JP2018096576A - 加湿装置 - Google Patents
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Abstract
Description
第4の発明は、第1乃至3の発明のいずれか1つにおいて、加湿の対象空間(2)の湿度を示す指標を検出する湿度検出部(15)を備え、上記加熱部(30)は、温熱媒体が流れる加熱コイル(30)で構成され、該加熱コイル(30)では、上記湿度検出部(15)で検出した湿度を示す指標が目標値に近づくように上記温熱媒体の流量が調節されることを特徴とする。
加湿装置(10)は、図1に示す試験設備(1)に適用されている。本実施形態の加湿装置(10)は、試験室(2)を加湿の対象空間としている。試験設備(1)は、空気調和装置用であり、試験室(2)には、空気調和装置(A)の室外機(3)が試験対象(被試験機)として設置される。試験室(2)では、室外機(3)の周囲環境(温度及び湿度環境)が擬似的に再現可能である。本実施形態の試験室(2)では、寒冷地を再現するために0℃〜−15℃までの氷点下の温度雰囲気が再現可能である。
加湿装置(10)は、空気の温度及び湿度を調節するように構成される。図1に示すように、加湿装置(10)は、空気通路(11)と、該空気通路(11)に配置される空気処理ユニット(20)とを備える。更に、加湿装置(10)は、空気処理ユニット(20)に冷熱媒体や温熱媒体を供給するための熱源ユニット(図示省略)と、空気処理ユニット(20)と熱源ユニットとを繋ぐ熱媒体回路(40)(一部のみを図示)とを備える。
空気処理ユニット(20)は、空気通路(11)の上流側から下流側に向かって順に、冷却コイルユニット(21)、ファン(25)、加温用加熱コイル(26)、噴霧ユニット(35)、加湿用加熱コイル(30)、及びエリミネータ(27)を備えている。
図1に示すように、熱媒体回路(40)は、熱源ユニットで生成された熱媒体(温熱媒体や冷熱媒体)を空気処理ユニット(20)へ供給するための配管である。熱媒体は、0℃以下であっても凍結しない不凍液である。熱媒体回路(40)は、第1回路(41)、第2回路(61)、及び第3回路(64)を含んでいる。
図1に示すように、噴霧ユニット(35)は、複数の噴霧スプレー(36)を有している。各噴霧スプレー(36)は、水を噴出するノズル(37)をそれぞれ有している。各ノズル(37)には、水タンクからポンプ等で搬送された水が供給される。
加湿装置(10)は、試験室(2)の空気の温度を検出する温度検出部と、試験室(2)の空気の湿度を検出する湿度検出部とを備えている。本実施形態の加湿装置(10)では、例えば温度検出部及び湿度検出部が露点温度センサ(15)により兼用されている。つまり、露点温度センサ(15)は、試験室(2)の温度Trと、試験室(2)の湿度(本例では相対湿度)を示す指標となる露点温度Tdとを検出可能に構成される。
制御器(70)は、CPU(中央演算処理装置)及びメモリ等の記憶部を有する制御基板を含んでいる。制御器(70)は、露点温度センサ(15)で検出した温度Tr及び露点温度Td等のセンサの検出信号が入力される入力部(71)を有している。
加湿装置(10)は、プルダウン運転と通常運転とを行う。プルダウン運転は、試験開始時において、試験室(2)の温度(乾球温度)Trを所定の目標温度Tsまで低下させる運転である。通常運転は、プルダウン運転の後、試験室(2)の温度Trを目標温度Tsに維持するとともに、試験室(2)の湿度(露点温度Td)を目標値に近づける運転である。従って、通常運転では、原則として、空気を加湿する加湿動作が行われる。また、試験室(2)の目標温度Tsは0℃より低い所定温度(即ち、氷点下)に設定される。
図3に示すプルダウン運転では、ファン(25)が運転される。第1回路(41)では、第1開閉弁(47)及び第2開閉弁(46)が閉状態となり、第3開閉弁(48)及び第4開閉弁(49)が開状態となる。第1回路(41)では、熱源ユニットから冷熱媒体が供給される一方、温熱媒体は供給されない。第2回路(61)及び第3回路(64)にも、温熱媒体は供給されない。従って、プルダウン運転では、冷却コイルユニット(21)が作動し、加温用加熱コイル(26)及び加湿用加熱コイル(30)は作動しない。また、プルダウン運転では、噴霧ユニット(35)も停止状態となる。
図4及び図5に示す通常運転は、試験室(2)の温度Trが0℃より低い目標温度Tsに至り、プルダウン運転が終了すると実行される。
上記実施形態では、従来であれば、空気の加湿に寄与しなかった水を、加湿用加熱コイル(30)に氷として捕捉して最終的に空気の加湿に利用している。これにより、空気の加湿に寄与しない水の量を低減できるため、氷点下の空気を対象とした場合にも、高い加湿効率を得ることができる。
上記実施形態の加熱部は、フィンアンドチューブ式の加熱コイル(熱交換器)である。しかし、加熱部は、噴霧スプレー(36)から噴霧される水が付着するとともに、凍結した氷を融解させるものであれば、如何なる構成であってもよい。具体的には、例えば加熱部は、ヒータを有する伝熱プレートであってもよい。
10 加湿装置
11 空気通路
15 露点温度センサ(湿度検出部)
30 加湿用加熱コイル(加熱部)
36 噴霧スプレー
Claims (5)
- 氷点下の空気が流通可能な空気通路(11)に配置され、水を噴霧する噴霧スプレー(36)と、
上記空気通路(11)における上記噴霧スプレー(36)の下流側に配置され、熱を放出可能な加熱部(30)とを備え、
上記噴霧スプレー(36)は、水を噴霧する噴霧動作を間欠的に行うことを特徴とする加湿装置。 - 請求項1において、
上記噴霧スプレー(36)は、上記噴霧動作において、上記空気通路(11)の下流側に向かって水を噴霧することを特徴とする加湿装置。 - 請求項1又は2において、
上記噴霧動作の時間Δt1が、該噴霧動作を停止する停止時間Δt2よりも短いことを特徴とする加湿装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1つにおいて、
加湿の対象空間(2)の湿度を示す指標を検出する湿度検出部(15)を備え、
上記加熱部(30)は、温熱媒体が流れる加熱コイルで構成され、
上記加熱コイル(30)では、上記湿度検出部(15)で検出した湿度を示す指標が目標値に近づくように上記温熱媒体の流量が調節されることを特徴とする加湿装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1つにおいて、
上記加熱部(30)は、温熱媒体が流れるフィンアンドチューブ式の熱交換器で構成されることを特徴とする加湿装置。
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JP2016239498A JP6461073B2 (ja) | 2016-12-09 | 2016-12-09 | 加湿装置 |
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JP2010255992A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 熱交換器および加湿器 |
JP2013167437A (ja) * | 2008-04-10 | 2013-08-29 | Orion Machinery Co Ltd | 温湿度調整装置 |
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- 2016-12-09 JP JP2016239498A patent/JP6461073B2/ja active Active
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