JP2018098875A - 車両用制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放電抵抗の健全性を判定することができる車両用制御装置を提供することである。【解決手段】実施形態の車両用制御装置は、コンデンサと、放電回路と、放電抵抗と、検出部と、判定部とを持つ。前記放電回路は、前記コンデンサと電気的に並列に設けられている。前記放電抵抗は、前記コンデンサおよび前記放電回路と電気的に並列に設けられている。前記検出部は、前記コンデンサの電圧を検出する。前記判定部は、前記検出部により検出された前記コンデンサの電圧の変化に基づき、前記放電抵抗の健全性を判定する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、車両用制御装置に関する。
高速放電回路と放電抵抗とを備えた車両用制御装置が提供されている。ここで、高速放電回路とは別に放電抵抗が設けられている理由は、高速放電回路のスイッチとして半導体部品が採用されることが多く、半導体部品は他の電気部品に比べて故障率が高いためである。すなわち、高速放電回路が故障して放電不能となる場合に備えて、放電抵抗が設けられている。
ところで、車両用制御装置の通常の使用時では、高速放電回路によって放電が行われ、放電抵抗はほぼ使用されない。そのため、高速放電回路が正常に機能している場合、放電抵抗の健全性を知ることが難しい場合があった。
特開平8−66033号公報
本発明が解決しようとする課題は、放電抵抗の健全性を判定することができる車両用制御装置を提供することである。
実施形態の車両用制御装置は、コンデンサと、放電回路と、放電抵抗と、検出部と、判定部とを持つ。前記放電回路は、前記コンデンサと電気的に並列に設けられている。前記放電抵抗は、前記コンデンサおよび前記放電回路と電気的に並列に設けられている。前記検出部は、前記コンデンサの電圧を検出する。前記判定部は、前記検出部により検出された前記コンデンサの電圧の変化に基づき、前記放電抵抗の健全性を判定する。
第1の実施形態の車両用制御装置を含む車両の全体構成を示す構成図。 第1の実施形態の放電抵抗が正常な場合のコンデンサの電圧変化を示すグラフ。 第1の実施形態の放電抵抗に関する異常が生じている場合のコンデンサの電圧変化を示すグラフ。 第1の実施形態の判定部の動作の流れの一例を示すフローチャート。 第2の実施形態の判定部の動作の流れの一例を示すフローチャート。 第4の実施形態の放電抵抗が正常な場合のコンデンサの電圧変化を示すグラフ。 第4の実施形態の放電抵抗に関する異常が生じている場合のコンデンサの電圧変化を示すグラフ。 第4の実施形態の判定部の動作の流れの一例を示すフローチャート。
以下、実施形態の車両用制御装置を、図面を参照して説明する。なお以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1から図4を参照し、第1の実施形態の車両用制御装置13について説明する。
図1は、車両用制御装置13を含む車両1の全体構成を示す構成図である。
図1に示すように、車両1は、集電装置11、メイントランス12、車両用制御装置13、モータ14、および運転台15を備えている。車両1は、例えば鉄道車両などの電気車である。
集電装置11は、例えばパンタグラフであり、架線Wから電力の供給を受ける。
メイントランス12は、一次側コイル12aと、第1の二次側コイル12bと、第2の二次側コイル12cとを含む。一次側コイル12aは、集電装置11に電気的に接続されている。第1の二次側コイル12bは、後述する車両用制御装置13のコンバータ21に電気的に接続されている。第2の二次側コイル12cは、後述する車両用制御装置13の第2電圧検出器30に電気的に接続されている。メイントランス12は、集電装置11から供給される電力の電圧を変圧し、変圧した電圧の電力をコンバータ21および第2電圧検出器30に出力する。
車両用制御装置13は、メイントランス12から供給される電力をモータ14の駆動に適した周波数・電圧の電力に変換し、変換した電力をモータ14に供給する電力変換装置である。なお、車両用制御装置13については詳しく後述する。
モータ14は、車両用制御装置13から供給される電力によって車両1を走行させる。
運転台15は、車両1を制御する各種操作機器と、画像などを表示可能な表示装置15aとを含む。表示装置15aは、運転士など車両1の乗務員に車両用制御装置13の異常を知らせる「通知部」の一例である。なお「通知部」は、表示装置15aに限らず、点灯や音などで乗務員に異常を知らせる装置でもよい。また、表示装置15aなどの通知部は、運転台15以外の場所に設けられてもよい。
次に、車両用制御装置13について詳しく説明する。
図1に示すように、車両用制御装置13は、コンバータ21、インバータ22、入力側接触器23、充電接触器24、充電抵抗25、コンデンサ26、高速放電回路27、放電抵抗28、第1電圧検出器29、第2電圧検出器30、表示装置31、および制御ユニット32を備えている。
コンバータ(第1電力変換装置)21は、第1接続線41および第2接続線42によって第1の二次側コイル12bに電気的に接続されている。コンバータ21は、第1の二次側コイル12bから供給される交流電力を直流電力に変換する。コンバータ21は、例えば、第3接続線(電力供給線、直流正母線)43および第4接続線(共通接地線)44によってインバータ22に電気的に接続されている。コンバータ21は、変換した直流電力を第3接続線43に出力することで、その直流電力をインバータ22に供給する。例えば、コンバータ21は、第1の二次側コイル12bからコンバータ21に入力される入力電圧のピーク値よりも高い電圧を、第3接続線43に出力する。
インバータ(第2電力変換装置)22は、三相線45によってモータ14に電気的に接続されている。インバータ22は、コンバータ21から供給される直流電力を、モータ14のトルクおよび速度を制御するための任意の周波数・電圧の交流電力に変換する。インバータ22は、変換した交流電力をモータ14に出力する。
入力側接触器23、充電接触器24、および充電抵抗25は、第1接続線41に設けられている。すなわち、入力側接触器23、充電接触器24、および充電抵抗25は、第1の二次側コイル12bとコンバータ21との間に設けられている。
入力側接触器(交流接触器)23は、例えば、コンバータ21を保護する場合に開放されて、第1の二次側コイル12bからコンバータ21への交流電力の供給を遮断する。すなわち、入力側接触器23が開放されると、コンバータ21および第3接続線43に対する入力電圧の印可が遮断される。
充電接触器24および充電抵抗25は、入力側接触器23と電気的に並列に設けられている。充電接触器24および充電抵抗25は、互いに電気的に直列に設けられている。充電接触器24は、入力側接触器23が開放された状態で閉じられる。これにより、インバータ22が通常運転状態で駆動されるのに先立ち、充電抵抗25を介した交流電力がコンバータ21に供給され、コンバータ21で変換された直流電力によってコンデンサ26が充電される。そして、コンデンサ26の充電後は、充電接触器24が開放されるとともに、入力側接触器23が閉じられる。これにより、第1の二次側コイル12bから供給される交流電力がコンバータ21に直接供給される。コンデンサ26が充電されていると、インバータ22の通常運転時にコンバータ21からインバータ22に供給される直流電力が安定する。
次に、コンデンサ26、高速放電回路27、放電抵抗28、および第1電圧検出器29について説明する。コンデンサ26、高速放電回路27、放電抵抗28、および第1電圧検出器29は、コンバータ21とインバータ22との間に設けられている。
コンデンサ26は、第3接続線43と第4接続線44との間に設けられ、第3接続線43と第4接続線44とにそれぞれ接続されている。上述したように、コンデンサ26は、コンバータ21から出力された直流電力によって充電される。このため、コンデンサ26は、コンバータ21の動作時に、コンバータ21の出力値と略同じ電圧を持つ。なお、第3接続線43には、コンバータ21の動作停止時に、第1の二次側コイル12bからコンバータ21に入力される入力電圧がそのまま印加される。この場合、コンデンサ26は、第1の二次側コイル12bからコンバータ21に入力される入力電圧のピーク値と略同じ電圧を持つ。
高速放電回路27は、第3接続線43と第4接続線44との間に設けられて、第3接続線43と第4接続線44とにそれぞれ接続されている。高速放電回路27は、コンデンサ26と電気的に並列に設けられている。高速放電回路27は、車両用制御装置13の停止時や故障時に、コンデンサ26に蓄えられた電荷を放電する。高速放電回路27は、「放電回路」の一例である。高速放電回路27は、抵抗27aと、スイッチ27bとを有する。抵抗27aは、後述する放電抵抗28よりも低い抵抗値を持つ。スイッチ27bは、例えば抵抗27aと第4接続線44との間に設けられ、抵抗27aと第4接続線44との間の電気的接続状態を切り替える。スイッチ27bは、例えばIPRG(Insulated Gate Bipolar Transistor)であるが、サイリスタや、その他のトランジスタ、またはトランジスタ以外のスイッチでもよい。スイッチ27bがON状態にされると、第3接続線43から抵抗27aを介して第4接続線44に電流が流れ、高速放電回路27による放電が行われる。
放電抵抗28は、第3接続線43と第4接続線44との間に設けられて、第3接続線43と第4接続線44とにそれぞれ接続されている。放電抵抗28は、コンデンサ26および高速放電回路27と電気的に並列に設けられている。放電抵抗28は、例えば高速放電回路27が故障して放電不能となる場合に備えて設けられている。放電抵抗28は、高速放電回路27の抵抗27aよりも大きな抵抗値を持つとともに、コンデンサ26に蓄えられた電荷を常時放電する。
第1電圧検出器29は、第3接続線43と第4接続線44との間に設けられて、第3接続線43と第4接続線44とにそれぞれ接続されている。例えば、第1電圧検出器29は、コンデンサ26と電気的に並列に設けられている。第1電圧検出器29は、コンデンサ26の電圧を検出する。第1電圧検出器29は、「検出部」の一例である。第1電圧検出器29は、コンデンサ26の電圧の検出結果を、制御ユニット32に送る。
次に、第2電圧検出器30、表示装置31、および制御ユニット32について説明する。第2電圧検出器(交流電圧検出器)30は、第2の二次側コイル12cに電気的に接続されている。第2電圧検出器30は、第2の二次側コイル12cに印可される電圧を検出する。第2電圧検出器30は、第2の二次側コイル12cに印加される電圧の検出結果を、制御ユニット32に送る。
表示装置31は、画像などを表示可能であり、乗務員や整備士など関係者に車両用制御装置13の異常を知らせる「通知部」の一例である。なお「通知部」は、表示装置31に限らず、点灯や音などで関係者に異常を知らせる装置でもよい。
制御ユニット32は、車両用制御装置13の全体を制御する。すなわち、制御ユニット32は、コンバータ21、インバータ22、入力側接触器23、充電接触器24、高速放電回路27、および表示装置31などを制御する。また、本実施形態の制御ユニット32は、第1電圧検出器29により検出されたコンデンサ26の電圧に基づき、放電抵抗28の健全性を判定する。以下、この内容について詳しく説明する。
図1に示すように、制御ユニット32は、判定部51と、情報発信部52とを有する。
判定部51は、コンバータ21の動作停止後のコンデンサ26の電圧の変化に基づき、放電抵抗28の健全性を判定する。
ここで、図2は、放電抵抗28が正常な場合のコンバータ21の動作停止後のコンデンサ26の電圧変化を示す。図3は、放電抵抗28に関する異常が生じている場合のコンバータ21の動作停止後のコンデンサ26の電圧変化を示す。なお「放電抵抗に関する異常」とは、断線など放電抵抗28自体の不具合に加え、放電抵抗28と第3接続線43または第4接続線44との間の接続部の不具合を含む。
図3に示すように、コンバータ21の動作時には、コンバータ21は、第1の二次側コイル12bからコンバータ21に入力される入力電圧のピーク値よりも高い電圧を、第3接続線43に出力する。これにより、コンデンサ26の電圧は、上記入力電圧のピーク値よりも高い値であって、コンバータ21の出力電圧と略同じ値となる。そして、コンバータ21の動作停止後には、コンデンサ26の電圧は、放電抵抗28による放電により、上記入力電圧のピーク値と略同じ値に向けて徐々に低下する。そして、コンデンサ26の電圧は、上記入力電圧のピーク値と略同じ値となる。
一方で、図4に示すように、放電抵抗28に関する異常が生じている場合、コンバータ21の動作停止後であっても、コンデンサ26の電圧は、実質的に低下しない。すなわち、コンデンサ26の電圧は、コンバータ21の動作停止前にコンバータ21が出力していた電圧と略同じ値を保つ。
そこで、本実施形態の判定部51は、以下のような動作を行う。
図4は、判定部51の動作の流れの一例を示すフローチャートである。
図4に示すように、判定部51は、まず、コンバータ21の動作停止を示す情報(例えば動作停止を示す信号)を取得する(ステップS11)。次に、判定部51は、第1電圧検出器29により検出されたコンデンサ26の電圧値を取得する(ステップS12)。なお、コンデンサ26の電圧値の取得は、所定のサンプリング周期で繰り返し行われてもよく、またはコンバータ21の動作停止から予め設定された所定時間経過後に1度だけ行われてもよい。
次に、判定部51は、コンバータ21の動作停止後のコンデンサ26の電圧変化が、予め設定される閾値(第1閾値)未満であるか否かを判定する(ステップS13)。例えば、判定部51は、コンバータ21の動作停止から所定のサンプリング周期で検出されるコンデンサ26の電圧を監視し、予め設定される所定時間までにコンデンサ26の電圧が前記閾値よりも低下するか否かを判定する。なお上記に代えて、判定部51は、コンバータ21の動作停止時に検出されたコンデンサ26の電圧と、コンバータ21の動作停止後から所定時間経過後に検出されたコンデンサ26の電圧とを比較し、それらの差が前記閾値未満であるか否かを判定してもよい。
そして、判定部51は、コンバータ21の動作停止後のコンデンサ26の電圧変化が前記閾値以上である場合、放電抵抗28が正常であると判定する(ステップS14)。一方で、判定部51は、コンバータ21の動作停止後のコンデンサ26の電圧変化が前記閾値未満である場合、放電抵抗28に関する異常が生じていると判定する(ステップS15)。
次に、情報発信部52について説明する。
情報発信部52は、放電抵抗28に関する異常が生じていると判定された場合に、その旨を示す情報(例えば信号)を、車両用制御装置13の表示装置31および運転台15の表示装置15aの少なくとも一方に送信する。車両用制御装置13の表示装置31および運転台15の表示装置15aは、情報発信部52から上記情報を受け取った場合、その情報を表示画面などに表示する。これにより、乗務員や整備士など関係者は、放電抵抗28に関する異常が生じていることを知ることができる。なお、情報発信部52は、放電抵抗28が正常であると判定された場合、その旨を示す情報(例えば信号)を、車両用制御装置13の表示装置31および運転台15の表示装置15aの少なくとも一方に送信してもよい。これにより、関係者は、放電抵抗28が正常であることを知ることができる。
以上説明した本実施形態の車両用制御装置13によれば、放電抵抗28の健全性を判定することができる。すなわち、本実施形態の車両用制御装置13は、コンデンサ26と、高速放電回路27と、放電抵抗28と、第1電圧検出器29と、判定部51とを備えている。高速放電回路27は、コンデンサ26と電気的に並列に設けられている。放電抵抗28は、コンデンサ26および高速放電回路27と電気的に並列に設けられている。第1電圧検出器29は、コンデンサ26の電圧を検出する。判定部51は、第1電圧検出器29により検出されたコンデンサ26の電圧の変化に基づき、放電抵抗28の健全性を判定する。このような構成によれば、車両用制御装置13の通常使用の中で、放電抵抗28の健全性を確認することができる。
本実施形態では、車両用制御装置13は、コンデンサ26、高速放電回路27、および放電抵抗28が電気的に接続された第3接続線43に電力を出力するコンバータ21を備えている。そして、判定部51は、コンバータ21の動作停止後のコンデンサ26の電圧の変化に基づき、放電抵抗28の健全性を判定する。このような構成によれば、コンバータ21の動作停止後に低下するコンデンサ26の電圧変化を利用し、放電抵抗28の健全性をより確実に判定することができる。
本実施形態では、判定部51は、コンバータ21の動作停止後のコンデンサ26の電圧の変化が閾値未満の場合に、放電抵抗28に関する異常が生じていると判定する。このような構成によれば、放電抵抗28に関する異常をより確実に検出することができる。
本実施形態では、放電抵抗28の状態を検出する特別な用品を追加することなく、通常使用の中で放電抵抗28の健全性を判定することができる。これにより、車両用制御装置13のコストダウンなどを図りつつ、放電抵抗28の健全性を判定することができる車両用制御装置13を提供することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
本実施形態は、上記第1の実施形態の判定に加えて、第1の二次側コイル12bからコンバータ21に入力される入力電圧のピーク値に基づく判定が行われる点で、第1の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
車両用制御装置13では、例えば入力側接触器23が閉じられている場合、コンバータ21の動作停止後でも、第1の二次側コイル12bからコンバータ21に入力される入力電圧が第3接続線43に印加される(図2参照)。
図5は、本実施形態の判定部51の動作の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図5中のステップS11〜S15の処理は、第1の実施形態のステップS11〜S15の処理と同様であるため詳しい説明は省略する。
図5に示すように、本実施形態の判定部51は、コンデンサ26の電圧変化が閾値未満であると判定された場合(ステップS13:YES)、コンバータ21の動作停止後のコンデンサ26の電圧が、第1の二次側コイル12bからコンバータ21に入力される入力電圧のピーク値と略同じであるか否かを判定する(ステップS21)。
詳しく述べると、判定部51は、メイントランス12の第2電圧検出器30から、第2電圧検出器30の検出結果を受け取る。そして、判定部51は、一次側コイル12aに対する第1の二次側コイル12bおよび第2の二次側コイル12cの変圧比を示す情報と、第2電圧検出器30の検出結果とに基づき、第1の二次側コイル12bからコンバータ21に入力される入力電圧のピーク値を算出する。例えば、判定部51は、上記変圧比を示す情報および第2電圧検出器30の検出結果に基づき、架線電圧から上記入力電圧の各時刻の瞬間値を算出する。そして、判定部51は、算出された上記入力電圧の瞬間値の集まりから上記入力電圧の実効値を算出し、その実効値を√2倍した値を、上記入力電圧のピーク値として算出する。なおこれに代えて、判定部51は、上記入力電圧の瞬間値の最大値を、上記入力電圧のピーク値として算出してもよい。
そして、判定部51は、コンバータ21の動作停止後のコンデンサ26の電圧(例えばコンバータ21の動作停止後から予め設定された所定時間経過後のコンデンサ26の電圧)と、第1の二次側コイル12bからコンバータ21に入力される入力電圧のピーク値とを比較し、それらの差が予め設定される閾値(第2閾値)未満であるか否かを判定する。判定部51は、検出されたコンデンサ26の電圧と上記入力電圧のピーク値との差が前記閾値(第2閾値)未満である場合は、コンバータ21の動作停止後のコンデンサ26の電圧の変化が閾値(第1閾値)未満の場合であっても、放電抵抗28が正常であると判定する(ステップS14)。一方で、判定部51は、検出されたコンデンサ26の電圧と上記入力電圧のピーク値との差が前記閾値(第2閾値)以上である場合には、放電抵抗28に関する異常が生じていると判定する(ステップS15)。
以上説明した本実施形態の構成によれば、第1の実施形態と同様に、放電抵抗28の健全性を判定することができる。さらに本実施形態では、判定部51は、コンバータ21の動作停止後のコンデンサ26の電圧が第3接続線43に印加されている入力電圧のピーク値と略同じ場合に、コンバータ21の動作停止後のコンデンサ26の電圧の変化が閾値未満の場合であっても、放電抵抗28に関する異常が生じていないと判定する。このような構成によれば、誤検知を回避し、放電抵抗28の健全性をさらに高い精度で判定することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
本実施形態は、コンバータ21の動作停止後の時間−電力特性に基づき放電抵抗28の健全性が判定される点で、第1の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
車両用制御装置13では、放電抵抗28の抵抗値およびコンデンサ26の容量に基づき、車両用制御装置13の時間−電圧特性を得ることができる。例えば、放電抵抗28の抵抗値(定格値)をR、コンデンサの容量をC、放電時定数をτとすると、次の式(1)が成り立つ。
Figure 2018098875
また、コンバータ21の動作停止時のコンデンサ26の電圧をVdcとすると、コンバータ21の動作停止後のある時間tと、コンバータ21の動作停止時から時間t経過後のコンデンサ26の電圧Vdc(t)との関係は、次の式(2)のように表される。
Figure 2018098875
本実施形態の判定部51は、放電抵抗28の抵抗値およびコンデンサ26の容量に基づき算出されたコンバータ21の動作停止からある時間t経過後のコンデンサ26の電圧(理論値)と、第1電圧検出器29により検出されたコンバータ21の動作停止から時間t経過後のコンデンサ26の電圧(実測値)とに基づき、放電抵抗28の健全性を判定する。具体的には、判定部51は、放電抵抗28の抵抗値およびコンデンサ26の容量に基づき算出されたコンデンサ26の電圧(理論値)と、第1電圧検出器29により検出されたコンデンサ26の電圧(実測値)とを比較することで、放電抵抗28の健全性を判定する。例えば、判定部51は、コンバータ21の動作停止からある時間t経過後のコンデンサ26の電圧Vdc(t1)の実測値が、式(2)に基づいて算出されたコンバータ21の動作停止からある時間t経過後のコンデンサ26の電圧Vdc(t1)の理論値よりも高い場合に、放電抵抗28の抵抗値が増加または放電抵抗28が断線していると判定する。一方で、判定部51は、コンバータ21の動作停止からある時間t経過後のコンデンサ26の電圧Vdc(t1)の実測値が、式(2)に基づいて算出されたコンバータ21の動作停止からある時間t経過後のコンデンサ26の電圧Vdc(t1)の理論値よりも低い場合に、放電抵抗28の抵抗値が減少していると判定する。なお、放電抵抗28の抵抗値およびコンデンサ26の容量に基づき算出されたコンバータ21の動作停止後のコンデンサ26の電圧(理論値)は、予め算出されて車両用制御装置13の記憶部(メモリなど)に記憶されていてもよいし、判定処理毎に算出されてもよい。
以上説明した本実施形態の構成によれば、第1の実施形態と同様に、放電抵抗28の健全性を判定することができる。さらに本実施形態では、判定部51は、放電抵抗28の抵抗値およびコンデンサ26の容量に基づき算出されたコンデンサ26の電圧と、第1電圧検出器29により検出されたコンデンサ26の電圧とに基づき、放電抵抗28の健全性を判定する。このような構成によれば、放電抵抗28の断線だけでなく、放電抵抗28の抵抗値の増加や減少も検出することができる。なお、本実施形態の判定部51の判定処理は、第1および第2の実施形態の判定部51の判定処理とは独立して行われてもよいし、第1および第2の実施形態の判定部51の判定処理と組み合わせて実施されてもよい。
(第4の実施形態)
次に、図6から図8を参照し、第4の実施形態について説明する。
本実施形態は、入力側接触器23の開放後のコンデンサ26の電圧変化に基づき放電抵抗28の健全性が判定される点で、第1の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図6は、放電抵抗28が正常な場合の入力側接触器23の開放後のコンデンサ26の電圧変化を示す。図7は、放電抵抗28に関する異常が生じている場合の入力側接触器23の開放後のコンデンサ26の電圧変化を示す。
図6に示すように、入力側接触器23が閉じられている状態では、コンデンサ26の電圧は、例えば一定である。一方で、車両1のレバーサオフなどにより入力側接触器23が開放されると、コンデンサ26の電圧は、放電抵抗28による放電によりが徐々に低下する。そして、入力側接触器23の開放から暫くして高速放電回路27の動作が開始されると、コンデンサ26の電圧は、急速に低下する。
一方で、図7に示すように、放電抵抗28に関する異常が生じている場合、入力側接触器23の開放後であっても、コンデンサ26の電圧は、実質的に低下しない。すなわち、コンデンサ26の電圧は、入力側接触器23が開放される前の電圧と略同じ値を保つ。なおこの場合でも、入力側接触器23の開放から暫くして高速放電回路27の動作が開始されると、コンデンサ26の電圧は、急速に低下する。
そこで、本実施形態の判定部51は、以下のような動作を行う。
図8は、判定部51の動作の流れの一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、判定部51は、まず、入力側接触器23の開放を示す情報(例えば入力側接触器23の開放を示す信号)を取得する(ステップS31)。次に、判定部51は、第1電圧検出器29により検出されたコンデンサ26の電圧を取得する(ステップS32)。なお、コンデンサ26の電圧の取得は、所定のサンプリング周期で繰り返し行われてもよく、入力側接触器23の開放から予め設定された所定時間経過後に1度だけ行われてもよい。
次に、判定部51は、入力側接触器23の開放後のコンデンサ26の電圧変化が、予め設定される閾値未満であるか否かを判定する(ステップS33)。例えば、判定部51は、入力側接触器23の開放から所定のサンプリング周期で検出されるコンデンサ26の電圧を監視し、予め設定される所定時間までにコンデンサ26の電圧が前記閾値よりも低下するか否かを判定する。なお上記に代えて、判定部51は、入力側接触器23の開放時に検出されたコンデンサ26の電圧と、入力側接触器23の開放から所定時間経過後に検出されたコンデンサ26の電圧とを比較し、それらの差が前記閾値未満であるか否かを判定してもよい。なお、上記所定時間は、入力側接触器23の開放後であって、高速放電回路27による放電開始前の時間に設定される。
そして、判定部51は、入力側接触器23の開放後のコンデンサ26の電圧変化が前記閾値以上である場合、放電抵抗28が正常であると判定する(ステップS34)。一方で、判定部51は、入力側接触器23の開放後のコンデンサ26の電圧変化が前記閾値未満である場合、放電抵抗28に関する異常が生じていると判定する(ステップS35)。
以上説明した本実施形態の構成によれば、第1の実施形態と同様に、放電抵抗28の健全性を判定することができる。すなわち、本実施形態では、判定部51は、入力側接触器23の開放後のコンデンサ26の電圧の変化に基づき、放電抵抗28の健全性を判定する。このような構成によれば、入力側接触器23の開放後に低下するコンデンサ26の電圧変化を利用し、放電抵抗28の健全性をより確実に判定することができる。
本実施形態では、判定部51は、入力側接触器23の開放後であって高速放電回路27による放電開始前のコンデンサ26の電圧の変化に基づき、放電抵抗28の健全性を判定する。このような構成によれば、高速放電回路27の動作開始によりコンデンサ26の電圧が低下する場合であっても、入力側接触器23の開放後に低下するコンデンサ26の電圧変化を利用し、放電抵抗28の健全性をより確実に判定することができる。
本実施形態では、放電抵抗28の状態を検出する特別な用品を追加することなく、通常使用の中で放電抵抗28の健全性を判定することができる。これにより、車両用制御装置13のコストダウンなどを図りつつ、放電抵抗28の健全性を判定することができる車両用制御装置13を提供することができる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態について説明する。
本実施形態は、入力側接触器23の開放後の時間−電力特性に基づき放電抵抗28の健全性が判定される点で、第4の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第4の実施形態と同様である。
本実施形態の判定部51は、放電抵抗28の抵抗値およびコンデンサ26の容量に基づき算出された入力側接触器23の開放からある時間t経過後のコンデンサ26の電圧(理論値)と、第1電圧検出器29により検出された入力側接触器23の開放から時間t経過後のコンデンサ26の電圧(実測値)とに基づき、放電抵抗28の健全性を判定する。なお、放電抵抗28の抵抗値およびコンデンサ26の容量に基づく入力側接触器23の開放後のコンデンサ26の電圧(理論値)の算出方法は、上記第3の実施形態におけるコンバータ21の動作停止後のコンデンサ26の電圧(理論値)の算出方法と略同じである。すなわち、入力側接触器23の開放後のコンデンサ26の電圧(理論値)の算出方法は、上記第3の実施形態におけるコンバータ21の動作停止後のコンデンサ26の電圧(理論値)の算出方法の説明において、「コンバータ21の動作停止」を「入力側接触器23の開放」と読み替えればよい。
本実施形態では、判定部51は、放電抵抗28の抵抗値およびコンデンサ26の容量に基づき算出されたコンデンサ26の電圧(理論値)と、第1電圧検出器29により検出されたコンデンサ26の電圧(実測値)とを比較することで、放電抵抗28の健全性を判定する。例えば、判定部51は、入力側接触器23の開放からある時間t経過後のコンデンサ26の電圧の実測値が、上記式(2)に基づいて算出された入力側接触器23の開放からある時間t経過後のコンデンサ26の電圧の理論値よりも高い場合に、放電抵抗28の抵抗値が増加または放電抵抗28が断線していると判定する。一方で、判定部51は、入力側接触器23の開放からある時間t経過後のコンデンサ26の電圧の実測値が、上記式(2)に基づいて算出された入力側接触器23の開放からある時間t経過後のコンデンサ26の電圧の理論値よりも低い場合に、放電抵抗28の抵抗値が減少していると判定する。なお、放電抵抗28の抵抗値およびコンデンサ26の容量に基づき算出された入力側接触器23の開放後のコンデンサ26の電圧(理論値)は、予め算出されて車両用制御装置13の記憶部(メモリなど)に記憶されていてもよいし、判定処理毎に算出されてもよい。
以上説明した本実施形態の構成によれば、第1の実施形態と同様に、放電抵抗28の健全性を判定することができる。さらに本実施形態では、判定部51は、放電抵抗28の抵抗値およびコンデンサ26の容量に基づき算出された入力側接触器23の開放後のコンデンサ26の電圧と、第1電圧検出器29により検出された入力側接触器23の開放後のコンデンサ26の電圧とに基づき、放電抵抗28の健全性を判定する。このような構成によれば、放電抵抗28の断線だけでなく、放電抵抗28の抵抗値の増加や減少も検出することができる。なお、本実施形態の判定部51の判定処理は、第4の実施形態の判定部51の判定処理とは独立して行われてもよいし、第4の実施形態の判定部51の判定処理と組み合わせて実施されてもよい。
以上説明した第1から第5の実施形態の制御ユニット32の各機能部(判定部51および情報発信部52)の一部または全部は、例えば、コンピュータの記憶部(メモリなど)に記憶されたプログラム(コンピュータプログラム、ソフトウェアコンポーネント)がコンピュータのプロセッサ(ハードウェアプロセッサ)によって実行されることで実現されるソフトウェア機能部である。なお、制御ユニット32の各機能部(判定部51および情報発信部52)の一部または全部は、例えば、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)のようなハードウェアによって実現されてもよく、あるいはソフトウェア機能部とハードウェアとの組み合わせによって実現されてもよい。
以上、第1から第5の実施形態について説明したが、実施形態の構成は、上記例に限定されない。例えば、第1から第5の実施形態の構成は、互いに組み合わせて実施されてもよい。すなわち、判定部51は、第1から第3の実施形態のようなコンバータ21の動作停止後のコンデンサ26の電圧変化と、第4および第5の実施形態のような入力側接触器23の開放後のコンデンサ26の電圧変化との両方に基づき、放電抵抗28の健全性を判定してもよい。また、上記各実施形態は、第3接続線(直流正母線)43および第4接続線(共通接地線)44を含む2レベルの構成に適用される例について説明したが、各実施形態は、中性点電位を含む3レベルや、3レベル以上の多レベルの構成にも適用可能である。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、車両用制御装置は、コンデンサと、放電回路と、放電抵抗と、検出部と、判定部とを持つ。前記放電回路は、前記コンデンサと電気的に並列に設けられている。前記放電抵抗は、前記コンデンサおよび前記放電回路と電気的に並列に設けられている。前記検出部は、前記コンデンサの電圧を検出する。前記判定部は、前記検出部により検出された前記コンデンサの電圧の変化に基づき、前記放電抵抗の健全性を判定する。このような構成によれば、放電抵抗の健全性を判定することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
13…車両用制御装置、21…コンバータ、23…入力側接触器、26…コンデンサ、27…高速放電回路(放電回路)、27a…抵抗、27b…スイッチ、28…放電抵抗、29…第1電圧検出器(検出部)、41,42,43,44…接続線、51…判定部。

Claims (9)

  1. コンデンサと、
    前記コンデンサと電気的に並列に設けられた放電回路と、
    前記コンデンサおよび前記放電回路と電気的に並列に設けられた放電抵抗と、
    前記コンデンサの電圧を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された前記コンデンサの電圧の変化に基づき、前記放電抵抗の健全性を判定する判定部と、
    を備えた車両用制御装置。
  2. 前記放電回路は、前記放電抵抗よりも抵抗値が低い抵抗と、前記抵抗の電気的接続状態を切り替えるスイッチとを含む、
    請求項1に記載の車両用制御装置。
  3. 前記コンデンサ、前記放電回路、および前記放電抵抗が電気的に接続された接続線に電力を出力するコンバータをさらに備え、
    前記判定部は、前記コンバータの動作停止後の前記コンデンサの電圧の変化に基づき、前記放電抵抗の健全性を判定する、
    請求項1または請求項2に記載の車両用制御装置。
  4. 前記判定部は、前記コンバータの動作停止後の前記コンデンサの電圧の変化が閾値未満の場合に、前記放電抵抗に関する異常が生じていると判定する、
    請求項3に記載の車両用制御装置。
  5. 前記判定部は、前記コンバータの動作停止後の前記コンデンサの電圧が前記接続線に印加されている入力電圧のピーク値と略同じ場合に、前記コンバータの動作停止後の前記コンデンサの電圧の変化が前記閾値未満の場合であっても、前記放電抵抗に関する異常が生じていないと判定する、
    請求項4に記載の車両用制御装置。
  6. 前記判定部は、前記放電抵抗の抵抗値および前記コンデンサの容量に基づき算出された前記コンバータの動作停止後の前記コンデンサの電圧と、前記検出部により検出された前記コンバータの動作停止後の前記コンデンサの電圧とに基づき、前記放電抵抗の健全性を判定する、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車両用制御装置。
  7. 前記コンデンサ、前記放電回路、および前記放電抵抗が電気的に接続された接続線に対する入力電圧の印可を遮断する入力側接触器をさらに備え、
    前記判定部は、前記入力側接触器の開放後の前記コンデンサの電圧の変化に基づき、前記放電抵抗の健全性を判定する、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の車両用制御装置。
  8. 前記判定部は、前記放電抵抗の抵抗値および前記コンデンサの容量に基づき算出された前記入力側接触器の開放後の前記コンデンサの電圧と、前記検出部により検出された前記入力側接触器の開放後の前記コンデンサの電圧とに基づき、前記放電抵抗の健全性を判定する、
    請求項7に記載の車両用制御装置。
  9. 前記判定部は、前記入力側接触器の開放後であって前記放電回路による放電開始前の前記コンデンサの電圧の変化に基づき、前記放電抵抗の健全性を判定する、
    請求項7または請求項8に記載の車両用制御装置。
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