におけるその歪みに対する保護物である。デバイスの構成により、膜の、少なくともその中心部における、伸び過ぎを回避することが可能になる。
さらに、使用中、可撓性多孔質膜は、きれいな様相または外見に留まっている可能性がある。
さらに、デバイスが直立、逆様、または横向きの状態にある場合、製品の漏れがない。
このデバイスは、保持リングと可撓性多孔質膜の管状部との間に径方向間隙を含み得る。径方向間隙は、0.5mmから3mmの間、よりよくは1mmから2mmの間にあってもよく、例えば径方向に測定された場合に略1.2mm程度であってもよい。
保持リングはその径方向外面において担持されていてもよく、前記径方向間隙は、保持リングの前記肩状部の下に、管状部と保持リングとの間に延在している。
また、または変形形態において、デバイスは容器と可撓性多孔質膜の管状部との間に径方向間隙を含んでいてもよい。この径方向間隙は、0.5mmから3mmの間、よりよくは1mmから2mmの間にあってもよく、例えば径方向に測定された場合に略1.2mm程度であってもよい。
可撓性多孔質膜は、係留場所において保持リングに固定されていてもよく、前記係留場所は可撓性多孔質膜の管状部の上方にある。固定は、例えば高温シールにより行われてもよい。可撓性多孔質膜の管状部の上方の係留場所の位置により、下方への管状部の自由な伸びが可能になる可能性がある。係留場所は、単一の点または複数の点または周囲シールであってもよい。
可撓性多孔質膜は、保持リングと容器との間のいくつかの位置で圧縮されてもよい。
本発明によるデバイスでは、製品の取出し中に膜が伸ばされている時、保持リングに沿って膜のいくらかの変位がある。保持リングによる可撓性多孔質膜の「フック留め」は存在しない。
可撓性多孔質膜の管状部の高さが、1.5mmから10mmの間、よりよくは2mmから9mmの間に含まれてもよく、例えば略3.5mm程度または例えば略7.5mm程度であってもよい。
管状部の高さが、保持リングの高さの50%から90%の間、よりよくは60%から80%の間にあってもよい。
管状部の高さが、容器の高さの10%から80%の間、よりよくは20%から70%の間にあってもよい。
保持リング
保持リングは容器に対して固定されていてもよい。ある例示的実施形態では、保持リングは容器に対して可動ではない。ある例示的実施形態では、本発明によるデバイスはいかなるスクリーンも与えられていない、具体的には、いかなる可動スクリーンも与えられていない。具体的には、このデバイスは、中に含まれている製品量が減少するにつれて容器の底部に向かって移動するいかなる追随スクリーン(follower screen)も与えられていない。別の実施形態では、保持リングは容器に対して可動であってもよい。
保持リングは容器に対して固定されていてもよい。ある例示的実施形態では、保持リングは容器に対して可動ではない。ある例示的実施形態では、本発明によるデバイスはいかなるスクリーンも与えられていない、具体的には、いかなる可動スクリーンも与えられていない。具体的には、このデバイスは、中に含まれている製品量が減少するにつれて容器の底部に向かって移動するいかなる追随スクリーン(follower screen)も与えられていない。別の実施形態では、保持リングは容器に対して可動であってもよい。
ある実施形態では、保持リングはたった1つの部品から成る可能性がある。保持リングがたった1つの部品である場合、可撓性多孔質膜は保持リングと容器との間に係留されていてもよい。
ある変形形態では、保持リングは、一緒に組み立てられている第1の保持部と第2の保持部とを含んでいてもよい。第1の保持部と第2の保持部とは互いに同心のものである。可撓性多孔質膜は、保持リングの第1の保持部と第2の保持部との間に係留されていてもよい。第1の保持部と第2の保持部とは、具体的にはスナップ留めにより、互いに係合されていてもよい。
可撓性多孔質膜は、第1の保持部と第2の保持部との間での圧縮により、係留場所に固定されていてもよい。第1の保持部および第2の保持部は共に、前段で定義されている通り、保持リングの部分である。
保持リングは、容器の上端部を覆うフランジを含んでいてもよい。可撓性多孔質膜は、前記フランジと容器の上端部との間で圧縮されていてもよい。
可撓性多孔質膜
可撓性多孔質膜は、容器および保持リングに取り付けられる前、平坦であってもよい。取り付けられる前、膜は、いかなる直角も有さない可能性がある。取り付けられている間、可撓性多孔質膜は、保持リングと容器との間で変形すると、湾曲する。容器および保持リングに取り付けられた後、可撓性多孔質膜は少し伸ばされるばかりでなく、最大で弾性限度まで伸ばされる。
可撓性多孔質膜は、容器および保持リングに取り付けられる前、平坦であってもよい。取り付けられる前、膜は、いかなる直角も有さない可能性がある。取り付けられている間、可撓性多孔質膜は、保持リングと容器との間で変形すると、湾曲する。容器および保持リングに取り付けられた後、可撓性多孔質膜は少し伸ばされるばかりでなく、最大で弾性限度まで伸ばされる。
可撓性多孔質膜は弾性変形可能である。可撓性多孔質膜は気泡可塑性材料を含んでいてもよい。可撓性多孔質膜は気泡可塑性材料により構成されていてもよい。気泡材料は独立気泡材料であってもよく、可撓性多孔質膜は、それを通過する1つまたは複数の貫通口を有する。ある変形形態ではまたはさらに、気泡材料は連続気泡材料であってもよい。
可撓性多孔質膜は、ポリウレタンPUフォーム、ポリエチレンPEフォーム、EVAフォーム、PVCフォーム、含浸PUフォーム、気泡EPDMゴム、気泡ネオプレンゴム、気泡ニトリルゴム(NBR/PVC)、緻密(compact)ネオプレンゴム、硬質EPDMゴム、固形SBRゴム、緻密ニトリルゴム、スポンジゴム(EPDM、ネオプレン、シリコーン)、ポリエーテルおよび/またはポリエステルを含んでいてもよく、具体的にはそれらから成っていてもよい。
可撓性多孔質膜を構成している材料の気泡特質は、具体的には開気孔(open porosity)の場合、ユーザが可撓性多孔質膜の上面から製品を取り出すことができるように、容器内の製品がその下面からその上面まで可撓性多孔質膜を容易に通過することを可能にする可能性がある。
気泡材料は連続気泡材料であってもよい。可撓性多孔質膜の材料が連続気泡材料である場合、可撓性多孔質膜は、切断またはドリル穿孔により作り出されるいかなる貫通口も有さないことが可能である。
ある変形形態では、気泡材料は独立気泡材料であってもよく、可撓性多孔質膜は、次いでそれを通過する1つまたは複数の貫通口を有していてもよく、前記貫通口は例えばレーザ切断により作り出される。
可撓性多孔質膜は単層または多層であってもよい。例えば、異なる気孔率(porosity)を有する複数の材料層が存在する。
可撓性多孔質膜が連続気泡を有するかどうかに関わらず、可撓性多孔質膜は貫通口を有していてもよい。貫通口は各々、円形または非円形の、具体的には多角形の横断面を有していてもよい。貫通口は、それらの厚さを貫通する一定のまたは一定でない横断面を有していてもよい。貫通口は、ドリル穿孔および/または切断、具体的にはレーザ切断により作り出されてもよい。
可撓性多孔質膜は、具体的にはそれが連続気泡材料で作製されている場合、貫通空洞部でない空洞部を有していてもよく、前記空洞部は、例えば切断、ドリル穿孔または研削により作り出される。材料の厚さを局所的に減少させることにより、これらの空洞部は製品が可撓性多孔質膜を通過するのを助けることができる。
適切な製品量が可撓性多孔質膜の上面から取り出されることが可能である。具体的には、このデバイスにより、ユーザと容器内に含まれている製品塊との間に、可撓性多孔質膜により構成されている境界面を設けることにより、取り出される製品量を制限し、制御することが可能になる。
可撓性多孔質膜は製品の部分を孔中に保持する可能性がある。また、気泡特質により、製品が取り出される時にそれを剪断するのに好ましい比較的粗い表面を可撓性多孔質膜が有することが可能になり、それによりアプリケータにより均一に充填することが可能になる可能性がある。
製品は、例えば指、スポンジ、植毛されているかまたは植毛されていないプラスチックアプリケータ、または細いブラシで取り出され得る。
容器内の製品が使い果たされた時に容器の底部と接触する可撓性多孔質膜の能力により、製品の容器を殆ど完全に空にすることが可能になる。
可撓性多孔質膜は、容器内の製品が使い果たされた時、容器の底部の形状に適合することができる可能性がある。
可撓性多孔質膜は、容器内に含まれている製品に向かって配向されている下面と、容器内に含まれている製品から離れている上面とを含む。
可撓性多孔質膜の下面と上面との間の最大厚さは、可撓性多孔質膜の厚さとも呼ばれる。可撓性多孔質膜の厚さは0.4mmから5mmの間であってもよい。
可撓性多孔質膜の上面の面積は180mm2と3800mm2の間にあってもよい。可撓性多孔質膜の上面のそのような面積およびそのような厚さにより、必要な気泡材料量および使用の終わりに可撓性多孔質膜内に捕捉されたままである製品量を最小限にしながら、ユーザが製品にアクセスするための大表面を有することが可能になる。
可撓性多孔質膜は、完全に気泡材料により構成されていることが好ましい。
容器の初期充填度に応じて、容器内に含まれている製品は、ユーザにより可撓性多孔質膜に圧力がかけられない場合、可撓性多孔質膜の下面と接触してもしなくてもよい。
可撓性多孔質膜は、前記製品が取り出されている間、容器内に含まれている製品の表面に適合することが好ましい。
可撓性多孔質膜は弾性変形可能であることが好ましい。これにより、圧力がかけられていない時に製品が可撓性多孔質膜の下面とまだ接触していない場合、その下面が容器内に含まれている製品と接触するためにユーザによりかけられている圧力下で可撓性多孔質膜が変形することが可能になる。静止時に製品が可撓性多孔質膜の下面と既に接触している場合、これにより、可撓性多孔質膜に製品を充填し易くなり、可撓性多孔質膜の上面においてユーザに利用可能な製品量を増大させ易くなる。
可撓性多孔質膜の上面は、使用中に製品が通過するその部分において略平坦であってもよい。可撓性多孔質膜の下面は、使用中に製品が通過するその部分において略平坦であってもよい。可撓性多孔質膜の上面の面積と下面の面積とは、同じであってもよいかまたは異なっていてもよい。
可撓性多孔質膜の厚さは、使用中に製品が通過するその部分において実質的に一定であってもよい。可撓性多孔質膜の厚さは、それがデバイスに組み込まれる前、実質的に一定であってもよく、可撓性多孔質膜は、例えば気泡材料のフィルムから円盤を切り取ることにより製造される。
デバイス
デバイスは、製品Pが取り出されていない時に可撓性多孔質膜を覆う保護蓋を含んでいてもよく、デバイスは、保護蓋と膜との間に収容されているアプリケータを有さなくてもよい。
デバイスは、製品Pが取り出されていない時に可撓性多孔質膜を覆う保護蓋を含んでいてもよく、デバイスは、保護蓋と膜との間に収容されているアプリケータを有さなくてもよい。
可撓性多孔質膜は、製品がない場合、かつ可撓性多孔質膜を容器の底部に押し付けるために対応する圧力が上方からかけられている場合、可逆的方法で伸びて、容器の底部上の任意の点に接触することができる可能性がある。容器の底部は膜に向かって凹形状を有していてもよい。容器の底部は、パラボラ形状、楕円形状、または球形状を有し得る。容器の底部は、パッケージング塗布デバイスの下部とおおよそ同じ高さにあってもよい。
製品Pは化粧品、具体的にはファンデーション、コンシーラ製品、顔色補正品(complexion corrector)、またはケア製品であってもよい。
製品Pは流体であってもよい。製品の粘度は、40UDから90UD (Deviation Unit:偏差単位)の間、好ましくは55UDから80UDの間、または366cPから569cP (centiPoises:センチポアズ)の間、または0.37Pa.sと0.57Pa.sの間であってもよい。
この粘度は、1分当たり200回転の速度で回転する、製品の低粘度から中粘度までのために選択されたMS-R2スピンドルを備え付けられているRheomat 180 (Lamy)を用いて、25°Cで測定される。測定は、10分の回転時間の後に行われる。粘度測定は、製造後、直近の1週間で行われる。
そのような粘度により、可撓性多孔質膜の上面からの製品の取出しを向上させること、および使用中の製品流動を回避することが可能になる。
製品は、アプリケータの補助で、可撓性多孔質膜の上面から取り出され得る。このアプリケータは、フォーム、ブラシ、スポンジ、不織布、または端部が植毛されている部品などのアプリケータ部材を含んでいてもよいか、またはそれで構成されていてもよい。
ある変形形態では、製品は、可撓性多孔質膜に亘って指を通過させることにより指で取り出される。
デバイスが、保護蓋と可撓性多孔質膜との間に収容されているアプリケータを有さないことが可能である。これにより、アプリケータが中に組み込まれているデバイスと比較して、製造を簡略化すること、およびユーザに製品の塗布に関するより大きな選択の自由を与えることが可能になる。
一変形形態では、デバイスは、ユーザに完全なシステムを提供するために、アプリケータを含んでいてもよい。
デバイスは、具体的には保護蓋に収容されている、鏡を含んでいてもよい。
デバイスは、アプリケータがそれにより引き出されるいかなるワイパ部材も与えられていない可能性がある。
デバイスは、具体的には容器内にベロー(bellow)を含んでいないことがある。
容器は剛性本体を含んでいてもよい。剛性本体は、熱可塑性材料を型で作ることにより作り出され、空洞部が、製品を保持する空間を画定している。容器は、可撓性シートではなく容器であってもよい。
デバイスは、製品が取り出されていない時に可撓性多孔質膜を覆う保護蓋を含んでいてもよい。保護蓋は、摩擦、ねじ締め、バヨネットロッキング、またはスナップ留めにより、容器の本体に固定され得る。ある変形形態では、保護蓋は、関節式連結方法でまたは摺動接続により容器の本体に接続され得る。
メイクアップ法
本発明のさらなる対象が、
- 請求項1から14のいずれか一項に記載のパッケージングデバイスを使用することにより、アプリケータにメイクアップ製品を充填するステップと、
- ヒトの角質物質に関して処置される領域に製品を塗布するステップと
を含む、メイクアップ法である。
本発明のさらなる対象が、
- 請求項1から14のいずれか一項に記載のパッケージングデバイスを使用することにより、アプリケータにメイクアップ製品を充填するステップと、
- ヒトの角質物質に関して処置される領域に製品を塗布するステップと
を含む、メイクアップ法である。
アプリケータは、アプリケータを動かして可撓性多孔質膜と接触させ、次いでそれから離すことによるのではなく、アプリケータを動かすことなく充填されてもよく、これにより、製品はアプリケータ上に堆積される。
ある変形形態では、製品が取り出される時、ユーザは、可撓性多孔質膜と接触している状態で、アプリケータを回動させるかつ/またはそれを並進で動かすことができる。
製品は、可撓性多孔質膜上での摩擦によりまたはアプリケータもしくは指を軽く叩くことにより、捕捉されてもよい。
本発明は、その非限定的実施例の以下の詳細な説明を読むことにより、添付図面を調べることにより、よりよく理解される可能性がある。
図1および図2に示されているパッケージングデバイス1は、塗布される化粧品Pを含む、軸Xの容器10と、容器内に含まれている製品が通り抜ける可撓性多孔質膜30と、保護蓋40とを含む。
保護蓋40は、容器10の上部に存在するねじ付きネック13上にねじ留めされるように設計されている内側ねじ付き取付け用スカート23を含む。保護蓋40は、ある実施形態では、蓋がねじ付きネック13上にねじ留めされると、ねじ付きネックの上端縁部を圧迫するシールを提供し得る。このシールは図1および図2において可視でない。シール24は、例えば、円盤の形であってもよい。
図1および図2の例では、可撓性多孔質膜30は、使用中に製品が通過するその部分において実質的に一定の厚さeの気泡材料のフィルムの形である。可撓性多孔質膜30のこの厚さeは、例えば0.4mmから5mmの間にある。
可撓性多孔質膜30は弾性変形可能であり、例えばポリウレタンフォームで作製されている。
可撓性多孔質膜は保持リング50により容器上に維持されている。この目的のために、保持リングは、容器10の上端部12を覆うフランジ57を含む。可撓性多孔質膜30は、前記フランジ57と容器の上端部12との間で圧縮されてもよい。
さらに、可撓性多孔質膜は伸縮性管状部35を含み、保持リング50は、可撓性多孔質膜30を通した容器内の製品Pの取出し中、容器の軸Xに沿った管状部35の伸びを可能にする。
管状部35は垂直に延在しており、自由に垂直に伸びることができる。可撓性多孔質膜の管状部の高さhが略7.5mm程度である。
管状部は、容器の底部に向かって収束している円錐形状を有する。
デバイスは、保持リング50と可撓性多孔質膜30の管状部35との間に径方向間隙37を含む。径方向間隙37の最大サイズcは、管状部と保持リングとの間で、容器の軸Xに対して垂直な径方向に測定されると略1mm程度である。
保持リングは、その径方向外面上に52において担持されており、前記径方向間隙37は、保持リングの前記肩状部52の下に、管状部と保持リングとの間に延在している。図示の実施形態では、径方向間隙の最大サイズは、肩状部52の直下で測定されてもよい。
可撓性多孔質膜は、係留場所60において保持リングに固定されており、前記係留場所60は可撓性多孔質膜30の管状部35の上方に置かれている。可撓性多孔質膜の管状部の上方の係留場所の位置により、下方への管状部の自由な伸びが可能になる可能性がある。係留場所は、単一の位置または複数の点または周囲シールであってもよい。図1および図2の実施形態では、係留場所は例えば高温シールにより成されている。
図1および図2の実施形態では、保持リング50はたった1つの部品から成る。保持リングがたった1つの部品である場合、図示の通り、可撓性多孔質膜は保持リングと容器との間に係留されていてもよい。
図3に示されている変形形態では、保持リング50は、一緒に組み立てられている第1の保持部51と第2の保持部52とを含み、それらは互いに同心のものである。
この例では、可撓性多孔質膜は、保持リング50の第1の保持部51と第2の保持部52との間に係留されている。第1の保持部と第2の保持部とは、53において、スナップ留めにより互いに係合されている。
また、スナップ留め53は、可撓性多孔質膜の係留場所であり、第1の保持部と第2の保持部との間の圧縮によりその固定を可能にする。
図1および図3の実施形態では、容器10はジャーの形状を有し、略30mmから50mm程度の高さを有する。
図4および図5の実施形態では、容器10はコンパクトの形状を有する。これらの実施形態では、容器10の高さは略5mmから20mm程度である。管状部35の高さhは略3.3mm程度である。
これらの実施形態では、また、保持リング50は、一緒に組み立てられている第1の保持部51と第2の保持部52とを含み、それらは互いに同心のものであり、53において、スナップ留めにより互いに係合されている。
垂直に延在しており、自由に垂直に伸びることができるが、下方にではなく上方に伸びる、管状部35の配向により、これらの実施形態は図1および図3のものと異なる。係留場所53は、容器の軸Xに沿って、管状部35の下方に置かれている。
さらに、図4の実施形態と図5の実施形態とは、容器に対する保持リング50の位置により、互いに異なる。図4の実施形態では、保持リング50全体は容器10の内側に置かれているが、図5の実施形態では、保持リング50全体は容器10の外側に置かれている。
デバイス1を使用するために、ユーザは保護蓋40を取り除く。
ユーザは、次いで、指またはアプリケータを可撓性多孔質膜30の上面に当てる。ユーザは、アプリケータを可撓性多孔質膜30と接触させ、次いでそれから離すように動かすのではなく、好ましくはアプリケータと可撓性多孔質膜30との間の接触中に可撓性多孔質膜に圧力を加えることにより、アプリケータを動かすことなく、単にアプリケータを可撓性多孔質膜30の上面に当てることができ、これにより、製品Pがアプリケータ20上に堆積される。
ある変形形態では、製品が取り出される時、ユーザはアプリケータ20を可撓性多孔質膜30の上面上で回動させるかつ/またはそれを並進で動かすことができる。
ユーザは、可撓性多孔質膜30上で圧迫することにより、所望通りアプリケータを充填することができる。ユーザは、具体的には、製品Pでの可撓性多孔質膜30の充填を増大させるために、気泡材料の圧縮/弛緩サイクルで複数回、可撓性多孔質膜30上で圧迫することができる。
アプリケータに製品Pを充填したら、ユーザは、アプリケータ上に存在する製品Pを塗布するために、ユーザの肌をアプリケータで軽く叩くことができる。ユーザは、アプリケータを肌上で移動させることにより、同じアプリケータで、または別のアプリケータの助けで、製品Pをぼやかし、したがって必要な量だけ堆積させることができる。
当然、本発明は図示の例に限定されず、具体的には、図示されていない変形形態の一部として、図示の例の特性を互いに組み合わせることが可能である。例えば、図1の可撓性多孔質膜は貫通口を設けられていてもよい。
表現「comprising a(1つの〜を含む)」は、「comprising at least one(少なくとも1つの〜を含む)」と同義語であると理解されるべきである。
1 パッケージングデバイス
10 容器
12 (容器10の)上端部
13 ねじ付きネック
20 アプリケータ
23 内側ねじ付き取付け用スカート
24 シール
30 可撓性多孔質膜
35 伸縮性管状部
37 径方向間隙
40 保護蓋
50 保持リング
51 (保持リングの)第1の保持部
52 肩状部、(保持リングの)第2の保持部
53 スナップ留め、係留場所
57 フランジ
60 係留場所
c (径方向間隙の)最大サイズ
e (撓性多孔質膜の)厚さ
h (管状部の)高さ
P 化粧品
X 軸
10 容器
12 (容器10の)上端部
13 ねじ付きネック
20 アプリケータ
23 内側ねじ付き取付け用スカート
24 シール
30 可撓性多孔質膜
35 伸縮性管状部
37 径方向間隙
40 保護蓋
50 保持リング
51 (保持リングの)第1の保持部
52 肩状部、(保持リングの)第2の保持部
53 スナップ留め、係留場所
57 フランジ
60 係留場所
c (径方向間隙の)最大サイズ
e (撓性多孔質膜の)厚さ
h (管状部の)高さ
P 化粧品
X 軸
Claims (15)
- 塗布される製品(P)、特に化粧品、を含む容器(10)であって、軸(X)を有する容器(10)と、
保持リング(50)と、
前記保持リングにより前記容器(10)上に維持されている可撓性多孔質膜(30)であって、前記容器内に含まれている前記製品が通って出ていく、可撓性多孔質膜(30)と
を含み、
前記可撓性多孔質膜(30)は伸縮性管状部(35)を含み、前記保持リングは、前記可撓性多孔質膜を通した前記容器内の前記製品の取出し中に、前記容器の前記軸に沿った前記伸縮性管状部(35)の伸びを可能にする、
パッケージングデバイス(1)。 - 前記保持リングと前記伸縮性管状部(35)との間に径方向間隙(37)を含む、請求項1に記載のパッケージングデバイス(1)。
- 前記可撓性多孔質膜は、係留場所(53)において前記保持リングに固定されており、前記係留場所は前記伸縮性管状部(35)の上方に置かれている、請求項1または2に記載のパッケージングデバイス(1)。
- 前記可撓性多孔質膜の前記伸縮性管状部(35)の高さ(h)が、1.5mmから10mmの間、よりよくは2mmから9mmの間に含まれる、請求項1から3のいずれか一項に記載のパッケージングデバイス(1)。
- 前記伸縮性管状部(35)の高さ(h)が、前記保持リングの高さの50%から90%の間、よりよくは60%から80%の間にある、請求項1または2に記載のパッケージングデバイス(1)。
- 前記伸縮性管状部(35)の高さ(h)が、前記容器の高さの10%から80%の間、よりよくは20%から70%の間にある、請求項1から5のいずれか一項に記載のパッケージングデバイス(1)。
- 前記保持リング(50)は前記容器(10)に対して固定されている、請求項1から6のいずれか一項に記載のパッケージングデバイス(1)。
- 前記保持リング(50)は、一緒に組み立てられている第1の保持部(51)と第2の保持部(52)とを含む、請求項1から7のいずれか一項に記載のパッケージングデバイス(1)。
- 前記可撓性多孔質膜(30)は、前記容器および前記保持リング上に取り付けられる前、平坦である、請求項1から8のいずれか一項に記載のパッケージングデバイス(1)。
- 前記可撓性多孔質膜(30)は、ポリウレタンPUフォーム、ポリエチレンPEフォーム、EVAフォーム、PVCフォーム、含浸PUフォーム、気泡EPDMゴム、気泡ネオプレンゴム、気泡ニトリルゴム(NBR/PVC)、緻密ネオプレンゴム、硬質EPDMゴム、固形SBRゴム、緻密ニトリルゴム、スポンジゴム(EPDM、ネオプレン、シリコーン)、ポリエーテルおよび/またはポリエステルを含む、特にそれらから成る、請求項1から9のいずれか一項に記載のパッケージングデバイス(1)。
- 前記パッケージングデバイス(1)は、前記製品(P)が取り出されていない時に前記可撓性多孔質膜を覆う保護蓋(40)を含み、前記パッケージングデバイス(1)は、前記保護蓋と前記可撓性多孔質膜との間に収容されているアプリケータを有さない、請求項1から10のいずれか一項に記載のパッケージングデバイス(1)。
- 前記可撓性多孔質膜(30)は、製品が存在しない場合、かつ前記可撓性多孔質膜(30)を前記容器の底部に押し付けるために上方から対応する圧力がかけられている場合、可逆的方法で伸びて、前記容器の前記底部上の任意の点に接触することができる、請求項1から11のいずれか一項に記載のパッケージングデバイス(1)。
- 前記製品(P)は化粧品、特にファンデーション、コンシーラ製品、顔色補正品、またはケア製品である、請求項1から12のいずれか一項に記載のパッケージングデバイス(1)。
- 前記製品(P)は流体である、請求項1から13のいずれか一項に記載のパッケージングデバイス(1)。
- 請求項1から14のいずれか一項に記載のパッケージングデバイス(1)を使用することにより、アプリケータにメイクアップ製品を充填するステップと、
ヒトの角質物質に関して処置される領域に前記製品を塗布するステップと
を含む、メイクアップ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016245198A JP2018099152A (ja) | 2016-12-19 | 2016-12-19 | 可撓性多孔質膜を含むパッケージングデバイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016245198A JP2018099152A (ja) | 2016-12-19 | 2016-12-19 | 可撓性多孔質膜を含むパッケージングデバイス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018099152A true JP2018099152A (ja) | 2018-06-28 |
Family
ID=62714708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016245198A Pending JP2018099152A (ja) | 2016-12-19 | 2016-12-19 | 可撓性多孔質膜を含むパッケージングデバイス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018099152A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113905633A (zh) * | 2019-06-13 | 2022-01-07 | 莱雅公司 | 具有孔网和密封构件的装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5967115U (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-07 | 株式会社小林コ−セ− | 液状化粧料用カ−トリツジ体 |
JPH0729927Y2 (ja) * | 1989-05-31 | 1995-07-12 | 株式会社吉野工業所 | コンパクト容器 |
JPH0937842A (ja) * | 1995-07-27 | 1997-02-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 化粧用コンパクト容器 |
JP2005007093A (ja) * | 2003-06-23 | 2005-01-13 | Katsushika:Kk | 粉状化粧料容器 |
US20090272399A1 (en) * | 2007-02-13 | 2009-11-05 | Seung-Il Kim | Cosmetics case having structure of dual seal |
JP2016202322A (ja) * | 2015-04-16 | 2016-12-08 | 三菱鉛筆株式会社 | 塗布具 |
-
2016
- 2016-12-19 JP JP2016245198A patent/JP2018099152A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5967115U (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-07 | 株式会社小林コ−セ− | 液状化粧料用カ−トリツジ体 |
JPH0729927Y2 (ja) * | 1989-05-31 | 1995-07-12 | 株式会社吉野工業所 | コンパクト容器 |
JPH0937842A (ja) * | 1995-07-27 | 1997-02-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 化粧用コンパクト容器 |
JP2005007093A (ja) * | 2003-06-23 | 2005-01-13 | Katsushika:Kk | 粉状化粧料容器 |
US20090272399A1 (en) * | 2007-02-13 | 2009-11-05 | Seung-Il Kim | Cosmetics case having structure of dual seal |
JP2016202322A (ja) * | 2015-04-16 | 2016-12-08 | 三菱鉛筆株式会社 | 塗布具 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113905633A (zh) * | 2019-06-13 | 2022-01-07 | 莱雅公司 | 具有孔网和密封构件的装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101964533B1 (ko) | 셀룰러 재료를 포함하는 스크린을 포함하는 디바이스 | |
JP2019195642A5 (ja) | ||
US6883995B1 (en) | Applicator device for applying a liquid product | |
JP2738516B2 (ja) | アプリケータ装置 | |
KR101477583B1 (ko) | 메시부가 구비된 휴대용 화장품 | |
RU2420218C2 (ru) | Устройство упаковки и аппликатора | |
EP1253089B1 (fr) | Ensemble pour le conditionnement et l'application d'un produit notamment cosmetique ou de soin | |
CN105877112A (zh) | 具有再装品容器的化妆盒 | |
EP1528006A1 (fr) | Ensemble de conditionnement et d'application d'un produit, notamment cosmétique | |
JP2002253337A (ja) | 例えばメークアップ製品のためのアプリケータ装置及びアプリケータキット | |
CN210988722U (zh) | 化妆品容器 | |
JP6951467B2 (ja) | 化粧品の容器用のワイパ | |
KR20160140019A (ko) | 쿠션시트가 구비된 액상 화장품 콤팩트 케이스 | |
KR20160110034A (ko) | 액상 화장품이 함침되는 화장품 용기의 함침부재 | |
KR20180047781A (ko) | 화장품 용기 | |
JP2018099152A (ja) | 可撓性多孔質膜を含むパッケージングデバイス | |
KR20200000645U (ko) | 화장품 용기 | |
JP7007193B2 (ja) | 層構造を有する一体型スポンジを含む化粧料組成物の担体 | |
KR100540676B1 (ko) | 화장품 용기 | |
JP6855238B2 (ja) | 化粧料容器 | |
KR200473109Y1 (ko) | 화장액 넘침 방지 구조를 갖는 액상 콤팩트 화장품 | |
CN109715002A (zh) | 包括可变形侧壁的化妆品盒 | |
KR20160143279A (ko) | 신축원단과 발포우레탄폼을 사용하는 화장품용기 | |
KR102553994B1 (ko) | 제품을 포장하기 위한 디바이스 | |
CN104757772A (zh) | 一种液体粉饼盒 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180601 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180625 |