JP2018094744A - Memsデバイスの製造方法、液体噴射ヘッドの製造方法、及び、液体噴射装置の製造方法 - Google Patents

Memsデバイスの製造方法、液体噴射ヘッドの製造方法、及び、液体噴射装置の製造方法 Download PDF

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剛 齊藤
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Abstract

【課題】設計の自由度の低下及び大型化を抑制できるMEMSデバイスの製造方法、液体噴射ヘッドの製造方法、および、液体噴射装置の製造方法を提供する。【解決手段】少なくとも一部が加工されてなる加工面を有する圧力室形成基板29を備えたMEMSデバイス(記録ヘッド3)の製造方法であって、圧力室形成基板29を加工して中間面37を形成する加工面形成工程と、中間面37をカメラ43により撮像する加工面撮像工程と、カメラ43により撮像された画像に基づく画像情報を記録部46に記録する加工面記録工程と、を含むたことを特徴とするMEMSデバイス(記録ヘッド3)の製造方法。【選択図】図7

Description

本発明は、液体の噴射等に使用されるMEMSデバイスの製造方法、液体噴射ヘッドの製造方法、及び、液体噴射装置の製造方法に関するものである。
微細な加工が施されたMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)デバイスは、各種の装置やセンサー等に応用されている。例えば、液体噴射装置では、MEMSデバイスの一種である液体噴射ヘッドを備え、当該液体噴射ヘッドから各種の液体を噴射(吐出)する。このような液体噴射装置としては、インクジェット式プリンターやインクジェット式プロッター等の画像記録装置があるが、最近ではごく少量の液体を所定位置に正確に着弾させることができるという特長を生かして各種の製造装置にも応用されている。例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターを製造するディスプレイ製造装置,有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイやFED(面発光ディスプレイ)等の電極を形成する電極形成装置,バイオチップ(生物化学素子)を製造するチップ製造装置に応用されている。そして、画像記録装置用の記録ヘッドでは液状のインクを噴射し、ディスプレイ製造装置用の色材噴射ヘッドではR(Red)・G(Green)・B(Blue)の各色材の溶液を噴射する。また、電極形成装置用の電極材噴射ヘッドでは液状の電極材料を噴射し、チップ製造装置用の生体有機物噴射ヘッドでは生体有機物の溶液を噴射する。
ところで、MEMSデバイス(より詳しくは、MEMSデバイスを構成する基板)は、例えば、MEMSデバイスとなる母基板の所定の位置にエッチング等の加工を施す加工工程、及び、加工工程の後に母基板から個々のMEMSデバイスに分割する分割工程等を経て製造される。このような製造過程において個々のMEMSデバイスを個別に識別するべく、各MEMSデバイスに個別のマークを形成する技術が知られている。例えば、特許文献1では、半導体ウエハー上に形成された複数の半導体チップに、それぞれ半導体チップを個別に識別するためのマークが形成されている。
特開平3−016111号公報
しかしながら、上記のように、MEMSデバイスに個別のマークを形成する場合、当該マークを形成する領域を確保しなければならず、MEMSデバイスが大型化する虞がある。また、MEMSデバイスの設計において、マークを形成する領域を避けて配線等を設ける必要があるため、設計の自由度が低下する虞もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、設計の自由度の低下及び大型化を抑制できるMEMSデバイスの製造方法、液体噴射ヘッドの製造方法、および、液体噴射装置の製造方法を提供することにある。
本発明のMEMSデバイスの製造方法は、少なくとも一部が加工されてなる加工面を有する基板を備えたMEMSデバイスの製造方法であって、
前記基板を加工して加工面を形成する加工面形成工程と、
前記加工面を撮像装置により撮像する加工面撮像工程と、
前記撮像装置により撮像された画像に基づく画像情報を記録装置に記録する加工面記録工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、加工面に形成される固有のパターン(具体的には、加工痕)を、個々のMEMSデバイスを識別するためのパターンとして使用できるようになる。このため、基板に別途マークを設ける必要が無くなり、当該マークを形成する領域が不要になる。その結果、MEMSデバイスを小型化できる。また、MEMSデバイスの設計において、マークを形成する領域に制約されることなく配線等を設計できるため、設計の自由度が増す。
また、上記製造方法において、前記加工面記録工程の後、前記加工面を前記撮像装置により撮像する加工面再撮像工程と、
前記加工面再撮像工程において前記撮像装置により撮像された画像に基づく画像情報と、前記加工面記録工程において前記記録装置に記録された画像情報とを照合する照合工程と、を含むことが望ましい。
この方法によれば、加工面に形成される固有のパターンを用いて、個々のMEMSデバイスを識別することが可能になる。
さらに、上記各製造方法の何れかにおいて、前記加工面は、前記基板の一の面から他の面側向けて板厚方向の途中まで凹んだ薄肉部における前記一の面側の面であり、
前記加工面形成工程は、前記基板の一部を前記一の面から前記他の面側向けて板厚方向の途中まで除去することが望ましい。
この方法によれば、基板における一の面から他の面側に凹んだ領域に加工面が形成されるため、基板の搬送時等において加工面に傷が入ることを抑制できる。これにより、アクチュエーターユニットの識別ができなくなることを抑制できる。
また、上記製造方法において、前記基板の前記薄肉部に対応する領域に形成される空間は、液体が流れる流路であることが望ましい。
この方法によれば、加工面が流路内に配置されて外部に露出しないため、MEMSデバイスの使用時においても加工面に傷が入ることを抑制できる。
また、上記各製造方法の何れかにおいて、前記画像情報は、前記撮像装置により撮像した加工面の画像を二値化した画像データであることが望ましい。
この方法によれば、記録装置に記録するデータ量を減らすことができる。
さらに、上記各製造方法の何れかにおいて、前記画像情報は、前記撮像装置により撮像した加工面の画像における複数の座標で取得した階調データであることが望ましい。
この方法によれば、記録装置に記録するデータ量を一層減らすことができる。
また、上記各製造方法の何れかにおいて、前記画像情報は、前記撮像装置により撮像した加工面の画像を二値化した画像における所定の領域内の一方の値と他方の値の比率であることが望ましい。
この方法によれば、記録装置に記録するデータ量を更に減らすことができる。
さらに、上記各製造方法の何れかにおいて、前記加工面撮像工程は、加工面における少なくとも2つ以上の領域を撮像し、
前記加工面記録工程は、各領域で撮像された画像情報をそれぞれ前記記録装置に記録することが望ましい。
この方法によれば、撮像した一の領域に傷が入ったとしても、撮像したその他の領域でMEMSデバイスの識別が可能になる。
また、上記各製造方法の何れかにおいて、前記加工面記録工程は、前記画像情報と、前記MEMSデバイスにおける固有の情報とを結び付けて前記記録装置に記録することが望ましい。
この方法によれば、例えば、固有の情報として、基板上に形成された配線等のパターンの寸法、良否の判定、及び、母基板(ウエハー)上の位置等の情報を記録することで、不良品の解析や歩留まりの向上に寄与することができる。
さらに、上記各製造方法の何れかにおいて、前記基板は、母基板から切り出された基板であり、
前記加工面は、前記基板の切断面又は外周面であることが望ましい。
この方法によれば、加工面が基板の端部であるため、撮像装置による加工面の撮像が容易になる。
そして、本発明の液体噴射ヘッドの製造方法は、前記基板を備えた液体噴射ヘッドの製造方法であって、
上記各製造方法の何れかに記載のMEMSデバイスの製造方法を経ることを特徴とする。
また、本発明の液体噴射装置の製造方法は、前記液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置の製造方法であって、
上記製造方法に記載の液体噴射ヘッドの製造方法を経ることを特徴とする。
プリンターの構成を説明する斜視図である。 記録ヘッドを模式的に表した断面図である。 記録ヘッドの要部を拡大した断面図である。 圧力室形成基板の要部を拡大した底面図である。 母基板の加工を説明する断面図である。 母基板の加工を説明する断面図である。 母基板の撮像を説明する斜視図である。 中間面の一例を示す撮像画像である。 中間面の撮像画像を白黒二値化した画像である。 中間面の一例を示す撮像画像である。 中間面の撮像画像を白黒二値化した画像である。 他の実施形態における画像情報の説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を、添付図面を参照して説明する。なお、以下に述べる実施形態では、本発明の好適な具体例として種々の限定がされているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、以下においては、本発明のMEMSデバイスの一例として、液体噴射ヘッドの一種であるインクジェット式記録ヘッド(以下、記録ヘッド)3を例に挙げて説明する。図1は、記録ヘッド3を搭載した液体噴射装置の一種であるインクジェット式プリンター(以下、プリンター)1の斜視図である。
プリンター1は、記録紙等の記録媒体2(着弾対象の一種)の表面に対してインク(液体の一種)を噴射して画像等の記録を行う装置である。このプリンター1は、記録ヘッド3、この記録ヘッド3が取り付けられるキャリッジ4、キャリッジ4を主走査方向に移動させるキャリッジ移動機構5、記録媒体2を副走査方向に移送する搬送機構6等を備えている。ここで、上記のインクは、液体供給源としてのインクカートリッジ7に貯留されている。このインクカートリッジ7は、記録ヘッド3に対して着脱可能に装着される。なお、インクカートリッジがプリンターの本体側に配置され、当該インクカートリッジからインク供給チューブを通じて記録ヘッドに供給される構成を採用することもできる。
上記のキャリッジ移動機構5はタイミングベルト8を備えている。そして、このタイミングベルト8はDCモーター等のパルスモーター9により駆動される。したがってパルスモーター9が作動すると、キャリッジ4は、プリンター1に架設されたガイドロッド10に案内されて、主走査方向(記録媒体2の幅方向)に往復移動する。キャリッジ4の主走査方向の位置は、位置情報検出手段の一種であるリニアエンコーダー(図示せず)によって検出される。リニアエンコーダーは、その検出信号、即ち、エンコーダーパルス(位置情報の一種)をプリンター1の制御部に送信する。
次に記録ヘッド3の構成について説明する。図2は、記録ヘッド3の断面図である。また、図3は、記録ヘッド3の要部を拡大した断面図である。さらに、図4は、圧力室形成基板29の要部を拡大した底面図である。なお、図2では、他方のノズル列に対応する構成が、図示されたものと左右方向に対称であるため省略されている。また、便宜上、各部材の積層方向を上下方向として説明する。本実施形態における記録ヘッド3は、図2に示すように、アクチュエーターユニット14及び流路ユニット15が積層された状態でヘッドケース16に取り付けられている。
ヘッドケース16は、合成樹脂製の箱体状部材であり、その内部には各圧力室30にインクを供給する液体導入路18が形成されている。この液体導入路18は、後述する共通液室25と共に、複数形成された圧力室30に共通なインクが貯留される空間である。本実施形態においては、2列に並設された圧力室30の列に対応して液体導入路18が2つ形成されている。また、ヘッドケース16の下側(流路ユニット15側)の部分には、当該ヘッドケース16の下面(流路ユニット15側の面)からヘッドケース16の高さ方向の途中まで直方体状に窪んだ収容空間17が形成されている。流路ユニット15がヘッドケース16の下面に位置決めされた状態で接合されると、後述する連通基板24に積層されたアクチュエーターユニット14が収容空間17内に収容されるように構成されている。さらに、収容空間17の天井面の一部には、ヘッドケース16の外側の空間と収容空間17とを連通する挿通開口19が開設されている。この挿通開口19を通じて図示しないFPC(フレキシブルプリント基板)等の配線基板が収容空間17内に挿通され、当該収容空間17内のアクチュエーターユニット14に接続される。
本実施形態における流路ユニット15は、連通基板24及びノズルプレート21を有している。ノズルプレート21は、連通基板24の下面(圧力室形成基板29とは反対側の面)に接合されたシリコン製の基板である。本実施形態では、このノズルプレート21により、後述する共通液室25となる空間の下面側の開口が封止されている。また、ノズルプレート21には、複数のノズル22が直線状(列状)に開設されている。この複数のノズル22からなるノズル22の列(すなわち、ノズル列)は、ノズルプレート21に2列形成されている。各ノズル列を構成するノズル22は、一端側のノズル22から他端側のノズル22までドット形成密度に対応したピッチで、例えば副走査方向に沿って等間隔に設けられている。なお、ノズルプレートを連通基板における共通液室から内側に外れた領域に接合し、共通液室となる空間の下面側の開口を、例えば可撓性を有するコンプライアンスシート等の部材で封止することもできる。
連通基板24は、流路ユニット15の上部(ヘッドケース16側の部分)を構成するシリコン製の基板である。この連通基板24には、図2に示すように、液体導入路18と連通し、各圧力室30に共通なインクが貯留される共通液室25と、この共通液室25を介して液体導入路18からのインクを各圧力室30に個別に供給する個別連通路26と、圧力室30とノズル22とを連通するノズル連通路27とが、異方性エッチング等により形成されている。共通液室25は、ノズル列方向に沿った長尺な空部であり、2列に並設された圧力室30の列に対応して2列に形成されている。また、個別連通路26及びノズル連通路27は、ノズル列方向に沿って複数形成されている。
本実施形態におけるアクチュエーターユニット14は、図2に示すように、圧力室形成基板29、振動板31、アクチュエーターの一種である圧電素子32、及び、封止板33が積層されてユニット化された状態で、連通基板24に接合されている。なお、振動板31が積層された圧力室形成基板29が本発明における基板に相当する。また、アクチュエーターユニット14は、収容空間17内に収容可能なように、収容空間17よりも小さく形成されている。
圧力室形成基板29は、アクチュエーターユニット14の下部(流路ユニット15側の部分)を構成するシリコン製の基板(例えば、表面を(110)面としたシリコン単結晶基板)である。この圧力室形成基板29には、異方性エッチングにより一部が板厚方向に除去されて、圧力室30となるべき空間がノズル列方向に沿って複数並設されている。この空間は、下方が連通基板24により区画され、上方が振動板31により区画されて、インクが流れる流路の一種である圧力室30を構成する。また、この空間、すなわち圧力室30は、2列に形成されたノズル列に対応して2列に形成されている。各圧力室30は、ノズル列方向に直交する方向に長尺な空部であり、長手方向の一側の端部に個別連通路26が連通すると共に、他側の端部にノズル連通路27が連通する。
本実施形態における圧力室30となる空間は、図4に示すように、平面視において(具体的には、圧力室形成基板29と連通基板24との接合面側から見て)平行四辺形状に形成されている。また、図3に示すように、この空間は、長手方向における中央部分が圧力室形成基板29を板厚方向に貫通した状態に形成され、両端部分が振動板31側に圧力室形成基板29の一部を残した状態に形成されている。すなわち、圧力室30の長手方向における中央部分の上面は、振動板31により区画され、撓み変形が許容される駆動領域39となっている。また、圧力室30の長手方向における両端部分の上面は、圧力室形成基板29の下面(本発明における一の面に相当)から圧力室形成基板29の上面(本発明における他の面に相当)に向けて板厚方向の途中まで凹んだ薄肉部34により区画されている。
さらに、本実施形態における薄肉部34の下面には、段差35が設けられている。具体的には、薄肉部34の下面は、圧力室30の長手方向における端から駆動領域39に向けて上り傾斜した第1の傾斜面36と、第1の傾斜面36の端から駆動領域39に向けて圧力室形成基板29の下面と略平行な方向に延在した中間面37と、中間面37の端から駆動領域39に向けて上り傾斜した第2の傾斜面38と、からなる。なお、これら第1の傾斜面36、中間面37及び第2の傾斜面38は、主に結晶面(例えば、第1の傾斜面36及び第2の傾斜面38は(111)面、中間面37は(110)面)からなるものの、完全に平坦な結晶面にならず、微細な凹凸が形成される。この凹凸は、ランダムに形成される凹凸であり、特に中間面37に形成され易い。このように、圧力室30の長手方向における両端の壁に段差35を設けることで、ノズルプレート21や連通基板24を接着する際に、接着剤が接合面から漏れ出たとしても、当該接着剤が圧力室30を区画する壁を伝って駆動領域39まで進行することを抑制できる。
振動板31は、例えば、圧力室形成基板29の上面に形成された二酸化シリコン(SiO)からなる弾性膜と、この弾性膜上に形成された酸化ジルコニウム(ZrO)からなる絶縁体膜と、からなる。そして、この絶縁膜上(振動板31の圧力室形成基板29側とは反対側の面)における各圧力室30に対応する領域、すなわち駆動領域39に圧電素子32がそれぞれ積層されている。本実施形態における圧電素子32は、所謂撓みモードの圧電素子である。この圧電素子32は、例えば、振動板31上に、下電極層、圧電体層及び上電極層が順次積層されてなる。この上電極膜または下電極膜のうち何れか一方が各圧電素子32に共通に形成された共通電極となり、他方が各圧電素子32に個別に形成された個別電極となっている。そして、下電極層と上電極層との間に両電極の電位差に応じた電界が付与されると、圧電素子32はノズル22から遠ざかる方向あるいは近接する方向に撓み変形する。これにより、圧力室30の容積が変化し、当該圧力室30内のインクに圧力変動が生じることになる。そして、この圧力変動を利用することで、圧力室30内のインクをノズル22から噴射することができる。なお、本実施形態における圧電素子32は、ノズル列方向に沿って2列に並設された圧力室30に対応して、当該ノズル列方向に沿って2列に形成されている。
封止板33は、図2に示すように、圧力室形成基板29の上面(詳しくは、振動板31の上面)に接合されたシリコン単結晶、金属、合成樹脂等からなる基板である。この封止板33の下面には、当該封止板33の下面から封止板33の板厚方向の途中まで窪んだ圧電素子収容空間40が形成されている。そして、この圧電素子収容空間40内に、圧電素子32の列が収容されている。本実施形態では、2列に形成された圧電素子32の列に対応して、圧電素子収容空間40が2列に形成されている。なお、2つの圧電素子収容空間40の間の部分には、封止板33が板厚方向に貫通された開口が形成されている。そして、この開口内に、振動板31上に形成された配線の端子(図示せず)が露出されている。これにより、封止板33の開口に露出された端子は、収容空間17内に挿通された配線基板の端子に接続される。
次に、記録ヘッド3の製造方法、特に、圧力室形成基板29の製造方法について説明する。図5及び図6は、圧力室形成基板29となる母基板(例えば、シリコンウエハー)の加工を説明する断面図である。本実施形態のアクチュエーターユニット14は、振動板31及び圧電素子32が積層されて圧力室形成基板29となる領域が複数形成された母基板に封止板33となる母基板を貼りあわせた状態で、圧力室30となる空間を形成し、その後、切断予定ライン(スクライブライン)に沿って両母基板を切断して個片化することで得られる。すなわち、圧力室形成基板29は母基板から切り出された基板である。
詳しく説明すると、まず、圧力室形成基板29となる母基板(以下、単に圧力室形成基板29と称する。)に振動板31及び圧電素子32等を形成する。具体的には、圧力室形成基板29の上面(封止板33が接合される側の表面)に振動板31を積層する。次に、半導体プロセスにより、下電極層、圧電体層、及び、上電極層等を順次パターニングし、圧電素子32等を形成する。次に、圧力室形成基板29に圧電素子収容空間40が形成された封止板33となる母基板(以下、単に封止板33と称する。)を貼り合せる。これにより、図5に示すように、圧電素子32が圧電素子収容空間40内に収容された圧力室形成基板29及び封止板33からなる接合基板42が作成される。
接合基板42を作製したならば、圧力室形成基板29の下面(封止板33側とは反対側の表面)を、例えば、CMP(化学機械研磨)法等の研磨方法を用いて削ることにより、圧力室形成基板29を薄くする。次に、基板加工工程(本発明における加工面形成工程に相当)において圧力室30となる空間を形成する。具体的には、圧力室形成基板29の下面(すなわち、研磨した面)に、塗布工程、露光工程及び現像工程を経て、エッチングに対するマスクとなる層をパターニングする。次に、エッチング溶液(例えば、水酸化カリウム(KOH)水溶液)を用いて、圧力室形成基板29の下面を異方性エッチングする。これにより、図6に示すような圧力室30となる空間が形成される。すなわち、圧力室30となる領域の長手方向における中央部が板厚方向に完全に除去されると共に、両端部が下面から上面に向けて板厚方向の途中まで除去される。これにより、圧力室30となる領域の長手方向における両端部に、第1の傾斜面36、中間面37及び第2の傾斜面38を有する薄肉部34が形成される。ここで、中間面37には、微細な凹凸がランダムに形成される。この凹凸は、接合基板42毎、及び、接合基板42内の領域14′(具体的にはアクチュエーターユニット14となる領域14′(図7参照))毎に固有の形状となる。すなわち、個片化後のアクチュエーターユニット14毎に固有の形状となる。このため、中間面37を用いて個々のアクチュエーターユニット14を個別に識別することが可能となる。すなわち、本実施形態においては、中間面37が本発明における加工面に相当する。なお、このような固有の形状は、ドライエッチングによる加工においても形成される場合がある。
次に、個々のアクチュエーターユニット14を識別する方法について説明する。図7に示すように、加工面撮像工程において、接合基板42の中間面37をカメラ43(本発明における撮像装置の一種)により撮像(撮影)する。より詳しくは、圧力室30となる空間が形成された面を上方にして、接合基板42をステージ44上に配置する。そして、カメラ43により、個々のアクチュエーターユニット14(記録ヘッド3)に対応した圧力室形成基板29となる領域14′における所定位置の圧力室30の中間面37を、当該領域14′毎に撮像する。この際、少なくとも2つ以上の中間面37を撮像することが望ましい。例えば、2列に形成された圧力室30の列の一方の列における一側の端の圧力室30に位置する一の中間面37と、他方の列における他側の端の圧力室30に位置する一の中間面37とを、個々のアクチュエーターユニット14となる領域14′毎に撮像する。図8及び図10に、異なる中間面37で撮像した画像を例示する。なお、本実施形態におけるカメラ43により撮像された画像は、グレースケールの画像になっている。図8及び図10から分かるように、中間面37毎に異なる凹凸形状が形成されている。そして、各中間面37で撮像された画像に基づく画像情報は、加工面記録工程において、照合装置45に送られ、当該照合装置45内に設けられるハードディスクドライブやフラッシュメモリ等からなる記録部46(本発明における記録装置の一種)にそれぞれ記録(保存)される。この際、画像情報として撮像した画像をそのまま記録部46に保存することもできるが、記録するデータ量を減らす観点から、本実施形態では照合装置45の画像処理部47において撮像した画像を白黒二値化し、当該白黒二値化した画像を画像情報として記録部46に保存している。図9は、図8に示す撮像画像を白黒二値化した画像であり、図11は、図10に示す撮像画像を白黒二値化した画像である。このように、画像情報として白黒二値化した画像を記録部46に記録することで、記録するデータ量を減らすことができる。
このように中間面37を照合装置45の記録部46に記録したので、以降の工程において、当該中間面37の表面形状が個々のアクチュエーターユニット14を個別に識別するマークとして機能することになる。特に、画像情報を記録部46に記録する際に、当該画像情報と、アクチュエーターユニット14における固有の情報とを結び付けて記録部46に記録することで、アクチュエーターユニット14の個別の管理が可能になる。例えば、製造日時、ロット番号、母基板(シリコンウエハー)の番号、母基板上の位置等をアクチュエーターユニット14における固有の情報として、画像情報と結び付けて記録部46に記録する。この記録部46に記録された画像情報は、以降の工程や製品の不良解析等で、アクチュエーターユニット14を特定する際に使用される。すなわち、以降の製造工程や検査工程において、必要に応じてアクチュエーターユニット14の中間面37をカメラ43により撮像し(加工面再撮像工程)、当該撮像された画像を白黒二値化した画像(画像情報)と、加工面記録工程において記録部46に記録された画像情報とを、画像処理部47により照合する(照合工程)。そして、両画像情報が完全に一致、或いは、ほぼ一致して、同一のアクチュエーターユニット14のものであると判定された場合、記録部46に記録されたこのアクチュエーターユニット14の固有の情報を、例えば図示しない表示装置等に表示する。これにより、アクチュエーターユニット14の固有の情報を知ることができる。また、検査工程において、振動板31上に形成された配線等のパターンの寸法、電気的特性、圧電素子32の良否判定等を検査した場合には、これらの検査結果をアクチュエーターユニット14の固有の情報として、記録部46から取得した上記の固有の情報に追加して再度画像情報と結び付けて記録部46に記録することが望ましい。さらに、その後の製造工程における工程履歴等も、固有の情報として画像情報と結び付けて記録部46に記録することが望ましい。このように、固有の情報としてアクチュエーターユニット14の検査結果や製造工程の履歴を保存することで、不良品の解析や修理、その他、歩留まりの向上等に寄与することができる。
なお、本実施形態においては、グレースケールの画像を撮像するカメラ43を用いたが、カラーの画像を撮像できるカメラを用いても良い。また、本実施形態においては、撮像した画像を白黒二値化したものを画像情報として保存したが、白黒に限られず二値化できれば何色であっても良い。さらに、画像情報としては、白黒二値化した画像に限られず、個々のアクチュエーターユニット14を識別できれば、その他の情報であっても良い。例えば、白黒二値化した画像における所定の領域内の白(一方の値)と黒(他方の値)の比率を、アクチュエーターユニット14を識別する画像情報とすることもできる。また、カメラ43により撮像した中間面37の画像における複数の座標で階調データを取得し、当該複数の座標における階調データを、アクチュエーターユニット14を識別する画像情報とすることもできる。例えば、図12に示すように、撮像した画像を所定の3つの縦線(図12における1、2、3)と所定の3つの横線(図12におけるA、B、C)とが交わる交点(9ポイント)で階調データを取得し、当該9つの階調データを画像情報として記録部46に保存する。これらの方法によれば、記録部46に記録するデータ量を一層減らすことができる。そして、いずれの場合でも、照合工程において、カメラ43により撮像された画像に同様の処理を施す(すなわち、前者の場合には、当該画像を白黒二値化し、同じ領域内の白と黒の比率を求め、後者の場合には、同じポイントの階調データを取得する)ことで、記録部46に記録された画像情報と照合が可能になる。
このように、個々のアクチュエーターユニット14を識別する画像情報を記録部46に保存したならば、接合基板42を個々のアクチュエーターユニット14に分割する。本実施形態では、レーザーやカッター等により、接合基板42に脆弱部を形成し、エキスパンドブレイクにより個々のアクチュエーターユニット14に分割する。ここで、エキスパンドブレイクは、例えば、接合基板42の一方の面に伸張性を有するシート部材を貼着し、このシート部材を中心から放射状に引っ張ることで、接合基板42を分割する方法である。なお、接合基板42を分割する方法は、エキスパンドブレイクに限られず、ダイシング等により切断することもできる。その後、圧力室形成基板29の下面に連通基板24を接合し、この連通基板24の下面にノズルプレート21を接合する。そして、収容空間17内にアクチュエーターユニット14を収容した状態で、連通基板24の上面にヘッドケース16を取り付ける。これにより、記録ヘッド3が作製される。
このように、本発明の記録ヘッド3の製造方法においては、中間面37をカメラ43により撮像する加工面撮像工程と、撮像された画像に基づく画像情報を記録部46に記録する加工面記録工程と、を含むため、中間面37に形成される固有のパターン(すなわち、加工痕)を、個々のアクチュエーターユニット14(記録ヘッド3)を識別するためのパターンとして使用できるようになる。これにより、母基板のアクチュエーターユニット14となる領域に別途マークを設ける必要が無くなり、当該マークを形成する領域が不要になる。その結果、アクチュエーターユニット14、ひいては記録ヘッド3を小型化できる。また、アクチュエーターユニット14の設計において、マークを形成する領域に制約されることなく配線等を設計できるため、設計の自由度が増す。
特に、本実施形態においては、画像情報を取得する面として、圧力室形成基板29の下面から圧力室形成基板29の上面に向けて板厚方向の途中まで凹んだ薄肉部34の中間面37を用いたので、接合基板42の搬送時等において傷が入ることを抑制できる。換言すると、圧力室形成基板29の凹んだ領域にアクチュエーターユニット14の識別に用いる面(加工面)が形成されるため、接合基板42の搬送時等において当該面に傷が入ることを抑制できる。これにより、アクチュエーターユニット14の識別ができなくなることを抑制できる。また、薄肉部34に対応する領域に形成される空間が圧力室30を構成するため、記録ヘッド3の製造後において、アクチュエーターユニット14の識別に用いる面が外部に露出しなくなる。このため、記録ヘッド3の使用時においても当該面に傷が入ることを抑制できる。その結果、記録ヘッド3の製造後でも、アクチュエーターユニット14の識別ができなくなることを抑制できる。さらに、カメラ43により少なくとも2つ以上の中間面37(領域)を撮像し、それぞれ記録部46に記録したので、たとえ撮像した一の中間面37に傷が入ったとしても、撮像したその他の中間面37でアクチュエーターユニット14の識別が可能になる。
ところで、上記した実施形態では、個別のアクチュエーターユニット14に分割される前の状態で、中間面37が撮像され、記録部46に記録されたが、これには限られない。個別のアクチュエーターユニット14に分割された後に、中間面37を撮像して、記録部46に記録するようにしても良い。また、上記した実施形態では、中間面37をアクチュエーターユニット14の識別に使用したが、これには限られない。要は、加工されて固有の形状が現れる加工面であれば、何れの場所であっても良い。例えば、第1の傾斜面36や第2の傾斜面38を、アクチュエーターユニット14を識別する面として使用しても良い。或いは、接合基板42を個々のアクチュエーターユニット14に分割した後の、圧力室形成基板29の切断面48や外周面49(図3参照)を、アクチュエーターユニット14を識別する面として使用しても良い。なお、ここでいう外周面49は、圧力室形成基板29の下面と切断面48とのエッジ部を含む、当該圧力室形成基板29の下面における外周領域である。その他、封止板33の切断面や連通基板24の切断面等を、アクチュエーターユニット14を識別する面として使用しても良い。これらの場合には、上記で例示した面(加工面)を形成する工程(例えば、切断面48を識別に使用する場合、接合基板42を個々のアクチュエーターユニット14に分割する工程)が、本発明における加工面形成工程に相当する。さらに、上記で例示した面(加工面)のうち少なくとも2つ以上の面を撮像し、アクチュエーターユニット14を識別する面として使用しても良い。
そして、以上においては、液体噴射装置としてインクジェット式記録ヘッド3を備えたプリンター1を例に挙げて説明したが、本発明は、その他の液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置にも適用することができる。例えば、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ(生物化学素子)の製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等を備えた液体噴射装置にも本発明を適用することができる。ディスプレイ製造装置用の色材噴射ヘッドでは液体の一種としてR(Red)・G(Green)・B(Blue)の各色材の溶液を噴射する。また、電極形成装置用の電極材噴射ヘッドでは液体の一種として液状の電極材料を噴射し、チップ製造装置用の生体有機物噴射ヘッドでは液体の一種として生体有機物の溶液を噴射する。
その他、少なくとも一部が加工されてなる加工面を有する基板を備えたMEMSデバイスにも本発明を適用できる。例えば、駆動領域及び圧電素子を備え、この圧電素子を駆動領域の圧力変化、振動、あるいは変位等を検出するセンサー等に応用したMEMSデバイスにも本発明を適用することができる。
1…プリンター,2…記録媒体,3…記録ヘッド,4…キャリッジ,5…キャリッジ移動機構,6…搬送機構,7…インクカートリッジ,8…タイミングベルト,9…パルスモーター,10…ガイドロッド,14…アクチュエーターユニット,15…流路ユニット,16…ヘッドケース,17…収容空間,18…液体導入路,19…挿通開口,21…ノズルプレート,22…ノズル,24…連通基板,25…共通液室,26…個別連通路,27…ノズル連通路,29…圧力室形成基板,30…圧力室,31…振動板,32…圧電素子,33…封止板,34…薄肉部,35…段差,36…第1の傾斜面,37…中間面,38…第2の傾斜面,39…駆動領域,40…圧電素子収容空間,42…接合基板,43…カメラ,44…ステージ,45…照合装置,46…記録部,47…画像処理部,48…切断面,49…外周面

Claims (12)

  1. 少なくとも一部が加工されてなる加工面を有する基板を備えたMEMSデバイスの製造方法であって、
    前記基板を加工して加工面を形成する加工面形成工程と、
    前記加工面を撮像装置により撮像する加工面撮像工程と、
    前記撮像装置により撮像された画像に基づく画像情報を記録装置に記録する加工面記録工程と、を含むたことを特徴とするMEMSデバイスの製造方法。
  2. 前記加工面記録工程の後、前記加工面を前記撮像装置により撮像する加工面再撮像工程と、
    前記加工面再撮像工程において前記撮像装置により撮像された画像に基づく画像情報と、前記加工面記録工程において前記記録装置に記録された画像情報とを照合する照合工程と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のMEMSデバイスの製造方法。
  3. 前記加工面は、前記基板の一の面から他の面側向けて板厚方向の途中まで凹んだ薄肉部における前記一の面側の面であり、
    前記加工面形成工程は、前記基板の一部を前記一の面から前記他の面側向けて板厚方向の途中まで除去することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のMEMSデバイスの製造方法。
  4. 前記基板の前記薄肉部に対応する領域に形成される空間は、液体が流れる流路であることを特徴とする請求項3に記載のMEMSデバイスの製造方法。
  5. 前記画像情報は、前記撮像装置により撮像した加工面の画像を二値化した画像データであることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載のMEMSデバイスの製造方法。
  6. 前記画像情報は、前記撮像装置により撮像した加工面の画像における複数の座標で取得した階調データであることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載のMEMSデバイスの製造方法。
  7. 前記画像情報は、前記撮像装置により撮像した加工面の画像を二値化した画像における所定の領域内の一方の値と他方の値の比率であることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載のMEMSデバイスの製造方法。
  8. 前記加工面撮像工程は、加工面における少なくとも2つ以上の領域を撮像し、
    前記加工面記録工程は、各領域で撮像された画像情報をそれぞれ前記記録装置に記録することを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一項に記載のMEMSデバイスの製造方法。
  9. 前記加工面記録工程は、前記画像情報と、前記MEMSデバイスにおける固有の情報とを結び付けて前記記録装置に記録することを特徴とする請求項1から請求項8の何れか一項に記載のMEMSデバイスの製造方法。
  10. 前記基板は、母基板から切り出された基板であり、
    前記加工面は、前記基板の切断面又は外周面であることを特徴とする請求項1から請求項9の何れか一項に記載のMEMSデバイスの製造方法。
  11. 前記基板を備えた液体噴射ヘッドの製造方法であって、
    請求項1から請求項10の何れか一項に記載のMEMSデバイスの製造方法を経ることを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法。
  12. 前記液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置の製造方法であって、
    請求項11に記載の液体噴射ヘッドの製造方法を経ることを特徴とする液体噴射装置の製造方法。
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