JP2018092433A - 自動取引装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】収納カセットの着脱の煩雑性を緩和する。
【解決手段】紙幣を収納する複数の収納カセット22と、前記複数の収納カセットのうちの少なくとも1つの第1の収納カセットを支持する第1の支持部28Aと、前記複数の収納カセットのうちの他の少なくとも1つの第2の収納カセットを支持する第2の支持部28Bと、前記第1の支持部の移動経路を構成する第1のガイド部25Aと、前記第2の支持部の移動経路を構成する第2のガイド部25Bと、を備える、自動取引装置。
【選択図】図2
【解決手段】紙幣を収納する複数の収納カセット22と、前記複数の収納カセットのうちの少なくとも1つの第1の収納カセットを支持する第1の支持部28Aと、前記複数の収納カセットのうちの他の少なくとも1つの第2の収納カセットを支持する第2の支持部28Bと、前記第1の支持部の移動経路を構成する第1のガイド部25Aと、前記第2の支持部の移動経路を構成する第2のガイド部25Bと、を備える、自動取引装置。
【選択図】図2
Description
本発明は、自動取引装置に関する。
現金の入金および出金を行う自動取引装置が広く普及している。例えば、特許文献1には、自動取引装置として、複数の収納カセットを保持する装填部を備える紙幣入出金機が開示されており、当該紙幣入出金機においては、装填部をスライドレールに沿って引き出すことが可能である。また、特許文献2には、紙幣貯蔵部を構成するスロットに、垂直方向に複数の収納カセットが配置された紙幣入出金機が開示されている。特許文献2に記載の紙幣入出金機によれば、紙幣入出金機のサイズを大きくせずに、紙幣入出金機が取扱いできる紙幣の種類を増加させることが可能である。
しかし、特許文献2に記載の紙幣入出金機では、収納カセットの着脱が煩雑であるという問題があった。例えば、特許文献2に記載の紙幣入出金機では、スロットに複数の収納カセットが積層されるので、下側に位置する収納カセットの着脱は、上側に位置する収納カセットの着脱を伴ってしまう。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、収納カセットの着脱の煩雑性を緩和することが可能な、新規かつ改良された自動取引装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、紙幣を収納する複数の収納カセットと、前記複数の収納カセットのうちの少なくとも1つの第1の収納カセットを支持する第1の支持部と、前記複数の収納カセットのうちの他の少なくとも1つの第2の収納カセットを支持する第2の支持部と、前記第1の支持部の移動経路を構成する第1のガイド部と、前記第2の支持部の移動経路を構成する第2のガイド部と、を備える、自動取引装置が提供される。
前記自動取引装置は、前記第1の収納カセットと接続される第1の搬送路と、前記第2の収納カセットと接続される第2の搬送路と、前記第1の搬送路と前記第2の搬送路を接続する第3の搬送路と、をさらに備えてもよい。
前記第1の支持部は、前記第3の搬送路を構成する搬送路接続部をさらに支持してもよい。
前記自動取引装置は、前記第1の収納カセットと接続される第1の搬送路を備え、前記第1の収納カセットは、紙幣の収納空間、および前記第1の搬送路と前記第2の収納カセットを接続する第4の搬送路を有してもよい。
前記第1のガイド部と前記第2のガイド部は、第1の方向上で離隔して配置され、前記第1の方向と交差する第2の方向に沿う移動経路を構成してもよい。
前記第1の支持部および前記第2の支持部は、前記第2の方向に沿って、前記自動取引装置が動作可能となるセット位置と、引出し位置との間で移動してもよい。
前記第1の支持部および前記第2の支持部が前記セット位置にある状態において、前記第1の支持部は、前記第2の支持部に対して前記第2の方向上で突出する部分を有し、前記第1の支持部は、前記突出する部分において、他の第1の収納カセットよりも高い第1の収納カセットを支持してもよい。
前記第1の支持部および前記第2の支持部は同一の構造に形成されてもよい。
以上説明したように本発明によれば、収納カセットの着脱の煩雑性を緩和することが可能である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.第1の実施形態>
(1−1.自動取引装置の構成)
まず、本発明の第1の実施形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による自動取引装置10の構成を示す説明図である。図1に示したように、自動取引装置10は、紙幣処理部12と、紙幣収納部13と、を備える。紙幣処理部12は、偽券収納庫11、入出金部16、搬送部17、鑑別部18および一時保留部19を有する。なお、本明細書において特定される前後左右などの方向は、入出金部16の前に立つ操作者の視点での方向である。
(1−1.自動取引装置の構成)
まず、本発明の第1の実施形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による自動取引装置10の構成を示す説明図である。図1に示したように、自動取引装置10は、紙幣処理部12と、紙幣収納部13と、を備える。紙幣処理部12は、偽券収納庫11、入出金部16、搬送部17、鑑別部18および一時保留部19を有する。なお、本明細書において特定される前後左右などの方向は、入出金部16の前に立つ操作者の視点での方向である。
入出金部16は、箱状の収容器16Aを内部に有している。収容器16Aは、利用者へ受け渡すべき紙幣又は利用者から受け渡される紙幣を収容する。また入出金部16は、収容器16Aの上側を開閉するシャッタや、収容器16A内に収容されている紙幣を1枚ずつに分離して搬送部17に受け渡す分離部(図示せず)も有している。
搬送部17は、図示しないモータ、ローラ、ベルト及びガイド等により構成される。この搬送部17においては、ローラの回転によりベルトが走行し、ベルトの走行により紙幣が搬送される。
鑑別部18は、内部に光学センサ、イメージセンサや磁気センサ等の各種センサを有している。鑑別部18は、この各種センサから得られた検出結果を基に、紙幣の金種を判別し、紙幣が正当な紙幣又は偽造された紙幣(いわゆる偽券)の何れであるかを判別し、さらに損傷の程度等を判別し、その結果を鑑別結果として図示しない制御部へ通知する。制御部は、得られた鑑別結果を基に各紙幣の搬送先を決定する。
一時保留部19は、いわゆるテープエスクロ方式を採用しており、円筒状のドラムの周側面に紙幣をテープと共に巻き付けることで当該紙幣を収納し、またこの周側面から当該テープを引き剥がすことで紙幣を繰り出す。偽券収納庫11は、鑑別部18において偽券と判別された紙幣を収納する。
紙幣収納部13は、紙幣を収納する複数の収納カセットを有し、紙幣処理部12から搬送された紙幣を収納する機能、および紙幣処理部12へ紙幣を送り出す機能を有する。ここで、自動取引装置10が取扱い可能な金種の数は、紙幣収納部13に設けられる収納カセットの数に依存する。本実施形態による自動取引装置10は、紙幣収納部13に設けられる収納カセットの数を増やすことにより、取扱い可能な金種の数を増やすことが可能である。このため、本実施形態による自動取引装置10を金種の数が多い国でも利用することができる。以下、このような紙幣収納部13の構成をより具体的に説明する。
(1−2.紙幣収納部の構成)
図2は、紙幣収納部13の構成を示す説明図である。図2に示したように、紙幣収納部13は、可動ユニット20Aおよび可動ユニット20Bを有する。可動ユニット20Aは紙幣収納部13の上段に設けられ、可動ユニット20Bは紙幣収納部13の下段に設けられる。
図2は、紙幣収納部13の構成を示す説明図である。図2に示したように、紙幣収納部13は、可動ユニット20Aおよび可動ユニット20Bを有する。可動ユニット20Aは紙幣収納部13の上段に設けられ、可動ユニット20Bは紙幣収納部13の下段に設けられる。
可動ユニット20Aは、図2に示したように、複数の収納カセット22と、搬送路カセット23と、スライドレール25Aと、蓋体部27Aと、装填部28Aと、を備える。可動ユニット20Bは、複数の収納カセット22と、スライドレール25Bと、蓋体部27Bと、装填部28Bと、を備える。
装填部28A(第1の支持部)には、複数の収納カセット22および搬送路カセット23が装填され、装填部28Aは、装填された複数の収納カセット22および搬送路カセット23を支持する。装填部28B(第2の支持部)にも、同様に複数の収納カセット22が装填され、装填部28Bは、装填された複数の収納カセット22を支持する。
蓋体部27Aは、装填部28Aの上面側に設けられ、内部に搬送路21−1(第1の搬送路)を有する。搬送路21−1は、装填部28Aに装填される各収納カセット22および搬送路カセット23に接続される。蓋体部27Bも、同様に装填部28Bの上面側に設けられ、内部に搬送路21−2(第2の搬送路)を有する。搬送路21−2は、装填部28Bに装填される各収納カセット22に接続される。
スライドレール25Aおよびスライドレール25Bは、自動取引装置10の筐体に、前後方向に沿って伸縮可能に設けられている。スライドレール25Aは装填部28Aと係合し、装填部28Aの移動経路を構成する第1のガイド部である。スライドレール25Bは装填部28Bと係合し、装填部28Bの移動経路を構成する第2のガイド部である。図2に示した例では、スライドレール25Aおよびスライドレール25Bは、第1の方向の一例である上下方向において離隔して配置され、上下方向と交差する第2の方向の一例である前後方向に沿う移動経路を構成する。
可動ユニット20Aおよび可動ユニット20Bは、上述したスライドレール25Aおよび25Bに沿って移動することにより、図2に示したセット位置と、図3に示した引き出し位置との間で往復することが可能である。自動取引装置10の操作者は、図3に示した可動ユニット20Aまたは可動ユニット20Bの引き出し位置において、収納カセット22の交換作業を行うことができる。
搬送路カセット23は、内部に搬送路21−3(第3の搬送路)を有し、搬送路21−3は、搬送路21−1と搬送路21−2とを接続する。この搬送路カセット23の搬送路21−3を介して、可動ユニット20Bの収納カセット22への紙幣搬送、および可動ユニット20Bの収納カセット22からの紙幣搬送が実現される。以下、図4および図5を参照して紙幣搬送の具体例を説明する。
図4は、出金動作を示す説明図である。可動ユニット20Bの収納カセット22に収納された紙幣が出金される際には、図4に示したように、収納カセット22から繰り出された紙幣が、搬送路カセット23の搬送路21−3を介して紙幣処理部12に搬送され、入出金部16に収容される。
図5は、収納動作を示す説明図である。可動ユニット20Bの収納カセット22へ紙幣が収納される際には、図5に示したように、一時保留部19から繰り出された紙幣が、搬送路カセット23の搬送路21−3を介して可動ユニット20Bに搬送され、可動ユニット20Bの収納カセット22に搬送される。
(1−3.可動ユニットの詳細構成)
以上、紙幣収納部13の構成を説明した。続いて、可動ユニット20Aおよび可動ユニット20Bの構成を詳細に説明する。なお、上述したように可動ユニット20Aおよび可動ユニット20Bは同一部品により構成され得るので、以下では、可動ユニット20Aおよび可動ユニット20Bを特に区別せずに、可動ユニット20Aおよび可動ユニット20Bを可動ユニット20と総称して説明を進める。
以上、紙幣収納部13の構成を説明した。続いて、可動ユニット20Aおよび可動ユニット20Bの構成を詳細に説明する。なお、上述したように可動ユニット20Aおよび可動ユニット20Bは同一部品により構成され得るので、以下では、可動ユニット20Aおよび可動ユニット20Bを特に区別せずに、可動ユニット20Aおよび可動ユニット20Bを可動ユニット20と総称して説明を進める。
図6は、可動ユニット20の構成を示す外観斜視図である。図6に示したように、蓋体部27は、全体として上下に薄い直方体状に構成されており、内部に搬送路21が組み込まれている。また蓋体部27には、収納カセット22と対向する面(以下これをカセット対向面と呼ぶ)側に、各収納カセット22との間で紙幣をそれぞれ受け渡す複数の受渡口27aが形成されている。
さらに蓋体部27は、装填部28に対し蝶番29を介して回動可能に取り付けられている。すなわち蓋体部27は、蝶番29を中心に回動することにより、図2に示したようにカセット対向面を下方向に向け装填部28の上側を閉塞する閉塞状態、又は図6に示したように閉塞状態から約90度回動し、カセット対向面を左方向に向け装填部28の上側を開放した開放状態に遷移することができる。
装填部28は、内部に収納カセット22を装填する。装填部28は、複数の装填孔を有し、各装填孔に挿入された収納カセット22を支持する。ここで、図7を参照して、装填部28の構成をさらに説明する。
//装填部の構成//
図7は、装填部28の構成を示す外観斜視図である。装填部28は、図7に示したように、全体として左フレーム31及び右フレーム32の間に複数の仕切板33を離散的に掛け渡すように配置しており、上方から見て長方形の枠状に形成されている。
図7は、装填部28の構成を示す外観斜視図である。装填部28は、図7に示したように、全体として左フレーム31及び右フレーム32の間に複数の仕切板33を離散的に掛け渡すように配置しており、上方から見て長方形の枠状に形成されている。
左フレーム31は、前後方向に長い中空の角柱状に形成されている。この左フレーム31は、薄板状の金属板が折曲加工されることにより、中空の角柱状部分を形成すると共に、右側面の下方に伸びる延長部分を形成している。また左フレーム31の上面には、他の部品等が何ら配置されていない。
右フレーム32は、薄板状の金属板が折曲加工されることにより、左フレーム31と同様の中空の角柱状部分を形成する。この右フレーム32の上方に突出するように右保護板34が形成される。
仕切板33は、薄い板状に形成されており、左上部分が斜めに切り落とされると共に、右下部分が台形状に切り落とされたような形状となっている。また仕切板33は、上辺が右保護板34の上端と同等の高さに揃えられており、左辺の上端が左フレーム31の上面と同等の高さとなっている。すなわち仕切板33の上側部分は、右フレーム32の上面よりも上方に位置している。
この仕切板33は、左フレーム31及び右フレーム32の間に、所定間隔毎に配置されることにより、装填孔28Sが形成されている。ただし仕切板33のうち最も前側の2枚の間隔は、他の箇所の間隔よりも短くなっている。最も前側の装填孔28Sは、他の装填孔28Sよりも狭くなっている。
装填部28Aにおいては、最も前側の装填孔28Sに搬送路カセット23が装填され、他の4つの装填孔28Sに収納カセット22が装填される。換言すれば、この装填孔28Sは、収納カセット22又は搬送路カセット23を装填するためのスロットとなっている。
以下では、1箇所の装填孔28Sを含む仕切板33で仕切られる範囲を個別装填範囲28Nと呼び、この個別装填範囲28Nについて説明する。
個別装填範囲28Nにおける右フレーム32の上面には、2個の保護体36、装填部側コネクタ37及び位置決めピン38が設けられている。保護体36は、直方体状に形成されており、左右方向の長さが右フレーム32と同程度であり、且つ上下方向の長さが右保護板34の高さと同程度となっている。また各保護体36は、個別装填範囲28Nを形成する2つの仕切板33にそれぞれ隣接するように配置されている。
このため右フレーム32の上面においては、2個の保護体36により挟まれた空間(以下これを右フレーム上部空間32Uと呼ぶ)における前後方向の長さが、装填孔28Sにおける前後方向の長さよりも短くなっている。また保護体36は、その左側面、すなわち装填孔28S側の側面が、右フレーム32の右側面に合わせて配置されており、当該右フレーム32と共に連続した平面を形成している。これを他の観点から見ると、個別装填範囲28Nでは、装填孔28Sを囲む前後左右の各部材うち、左側のみが相対的に低くなっており、他の各方向が相対的に高くなっている。
装填部側コネクタ37は、比較的小さな直方体状に形成されており、その上面が右保護板34、保護体36及び仕切板33の上端よりも十分に低い位置にある。この装填部側コネクタ37には、電力を供給し、また各種電気信号を伝達するための複数の接続端子(図示せず)が設けられている。また装填部側コネクタ37は、前後方向に関し、右フレーム上部空間32Uのほぼ中央に位置している。
また装填部側コネクタ37は、図示しない配線材により自動取引装置10の筐体と電気的に接続されている。この配線材は、右フレーム32内に配置されることにより、装填部28が引き出された際に外部に露出しないようになっている。これにより装填部28は、保守作業員等が誤って収納カセット22や工具等を配線材に引っ掛けることや、断線させること等を未然に回避できる。
位置決めピン38は、中心軸が上下方向に沿う細長い円柱状に形成されており、その上端が円錐状に形成されている。この位置決めピン38の上端は、右保護板34の上端よりも低く、且つ装填部側コネクタ37の上面よりも高くなっている。また位置決めピン38は、装填部側コネクタ37の近傍に、より具体的には装填部側コネクタ37から所定の距離だけ離間した位置に形成される。
一方、左フレーム31の右側面には、装填孔28S内へ向けて突出した位置決め突起(図示せず。)が設けられている。位置決め突起は、中心軸を左右方向に向けた円柱状に形成されている。この位置決め突起における前後方向の位置は、右フレーム32の上面に設けられた位置決めピン38とほぼ同位相に、すなわち個別装填範囲28N内における同等の位置に揃えられている。
//収納カセットの構成//
続いて、収納カセット22の構成を説明する。図8は、収納カセット22の外観斜視図であり、図9は、各方向から見た収納カセット22の構成を示す外観図である。
続いて、収納カセット22の構成を説明する。図8は、収納カセット22の外観斜視図であり、図9は、各方向から見た収納カセット22の構成を示す外観図である。
収納カセット22の筐体41は、全体として、上下方向に長く前後方向に比較的短い直方体状に形成されている。この筐体41における前後方向の長さは、装填部28における装填孔28S(図7)よりも僅かに短く、且つ保護体36同士の間隔よりも長くなっている。また筐体41における左右方向の長さは、装填孔28Sの左右方向の長さよりも僅かに短くなっている。
筐体41の上面における前寄りの位置には、左右方向を長手方向とする細長いスリット状の挿通孔42が形成されている。挿通孔42は、紙幣の長手方向を左右に向け、且つ紙面を前後に向けた状態で、当該紙幣を上下方向へ装填させ、筐体41の内外間で移動させる。因みに挿通孔42は、蓋体部27が閉塞状態(図2)であるときに、受渡口27aと前後方向及び左右方向の位置が合い、当該受渡口27aおよび挿通孔42を紙幣が通過する。
筐体41の内部には、紙幣を集積して収納する収納空間が形成されると共に、当該紙幣を挿通孔42と収納空間との間で搬送するための搬送機構等が設けられている。この搬送機構は、動力源となるアクチュエータにより回転力を発生し、所定のギア等を介してこの回転力をローラに伝達し、当該ローラから紙幣に駆動力を伝達することで、紙幣を搬送するようになっている。また筐体41の内部には、紙幣の集積状態や搬送状態等を検出するためのセンサが設けられている。
筐体41の上面近傍における後端及び左右両端の後半部分には、外周に沿うように窪みが形成されており、この窪みにはまるようにして取手43が取り付けられている。取手43は、左右方向に沿った把持部と、当該把持部の左右両端から前方へ垂設された腕部とにより構成されている。また取手43は、腕部の前端において、筐体41の上面近傍に対し、所定の回動軸を介して回動可能に取り付けられている。
このため取手43は、作業者等によって回動されることにより、図8に実線で示したように腕部がほぼ水平に倒され筐体41からの突出量が最小限に抑えられた収納状態と、図8に破線で示したように腕部がほぼ鉛直に立てられた起立状態との間で、自在に遷移することができる。
筐体41の左右両側面における上端近傍には、左右の外方へ突出した左突出部45及び右突出部46がそれぞれ設けられている。左突出部45は、前後方向に比較的長く、左右方向に比較的短い直方体状に形成されている。また左突出部45の前面は、筐体41の前面よりも後側に位置している。さらに左突出部45の後面は、筐体41の後面よりも前側に位置している。すなわち左突出部45における前後方向の長さは、筐体41における前後方向の長さよりも短くなっている。また右突出部46は、左突出部45とほぼ左右対称に形成されている。
筐体41の左側面における左突出部45よりも下側には、上下方向に沿った案内溝47が形成されている。また図9の平面図に示したように、案内溝47における前後方向の位置は、挿通孔42とほぼ同位相に揃えられている。
さらに右突出部46内には、カセット側コネクタ51及び位置決め孔52が設けられている。カセット側コネクタ51は、装填部28の装填部側コネクタ37と対応する形状に構成されており、上述したアクチュエータを駆動するための電力や、上述したセンサによる検出結果を表す電気信号等を伝達するための、複数の接続端子(図示せず)が設けられている。またカセット側コネクタ51は、右突出部46における前後のほぼ中央に配置されており、カセット側コネクタ51の下面は当該右突出部46の下側に露出している。
位置決め孔52は、右突出部46内におけるカセット側コネクタ51よりも前方に配置されており、当該右突出部46の下面から上方へ向けて穿設された丸孔となっている。この位置決め孔52における前後方向の位置は、挿通孔42及び案内溝47とほぼ同位相に揃えられている。
なお、搬送路カセット23の外観構成は、収納カセット22と比較して、前後方向の長さなどにおいて一部相違するものの、その他の点においては概ね同様に構成される。
(1−4.第1の実施形態の効果)
以上説明したように、紙幣収納部13において収納カセット22が2段で設けられることにより、収納カセット22を1段で有する同一サイズの自動取引装置に比べて、取扱い可能な金種の数を増やすことが可能である。
以上説明したように、紙幣収納部13において収納カセット22が2段で設けられることにより、収納カセット22を1段で有する同一サイズの自動取引装置に比べて、取扱い可能な金種の数を増やすことが可能である。
また、本実施形態によれば、収納カセット22の着脱を簡易に行うことが可能である。仮に、1つのスロットに収納カセット22が上下に積層される場合、下側に位置する収納カセット22の着脱は、上側に位置する収納カセット22の着脱を伴ってしまう。これに対し、本実施形態において可動ユニット20Aおよび可動ユニット20Bを別々に引き出すことが可能であるので、各収納カセット22の着脱を、他の収納カセット22の着脱を伴わずに実現することができる。すなわち、本実施形態によれば、収納カセット22の着脱の煩雑性を緩和することが可能である。
さらに、本実施形態においては、スライドレール25A、蓋体部27Aおよび装填部28Aは、スライドレール25B、蓋体部27Bおよび装填部28Bと各々同一の構造に形成される。すなわち、同一部品を可動ユニット20Aおよび可動ユニット20Bに適用できるので、製造効率を向上することが可能である。
<2.第2の実施形態>
以上、本発明の第1の実施形態を説明した。続いて、本発明の第2の実施形態による自動取引装置101を説明する。第2の実施形態による自動取引装置101は、収納カセット22が2段に配置される点で第1の実施形態と共通するが、下段の搬送路21−2を有さない点で第1の実施形態と異なる。
以上、本発明の第1の実施形態を説明した。続いて、本発明の第2の実施形態による自動取引装置101を説明する。第2の実施形態による自動取引装置101は、収納カセット22が2段に配置される点で第1の実施形態と共通するが、下段の搬送路21−2を有さない点で第1の実施形態と異なる。
(2−1.自動取引装置の構成)
図10は、第2の実施形態による自動取引装置101の構成を示す説明図である。図10に示したように、第2の実施形態による自動取引装置101は、紙幣処理部12と、紙幣収納部14と、を備える。紙幣処理部12の構成は、第1の実施形態において説明した通りである。
図10は、第2の実施形態による自動取引装置101の構成を示す説明図である。図10に示したように、第2の実施形態による自動取引装置101は、紙幣処理部12と、紙幣収納部14と、を備える。紙幣処理部12の構成は、第1の実施形態において説明した通りである。
第2の実施形態による紙幣収納部14は、可動ユニット120Aおよび可動ユニット120Bを有する。可動ユニット120Aは紙幣収納部14の上段に設けられ、可動ユニット120Bは紙幣収納部14の下段に設けられる。
可動ユニット120Aは、図10に示したように、複数の収納カセット122と、スライドレール25Aと、蓋体部27Aと、装填部28Aと、を備える。スライドレール25A、蓋体部27Aおよび装填部28Aの構成は第1の実施形態において説明した通りである。
可動ユニット120Bは、図10に示したように、複数の収納カセット22と、スライドレール25Bと、装填部28Bと、を備える。可動ユニット120Bと第1の実施形態による可動ユニット20Bとは、可動ユニット120Bが蓋体部27Bを有さない点で相違する。
可動ユニット120Aの収納カセット122は、紙幣の収納空間に加え、搬送路21−4(第4の搬送路)を有する。収納カセット122は例えば上面および下面に入出口を有し、搬送路21−4は2つの入出口の間に形成される。
可動ユニット120Bの収納カセット22の入出口の位置は、図10に示したように、収納カセット122の下面の入出口の位置に合わせられる。このため、搬送路21−1と各収納カセット22が、各収納カセット122が有する搬送路21−4により接続される。結果、可動ユニット120Bの収納カセット22への紙幣搬送、および可動ユニット120Bの収納カセット22からの紙幣搬送が、収納カセット122が有する搬送路21−4を介して実現される。
(2−2.収納カセットの構成)
以下、図11を参照し、紙幣収納空間および搬送路21−4を有する収納カセット122の構成をより具体的に説明する。
以下、図11を参照し、紙幣収納空間および搬送路21−4を有する収納カセット122の構成をより具体的に説明する。
図11は、収納カセット122および収納カセット22の構成を示す説明図である。図11に示したように、収納カセット122は、上側入出口81、下側入出口82、舌片ローラ86、ピッカローラ87、紙幣収納空間89、ステージ90、切替器92および搬送路21−4を有する。
舌片ローラ86は、周方向の一部に半径方向に突出した羽根部を有する。舌片ローラ86の回転時、ステージ90に集積された紙幣が羽根部により叩かれ、圧迫される。
ピッカローラ87は、ステージ90に対向する位置に設けられる部材である。ピッカローラ87は、出金動作時に、ステージ90に集積された紙幣を分離する。具体的には、ピッカローラ87は、外周の一部に繰出し部として機能するゴムを有し、ピッカローラ87が回転すると繰出し部に紙幣が引っ掛かることにより、紙幣が分離される。
紙幣収納空間89は、ステージ90に紙幣が集積されるための空間である。ステージ90は、紙幣を集積する。ステージ90は、制御部からの制御に従って収納カセット122において昇降する。例えば、自動取引装置101の状態が待機状態である間、ステージ90により紙幣がピッカローラ87に押し当てられるように、ステージ90の位置が制御部により制御される。
切替器92は、制御部からの制御に従い、上側入出口81を通って収納カセット122に搬送された紙幣の搬送方向を、紙幣収納空間89側の方向と、下側入出口82側(すなわち、収納カセット22側)の方向とで切り替える。収納カセット122に収納されるべき紙幣は切替器92による方向付けに基づき紙幣収納空間89に搬送され、収納カセット22に収納されるべき紙幣は切替器92による方向付けに基づき下側入出口82側に搬送される。
収納カセット22は、図11に示したように入出口61と、舌片ローラ66と、ピッカローラ67と、紙幣集積空間69と、ステージ70と、備える。入出口61、舌片ローラ66、ピッカローラ67、紙幣集積空間、およびステージ70は、概ね上側入出口81、舌片ローラ86、ピッカローラ87、紙幣収納空間89およびステージ90に各々対応するので、詳細な説明を省略する。
(2−3.第2の実施形態の効果)
以上説明したように、本発明の第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に収納カセット122および収納カセット22が2段で設けられるので、収納カセット22を1段で有する同一サイズの自動取引装置に比べて、取扱い可能な金種の数を増やすことが可能である。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に収納カセット122および収納カセット22が2段で設けられるので、収納カセット22を1段で有する同一サイズの自動取引装置に比べて、取扱い可能な金種の数を増やすことが可能である。
さらに、第2の実施形態によれば、下段の可動ユニット120Bが、搬送路21−2を有する蓋体部27Bを備えない。このため、第2の実施形態による自動取引装置101の高さ方向のサイズを、第1の実施形態による自動取引装置10よりも低くすることが可能である。
なお、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、可動ユニット120Aおよび可動ユニット120Bを別々に引き出すことが可能であるので、各収納カセット122および各収納カセット22の着脱を、他の収納カセット122および収納カセット22の着脱を伴わずに実現することができる。
<3.第3の実施形態>
以上、本発明の第2の実施形態を説明した。続いて、本発明の第3の実施形態を説明する。紙幣の種類によって紙幣の取扱量が異なるので、容量が異なる収納カセットを利用することが実情に沿う場合もある。そこで、以下では、高さ(容量)の異なる収納カセットが設けられる自動取引装置201を第3の実施形態として説明する。
以上、本発明の第2の実施形態を説明した。続いて、本発明の第3の実施形態を説明する。紙幣の種類によって紙幣の取扱量が異なるので、容量が異なる収納カセットを利用することが実情に沿う場合もある。そこで、以下では、高さ(容量)の異なる収納カセットが設けられる自動取引装置201を第3の実施形態として説明する。
図12は、第3の実施形態による自動取引装置201の構成を示す説明図である。図12に示したように、第3の実施形態による自動取引装置201は、紙幣処理部12と、紙幣収納部15と、を備える。紙幣処理部12の構成は、第1の実施形態において説明した通りである。
第3の実施形態による紙幣収納部15は、可動ユニット220および可動ユニット221を有する。可動ユニット220は紙幣収納部15の上段に設けられ、可動ユニット221は紙幣収納部15の下段に設けられる。
可動ユニット221は、図12に示したように、複数の収納カセット22と、スライドレール225と、蓋体部227と、装填部228と、を備える。可動ユニット221の構成は、前後方向の長さが異なる以外は、第1の実施形態で説明した可動ユニット20Bと概ね同一の構成であるので、ここでの詳細な説明を省略する。
可動ユニット220は、複数の収納カセット22と、スライドレール25と、蓋体部27と、装填部28と、大型収納カセット222を備える。図12に示したように、第3の実施形態による可動ユニット220の装填部28は、可動ユニット220および可動ユニット221がセット位置にある状態において、可動ユニット221に対して前後方向上で突出する部分を有する。そして、装填部28は、当該突出する部分において、大型収納カセット222を支持する。大型収納カセット222は、収納カセット22よりも高さのあるカセットである。例えば、大型収納カセット222は、大型収納カセット222の下面が可動ユニット221の収納カセット22の下面と揃えられる高さを有してもよい。
かかる構成においては、金種ごとの取扱量に応じて各金種を収納カセット22または大型収納カセット222に適切に割り当てることが可能となる。なお、取扱量の多い紙幣の金種を2つの収納カセット22に割当てることも可能であるが、2つの収納カセット22が収納可能な紙幣の総量よりも、大型収納カセット222が収納可能な紙幣の量の方が多くなり得る。例えば、大型収納カセット222が、大型収納カセット222の下面が可動ユニット221の収納カセット22の下面と揃えられる高さを有する場合、収納カセット22の2倍の容量に加え、少なくとも、蓋体部27の厚みに相当する容量を有する。従って、第3の実施形態によれば、自動取引装置201が取扱い可能な金種の数、および自動取引装置201の収納容量を増加させることが可能である。
<4.補足>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記の実施形態では、収納カセットが2段で設けられる例を説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、収納カセットは3段以上で設けられてもよい。かかる構成によれば、自動取引装置が取扱い可能な金種の数をさらに増やすことが可能である。
また、上記の実施形態では、スライドレール25Aおよびスライドレール25Bが、第1の方向の一例である上下方向において離隔して配置され、上下方向と交差する第2の方向の一例である前後方向に沿う移動経路を構成する例を説明したが、第1の方向および第2の方向はかかる例に限定されない。変形例として、スライドレール25Aおよびスライドレール25Bは左右方向または前後方向に離隔して配置されてもよい。すなわち、2の可動ユニットが水平方向に並べられてもよい。スライドレール25Aおよびスライドレール25Bが左右方向に離隔して配置される場合、スライドレール25Aおよびスライドレール25Bは前後方向に沿う移動経路を構成し、スライドレール25Aおよびスライドレール25Bが前後方向に離隔して配置される場合、スライドレール25Aおよびスライドレール25Bは左右方向に沿う移動経路を構成してもよい。
10 自動取引装置
11 偽券収納庫
12 紙幣処理部
13、14、15 紙幣収納部
16 入出金部
18 鑑別部
19 一時保留部
20 可動ユニット
21−1 搬送路
21−2 搬送路
21−3 搬送路
21−4 搬送路
22 収納カセット
23 搬送路カセット
25 スライドレール
27 蓋体部
28 装填部
28S 装填孔
29 蝶番
31 左フレーム
32 右フレーム
33 仕切板
34 右保護板
36 保護体
37 装填部側コネクタ
38 ピン
42 挿通孔
43 取手
45 左突出部
46 右突出部
47 案内溝
51 カセット側コネクタ
52 孔
61 入出口
66 舌片ローラ
67 ピッカローラ
69 紙幣集積空間
70 ステージ
81 上側入出口
82 下側入出口
86 舌片ローラ
87 ピッカローラ
89 紙幣収納空間
90 ステージ
92 切替器
101 自動取引装置
120 可動ユニット
122 収納カセット
201 自動取引装置
220 可動ユニット
221 可動ユニット
222 大型収納カセット
11 偽券収納庫
12 紙幣処理部
13、14、15 紙幣収納部
16 入出金部
18 鑑別部
19 一時保留部
20 可動ユニット
21−1 搬送路
21−2 搬送路
21−3 搬送路
21−4 搬送路
22 収納カセット
23 搬送路カセット
25 スライドレール
27 蓋体部
28 装填部
28S 装填孔
29 蝶番
31 左フレーム
32 右フレーム
33 仕切板
34 右保護板
36 保護体
37 装填部側コネクタ
38 ピン
42 挿通孔
43 取手
45 左突出部
46 右突出部
47 案内溝
51 カセット側コネクタ
52 孔
61 入出口
66 舌片ローラ
67 ピッカローラ
69 紙幣集積空間
70 ステージ
81 上側入出口
82 下側入出口
86 舌片ローラ
87 ピッカローラ
89 紙幣収納空間
90 ステージ
92 切替器
101 自動取引装置
120 可動ユニット
122 収納カセット
201 自動取引装置
220 可動ユニット
221 可動ユニット
222 大型収納カセット
Claims (8)
- 紙幣を収納する複数の収納カセットと、
前記複数の収納カセットのうちの少なくとも1つの第1の収納カセットを支持する第1の支持部と、
前記複数の収納カセットのうちの他の少なくとも1つの第2の収納カセットを支持する第2の支持部と、
前記第1の支持部の移動経路を構成する第1のガイド部と、
前記第2の支持部の移動経路を構成する第2のガイド部と、
を備える、自動取引装置。 - 前記自動取引装置は、
前記第1の収納カセットと接続される第1の搬送路と、
前記第2の収納カセットと接続される第2の搬送路と、
前記第1の搬送路と前記第2の搬送路を接続する第3の搬送路と、
をさらに備える、請求項1に記載の自動取引装置。 - 前記第1の支持部は、前記第3の搬送路を構成する搬送路接続部をさらに支持する、請求項2に記載の自動取引装置。
- 前記自動取引装置は、前記第1の収納カセットと接続される第1の搬送路を備え、
前記第1の収納カセットは、紙幣の収納空間、および前記第1の搬送路と前記第2の収納カセットを接続する第4の搬送路を有する、請求項1に記載の自動取引装置。 - 前記第1のガイド部と前記第2のガイド部は、第1の方向上で離隔して配置され、前記第1の方向と交差する第2の方向に沿う移動経路を構成する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の自動取引装置。
- 前記第1の支持部および前記第2の支持部は、前記第2の方向に沿って、前記自動取引装置が動作可能となるセット位置と、引出し位置との間で移動する、請求項5に記載の自動取引装置。
- 前記第1の支持部および前記第2の支持部が前記セット位置にある状態において、前記第1の支持部は、前記第2の支持部に対して前記第2の方向上で突出する部分を有し、前記第1の支持部は、前記突出する部分において、他の第1の収納カセットよりも高い第1の収納カセットを支持する、請求項6に記載の自動取引装置。
- 前記第1の支持部および前記第2の支持部は同一の構造に形成される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016236012A JP2018092433A (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | 自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016236012A JP2018092433A (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | 自動取引装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018092433A true JP2018092433A (ja) | 2018-06-14 |
Family
ID=62565620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016236012A Pending JP2018092433A (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | 自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018092433A (ja) |
-
2016
- 2016-12-05 JP JP2016236012A patent/JP2018092433A/ja active Pending
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RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20190328 |