JP2018094227A - 液体分離収集装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液体分離収集装置を提供するものである。
【解決手段】弾性力を有するガイドパイプを有し、その一端は液体の出口端であり、他端は設置端であり、設置端は、弾性力を有する中空のリング状の設置リングであり、香水のオリジナルビンにおける押圧スプレーヘッドに設置されることができ、前記設置リングの内壁には、前記ガイドパイプと連通する貫通孔が形成され、前記貫通孔は、ラッパ形状を有し、前記貫通孔における大径の一端が前記設置リングの内壁に位置され、前記貫通孔における小径の一端が前記ガイドパイプと連接され、又、前記設置リングの少なくとも一端に第1位置決めポイントと第2位置決めポイントを有し、前記第1、第2位置決めポイントの距離は、前記設置リングの内壁における前記貫通孔の内径の幅と等しいことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体分離収集装置に関するものであり、特に各種のスプレーヘッドに設置され、前記スプレーヘッドを押すことにより、ビンにおける液体をほかのビンに分流して分離を行うことができる液体分離収集装置に関するものである。
香水は、大勢の現在の人に対して必要とする日常の使用品になり、しかも香水が礼儀やマナーの表現に見なされ、香水をいつも使用する可能となるために、使用者は、買った香水に対して分流して小さいビンに収集する分離を行い、こうすると、香水が何時も使用できるものになれる。
使用者より香水を分離して収集する方式は、下記の方法がある。方法1:オリジナルビンを開けて香水をほかのビンに分流して収集する。方法2:図1に示されるように、オリジナルビン(10)のポンプ出水口(11)におけるスプレーヘッド(12)を抜き出し、市販の分離装置(13)を前記ポンプ出水口(11)に設置し、当該分離装置(13)の押圧部材(15)を押圧することにより、香水が前記分離装置(13)の一端におけるガイドパイプ(14)を介してほかのビンに分離して収集されることができる。
しかしながら、前記従来の分離して収集方式は、様々の欠点がある。まず、前記方法1の収集方式は、ほかのビンの体積が小さいので開口も小さく、香水を分離する過程に漏れてしまうため、高価の香水を無駄にする可能性があり、且つ多数のブランド香水がその開口が係止されるため、オリジナルビンのキャップを取り外すこともできない。
また、前記方法2の収集方式では、市販の香水における前記ポンプ出水口(11)が異なるサイズや異なる形状を有し、前記分離装置(13)はプラスチックの材質からなるため弾性力を有しなく、香水を分離して収集する時に、前記押圧部材(15)が前記オリジナルビン(10)の前記ポンプ出水口(11)に固定されることができず、手動で前記押圧部材(15)と前記前記オリジナルビン(10)の前記ポンプ出水口(11)とを接触させ、こうすると、香水をさらに漏れてしまう可能性があり、そして操作中に、前記分離装置(13)が脱落しやすいため、使用上に非常に不便であり、更に、前記ガイドパイプ(14)が湾曲できず、使用時にオリジナルビン(10)とほかのビンを傾斜にしなければならないので、こうしても香水を漏れてしまうリスクがある。更に、使用時に、使用者の片手が前記オリジナルビン(10)と前記分離装置(13)を同時に握ると共に、前記分離装置(13)を押圧し、他の片手が他のビンを安定させる必要があるので、操作上でも非常に不便である。次に、市販の前記分離装置(13)は、組合式であり、前記ガイドパイプ(14)と前記押圧部材(15)を含み、この二つの部材は分離しているものであるため、使用時に前記ガイドパイプ(14)と前記押圧部材(15)を組み立てるから使用可能となり、更に前記分離装置(13)は、一体形成のものではないので、前記ガイドパイプ(14)と前記押圧部材(15)との間に隙間が発生してしまう可能性があり、香水を分離するときに、一部の香水がこの隙間を介して漏れてしまう問題がある。
また、市販の香水ビンにおける前記スプレーヘッド(12)がキャップに固定されているため、一部の構成が取り外し不可能であり、この構成に対して前記分離装置(13)が使用できなくなる。又、たとえ取り外す可能の構成であっても、前記ポンプ出水口(11)を取り外す又は組み立てる際に、オリジナル香水ビンのスプレーヘッドを損壊してしまう可能性があり、そして使用続けない恐れがある。
最後に、前記オリジナルビン(10)のポンプ出水口(11)のサイズは、前記オリジナルビン(10)のサイズにしたがって異なり、前記分離装置(13)は、弾性力を有しないため、各種の前記ポンプ出水口(11)に適用することができない。前記分離装置(13)と前記ポンプ出水口(11)のサイズが合っていないときに、使用上当該押圧部材(15)が揺れてしまうため、香水を無駄にする可能性があり、更に、サイズが合わないときにも片手で使用し難くなる。
また、市販の香水は、値段が高く、幾ら流失してももったいないと感じられ、かつ香水の分離時に漏れてしまう香水が使用者の身や家につけられてしまうのでその匂いが人に迷惑になる。更に、香水ビンのスプレーヘッドを取り外す過程に、前記スプレーヘッド又は押圧スプレーヘッドを損壊してしまう可能性があるため、前記スプレーヘッド又は押圧スプレーヘッドの使用不可能となる問題がある。
前記の課題を鑑み、本発明の目的は、前記押圧スプレーヘッドを取り外さなくても、ビンを傾斜にしなくても、香水を分離して収集することができる液体分離収集装置を提供する。
前記の課題を解決するために、本発明に係わる液体分離収集装置は、設置リングと、ガイドリングとを有する液体分離収集装置であって、前記設置リングは、中空のリング状の構成であり、前記設置リングの内壁にラッパ形状の貫通孔が形成され、前記貫通孔における大径の一端が前記設置リングの内壁に位置され、小径の一端が前記ガイドパイプと連接され、又、前記設置リングの少なくとも一端に第1位置決めポイントと第2位置決めポイントを有し、これらの第1、第2位置決めポイント同士の距離は、前記貫通孔の内径の幅と等しく、前記ガイドパイプの他端は液体の出口端であり、前記液体分離収集装置は、一体形成の構成であってもよく、又は、前記ガイドパイプと前記設置リングが組み立て式の構成であってもよい。
本発明の構成によれば、簡単の操作で香水を容易に分離して収集することができ、しかも香水の漏れ出しや損失を防止することができる。使用時には、前記液体分離収集装置の前記設置リングを香水ビン上の押圧スプレーヘッドに設置し、前記押圧スプレーヘッドの噴出口が前記第1、第2位置決めポイントを介して前記貫通孔に位置合わせるだけでよい。前記押圧スプレーヘッドを押圧すると、前記香水ビンにおける香水が香水ガイドパイプに沿って前記噴出口から前記貫通孔に流れ込むと共に、前記貫通孔から前記ガイドパイプに流れ込み、次に、香水が前記ガイドパイプに沿って前記液体の出口端から他のビンに流れ込むことができる。
本発明に係わる液体分離収集装置では、弾性力を有する材質からなるため、香水ビンの前記押圧スプレーヘッドを取り外さなくても、前記設置リングを直接に各種の香水ビンの前記押圧スプレーヘッドに設置することができ、香水ビンの前記押圧スプレーヘッドの噴出口が前記第1、第2位置決めポイントを介して前記貫通孔に位置合わせるだけで、香水を分離するときに、香水が前記貫通孔に進入して他のビンに分離することができ、こうすると、香水の漏れ出しや無駄にすることがない。更に、前記液体分離収集装置は、弾性力を有する材質からなるので、オリジナル香水ビンの前記押圧スプレーヘッドに設置すると、移動し難くなり、使用者は前記香水ビンの前記押圧スプレーヘッドを押圧するだけで香水の分離と収集を簡単に完成することができる。
従来の構成を示す分解参考図である。 本発明に係わる液体分離収集装置の実施例1を示す斜視図である。 本発明に係わる液体分離収集装置の実施例1を示すほかの斜視図である。 図3に示す液体分離収集装置の一部拡大図である。 本発明に係わる液体分離収集装置の実施例1の使用状態を示す分解参考図である。 本発明に係わるわる液体分離収集装置の実施例1の使用状態を示す参考図である。 本発明に係わる液体分離収集装置の実施例2を示す斜視図である。 本発明に係わる液体分離収集装置の実施例3を示す斜視図である。 本発明に係わる液体分離収集装置の実施例3を示す透視図である。 本発明に係わる液体分離収集装置の実施例3の使用状態を示す分解参考図である。
本発明の上述の特徴とメリットを更に明白するために、具体的な実施例と合わせて添付図面によって詳細に説明するが、本発明は、これらの実施例に限られていない。
図2ないし図4に示すように、本発明に係わる液体分離収集装置は、弾性力を有するものであり、設置リング(21)と、ガイドパイプ(22)とを有する液体分離収集装置であって、前記設置リング(21)は、弾性力を有する中空のリング状の構成であり、前記設置リング(21)の内壁にラッパ形状の貫通孔(213)が形成され、前記貫通孔(213)における大径の一端が前記設置リング(21)の内壁に位置され、前記設置リングの一端面に第1位置決めポイント(211)と第2位置決めポイント(212)を有し、前記設置リングの他端面に前記第1位置決めポイント(211)と前記第2位置決めポイント(212)に対応する第1位置決めポイント(211)と第2位置決めポイント(212)を有し、これらの第1、第2位置決めポイント(211)(212)同士の距離は、前記貫通孔(213)の内径の幅と等しい。前記ガイドパイプ(22)は、弾性力を有する構成であり、その一端が前記設置リング(21)と連接されると共に、前記貫通孔(213)における小径の一端と連通し、前記ガイドパイプ(22)と前記設置リング(21)との連接箇所にラッパ形状が形成されることにより、前記ガイドパイプ(22)と前記設置リング(21)との結合性を向上することができ、数回の使用による前記設置リング(21)と前記ガイドパイプ(22)の離脱を防止できる。前記設置リング(21)と前記ガイドパイプ(22)は、一体形成の構成であってもよく、組み立て式の構成であってもよい。前記ガイドパイプ(22)は、中空の構成であり、前記設置リング(21)と反対する前記ガイドパイプ(22)の一端は、液体の出口端(221)になり、また、前記ガイドパイプ(22)に反対する前記設置リング(21)の一側にハンドル(23)が形成される。
図5と図6に示すように、使用時に、使用者は、手で前記ガイドパイプ(22)と前記ハンドル(23)を持って前記設置リング(21)を拡大させ、前記設置リング(21)の弾性力により香水のオリジナルビン(10)における押圧スプレーヘッド(12)に前記設置リング(21)が設置され、前記押圧スプレーヘッド(12)の噴出口(18)が前記第1、第2位置決めポイント(211)(212)を介して前記貫通孔(213)に位置合わされる。前記貫通孔(213)がラッパ形状であるため、前記押圧スプレーヘッド(12)を押圧することとポンプ(16)により、香水のオリジナルビン(10)における香水が香水ガイドパイプ(17)に沿って前記噴出口(18)から噴出され、前記噴出口(18)から噴出された香水が前記貫通孔(213)に流れ込み、前記貫通孔(213)は、ラッパ形状であるため、流れ込んだ香水が前記ガイドパイプ(22)内に流れ込み(図4を参照する)、前記ガイドパイプ(22)に流れ込まれた香水が前記ガイドパイプ(22)に沿って前記液体の出口端(221)から他のビン(30)に流れ込み、こうして香水の分離収集を完成する。
本発明の液体分離収集装置は、弾性力を有する材質からなるため、前記押圧スプレーヘッド(12)に設置すると移動し難く、使用者は、香水のオリジナルビン(10)における押圧スプレーヘッド(12)を押圧するだけで、香水の分離収集を簡単に完成することができる。更に、本発明に係わる液体分離収集装置を前記押圧スプレーヘッド(12)に設置するときに、前記第1、第2位置決めポイント(211)(212)によって前記押圧スプレーヘッド(12)の噴出口(18)を前記貫通孔(213)に位置合わせることができ、香水の漏れ出しや無駄にする問題を防止できる。また、香水や液体の分離収集時に、前記押圧スプレーヘッド(12)を取り外す必要がないので、時間を節約することができると共に、使用上にも非常に便利である。
図7に示すように、本発明に係わる液体分離収集装置の実施例2は、前記設置リング(21)の一側にハンドルが設置されなく、使用時にも、実施例1のように、前記設置リング(21)を香水のオリジナルビン(10)における前記押圧スプレーヘッド(12)に設置し、前記第1、第2位置決めポイント(211)(212)により、前記押圧スプレーヘッド(12)の噴出口(18)を前記貫通孔(213)に位置合わせ、こうすると、香水の分離収集を行うことができる(図5と図6を参照する)。
図8ないし図10に示すように、前記設置リング(21)の一端面に上方向へ伸びている封止端(24)が設けられ、前記封止端(24)の内部に収容空間(241)が形成され、前記封止端(24)の上面と前記実施例1との相同点は、第1位置決めポイント(242)と第2位置決めポイント(243)を有すると共に、他面にも第1、第2位置決めポイント(242)(243)を有することである。香水の分離収集を行うとき、前記液体分離収集装置は、弾性力を有する材質からなるため、前記押圧スプレーヘッド(12)が前記収容空間(241)内に完全に収容されることができ、前記封止端(24)を押圧すると、前記押圧スプレーヘッド(12)を連動して下方向へ押圧することができ、実施例1の操作方式により香水の分離収集を行うことができる。
本発明に係わる液体分離収集装置を使用して香水の分離収集を行うときに、前記液体分離収集装置は、ゴムやシリコンなどの耐食性と弾性力を有する材質からなるため、前記設置リング(21)が各種サイズの押圧スプレーヘッド(12)に設置することが可能であり、また、香水の分離収集過程中、前記押圧スプレーヘッド(12)を取り外す必要がなく、前記噴出口(18)を前記第1、第2位置決めポイント(211)(212)の間に位置合わせると、前記液体分離収集装置を前記押圧スプレーヘッド(12)に設置して使用可能となり、更に、香水の分離収集時に、前記ガイドパイプ(22)を湾曲して他のビン(30)に入れ込むだけでよく、香水のオリジナルビン(10)や他のビン(30)を傾斜にする必要がなく、香水を簡単に分離収集できると共に、分離収集の過程中に香水の無駄にする問題を防止できる。
上述の説明は、本発明の好適な実施例に対する具体的な説明であるが、これらの実施例は本発明における特許請求の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨に基づいてこれらの実施例の効果と等しい変形や変更して異なるパイプの快速連結構造を完成することができ、これらの変形や変更が本発明における特許請求の範囲に含まれるべきである。
10 オリジナルビン
11 ポンプ出水口
12 押圧スプレーヘッド
13 分離装置
14 ガイドパイプ
15 押圧部材
16 ポンプ
17 香水ガイドパイプ
18 噴出口
21 設置リング
211 第1位置決めポイント
212 第2位置決めポイント
213 貫通孔
22 ガイドパイプ
221 液体の出口端
23 ハンドル
24 封止端
241 収容空間
242 第1位置決めポイント
243 第2位置決めポイント
30 ビン

Claims (9)

  1. 弾性力を有するガイドパイプを有し、その一端は液体の出口端であり、他端は設置端であり、設置端は、弾性力を有する中空のリング状の設置リングであり、香水のオリジナルビンにおける押圧スプレーヘッドに設置されることができ、前記設置リングの内壁には、前記ガイドパイプと連通する貫通孔が形成され、前記貫通孔は、ラッパ形状を有し、前記貫通孔における大径の一端が前記設置リングの内壁に位置され、前記貫通孔における小径の一端が前記ガイドパイプと連接され、又、前記設置リングの少なくとも一端に第1位置決めポイントと第2位置決めポイントを有し、前記第1、第2位置決めポイントの距離は、前記設置リングの内壁における前記貫通孔の内径の幅と等しいことを特徴とする液体分離収集装置。
  2. 前記ガイドパイプに反対する前記設置リングの一端にハンドルが設けられ、使用者は、手で前記ガイドパイプと前記ハンドルを持って前記設置リングを拡大させ、香水のオリジナルビンにおける押圧スプレーヘッドに前記液体分離収集装置の前記設置リングが設置されることができることを特徴とする請求項1に記載の液体分離収集装置。
  3. 前記設置リングの他面には、前記第1、第2位置決めポイントに対応する第1、第2位置決めポイントが設けられ、こうして両面でも前記第1、第2位置決めポイントによって前記押圧スプレーヘッドの噴出口を前記貫通孔に位置合わせることができることを特徴とする請求項1に記載の液体分離収集装置。
  4. 前記ガイドパイプと前記設置リングとの連接箇所は、構造強化するためのラッパ形状になることにより、数回の使用による前記連接箇所での断裂を防止することを特徴とする請求項1に記載の液体分離収集装置。
  5. 前記ガイドパイプと前記設置リングは、一体形成の構成または組み立てる構成であることを特徴とする請求項1に記載の液体分離収集装置。
  6. 前記設置リングの上面に更に上方向へ伸びている封閉状の封止端が設けられることにより、香水のオリジナルビンの押圧スプレーヘッドを収容することができることを特徴とする請求項1に記載の液体分離収集装置。
  7. 前記封止端の上面には、第1位置決めポイントと第2位置決めポイントを有し、底面には、第1位置決めポイントと第2位置決めポイントも有することを特徴とする請求項6に記載の液体分離収集装置。
  8. 前記第1、第2位置決めポイントの距離は、前記貫通孔の内径の幅と等しいことを特徴とする請求項1または7に記載の液体分離収集装置。
  9. 前記液体分離収集装置の材質は、耐食性と弾性力の特性を有することを特徴とする請求項1に記載の液体分離収集装置。
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