JP2018097792A - 移動体検出装置及び移動体検出システム - Google Patents
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Abstract
【課題】カメラ及びレーダのいずれを用いても移動体を検出できないシーンにおいても、移動体を検出することを可能にする。【解決手段】移動体を検出する第1検出部12と、気圧を検出するための気圧センサ20a,20b,20c,20d,20e,20fからの検出値を取得する第1取得部11を備え、第1検出部は、第1取得部11で逐次取得する検出値の変化をもとに移動体を検出することによって、カメラ及びレーダのいずれを用いても移動体を検出できないシーンにおいても、移動体を検出することを可能にする。【選択図】図1
Description
本発明は、移動体を検出する移動体検出装置及び移動体検出システムに関するものである。
従来、カメラで撮像する撮像画像中の車両といった移動体を画像認識し、接近する移動体を検出する装置が知られている。しかしながら、このような装置では、濃霧,豪雪,豪雨,逆光等により、撮像画像から移動体を画像認識できなかった場合には、移動体を検出することができなくなってしまう。
そこで、この問題を解決する手段として、例えば、特許文献1には、カメラ以外にレーダを補完的に用いることで、カメラを用いて移動体を検出できない場合でも、レーダを用いて移動体を検出する技術が開示されている。
しかしながら、カメラを用いてもレーダを用いても移動体を検出できないシーンも存在するため、特許文献1に開示の技術であっても移動体を検出できない場合が存在する。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、カメラ及びレーダのいずれを用いても移動体を検出できないシーンにおいても、移動体を検出することを可能にする移動体検出装置及び移動体検出システムを提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、発明の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明の移動体検出装置は、移動体を検出する検出部(12)を備える移動体検出装置であって、気圧を検出するための気圧センサ(20,20a,20b,20c,20d,20e,20f)からの検出値を取得する検出値取得部(11)を備え、検出部は、検出値取得部で逐次取得する検出値の変化をもとに移動体を検出する。
本発明者らは、気圧を検出するための気圧センサからの検出値が、その気圧センサに対する物体の接近離間に応じて変化することを見出した。つまり、気圧センサの検出値の変化をもとに、移動体を検出できることを見出した。気圧センサの検出値の変化をもとに移動体を検出する方法は、カメラ及びレーダを用いて移動体を検出する方法とは異なるため、カメラ及びレーダのいずれを用いても移動体を検出できないシーンにおいても、移動体を検出することが可能になる。従って、本発明の移動体検出装置は、気圧センサの検出値の変化から移動体を検出することにより、カメラ及びレーダのいずれを用いても移動体を検出できないシーンにおいても、移動体を検出することが可能になる。
また、上記目的を達成するために、本発明の移動体検出システムは、前述の移動体検出装置(10,10a)と、気圧を検出するための気圧センサ(20,20a,20b,20c,20d,20e,20f)とを含む。これによれば、前述の移動体検出装置を含むので、カメラ及びレーダのいずれを用いても移動体を検出できないシーンにおいても、移動体を検出することが可能になる。
図面を参照しながら、開示のための複数の実施形態を説明する。なお、説明の便宜上、複数の実施形態の間において、それまでの説明に用いた図に示した部分と同一の機能を有する部分については、同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。同一の符号を付した部分については、他の実施形態における説明を参照することができる。
(実施形態1)
<移動体検出システム1の概略構成>
以下、本実施形態について図面を用いて説明する。移動体検出システム1は、車両で用いられて自車周辺の移動体を検出するものである。図1に示すように、移動体検出システムは、周辺監視ECU10、気圧センサ20、周辺監視カメラ30、ミリ波レーダ40、及びLIDAR(Light Detection and Ranging/Laser Imaging Detection and Ranging)50を含んでいる。少なくとも周辺監視ECU10と気圧センサ20とを含む構成が、請求項の移動体検出システムに相当する。移動体検出システム1を用いる車両は、一例として自動車であるものとして以降の説明を行う。なお、移動体検出システム1を用いる車両は、自動車に限らず、自動二輪車等の他の車両であってもよい。移動体検出システム1を用いている車両を以降では自車と呼ぶ。
<移動体検出システム1の概略構成>
以下、本実施形態について図面を用いて説明する。移動体検出システム1は、車両で用いられて自車周辺の移動体を検出するものである。図1に示すように、移動体検出システムは、周辺監視ECU10、気圧センサ20、周辺監視カメラ30、ミリ波レーダ40、及びLIDAR(Light Detection and Ranging/Laser Imaging Detection and Ranging)50を含んでいる。少なくとも周辺監視ECU10と気圧センサ20とを含む構成が、請求項の移動体検出システムに相当する。移動体検出システム1を用いる車両は、一例として自動車であるものとして以降の説明を行う。なお、移動体検出システム1を用いる車両は、自動車に限らず、自動二輪車等の他の車両であってもよい。移動体検出システム1を用いている車両を以降では自車と呼ぶ。
気圧センサ20は、気圧を検出するためのセンサである。気圧センサ20は、大気圧センサ,気圧計,気体用圧力センサと呼ぶこともできる。気圧センサ20としては、高精度であることが望ましく、例えばMEMS気圧センサを用いる構成とすればよい。気圧センサ20の検出方式は、静電容量式であってもよいし、ピエゾ抵抗式であってもよい。気圧センサ20は、逐次検出する検出値を、周辺監視ECU10へ逐次出力する。
気圧センサ20は、自車周辺の移動体を検出するために、自車において略水平方向に間隔を空けて複数個が設置される。ここで、図2を用いて自車における気圧センサ20の設置個所の一例について説明を行う。図2中の矢印は、各気圧センサ20の高感度な方向を示している。本実施形態では、気圧センサ20は自車に6つ設置されるものとし、以降ではそれぞれを区別する場合には、気圧センサ20a〜20fと呼ぶものとする。気圧センサ20a〜20fのいずれも、検出対象とする移動体に向けて露出して設けられること、つまり外気に接する場所に設けられることが好ましい。
気圧センサ20aは、自車の前方の移動体を検出するために、例えばフロントバンパ等の自車前部に設けられる。気圧センサ20b及び気圧センサ20cは、自車の右側方の移動体を検出するために、自車の右側面に設けられる。より詳しくは、気圧センサ20bが自車の前部寄りの右側面に設けられ、気圧センサ20cが自車の後部寄りの右側面に設けられる。気圧センサ20bと気圧センサ20cとは、自車の前後方向に一列に並んで設けられることになる。
気圧センサ20d及び気圧センサ20eは、自車の左側方の移動体を検出するために、自車の左側面に設けられる。より詳しくは、気圧センサ20dが自車の前部寄りの左側面に設けられ、気圧センサ20eが自車の後部寄りの左側面に設けられる。気圧センサ20dと気圧センサ20eとは、自車の前後方向に一列に並んで設けられることになる。気圧センサ20fは、自車の後方の移動体を検出するために、例えばリアバンパ等の自車後部に設けられる。
周辺監視カメラ30は、単眼式若しくは複眼式のカメラであって、自車の周辺を逐次撮像する。以下では、周辺監視カメラ30として、自車の前方の所定範囲を撮像範囲とする前方カメラを備える場合を例に挙げて説明を行う。なお、周辺監視カメラ30として、自車の後方の所定範囲を撮像範囲とする後方カメラ等の他の方向を撮像するカメラを用いる構成としてもよい。そして、周辺監視カメラ30は、逐次撮像する撮像画像を、周辺監視ECU10へ逐次出力する。
ミリ波レーダ40は、自車の周辺にミリ波又は準ミリ波を逐次送出し、物体によって反射された反射波を逐次受信する。そして、ミリ波レーダ40は、受信信号に基づく走査結果を周辺監視ECU10へ逐次出力する。以下では、ミリ波レーダ40は、自車前部の左右両側に1つずつ設けられ、自車の前方から自車の左右側方にかけた範囲を走査範囲とするとともに、自車後部の左右両側に1つずつ設けられ、自車の後方から自車の左右側方にかけた範囲を走査範囲とする場合を例に挙げて説明を行う。
LIDAR50は、自車の周辺にレーザ光を逐次送出し、物体によって反射された反射波を逐次受信する。そして、LIDAR50は、受信信号に基づく走査結果を周辺監視ECU10へ逐次出力する。以下では、ミリ波レーダ40が前方の所定範囲を走査範囲とする場合を例に挙げて説明を行う。
周辺監視ECU10は、プロセッサ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、I/O、これらを接続するバスを備え、不揮発性メモリに記憶された制御プログラムを実行することで各種の処理を実行する。周辺監視ECU10は、気圧センサ20,周辺監視カメラ30,ミリ波レーダ40,LIDAR50といった周辺監視センサでのセンシング結果から、自車周辺の移動体を検出する。なお、周辺監視ECU10は、周辺監視センサでのセンシング結果から、自車との距離、自車に対する相対方向、自車に対する相対速度等を検出する構成としてもよい。この周辺監視ECU10が請求項の移動体検出装置に相当する。
<周辺監視ECU10の概略構成>
続いて、図1を用いて、周辺監視ECU10の概略構成について説明を行う。図1に示すように、周辺監視ECU10は、第1取得部11、第1検出部12、第2取得部13、第2検出部14、第3取得部15、第3検出部16、第4取得部17、第4検出部18、及び判別部19を備えている。なお、周辺監視ECU10が実行する機能の一部又は全部を、一つ或いは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。
続いて、図1を用いて、周辺監視ECU10の概略構成について説明を行う。図1に示すように、周辺監視ECU10は、第1取得部11、第1検出部12、第2取得部13、第2検出部14、第3取得部15、第3検出部16、第4取得部17、第4検出部18、及び判別部19を備えている。なお、周辺監視ECU10が実行する機能の一部又は全部を、一つ或いは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。
第1取得部11は、気圧センサ20で検出した検出値を取得する。詳しくは、気圧センサ20a〜20fで検出した検出値をそれぞれ取得する。この第1取得部11が請求項の検出値取得部に相当する。
第1検出部12は、第1取得部11で逐次取得する検出値から実際に移動している移動体を検出する。この第1検出部12が請求項の検出部に相当する。一例としては、第1取得部11で逐次取得する検出値の閾値(以下、第1閾値)以上の変化から、移動体の存在を検出する。第1検出部12は、同一の気圧センサ20についての検出値の変化から移動体の存在を検出するものとすればよい。ここで言うところの第1閾値とは、移動体とノイズとを区分するための値であって、任意に設定可能な値である。
ここで、図3を用いて、気圧センサ20の検出値の変化から移動体の存在を検出できることについての説明を行う。図3は、静止した気圧センサ20の前を移動体が通過した場合に実側した、気圧センサ20の検出値の変化を示すグラフである。図3のグラフの縦軸が気圧センサ20の検出値を示しており、横軸が時間を示している。図3に示すように、移動体が通過した時点において、通過前後の気圧センサ20の検出値の変化と比較して大きな検出値の変化が認められる。よって、気圧センサ20の検出値の変化から実際に移動している移動体の存在を検出できることがわかる。
また、第1検出部12は、第1取得部11で逐次取得する検出値から、自車に対する移動体の相対方向,自車に対する移動体の相対速度,自車に対する移動体の距離,移動体の大きさを検出してもよい。一例を以下に述べる。
移動体が存在する場合に気圧センサ20の検出値の変化が大きくなるため、自車に対して移動体が存在する方向に対応する気圧センサ20の検出値の変化が大きくなる。よって、第1検出部12は、第1取得部11で取得する気圧センサ20a〜20fのそれぞれの検出値の大きさから、自車に対する移動体の相対方向を検出すればよい。例えば、前述した第1閾値以上の変化を示す検出値が得られた気圧センサ20に対応する方向を、移動体の相対方向とすればよい。第1閾値以上の変化を示す検出値が気圧センサ20a〜20fのうちの気圧センサ20aでのみ得られた場合には、移動体の相対方向を自車前方と検出すればよい。また、第1検出部12で移動体の存在を検出している場合において、最も大きい検出値が得られる気圧センサ20に対応する方向を、移動体の相対方向としてもよい。
他にも、第1検出部12は、第1取得部11で取得する、一列に並んで設けられた気圧センサ20のそれぞれの検出値の変化の順番から、自車に対する移動体の相対方向を検出してもよい。ここで言うところの一列に並んで設けられた気圧センサ20には、気圧センサ20bと気圧センサ20cとの組、及び気圧センサ20dと気圧センサ20eとの組が該当する。例えば、第1検出部12で移動体の存在を検出している場合において、一定以上の大きさの検出値の変化が、気圧センサ20b,気圧センサ20cの順に得られた場合には、移動体が自車の右側方を前方から後方に移動したことが推測できるため、自車に対する移動体の相対方向を右後方と検出すればよい。ここで言うところの一定以上の大きさの変化とは、ノイズと区別できる程度の値とすればよく、任意に設定可能な値である。
移動体が存在する場合に気圧センサ20の検出値の変化が大きくなるため、自車に対する移動体の相対速度が高いほど検出値の変化が急峻になる。よって、第1検出部12は、第1取得部11で取得する気圧センサ20の検出値の変化の傾き(図4参照)から、自車に対する移動体の相対速度を検出してもよい。詳しくは、変化の傾きが大きくなるほど相対速度を高く検出すればよい。例えば、第1検出部12で移動体の存在を検出した検出値の変化の傾きから、自車に対する移動体の相対速度を検出すればよい。
移動体が存在する場合に気圧センサ20の検出値の変化が大きくなるため、自車に対する移動体の相対速度が高いほど、移動体の通過する方向に一列に並んで設けられた気圧センサ20のそれぞれの検出値の変化の時間差が短くなる。よって、第1検出部12は、一列に並んで設けられた気圧センサ20のそれぞれの検出値の変化の時間差から、自車に対する移動体の相対速度を検出してもよい。詳しくは、時間差が短いほど相対速度を高く検出すればよい。ここで言うところの一列に並んで設けられた気圧センサ20には、気圧センサ20bと気圧センサ20cとの組、及び気圧センサ20dと気圧センサ20eとの組が該当する。例えば、第1検出部12で移動体の存在を検出している場合において、一定以上の大きさの検出値の変化が時間差をもって気圧センサ20b,気圧センサ20cで認められた場合には、気圧センサ20bと気圧センサ20cとのこの時間差から、自車に対する移動体の相対速度を検出すればよい。
移動体が存在する場合に気圧センサ20の検出値の変化が大きくなるため、自車に対する移動体の距離が近いほど、気圧センサ20の検出値の変化が大きくなる。よって、第1検出部12は、第1取得部11で取得する気圧センサ20の検出値の変化の大きさ(図4参照)から、自車に対する移動体の距離を検出してもよい。詳しくは、変化の大きさが大きくなるほど距離を短く検出すればよい。例えば、第1検出部12で移動体の存在を検出した検出値の変化の大きさから、自車に対する移動体の距離を検出すればよい。
移動体が存在する場合に気圧センサ20の検出値の変化が大きくなるため、自車を通過する移動体の相対速度が同じ場合には、移動体の大きさが大きいほど、気圧センサ20の検出値の変化の継続時間が長くなる。よって、第1検出部12は、第1取得部11で逐次取得する検出値の変化の傾きと、第1取得部11で逐次取得する検出値の変化の継続時間(図4参照)とから、移動体の大きさを検出する。詳しくは、変化の傾きと継続時間との組み合わせ別に移動体の大きさを対応付けた対応関係を参照し、変化の傾きと継続時間とをもとに、移動体の大きさを検出すればよい。この対応関係では、変化の傾きが同じ場合には、継続時間が長くなるほど大きな移動体の大きさが対応付けられているものとすればよい。例えば、第1検出部12は、第1検出部12で移動体の存在を検出した検出値が第1閾値を超えてから第1閾値を下回るまでの継続時間と、第1検出部12で移動体の存在を検出した検出値の変化の傾きとから、移動体の大きさを検出すればよい。
第2取得部13は、周辺監視カメラ30から出力される撮像画像を逐次取得する。第2検出部14は、第2取得部13で逐次取得する撮像画像から物体を検出する。一例としては、エッジ検出やテンプレートマッチング等の周知の画像認識技術によって他車両や歩行者といった物体の存在を検出する。第2検出部14は、周辺監視カメラ30として複眼カメラを用いる場合には、一対のカメラの視差量をもとに自車と物体との距離を検出したり、この距離の変化率から自車に対する物体の相対速度を検出したりしてもよい。なお、第2検出部14は、濃霧,豪雪,豪雨,逆光等によって撮像画像の画像認識ができない場合に、物体の検出に失敗する。
第3取得部15は、ミリ波レーダ40から出力される走査結果を逐次取得する。第3検出部16は、第3取得部15で逐次取得する走査結果から物体を検出する。一例としては、送出した準ミリ波が物体に反射して生じた反射波の受信強度に基づいて物体の存在を検出する。また、第3検出部16は、準ミリ波を送出してから反射波を受信するまでの時間から自車と物体との距離を検出したり、反射波の得られた準ミリ波を送信した方向から自車に対する物体の相対方向を検出したりしてもよい。また、第3検出部16は、送出した準ミリ波と反射波とのドップラーシフトをもとに、公知の方法によって自車に対する物体の相対速度を検出してもよい。なお、第3検出部16は、送信波を物体が吸収してしまう場合に、物体の検出に失敗する。
第4取得部17は、LIDAR50から出力される走査結果を逐次取得する。第4検出部18は、第4取得部17で逐次取得する走査結果から物体を検出する。一例としては、送出したレーザ光が物体に反射して生じた反射光の強度に基づいて物体の存在を検出する。また、第4検出部18は、第3検出部16と同様にして、自車と物体との距離を検出したり、自車に対する物体の相対方向を検出したり、自車に対する物体の相対速度を検出してもよい。なお、第4検出部18は、濃霧,豪雪,豪雨等によってレーザ光の反射波をLIDAR50が受光できない場合に、物体の検出に失敗する。
判別部19は、第1検出部12,第2検出部14,第3検出部16,第4検出部18での検出結果をもとに、自車周辺の移動体について、移動体の存在,相対方向,相対速度,距離,大きさ等の情報の検出を行う。判別部19で検出した移動体の情報は、自車への移動体の接近についての報知,移動体を回避するための車両制御等に用いる構成とすればよい。
判別部19は、自車周辺のセンシング範囲のうち、第2検出部14,第3検出部16,第4検出部18で移動体の存在が検出できる範囲については、第2検出部14,第3検出部16,第4検出部18の検出結果から移動体の情報の検出を行う。一例として、自車の前方のセンシング範囲について、特許文献1に開示されているのと同様に、周辺監視カメラ30とミリ波レーダ40とのセンシング結果をお互いに補完的に用いて移動体の相対方向,相対速度,距離等を検出する。
一方、判別部19は、自車周辺のセンシング範囲のうち、第2検出部14,第3検出部16,第4検出部18で移動体の存在が検出できないが、第1検出部12で移動体の存在が検出できる範囲については、第1検出部12の検出結果から移動体の情報の検出を行う。詳しくは、以下で述べる。
<判別部19での移動体情報検出関連処理>
続いて、図5のフローチャートを用いて、判別部19での移動体の情報の検出に関連する処理(以下、移動体情報検出関連処理)の流れの一例について説明を行う。図5では、例えば、自車のイグニッション電源がオンになったときに開始する構成とすればよい。
続いて、図5のフローチャートを用いて、判別部19での移動体の情報の検出に関連する処理(以下、移動体情報検出関連処理)の流れの一例について説明を行う。図5では、例えば、自車のイグニッション電源がオンになったときに開始する構成とすればよい。
まず、ステップS1では、対象とするセンシング範囲について、第2検出部14,第3検出部16,第4検出部18で移動体の存在が検出できる場合、つまり、気圧センサ20以外の周辺監視センサで移動体の存在が検出できる場合(S1でYES)には、ステップS2に移る。一方、気圧センサ20以外の周辺監視センサで移動体の存在が検出できなかった場合(S1でNO)には、ステップS3に移る。
ステップS2では、第2検出部14,第3検出部16,第4検出部18のうち、移動体の存在を検出できているものの検出結果から、移動体の情報の検出を行う。つまり、気圧センサ20以外の周辺監視センサでのセンシング結果から、移動体の情報の検出を行う。そして、ステップS5に移る。
ステップS3では、対象とするセンシング範囲について、第1検出部12で移動体の存在が検出できる場合、つまり、気圧センサ20で移動体の存在が検出できる場合(S3でYES)には、ステップS4に移る。一方、気圧センサ20で移動体の存在が検出できなかった場合(S3でNO)には、ステップS5に移る。
ステップS4では、第1検出部12での検出結果から、移動体の情報の検出を行う。つまり、気圧センサ20の検出値の変化から、移動体の情報の検出を行う。そして、ステップS5に移る。
ステップS5では、移動体情報検出関連処理の終了タイミングであった場合(S5でYES)には、移動体情報検出関連処理を終了する。一方、移動体情報検出関連処理の終了タイミングでなかった場合(S5でNO)には、S1に戻って処理を繰り返す。移動体情報検出関連処理の終了タイミングの一例としては、自車のイグニッション電源がオフになったこと等が挙げられる。
<実施形態1のまとめ>
実施形態1の構成によれば、気圧センサ20の検出値の変化をもとに移動体を検出する方法は、周辺監視カメラ30,ミリ波レーダ40,LIDAR50を用いて移動体を検出する方法とは異なる。よって、気圧センサ20以外の周辺監視センサを用いても移動体を検出できないシーンにおいても、移動体を検出することが可能になる。また、気圧センサ20以外の周辺監視センサを用いても移動体を検出できないシーンにおいても、移動体の存在の他にも、自車に対する移動体の相対方向,自車に対する移動体の相対速度,自車に対する移動体の距離,移動体の大きさ等を検出することが可能になる。
実施形態1の構成によれば、気圧センサ20の検出値の変化をもとに移動体を検出する方法は、周辺監視カメラ30,ミリ波レーダ40,LIDAR50を用いて移動体を検出する方法とは異なる。よって、気圧センサ20以外の周辺監視センサを用いても移動体を検出できないシーンにおいても、移動体を検出することが可能になる。また、気圧センサ20以外の周辺監視センサを用いても移動体を検出できないシーンにおいても、移動体の存在の他にも、自車に対する移動体の相対方向,自車に対する移動体の相対速度,自車に対する移動体の距離,移動体の大きさ等を検出することが可能になる。
(実施形態2)
実施形態1では、自車に気圧センサ20a〜20fの6つの気圧センサ20を設ける構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、自車に対する移動体の相対方向をより細かく検出するために気圧センサ20をさらに多く設ける構成としてもよい。また、気圧センサ20を設ける数を減らす構成としてもよい。例えば、実施形態1では、自車の側面に気圧センサ20を2つずつ設ける構成を示したが、自車の側面に設ける気圧センサ20を1つとしてもよい。
実施形態1では、自車に気圧センサ20a〜20fの6つの気圧センサ20を設ける構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、自車に対する移動体の相対方向をより細かく検出するために気圧センサ20をさらに多く設ける構成としてもよい。また、気圧センサ20を設ける数を減らす構成としてもよい。例えば、実施形態1では、自車の側面に気圧センサ20を2つずつ設ける構成を示したが、自車の側面に設ける気圧センサ20を1つとしてもよい。
(実施形態3)
なお、移動体検出システム1が備える気圧センサ20以外の周辺監視センサの種類及び種類の組み合わせは、実施形態1で示した例に限らない。例えば、周辺監視カメラ30、ミリ波レーダ40、及びLIDAR50のうちの一部を用いる構成としてもよい。また、自車の左右フロントコーナ付近及び左右リアコーナ付近をセンシング範囲とするソナーを用いる構成としてもよい。また、気圧センサ20以外の周辺監視センサを移動体検出システム1に含まず、気圧センサ20の検出値の変化から、移動体の存在,相対方向,相対位置,距離,大きさ等を検出する構成としてもよい。
なお、移動体検出システム1が備える気圧センサ20以外の周辺監視センサの種類及び種類の組み合わせは、実施形態1で示した例に限らない。例えば、周辺監視カメラ30、ミリ波レーダ40、及びLIDAR50のうちの一部を用いる構成としてもよい。また、自車の左右フロントコーナ付近及び左右リアコーナ付近をセンシング範囲とするソナーを用いる構成としてもよい。また、気圧センサ20以外の周辺監視センサを移動体検出システム1に含まず、気圧センサ20の検出値の変化から、移動体の存在,相対方向,相対位置,距離,大きさ等を検出する構成としてもよい。
(実施形態4)
実施形態1では、第1取得部11で逐次取得する検出値の閾値(以下、第1閾値)以上の変化から、移動体の存在を検出する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、第1取得部11で逐次取得する検出値の変化の傾きが閾値(以下、第2閾値)以上の場合に、移動体の存在を検出する構成としてもよい。ここで言うところの第2閾値とは、移動体とノイズとを区分するための値であって、任意に設定可能な値である。
実施形態1では、第1取得部11で逐次取得する検出値の閾値(以下、第1閾値)以上の変化から、移動体の存在を検出する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、第1取得部11で逐次取得する検出値の変化の傾きが閾値(以下、第2閾値)以上の場合に、移動体の存在を検出する構成としてもよい。ここで言うところの第2閾値とは、移動体とノイズとを区分するための値であって、任意に設定可能な値である。
(実施形態5)
また、第1取得部11で逐次取得する検出値が大気圧よりも所定値以上乖離している場合に、移動体の存在を検出する構成(以下、実施形態5)としてもよい。以下では、実施形態5の一例について図面を用いて説明する。
また、第1取得部11で逐次取得する検出値が大気圧よりも所定値以上乖離している場合に、移動体の存在を検出する構成(以下、実施形態5)としてもよい。以下では、実施形態5の一例について図面を用いて説明する。
実施形態5の移動体検出システム1aは、図6に示すように周辺監視ECU10a、気圧センサ20、周辺監視カメラ30、ミリ波レーダ40、及びLIDAR50を含んでいる。実施形態5の移動体検出システム1aは、周辺監視ECU10の代わりに周辺監視ECU10aを含む点を除けば、実施形態1の移動体検出システム1と同様である。
また、図6に示すように、周辺監視ECU10aは、第1取得部11、第1検出部12a、第2取得部13、第2検出部14、第3取得部15、第3検出部16、第4取得部17、第4検出部18、判別部19、及び大気圧特定部100を備えている。実施形態5の周辺監視ECU10aは、第1検出部12の代わりに第1検出部12aを備える点と、大気圧特定部100を備える点とを除けば、実施形態1の周辺監視ECU10と同様である。
大気圧特定部100は、移動体検出システム1aの位置する地点での大気圧を特定する。一例としては、外気に接しない場所に設けられた気圧センサで検出した検出値を大気圧として大気圧特定部100が特定する構成とすればよい。この気圧センサは、検出対象とする移動体に向けて露出して設けられる気圧センサ20とは異なるものである。他にも、地図情報のうちの高度情報やセンタから配信される天候情報から大気圧特定部100が移動体検出システム1aの位置する地点での大気圧を特定する構成としてもよい。一例としては、高度と大気圧との対応関係を予め記憶しておき、この対応関係と高度情報とから、大気圧特定部100が移動体検出システム1aの位置する地点での大気圧を特定する等すればよい。
第1検出部12aは、移動体の存在を検出する方法が異なる点を除けば、実施形態1の第1検出部12と同様である。第1検出部12aは、第1取得部11で逐次取得する検出値の、大気圧特定部100で特定する大気圧よりも所定値以上乖離する変化から、移動体の存在を検出する。ここで言うところの所定値とは、移動体とノイズとを区分するための値であって、任意に設定可能な値である。
(実施形態6)
実施形態1では、車両に適用する例を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば路側機といった路側に固定される機器に適用する構成(以下、実施形態6)としてもよい。以下では、実施形態6の一例について図面を用いて説明する。
実施形態1では、車両に適用する例を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば路側機といった路側に固定される機器に適用する構成(以下、実施形態6)としてもよい。以下では、実施形態6の一例について図面を用いて説明する。
実施形態6の移動体検出システム1bは、図7に示すように路側に固定して用いられ、移動体検出システム1bの気圧センサ20の前方を通過する車両等の移動体を検出する。例えば、見通しの悪い交差点の進入路の路側に移動体検出システム1bを用いることで、この交差点に進入する車両のドライバや歩行者に向けて、交差点に進入する車両の存在等を通知することが好ましい。図8に示すように、移動体検出システム1bは、移動体検出装置10b、気圧センサ20、及び通信機60を含む。
気圧センサ20は、実施形態1の気圧センサ20と同様のセンサであって、検出対象とする移動体に向けて露出して設けられること、つまり外気に接する場所に設けられることが好ましい。また、気圧センサ20は1つであっても、複数であってもよい。気圧センサ20を複数設ける構成を採用する場合には、検出対象とする移動体の通過する方向に一列に並ぶように設けることが好ましい。これにより、実施形態1で説明したのと同様にして、検出値の変化の順番から路側機に対する移動体の相対方向を検出したり、検出値の変化の時間差から路側機に対する移動体の相対速度を検出したりすればよい。
移動体検出装置10bは、第1取得部11及び第1検出部12を備える。第1検出部12は、第1取得部11で気圧センサ20から取得する検出値の変化から、実施形態1で述べたのと同様にして、移動体の存在,路側機に対する移動体の相対方向,路側機に対する移動体の相対速度(つまり、移動体の速度),路側機に対する移動体の距離,移動体の大きさ等の移動体の情報を検出する。図7では、気圧センサ20以外の周辺監視を用いない例を示すが、実施形態1と同様に、気圧センサ20以外の周辺監視センサも用いる構成としてもよい。
通信機60は、周辺の車両の車載通信モジュールや歩行者の携行する携帯端末との間で無線通信を行う。通信機60は、移動体検出装置10bで検出した移動体の情報を、これら車載通信モジュールや携帯端末に送信すればよい。なお、通信機60は、直接的にこれら車載通信モジュールや携帯端末と通信を行う構成としてもよいし、センタを介して間接的にこれら車載通信モジュールや携帯端末と通信を行う構成としてもよい。通信機60からは、移動体検出装置10bで検出した移動体の情報に加え、移動体検出システム1bの位置座標等を送信することで、通信相手の車載通信モジュールや携帯端末において移動体の位置を特定できるようにすればよい。そして、移動体の情報や移動体検出システム1bの位置座標等を受信した車載通信モジュールや携帯端末では、移動体の存在,移動体の方向,移動体の速度等を警告したりする構成とすればよい。
実施形態6の構成であっても、実施形態1の構成と同様に、気圧センサ20以外の周辺監視センサを用いても移動体を検出できないシーンにおいても、移動体の存在の他にも、自車に対する移動体の相対方向,自車に対する移動体の相対速度,自車に対する移動体の距離,移動体の大きさ等を検出することが可能になる。
なお、本発明は、上述した実施形態及び変形例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態及び変形例にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1,1a,1b 移動体検出システム、10,10a 周辺監視ECU(移動体検出装置)、10b 移動体検出装置、11 第1取得部(検出値取得部)、12 第1検出部(検出部)、13 第2取得部、14 第2検出部、15 第3取得部、16 第3検出部、17 第4取得部、18 第4検出部、19 判別部、20,20a,20b,20c,20d,20e,20f 気圧センサ、30 周辺監視カメラ、40 ミリ波レーダ、50 LIDAR、60 通信機、100 大気圧特定部
Claims (14)
- 移動体を検出する検出部(12,12a)を備える移動体検出装置であって、
気圧を検出するための気圧センサ(20,20a,20b,20c,20d,20e,20f)からの検出値を取得する検出値取得部(11)を備え、
前記検出部は、前記検出値取得部で逐次取得する検出値の変化をもとに移動体を検出する移動体検出装置。 - 請求項1において、
前記検出部(12)は、前記検出値取得部で逐次取得する検出値の閾値以上の変化から、移動体の存在を検出する移動体検出装置。 - 請求項1において、
前記検出部(12)は、前記検出値取得部で逐次取得する検出値の変化の傾きが閾値以上となったことから、移動体の存在を検出する移動体検出装置。 - 請求項1において、
自装置の位置する地点での大気圧を特定する大気圧特定部(100)を備え、
前記検出部(12a)は、前記検出値取得部で逐次取得する検出値の、前記大気圧特定部で特定する大気圧よりも所定値以上乖離する変化から、移動体の存在を検出する移動体検出装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項において、
前記検出部は、前記検出値取得部で逐次取得する検出値の変化の傾きから、自装置を用いる機器に対する前記移動体の相対速度を検出する移動体検出装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項において、
前記検出値取得部は、水平方向に間隔を空けて複数が一列に並んで設けられた前記気圧センサ(20b,20c,20d,20e)のそれぞれから前記検出値を取得するものであり、
前記検出部は、前記検出値取得部で取得する、一列に並んで設けられた前記気圧センサのそれぞれの検出値の変化の時間差から、自装置を用いる機器に対する前記移動体の相対速度を検出する移動体検出装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項において、
前記検出部は、前記検出値取得部で逐次取得する検出値の変化の傾きと、前記検出値取得部で逐次取得する検出値の変化の継続時間とから、前記移動体の大きさを検出する移動体検出装置。 - 請求項1〜7のいずれか1項において、
前記検出値取得部は、水平方向に間隔を空けて複数が一列に並んで設けられた前記気圧センサ(20b,20c,20d,20e)のそれぞれから前記検出値を取得するものであり、
前記検出部は、前記検出値取得部で取得する、一列に並んで設けられた前記気圧センサのそれぞれの検出値の変化の順番から、自装置を用いる機器に対する前記移動体の相対方向を検出する移動体検出装置。 - 請求項1〜7のいずれか1項において、
前記検出値取得部は、水平方向に間隔を空けて複数設けられた前記気圧センサ(20a,20b,20c,20d,20e,20f)のそれぞれから前記検出値を取得するものであり、
前記検出部は、前記検出値取得部で取得する、複数設けられた前記気圧センサのそれぞれの検出値の大きさから、自装置を用いる機器に対する前記移動体の相対方向を検出する移動体検出装置。 - 請求項1〜9のいずれか1項において、
前記検出部は、前記検出値取得部で逐次取得する検出値の変化の大きさから、自装置を用いる機器に対する前記移動体の距離を検出する移動体検出装置。 - 請求項1〜10のいずれか1項において、
路側に固定されて前記気圧センサが設けられた機器で用いられる移動体検出装置。 - 請求項1〜10のいずれか1項において、
前記気圧センサを設けた車両で用いられる移動体検出装置。 - 請求項1〜12のいずれか1項において、
前記検出値取得部で検出値を取得する前記気圧センサは、前記移動体に向けて露出して設けられたものである移動体検出装置。 - 請求項1〜13のいずれか1項に記載の移動体検出装置(10,10a,10b)と、
気圧を検出するための気圧センサ(20,20a,20b,20c,20d,20e,20f)とを含む移動体検出システム。
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WO2020105527A1 (ja) * | 2018-11-20 | 2020-05-28 | コニカミノルタ株式会社 | 画像解析装置、画像解析システム、および制御プログラム |
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JP2007272445A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Aisin Aw Co Ltd | 運転支援装置 |
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DE102015209102A1 (de) * | 2015-05-19 | 2016-11-24 | Robert Bosch Gmbh | Sensoranordnung für ein Fahrzeug |
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2016
- 2016-12-16 JP JP2016244504A patent/JP2018097792A/ja active Pending
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