JP2018091913A - 表示装置 - Google Patents

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一 山口
安 冨岡
Yasushi Tomioka
冨岡  安
川田 靖
Yasushi Kawada
靖 川田
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Abstract

【課題】製造歩留まりの低下を抑制することが可能な表示装置を提供する。【解決手段】表示領域と重なる第1領域、前記第1領域と隣接する第2領域、及び、前記第2領域と隣接する第3領域を有する表示装置であって、絶縁基板と、前記絶縁基板の一方の面側に配置されたフィルムと、を備え、前記第2領域は、前記第1領域と前記第3領域との間に位置し、前記第1領域と前記第3領域とが対向するように前記第2領域が折れ曲がり、前記フィルムは、前記第1領域及び前記第2領域に連続して配置されている、表示装置。【選択図】 図5

Description

本発明の実施形態は、表示装置に関する。
従来、有機エレクトロルミネッセンス表示装置や液晶表示装置などの表示装置においては、表示パネルの基材にガラス基板が用いられている。近年では、当該基材にポリイミドなどの樹脂基板を用いることで、表示パネルに可撓性を与えたフレキシブルタイプの表示装置が開発されている。
例えば、このようなフレキシブルタイプの表示装置では、表示領域の外において各種配線が形成された配線領域を表示領域の裏側に向けて折り曲げることで、狭額縁化を実現できる。しかしながら、この場合には、折り曲げに起因した応力により配線が損傷するリスクがある。
特開2014−232300号公報 米国特許出願公開第2016/0155788号明細書 特開2012−128006号公報
本実施形態の目的は、製造歩留まりの低下を抑制することが可能な表示装置を提供することにある。
本実施形態によれば、表示領域と重なる第1領域、前記第1領域と隣接する第2領域、及び、前記第2領域と隣接する第3領域を有する表示装置であって、絶縁基板と、前記絶縁基板の一方の面側に配置されたフィルムと、を備え、前記第2領域は、前記第1領域と前記第3領域との間に位置し、前記第1領域と前記第3領域とが対向するように前記第2領域が折れ曲がり、前記フィルムは、前記第1領域及び前記第2領域に連続して配置されている、表示装置が提供される。
本実施形態によれば、表示領域と重なる第1領域、前記第1領域と隣接する第2領域、及び、前記第2領域と隣接する第3領域を有する表示装置であって、ベース部材と、前記ベース部材の一方の面側に配置されたフィルムと、を備え、前記第2領域は、前記第1領域と前記第3領域との間に位置し、前記ベース部材の前記第2領域に位置する領域は、前記第1領域及び前記第3領域に位置する領域よりも薄く形成され、前記フィルムは、前記第1領域及び前記第2領域に連続して配置されている、表示装置。
図1は、本実施形態に係る表示装置の構成を示す斜視図である。 図2は、図1に示した表示装置の表示領域を示す断面図である。 図3は、図1に示した表示装置の非表示領域を含んだ断面図である。 図4は、本実施形態に係る表示パネルを示す平面図であり、第1領域、第2領域、及び第3領域の位置関係等を示す図である。 図5は、図3に示した表示パネルを第2領域と重なる位置で折り曲げた後の状態を示す断面図である。 図6は、本実施形態に係る表示装置の変形例を示す断面図である。 図7は、本実施形態に係る表示装置の変形例を示す断面図である。 図8は、本実施形態に係る表示装置の変形例を示す断面図である。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
まず、本実施形態に係る表示装置について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る表示装置DSPの構成を示す斜視図である。図1は、第1方向Xと、第1方向Xに垂直な第2方向Yと、第1方向X及び第2方向Yに垂直な第3方向Zによって規定される三次元空間を示している。図示した例では、第1方向X、第2方向Y、及び、第3方向Zは、互いに直交しているが、90度以外の角度で交差していても良い。以下、本実施形態において、表示装置DSPが有機エレクトロルミネッセンス(EL)表示装置である場合について説明する。
本実施形態においては、第3方向Zの矢印の先端に向かう方向を上又は上方と定義し、第3方向Zの矢印の先端に向かう方向とは反対側の方向を下又は下方と定義する。また、「第1部材の上方の第2部材」及び「第1部材の下方の第2部材」とした場合、第2部材は、第1部材に接していてもよく、又は第1部材から離れていてもよい。後者の場合、第1部材と第2部材との間に、第3の部材が介在していてもよい。一方、「第1部材の上の第2部材」及び「第1部材の下の第2部材」とした場合、第2部材は第1部材に接している。
図1に示すように、表示装置DSPは、表示パネルPNL、フィルムFL、配線基板1、フレキシブル配線基板2、支持基板5、樹脂層REなどを備えている。
表示パネルPNLは、画像を表示する表示領域DAと、表示領域DAを囲む非表示領域NDAと、を備えている。表示パネルPNLは、表示領域DAにおいて、複数の画素PXを備えている。複数の画素PXは、第1方向X及び第2方向Yに並べられ、マトリクス状に設けられている。
フィルムFLは、表示パネルPNLの上に配置されている。すなわち、フィルムFLは、表示パネルPNLの一方の面PNLa側に配置されている。図示した例では、フィルムFLの3つの側縁は、第3方向Zにおいて、表示パネルPNLの3つの側縁と揃っている。フィルムFLの第1方向Xに平行な側縁の長さは、表示パネルPNLの第1方向Xに平行な側縁の長さと略等しい。また、フィルムFLの第2方向Yに平行な側縁の長さは、表示パネルPNLの第2方向Yに平行な側縁の長さより小さい。つまり、第1方向X及び第2方向Yで規定されるX−Y平面において、フィルムFLの面積は、表示パネルPNLの面積より小さい。
表示パネルPNLは、フィルムFLと重なる領域よりも外側に延出した実装部MTを有している。図示した例では、配線基板1は、非表示領域NDAにおいて、実装部MTの上方に実装されている。すなわち、配線基板1は、表示パネルPNLの一方の面PNLa側に実装されている。図示した例では、配線基板1の第1方向Xに平行な側縁の長さは、表示パネルPNLの第1方向Xに平行な側縁の長さと比べて小さいが、同等であっても良い。表示パネルPNL及び配線基板1は、互いに電気的に接続されている。フレキシブル配線基板2は、配線基板1の下方に配置され、配線基板1と電気的に接続されている。フレキシブル配線基板2は、配線基板1の表示パネルPNLが重なっている側とは反対側に重なっている。なお、フレキシブル配線基板2は、配線基板1の上方に配置されていてもよい。
支持基板5は、表示パネルPNLの下方に貼り付けられている。すなわち、支持基板5は、表示パネルPNLの一方の面PNLa側とは反対側の他方の面PNLb側に配置されている。支持基板5は、部分51及び部分53を有し、部分51と部分53との間に開口部OPを有している。部分51は、第3方向Zにおいて表示領域DAと重なっている。開口部OP及び部分53は、第3方向Zにおいて非表示領域NDAと重なっている。なお、部分51は、支持基板5の第1部分に相当し、部分53は、支持基板5の第2部分に相当する。
樹脂層REは、実装部MTに配置されている。樹脂層REは、フィルムFL、表示パネルPNL、配線基板1に接している。
図2は、図1に示した表示装置DSPの表示領域DAを示す断面図である。
図2に示すように、表示パネルPNLは、絶縁基板10、スイッチング素子SW1、SW2、SW3、反射層4、有機EL素子OLED1、OLED2、OLED3、封止層41、支持基板5、接着層GL、フィルムFL等を備えている。
絶縁基板10は、有機絶縁材料を用いて形成され、例えば、ポリイミドを用いて形成される。絶縁基板10は、第1絶縁膜11によって覆われている。
スイッチング素子SW1、SW2、SW3は、第1絶縁膜11の上方に形成されている。図示した例では、スイッチング素子SW1、SW2、SW3はトップゲート型の薄膜トランジスタで構成されているが、ボトムゲート型の薄膜トランジスタで構成されていても良い。スイッチング素子SW1、SW2、SW3は、同一構成であるため、以下、スイッチング素子SW1に着目してその構造をより詳細に説明する。スイッチング素子SW1は、第1絶縁膜11の上に形成された半導体層SCを備えている。半導体層SCは、第2絶縁膜12によって覆われている。また、第2絶縁膜12は、第1絶縁膜11の上にも配置されている。
スイッチング素子SW1のゲート電極WGは、第2絶縁膜12の上に形成され、半導体層SCの直上に位置している。ゲート電極WGは、第3絶縁膜13によって覆われている。また、第3絶縁膜13は、第2絶縁膜12の上にも配置されている。
このような第1絶縁膜11、第2絶縁膜12、及び、第3絶縁膜13は、例えば、シリコン酸化物やシリコン窒化物等の無機系材料によって形成されている。
スイッチング素子SW1のソース電極WS及びドレイン電極WDは、第3絶縁膜13の上に形成されている。ソース電極WS及びドレイン電極WDは、それぞれ第2絶縁膜12及び第3絶縁膜13を貫通するコンタクトホールを通して半導体層SCと電気的に接続されている。スイッチング素子SW1は、第4絶縁膜14によって覆われている。第4絶縁膜14は、第3絶縁膜13の上にも配置されている。このような第4絶縁膜14は、例えば、透明な樹脂等の有機系材料によって形成されている。
反射層4は、第4絶縁膜14の上に形成されている。反射層4は、アルミニウムや銀等の光反射率が高い金属材料で形成される。なお、反射層4の上面は、平坦面であっても良いし、光散乱性を付与するための凹凸面であっても良い。
有機EL素子OLED1乃至OLED3は、第4絶縁膜14の上に形成されている。すなわち、有機EL素子OLED1乃至OLED3は、絶縁基板10とフィルムFLとの間に位置している。図示した例では、有機EL素子OLED1はスイッチング素子SW1と電気的に接続され、有機EL素子OLED2はスイッチング素子SW2と電気的に接続され、有機EL素子OLED3はスイッチング素子SW3と電気的に接続されている。有機EL素子OLED1乃至OLED3は、それぞれフィルムFLの側に向かって赤色光、青色光、緑色光を放射するトップエミッションタイプとして構成されている。このような有機EL素子OLED1乃至OLED3は、いずれも同一構造である。図示した例では、有機EL素子OLED1乃至OLED3は、それぞれリブ15によって区画されている。
有機EL素子OLED1は、反射層4の上に形成された画素電極PE1を備えている。画素電極PE1は、スイッチング素子SW1のドレイン電極WDとコンタクトし、スイッチング素子SW1と電気的に接続されている。同様に、有機EL素子OLED2はスイッチング素子SW2と電気的に接続された画素電極PE2を備え、有機EL素子OLED3はスイッチング素子SW3と電気的に接続された画素電極PE3を備えている。画素電極PE1、PE2、PE3は、例えば、インジウム・ティン・オキサイド(ITO)やインジウム・ジンク・オキサイド(IZO)等の透明な導電材料によって形成されている。
例えば、有機EL素子OLED1は青色に発光する有機発光層ORGBを備え、有機EL素子OLED2は緑色に発光する有機発光層ORGGを備え、有機EL素子OLED3は赤色に発光する有機発光層ORGRを備えている。有機発光層ORGBは、陽極PE1の上に位置し、有機発光層ORGGは、陽極PE2の上に位置し、有機発光層ORGRは、陽極PE3の上に位置している。また、有機EL素子OLED1乃至OLED3は、共通電極CEを備えている。共通電極CEは、有機発光層ORGB,ORGG、ORGRの上に位置している。共通電極CEは、リブ15の上にも位置している。画素電極PE及び共通電極CEのうち、一方が陽極であり、他方が陰極である。共通電極CEは、例えば、ITOやIZO等の透明な導電材料によって形成されている。
封止層41は、有機EL素子OLED1、OLED2、OLED3の上を覆っている。封止層41は、絶縁基板10との間に配置された部材を封止している。封止層41は、有機EL素子OLED1、OLED2、OLED3への酸素や水分の侵入を抑制し、有機EL素子OLED1、OLED2、OLED3の劣化を抑制する。なお、封止層41は、無機膜と有機膜の積層体から構成されていても良い。
フィルムFLは、封止層41の上方に配置されている。すなわち、フィルムFLは、絶縁基板10の一方の面10A側に配置されている。フィルムFLは、例えば、透明な材料を用いて形成される。フィルムFLは、例えば、保護フィルム、光学フィルム等であり、本実施形態においては、例えば、位相差板である。フィルムFLは、例えば、接着層GLによって封止層41に接着されている。接着層GLは、絶縁基板10の一方の面10A側にフィルムFLを接着する第2接着層に相当する。接着層GLは、例えば、アクリル系材料、エポキシ系材料、ポリイミドの何れかを用いて形成されている。なお、接着層GLは、第2接着層に相当する。
支持基板5は、絶縁基板10のフィルムFLとは反対側で絶縁基板10に接着されている。すなわち、支持基板5は、絶縁基板10の一方の面10Aとは反対側の他方の面10B側に配置されている。支持基板5は、絶縁基板10に接着層ADによって接着されている。支持基板5の材料としては、例えば、耐熱性、ガス遮断性、防湿性、強度に優れ、尚且つ安価な材料が好ましい。支持基板5は、例えば、表示装置DSPを製造する過程でのプロセス温度にて変質、変形しない程度の耐熱性を有する。また、支持基板5は、例えば、絶縁基板10より大きな強度を有し、表示パネルPNLが外部からの応力がかからない状態にて湾曲する事態を抑制する支持層として機能する。また、支持基板5は、例えば、絶縁基板10への水分等の侵入を抑制する防湿性やガスの侵入を抑制するガス遮断性等を有し、バリア層として機能する。支持基板5は、例えば、ポリエチレンテレフタラートを用いて形成されたフィルムである。また、例えば、支持基板5の第3方向Zに沿った幅は、約50μmである。
このような表示装置DSPにおいては、有機EL素子OLED1乃至OLED3のそれぞれが発光した際、有機EL素子OLED1は青色の光を出射し、有機EL素子OLED2は緑色の光を出射し、有機EL素子OLED1は赤色の光を出射する。そのため、表示装置DSPのカラー表示が実現される。
図1に示した画素PXは、例えば、カラー画像を構成する最小単位であり、上記の有機EL素子OLED1乃至OLED3を備えている。
なお、上記の構成例では、有機EL素子OLED1乃至OLED3はそれぞれ青色に発光する有機発光層ORGB、緑色に発光する有機発光層ORGG、赤色に発光する有機発光層ORGRを備えていたが、これに限定されるものではない。有機EL素子OLED1乃至OLED3は共通の有機発光層を備えていても良い。このとき、例えば、有機EL素子OLED1乃至OLED3は、白色光を出射する。このような構成例においては、カラーフィルタ層が、封止層41の上方に配置される。
図3は、図1に示した表示装置DSPの非表示領域NDAを含んだ断面図である。ここで、本実施形態においては、フィルムFL側から絶縁基板10を見ることを平面視と定義する。
支持基板5は、部分51と、部分51から間隔を空けて配置された部分53と、を有している。また、支持基板5は、部分51と部分53との間に開口部OPを有している。
ここで、表示装置DSPは、第1領域AR1と、第1領域ARと隣接する第2領域AR2と、第2領域AR2と隣接する第3領域AR3と、を有している。第2領域AR2は、第1領域AR1と第3領域AR3との間に位置している。第1領域AR1は、第3方向Zに部分51と重なる領域に相当する。第2領域AR2は、第3方向Zに開口部OPと重なる領域に相当する。第3領域AR3は、第3方向Zに部分53と重なる領域に相当する。ここで、第1領域AR1と第2領域AR2との間の境界面を境界面Bとし、第2領域AR2と第3領域AR3との間の境界面を境界面Cとする。
絶縁基板10と、支持基板5とを合わせてベース部材BSとする。絶縁基板10は、第1領域AR1における部分101と、第2領域AR2における部分102と、第3領域AR3における部分103と、を有している。部分101、102、103は、第3方向Zに沿って略同等の厚さT2を有している。ベース部材BSは、第1領域AR1において部分101及び部分51を有し、第2領域AR2において部分102を有し、第3領域AR3において部分103及び部分53を有している。すなわち、ベース部材BSは、第1領域AR1において絶縁基板10の厚さT2と部分51の厚さの和である厚さT1を有し、第2領域AR2において絶縁基板10の厚さである厚さT2を有し、第3領域AR3において絶縁基板10の厚さT2と部分53の厚さの和である厚さT3を有している。厚さT1及び厚さT3は、略同等の大きさである。厚さT2は、厚さT1及び厚さT3の各々よりも小さく形成されている。ベース部材BSは、第1領域AR1において第1下面BS1と、第2領域AR2において第2下面BS2と、第3領域AR3において第3下面BS3と、を有している。第2下面BS2は、第3方向Zに沿って、第1下面BS1及び第3下面BS3よりも上側に位置している。第1下面BS1及び第3下面BS3は、略同一平面上に位置している。
図示した例では、第1絶縁膜11及び第2絶縁膜12は、第1基板SUB1の端部SUB1Eまで延出している。第3絶縁膜13は、第1領域AR1において途切れており、境界面Bまで延出していない。
信号配線6は、第1領域AR1において、第3絶縁膜13の上に配置され、第2絶縁膜12の上にも配置されている。すなわち、信号配線6は、絶縁基板10の一方の面10A側に形成されている。信号配線6は、第1領域AR1から第3領域AR3まで連続して配置されており、第1基板SUB1の端部SUB1Eまで延出している。信号配線6は、例えば、チタン、アルミニウム、チタンの積層体で形成されている。信号配線6は、電源線や各種制御用配線等に相当する。
第4絶縁膜14は、信号配線6を覆っている。第4絶縁膜14は、第3領域AR3において、信号配線6まで貫通するコンタクトホールCHを有している。図示した例では、第4絶縁膜14は、第1領域AR1と重なる位置においてスリットSLを有している。スリットSLは、非表示領域NDAに位置している。このようなスリットSLを形成することにより、第4絶縁膜14を介して、表示領域DA側へ水分が侵入するのを抑制することができる。なお、第4絶縁膜14は形成されていなくても良く、信号配線6が表示パネルPNLの上側に露出していても良い。
パッドPDは、第3領域AR3に配置されている。パッドPDは、第4絶縁膜14の上に配置され、コンタクトホールCH内にも配置されている。パッドPDは、コンタクトホールCH内において信号配線6と電気的に接続されている。パッドPDは、例えば、図2に示した画素電極PE1、PE2、PE3と同一工程で同一材料にて形成され、ITOやIZO等を用いて形成される。
なお、信号配線6及びパッドPDは、両者が同層に配置されていても良い。このとき、信号配線6及びパッドPDは、それぞれ別々に形成されていても良いし、一体的に形成されていても良い。また、図示したように、信号配線6及びパッドPDが互いに異なる層に配置され、信号配線6及びパッドPDの間の層間絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して両者が電気的に接続されていても良い。
図示した例では、リブ15は、第1領域AR1に配置されている。また、図示した例では、リブ15の端部15Eは、境界面Bより第1領域AR1側に位置している。なお、リブ15の端部15Eは、境界面Bより第1領域AR1側に位置していなくてもよく、境界面B上に位置していてもよいし、境界面Bより第2領域AR2側に位置していてもよい。
封止層41は、第1領域AR1に配置されている。封止層41は、リブ15を覆い、第4絶縁膜14にも接している。
接着層GLは、第3領域AR3と重なる位置まで延在している。接着層GLは、封止層41を覆い、第4絶縁膜14にも接している。
フィルムFLは、第3方向Zにおいて第1領域AR1及び第2領域AR2に連続して配置されている。また、図示した例では、フィルムFLは、第3方向Zにおいて第3領域AR3にも延在している。フィルムFLは、例えば、透明な材料を用いて形成される。フィルムFLは、例えば、シクロオレフィンポリマ、シクロオレフィンコポリマ、透明なポリイミド、トリアセチルセルロース、液晶性ポリマの何れかを用いて形成された層を含んでいる。一例として、フィルムFLが位相差板である場合、フィルムFLは、シクロオレフィンポリマによって形成された層を含む。また、フィルムFLが偏光板である場合、フィルムFLは、トリアセチルセルロースによって形成された層を含む。
配線基板1は、絶縁基板10の一方の面10A側で、第3領域AR3に実装されている。配線基板1は、コア基板200と、コア基板200の下面側に配置された接続配線100と、コア基板200の下面側に配置された駆動ICチップ3と、を備えている。駆動ICチップ3は、表示パネルPNLを駆動するのに必要な信号を供給する信号供給源等として機能する。なお、駆動ICチップ3の位置は、特に制限されるものではなく、コア基板200の上面側に配置されていても良い。フレキシブル配線基板2は、配線基板1の下面側に配置されている。
表示パネルPNL及び配線基板1は、導電材料である異方性導電膜8を介して互いに電気的に接続されると共に接着されている。すなわち、異方性導電膜8は、接着剤中に分散された導電粒子を含んでいる。このため、配線基板1と表示パネルPNLとの間に異方性導電膜8を介在させた状態で、配線基板1及び表示パネルPNLを第3方向Zに上下から加圧し、加熱することによって、両者が電気的及び物理的に接続される。異方性導電膜8は、パッドPDと接し、電気的に接続されている。また、異方性導電膜8は、接続配線100と接し、電気的に接続されている。これにより、接続配線100は、異方性導電膜8を介して、パッドPD及び信号配線6と電気的に接続されている。
樹脂層REは、第3領域AR3に配置され、配線基板1及びフィルムFLと接している。また、樹脂層REは、配線基板1の上に配置されている。なお、樹脂層REは、フィルムFLの上にも連続して配置されていても良い。樹脂層REを配置することによって、配線基板1とフィルムFLとの間において絶縁基板10の厚さを補強することができる。
ここで、本実施形態の表示装置DSPは、第2領域AR2と重なる位置で折り曲げられた状態で電子機器等に収容される。このとき、パッドPDは、表示パネルPNLの背面側へ配置される。
図4は、本実施形態に係る表示パネルPNLを示す平面図であり、第1領域AR1、第2領域AR2、及び第3領域AR3の位置関係等を示す図である。図4において、第1領域AR1は、左上がりの斜線で示されており、第3領域AR3は、右上がりの斜線で示されている。図4に示すように、第2領域AR2は、第1方向Xに沿って表示パネルPNLの端部から端部へ延出し、第1領域AR1と第3領域AR3との間に位置している。
図3に示したように、第1領域AR1は、平面視で、支持基板5の部分51が配置された領域に相当し、第2領域AR2は、平面視で、支持基板5が配置されていない領域に相当し、第3領域AR3は、平面視で、支持基板5の部分53が配置された領域に相当する。また、第1領域AR1は、平面視で表示領域DAと重なっている。複数のパッドPDは、平面視で、第3領域AR3に重なり、第1方向Xに並んで配置されている。複数の信号配線6は、それぞれパッドPDに接続され、第2領域AR2において第2方向Yに沿って延出し第1方向Xに沿って並んでいる。
図5は、図3に示した表示パネルPNLを第2領域AR2と重なる位置で折り曲げた後の状態を示す断面図である。図5においては、本実施形態において主要な構成のみを示し、その他の部材の図示を省略する。
表示装置DSPは、さらに、台座部(第1部材に相当)9、接着層ADなどを備えている。第2領域AR2は、第1領域AR1と第3領域AR3とが対向するように折れ曲がっている。
台座部9は、第1領域AR1と第3領域AR3との間に配置されている。台座部9は、X−Y平面に平行な平板状の平板部FPと、Y−Z平面において半円柱状の断面を有し第1方向Xに延出した半円柱部SMCと、を備えている。平板部FPは、第1領域AR1と第3領域AR3との間に位置している。また、半円柱部SMCは、平板部FPと第2領域AR2との間に位置している。平板部FP及び半円柱部SMCは、例えば、同一材料によって一体で形成されている。半円柱部SMCは、第2領域AR2に接する曲面CSを有している。第2領域AR2は、曲面CSに沿わせて折り曲げられている。つまり、第2領域AR2の曲率半径は、半円柱部SMCによって規定される。
接着層AD1は、第1領域AR1と台座部9との間に配置されている。接着層AD1は、部分51と平板部FPとを接着している。また、接着層AD2は、第3領域AR3と平板部FPとの間に配置されている。接着層AD2は、部分53と台座部9とを接着している。接着層AD1及びAD2は、例えば、両面テープである。ここで、接着層AD1及びAD2は、台座部9と部分51及び部分53とを接着する第1接着層に相当する。
ここで、絶縁基板10は、第2領域AR2において、第1面SF1を有している。第1面SF1は、台座部9に接している。また、フィルムFLは、第2領域AR2において、第1面SF1の反対側の第2面SF2を有している。第2領域AR2においては、表示パネルPNL及びフィルムFLのそれぞれに引張応力と圧縮応力が発生する。引張応力は、第2面SF2で最大となり、圧縮応力は、第1面SF1で最大となる。
信号配線6にこれらの引張応力あるいは圧縮応力が加わると、信号配線6が断線する恐れがある。そこで、本実施形態においては、第2領域AR2に位置する信号配線6を圧縮応力と引張応力がいずれも零となる中立面又はその近傍に位置させることによって、信号配線6の断線を抑制することが可能である。
中立面の位置は、フィルムFLのヤング率、フィルムFLの厚さ、絶縁基板10のヤング率、絶縁基板10の厚さに依存する。すなわち、本実施形態においては、信号配線6を中立面又はその近傍に位置させるために、フィルムFLのヤング率及び厚さの積と、絶縁基板10のヤング率及び厚さの積とが略同等となるように、フィルムFLの厚さや材料が設定される。一例では、フィルムFLのヤング率が2GPaであり、フィルムFLの厚さが100μmであり、絶縁基板10のヤング率が9GPaであり、絶縁基板10の厚さが22μmである。これにより、信号配線6を中立面近傍に位置させることができる。また、他の例としては、フィルムFLのヤング率が1.5GPaであり、フィルムFLの厚さが75μmであり、絶縁基板10のヤング率が8GPaであり、絶縁基板10の厚さが14μmである。このような場合であっても、信号配線6を中立面近傍に位置させることができる。
なお、フィルムFLと絶縁基板10との間に配置された部材のヤング率と厚さを考慮した上で、フィルムFLと絶縁基板10のヤング率と厚さを設定することで、信号配線6を中立面近傍に位置させても良い。
また、同時に、フィルムFLの伸び率をフィルムFLにかかる歪み以上に設定することによって、フィルムFLの破損を抑制することができる。ここで、本実施形態において、フィルムFLの伸び率をA(%)とし、フィルムFLの厚さをB(μm)とし、第2領域AR2の曲率半径をC(mm)とする。中立面を信号配線6と重なる位置とする場合、歪みは、B/Cであらわされる。フィルムFLの伸び率は、以下の関係を満たしている。
A≧B/C
本実施形態においては、例えば、フィルムFLの厚さBは100μmであり、曲率半径Cは、0.2mmであるため、フィルムFLの伸び率Aが50%以上となることが望ましい。また、他の例としては、フィルムFLの厚さBは75μmであり、曲率半径Cは、0.1mmである。この場合にはフィルムFLの伸び率Aが75%以上となることが望ましい。また、他の例としては、フィルムFLの厚さBは150μmであり、曲率半径Cは、0.35mmである。この場合には、フィルムFLの伸び率Aが43%以上となることが望ましい。
本実施形態によれば、フィルムFLが第1領域AR1及び第2領域AR2に連続して配置されている。すなわち、第2領域AR2において信号配線6が中立面又はその近傍に位置するように、フィルムFLが延出している。このため、信号配線6を圧縮応力及び引張応力から保護することができる。これにより、信号配線6の断線などのダメージを軽減することができる。
また、フィルムFLの代わりに別部材、例えば、樹脂を第2領域AR2に配置した場合と比較して、厚さの均一性や位置精度を向上することができる。例えば、樹脂を用いる場合には、曲げ耐性、塗布プロセスへの適合性、硬化収縮率、配線の保護などの要求特性を考慮する必要がある。しかし、本実施形態の場合には、中立面制御のために第2領域AR2に配置される部材は、フィルムFLの材質に依存する。そのため、上記要求特性を考慮する必要がなくなる。したがって、中立面制御のための部材は、フィルムFLに用いられる材料であれば良い。
さらに、表示領域DAと重なる位置に配置された部材の一つであるフィルムFLを中立面制御に用いることによって、部材点数を削減することができるとともに、製造工程数を削減することができる。このため、製造コストを削減することができる。
また、フィルムFLは、別部材を第2領域AR2に配置する場合と比べて、表示パネルPNLを曲げた際に第1領域AR1と第2領域AR2の境界部において、クラックや剥離などの損傷の発生を抑制することができる。加えて、第2領域AR2を表示領域DAに近づけることができるので、狭額縁化することができる。
なお、フィルムFLは、支持基板5の開口部OPと重なる位置まで延出していればよいが、圧縮応力及び引張応力に対する強度を向上するために、部分53と重なる位置まで延出していることが望ましい。
図6は、本実施形態に係る表示装置DSPの変形例を示す断面図である。図6は、図5に示した例と比較して、第1領域AR1におけるフィルムの厚さと第2領域AR2におけるフィルムFLの厚さとが異なっている。
フィルムFLは、第1領域AR1に配置された部分FL1と、第2領域AR2に配置された部分FL2と、を有している。フィルムFLは、部分FL1において厚さW1を有し、また、部分FL2において厚さW2を有している。厚さW2は、厚さW1より小さい。なお、部分FL1は第3部分に相当し、部分FL2は第4部分に相当する。
例えば、表示領域DAと重なる位置において、光学特性を満たすために、フィルムFLが所望の厚さW1に設定される場合がある。このとき、厚さW1と厚さW2とが一致しない場合がある。すなわち、第2領域AR2において、フィルムFLのヤング率及び厚さの積についての所望の値は、ヤング率は材料に依存するため、フィルムFLの厚さを薄くすることによって調整することが可能である。例えば、フィルムFLの第2領域AR2における厚さW2は、UVレーザーや炭酸ガスを用いて削られることによって得られる。フィルムFLは、信号配線6側とは反対側の面が削られる。本実施形態においては、例えば、厚さW1は75μmであり、厚さW2は50μmである。また、このとき、中立面を信号配線6と重なる位置とすると、フィルムFLのヤング率は2GPaであり、絶縁基板10のヤング率は8GPaであり、絶縁基板10の厚さが12.5μmである。
このような構成においても、上記したのと同様の効果を得ることができる。加えて、フィルムについて所望の光学特性を得ることができる。
図7は、本実施形態に係る表示装置DSPの変形例を示す断面図である。図7は、図5に示した例と比較して、フィルムFLが第2領域AR2において溝部GP1、GP2、GP3を有している点で異なっている。
フィルムFLは、部分FL2において溝部GP1、GP2、GP3を有している。溝部GP1、GP2、GP3は、例えば、レーザーによって形成される。溝部GP1、GP2、GP3は、第1方向Xに延出している。例えば、フィルムの厚さW1は約75μmであり、部分FL2の厚さ方向に沿った溝部GP1、GP2、GP3の深さDは約25μmであり、部分FL2の延出方向に沿った溝部GP1、GP2、GP3の幅WDは、約25μmであり、溝部GP1、GP2、GP3の並ぶピッチPTは約50μmである。なお、溝部の個数や形状は図示した例に限らない。
このような構成においても、上記したのと同様の効果を得ることができる。加えて、第2領域AR2を曲げるのを容易にすることができる。
図8は、本実施形態に係る表示装置DSPの変形例を示す断面図である。図8は、図5に示した例と比較して、表示装置DSPがバリア層7を備えている点で異なっている。
バリア層7は、フィルムFLよりも高い防湿性を有している。バリア層7は、例えば、フィルムFLに蒸着、スパッタ成膜、塗布などの方法を用いることによって形成される。なお、バリア層7は、フィルムFLの少なくとも一部を覆っていれば良い。
このような構成においても、上記したのと同様の効果を得ることができる。加えて、信号配線6などの腐食を抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、製造歩留まりの低下を抑制することが可能な表示装置を得ることができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、本実施形態は、駆動ICチップ3が配線基板1に備えられているCOF(Chip On Film)方式を採用しているが、駆動ICチップ3は、表示パネルPNLに備えられていても良い。
また、フィルムFLは、単層膜で構成されていても良いが、多層膜から構成されていても良い。
また、上記の実施形態は、有機エレクトロルミネッセンス表示装置に限らず、液晶表示装置に適用することも可能である。その場合、表示パネルPNLは、例えば、フィルムFLと絶縁基板10との間に配置された液晶層と、を備えた液晶表示パネルである。表示パネルPNLが液晶表示パネルである場合には、液晶表示パネルは、フィルムFL側から入射する光を選択的に反射することで画像を表示する反射型の液晶表示パネルであっても良いし、絶縁基板10側から入射する光を選択的に透過することで画像を表示する透過型の液晶表示パネルであっても良い。なお、本実施形態に関する主要な構成については、表示装置DSPが液晶表示装置であった場合にも略同一である。
AR1…第1領域、AR2…第2領域、AR3…第3領域、10…絶縁基板、
FL…フィルム、5…支持基板、51、53…部分、OP…開口部、
9…台座部、AD1、AD2…接着層、CS…曲面、1…配線基板、RE…樹脂層、
GP1、GP2、GP3…溝部、7…バリア層、GL…接着層、BS…ベース部材。

Claims (14)

  1. 表示領域と重なる第1領域、前記第1領域と隣接する第2領域、及び、前記第2領域と隣接する第3領域を有する表示装置であって、
    絶縁基板と、
    前記絶縁基板の一方の面側に配置されたフィルムと、を備え、
    前記第2領域は、前記第1領域と前記第3領域との間に位置し、
    前記第1領域と前記第3領域とが対向するように前記第2領域が折れ曲がり、
    前記フィルムは、前記第1領域及び前記第2領域に連続して配置されている、表示装置。
  2. 前記フィルムは、前記第3領域に延在する、請求項1に記載の表示装置。
  3. さらに、前記絶縁基板の前記フィルムとは反対側で前記絶縁基板に接着された支持基板を備え、
    前記支持基板は、前記第2領域に対応する位置に開口部を有する、請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. さらに、第1部材と、
    第1接着層と、を備え、
    前記第1部材は、前記第1領域と前記第3領域との間に配置され、前記第1接着層は、前記第3領域と前記第1部材との間、及び、前記第1領域と前記第1部材との間に配置される請求項1乃至3の何れか1項に記載の表示装置。
  5. 前記第1部材は、前記第2領域に接する曲面を有する、請求項4に記載の表示装置。
  6. さらに、前記第3領域に実装された配線基板と、前記第3領域に配置された樹脂層と、を備える、請求項1乃至5の何れか1項に記載の表示装置。
  7. 前記樹脂層は、前記配線基板及び前記フィルムと接している、請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記フィルムは、前記第1領域に位置する第3部分と、前記第2領域に位置する第4部分と、を有し、前記第4部分の厚さは前記第3部分の厚さより小さい、請求項1乃至7の何れか1項に記載の表示装置。
  9. 前記フィルムの前記第2領域に位置する第4部分は、溝部を有する、請求項1乃至8の何れか1項に記載の表示装置。
  10. 前記絶縁基板と前記フィルムとの間に位置する有機エレクトロルミネッセンス素子を備える請求項1乃至9の何れか1項に記載の表示装置。
  11. 表示領域と重なる第1領域、前記第1領域と隣接する第2領域、及び、前記第2領域と隣接する第3領域を有する表示装置であって、
    ベース部材と、
    前記ベース部材の一方の面側に配置されたフィルムと、を備え、
    前記第2領域は、前記第1領域と前記第3領域との間に位置し、
    前記ベース部材の前記第2領域に位置する領域は、前記第1領域及び前記第3領域に位置する領域よりも薄く形成され、
    前記フィルムは、前記第1領域及び前記第2領域に連続して配置されている、表示装置。
  12. 前記フィルムは、前記第3領域に延在する、請求項11に記載の表示装置。
  13. 前記ベース部材は、絶縁基板と、前記絶縁基板の前記フィルムとは反対側で前記絶縁基板に接着された支持基板と、を備え、
    前記支持基板は、前記第2領域に対応する位置に開口部を有する、請求項11又は12に記載の表示装置。
  14. さらに、第1部材と、
    第1接着層と、を備え、
    前記支持基板は、前記第1領域に位置する第1部分及び前記第3領域に位置する第2部分を有し、
    前記第1部材は、前記第1領域と前記第3領域との間に配置され、前記第1接着層は、前記第1部分と前記第1部材とを接着するとともに、前記第2部分と前記第1部材とを接着する、請求項13に記載の表示装置。
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