JP2018096202A - 制御装置、制御方法、および制御プログラム - Google Patents

制御装置、制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】開閉体の開動作の誤動作を抑制する。
【解決手段】制御装置10は、検出部16Cと、受信部20と、開閉制御部16Dと、を備える。検出部16Cは、本体部(車体32)に設けられた開閉体30の周辺領域Pにおける被検体40の動きを検出する。受信部20は、予め定めた強度の第1信号を発信する第1端末12から前記第1信号を受信する。開閉制御部16Dは、前記検出部16Cが検出した前記被検体40の動きが予め定められた動作を示し、かつ、前記動作の期間に、前記受信部20が受信した前記第1信号の受信強度の変化が、検出された前記被検体40の動きに同期した変化を示し、前記検出部16Cが検出した前記被検体40の動きと前記受信部20が受信した前記第1信号の受信強度の変化とが、前記被検体40の同じ動作を示す場合に、前記開閉体30の開動作を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置、制御方法、および制御プログラムに関する。
車両に設けられたドアなどの開閉体を、ユーザが開閉体に触れることなく開閉するシステムが知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
例えば、特許文献1には、車両に設けられたマーカーを撮影し、撮影画像にマーカーが含まれるか否かを判別することで、マーカーの近傍に設けられた後部開閉体の開動作を実行するシステムが開示されている。また、特許文献2には、車外カメラによって撮影した乗員の画像に手荷物が含まれる場合に、車内の空きスペースに対応するドアや窓を開放する装置が開示されている。
特開2013−117134号公報 特開2005−315024号公報
しかし、従来では、開動作を行う必要のない開閉体を開く場合があり、誤動作が生じていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、開閉体の開動作の誤動作を抑制することができる、制御装置、制御方法、および制御プログラムを提供することを主な目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る制御装置は、本体部に設けられた開閉体の周辺領域における被検体の動きを検出する検出部と、予め定めた強度の第1信号を発信する第1端末から前記第1信号を受信する受信部と、前記検出部が検出した前記被検体の動きが予め定められた動作を示し、かつ、前記動作の期間に、前記受信部が受信した前記第1信号の受信強度の変化が、検出された前記被検体の動きに同期した変化を示し、前記検出部が検出した前記被検体の動きと前記受信部が受信した前記第1信号の受信強度の変化とが、前記被検体の同じ動作を示す場合に、前記開閉体の開動作を制御する開閉制御部と、 を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る制御方法は、本体部に設けられた開閉体の周辺領域における被検体の動きを検出する検出部と、予め定めた強度の第1信号を発信する第1端末から前記第1信号を受信する受信部と、を制御する制御装置で実行する制御方法であって、前記被検体の動きを検出するステップと、検出した前記被検体の動きが予め定められた動作を示し、かつ、前記動作の期間に、前記受信部が受信した前記第1信号の受信強度の変化が、検出された前記被検体の動きに同期した変化を示し、検出した前記被検体の動きと前記受信部が受信した前記第1信号の受信強度の変化とが、前記被検体の同じ動作を示す場合に、前記開閉体の開動作を制御するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る制御プログラムは、本体部に設けられた開閉体の周辺領域における被検体の動きを検出する検出部と、予め定めた強度の第1信号を発信する第1端末から前記第1信号を受信する受信部と、を制御するコンピュータに、 前記被検体の動きを検出するステップと、検出した前記被検体の動きが予め定められた動作を示し、かつ、前記動作の期間に、前記受信部が受信した前記第1信号の受信強度の変化が、検出された前記被検体の動きに同期した変化を示し、検出した前記被検体の動きと前記受信部が受信した前記第1信号の受信強度の変化とが、前記被検体の同じ動作を示す場合に、前記開閉体の開動作を制御するステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、開閉体の開動作の誤動作を抑制することができる。
図1は、本実施の形態の開閉制御システムの機能ブロック図である。 図2は、被検体の一例を示す図である。 図3は、制御装置を搭載した車両の一例を示す模式図である。 図4は、撮影部の撮影範囲を示す模式図である。 図5は、受信部の配置および、受信部の第1信号の受信可能な範囲を例示する模式図である。 図6は、第1情報および第2情報のデータ構造の一例を示す図である。 図7は、車体の後部を拡大した模式図である。 図8は、被検体の位置および受信強度の変化の一例を示すグラフである。 図9は、制御処理の手順を示すフローチャートである。 図10は、ハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、実施の形態にかかる制御装置、制御方法、および制御プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態の開閉制御システム1を示す機能ブロック図である。開閉制御システム1は、制御装置10と、第1端末12と、第2端末14と、開閉体30と、を備える。第1端末12および第2端末14は、制御装置10と無線通信可能である。
本実施の形態では、制御装置10が、車両11に搭載されている場合を一例として説明する。また、本実施の形態では、一例として、車両11が、自動車である場合を説明する。なお、制御装置10の搭載対象は車両11に限定されない。また、車両11は自動車に限定されず、牽引されるトレーラーなどであってもよい。
第1端末12は、車両11に設けられたドアなどの開閉体30について、施錠指示または開錠指示を送信する携帯端末である。第1端末12は、車両11の動作制御を行うための鍵としての機能を有していてもよい。
本実施の形態では、第1端末12は、予め定めた強度の第1信号を発信する。第1端末12が発信する第1信号は、無線信号である。第1信号の強度は、第1端末12から予め定めた距離(以下、第1距離と称する)以下の領域に位置する受信部が検知可能な強度であり、且つ、第1端末12から該第1距離を超える領域に位置する受信部は検知不可能な強度である。この第1距離(第1信号を伝達可能な距離)は、車両11の開閉体30の大きさ等に応じて予め定めればよい。例えば、第1距離は、開閉体30の可動範囲などに応じて定めればよい。第1距離は、例えば、1m〜2mである。
第1端末12は、第1信号を定期的に発信してもよいし、常時発信してもよい。定期的に発信する場合には、第1端末12は、予め定めた強度の信号を予め定めた時間継続して発信するパターンを、所定時間ごとに繰り返し発信すればよい。この予め定めた時間は、被検体が予め定めた動作(詳細後述)を行う時間以上であればよい。
本実施の形態では、被検体は、主に人を想定している。図2は、被検体40の一例を示す図である。本実施の形態では、被検体40が人であり、被検体40が両手で荷物42を持った状態(図2(A))や、被検体40が両手の各々に荷物42を持った状態(図2(B)参照)などを想定している。また、第1端末12および第2端末14は、被検体40が保持している状態を想定している(図2(A)、図2(B)参照)。
すなわち、本実施の形態では、荷物42を持った被検体40が、車両11のドアなどの開閉体30に触れることなく、開閉体30を開こうとする場面を想定している。
第1端末12は、第1端末12に設けられたスイッチ(図示省略)がユーザによって操作されると、制御装置10と第1端末12との間で予め定めた認証コード(ID)や、開錠指示や、施錠指示などを送信してもよい。すなわち、第1端末12は、キーレスエントリシステムで用いられる電子キーとして用いることも可能である。
第2端末14は、公知の携帯端末である。第2端末14は、例えば、スマートフォンや携帯タブレットなどである。
第2端末14は、制御部14Aと、記憶部14Bと、通信部14Cと、を備える。制御部14Aは、第2端末14を制御する。記憶部14Bは、各種データを記憶する。本実施の形態では、記憶部14Bは、第2端末14を操作するユーザのユーザ識別情報を記憶する。通信部14Cは、制御装置10と無線通信を行う。通信部14Cは、例えば、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fiなどの無線通信規格を利用して、制御装置10と無線通信を行う。
本実施の形態では、第2端末14の制御部14Aは、制御装置10からユーザ識別情報の取得要求を、通信部14Cを介して受信する。制御部14Aは、ユーザ識別情報の取得要求を受信すると、記憶部14Bに記憶されているユーザ識別情報を、該取得要求の送信元である制御装置10へ通信部14Cを介して送信する。
次に、制御装置10について説明する。
制御装置10は、制御部16と、記憶部18と、受信部20と、通信部22と、投影部24と、撮影部26と、駆動部28と、を備え、開閉体30の動作を制御する。記憶部18、受信部20、通信部22、投影部24、撮影部26、および駆動部28は、制御部16にデータや信号授受可能に接続されている。
なお、制御装置10は、制御部16と、受信部20と、撮影部26と、駆動部28と、を少なくとも含む構成であればよい。このため、制御装置10は、通信部22、および投影部24の少なくとも一方を備えない構成であってもよい。また、制御部16内の内部メモリを記憶部18として用いることで、記憶部18を備えない構成であってもよい。
図3は、制御装置10を搭載した車両11の一例を示す模式図である。車両11の車体32(本体部)には、制御部16、記憶部18、および通信部22が搭載されている。
通信部22は、第2端末14と無線通信を行う。通信部22は、例えば、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fiなどの無線通信規格を利用して、第2端末14と無線通信を行う。
本実施の形態では、車体32(本体部)には、複数の開閉体30が設けられている。図3には、一例として、車体32に、5つの開閉体30(30A〜30E)が設けられている場合を示した。開閉体30Aおよび開閉体30Bは、車両11の側面前方に配置されたドアである。開閉体30Cおよび開閉体30Dは、車両11の側面後方に配置されたドアである。開閉体30Eは、車両11の後方に配置されたドアであり、トランクなどの車両後部領域の開閉用ドアである。
なお、車体32に設けられる開閉体30の数は限定されない。また、開閉体30の開閉方向は、駆動部28の動作によって少なくとも開動作を行うことが可能であれば、上下方向、左右ヒンジによる開閉、左右スライド式の開閉など様々な形態に適用可能である。
駆動部28は、開閉体30を開動作または閉動作させる。駆動部28は、制御部16の制御によって、複数の開閉体30の内の少なくとも1つを選択的に開動作または閉動作させる。
撮影部26は、公知のデジタル撮像素子である。撮影部26は、開閉体30の周辺領域を撮影し、周辺領域の画像を取得する。撮影部26が撮影する周辺領域の画像は、複数のコマ画像(フレーム)を連続して撮影した動画像であってもよい。本実施の形態では、撮影部26は、周辺領域の動画像を撮影するものとして説明する。
図4は、撮影部26の撮影範囲を示す模式図である。撮影部26は、車体32に設けられた開閉体30(開閉体30A〜開閉体30E)の各々の周辺領域P(図4中、周辺領域P1〜周辺領域P5参照)を撮影範囲とするように配置されている。各周辺領域Pの広さは、各開閉体30の前に位置した被検体40を撮影可能な広さであればよい。撮影部26の撮影範囲である周辺領域Pの広さは、車体32の機種などに応じて、予め調整すればよい。
なお、本実施の形態では、制御装置10は、1台の撮影部26を備える場合を一例として説明する。
しかし、制御装置10は、複数の撮影部26を備えた構成としてもよい。この場合、複数の撮影部26の各々は、車体32に設けられた複数の開閉体30(開閉体30A〜開閉体30E)の各々の周辺領域P(周辺領域P1〜周辺領域P5)を撮影範囲とするように、設置位置および撮影角度を予め調整すればよい。例えば、複数の撮影部26の各々を、各開閉体30(開閉体30A〜開閉体30E)に対応する位置に配置する。そして、複数の撮影部26の各々は、対応する開閉体30(開閉体30A〜開閉体30E)の周辺領域P(周辺領域P1〜周辺領域P5)を撮影し、動画像を取得すればよい。
また、本実施の形態では、撮影部26は、広角レンズを用いた撮影を行い、周辺領域Pの動画像を取得する場合を説明する。しかし、撮影部26の撮影は、広角レンズを用いた撮影に限定されない。
また、撮影部26は、開閉体30周辺領域Pを撮影可能な位置に配置されていればよく、車両11の周囲の安全確認用に搭載されている、既存の各種カメラを撮影部26として用いてもよい。例えば、車両11に搭載されている車載カメラ(サイドミラーや、フェンダーミラーなどに搭載されているカメラや、車両11の後部に搭載されているバックカメラ、車両11の前部に搭載されている前方撮影用カメラなど)の少なくとも1つを、撮影部26として機能させてもよい。
図1に戻り、受信部20は、第1端末12から第1信号を受信する。
本実施の形態では、制御装置10は、複数の受信部20(受信部20A〜受信部20E)を備える。複数の受信部20(受信部20A〜受信部20E)の各々は、複数の開閉体30(開閉体30A〜開閉体30E)の各々に対応して設けられている。そして、複数の受信部20(受信部20A〜受信部20E)の各々は、対応する開閉体30(開閉体30A〜開閉体30E)から予め定めた範囲内に位置する第1端末12から、第1信号を受信する。
上述したように、第1端末12が発信する第1信号は、第1距離の範囲に到達可能な強度の信号である。このため、受信部20は、第1端末12が受信部20から該第1距離の範囲に位置したときに、該第1端末12から第1信号を受信可能な状態となる。
図5は、受信部20の配置および、受信部20の第1信号の受信可能な範囲を例示する模式図である。
図5に示すように、受信部20Aは開閉体30Aから予め定めた範囲の領域Q1に位置する第1端末12から第1信号を受信する。受信部20Aは、開閉体30Aの近傍(例えば、車体32の開閉体30Aの上部)に設けられている。
受信部20Bは、開閉体30Bから予め定めた範囲の領域Q2に位置する第1端末12から第1信号を受信する。受信部20Bは、開閉体30Bの近傍(例えば、車体32の開閉体30Bの上部)に設けられている。
同様に、受信部20Cは開閉体30Cから予め定めた範囲の領域Q3に位置する第1端末12から第1信号を受信する。受信部20Cは、開閉体30Cの近傍(例えば、車体32の開閉体30Cの上部)に設けられている。受信部20Dは開閉体30Dから予め定めた範囲の領域Q4に位置する第1端末12から第1信号を受信する。受信部20Dは、開閉体30Dの近傍(例えば、車体32の開閉体30Dの上部)に設けられている。受信部20Eは開閉体30Eから予め定めた範囲の領域Q5に位置する第1端末12から第1信号を受信する。受信部20Eは、開閉体30Eの近傍(例えば、車体32の開閉体30Eの上部)に設けられている。
このため、各受信部20A〜受信部20Eの各々は、第1端末12が領域Q(領域Q1〜領域Q5)の何れかに位置したときに、該第1端末12の発信する第1信号を受信可能な受信部20A〜受信部20Eの何れかが、該第1端末12から第1信号を受信する。
なお、この各受信部20A〜受信部20Eの各々が第1信号を受信可能な領域Q(各受信部20の各々から第1距離以下の領域Q1〜領域Q5)と、撮影部26の撮影範囲である周辺領域Pと、は一致することが好ましい。また、この各受信部20A〜受信部20Eの各々が第1信号を受信可能な領域Qの広さは、各受信部20A〜受信部20Eの各々に対応する開閉体30の周辺領域Pの広さより狭いことが好ましい。
ここで、領域Q内における第1端末12の位置変化により、第1端末12と該第1端末12から第1信号を受信中の受信部20(受信部20A〜受信部20E)との相対距離が変化する。このため、受信部20による第1信号の受信強度が変化する。各受信部20A〜受信部20Eの各々が受信する第1信号の強度は、第1距離の範囲に到達する程度の強度であり、第2端末14が発信する信号に比べて弱い。このため、第1信号の受信信号の強度の変化は、第1端末12の領域Qにおける位置変化により顕著に表れる。
そこで、本実施の形態では、制御部16は、撮影部26が撮影した動画像と、受信部20が受信した第1信号の受信強度の変化と、を用いて、開閉体30の開閉動作を制御する(詳細後述)。
投影部24は、開閉体30から予め定めた範囲内の領域Qに、被検体40に対して予め定めた動作を誘導するための誘導画像を投影する。誘導画像は、例えば、線状画像や点状画像である。被検体40は、身体を誘導画像に応じて動かすことで、予め定めた動作を行うことができる。具体的には、被検体40は、誘導画像としての線上画像や点状画像を遮る動きや、誘導画像に沿った動きを行うことで、予め定めた動作を行うことができる。
投影部24は、例えば、プロジェクタなどの公知の投影装置や、誘導画像に応じた光を発光する発光装置や、誘導画像に応じた光を発光する光源などである。投影部24は、制御部16の制御により、投影画像を領域Qに投影する。
図1に戻り、記憶部18は、各種情報を記憶する。記憶部18は、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)である。本実施の形態では、記憶部18は、第1情報と、第2情報と、を予め記憶する。
図6は、第1情報および第2情報のデータ構造の一例を示す図である。
図6(A)は、第1情報のデータ構造の一例を示す図である。第1情報は、被検体40の動作を示す情報と、第1信号の受信強度の変化と、を対応づけたデータである。第1情報は、データベースであってもよいが、データベースに限定されない。
被検体40の動作は、上述した予め定めた動作に相当する。本実施の形態では、被検体40の動作は、被検体40が荷物42を両手に持った状態(図2参照)でも行うことの可能な動作である。被検体40の動作は、例えば、被検体40が身体を上下に動かす動作、被検体40が身体を左右に動かす動作、被検体40が身体を前後に動かす動作(車体32の開閉体30に近づいたり離れたりする動作)、被検体40の頭部を動かす動作、被検体40の足を動かす動作などである。
これらの動作は、予め制御装置10側で設定してもよいし、ユーザによる入力部(図示省略)の操作などにより新たな設定や変更を可能としてもよい。
なお、これらの動作は、往復動作であることが好ましく、開閉対象の開閉体30の開閉方向に応じた往復動作であることが更に好ましい。
往復動作は、ある方向への動作の後に逆方向へ同じ動作を行う一連の動きを繰り返すことを示す。往復動作は、例えば、被検体40が身体を右へ回した後に左へ回す、といった一連の動作を繰り返すことを意味する。
開閉体30の開閉方向に応じた往復動作とは、開閉体30がスライド式である場合には、被検体40の身体を左右に動かす往復動作である。図7は、車体32の後部を拡大した模式図である。例えば、開閉体30(開閉体30E)が跳ね上げ式で開閉するドアである場合、図7の矢印X方向に開閉体30Eが開閉する。このため、該開閉体30Eの開閉方向に応じた往復動作は、例えば、開閉体30Eの開閉方向(矢印X方向)に応じた、被検体40の上下方向への動作である。
図6に戻り、第1情報に格納される、各動作を示す情報は、該動作を行う被検体40の動画像の解析結果を示す情報であることが好ましい。
なお、第1情報は、各開閉体30の識別情報と、被検体40の動作を示す情報と、受信強度の変化と、を対応づけた情報であってもよい。この場合、開閉体30の識別情報に対応する動作は、該識別情報によって特定される開閉体30の開閉方向に応じた動作となる。
受信強度の変化は、対応する動作を被検体40が行ったときに、被検体40が保持している第1端末12が発信する第1信号の受信部20による受信強度の変化を示す。制御装置10では、予め、各動作に対応する受信強度の変化を測定し、予め第1情報に登録すればよい。
図8は、被検体40の位置および受信強度の変化の一例を示すグラフである。
図8(A)は、被検体40の位置変化の一例を示しており、図8(B)は、受信強度の一例を示している。
図8(A)は、各受信部20A〜受信部20Eのうち任意の一の受信部20において受信した、第1端末12の発信する第1信号の受信強度の一例である。
図8(A)に示すように、例えば、被検体40が任意の受信部20の前で受信部20から見て左右に身体を動かす動作を行ったとする。この場合、検出部16Cが検出した被検体40の動きの例として、時刻t0では被検体40は撮影部26から見て受信部20の正面に位置し、時刻t1では右方向、時刻t2に再度正面を通過して時刻t3に左方向、時刻t4に正面に戻る、動作が検出される。検出手法は、既存の物体認識技術や動きベクトル分析など任意の手法が適用可能である。
図8(A)に示す動作が検出されるとともに、同一時刻における受信強度の変化として図8(B)に示すように、受信部20の正面に被験体40が位置しているときには、受信強度が強く検出され、右および左に位置するにつれ受信強度は低下する。すなわち、被検体40の動作に伴い、被検体40に保持された第1端末12と受信部20との位置関係および距離が変化する。このため、受信部20が受信する第1信号の受信強度は、被検体40の動作に同期して変化することとなる。
制御装置10では、対応する動作を被検体40が行ったときの、被検体40に保持された第1端末12が発信する第1信号の受信部20による受信強度の変化を予め測定し、第1情報に登録すればよい。
図6(B)は、第2情報のデータ構造の一例を示す図である。第2情報は、ユーザ識別情報と、利用権限と、を対応づけたデータである。第2情報は、データベースであってもよいが、データベースに限定されない。
ユーザ識別情報は、被検体40の保持する第2端末14のユーザ識別情報と同様である。利用権限は、対応するユーザ識別情報によって識別されるユーザに付与された、制御装置10の各種動作の実行権限である。利用権限は、例えば、開閉体30の開閉権限である。なお、利用権限は、開閉権限に限定されず、制御装置10の搭載された車体32(本体部)の各種機能の実行権限であってもよい。また、1つのユーザ識別情報に対応する利用権限は、1種類に限定されず、複数種類であってもよい。
図1に戻り、制御部16は、CPU(Central Processing Unit)などを含んで構成されるコンピュータであり、制御装置10全体を制御する。なお、制御部16は、CPU以外の回路等であってもよい。
制御部16は、受付部16Aと、投影制御部16Bと、検出部16Cと、開閉制御部16Dと、本体制御部16Eと、を備える。受付部16A、投影制御部16B、検出部16C、開閉制御部16D、および本体制御部16Eの一部または全ては、例えば、CPUなどの処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)などのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。
なお、制御部16は、検出部16Cと、開閉制御部16Dと、を少なくとも備えた構成であればよい。このため、制御部16は、受付部16A、投影制御部16B、および本体制御部16Eの少なくとも1つを備えない構成であってもよい。
検出部16Cは、撮影部26が取得した動画像に含まれる被検体40の動きを検出する。本実施の形態では、検出部16Cは、車体32に設けられた受信部20(受信部20A〜受信部20E)の何れかが第1端末12の発信する第1信号を受信したときに、撮影部26による撮影を開始するように撮影部26を制御する。
なお、制御装置10が複数の撮影部26を備えた構成である場合、検出部16Cは、複数の受信部20の内の第1信号を受信した受信部20に対応する領域Qを撮影範囲とする撮影部26を、起動する。これによって、被検体40の近づいた開閉体30の周辺領域Pの動画像の撮影が開始される。なお、複数の受信部20が第1信号を受信した場合、最も受信強度の大きい受信部20に対応する領域Qを撮影範囲とする撮影部26を、起動すればよい。
そして、検出部16Cは、撮影部26が取得した動画像を画像解析し、動画像に含まれる被検体40の動きを検出する。検出部16Cによる被検体40の動きの検出は、公知の画像解析方法を用いて行えばよい。
開閉制御部16Dは、検出部16Cが検出した被検体40の動きと、受信部20が受信した第1信号の受信強度の変化と、が同期した変化を示す場合に、開閉体30の開動作を制御する。
開閉制御部16Dは、検出部16Cが検出した被検体40の動きが、第1情報に登録されている予め定められた動作を示す場合に、第1情報に登録されている動作に、検出部16Cが動画像から検出した被検体40の動きと一致する動作があるか否かを判断することとしてもよい。この場合、一致する動作が有る場合、開閉制御部16Dは、第1情報における、該動作に対応する受信強度の変化を読取る。
そして、開閉制御部16Dは、該動作の期間に受信部20が受信した第1信号の受信強度の変化が、第1情報における読取った受信強度の変化と一致するか否かを判断する。なお、開閉制御部16Dは、受信部20が受信した第1信号の受信強度の変化と、第1情報における読取った受信強度の変化とが、完全一致する場合に限られず、予め定めた範囲内で同様の強度変化の規則性がある場合には、一致すると判断してもよい。そして、開閉制御部16Dは、一致する場合に、被検体40による予め定めた動作の期間に受信部20が受信した第1信号の受信強度の変化が、該動作に応じた変化を示す、と判断する。
そして、開閉制御部16Dは、検出部16Cが検出した被検体40の動きが予め定めた動作を示し、且つ、該動作の期間に受信部20が受信した第1信号の受信強度の変化が該動作に応じた変化を示す場合に、開閉体30の開動作を制御する。
このため、開閉制御部16Dは、撮影部26によって取得された被検体40の動画像から検出した被検体40の動きと、第1端末12から受信した第1信号の受信強度の変化と、が被検体40の同じ動作を示す場合に、開閉体30の開動作を制御することとなる。
具体的には、開閉制御部16Dは、駆動部28を制御することによって、開動作対象の開閉体30を開動作させる。なお、開閉制御部16Dは、第1信号を受信した受信部20に対応する開閉体30を、開動作対象の開閉体30として定めればよい。
なお、車体32に、複数の開閉体30(開閉体30A〜開閉体30E)と、各開閉体30の各々に対応する複数の受信部20(受信部20A〜受信部20E)と、が設けられている場合、開閉制御部16Dは、以下の制御を行う事が好ましい。
すなわち、開閉制御部16Dは、検出部16Cが検出した被検体40の動きが予め定めた動作を示し、且つ、該動作の期間に受信部20が受信した第1信号の受信強度の変化が該動作に応じた変化を示す場合に、該第1信号を受信した受信部20(受信部20A〜受信部20Eの何れか)に対応する開閉体30(開閉体30A〜開閉体30Eの何れか)の開動作を制御すればよい。なお、複数の受信部20が第1信号を受信した場合には、最も受信強度の大きい受信部20に対応する開閉体30を、開動作対象とすればよい。
投影制御部16Bは、第1端末12が範囲Q内に位置したときに、誘導画像を該領域Qに投影するように投影部24を制御する。例えば、第1端末12を保持した被検体40が車体32の開閉体30に近づいて領域Q内に位置する。すると、投影部24が該領域Qに誘導画像を投影する。このため、車体32の開閉体30に近づいた被検体40は、誘導画像に応じた動作を行うことによって、容易に予め定めた動作を行うことができる。
受付部16Aは、受信部20が第1信号を受信したときに、第2端末14からユーザ識別情報を、通信部22を介して受け付ける。受付部16Aは、受信部20が第1信号を受信すると、第2端末14へ、ユーザ識別情報の取得要求を送信する。第2端末14は、取得要求を受け付けると、記憶部14Bに記憶されているユーザ識別情報を制御装置10へ送信する。制御装置10の受付部16Aは、ユーザ識別情報を受け付ける。
制御装置10が受付部16Aを備えた構成である場合、開閉制御部16Dは、以下の制御を行うことが好ましい。すなわち、開閉制御部16Dは、受付部16Aが受け付けたユーザ識別情報が、開閉体30の開閉権限を有するユーザのユーザ識別情報であるか判断する。開閉制御部16Dは、第2情報(図6(B)参照)を検索し、受付けたユーザ情報に対応する利用権限に、開閉権限が含まれるか否かを判別することで、開閉権限を有するか否かを判断する。そして、開閉制御部16Dは、開閉権限を有するユーザのユーザ識別情報であると判断し、検出部16Cが検出した被検体40の動きが予め定めた動作を示し、且つ、該動作の期間に受信部20が受信した第1信号の受信強度の変化が該動作に応じた変化を示す場合に、開閉体30の開動作を制御する、ことが好ましい。
本体制御部16Eは、制御装置10の搭載された本体(本実施の形態では車両11)を制御する制御部である。本体制御部16Eは、車両11を制御する公知の処理を行う。なお、本体制御部16Eは、制御装置10とは別体として車両11に設けても良い。この場合には、制御装置10と本体制御部16Eとをデータや信号授受可能に接続すればよい。
図9は、本実施の形態の制御装置10が実行する制御処理の手順を示すフローチャートである。
まず、検出部16Cが、受信部20が第1信号を受信したか否かを判断する(ステップS100)。詳細には、検出部16Cは、車体32に設けられた複数の受信部20(受信部20A〜受信部20E)の内の何れかが、第1信号を受信したか否かを判断する。すなわち、検出部16Cは、第1端末12が、受信部20が第1信号を受信可能な領域Q内に位置したか否かを判断する。
ステップS100で否定判断すると(ステップS100:No)、本ルーチンを終了する。一方、第1信号を受信したと判断すると(ステップS100:Yes)、ステップS102へ進む。
次に、受付部16Aが、ステップS100で受信した第1信号を発信する第1端末12を保持する被検体40の有する第2端末14から、ユーザ識別情報を受け付ける(ステップS102)。
次に、開閉制御部16Dが、ステップS102で受け付けたユーザ識別情報が、開閉体30の開閉権限を有するユーザの識別情報であるか否かを判断する(ステップS104)。ステップS104で否定判断すると(ステップS104:No)、本ルーチンを終了する。一方、ステップS104で肯定判断すると(ステップS104:Yes)、ステップS106へ進む。
次に、検出部16Cが、撮影を開始するように撮影部26を制御する(ステップS106)。なお、制御装置10が複数の撮影部26を備えた構成である場合、検出部16Cは、複数の受信部20の内、ステップS100で第1信号を受信した受信部20(受信部20A〜受信部20Eの何れか)に対応する領域Qを撮影範囲とする撮影部26を起動する。ステップS106の処理によって、開閉体30の周辺領域Pの動画像の撮影が開始される。
次に、投影制御部16Bが、誘導画像を領域Qに投影するように投影部24を制御する(ステップS108)。制御装置10が複数の投影部24(投影部24A〜投影部24E)を備えた構成である場合、投影制御部16Bは、ステップS100で第1信号を受信した受信部20(受信部20A〜受信部20Eの何れか)に対応する開閉体30(開閉体30A〜開閉体30Eの何れか)の周辺領域P(周辺領域P1〜周辺領域P5の何れか)に誘導画像を投影するように、投影部24(投影部24A〜投影部24Eの何れか)を制御する。
ステップS108の処理によって、被検体40の近傍の開閉体30(開閉体30A〜開閉体30Eの何れか)の周辺領域P(周辺領域P1〜周辺領域P5の何れか)に、誘導画像が投影される。このため、被検体40は、誘導画像に応じた動作を行うことによって、容易に予め定めた動作を行うことができる。
次に、検出部16Cは、撮影部26が取得した動画像を解析する(ステップS110)。そして、検出部16Cは、該動画像から被検体40の動きが検出されたか否かを判断する(ステップS112)。検出部16Cは、動きが検出されたと判断するまで否定判断を繰り返し(ステップS112:No)、動きが検出されると(ステップS112:Yes)、ステップS114へ進む。
次に、検出部16Cが、ステップS112で検出された動作を示す情報が第1情報に予め登録されている動作であるか否かを判断する(ステップS114)。なお、第1情報に、開閉体30の識別情報と、動作を示す情報と、受信強度の変化と、が対応づけて記憶されている場合、以下の判断を行うことが好ましい。この場合、検出部16Cは、複数の受信部20(受信部20A〜受信部20E)の内、ステップS100で第1信号を受信した受信部20(受信部20A〜受信部20Eの何れか)に対応する開閉体30(開閉体30A〜開閉体30Eの何れか)の識別情報に対応する動作を示す情報と、ステップS112で検出された動作を示す情報と、が一致するか否かを判断することが好ましい。
ステップS112で検出した動作が、第1情報に登録されている動作ではない場合(ステップS114:No)、本ルーチンを終了する。一方、ステップS112で検出された動作が、第1情報に登録されている動作である場合(ステップS114:Yes)、ステップS116へ進む。
ステップS116では、開閉制御部16Dが、ステップS112で検出した動作の期間に受信部20(ステップS100で第1信号を受信した受信部20)が受信した第1信号の受信強度の変化が、該動作に応じた変化であるか否かを判断する(ステップS116)。該動作に応じた変化ではない場合(ステップS116:No)、本ルーチンを終了する。一方、該動作に応じた変化である場合(ステップS116:Yes)、ステップS118へ進む。
ステップS118では、開閉制御部16Dが、開閉体30の開動作を制御する(ステップS118)。そして、本ルーチンを終了する。なお、制御装置10に複数の開閉体30(開閉体30A〜開閉体30E)が設けられている場合、開閉制御部16Dは、ステップS100で第1信号を受信した受信部20(受信部20A〜受信部20Eの何れか)に対応する開閉体30(開閉体30A〜開閉体30Eの何れか)の開動作を制御する。
このため、車両11の開閉体30の前に立った被検体40が、予め定めた動作を行うと、開閉体30が開くこととなる。
また、図9を用いて説明した制御装置10が実行する制御処理の手順は、ステップS108およびステップS114の処理を行わない手順であっても、同様の機能が実現できる。
以上説明したように、本実施の形態の制御装置10は、撮影部26と、受信部20と、検出部16Cと、開閉制御部16Dと、を備える。撮影部26は、本体部(車体32)に設けられた開閉体30の周辺領域Pの画像を取得する。受信部20は、予め定めた強度の第1信号を発信する第1端末12から第1信号を受信する。検出部16Cは、画像に含まれる被検体40の動きを検出する。開閉制御部16Dは、受信部20が受信した第1信号の受信強度の変化が、検出された被検体40の動きに同期した変化を示す場合に、開閉体30の開動作を制御する。
このように、本実施の形態の制御装置10は、開閉体30の周辺領域Pに位置する被検体40の動画像から該被検体40の動作を検出し、被検体40に保持された第1端末12から受信した第1信号の受信強度が該動作に同期した変化を示す場合に、開閉体30の開動作を制御する。
従って、本実施の形態の制御装置10は、開閉体30の開動作の誤動作を抑制することができる。
例えば、図2に示すように、両手に荷物42を保持した被検体40が、車両11の開閉体30の前で予め定めた動作を行うことで、制御装置10は、誤動作を抑制しつつ、開閉体30を開くことが可能となる。
また、制御装置10は、投影部24および投影制御部16Bを備えた構成であることが好ましい。この構成によって、被検体40に対して予め定めた動作を誘導させることができる。
また、制御装置10は、受信部20が第1信号を受信したときに、第2端末14からユーザ識別情報を受け付ける。そして、この場合、開閉制御部16Dは、受付けたユーザ識別情報が開閉体30の開閉権限を有するユーザのユーザ識別情報であり、被検体40の予め定めた動作を検出し、且つ第1信号の受信強度が該動作に応じた変化を示す場合に、開閉体30の開動作を制御する。
このため、制御装置10は、開閉体30の開動作の誤動作を更に抑制することが出来ると共に、セキュリティの向上を図ることができる。
また、予め定めた動作は、開閉対象の開閉体30の開閉方向に応じた動作であることが好ましい。この場合、制御装置10は、上記効果に加えて、被検体40の利便性の高い開動作の制御を行うことができる。
また、受信部20を複数の開閉体30の各々に対応して設けた場合、開閉制御部16Dは、被検体40の予め定めた動作を検出し、且つ第1信号の受信強度が該動作に応じた変化を示す場合に、第1信号を受信した受信部20に対応する開閉体30の開動作を制御する。
このため、制御装置10は、上記効果に加えて、複数の開閉体30(開閉体30A〜開閉体30E)の内、被検体40の前に位置する開閉体30を選択的に開くことができる。
なお、上記実施の形態では、制御装置10を車両11に搭載した場合を一例として説明した。しかし、制御装置10の搭載対象は、開閉体30を備えたものであればよく、車両11に限定されない。例えば、制御装置10は、開閉体30を備えた建物や、開閉体30を備えた領域(例えば、出入口に開閉体30を備えた駐車場など)などであってもよい。
次に、上記実施の形態の制御装置10、第1端末12、および第2端末14のハードウェア構成について説明する。図10は、上記実施の形態の制御装置10、第1端末12、および第2端末14のハードウェア構成例を示すブロック図である。
上記実施の形態の制御装置10、第1端末12、および第2端末14は、通信I/F60、CPU62、ROM64、RAM66、およびHDD68等がバス70により相互に接続されており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
CPU62は、上記実施の形態の制御装置10、第1端末12、および第2端末14の全体の処理を制御する演算装置である。RAM66は、CPU62による各種処理に必要なデータを記憶する。ROM64は、CPU62による各種処理を実現するプログラム等を記憶する。HDD68は、上述した記憶部18や記憶部14Bなどに格納されるデータを記憶する。通信I/F60は、外部装置や外部端末に通信回線等を介して接続し、接続した外部装置や外部端末との間でデータを送受信するためのインタフェースである。
上記実施の形態の制御装置10、第1端末12、および第2端末14で実行される検索処理を実行するためのプログラムは、ROM64等に予め組み込んで提供される。
なお、上記実施の形態の制御装置10、第1端末12、および第2端末14で実行される上記処理を実行するためのプログラムは、これらの装置にインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供するように構成してもよい。
また、上記実施の形態の制御装置10、第1端末12、および第2端末14で実行される処理を実行するためのプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に記憶し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上記実施の形態の制御装置10、第1端末12、および第2端末14で実行される処理を実行するためのプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
上記実施の形態の制御装置10、第1端末12、および第2端末14で実行される処理を実行するためのプログラムは、上述した各部を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしてはCPU62がROM64等の記憶媒体から、上記処理を実行するためのプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上記各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、上記には、本発明の実施の形態を説明したが、上記実施の形態は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な上記実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施の形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 制御装置
16A 受付部
16B 投影制御部
16C 検出部
16D 開閉制御部
20、20A、20B、20C、20D、20E 受信部
22 通信部
24、24A、24B、24C、24D、24E 投影部
26 撮影部
30、30A、30B、30C、30D、30E 開閉体

Claims (5)

  1. 本体部に設けられた開閉体の周辺領域における被検体の動きを検出する検出部と、
    予め定めた強度の第1信号を発信する第1端末から前記第1信号を受信する受信部と、
    前記検出部が検出した前記被検体の動きが予め定められた動作を示し、かつ、前記動作の期間に、前記受信部が受信した前記第1信号の受信強度の変化が、検出された前記被検体の動きに同期した変化を示し、前記検出部が検出した前記被検体の動きと前記受信部が受信した前記第1信号の受信強度の変化とが、前記被検体の同じ動作を示す場合に、前記開閉体の開動作を制御する開閉制御部と、
    を備える制御装置。
  2. 前記検出部は、前記予め定められた動作として前記被検体の、前記開閉体の開閉方向に応じた動作を検出する、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記受信部が前記第1端末からの前記第1信号を受信する範囲内の領域に、前記開閉体の開閉方向の動作を誘導するための誘導画像を投影する投影部と、
    前記第1端末が前記範囲内に位置したときに、前記誘導画像を投影するように前記投影部を制御する投影制御部と、
    をさらに備える、請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 本体部に設けられた開閉体の周辺領域における被検体の動きを検出する検出部と、予め定めた強度の第1信号を発信する第1端末から前記第1信号を受信する受信部と、を制御する制御装置で実行する制御方法であって、
    前記被検体の動きを検出するステップと、
    検出した前記被検体の動きが予め定められた動作を示し、かつ、前記動作の期間に、前記受信部が受信した前記第1信号の受信強度の変化が、検出された前記被検体の動きに同期した変化を示し、検出した前記被検体の動きと前記受信部が受信した前記第1信号の受信強度の変化とが、前記被検体の同じ動作を示す場合に、前記開閉体の開動作を制御するステップと、
    を含む制御方法。
  5. 本体部に設けられた開閉体の周辺領域における被検体の動きを検出する検出部と、予め定めた強度の第1信号を発信する第1端末から前記第1信号を受信する受信部と、を制御するコンピュータに、
    前記被検体の動きを検出するステップと、
    検出した前記被検体の動きが予め定められた動作を示し、かつ、前記動作の期間に、前記受信部が受信した前記第1信号の受信強度の変化が、検出された前記被検体の動きに同期した変化を示し、検出した前記被検体の動きと前記受信部が受信した前記第1信号の受信強度の変化とが、前記被検体の同じ動作を示す場合に、前記開閉体の開動作を制御するステップと、
    を実行させる制御プログラム。
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