JP2018093562A - 停車位置判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】重量センサを用いた小型の停車位置判定装置を提供する。【解決手段】停車位置判定装置10は、重量計測面Sに乗る車両Vの重量を計測する重量センサ11と、重量センサの計測値に基づいて、車両Vが基準位置Pに停止しているか否かを判定する判定部12と、を備える。車両の走行方向における重量計測面の大きさは、車両の前輪W1と後輪W2との間隔よりも小さく、判定部は、計測値が第1基準値Aを超えた状態である第1計測状態となり、計測値が前記第1計測状態となった後、重量未計測値の状態である第2計測状態となり、計測値が予め定められた第2基準値Bを超えた状態である第3計測状態となり、第3計測状態が予め定められた停止判定時間以上継続した場合に、車両が基準位置に停止したと判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、停車位置判定装置に関する。
例えば、車両に搭載された受電装置に対し、地上に設置された送電装置から非接触で電力を伝送する非接触給電システムがある。このようなシステムが、例えば特許文献1に記載されている。
非接触給電システムでは、車両の停止位置がずれていると、電力の伝送効率が低下する。このため、車両の停止位置を判定し、判定結果に基づいて電力を伝送する必要がある。特許文献1に記載されたシステムでは、車両全体を載せる載置部を設け、載置部に車両が乗ったか否かを重量センサによって計測することによって、車両の停止位置を判定している。
特開2013−158150号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたシステムでは、車両の停止位置を判定するために車両全体を載せる載置部を設ける必要があり、車両の停止位置を判定する装置が大型化してしまう。このため、重量センサを用いて車両の停止位置を判定する装置の分野においては、装置の小型化が求められている。
本発明は、重量センサを用いた小型の停車位置判定装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る停車位置判定装置は、車両が走行する走行路面に設置され、重量計測面に乗る車両の重量を計測する少なくとも1つの重量センサと、重量センサの計測値に基づいて、車両が予め定められた基準位置に停止しているか否かを判定する判定部と、を備え、車両の走行方向における重量計測面の大きさは、車両の前輪と後輪との間隔よりも小さく、基準位置は、前輪が重量計測面を通過した後、後輪が重量計測面上に位置するときの車両の位置であり、判定部は、計測値が予め定められた第1基準値を超えた状態である第1計測状態に計測値がなり、計測値が第1計測状態となった後、計測値が重量未計測値の状態である第2計測状態に計測値がなり、計測値が第2計測状態となった後、計測値が予め定められた第2基準値を超えた状態である第3計測状態に計測値がなり、第3計測状態が予め定められた停止判定時間以上継続した場合に、車両が前記基準位置に停止したと判定する。
この停車位置判定装置において判定部は、重量センサの計測値が第1計測状態、第2計測状態及び第3計測状態の順で変化し、第3計測状態が停止判定時間以上継続した場合に、車両が基準位置に停止したと判定する。ここで、第1計測状態とは、車両の前輪が重量計測面に乗った状態である。第1計測状態から第2計測状態に変化した場合とは、車両の前輪が重量計測面を通過して、車両の前輪と後輪との間に重量計測面が位置している状態である。第2計測状態から第3計測状態に変化した場合とは、車両の後輪が重量計測面に乗った状態である。このため、基準位置を、車両の前輪が重量計測面を通過した後、車両の後輪が重量計測面上に位置するときの車両の位置とすることで、判定部は、重量センサの計測値が第1計測状態〜第3計測状態の順で変化したことに基づいて、車両が基準位置に停止したか否かを判定することができる。このように、停車位置判定装置は、車両全体を載置可能な重量計測面を有する重量センサを用いる必要が無く、装置の小型化を図ることができる。
また、少なくとも1つの重量センサは、第1重量計測面に乗る車両の重量を計測する第1重量センサと、第2重量計測面に乗る車両の重量を計測する第2重量センサと、を含み、第1重量センサと第2重量センサとは、走行方向に沿って並べて配置されると共に、第2重量計測面上に前輪が位置するときに第1重量計測面上に後輪が位置するように配置され、走行方向における第1重量計測面の大きさは、前輪と後輪との間隔よりも小さく、走行方向における第2重量計測面の大きさは、前輪と後輪との間隔よりも小さく、基準位置は、前輪が第2重量計測面上に位置し、且つ後輪が第1重量計測面上に位置するときの車両の位置であり、判定部は、第1重量センサ及び第2重量センサの計測値に基づいて、車両が基準位置に停止しているか否かを判定し、第1計測状態は、第1重量センサの計測値が予め定められた第1基準値を超えた状態且つ第2重量センサの計測値が重量未計測値の状態であり、第2計測状態は、第1重量センサの計測値が重量未計測値の状態且つ第2重量センサの計測値が重量未計測値の状態であり、第3計測状態は、第1重量センサの計測値が予め定められた第2基準値を超えた状態且つ第2重量センサの計測値が第1基準値を超えた状態であってもよい。
この場合、判定部は、第1及び第2重量センサの計測値が第1計測状態、第2計測状態及び第3計測状態の順で変化し、第3計測状態が停止判定時間以上継続した場合に、車両が基準位置に停止したと判定する。ここで、第1計測状態とは、車両の前輪が第1重量計測面に乗った状態である。第1計測状態から第2計測状態に変化した場合とは、車両の前輪が第1重量計測面を通過して、車両の前輪と後輪との間に第1重量計測面が位置している状態である。第2計測状態から第3計測状態に変化した場合とは、車両の前輪が第2重量計測面に乗り且つ車両の後輪が第1重量計測面に乗った状態である。このため、基準位置を、車両の前輪が第2重量計測面上に位置し、且つ車両の後輪が第1重量計測面上に位置するときの車両の位置とすることで、判定部は、第1及び第2重量センサの計測値が第1計測状態〜第3計測状態の順で変化したことに基づいて、車両が基準位置に停止したか否かを判定することができる。このように、停車位置判定装置は、車両全体を載置可能な重量計測面を有する重量センサを用いる必要が無く、車両の前輪位置での重量と後輪位置での重量とを個別に計測できればよいため、装置の小型化を図ることができる。
本発明の他の一側面に係る停車位置判定装置は、車両が走行する走行路面に設置され、第1重量計測面に乗る車両の重量を計測する第1重量センサと、走行路面に設置され、第2重量計測面に乗る車両の重量を計測する第2重量センサと、第1重量センサ及び第2重量センサの計測値に基づいて、車両が予め定められた基準位置に停止しているか否かを判定する判定部と、を備え、第1重量センサと第2重量センサとは、車両の走行方向に沿って並べて配置されると共に、第2重量計測面上に車両の前輪が位置するときに第1重量計測面上に車両の後輪が位置するように配置され、走行方向における第1重量計測面の大きさは、前輪と後輪との間隔よりも小さく、走行方向における第2重量計測面の大きさは、前輪と後輪との間隔よりも小さく、基準位置は、前輪が第2重量計測面上に位置し、且つ後輪が第1重量計測面上に位置するときの車両の位置であり、判定部は、第1重量センサの計測値が予め定められた第1基準値を超え且つ第2重量センサの計測値が重量未計測値の状態である第1計測状態に計測値がなり、計測値が第1計測状態となった後、第1重量センサの計測値が重量未計測値であり且つ第2重量センサの計測値が重量未計測値の状態である第2計測状態に計測値がなり、計測値が第2計測状態となった後、第1重量センサの計測値が予め定められた第3基準値を超え且つ第2重量センサの計測値が予め定められた第4基準値を超え、更に第1重量センサの計測値と第2重量センサの計測値との比率が予め定められた基準比率の範囲内の状態である第3計測状態に計測値がなり、第3計測状態が予め定められた停止判定時間以上継続した場合に、車両が基準位置に停止したと判定する。
この停車位置判定装置において判定部は、第1及び第2重量センサの計測値が第1計測状態、第2計測状態及び第3計測状態の順で変化し、第3計測状態が停止判定時間以上継続した場合に、車両が基準位置に停止したと判定する。ここで、第1計測状態とは、車両の前輪が第1重量計測面に乗った状態である。第1計測状態から第2計測状態に変化した場合とは、車両の前輪が第1重量計測面を通過して、車両の前輪と後輪との間に第1重量計測面が位置している状態である。第2計測状態から第3計測状態に変化した場合とは、車両の前輪が第2重量計測面に乗り且つ車両の後輪が第1重量計測面に乗った状態である。このため、基準位置を、車両の前輪が第2重量計測面上に位置し、且つ車両の後輪が第1重量計測面上に位置するときの車両の位置とすることで、判定部は、第1及び第2重量センサの計測値が第1計測状態〜第3計測状態の順で変化したことに基づいて、車両が基準位置に停止したか否かを判定することができる。また、判定部は、第1重量センサの計測値と第2重量センサの計測値との比率に基づいて、第1及び第2重量センサの計測値が第3計測状態となったか否かを判定する。このように、計測値の比率を用いて第3計測状態であるか否かを判定することで、第1重量センサ及び第2重量センサの計測値の絶対計測の精度が低い場合であっても、第3計測状態となったか否かを精度良く判定することができる。従って、停車位置判定装置は、車両全体を載置可能な重量計測面を有する重量センサを用いる必要が無く、車両の前輪位置での重量と後輪位置での重量とを個別に計測できればよいため、装置の小型化を図ることができる。
判定部は、第2計測状態の継続時間が予め定められた判定基準時間以上となった場合、車両が基準位置に停止したか否の判定を行わなくてもよい。例えば、車両が前進しながら基準位置に向かっている状態で第1計測状態となったときに、第1計測状態となった車両位置から進行方向を反転させて車両が後退することが考えられる。この場合、車両が基準位置から離れていくため、第3計測状態とならない。従って、判定部は、第2計測状態の継続時間が判定基準時間以上となった場合には、車両が進行方向を反転させて基準位置から離れて行った等であるとして、車両が基準位置に停止したか否の判定を行わない。これにより、停車位置判定装置は、車両が基準位置に停止したか否かの判定をより確実に行うことができる。
本発明によれば、重量センサを用いた小型の停車位置判定装置を提供できる。
第1実施形態に係る非接触給電システムの概略構成を示す図である。 車両が後退しながら基準位置に進入する様子を示す図である。 重量センサの概略構成を示す図である。 図4(a)及び図4(b)は車両及び重量センサを上方から見た概略図である。 重量センサの計測値の変化の一例を示すグラフである。 判定部における処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態に係る非接触給電システムの概略構成を示す図である。 図8(a)及び図8(b)は車両及び重量センサを上方から見た概略図である。 車両及び重量センサを上方から見た概略図である。 図10(a)〜図10(c)は基準位置に向けて車両が走行するときの重量センサと車両との位置関係を示す図である。 図11(a)及び図11(b)は車両及び重量センサを上方から見た概略図である。
以下、本発明の停車位置判定装置を適用した非接触給電システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態について説明する。図1に示されるように、非接触給電システム1は、送電装置10と受電装置20とを備えており、送電装置10から受電装置20に電力を供給するためのシステムである。送電装置10は、例えば駐車場等に設置されている。受電装置20は、例えば電気自動車である車両Vに搭載されている。非接触給電システム1は、駐車場等に到着した車両Vに対し、磁界共鳴方式又は電磁誘導方式等のコイル間の磁気結合を利用して、電力を供給するように構成されている。なお、非接触給電方式は、磁気結合を利用したものに限らず、例えば、電界共鳴方式であってもよい。
送電装置10は、非接触給電により電力を受電装置20に供給する装置である。送電装置10は、重量センサ11、判定部12、送電回路13、及び送電コイル14を有している。判定部12は、重量センサ11の計測値に基づいて、車両Vが走行する走行路面R上に予め定められた基準位置Pに、車両Vが停止しているか否かを判定する。重量センサ11及び判定部12は、車両Vが基準位置Pに停止しているか否かを判定する停車位置判定装置として機能する。基準位置Pとは、車両Vに非接触で送電可能な位置である。送電装置10は、車両Vが基準位置Pに停止しているときに、車両Vの受電装置20に対して非接触で電力を供給する。
基準位置Pがどの領域であるかを車両Vの運転者が把握し易いように、走行路面Rに基準位置Pを囲む白線等が付されていてもよい。車両Vの運転者は、走行路面Rに付された基準位置Pを示す白線等を目印として、車両Vを基準位置Pに停止させてもよい。なお、図1において、基準位置Pの範囲を走行路面R上に付した破線によって示している。
基準位置Pへ車両Vが進入するときの進入方向は予め定められている。予め定められた進入方向とは、前進又は後進である。本実施形態では、車両Vが基準位置Pに進入するときの走行方向前側の車輪を「前輪W1」、走行方向後ろ側の車輪を「後輪W2」と称する。本実施形態では、図1に示すように、予め定められた進入方向が前進であり、車両Vが前進しながら基準位置Pに進入する場合について説明する。このため、車両Vの前側に設けられた車輪が前輪W1、車両Vの後ろ側に設けられた車輪が後輪W2となる。基準位置Pは、車両Vの前輪W1が重量センサ11の重量計測面Sを通過した後、車両Vの後輪W2が重量センサ11の重量計測面S上に位置するときの車両Vの位置である。すなわち、基準位置Pは、車両Vが基準位置Pへ進入するときの走行方向前側の車輪が重量センサ11の重量計測面Sを通過した後、車両Vの走行方向後ろ側の車輪が重量センサ11の重量計測面S上に位置するときの車両Vの位置である。なお、図2に示すように予め定められた進入方向が後退であり、車両Vが後退しながら基準位置Pに進入する場合には、車両Vの後ろ側に設けられた車輪が本実施形態では前輪W1、車両Vの前側に設けられた車輪が本実施形態では後輪W2となる。
重量センサ11は、車両Vが走行する走行路面Rに設置されている。重量センサ11の上面は、重量計測面Sとなっている。重量センサ11は、重量計測面Sに乗る車両の重量を計測する。例えば、重量センサ11は、歪ゲージを用いて重量を計測する構成であってもよい。この場合、例えば、図3に示すように、重量センサ11は、内部に中空部を有する筐体110と、歪ゲージ111とを有している。歪ゲージ111は、筐体110の上面を形成する上側板110aの下面に取り付けられている。筐体110(上側板110a)の上面が、重量計測面Sとなる。重量計測面Sに乗る車両Vの重量に応じて、上側板110aに撓みが生じる。歪ゲージ111は、重量に応じて撓む上側板110aの撓みを計測する。重量と撓みの関係は予め分かっているので、歪ゲージ111で計測した上側板110aの撓みを、重量計測面Sに乗る車両Vの重量に換算することができる。このように、重量センサ11は、上側板110aの撓みを利用して、車両Vの重量を計測することができる。
車両Vの走行方向における重量計測面Sの大きさは、車両Vの前輪W1と後輪W2との間隔よりも小さい。すなわち、重量計測面S上には、前輪W1と後輪W2とが同時に乗ることが無く、いずれか一方のみしか乗ることができない。図4(a)に示すように、本実施形態において重量計測面Sは、前輪W1が乗る場合、左右の前輪W1が乗る形状、すなわち、車両Vの走行方向と直角方向に細長い形状となっている。また、重量計測面Sは、後輪W2が乗る場合、左右の後輪W2が乗る形状、すなわち、車両Vの走行方向と直角方向に細長い形状となっている。従って、重量センサ11は、重量計測面Sに前輪W1が乗っている場合、車両Vの前輪W1位置での重量を計測する。同様に、重量センサ11は、重量計測面Sに後輪W2が乗っている場合、車両Vの後輪W2位置での重量を計測する。重量センサ11は、計測値を判定部12へ出力する。
なお、一つの重量計測面Sに、左右の前輪W1又は左右の後輪W2が乗ることに限定されない。例えば、図4(b)に示すように、重量センサ11は、車両Vの左輪の重量を計測する左輪用重量センサ11’と、車両Vの右輪の重量を計測する右輪用重量センサ11’’とを含んでいてもよい。左輪用重量センサ11’の左輪用重量計測面S’は、前輪W1又は後輪W2の左輪が乗る形状となっている。右輪用重量センサ11’’の右輪用重量計測面S’’は、前輪W1又は後輪W2の右輪が乗る形状となっている。この場合、左輪用重量センサ11’の計測値と右輪用重量センサ11’’の計測値との和を、重量センサ11の計測値としてもよい。
判定部12は、重量センサ11の計測値に基づいて、車両Vが基準位置Pに停止しているか否かを判定する。この判定を行う際に判定部12は、重量センサ11の計測値の変化を用いる。具体的には、判定部12は、重量センサ11の計測値が、第1計測状態、第2計測状態、及び第3計測状態の順で変化し、更に第3計測状態が予め定められた停止判定時間以上継続した場合に、車両Vが基準位置Pに停止していると判定する。
第1計測状態とは、重量センサ11の計測値が予め定められた第1基準値を超えた状態である。第2計測状態とは、重量センサ11の計測値が第1計測状態となった後、重量センサ11の計測値が重量未計測値となった状態である。なお、重量未計測値とは、重量計測面S上に何も乗っていないときの重量センサ11の計測値である。例えば、重量未計測値は、ゼロである。第3計測状態とは、重量センサ11の計測値が第2計測状態となった後、重量センサ11の計測値が予め定められた第2基準値を超えた状態である。
なお、重量センサ11の計測値が第1計測状態となることの条件として、計測値の下限値(第1基準値)を設定したが、下限値に加えて計測値の上限値を更に設定してもよい。同様に、重量センサ11の計測値が第3計測状態となることの条件として、計測値の下限値(第2基準値)を設定したが、下限値に加えて計測値の上限値を更に設定してもよい。
重量センサ11の計測値が、第1計測状態、第2計測状態、及び第3計測状態の順で変化するときの車両Vの状態について説明する。車両Vは、前進しながら基準位置Pに向かって走行しているとする。車両Vが基準位置Pに到達しておらず、重量センサ11の重量計測面Sに車両Vが乗っていない状態では、図5において時刻t1となる前までの計測値として示されるように、重量センサ11の計測値は重量未計測値(ゼロ)である。
車両Vが基準位置Pに近づき、車両Vの前輪W1が重量計測面Sに乗ると、図5の時刻t1の計測値のように、重量センサ11の計測値が上昇する。判定部12は、重量センサ11の計測値が第1基準値Aを超えた場合、重量センサ11の計測値が第1計測状態になったと判定する。
ここで、第1基準値Aは、車両Vが基準位置Pに進入するときの前輪W1が重量計測面Sに乗っているか否かを判定するための基準値である。本実施形態では、車両Vは前進しながら基準位置Pに進入するため、第1基準値Aは、車両Vの前側の車輪が重量計測面Sに乗っているか否かを判定するための基準値となる。第1基準値Aは、車両Vの前輪W1位置での重量よりも所定重量分だけ小さい値が設定されている。第1基準値Aは、重量計測面Sに車両Vの前輪W1以外の物体が乗ったときに、重量センサ11の計測値が第1計測状態になったと誤って判定されることを防止するために設定されている。ここで、所定重量分は、重量センサ11の計測誤差等を許容するための値である。
車両Vの前輪W1が重量計測面Sに乗った状態から車両Vが更に前進すると、前輪W1が重量計測面Sを通り過ぎる。これにより、重量計測面Sには車両Vが乗っていないため、図5の時刻t2において重量センサ11の計測値が重量未計測値(ゼロ)となる。判定部12は、第1計測状態となった後、重量センサ11の計測値が重量未計測値となった場合、重量センサ11の計測値が第2計測状態になったと判定する。図5において時刻t1から時刻t2の間は、車両Vの前輪W1が重量センサ11の重量計測面S上を通過しているときの計測値を示している。
車両Vの前輪W1が重量計測面Sを通過すると、車両Vの前輪W1と後輪W2との間に重量計測面Sが位置する状態となる。この状態から、更に車両Vが前進すると、車両Vの後輪W2が重量計測面Sに乗る。後輪W2が重量計測面Sに乗ると、図5の時刻t3の計測値のように、重量センサ11の計測値が上昇する。判定部12は、第2計測状態となった後、重量センサ11の計測値が第2基準値Bを超えた場合、重量センサ11の計測値が第3計測状態になったと判定する。
ここで、第2基準値Bは、車両Vが基準位置Pに進入するときの後輪W2が重量計測面Sに乗っているか否かを判定するための基準値である。本実施形態では、車両Vは前進しながら基準位置Pに進入するため、第2基準値Bは、車両Vの後ろ側の車輪が重量計測面Sに乗っているか否かを判定するための基準値となる。第2基準値Bは、車両Vの後輪W2位置での重量よりも所定重量分だけ小さい値が設定されている。第2基準値Bは、重量計測面Sに車両Vの後輪W2以外の物体が乗ったときに、重量センサ11の計測値が第3計測状態になったと誤って判定されることを防止するために設定されている。また、第1基準値Aと第2基準値Bとは、異なる値であってもよく、同じ値であってもよい。ここで、所定重量分は、重量センサ11の計測誤差等を許容するための値であり、第1基準値Aにおける所定重量分と第2基準値Bにおける所定重量分は、同じでも異なっていてもよい。
第1基準値A及び第2基準値Bは、判定部12に予め設定された固定値であってもよく、変更可能な値であってもよい。例えば、複数の種類の車両Vが存在し、送電対象となる車両Vの重量が、車両V毎に大きくばらついていることがある。このような場合、送電装置10は、車両Vの重量の情報を無線通信等によって車両Vから取得し、取得した重量の情報に基づいて第1基準値A及び第2基準値Bを設定してもよい。また、車両Vの重量の情報以外にも、車両Vの種別を特定可能な情報を取得し、取得した情報に基づいて、第1基準値A及び第2基準値Bを設定してもよい。或いは、送電対象となる全ての車両Vを包含できるように、第1基準値A及び第2基準値Bを予め設定してもよい。
ここで、重量センサ11の計測値が第2計測状態となった後、所定時間以上、重量センサ11によって車両Vの重量が計測されない場合が考えられる。第2計測状態とは、通常であれば、車両Vの前輪W1が重量計測面Sを通過した後、後輪W2が重量計測面Sに到達するまでの間の状態である。しかしながら、例えば、車両Vの前輪W1が重量計測面Sに乗って第1計測状態となった後、前輪W1が重量計測面Sに乗った状態から車両Vが後退してしまうことが考えられる。
このような場合であっても、重量計測面Sには車両Vが乗っていないため、判定部12は、重量センサ11の計測値に基づいて第2計測状態になったと判定してしまう。このため、判定部12は、第2計測状態の継続時間が予め定められた判定基準時間以上となった場合、例えば車両Vが後退して基準位置Pから離れてしまった等とし、車両Vが基準位置Pに停止したか否かの判定を行わない。なお、判定基準時間は、例えば、車両Vが基準位置Pへ進入する際に想定される速度(VELとする)、及び車両Vの前輪W1と後輪W2との間隔(DISTとする)に基づいて、VEL÷DISTに誤差を許容するための適当な余裕量を加算した値が設定されてもよい。
重量計測面Sを前輪W1が通過した後、車両Vの運転者は、車両Vの後輪W2が重量計測面Sに乗った状態、すなわち、車両Vが基準位置Pに位置する状態で車両Vを停止させる。これにより、図5において時刻t3以降の計測値で示すように、重量センサ11によって一定の計測値が計測される。判定部12は、第3計測状態が予め定められた停止判定時間以上継続したか否かを判定する。すなわち、判定部12は、計測値が第2基準値Bを超えた状態が時刻t3以降において予め定められた停止判定時間以上継続したか否かを判定する。第3計測状態が予め定められた停止判定時間以上継続した場合、判定部12は、車両Vが基準位置Pに停止したと判定する。例えば、重量センサ11の計測値が第2基準値Bを超えて第3計測状態となったとしても、車両Vが基準位置Pで停止せずに基準位置Pを通過して走り去ってしまうことが考えられる。このため、判定部12は、第3計測状態が停止判定時間以上継続した場合に、車両Vが基準位置Pに停止したと判定する。
判定部12は、車両Vが基準位置Pに停止したと判定すると、車両Vへの送電を許可する送電許可信号を送電回路13に出力する。判定部12は、車両Vが基準位置Pに停止したと判定した後、第3計測状態が継続している間、送電許可信号の送電回路13への出力を継続してもよい。或いは、判定部12は、車両Vが基準位置Pに停止したと判定した後、送電許可信号を1回出力し、第3計測状態でなくなった場合に送電を許可しない旨の信号を出力してもよい。
送電回路13は、図示しない電源等より供給された電力から非接触給電に適した高周波の交流電力を生成する。送電回路13は、判定部12から送電許可信号を受信した場合に、交流電力を送電コイル14に送る。
送電コイル14は、走行路面Rに設置されている。送電コイル14は、例えば、走行路面Rから上方に突出するように設けられていてもよく、下部が埋められた状態で設けられていてもよく、完全に埋め込まれていてもよい。送電コイル14は、送電回路13から送られた交流電力によって磁束を発生させる。
受電装置20は、送電装置10から非接触で電力を受け取る装置である。受電装置20は、受電コイル21、充電回路22、及びバッテリ23を有している。
受電コイル21は、送電装置10から電力を受け取る。具体的には、受電コイル21は、電力供給時において送電コイル14と上下方向に離間して対向する。送電コイル14で発生した磁束が受電コイル21に鎖交することによって、受電コイル21は誘導電流を発生させる。これにより、受電コイル21は、非接触(ワイヤレス)で送電コイル14から交流電力を受け取る。受電コイル21は、前輪W1と後輪W2との間において、車両Vの車体(シャーシ等)の底面に取り付けられている。
ここで、走行路面Rに設けられる送電コイル14は、車両Vが基準位置Pに停止している状態で、受電コイル21と上下方向において対向する位置に設けられている。
充電回路22は、受電コイル21が受け取った電力によってバッテリ23を充電する。例えば、充電回路22は、受電コイル21で発生する交流電力を整流する整流回路と、バッテリ23の充電に適した電圧に変換するためのDC−DCコンバータから構成される。これにより、車両Vが基準位置Pに停止したときに、送電装置10から受電装置20へ非接触で電力が供給され、供給された電力によって車両Vに搭載されたバッテリ23が充電される。
次に、判定部12が車両Vの停止位置を判定して送電許可信号を出力する処理の流れについて説明する。なお、図6に示す処理は、所定時間毎に開始されてもよい。この場合、処理を開始しようとするときに、前回の処理がエンドに至っていない場合には、前回の処理がエンドに至るまで処理を開始しない。或いは、図6に示す処理は、車両Vから処理の開始の信号を無線通信によって送電装置10が受信した場合に開始されてもよい。
図6に示すように、判定部12は、重量センサ11の計測値が第1基準値Aを超えて第1計測状態となったか否かを判定する(S101)。計測値が第1基準値Aを超えていない場合(S101:NO)、判定部12は、今回の処理を終了する。計測値が第1基準値Aを超えて第1計測状態となった場合(S101:YES(図5の時刻t1に相当))、判定部12は、計測値が重量未計測値の状態である第2計測状態となったか否かを判定する(S102)。計測値が重量未計測値でない場合、すなわち、第1計測状態が継続している場合(S102:NO)、判定部12は、計測値が重量未計測値となるまでS102の処理を繰り返す。
計測値が重量未計測値となって第2計測状態となった場合(S102:YES(図5の時刻t2に相当))、判定部12は、計測値が第2基準値Bを超えた状態である第3計測状態となったか否かを判定する(S103)。計測値が第3計測状態でない場合(S103:NO)、判定部12は、第2計測状態となってからの経過時間(第2計測状態の継続時間)が判定基準時間以上となったか否かを判定する(S109)。第2計測状態となってからの経過時間が判定基準時間以上となった場合(S109:YES)、例えば、車両Vが後退して基準位置Pから離れてしまっていること等が考えられるため、判定部12は、今回の処理を終了する。第2計測状態となってからの経過時間が判定基準時間以上となっていない場合(S109:NO)、判定部12は、S103の処理へ戻る。
計測値が第2基準値Bを超えて第3計測状態となった場合(S103:YES(図5の時刻t3に相当))、判定部12は、第3計測状態となってからの経過時間(第3計測状態の継続時間)が停止判定時間以上となったか否かを判定する(S104)。経過時間が停止判定時間以上となっていない場合(S104:NO)、判定部12は、第3計測状態が維持されているか否かを判定する(S105)。第3計測状態が維持されている場合(S105:YES)、判定部12は、S104の処理を再び行う。一方、計測値が第3計測状態ではなくなった場合(S105:NO)、判定部12は、今回の処理を終了する。この第3計測状態ではなくなった場合とは、例えば、車両Vが基準位置P内に入ったものの、停止せずにそのまま走り去ってしまった場合である。
第3計測状態となってからの経過時間が停止判定時間以上となった場合(S104:YES)、判定部12は、車両Vが基準位置Pに停止していると判定する(S106)。車両Vが基準位置Pに停止していると判定した後、判定部12は、送電回路13に対して送電許可信号を出力する(S107)。判定部12は、第3計測状態が継続しているか否かを判定する(S108)。第3計測状態が継続している場合(S108:YES)、判定部12は、S107へ戻って送電許可信号の出力を続ける。第3計測状態が継続しなくなった場合(S108:NO)、判定部12は、今回の処理を終了する。
本実施形態は以上のように構成され、判定部12は、重量センサ11の計測値が第1計測状態、第2計測状態及び第3計測状態の順で変化し、第3計測状態が停止判定時間以上継続した場合に、車両Vが基準位置Pに停止したと判定する。ここで、基準位置Pを、車両Vの前輪W1が重量計測面Sを通過した後、車両Vの後輪W2が重量計測面S上に位置するときの車両Vの位置とする。これにより、判定部12は、重量センサ11の計測値が第1計測状態〜第3計測状態の順で変化したことに基づいて、車両Vが基準位置Pに停止したか否かを判定することができる。このように、非接触給電システム1は、車両Vの停止位置を判定する際に、車両V全体を載置可能な重量計測面を有する重量センサを用いる必要が無く、装置の小型化を図ることができる。
判定部12は、第2計測状態の継続時間が判定基準時間以上となった場合、車両Vが基準位置Pに停止したか否の判定を行わない。例えば、車両Vが前進しながら基準位置Pに向かっている状態で第1計測状態となったときに、第1計測状態となった車両位置から進行方向を反転させて車両Vが後退することが考えられる。この場合、車両Vが基準位置Pから離れていくため、第3計測状態とならない。従って、判定部12は、第2計測状態の継続時間が判定基準時間以上となった場合には、車両Vが進行方向を反転させて基準位置から離れて行ったとして判定して、車両Vが基準位置Pに停止したか否の判定を行わない。これにより、判定部12は、車両Vが基準位置Pに停止したか否かの判定をより確実に行うことができる。
非接触給電は、通電される送電コイル14及び受電コイル21を樹脂等で覆うことができ、汚れの多い環境でも使用できることが特徴の一つである。重量センサ11は、汚れや水が付着してもその影響を受けることなく重量を計測することができ、汚れの多い環境でも長期間使用できる。このため、車両Vの停止位置の判定に重量センサ11を用いることで、非接触給電の特徴を活かした非接触給電システム1を実現できる。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態における非接触給電システム1と同様の構成要素については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。図7に示すように、第2実施形態に係る非接触給電システム1Aは、送電装置10Aと受電装置20とを備えている。送電装置10Aは、後方重量センサ(第1重量センサ)11A、前方重量センサ(第2重量センサ)11B、判定部12A、送電回路13、及び送電コイル14を備えている。後方重量センサ11A、前方重量センサ11B、及び判定部12Aは、車両Vが基準位置Pに停止しているか否かを判定する停車位置判定装置として機能する。
後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bの構成は、第1実施形態における重量センサ11と同様の構成である。後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bは、車両Vが走行する走行路面Rに設置されている。後方重量センサ11Aの上面は、後方重量計測面(第1重量計測面)SAとなっている。前方重量センサ11Bの上面は、前方重量計測面(第2重量計測面)SBとなっている。後方重量センサ11Aと前方重量センサ11Bとは、車両Vが基準位置Pに進入するときの走行方向に沿って並べて配置されている。
車両Vが基準位置Pに進入するときの走行方向における後方重量計測面SAの大きさは、車両Vの前輪W1と後輪W2との間隔よりも小さい。すなわち、後方重量計測面SA上には、前輪W1と後輪W2とが同時に乗ることが無く、いずれか一方のみしか乗ることができない。同様に、車両Vが基準位置Pに進入するときの走行方向における前方重量計測面SBの大きさは、車両Vの前輪W1と後輪W2との間隔よりも小さい。すなわち、前方重量計測面SB上には、前輪W1と後輪W2とが同時に乗ることが無く、いずれか一方のみしか乗ることができない。
本実施形態において後方重量計測面SAは、図8(a)に示すように、前輪W1が乗る場合、左右の前輪W1が乗る形状、すなわち、車両Vの走行方向と直角方向に細長い形状となっている。また、後方重量計測面SAは、後輪W2が乗る場合、左右の後輪W2が乗る形状、すなわち、車両Vの走行方向と直角方向に細長い形状となっている。従って、後方重量計測面SAは、後方重量計測面SAに前輪W1が乗っている場合、車両Vの前輪W1位置での重量を計測する。後方重量計測面SAは、後方重量計測面SAに後輪W2が乗っている場合、車両Vの後輪W2位置での重量を計測する。同様に、前方重量計測面SBは、前輪W1が乗る場合、左右の前輪W1が乗る形状、すなわち、車両Vの走行方向と直角方向に細長い形状となっている。従って、前方重量計測面SBは、前方重量計測面SBに前輪W1が乗っている場合、車両Vの前輪W1位置での重量を計測する。後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bは、計測値をそれぞれ判定部12Aへ出力する。
なお、一つの後方重量計測面SAに、左右の前輪W1又は後輪W2が乗ることに限定されない。同様に、一つの前方重量計測面SBに左右の前輪W1が乗ることに限定されない。例えば、図8(b)に示すように、後方重量センサ11Aは、車両Vの左輪の重量を計測する左輪用重量センサ11A’と、車両Vの右輪の重量を計測する右輪用重量センサ11A’’とを含んでいてもよい。左輪用重量センサ11A’の左輪用重量計測面SA’は、前輪W1又は後輪W2の左輪が乗る形状となっている。右輪用重量センサ11A’’の右輪用重量計測面SA’’は、前輪W1又は後輪W2の右輪が乗る形状となっている。この場合、左輪用重量センサ11A’の計測値と右輪用重量センサ11A’’の計測値との和を、後方重量センサ11Aの計測値としてもよい。同様に、前方重量センサ11Bは、車両Vの左輪の重量を計測する左輪用重量センサ11B’と、車両Vの右輪の重量を計測する右輪用重量センサ11B’’とを含んでいてもよい。左輪用重量センサ11B’の左輪用重量計測面SB’は、前輪W1の左輪が乗る形状となっている。右輪用重量センサ11B’’の右輪用重量計測面SB’’は、前輪W1の右輪が乗る形状となっている。この場合、左輪用重量センサ11B’の計測値と右輪用重量センサ11B’’の計測値との和を、前方重量センサ11Bの計測値としてもよい。
後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bは、前方重量計測面SB上に前輪W1が位置するときに後方重量計測面SA上に後輪W2が位置するように配置されている。すなわち、車両Vが基準位置Pに進入するときの走行方向において、後方重量計測面SAと前方重量計測面SBとの間の距離(図9に示すように、車両Vの走行方向における後方重量計測面SAの中心と車両Vの走行方向における前方重量計測面SBの中心との距離D)は、車両Vの前輪W1と後輪W2との間隔(図9に示すように、前輪W1の接地位置の中心と後輪W2の設置位置の中心との間隔T)とほぼ同じである。より詳細には、図9に示すように、車両Vが基準位置Pに進入するときの走行方向において、後方重量計測面SAと前方重量計測面SBとの離間距離をD1とし、後方重量計測面SAの長さをL1とし、前方重量計測面SBの長さをL2とする。この場合、(前輪W1と後輪W2との間隔T)>(離間距離D1)を満たし、且つ、(前輪W1と後輪W2との間隔T)<(離間距離D1+長さL1+長さL2)を満たすように、後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bが配置されている。
本実施形態では、第1実施形態と同様に、図7に示すように、予め定められた進入方向を前進とする。基準位置Pは、車両Vの前輪W1が前方重量計測面SB上に位置し、且つ車両Vの後輪W2が後方重量計測面SA上に位置するときの車両Vの位置である。すなわち、基準位置Pは、車両Vが基準位置Pへ進入するときの走行方向(進入方向)前側の車輪が前方重量計測面SB上に位置し、且つ車両Vの走行方向後ろ側の車輪が後方重量計測面SA上に位置するときの車両Vの位置である。
予め定められた進入方向が後退であり、車両Vが後退しながら基準位置Pに進入する場合には、第1実施形態において図2に示したのと同様に、本実施形態でも、車両Vの後ろ側に設けられた車輪が前輪W1、車両Vの前側に設けられた車輪が後輪W2となる。
送電コイル14は、走行路面Rにおいて、後方重量センサ11Aと前方重量センサ11Bとの間に設置されている。送電コイル14は、車両Vが基準位置Pに停止している状態で、受電コイル21と上下方向において対向する位置に設けられている。
判定部12Aは、後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bの計測値に基づいて、車両Vが基準位置Pに停止しているか否かを判定する。判定部12Aは、後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bの計測値が、第1計測状態、第2計測状態、及び第3計測状態の順で変化し、更に第3計測状態が予め定められた停止判定時間以上継続した場合に、車両Vが基準位置Pに停止していると判定する。
本実施形態において第1計測状態とは、後方重量センサ11Aの計測値が予め定められた第1基準値を超え、且つ前方重量センサ11Bの計測値が重量未計測値の状態である。本実施形態において第2計測状態とは、第1計測状態となった後、後方重量センサ11Aの計測値が重量未計測値であり且つ前方重量センサ11Bの計測値が重量未計測値となった状態である。本実施形態において第3計測状態とは、第2計測状態となった後、後方重量センサ11Aの計測値が予め定められた第2基準値を超え且つ前方重量センサ11Bの計測値が第1基準値を超えた状態である。
後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bの計測値が、第1計測状態、第2計測状態、及び第3計測状態の順で変化するときの車両Vの状態について説明する。車両Vは、前進しながら基準位置Pに向かって走行しているとする。車両Vが基準位置Pに到達しておらず、後方重量センサ11Aの後方重量計測面SA及び前方重量センサ11Bの前方重量計測面SBのいずれにも車両Vが乗っていない状態では、後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bの計測値は重量未計測値である。
車両Vが基準位置Pに近づき、図10(a)に示すように車両Vの前輪W1が後方重量計測面SAに乗ると、後方重量センサ11Aの計測値が上昇する。前方重量計測面SBには車両Vが乗っていないため、前方重量センサ11Bの計測値は重量未計測値のままである。判定部12は、後方重量センサ11Aの計測値が第1基準値Aを超え、且つ前方重量センサ11Bの計測値が重量未計測値の状態となった場合、後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bの計測値が第1計測状態になったと判定する。
ここで、第1基準値Aは、第1実施形態と同様に、車両Vが基準位置Pに進入するときの前輪W1が、後方重量計測面SA又は前方重量計測面SBに乗っているか否かを判定するための基準値である。
車両Vの前輪W1が後方重量計測面SAに乗った状態から車両Vが更に前進すると、図10(b)に示すように、前輪W1が後方重量計測面SAを通り過ぎる。これにより、後方重量計測面SA及び前方重量計測面SBに車両Vが乗っていないため、後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bの計測値が重量未計測値となる。判定部12Aは、第1計測状態となった後、後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bの計測値が重量未計測値となった場合、後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bの計測値が第2計測状態になったと判定する。
車両Vの前輪W1が後方重量計測面SAを通過すると、車両Vの前輪W1と後輪W2との間に後方重量計測面SAが位置する状態となる。この状態から、更に車両Vが前進すると、図10(c)に示すように、車両Vの前輪W1が前方重量計測面SBに乗り、後輪W2が後方重量計測面SAに乗る。前輪W1が前方重量計測面SBに乗ると、前方重量センサ11Bの計測値が上昇する。同様に、後輪W2が後方重量計測面SAに乗ると、後方重量センサ11Aの計測値が上昇する。判定部12Aは、第2計測状態となった後、前方重量センサ11Bの計測値が第1基準値Aを超え、且つ後方重量センサ11Aの計測値が第2基準値Bを超えた場合、後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bの計測値が第3計測状態になったと判定する。
ここで、第2基準値Bは、第1実施形態と同様に、車両Vが基準位置Pに進入するときの後輪W2が、後方重量計測面SAに乗っているか否かを判定するための基準値である。
判定部12Aは、第1実施形態の判定部12と同様に、第2計測状態の継続時間が予め定められた判定基準時間以上となった場合、車両Vが基準位置Pに停止したか否かの判定を行わない。
車両Vの運転者は、車両Vの前輪W1が前方重量計測面SBに乗り且つ後輪W2が後方重量計測面SAに乗った状態、すなわち、車両Vが基準位置Pに位置する状態で車両Vを停止させる。判定部12Aは、第3計測状態が予め定められた停止判定時間以上継続したか否かを判定する。第3計測状態が予め定められた停止判定時間以上継続した場合、判定部12Aは、車両Vが基準位置Pに停止したと判定する。
判定部12Aは、第1実施形態の判定部12と同様に、車両Vが基準位置Pに停止したと判定すると、車両Vへの送電を許可する送電許可信号を送電回路13に出力する。
判定部12Aが車両Vの停止位置を判定して送電許可信号を出力する処理の流れについては、第1実施形態において図6を用いて説明した流れと同様であり、詳細な説明を省略する。すなわち、第1実施形態では、重量センサ11の計測値に基づいて第1計測状態等を判定したが、本実施形態では、後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bの計測値に基づいて第1計測状態等を判定すればよい。
本実施形態は以上のように構成され、判定部12Aは、後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bの計測値が第1計測状態、第2計測状態及び第3計測状態の順で変化し、第3計測状態が停止判定時間以上継続した場合に、車両が基準位置に停止したと判定する。ここで、基準位置Pを、車両Vの前輪W1が前方重量計測面SB上に位置し、且つ車両Vの後輪W2が後方重量計測面SA上に位置するときの車両Vの位置とする。これにより、判定部12Aは、後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bの計測値が第1計測状態〜第3計測状態の順で変化したことに基づいて、車両Vが基準位置Pに停止したか否かを判定することができる。また、判定部12Aは、例えば、車両Vが2台連なっていた場合、前方の車両Vの後輪W2が前方重量計測面SBに乗り且つ後方の車両Vの前輪W1が後方重量計測面SAに乗っている状態を、車両Vが基準位置Pに停止したと誤って判定してしまうことを防止できる。このように、非接触給電システム1Aは、車両Vの停止位置を判定する際に、車両全体を載置可能な重量計測面を有する重量センサを用いる必要が無く、車両Vの前輪位置での重量と後輪位置での重量とを個別に計測できればよいため、装置の小型化を図ることができる。
判定部12Aは、第2計測状態の継続時間が判定基準時間以上となった場合、車両Vが基準位置Pに停止したか否の判定を行わない。これにより、第1実施形態と同様に、判定部12Aは、車両Vが基準位置Pに停止したか否かの判定をより確実に行うことができる。
(第2実施形態の変形例)
第2実施形態の変形例について説明する。本変形例は、第2実施形態に対して、車両Vの前輪W1が前方重量計測面SBに乗り且つ後輪W2が後方重量計測面SAに乗った状態である第3計測状態の判定方法のみが異なる。本変形例の判定部12Aは、後方重量センサ11Aの計測値が予め定められた第3基準値を超え且つ前方重量センサ11Bの計測値が予め定められた第4基準値を超え、更に後方重量センサ11Aの計測値と前方重量センサ11Bの計測値との比率が予め定められた基準比率の範囲内の状態である場合に、第3計測状態と判定する。
第3基準値とは、後方重量計測面SA上に車両V等の物体が乗っていることを判定するための基準値である。第3基準値とは、車両Vの後輪W2が後方重量計測面SAに乗っているか否かを判定するための基準値である上述した第2基準値Bよりも小さい値であってもよい。第4基準値とは、前方重量計測面SB上に車両V等の物体が乗っていることを判定するための基準値である。第4基準値とは、車両Vの前輪W1が前方重量計測面SBに乗っているか否かを判定するための基準値である上述した第1基準値Aよりも小さい値であってもよい。
このように、本変形例において判定部12Aは、後方重量センサ11Aの計測値と前方重量センサ11Bの計測値との比率に基づいて、後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bの計測値が第3計測状態となったか否かを判定する。従って、本変形例では、第2実施形態での効果に加え、後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bの計測値の絶対計測の精度が低い場合であっても、第3計測状態となったか否かを精度良く判定することができる。
以上、本発明の実施形態及び変形例について説明したが、本発明は上記実施形態等に限定されない。例えば、上記実施形態では、重量センサ11として、歪ゲージ111を用いて重量を計測する例を示したが、歪ゲージ111を用いて重量を計測することに限定されない。重量計測面Sに乗る車両の重量を計測可能であれば、重量センサ11として種々のセンサを用いることができる。後方重量センサ11A及び前方重量センサ11Bについても同様に、種々のセンサを用いることができる。また、重量センサ11、後方重量センサ11A、及び前方重量センサ11Bは、左右のいずれか一方の車輪位置での車両Vの重量を計測する構成であってもよい。例えば、図11(a)及び図11(b)に示すように、重量計測面S、後方重量計測面SA、前方重量計測面SBの幅(走行方向と直角方向の幅)が、車輪の幅に車両Vの走行経路のばらつき幅を許容する余裕を加えた寸法であり、重量計測面S、後方重量計測面SA、前方重量計測面SBが車両Vの左側の車輪が通過する経路上に設けられていてもよい。
送電装置10が車両Vに対して送電を行う際に、重量での判定に加えて、例えば無線通信によって車両Vから識別番号等を取得し、識別番号等に基づいて送電可能な車両Vであるか否かの確認等を行ってもよい。
受電コイル21は、車両Vの前輪W1と後輪W2との間に設けられていることに限定されない。例えば車両Vの前部又は後部等、適宜の位置に設けられていてもよい。また、例えば受電コイル21の設置位置が車両毎に異なる場合、それぞれの受電コイル21の設置位置に対応する位置に送電コイル14をそれぞれ設け、車両Vにおける受電コイル21の設置位置に応じて、送電を行う送電コイル14を切り替えてもよい。この場合、送電装置10は、無線通信等によって車両Vから受電コイル21の設置位置に関する情報等を取得し、送電を行う送電コイル14を切り替えてもよい。また、非接触給電システム1の使用者が、送電を行う送電コイル14を手動で切り替えてもよい。
上記の実施形態及び変形例では、地上側の送電装置10から車両Vに電力を供給する場合について説明したが、車両Vから地上側に電力を供給する構成であってもよい。この場合であっても、車両Vの停止位置を判定して送電を行うことができる。
停車位置判定装置を非接触給電システム1,1Aに適用した場合を例に説明したが、これに限定されない。車両Vが基準位置Pに停止したか否かの判定結果を用いるシステムであれば、他のシステムに停車位置判定装置を適用することもできる。
11 重量センサ(停車位置判定装置)
11A 後方重量センサ(第1重量センサ、停車位置判定装置)
11B 前方重量センサ(第2重量センサ、停車位置判定装置)
12、12A 判定部(停車位置判定装置)
P 基準位置
S 重量計測面
SA 後方重量計測面(第1重量計測面)
SB 前方重量計測面(第2重量計測面)
R 走行路面
V 車両
W1 前輪
W2 後輪

Claims (4)

  1. 車両が走行する走行路面に設置され、重量計測面に乗る前記車両の重量を計測する少なくとも1つの重量センサと、
    前記重量センサの計測値に基づいて、前記車両が予め定められた基準位置に停止しているか否かを判定する判定部と、
    を備え、
    前記車両の走行方向における前記重量計測面の大きさは、前記車両の前輪と後輪との間隔よりも小さく、
    前記基準位置は、前記前輪が前記重量計測面を通過した後、前記後輪が前記重量計測面上に位置するときの前記車両の位置であり、
    前記判定部は、前記計測値が予め定められた第1基準値を超えた状態である第1計測状態に前記計測値がなり、前記計測値が前記第1計測状態となった後、前記計測値が重量未計測値の状態である第2計測状態に前記計測値がなり、前記計測値が前記第2計測状態となった後、前記計測値が予め定められた第2基準値を超えた状態である第3計測状態に前記計測値がなり、前記第3計測状態が予め定められた停止判定時間以上継続した場合に、前記車両が前記基準位置に停止したと判定する、停車位置判定装置。
  2. 前記少なくとも1つの重量センサは、
    第1重量計測面に乗る前記車両の重量を計測する第1重量センサと、
    第2重量計測面に乗る前記車両の重量を計測する第2重量センサと、
    を含み、
    前記第1重量センサと前記第2重量センサとは、前記走行方向に沿って並べて配置されると共に、前記第2重量計測面上に前記前輪が位置するときに前記第1重量計測面上に前記後輪が位置するように配置され、
    前記走行方向における前記第1重量計測面の大きさは、前記前輪と前記後輪との間隔よりも小さく、
    前記走行方向における前記第2重量計測面の大きさは、前記前輪と前記後輪との間隔よりも小さく、
    前記基準位置は、前記前輪が前記第2重量計測面上に位置し、且つ前記後輪が前記第1重量計測面上に位置するときの前記車両の位置であり、
    前記判定部は、前記第1重量センサ及び前記第2重量センサの計測値に基づいて、前記車両が前記基準位置に停止しているか否かを判定し、
    前記第1計測状態は、前記第1重量センサの前記計測値が予め定められた第1基準値を超えた状態且つ前記第2重量センサの前記計測値が重量未計測値の状態であり、
    前記第2計測状態は、前記第1重量センサの前記計測値が重量未計測値の状態且つ前記第2重量センサの前記計測値が重量未計測値の状態であり、
    前記第3計測状態は、前記第1重量センサの前記計測値が予め定められた第2基準値を超えた状態且つ前記第2重量センサの前記計測値が前記第1基準値を超えた状態である、請求項1に記載の停車位置判定装置。
  3. 車両が走行する走行路面に設置され、第1重量計測面に乗る前記車両の重量を計測する第1重量センサと、
    前記走行路面に設置され、第2重量計測面に乗る前記車両の重量を計測する第2重量センサと、
    前記第1重量センサ及び前記第2重量センサの計測値に基づいて、前記車両が予め定められた基準位置に停止しているか否かを判定する判定部と、
    を備え、
    前記第1重量センサと前記第2重量センサとは、前記車両の走行方向に沿って並べて配置されると共に、前記第2重量計測面上に前記車両の前輪が位置するときに前記第1重量計測面上に前記車両の後輪が位置するように配置され、
    前記走行方向における前記第1重量計測面の大きさは、前記前輪と前記後輪との間隔よりも小さく、
    前記走行方向における前記第2重量計測面の大きさは、前記前輪と前記後輪との間隔よりも小さく、
    前記基準位置は、前記前輪が前記第2重量計測面上に位置し、且つ前記後輪が前記第1重量計測面上に位置するときの前記車両の位置であり、
    前記判定部は、前記第1重量センサの前記計測値が予め定められた第1基準値を超え且つ前記第2重量センサの前記計測値が重量未計測値の状態である第1計測状態に前記計測値がなり、前記計測値が前記第1計測状態となった後、前記第1重量センサの前記計測値が重量未計測値であり且つ前記第2重量センサの前記計測値が重量未計測値の状態である第2計測状態に前記計測値がなり、前記計測値が前記第2計測状態となった後、前記第1重量センサの前記計測値が予め定められた第3基準値を超え且つ前記第2重量センサの前記計測値が予め定められた第4基準値を超え、更に前記第1重量センサの前記計測値と前記第2重量センサの前記計測値との比率が予め定められた基準比率の範囲内の状態である第3計測状態に前記計測値がなり、前記第3計測状態が予め定められた停止判定時間以上継続した場合に、前記車両が前記基準位置に停止したと判定する、停車位置判定装置。
  4. 前記判定部は、前記第2計測状態の継続時間が予め定められた判定基準時間以上となった場合、前記車両が前記基準位置に停止したか否かの判定を行わない、請求項1から3のいずれか一項に記載の停車位置判定装置。
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