JP2018089717A - 電動工具 - Google Patents

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JP2018089717A
JP2018089717A JP2016233093A JP2016233093A JP2018089717A JP 2018089717 A JP2018089717 A JP 2018089717A JP 2016233093 A JP2016233093 A JP 2016233093A JP 2016233093 A JP2016233093 A JP 2016233093A JP 2018089717 A JP2018089717 A JP 2018089717A
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佐藤 直樹
Naoki Sato
直樹 佐藤
哲也 門前
Tetsuya Monzen
哲也 門前
領佑 仲野
Ryosuke Nakano
領佑 仲野
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

【課題】 スライドリングギヤとシフトアームとが直接接触していることにより、スライドリングギヤとシフトアームとの間に生じる摩擦によりシフトアームが摩耗することを低減する。【解決手段】 ハウジング2から露出し作業者に操作されるシフトノブ9と、モータ5から先端工具保持部8へと伝達される回転速度を切り替えるためにモータの回転軸方向に移動可能であると共に回転可能なスライドリングギヤ44と、スライドリングギヤに連結され、シフトノブの操作に連動してスライドリングギヤをモータの回転軸方向に移動させるシフトアーム63、65と、を備え、シフトアームとスライドリングギヤとの連結部に、シフトアームの摩耗を抑制する摩耗抑制部63a、65aを設けた。【選択図】図7

Description

本発明は、速度切替構造を有する電動工具に関する。
近年、電動工具の高性能化が進み、ドライバドリルの分野では高トルク化及びハイスピード化が進んでいる。製品のハイスピード化に伴い、ギヤボックス内のギヤ部品の回転速度が高速化し内部部品の寿命向上つまり耐摩耗性が求められるようになった。
特開2016−101617号公報
従来では、スライドリングギヤがシフトアームと直接接触しているため、スライドリングギヤの回転によって徐々に摩耗を起こしシフトアームがスライドリングギヤによって摩滅させられてしまう虞があった。
上記課題を解決するため、本発明は、モータと、先端工具を保持可能な先端工具保持部と、前記モータを収容するハウジングと、前記ハウジングから露出し作業者に操作されるシフトノブと、前記モータから前記先端工具保持部へと伝達される回転速度を切り替えるために前記モータの回転軸方向に移動可能であると共に回転可能なスライドリングギヤと、前記スライドリングギヤに連結され、前記シフトノブの操作に連動して前記スライドリングギヤを前記回転軸方向に移動させるシフトアームと、を備え、前記シフトアームと前記スライドリングギヤとの連結部に、前記シフトアームの摩耗を抑制する摩耗抑制部を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、シフトアームの耐摩耗性を向上することができ、電動工具の高速化に対応することが可能となる。
本発明となる電動工具の断面図である。 図1のギヤ部の側面図である。 低速度時のギヤ部の断面図である。 高速度時のギヤ部の断面図である。 ギヤ部の展開斜視図である。 図2のA―A断面図である。 本発明のシフトアームを示す図である。 第2の実施形態を示す図2のA−A断面図である。 第2の実施形態のシフトアームを示す図である。
第1の実施の形態について、図1から図7を用いて説明する。図1は本発明の電動工具となるドライバドリルの断面図、図2はギヤ部の側面図である。ドライバドリル1は、前後方向(図中左右方向)に延びるモータハウジング2と、モータハウジング2から下方に延びるハンドルハウジング3と、ハンドルハウジング3の端部に形成され前方に延びるバッテリ保持部4から成るハウジングを外郭とする。
モータハウジング2にはモータ部5とギヤ部6が収容され、ギヤ部6の前方には出力トルクを調整する調整ダイヤル7が設けられ、調整ダイヤル7の前方には先端工具を保持するチャック8(先端工具保持部)が設けられる。更に、モータハウジング2の上方には、モータハウジング2から露出し、ギヤ部6のギヤ比を切り替えるために作業者によって操作されるシフトノブ9が設けられる。
ハンドルハウジング3には、作業者によって操作されるトリガ10と、トリガ10の操作に応じてモータ部5の起動及び停止を切り替えるトリガスイッチ11が設けられる。また、トリガ10(トリガスイッチ11)の上方には、モータ部5の回転軸5aの回転方向を正回転と逆回転とに切り替える正逆切替スイッチ12が設けられる。
バッテリ保持部4には、モータ部5の電源となるバッテリパック13が着脱可能に取り付けられる。
モータ部5は、前後両端が軸受によって回転可能に支持された回転軸5aと、回転軸5aに固定されたロータ5bと、ロータ5bの外周に位置しモータハウジング2によって支持されたステータ5cとを有するブラシレスモータである。
ギヤ部6は、上下方向で見た一端側がシフトノブ9に連結されると共に他端側がギヤボックス61の開口62を介してギヤボックス61の内部に延び、後述するスライドリングギヤ44に連結されるシフトアーム63を有する。シフトノブ9の前後方向の移動に連動してシフトアーム63が回動支点64を中心にして回動することでギヤ部6のギヤ比を変更することができる。
ここで図3から図6を参照してギヤ部6の構造を説明する。図3及び図4はギヤ部6の断面図であり、図3は低速時のギヤ部の断面図であり、図4は高速時のギヤ部の断面図である。図5はギヤ部6の展開斜視図である。図6は図2のA−A線断面図である。
ギヤ部6は、回転軸5aに連結されて回転する第1キャリア部40と、第1キャリア部40と連結されて回転する第2キャリア部41と、第2キャリア部41と連結されスピンドル43へ回転力を伝達する第3キャリア部42とを備える。
第1キャリア部40は、回転軸5aの一端に固定されたサンギヤと、サンギヤに噛合しピンを介してキャリアに支えられた複数のプラネットギヤと、プラネットギヤに噛合するリングギヤとからなる。第2キャリア部41、第3キャリア部42についても同様の構成であり、これらキャリア部の構成は周知であるため詳細な説明は省略する。
シフトノブ9を図3の低速側にスライドすると、スライドリングギヤ44がシフトアーム63を介して前方に移動する。スライドリングギヤ44はギヤボックス61の内周から内側に突出した突起部61a(図4参照)と係合し、スライドリングギヤ44の回転が突起部61aによって規制される。そのため、第1キャリア部40の回転が第2キャリア部41で減速されて第3キャリア部42、スピンドル43に伝達され、チャック8で保持された先端工具は低速且つ高トルクで回転する。
一方、シフトノブ9を図4の高速側にスライドすると、スライドリングギヤ44がシフトアーム63を介して後方に移動し、スライドリングギヤ44と突起部61aとの係合が解除される。そのため、スライドリングギヤ44は第1キャリア部40及び第2キャリア部41と共に回転することになり、第1キャリア部40の回転は第2キャリア部41で減速されない。よって先端工具は高速且つ低トルクで回転する。
ここで、図5に示すように、シフトアーム63の両端(2カ所)は内側に折り曲げられており、スライドリングギヤ44の外周の全周に亘って設けられた溝44aに挿入(係合)されている。シフトノブ9が高速側にスライドされた場合にはスライドリングギヤ44が回転するため、シフトアーム63の端部が溝44aと擦れてしまい摩滅してしまう虞があった。
そこで本発明では、図6及び図7に示すように、シフトアーム63の両端(2カ所)に、シフトアーム63よりも硬く高強度(例えば金属)で形成された摩耗抑制部となるキャップ63a(補強部材)を取り付けた。具体的にはシフトアーム63にキャップ36aを圧入した。この構成によりスライドリングギヤ44との摩擦によってシフトアーム63の端部が摩滅することを抑制することができる。更に、シフトアーム63の材質は従来と同じとすることができるため、従来通りシフトアーム63を成形することができ、従来の構造を維持しつつシフトアーム63(端部)の強度を向上することができる。更に、必要な部分のみを高強度の材料で補強するため、全体を高強度の材料で成形する場合と比較してコストを抑えることもできる。なお、シフトアーム63の製造コストを考慮しない場合には、シフトアーム全体を高強度の材料で成形してもよい。
次に、第2の実施の形態について、図8及び図9を用いて説明する。第1の実施の形態のシフトアーム63は、その先端(キャップ63a部分)のみがスライドリングギヤ44と係合する構成とした。これに対し、第2の実施の形態では、シフトアーム65の内側部分(ギヤボックス61の内部に配置される部分)を、スライドリングギヤ44の形状に沿って、スライドリングギヤ44の周方向の所定範囲に亘って円弧状に形成した円弧部65a(摩耗抑制部)を設けた。この構成によれば、従来のような点接触の構成と比較してシフトアーム65(円弧部65a)とスライドリングギヤ44との接触面積を大きくすることができるため、シフトアーム65の摩滅を抑制することができる。
なお、第1及び第2の実施の形態では、シフトアーム63、65が回動支点64によって回動する構成としたが、シフトアームがシフトノブ9と共に前後方向にスライドする構成にも適用することができる。また、バッテリパック13ではなく商用電源等の交流電源を駆動源とした電動工具にも適用することができる。
1は電動工具、2はモータハウジング、3はハンドルハウジング、4はバッテリ保持部、5はモータ部、6はギヤ部、7は調整ダイヤル、8はチャック、9はシフトノブ、10はトリガ、11はトリガスイッチ、12は正逆切替スイッチ、13はバッテリパック、61はギヤボックス、63はシフトアーム、63aは金属キャップ、64は回動支点、65はシフトアーム、65aはシフトアームの円弧部である。

Claims (4)

  1. モータと、
    先端工具を保持可能な先端工具保持部と、
    前記モータを収容するハウジングと、
    前記ハウジングから露出し作業者に操作されるシフトノブと、
    前記モータから前記先端工具保持部へと伝達される回転速度を切り替えるために前記モータの回転軸方向に移動可能であると共に回転可能なスライドリングギヤと、
    前記シフトノブ及び前記スライドリングギヤに連結され、前記シフトノブの操作に連動して前記スライドリングギヤを前記回転軸方向に移動させるシフトアームと、を備え、
    前記シフトアームと前記スライドリングギヤとの連結部に、前記シフトアームの摩耗を抑制する摩耗抑制部を設けたことを特徴とする電動工具。
  2. 前記摩耗抑制部は前記シフトアームとは別に前記シフトアームの材質よりも硬い材質からなる補強部材を有し、
    前記補強部材を前記シフトアームに取り付けて前記スライドリングギヤと連結するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記摩耗抑制部は前記シフトアームに設けられ、前記スライドリングギヤの周方向の所定範囲に亘って前記スライドリングギヤに連結することを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  4. 前記摩擦抑制部は、前記スライドリングギヤの円形状に沿って形成された円弧部を有し、
    前記円弧部が前記スライドリングギヤに連結することを特徴とする請求項3に記載の電動工具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116619309A (zh) * 2023-06-28 2023-08-22 浙江德创智能科技有限公司 一种具有除尘功能的锂电电钻

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