JP2018091276A - ダイヤフラムポンプ、インク供給システムおよびインクジェットプリンタ - Google Patents

ダイヤフラムポンプ、インク供給システムおよびインクジェットプリンタ Download PDF

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Abstract

【課題】液体が逆流することを抑制する。
【解決手段】ダイヤフラムポンプ21は、流入室73と流出室77とを備えている。流入室73には、流入側弁座が設けられており、流入側弁座には、液体が逆流するのを抑制する流入側弁81が配置されている。流出室77には、流出側弁座103が設けられており、流出側弁座103には、液体が逆流するのを抑制する流出側弁82が配置されている。ダイヤフラムポンプ21は、流入側弁81を流入側弁座101に押え付ける流入側押え付け部と、流出側弁82を流出側弁座103に押え付ける流出側押え付け部を備える。流入側弁81および流出側弁82は、それぞれ弾性変形可能な部材によって形成され、流入側弁座および流出側弁座103の表面において、それぞれ少なくとも一部が曲面である。
【選択図】図4

Description

本発明は、ダイヤフラムポンプ、ダイヤフラムポンプを備えたインク供給システム、および、インク供給システムを備えたインクジェットプリンタに関する。
従来から、インクを吐出するノズルを有するインクヘッドを備えたインクジェットプリンタが知られている。この種のインクジェットプリンタでは、インクヘッドのノズルから記録媒体に向かってインクが吐出されることで、記録媒体に印刷を行う。
また、この種のインクジェットプリンタでは、インクヘッドのノズルからインクが吐出されることによって、インクヘッド内に貯留されたインクが減少する。そこで、インクヘッドには、インクが貯留されたインクタンクが接続されており、インクタンク内のインクがインクヘッドに供給される。インクヘッドにインクを供給する際には、ポンプが用いられる。インクヘッドにインクを供給するポンプの一例として、例えば、特許文献1には、ダイヤフラムポンプが開示されている。
特許第4921714号
ところで、特許文献1に開示されたダイヤフラムポンプでは、インクが逆流することを防止するための逆流防止弁として機能する弁が弁座に載置されている。この弁座には、インクが流入する流入通路の開口が形成されており、弁は、流入通路の開口を閉鎖するプレート状の閉鎖体を有している。インクが流入通路内を逆流することを抑制するためには、インクが逆流しようとする際、弁座に対して弁の閉鎖体がより確実に密着することが望ましい。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、インクなどの液体が逆流することを抑制することが可能なダイヤフラムポンプ、インク供給システム、および、インクジェットプリンタを提供することである。
本発明に係るダイヤフラムポンプは、流入口と、流入室と、第1流入流路と、作動室と、第2流入流路と、流出室と、第1流出流路と、流出口と、第2流出流路と、流入側弁と、流出側弁と、流入側押え付け部と、流出側押え付け部と、を備えている。前記流入口には、液体が外部から流入する。前記流入室には、流入側弁座が設けられている。前記第1流入流路は、前記流入口と前記流入室とを連通させる。前記作動室には、弾性変形可能なダイヤフラムが配置されている。前記第2流入流路は、前記流入室と前記作動室とを連通させる。前記流出室には、流出側弁座が設けられている。前記第1流出流路は、前記作動室と前記流出室とを連通させる。前記流出口では、液体が外部へ流出する。前記第2流出流路は、前記流出室と前記流出口とを連通させる。前記流入側弁は、前記流入側弁座に配置され、前記第1流入流路を開閉可能である。前記流出側弁は、前記流出側弁座に配置され、前記第1流出流路を開閉可能である。前記流入側押え付け部は、前記流入側弁を前記流入側弁座に押え付ける。前記流出側押え付け部は、前記流出側弁を前記流出側弁座に押え付ける。前記流入側弁および前記流出側弁は、それぞれ弾性変形可能な部材によって形成されている。前記流入側弁座の表面、および、前記流出側弁座の表面において、それぞれ少なくとも一部が曲面である。
上記ダイヤフラムポンプによれば、弾性変形可能な流入側弁は、流入側弁座の曲面に沿って弾性変形して、流入側弁座に配置される。よって、流入側弁と流入側弁座との間に隙間ができ難い。そのため、液体が第1流入流路で逆流することをより抑制することができる。また、弾性変形可能な流出側弁は、流出側弁座の曲面に沿って弾性変形して、流出側弁座に配置される。よって、流出側弁と流出側弁座との間に隙間ができ難い。そのため、液体が第1流出流路で逆流することをより抑制することができる。
本発明によれば、液体が逆流することをより抑制することができるダイヤフラムポンプを提供することができる。
実施形態に係るプリンタを示す正面図である。 インク供給システムを示す模式図である。 上流側ポンプの斜視図である。 上流側ポンプの斜視図であって、第1部材と第2部材と第3部材とが分解された図である。 図3のV−V断面における断面図であり、流入室が示された図である。 図3のVI−VI断面における断面図であり、流出室が示された図である。 第1部材の斜視図であり、流入側弁座を示す図である。 第2部材の斜視図であり、流出側弁座を示す図である。 流入側弁および流出側弁を示す平面図である。 第2部材の斜視図であり、流入側押え付け部を示す図である。 第1部材の斜視図であり、流出側押え付け部を示す図である。 プリンタのブロック図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るダイヤフラムポンプを備えたインク供給システム、および、インク供給システムを備えたインクジェットプリンタの実施形態について説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
図1は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ(以下、プリンタという。)100の正面図である。プリンタ100は、インクジェット式のプリンタである。本実施形態において、「インクジェット式」とは、例えば、二値偏向方式または連続偏向方式などの各種の連続方式、および、サーマル方式または圧電素子方式などの各種のオンデマンド方式を含む手法によるインクジェット式のことをいう。以下の説明において、図面中の符号F、Rr、L、R、U、Dは、プリンタ100を正面から見たときの前、後、左、右、上、下をそれぞれ意味する。ただし、上記方向は説明の便宜上定めた方向に過ぎず、プリンタ100の設置態様を何ら限定するものではない。
図1に示すように、プリンタ100は、記録媒体5に対して印刷を行うものである。本実施形態では、記録媒体5はロール状の記録紙であり、いわゆる、ロール紙である。しかしながら、記録媒体5は、ロール状の記録紙に限定されない。例えば、記録媒体5は、樹脂製のシートであってもよい。また、記録媒体5は、可撓性を有するシートに限らず、ガラスの基板などの材質が硬い媒体であってもよい。本実施形態では、記録媒体5を形成する材料は特に限定されない。
本実施形態では、プリンタ100は、プリンタ本体2と、プリンタ本体2に固定されたガイドレール3とを備えている。例えば、ガイドレール3は、左右方向に延びている。ここでは、ガイドレール3には、キャリッジ4が係合している。キャリッジ4は、ガイドレール3に沿って摺動可能である。図示は省略するが、ガイドレール3の左端側および右端側には、それぞれローラが設けられている。これらローラのうち何れか一方には、キャリッジモータ(図示せず)が接続されている。このキャリッジモータに接続された一方のローラは、上記キャリッジモータによって回転する。ここでは、ガイドレール3の両端側にそれぞれ設けられたローラには、無端状のベルト6が巻き掛けられている。キャリッジ4は、ベルト6に固定されている。上記キャリッジモータが駆動して、上記ローラが回転することでベルト6が走行すると、キャリッジ4が左右方向に移動する。このように、キャリッジ4はガイドレール3に沿って左右方向に移動可能なように構成されている。
本実施形態では、プリンタ本体2には、記録媒体5が載置されるプラテン7が設けられている。プラテン7は、記録媒体5に対して印刷を行う際、記録媒体5を支持するものである。プラテン7には、上下一対のグリッドローラ(図示せず)およびピンチローラ(図示せず)が設けられている。このグリッドローラには、フィードモータ(図示せず)が連結されている。上記グリッドローラは、上記フィードモータによって回転駆動される。記録媒体5が上記グリッドローラと上記ピンチローラとの間に挟まれた状態で、上記グリッドローラが回転することで、記録媒体5は前後方向に搬送される。
本実施形態では、プリンタ100は、複数のインク供給システム10を有している。インク供給システム10は、インクタンク12からインクヘッド11に向かってインクを供給するシステムである。また、インク供給システム10は、インクヘッド11に供給されたインクを循環させるシステムである。インク供給システム10は、1つのインクヘッド11ごとに設けられている。言い換えると、インク供給システム10は、1つのインクタンク12ごとに設けられている。本実施形態では、インクヘッド11の数は「8」であるため、インク供給システム10の数は「8」である。ただし、インクヘッド11の数、および、インク供給システム10の数は特に限定されない。なお、複数のインク供給システム10は、それぞれ同じ構成をしている。そのため、以下では、1つのインク供給システム10の構成について詳述する。
図2は、インク供給システム10を示す模式図である。図2に示すように、インク供給システム10は、インクヘッド11と、インクタンク12と、インク流路20と、上流側ポンプ21と、下流側ポンプ22と、上流側ダンパー23と、下流側ダンパー24と、エアトラップ25と、導入側バルブ26と、排出側バルブ27と、排出側ポンプ28とを備えている。以下の説明において、インクヘッド11にインクが流入する側を上流側と称し、インクヘッド11からインクが流出する側を下流側と称することとする。
図1に示すように、インクヘッド11は、プラテン7に載置された記録媒体5にインクを吐出する。図2に示すように、インクヘッド11の底面には、インクを吐出するノズル11aが形成されている。図1に示すように、インクヘッド11は、キャリッジ4に搭載されている。インクヘッド11は、キャリッジ4を介してガイドレール3に沿って左右方向に移動可能である。詳しくは、ベルト6を走行させる上記キャリッジモータが駆動することで、インクヘッド11は、キャリッジ4と共に左右方向に移動する。
インクタンク12は、インクを貯留するものである。本実施形態では、インクタンク12の数は、インクヘッド11の数と同じであり、ここでは、「8」である。1つのインクタンク12には、1つのインクヘッド11が接続されている。インクタンク12に貯留されたインクは、インクヘッド11に供給される。1つのインクタンク12に貯留されているインクは、例えば、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク、ライトシアンインク、ライトマゼンタインク、および、ブラックインクなどのプロセスカラーインクと、ホワイトインク、メタリックインク、および、クリアインクなどの特色インクのうち何れかのインクである。本実施形態では、8つのインクタンク12のうち2つのインクタンク12には同じ色のインクが貯留されている。例えば、8つのインク供給システム10を、第1群、第2群、第3群、第4群の4つの群に分ける。各群には、それぞれ2つのインク供給システム10が属しているものとする。このとき、例えば、第1群のインク供給システム10のインクタンク12には、シアンインクが貯留されている。第2群のインク供給システム10のインクタンク12には、マゼンタインクが貯留されている。第3群のインク供給システム10のインクタンク12には、イエローインクが貯留されている。第4群のインク供給システム10のインクタンク12には、ブラックインクが貯留されている。ただし、複数のインクタンク12には、それぞれ異なるインクが貯留されていてもよい。図示は省略するが、インクタンク12には、インク取出口(図示せず)が設けられている。
なお、インクタンク12の配置位置は特に限定されない。本実施形態では、インクタンク12は、プリンタ本体2に着脱自在に設けられている。詳しくは、例えば、図1に示すように、プリンタ本体2には、収容部12aが設けられており、複数のインクタンク12は、収容部12aに収容されている。ただし、インクタンク12の配置位置は特に限定されず、例えば、キャリッジ4に着脱自在に設けられていてもよい。
図2に示すように、インクタンク12には、インクタンク12に貯留されたインクの貯留量を検出する検出センサ41が設けられていてもよい。この検出センサ41の種類は特に限定されず、例えば、フォトインタラプタである。例えば、検出センサ41は、インクタンク12に貯留されたインクの量が予め定められた所定の貯留量であることを検出する。
インク流路20は、インクタンク12に貯留されたインクをインクヘッド11に供給する流路であると共に、インクヘッド11内のインクを循環させる流路である。図1に示すように、本実施形態では、インク流路20の少なくとも一部は、ケーブル類保護案内装置20aで覆われている。ケーブル類保護案内装置20aとは、例えばケーブルベア(登録商標)である。図2に示すように、インク流路20は、導入側流路13と、接続流路14と、上流側流路15と、下流側流路16と、排出側流路17と、を備えている。
導入側流路13は、インクタンク12に貯留されたインクを接続流路14に供給する流路である。導入側流路13の一端は、インクタンク12に着脱可能に接続されている。導入側流路13の他端は、接続流路14に接続されている。本実施形態では、導入側流路13は、第1導入部13aと、第2導入部13bとを有している。第1導入部13aには、導入側流路13の一端が含まれ、第1導入部13aは、インクタンク12に着脱可能に接続されている。なお、導入側流路13の一端からインクタンク12が取り外されたとき、導入側流路13の一端からインクから漏れないように構成されている。第2導入部13bには、導入側流路13の他端が含まれ、第2導入部13bは、接続流路14に接続されている。
接続流路14は、インクタンク12に貯留されたインクを上流側流路15に供給する流路である。接続流路14は、導入側流路13と上流側流路15とを接続する流路である。接続流路14の一端は、導入側流路13の他端に接続されている。本実施形態では、接続流路14の一端には、三方弁42が設けられており、三方弁42を介して導入側流路13の他端に接続されている。接続流路14の他端は、上流側流路15に接続されている。ここでは、接続流路14は、第1接続部14aと、第2接続部14bとを有している。第1接続部14aには、接続流路14の一端が含まれ、第1接続部14aは、三方弁42を介して、第2導入部13bが接続されている。第2接続部14bには、接続流路14の他端が含まれ、第2接続部14bは、上流側流路15に接続されている。
上流側流路15は、接続流路14に供給されたインクをインクヘッド11に供給する流路である。上流側流路15の一端は、接続流路14の他端に接続されている。ここでは、上流側流路15の一端には、三方弁43が設けられており、三方弁43を介して接続流路14の他端に接続されている。上流側流路15の他端は、インクヘッド11に接続されている。本実施形態では、上流側流路15は、第1上流部15aと、第2上流部15bと、上流中途部15cとを有している。第1上流部15aには、上流側流路15の一端が含まれ、第1上流部15aは、三方弁43を介して、第2接続部14bに接続されている。第2上流部15bには、上流側流路15の他端が含まれ、第2上流部15bは、インクヘッド11に接続されている。上流中途部15cは、第1上流部15aと第2上流部15bとの間に位置し、第1上流部15aおよび第2上流部15bに接続されている。
下流側流路16は、インクヘッド11内のインクが流出する流路である。下流側流路16は、インクヘッド11内のインクを接続流路14に流す流路である。ここでは、下流側流路16の一端は、インクヘッド11に接続されている。下流側流路16の他端は、接続流路14の一端に接続されている。詳しくは、下流側流路16の他端は、三方弁42を介して、接続流路14の一端、および、導入側流路13の他端に接続されている。本実施形態では、下流側流路16は、第1下流部16aと、第2下流部16bと、下流中途部16cとを有している。第1下流部16aには、下流側流路16の一端が含まれ、第1下流部16aは、インクヘッド11に接続されている。第2下流部16bには、下流側流路16の他端が含まれ、第2下流部16bは、三方弁43を介して、第2導入部13bおよび第1接続部14aに接続されている。下流中途部16cは、第1下流部16aと第2下流部16bとの間に位置し、第1下流部16aおよび第2下流部16bに接続されている。
排出側流路17は、導入側流路13、接続流路14、上流側流路15、および、下流側流路16内のインクを外部へ排出する流路である。排出側流路17の一端は、接続流路14の他端に接続されている。詳しくは、排出側流路17の一端は、三方弁43を介して、接続流路14の他端、および、上流側流路15の一端に接続されている。本実施形態では、排出側流路17の他端には、廃液タンク29が接続されている。廃液タンク29は、インク供給システム10のインク流路20などに流れるインクが排出された際に流されるタンクである。
本実施形態では、排出側流路17は、第1排出部17aと、第2排出部17bと、排出中途部17cとを有している。第1排出部17aには、排出側流路17の一端が含まれ、三方弁43を介して、第2接続部14bおよび第1上流部15aが接続されている。第2排出部17bには、排出側流路17の他端が含まれ、廃液タンク29に接続されている。排出中途部17cは、第1排出部17aと第2排出部17bとの間に位置し、第1排出部17aおよび第2排出部17bに接続されている。
本実施形態では、インク流路20は、可撓性を有するチューブである。詳しくは、導入側流路13、接続流路14、上流側流路15、下流側流路16、および、排出側流路17は、例えば、可撓性を有するチューブである。しかしながら、導入側流路13、接続流路14、上流側流路15、下流側流路16、および、排出側流路17の種類および材質は特に限定されない。
次に、上流側ポンプ21および下流側ポンプ22について説明する。上流側ポンプ21および下流側ポンプ22は、インクを送給するためのものである。上流側ポンプ21は、インクヘッド11に向かってインクを供給するためのポンプであり、インクヘッド11に流すインクの流量を調整する。下流側ポンプ22は、インクヘッド11から流出したインクを環流させることで、接続流路14に流すためのポンプである。下流側ポンプ22は、インクヘッド11から流出するインクの流量を調整する。本実施形態では、上流側ポンプ21は、上流側流路15に設けられている。詳しくは、上流側ポンプ21は、上流側流路15の第1上流部15aと上流中途部15cとの間に設けられている。下流側ポンプ22は、下流側流路16に設けられている。詳しくは、下流側ポンプ22は、下流側流路16の下流中途部16cと第2下流部16bとの間に設けられている。ここでは、上流側ポンプ21と下流側ポンプ22との間に、インクヘッド11が配置されている。そのため、上流側ポンプ21によってインクの流量が調整されることで、インクヘッド11の上流側の流路(ここでは、上流側流路15)の圧力が調整され、下流側ポンプ22によってインクヘッド11の下流側の流路(ここでは、下流側流路16)の圧力が調整される。このように、インクヘッド11の上流側および下流側の圧力が調整されることで、インクヘッド11の圧力が調整され、インクヘッド11の圧力に応じてインクが吐出されることとなる。
本実施形態では、上流側ポンプ21のポンプの種類と、下流側ポンプ22のポンプの種類は同じである。ここでは、上流側ポンプ21および下流側ポンプ22は、ダイヤフラムポンプである。本実施形態では、上流側ポンプ21と下流側ポンプ22とは、同じ構成をしている。そのため、ここでは、上流側ポンプ21の構成について詳述し、下流側ポンプ22の構成の詳細な説明は省略する。
なお、以下の説明において、「高さ」とは、インク供給システム10および上流側ポンプ21(または、下流側ポンプ22)が所定の位置に所定の姿勢で正規に配置されたときの重力方向(垂直方向)の長さのことをいう。また、上流側ポンプ21に関する図面に関して、符号F1、Rr1、L1、R1、U1、D1は、上流側ポンプ21を正面から見たときの前、後、左、右、上、下をそれぞれ意味する。また、本実施形態において、「第1方向D11」とは、上流側ポンプ21(下流側ポンプ22)における左右方向のことをいう。「第2方向D12」とは、上流側ポンプ21(下流側ポンプ22)における前後方向のことをいう。
図3は、上流側ポンプ21の斜視図である。図4は、上流側ポンプ21の斜視図であって、第1部材91と第2部材92と第3部材93とが分解された図である。図5は、図3のV−V断面における断面図であり、流入室73が示された図である。図6は、図3のVI−VI断面における断面図であり、流出室77が示された図である。本実施形態では、図3に示すように、上流側ポンプ21は、本体71と、流入口72と、流入室73(図5参照)と、第1流入流路74(図5参照)と、作動室75(図4参照)と、第2流入流路76(図5参照)と、流出室77(図6参照)と、第1流出流路78(図6参照)と、流出口79と、第2流出流路80(図6参照)と、流入側弁81(図4参照)と、流出側弁82(図4参照)と、流入側押え付け部83(図5参照)と、流出側押え付け部84(図6参照)とを備えている。
図5および図6に示すように、本体71の内部には、流入室73、第1流入流路74、作動室75、第2流入流路76、流出室77、第1流出流路78、第2流出流路80、流入側弁81、流出側弁82、流入側押え付け部83、および、流出側押え付け部84が設けられている。本実施形態では、図4に示すように、本体71は、第1部材91と、第2部材92と、第3部材93と、を有している。第1部材91、第2部材92、および、第3部材93は、上下方向に連結している。ここでは、上下方向の上から順に、第1部材91、第2部材92、第3部材93が連結するように配置されている。
第1部材91は、平面視において矩形状の板である。しかしながら、第1部材91の形状は特に限定されない。第2部材92は、第1部材91の下に設けられている。第2部材92は、平面視において矩形状の板である。しかしながら、第2部材92の形状は特に限定されない。第2部材92の四隅には、第2部材92の中心に向かって凹んだ本体凹部96が形成されている。
第3部材93は、第2部材92の下に設けられている。本実施形態では、第3部材93の上部には、矩形状の連結部94が設けられている。この連結部94に、第2部材92が配置されている。ここでは、第3部材93の連結部94の四隅には、それぞれ上方に突出した直方体形状の本体突起95が形成されている。第2部材92を第3部材93の連結部94に配置する際、第2部材92の本体凹部96には、連結部94に形成された本体突起95が配置される。このことによって、第2部材92が第3部材93の連結部94に配置されたとき、第2部材92が第3部材93に対してずれることを抑制することができる。なお、第2部材92を連結部94に配置したとき、第2部材92の上面と、本体突起95の上面とは面一となる。図3に示すように、本体71を組み立てたとき、本体突起95の上面は、第1部材91の下面と接触する。
本実施形態では、第3部材93の4つの本体突起95の上面には、第1連結孔97がそれぞれ形成されている。第1部材91の四隅、すなわち、第1部材91、第2部材92および第3部材93を連結させたときにおける第1連結孔97に対応した第1部材91の部位には、第2連結孔(図示せず)が形成されている。本実施形態では、上下方向の上から順に第1部材91、第2部材92、第3部材93を連結した状態において、ネジ99を第1連結孔97および上記第2連結孔に挿入する。このことによって、第1部材91が第3部材93に対して固定されると共に、第2部材92が第3部材93に対して固定される。よって、第1部材91および第2部材92が第3部材93に対して前後方向、左右方向、および、上下方向にずれることを抑制することができる。
流入口72には、インクが外部から流入する。詳しくは、流入口72は、上流側ポンプ21にインクを流入させるものであり、上流側ポンプ21におけるインクの入口である。本実施形態では、流入口72は、第1部材91の側面に設けられている。しかしながら、流入口72の位置は特に限定されず、例えば、第1部材91の上面に設けられていてもよい。なお、上流側ポンプ21では、流入口72には、インク流路20の上流側流路15の第1上流部15a(図2参照)が接続される。下流側ポンプ22では、流入口72には、インク流路20の下流側流路16の下流中途部16c(図2参照)が接続される。
図5に示すように、流入室73は、流入口72から流入したインクが流れる空間である。本実施形態では、流入室73は、第1部材91と第2部材92との間に形成された空間である。流入室73には、流入側弁座101が設けられている。
流入側弁座101には、流入側弁81が配置される。図7は、第1部材91の斜視図であり、流入側弁座101を示す図である。図7に示すように、本実施形態では、流入側弁座101は、第1部材91の下面であって、第1部材91側の流入室73の上面に設けられている。図5に示すように、流入側弁座101の表面の少なくとも一部は、曲面である。本実施形態では、流入側弁座101の表面は、下方に湾曲した曲面である。詳しくは、流入側弁座101の表面は、第1方向D11において、第1流入流路74の下流端が接続された流入側弁座101の部位に向かうに従って、下方に傾斜(詳しくは、湾曲)した曲面である。言い換えると、流入側弁座101の表面は、第1方向D11において、流入側弁座101の中央部分に向かうに従って、下方に傾斜した曲面である。なお、流入側弁座101の表面の一部が曲面であって、他の一部が直面であってもよい。例えば、流入側弁座101の表面の第1方向D11の中央部分が曲面であり、流入側弁座101の表面の第1方向D11の両端部が直面であってもよい。また、流入側弁座101の表面のうち、曲面の部分における曲率は一定であってもよいし、一部の曲率が異なっていてもよい。本実施形態では、流入側弁座101の最も低い部位の高さは、第1部材91の下面の高さと同じである。しかしながら、流入側弁座101の最も低い部位は、第1部材91の下面よりも下方に突出していてもよいし、第1部材91の下面よりも高い位置であってもよい。
第1流入流路74は、流入口72と流入室73とを連通させる流路である。第1流入流路74は、流入口72から流入したインクを流入室73へ流す流路である。第1流入流路74において、インクは矢印A1の向きに流れる。本実施形態では、第1流入流路74は、第1部材91の内部に設けられている。第1流入流路74の上流端は、第1部材91の側面に形成された流入口72に接続されている。第1流入流路74の下流端は、第1部材91の下面に設けられている。ここでは、第1流入流路74の下流端は、流入室73の上面に接続されている。詳しくは、図7に示すように、第1流入流路74の下流端は、流入室73に配置された流入側弁座101における中央部分に接続されている。
図4に示すように、作動室75は、ダイヤフラム102が作動する空間である。作動室75には、ダイヤフラム102が設けられている。ダイヤフラム102は、流入側から流出側にインクを流す役割を担う。ダイヤフラム102は、作動室75の下面の少なくとも一部を構成している。ダイヤフラム102は、上下方向に弾性変形可能な部材によって形成されている。例えば、ダイヤフラム102は、エラストマー(EDPM)によって形成されている。本実施形態では、作動室75は、第2部材92と第3部材93との間に形成された空間である。詳しくは、第2部材92と第3部材93の連結部94との間に形成された空間によって、作動室75が形成されている。
図5に示すように、第2流入流路76は、流入室73と作動室75とを連通させる流路である。第2流入流路76は、流入室73に流入したインクを作動室75に流す流路である。第2流入流路76において、インクは矢印A2の向きに流れる。本実施形態では、第2流入流路76は、本体71の第2部材92の内部に設けられている。ここでは、第2流入流路76は、上下方向に延びている。第2流入流路76の上流端は、第2部材92の上面に形成されている。言い換えると、第2流入流路76の上流端は、流入室73に接続されている。第2流入流路76の下流端は、第2部材92の下面に形成されている。言い換えると、第2流入流路76の下流端は、作動室75(図4参照)に接続されている。
図6に示すように、流出室77は、作動室75から流出したインクが流れる空間である。本実施形態では、流出室77は、流入室73と同様に、第1部材91と第2部材92との間に形成された空間である。この流出室77は、流入室73と前後方向に並ぶようにして配置されている。ここでは、流出室77には、流出側弁座103が設けられている。
流出側弁座103には、流出側弁82が配置される。図8は、第2部材92の斜視図であり、流出側弁座103を示す図である。図8に示すように、ここでは、流出側弁座103は、第2部材92の上面であって、第2部材92側の流出室77の底面に設けられている。本実施形態では、流出側弁座103は、流入側弁座101と同じ形状をしているが、流入側弁座101と形状が異なっていてもよい。図6に示すように、流出側弁座103の表面の少なくとも一部は、曲面である。本実施形態では、流出側弁座103の表面は、上方に湾曲した曲面である。詳しくは、流出側弁座103の表面は、第1方向D11において、第1流出流路78の下流端が接続された流出側弁座103の部位に向かうに従って、上方に傾斜(詳しくは、湾曲)した曲面である。換言すると、流出側弁座103の表面は、第1方向D11において、流出側弁座103の中央部分に向かうに従って上方に傾斜した曲面である。なお、流出側弁座103の表面の一部が曲面であって、他の一部が直面であってもよい。例えば、流出側弁座103の表面の第1方向D11の中央部分が曲面であり、流出側弁座103の表面の第1方向D11の両端部が直面であってもよい。また、流出側弁座103の表面のうち、曲面の部分における曲率は一定であってもよいし、一部の曲率が異なっていてもよい。本実施形態では、流出側弁座103の最も高い部位の高さは、第2部材92の上面の高さと同じである。しかしながら、流出側弁座103の最も高い部位は、第2部材92の上面よりも上方に突出していてもよい。また、流出側弁座103の最も高い部位は、第2部材92の上面よりも低い位置であってもよい。
第1流出流路78は、作動室75と流出室77とを連通させる流路である。第1流出流路78は、作動室75から流出したインクを流出室77に流す流路である。第1流出流路78において、インクは矢印A3の向きに流れる。ここでは、第1流出流路78は、第2流入流路76と同様に、本体71の第2部材92の内部に設けられている。第2流入流路76と重ならないように、第1流出流路78は、第2部材92の内部に設けられている。第1流出流路78は、上下方向に延びている。ここでは、第1流出流路78の上流端は、第2部材92の下面に形成されており、作動室75(図4参照)に接続されている。第1流出流路78の下流端は、第2部材92の上面に形成されており、流出室77に接続されている。詳しくは、第1流出流路78の下流端は、流出室77に設けられた流出側弁座103の中央部分に接続されている。
流出口79は、インクが外部へ流出するものである。流出口79は、上流側ポンプ21内のインクを流出させるものであり、上流側ポンプ21におけるインクの出口になるものである。ここでは、流出口79は、第1部材91の側面に設けられている。詳しくは、図3に示すように、流出口79は、第1部材91における流入口72が設けられた側面と同じ側面に設けられている。流出口79は、流入口72と第2方向D12に並ぶように設けられている。しかしながら、流出口79の位置は特に限定されない。上流側ポンプ21では、流出口79には、インク流路20の上流側流路15の上流中途部15c(図2参照)が接続される。下流側ポンプ22では、流出口79には、インク流路20の下流側流路16の第2下流部16b(図2参照)が接続される。
図6に示すように、第2流出流路80は、流出室77と流出口79とを連通させる流路である。第2流出流路80は、流出室77から流出したインクを流出口79へ流す流路である。第2流出流路80において、インクは矢印A4の向きに流れる。本実施形態では、第2流出流路80は、第1流入流路74と重ならないように、第1部材91の内部に設けられている。第2流出流路80の上流端は、第1部材91の下面に設けられている。ここでは、第2流出流路80の上流端は、流出室77に接続されている。第2流出流路80の下流端は、第1部材91の側面に形成された流出口79に接続されている。
次に、流入側弁81および流出側弁82について説明する。図5に示すように、流入側弁81は、流入側弁座101に配置され、第1流入流路74を開閉可能なものである。本実施形態では、流入側弁81は、プレート状のものである。図9は、流入側弁81および流出側弁82を示す平面図である。本実施形態では、図9に示すように、流入側弁81の形状は、略日字形状である。流入側弁81は、流入側プレート111と、流入側枠体112とを有している。
図5に示すように、流入側プレート111は、流入側弁座101に配置されるものである。図9に示すように、流入側プレート111は、第1方向D11に延びている。流入側枠体112は、流入側プレート111を囲むようにして設けられている。流入側枠体112の内周面には、流入側プレート111における第1方向D11の両端部が接続されている。流入側枠体112では、外周形状および内周形状が矩形状の枠である。ここでは、流入側プレート111の平均厚み(ここでは、上下方向の平均の長さ)と、流入側枠体112の平均厚みは同じである。しかしながら、流入側プレート111の平均厚みは、流入側枠体112の平均厚みよりも厚くてもよいし、薄くてもよい。
図6に示すように、流出側弁82は、流出側弁座103に配置され、第1流出流路78を開閉可能なものである。本実施形態では、図9に示すように、流出側弁82は、流入側弁81と同じ形状である。しかしながら、流入側弁81の形状と、流出側弁82の形状とは、異なっていてもよい。ここでは、流出側弁82の形状は、プレート状であり、略日字形状である。流出側弁82は、流出側プレート113と、流出側枠体114とを有している。図6に示すように、流出側プレート113は、流出側弁座103に配置されるものである。図9に示すように、流出側プレート113は、第1方向D11に延びている。流出側枠体114は、流出側プレート113を囲むように設けられており、内周面に流出側プレート113の第1方向D11の両端部が接続されている。ここでは、流出側枠体114では、外周形状および内周形状が矩形状の枠である。流出側プレート113の平均厚みと、流出側枠体114の平均厚みは同じである。しかしながら、流出側プレート113の平均厚みは、流出側枠体114の平均厚みよりも厚くてもよいし、薄くてもよい。
流入側弁81および流出側弁82は、それぞれ弾性変可能な部材によって形成されている。言い換えると、流入側プレート111、流入側枠体112、流出側プレート113、および、流出側枠体114は、それぞれ弾性変形可能な部材によって形成されている。例えば、流入側弁81および流出側弁82は、それぞれゴム製である。しかしながら、流入側枠体112および流出側枠体114は、弾性変形可能な部材によって形成されていなくてもよい。例えば、流入側枠体112および流出側枠体114は、共に金属によって形成されていてもよい。
図5に示すように、流入側押え付け部83は、流入側弁81を流入側弁座101(ここでは、第1部材91側)に押え付けるものである。本実施形態では、流入側押え付け部83は、第2部材92における流入室73を形成している部位の周りの部位に形成された突起である。ここでは、流入側押え付け部83は2つであるが、流入側押え付け部83の数は特に限定されない。一方の流入側押え付け部83は、流入側弁81の流入側プレート111の第1方向D11の一端部を流入側弁座101側に向かって押え付けるものである。図10は、第2部材92の斜視図であり、流入側押え付け部83を示す図である。図10に示すように、一方の流入側押え付け部83は、第2方向D12に延びており、第2部材92の上面における流入室73よりも左方の部位に設けられている。他方の流入側押え付け部83は、流入側プレート111の第1方向D11の他端部を流入側弁座101側に向かって押え付けるものである。他方の流入側押え付け部83は、第2方向D12に延びており、第2部材92の上面における流入室73よりも右方の部位に設けられている。ここでは、一方の流入側押え付け部83と、他方の流入側押え付け部83は、第2部材92が形成する流入室73を挟んで対向している。2つの流入側押え付け部83は、半円筒状の形状である。しかしながら、流入側押え付け部83の形状は特に限定されず、例えば、直方体形状であってもよい。
図6に示すように、流出側押え付け部84は、流出側弁82を流出側弁座103(ここでは、第2部材92側)に押え付けるものである。ここでは、流出側押え付け部84は、第1部材91における流出室77を形成している部位の周りの部位に形成された突起である。本実施形態では、流出側押え付け部84の数は、流入側押え付け部83の数と同じ2つであるが、流出側押え付け部84の数は特に限定されない。一方の流出側押え付け部84は、流出側弁82の流出側プレート113の第1方向D11の一端部を流出側弁座103側に向かって押え付けるものである。図11は、第1部材91の斜視図であり、流出側押え付け部84を示す図である。図11に示すように、一方の流出側押え付け部84は、第2方向D12に延びている。一方の流出側押え付け部84は、第1部材91の下面における流出室77よりも左方の部位に設けられている。他方の流出側押え付け部84は、流出側プレート113の第1方向D11の他端部を流出側弁座103側に向かって押え付けるものである。他方の流出側押え付け部84は、第2方向D12に向かって延びており、第1部材91の下面における流出室77よりも右方の部位に設けられている。本実施形態では、一方の流出側押え付け部84と、他方の流出側押え付け部84は、第1部材91が形成する流出室77を挟んで対向している。2つの流出側押え付け部84は、流入側押え付け部83と同様に、半円筒状の形状である。しかしながら、流出側押え付け部84の形状は特に限定されず、例えば、直方体形状であってもよい。
本実施形態では、図7に示すように、第1部材91の下面であって、流入側弁座101の周りには、流入側溝115が形成されている。言い換えると、流入側溝115は、第1部材91の下面であって、流入室73を形成する第1部材91の部位の周囲に形成されている。この流入側溝115には、流入側弁81の流入側枠体112(図9参照)が嵌る。そのため、流入側溝115は、流入側枠体112に対応した形状をしている。ここでは、流入側溝115の外周形状および内周形状は、それぞれ矩形状である。
本実施形態では、図10に示すように、第2部材91の上面には、流入側弁81の流入側枠体112を流入側溝115に押し付ける流入側シール突起117が設けられている。流入側シール突起117は、第1部材91と第2部材92とを連結させたとき、流入側溝115と対向するように、第2部材92の上面に形成されている。この流入側シール突起117は、第2部材92の上面から上方に突出した突起である。本実施形態では、流入側シール突起117は、中央部分が切り抜かれた矩形状である。流入側シール突起117の外周形状および内周形状は、それぞれ矩形状である。しかしながら、流入側シール突起117の形状は特に限定されず、例えば、流入側シール突起117の一部に溝が切られていてもよい。ここでは、図5に示すように、流入側シール突起117の上端が、流入側溝115に嵌った流入側枠体112に接触する。
図8に示すように、第2部材92の上面であって、流出側弁座103の周りには、流出側溝116が形成されている。この流出側溝116は、第2部材92の上面であって、流出室77を形成する第2部材92の部位の周囲に形成されている。ここでは、流出側溝116には、流出側弁82の流出側枠体114(図9参照)が嵌る。そのため、流出側溝116は、流出側枠体114に対応した形状をしている。本実施形態では、流出側溝116は、流入側溝115と同様に、外周形状および内周形状は、それぞれ矩形状である。
本実施形態では、図11に示すように、第1部材91の下面には、流出側弁82の流出側枠体114を流出側溝116に押し付ける流出側シール突起118が設けられている。この流出側シール突起118は、第1部材91と第2部材92とを連結させたとき、流出側溝116と対向するように、第1部材91の下面に形成されている。流出側シール突起118は、第1部材91の下面から下方に突出している。本実施形態では、流出側シール突起118は、流入側シール突起117と同様に、中央部分が切り抜かれた矩形状である。流出側シール突起118の外周形状および内周形状は、それぞれ矩形状である。しかしながら、流出側シール突起118の形状は特に限定されず、例えば、流出側シール突起118の一部に溝が切れられていてもよい。また、流出側シール突起118は、流入側シール突起117と同じ形状であってもよいし、異なる形状であってもよい。ここでは、図6に示すように、流出側シール突起118の下端が、流出側溝116に嵌った流出側枠体114に接触する。
なお、本実施形態では、図示は省略するが、第3部材93の内部には、ダイヤフラム102を上下方向に変形させることで、インクを送給する送給機構119(図12参照)が設けられていてもよい。この送給機構119の具体的な構成は特に限定されない。例えば、送給機構119は、ダイヤフラム102に接触可能、かつ、上下方向に移動可能なシャフトと、上記シャフトに接続され、上記シャフトを上下方向に移動させるポンプ用モータとを有している。本実施形態では、上流側ポンプ21が駆動する、および、下流側ポンプ22が駆動するとは、それぞれポンプ用モータが駆動し、ダイヤフラム102が弾性変形している状態のことをいう。
本実施形態では、図2に示すように、例えば、上流側ポンプ21の流入口72には、インク流路20内のカスなどの不純物を捕捉するための上流側フィルタ44が設けられていてもよい。このことによって、上流側ポンプ21内に不純物が入り込むことで生じる不具合が発生することを抑制することができる。同様に、下流側ポンプ22の流入口72には、インク流路20内の不純物を捕捉するための下流側フィルタ45が設けられていてもよい。このことによって、下流側ポンプ22内に不純物が入り込むことで生じる不具合が発生することを抑制することができる。
次に、上流側ダンパー23および下流側ダンパー24について説明する。上流側ダンパー23および下流側ダンパー24は、インクの圧力変動を緩和して、インクヘッド11のインク吐出動作を安定させるものである。上流側ダンパー23は、上流側ダンパー23に流入するインクの流量を検出する。この上流側ダンパー23による流量の検出結果に基づいて、上流側ポンプ21の駆動が制御される。下流側ダンパー24は、下流側ダンパー24に流入するインクの流量を検出する。この下流側ダンパー24による流量の検出結果に基づいて、下流側ポンプ22の駆動が制御される。
本実施形態では、上流側ダンパー23は、上流側流路15に設けられている。詳しくは、上流側ダンパー23は、上流側ポンプ21よりもインクヘッド11側の上流側流路15の部位に設けられている。本実施形態では、上流側ダンパー23は、上流側流路15の上流中途部15cと第2上流部15bとの間に設けられている。下流側ダンパー24は、下流側流路16に設けられている。詳しくは、下流側ダンパー24は、下流側ポンプ22よりもインクヘッド11側の下流側流路16の部位に設けられている。本実施形態では、下流側ダンパー24は、下流側流路16の第1下流部16aと下流中途部16cとの間に設けられている。
本実施形態では、上流側ダンパー23および下流側ダンパー24には、それぞれインクが貯留されるインク貯留室47と、インク貯留室47のインク貯留量が所定の貯留量以下であるか否かを検出する検出センサ48が備えられている。例えば、検出センサ48は、フォトインタラプタである。例えば、上流側ダンパー23において、検出センサ48がインク貯留室47のインク貯留量が所定の貯留量以下であることを検出すると、上流側ポンプ21のインクの流量を増やすように、上流側ポンプ21の駆動を制御する。そして、上流側ダンパー23において、インク貯留室47のインク貯留量が所定の貯留量より多い場合、上流側ポンプ21のインクの流量を減らすように、上流側ポンプ21の駆動を制御する。
同様に、下流側ダンパー24において、検出センサ48がインク貯留室47のインク貯留量が所定の貯留量以下であることを検出すると、下流側ポンプ22のインクの流量を増やすように、下流側ポンプ22の駆動を制御する。そして、下流側ダンパー24において、インク貯留室47のインク貯留量が所定の貯留量より多い場合、下流側ポンプ22のインクの流量を減らすように、下流側ポンプ22の駆動を制御する。
なお、上流側ダンパー23および下流側ダンパー24は、1つのダンパー本体(図示せず)に設けられていてもよい。上流側ダンパー23を構成する部位と、下流側ダンパー24を構成する部位とが互いに重ならないように、上記ダンパー本体に設けられていてもよい。本実施形態では、上記ダンパー本体は、インクヘッド11の上面に設けられており、キャリッジ4に搭載されている。図1に示すように、上流側ダンパー23および下流側ダンパー24は、インクヘッド11の上面に配置され、キャリッジ4に搭載されている。
なお、上流側ダンパー23には、インク流路20内のカスなどのゴミを捕捉するためのダンパー用フィルタ(図示せず)が設けられていてもよい。このことによって、上流側流路15の第2上流部15b、および、インクヘッド11に、インクに含まれ得る不純物が流入することを抑制することができる。また、図2に示すように、上流側ダンパー23には、上流側流路15内のインクの温度を検出するサーミスタ32が設けられていてもよい。
エアトラップ25は、インク供給システム10内に含まれる空気を溜める装置であり、かつ、溜まった空気を外部に排出する装置である。エアトラップ25は、接続流路14に設けられている。詳しくは、エアトラップ25は、接続流路14の第1接続部14aと第2接続部14bとの間に設けられている。例えば、エアトラップ25は、インクおよびインク内の空気が溜められるインクパウチ33と、インクパウチ33内のインクを外部に排出する排出機構34を備えている。なお、ここでは、エアトラップ25が「停止している」とは、エアトラップ25内の空気が排出されず、エアトラップ25に空気が溜められている状態のことである。エアトラップ25が「駆動している」とは、エアトラップ25内に溜められた空気が排出されている状態のことである。
なお、本実施形態では、エアトラップ25には、サーミスタ35aおよびヒータ35bが設けられていてもよい。サーミスタ35aは、エアトラップ25のインクパウチ33内のインクの温度を検出するためのものである。ヒータ35bは、エアトラップ25のインクパウチ33内のインクを温めるためのものである。
導入側バルブ26は、導入側流路13を開閉するバルブである。導入側バルブ26が導入側流路13を開放することで、インクタンク12に貯留されたインクをインクヘッド11に供給することが可能になる。導入側バルブ26が導入側流路13を閉鎖することで、インクタンク12に貯留されたインクをインクヘッド11に流すことができなくなる。なお、本実施形態では、「開放」には、開閉を行う流路が完全に開放していることの他に、例えば、完全に開放されておらず、開閉を行う流路の一部が開放されている場合も含まれる。開閉を行う流路を完全に開放している状態を100%とした場合、「開放」には、例えば、80%の開放状態が含まれていてもよいし、90%の開放状態が含まれていてもよい。また、インク供給システム10の構成によっては、「開放」には、例えば10%の開放状態が含まれることがあり得る。本実施形態では、「閉鎖」とは、開閉を行う流路が完全に閉鎖されている状態であることが好ましい。しかしながら、インク供給システム10の構成によっては、「閉鎖」には、開閉を行う流路の極小の一部が開放されている状態も含まれていてもよい。開閉を行う流路を完全に開放している状態を100%とした場合、インク供給システム10の構成によっては、「閉鎖」には、例えば、1%の開放状態が含まれることがあり得る。本実施形態では、導入側バルブ26は、導入側流路13に設けられている。詳しくは、導入側バルブ26は、導入側流路13の第1導入部13aと第2導入部13bとの間に設けられている。導入側バルブ26の種類は特に限定されないが、ここでは、導入側バルブ26は、チョークバルブである。
排出側バルブ27は、排出側流路17を開閉するバルブである。排出側バルブ27が排出側流路17を開放することで、インク流路20内のインクを外部へ排出することが可能になる。排出側バルブ27が排出側流路17を閉鎖することで、インク流路20内のインクを外部へ排出することができなくなる。本実施形態では、排出側バルブ27は、排出側流路17に設けられている。詳しくは、排出側バルブ27は、排出側流路17の第1排出部17aと排出中途部17cとの間に設けられている。なお、排出側バルブ27の種類は特に限定されないが、本実施形態では、排出側バルブ27は、導入側バルブ26と同様にチョークバルブである。排出側バルブ27は、導入側バルブ26と同じ種類のバルブであってもよいし、導入側バルブ26と異なる種類のバルブであってもよい。
排出側ポンプ28は、排出側バルブ27が排出側流路17を開放している状態において、インク流路20内のインク、または、インクに含まれる空気などを廃液タンク29に流すためのものである。排出側ポンプ28は、排出側流路17に設けられている。詳しくは、排出側ポンプ28は、排出側バルブ27よりも廃液タンク29側の排出側流路17の部位に設けられている。本実施形態では、排出側ポンプ28は、排出側流路17の排出中途部17cと第2排出部17bとの間に設けられている。排出側ポンプ28の種類は特に限定されないが、ここでは、チューブポンプである。なお、図示は省略するが、排出側ポンプ28には、モータが接続されており、モータが駆動することで、排出側ポンプ28が駆動する。
図12は、プリンタ100のブロック図である。本実施形態では、図12に示すように、インク供給システム10は、制御装置55を備えている。制御装置55は、インク供給システム10の制御を行う装置である。ここでは、制御装置55は、インクヘッド11へのインクの供給に関する制御などを行う装置である。制御装置55の構成は特に限定されない。例えば、制御装置55は、コンピュータであり、中央演算処理装置(以下、CPUという。)と、CPUが実行するプログラムなどが格納されたROMと、RAMなどを備えていてもよい。
制御装置55は、インクタンク12に設けられた検出センサ41に接続され、検出センサ41によってインクタンク12に貯留されたインクの貯留量を検出する。制御装置55は、上流側ポンプ21の送給機構119、および、上流側ダンパー23の検出センサ48にそれぞれ接続されている。制御装置55は、上流側ダンパー23の検出センサ48から、上流側ダンパー23のインク貯留室47のインクの貯留量が検出され、その検出結果に基づいて上流側ポンプ21の送給機構119を制御する。また、制御装置55は、下流側ポンプ22の送給機構119、および、下流側ダンパー24の検出センサ48にそれぞれ接続されている。制御装置55は、下流側ダンパー24の検出センサ48から、下流側ダンパー24のインク貯留室47のインクの貯留量が検出され、その検出結果に基づいて下流側ポンプ22の送給機構119を制御する。
制御装置55は、上流側ダンパー23に設けられたサーミスタ32に接続され、サーミスタ32によって上流側流路15内のインクの温度を検出する。制御装置55は、エアトラップ25の排出機構34に接続され、インクパウチ33内の空気を排出する場合、空気を排出させるように排出機構34を制御する。制御装置55は、エアトラップ25に設けられたサーミスタ35aに接続され、サーミスタ35aによってエアトラップ25のインクパウチ33内のインクの温度を検出する。制御装置55は、エアトラップ25に設けられたヒータ35bに接続され、ヒータ35bを制御することで、インクパウチ33内のインクを温める。制御装置55は、導入側バルブ26に接続され、導入側バルブ26を制御することで、導入側流路13の開閉を制御する。制御装置55は、排出側バルブ27に接続され、排出側バルブ27を制御することで、排出側流路17の開閉を制御する。制御装置55は、排出側ポンプ28に接続され、排出側ポンプ28を制御することで、インク流路20内のインクを廃液タンク29に排出させる。
以上、本実施形態に係るインク供給システム10を備えたプリンタ100の構成について説明した。次に、印刷時のインク供給システム10の動作について説明する。印刷時、インクヘッド11のノズル11aからプラテン7に載置された記録媒体5に向かってインクが吐出される。印刷時、インクタンク12に貯留されたインクは、インクヘッド11に供給される。このとき、制御装置55は、導入側バルブ26を開放させると共に、排出側バルブ27を閉鎖させる。このことで、導入側流路13は開放された状態になると共に、排出側流路17は閉鎖された状態になる。また、印刷時、制御装置55は、上流側ポンプ21および下流側ポンプ22を駆動させる。詳しくは、制御装置55は、インクヘッド11の圧力が負圧になるように、上流側ポンプ21および下流側ポンプ22の駆動を制御する。このことによって、インクヘッド11のノズル11aからインクが吐出される。なお、印刷状態では、エアトラップ25は停止しており、かつ、排出側ポンプ28は停止している。
本実施形態では、印刷時、導入側バルブ26が開放されているため、インクタンク12に貯留されたインクは、導入側流路13を通じて接続流路14に流れる。そして、排出側バルブ27が閉鎖され、かつ、上流側ポンプ21および下流側ポンプ22が駆動している状態であるため、接続流路14のインクは、排出側流路17には流れず、上流側流路15に流れる。そして、上流側ポンプ21の駆動によって、上流側流路15のインクは、インクヘッド11に供給される。インクヘッド11は、負圧の状態であるため、インクヘッド11内のインクの一部がノズル11aから記録媒体5に向かって吐出され、インクヘッド11内の残りのインクの一部は、下流側ポンプ22の駆動によって、下流側流路16に流れる。そして、下流側流路16のインクは、接続流路14に流れる。このように、印刷時、インクは、接続流路14、上流側流路15、インクヘッド11および下流側流路16を通って、インク流路20内を循環している。
次に、上流側ポンプ21が駆動するときの上流側ポンプ21の動作について説明する。なお、下流側ポンプ22が駆動するときの動作は、上流側ポンプ21の動作と同じであるため、ここでの説明は省略する。
まず、上流側ポンプ21が駆動する際には、送給機構119(図12参照)のポンプ用モータが駆動することで、図4に示すように、ダイヤフラム102が上下方向に弾性変形する。ここで、ダイヤフラム102が下方に弾性変形したとき、図5に示すように、流入口72から流入したインクが流入室73を通じて作動室75に流入する。詳しくは、流入口72から流入したインクの流れによって、流入側弁81の流入側プレート111が下方に押されることで、流入側プレート111と流入側弁座101との間に隙間ができる。その隙間から流入室73にインクが流入する。よって、ダイヤフラム102が下方に弾性変形したとき、流入口72から流入したインクは、矢印A1および矢印A2に示すように、第1流入流路74、流入室73、第2流入流路76を経由して、作動室75に流入する。なお、ダイヤフラム102が下方に弾性変形したとき、図6に示すように、流出側弁82が逆流防止弁として機能し、流出側弁82の流出側プレート113は、流出側弁座103に密着するため、第1流出流路78は閉鎖された状態になる。そのため、ダイヤフラム102が下方に弾性変形したとき、作動室75よりも下流側である流出室77から、作動室75に向かってインクは流れない。
一方、ダイヤフラム102が上方に弾性変形したとき、作動室75のインクが流出室77を通じて流出口79から流出する。詳しくは、作動室75から流出口79に向かうインクの流れによって、流出側弁82の流出側プレート113が上方に押されることで、流出側プレート113と流出側弁座103との間に隙間ができる。その隙間から流出室77に作動室75のインクが流入する。よって、ダイヤフラム102が上方に弾性変形したとき、作動室75のインクは、矢印A3および矢印A4に示すように、第1流出流路78、流出室77、第2流出流路80を経由して、流出口79から流出する。なお、ダイヤフラム102が上方に弾性変形したとき、図5に示すように、流入側弁81が逆流防止弁として機能し、流入側弁81の流入側プレート111は、流入側弁座101に密着するため、第1流入流路74は閉鎖された状態になる。そのため、ダイヤフラム102が上方に弾性変形したとき、作動室75よりも上流側である流入室73から流入口72に向かってインクは流れない。
以上のように、本実施形態では、ダイヤフラム102が上方に弾性変形しているとき、弾性変形可能な流入側弁81は、流入側弁座101の表面の曲面に沿って弾性変形して、流入側弁座101に配置されている。よって、ダイヤフラム102が上方に弾性変形しているとき、流入側弁81と流入側弁座101との間に隙間ができ難いため、流入側弁81が逆流防止弁として機能する。したがって、インクが第1流入流路74で逆流することをより抑制することができる。また、ダイヤフラム102が下方に弾性変形しているとき、図6に示すように、弾性変形可能な流出側弁82は、流出側弁座103の表面の曲面に沿って弾性変形して、流出側弁座103に配置されている。よって、ダイヤフラム102が下方に弾性変形しているとき、流出側弁82と流出側弁座103との間に隙間ができ難いため、流出側弁82が逆流防止弁として機能する。したがって、インクが第1流出流路78で逆流することをより抑制することができる。
本実施形態では、図5に示すように、流入側弁座101の表面は、流入側プレート111が延びている方向と同じ方向である第1方向D11において、第1流入流路74の下流端が接続された部位(ここでは、流入側弁座101の第1方向D11における中央部分)に向かうに従って、下方に傾斜(ここでは、湾曲)した曲面である。このことによって、流入側弁81の流入側プレート111は、流入側弁座101の表面に沿って配置され易く、かつ、ダイヤフラム102が上方に弾性変形しているとき、流入側弁81と流入側弁座101との間に隙間がよりでき難い。したがって、インクが第1流入流路74に逆流し難い。
また、本実施形態では、図5に示すように、流出側弁座103の表面は、流出側プレート113が延びている方向と同じ方向である第1方向D11において、第1流出流路78の下流端が接続された部位(ここでは、流出側弁座103の第1方向D11の中央部分)に向かうに従って、上方に傾斜(ここでは、湾曲)した曲面である。このことによって、流出側弁82の流出側プレート113は、流出側弁座103の表面に沿って配置され易く、かつ、ダイヤフラム102が下方に弾性変形しているとき、流出側弁82と流出側弁座103との間に隙間がよりでき難い。したがって、インクが流出室77から作動室75に向かって逆流し難い。
本実施形態では、図3に示すように、流入口72および流出口79は、それぞれ第1部材91に形成されている。図5および図6に示すように、第1流入流路74および第2流出流路80は、それぞれ第1部材91の内部に形成されている。流入室73および流出室77は、それぞれ第1部材91と第2部材92との間に形成された空間である。作動室75は、第2部材92と第3部材93との間に形成された空間である。このことによって、第1部材91を第2部材92から取り外すことで、流入室73および流出室77は外部と連通する。よって、流入側弁81が劣化したとき、第1部材91を第2部材92から取り外すことで、流入室73に設けられた流入側弁座101から流入側弁81を容易に取り出すことができる。第1部材91を第2部材92から取り外すことで、流入側弁座101に流入側弁81をユーザが配置し易い。また、流出側弁82が劣化したとき、第1部材91を第2部材92から取り外すことで、流出室77に設けられた流出側弁座103から流出側弁82を容易に取り出すことができる。第1部材91を第2部材92から取り外すことで、流出側弁座103に流出側弁82をユーザが配置し易い。
本実施形態では、図5に示すように、流入側押え付け部83は、第2部材92の上面から上方に突出し、流入側弁81の流入側プレート111の第1方向D11の両端部を押え付ける突起である。このことによって、第2部材92に第1部材91を取り付けたとき、流入側プレート111の両端部の2箇所が押え付けられる。よって、流入側プレート111は、流入側弁座101に密着し易い。
本実施形態では、図7に示すように、第1部材91には、第1部材91における流入室73が形成された部位を囲むように流入側溝115が形成されている。流入側溝115には、流入側弁81の流入側枠体112(図9参照)が嵌る。このことによって、流入側弁81が流入側弁座101に対してズレることを抑制することができる。
本実施形態では、図10に示すように、第2部材92の上面には、流入側弁81の流入側枠体112を流入側溝115に押し付ける流入側シール突起117が設けられている。このことによって、第2部材92に第1部材91を取り付けた際、流入側弁81は、流入側弁座101に対してズレ難い。また、上流側ポンプ21または下流側ポンプ22が駆動しているときに流入側弁81が弾性変形した場合であっても、流入側枠体112は流入側溝115に押し付けられているため、流入側弁81は、流入側弁座101に対してズレ難い。
また、本実施形態では、図6に示すように、流出側押え付け部84は、第1部材91の下面から下方に突出し、流出側弁82の流出側プレート113の第1方向D11の両端部を押え付ける突起である。このことによって、第2部材92に第1部材91を取り付けたとき、流出側プレート113の両端部の2箇所が押え付けられる。よって、流出側プレート113は、流出側弁座103に密着し易い。
本実施形態では、図8に示すように、第2部材92には、第2部材92における流出室77が形成された部位を囲むように流出側溝116が形成されている。そして、流出側溝116には、流出側弁82の流出側枠体114(図9参照)が嵌る。このことによって、流出側弁82が流出側弁座103に対してズレることを抑制することができる。
本実施形態では、図11に示すように、第1部材91の下面には、流出側弁82の流出側枠体114を流出側溝116に押し付ける流出側シール突起118が設けられている。このことによって、第2部材92に第1部材91を取り付けた際、流出側弁82は、流出側弁座103に対してズレ難い。また、上流側ポンプ21または下流側ポンプ22が駆動しているときに流出側弁82が弾性変形した場合であっても、流出側枠体114が流出側シール突起118によって流出側溝116に押し付けられているため、流出側弁82は、流出側弁座103に対してズレ難い。
10 インク供給システム
21 上流側ポンプ(ダイヤフラムポンプ)
22 下流側ポンプ(ダイヤフラムポンプ)
71 本体
72 流入口
73 流入室
74 第1流入流路
75 作動室
76 第2流入流路
77 流出室
78 第1流出流路
79 流出口
80 第2流出流路
81 流入側弁
82 流出側弁
83 流入側押え付け部
84 流出側押え付け部
100 プリンタ(インクジェットプリンタ)

Claims (15)

  1. 液体が外部から流入する流入口と、
    流入側弁座が設けられた流入室と、
    前記流入口と前記流入室とを連通させる第1流入流路と、
    弾性変形可能なダイヤフラムが配置された作動室と、
    前記流入室と前記作動室とを連通させる第2流入流路と、
    流出側弁座が設けられた流出室と、
    前記作動室と前記流出室とを連通させる第1流出流路と、
    液体が外部へ流出する流出口と、
    前記流出室と前記流出口とを連通させる第2流出流路と、
    前記流入側弁座に配置され、前記第1流入流路を開閉可能な流入側弁と、
    前記流出側弁座に配置され、前記第1流出流路を開閉可能な流出側弁と、
    前記流入側弁を前記流入側弁座に押え付ける流入側押え付け部と、
    前記流出側弁を前記流出側弁座に押え付ける流出側押え付け部と、
    を備え、
    前記流入側弁および前記流出側弁は、それぞれ弾性変形可能な部材によって形成され、
    前記流入側弁座の表面、および、前記流出側弁座の表面において、それぞれ少なくとも一部が曲面である、ダイヤフラムポンプ。
  2. 前記流入側弁は、所定の第1方向に延び、前記流入側弁座に配置される流入側プレートを備え、
    前記流入側弁座は、前記流入室の上面に設けられ、
    前記流入側弁座には、前記第1流入流路の下流端が接続され、
    前記流入側弁座の表面は、前記第1方向において、前記第1流入流路の下流端が接続された部位に向かうに従って、下方に傾斜した曲面である、請求項1に記載されたダイヤフラムポンプ。
  3. 前記第1流入流路の下流端は、平面視における前記流入側弁座の中央部分に接続されている、請求項2に記載されたダイヤフラムポンプ。
  4. 前記流出側弁は、所定の第1方向に延び、前記流出側弁座に配置される流出側プレートを備え、
    前記流出側弁座は、前記流出室の下面に設けられ、
    前記流出側弁座には、前記第1流出流路の下流端が接続され、
    前記流出側弁座の表面は、前記第1方向において、前記第1流出経路の下流端が接続された部位に向かうに従って、上方に傾斜した曲面である、請求項1から3までの何れか1つに記載されたダイヤフラムポンプ。
  5. 前記第1流出流路の下流端は、平面視における前記流出側弁座の中央部分に接続されている、請求項4に記載されたダイヤフラムポンプ。
  6. 第1部材と、前記第1部材の下に設けられた第2部材とを少なくとも有する本体を備え、
    前記流入口および前記流出口は、それぞれ前記第1部材に形成され、
    前記第1流入流路および前記第2流出流路は、それぞれ前記第1部材の内部に形成され、
    前記流入室および前記流出室は、それぞれ前記第1部材と前記第2部材との間に形成された空間である、請求項1から5までの何れか1つに記載されたダイヤフラムポンプ。
  7. 前記本体は、前記第2部材の下に設けられた第3部材を有し、
    前記作動室は、前記第2部材と前記第3部材との間に形成された空間であり、
    前記ダイヤフラムは、前記作動室の下面であり、かつ、上下方向に弾性変形可能である、請求項6に記載されたダイヤフラムポンプ。
  8. 前記流入側弁は、所定の第1方向に延び、前記流入側弁座に配置される流入側プレートを備え、
    前記流入側押え付け部は、前記第2部材の上面から上方に突出し、前記流入側プレートの前記第1方向の両端部を押え付ける突起である、請求項6または7に記載されたダイヤフラムポンプ。
  9. 前記流入側弁は、前記流入側プレートを囲むように、前記流入側プレートの両端に接続された流入側枠体を有し、
    前記第1部材には、前記第1部材における前記流入室が形成された部位を囲むように流入側溝が形成され、
    前記流入側溝には、前記流入側枠体が嵌る、請求項8に記載されたダイヤフラムポンプ。
  10. 前記第2部材の上面には、前記流入側枠体を前記流入側溝に押し付ける流入側シール突起が設けられている、請求項9に記載されたダイヤフラムポンプ。
  11. 前記流出側弁は、所定の第1方向に延び、前記流出側弁座に配置される流出側プレートを備え、
    前記流出側押え付け部は、前記第1部材の下面から下方に突出し、前記流出側プレートの前記第1方向の両端部を押え付ける突起である、請求項6から10までの何れか1つに記載されたダイヤフラムポンプ。
  12. 前記流出側弁は、前記流出側プレートを囲むように、前記流出側プレートの両端に接続された流出側枠体を有し、
    前記第2部材には、前記第2部材における前記流出室が形成された部位を囲むように流出側溝が形成され、
    前記流出側溝には、前記流出側枠体が嵌る、請求項11に記載されたダイヤフラムポンプ。
  13. 前記第1部材の下面には、前記流出側枠体を前記流出側溝に押し付ける流出側シール突起が設けられている、請求項12に記載されたダイヤフラムポンプ。
  14. インクが貯留されるインクタンクと、
    記録媒体にインクを吐出するインクヘッドと、
    一端に前記インクタンクが接続された導入側流路と、
    前記インクヘッドに接続され、前記インクヘッドにインクを流入する上流側流路と、
    前記導入側流路と前記上流側流路とを繋ぐ接続流路と、
    一端が前記インクヘッドに接続され、かつ、他端が前記接続流路に接続された下流側流路と、
    を備え、
    前記上流側流路には、上流側ポンプ、および、前記上流側ポンプよりも前記インクヘッド側に位置する上流側ダンパーが設けられ、
    前記下流側流路には、下流側ポンプ、および、前記下流側ポンプよりも前記インクヘッド側に位置する下流側ダンパーが設けられ、
    前記上流側ポンプ、および、前記下流側ポンプは、それぞれ請求項1から13までの何れか1つに記載されたダイヤフラムポンプである、インク供給システム。
  15. 請求項14に記載されたインク供給システムと、
    記録媒体が載置されるプラテンと、
    を備えた、インクジェットプリンタ。
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