JP2018087644A - ガスコンロ - Google Patents

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Abstract

【課題】コンロ内部で火炎が生じた場合でも電池ボックス付近から外部に火炎が漏れ出すことを防止する構成を提供する。【解決手段】ガスコンロにおいて、筐体部2に形成された第2の開口部72の周縁部には電池ボックス部80が取り付けられている。電池ボックス部80は、樹脂材料からなる複数の壁部83,84,85が連結された箱状形態をなすとともに筐体部2の外部空間に開口する第3の開口部73が形成されている。カバー部材90は、金属材料からなり、電池ボックスの各々の壁部83,84,85を筐体部2の内部空間側から覆うように配置される。【選択図】図4

Description

本発明は、ガスコンロに関するものである。
ガスコンロは、電源として電池を使用するものが多く、この種のガスコンロでは、電池を保持するための電池ボックスを筐体内に設けた構成が知られている。例えば、特許文献1で開示されるガスコンロでは、本体ケース内の前面側に電池ボックスが配置され、本体ケースの前面より電池の交換が可能とされている。
特開平10−132280号公報
ところで、ガスコンロの種類によっては、筐体内の密閉性が比較的高くなるようなガスコンロも存在する。例えば、キャビネット内に装着されるガスコンロの一例として、フロントパネル部をも省略したようなガスコンロも想定され、この種のガスコンロでも、コンロバーナを点火させるためのイグナイタの作動や、コンロバーナの燃焼状態の検出などに電力が必要となるため、電池ボックスを設けることが求められる。
この種のガスコンロに電池ボックスを設ける場合、筐体の底面部などに電池ボックスを取り付け、筐体外から電池ボックスにアクセスできるようにすることが考えられる。しかし、少なくとも一部が筐体内に配置される電池ボックスに筐体外からアクセスし得るような構造とするためには、筐体の電池ボックス取付位置(例えば、筐体底面)に比較的大きな孔部を形成しなければならない。このように筐体に比較的大きな孔部を形成すると、筐体内で火が発生したときに、その火が筐体に形成された上記孔部を介して外部にあふれ出る虞がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、筐体部の外側から電池ボックスにアクセスし得るガスコンロにおいて、コンロ内部で火炎が生じた場合でも電池ボックス付近から外部に火炎が漏れ出すことを効果的に防止し得る構成を提供することを目的とするものである。
本発明の一例であるガスコンロは、
不燃材料を主体として構成され、複数の側壁部及び底壁部によって内部空間が囲まれた箱状の形態をなすとともに上部に第1の開口部が形成され、複数の前記側壁部又は前記底壁部の少なくともいずれかに第2の開口部が形成された筐体部と、
不燃材料を主体として構成され、貫通形状の導出口が形成されるとともに前記筐体部の上部側に固定される天板部と、
前記筐体部に収容され、一部が前記導出口を介して前記筐体部の外部に露出した状態で配置されるコンロバーナと、
樹脂材料からなる複数の壁部が連結された箱状形態をなすとともに前記筐体部の外部空間に開口する第3の開口部が形成され、前記第2の開口部の周縁部に取り付けられる電池ボックス部と、
前記電池ボックス部の各々の前記壁部を前記筐体部の内部空間側から覆うように配置される金属材料からなるカバー部材と、
を有する。
上記ガスコンロは、筐体部に形成された第2の開口部の周縁部に電池ボックス部が取り付けられ、この電池ボックス部は、樹脂材料からなる複数の壁部が連結された箱状形態をなすとともに筐体部の外部空間に開口する第3の開口部が形成されている。このように構成されるため、ユーザは筐体部の外側から第3の開口部を介して電池ボックス部内にアクセスすることができ、電池の着脱等の作業を行いやすくなる。更に、電池ボックス部の各々の壁部を筐体部の内部空間側から覆うように金属材料からなるカバー部材が配置されるため、筐体部に形成された第2の開口部と電池ボックス部との間に形成される隙間の一部又は全部が塞がれる。よって、仮に筐体部内で火炎が発生しても、その火炎が筐体部に形成された第2の開口部と電池ボックス部との間から漏れ出るような事態が生じにくくなる。しかも、電池ボックス部の各々の壁部が金属材料からなるカバー部材で覆われるため、電池ボックスを火炎から効果的に保護することができる。また、電池ボックス部を火炎から保護することができるため、火炎に晒されて電池ボックス部が溶融してしまうような事態を回避しやすく、万が一、電池ボックス部が溶融して脱落してしまったとしても、カバー部材によって第2の開口部が塞がれているため、火炎が第2の開口部を介して外部に漏れ出ることを確実に抑えることができる。
図1は、実施例1のガスコンロを概略的に示す斜視図である。 図2は、実施例1のガスコンロを概略的に示す平面図である。 図3は、実施例1のガスコンロを概略的に示す底面図である。 図4は、図2のA−A断面についての断面概略図である。 図5は、図2のB−B断面についての断面概略図である。 図6は、筐体部の一部をなす部材を平面視した平面概略図である。 図7は、図6の部材を底面視した底面概略図である。 図8(A)は電池ボックス部の正面図であり、図8(B)は電池ボックス部の平面図である。 図9(A)は電池ボックス部の側面図であり、図9(B)は電池ボックス部の底面図である。 図10(A)はカバー部材の正面図であり、図10(B)はカバー部材の平面図である。 図11(A)はカバー部材の側面図であり、図11(B)はカバー部材の底面図である。
<実施例1>
以下、本発明の一例を具現化したガスコンロ1について、図面に基づいて説明する。これらの図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものである。以下に記載されている装置の構造などは、特に特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、例示である。
ガスコンロ1の概要を説明する。
図1等で示すガスコンロ1は、例えば、キャビネットなどの家具に落とし込んで設置されるものであり、具体的には、キャビネットの上面部に形成された上面開口部を介してキャビネット内に落とし込んで設置されるものである。ガスコンロ1は、キャビネット内に設置されたときに少なくとも上面側の部分(天板部3やコンロバーナ5など)が上方側に露出するように配置される。
ガスコンロ1は、コンロ外面部を構成する筐体部2を備え、この筐体部2の内部空間に各種部品が収容された構成をなす。筐体部2は、不燃材料を主体として構成されるものであり、例えば、金属材料のダイカストとして形成されている。
なお、筐体部2の材料は、不燃材料であれば金属材料であってもよく、非金属材料であってもよい。また、筐体部2の材料は、不燃材料が主体となっていればよく、大部分の割合が不燃材料であれば微少の可燃材料が含まれている材料などであってもよい。
筐体部2は、底壁部2Eから複数の側壁部2A,2B,2C,2Dが立ち上がる形態で形成されており、4つの側壁部2A,2B,2C,2D及び底壁部2Eによって内部空間が囲まれた箱状の形態をなす。筐体部2は、箱状のケース体となっていればよく、4つの側壁部2A,2B,2C,2D及び底壁部2Eは、一体成形によって一体的に形成されていてもよく、複数の部材を互いに固定した形態で一体的に形成されていてもよい。
筐体部2の上部には、4つの側壁部2A,2B,2C,2Dの上端部によって第1の開口部71が形成されている。4つの側壁部2A,2B,2C,2Dによって環状に構成される外壁部30は、底壁部2Eから垂直状に立ち上がる垂直状壁部31と、この垂直状壁部の上端部から外側に張り出すフランジ状の張出部32とを有する。垂直状壁部31の上端部が第1の開口部71となっている。後述する天板部3は、このように構成された張出部32及び第1の開口部71を覆うように筐体部2に対して上側から固定される。
筐体部2の底壁部2Eは、矩形状且つ板状の構成をなしており、様々な部品を保持するように機能する。底壁部2Eには、平面視長方形状の貫通孔部として構成された第2の開口部72が形成されている。第2の開口部72及びこれに関連する構成については後に詳述する。このように構成された筐体部2には、天板部3が着脱可能に取り付けられている。
図1、図2には、天板部3を二点鎖線にて仮想的に示している。天板部3は、平面視矩形状且つ板状に構成されており、筐体部2の上部側に組みつけられた状態でガスコンロ1の上面部として機能する。天板部3は、筐体部2の上部(具体的には、垂直状壁部31の上端部)に形成された第1の開口部71を閉塞する形で筐体部2に対して上方側から組み付けられる。具体的には、天板部3は、筐体部2の張出部32に支持され、張出部32に対してねじ等の連結具を介して直接又は他部材を介して間接的に固定される。
天板部3は、不燃材料を主体として構成され、例えば、ステンレス等の金属材料によって構成されていてもよく、ガラス材料又はガラス成分を含む材料によって構成されていてもよい。天板部3は、幅方向中央付近且つ後方寄りの位置に貫通形状の導出口3Aが開口形状で形成ている。導出口3Aは、板状に形成された天板部3を厚さ方向に貫通する貫通孔部として形成されている。
なお、天板部3の材料は、不燃材料であれば金属材料であってもよく、非金属材料であってもよい。また、天板部3の材料は、不燃材料が主体となっていればよく、大部分の割合が不燃材料であれば微少の可燃材料が含まれている材料などであってもよい。
図1のように、天板部3に形成された導出口3Aの内側には、一部が導出口3Aに挿し通された形態でコンロバーナ5が設けられている。コンロバーナ5は、大部分が筐体部2内に収容され、一部が導出口3Aを介して筐体部2の外部に露出した状態で配置される。
天板部3には、導出口3Aの上側に配置される形で五徳(図示略)が設けられる。五徳は、上面部に調理鍋(図示略)等の調理容器を載置し得る構成となっている。コンロバーナ5は、燃焼ガスを燃焼させて五徳に載置された調理容器を加熱するように機能する。
図1のように、コンロバーナ5の中心にはセンサ部15が設けられている。センサ部15は上下方向に出退可能であり且つバネ(図示略)により上方側に付勢されている。
図1のようにガスコンロ1の上面側において、天板部3の前端寄り且つ右端寄りの領域には、天板部3を貫通した形で操作装置10(点火・火力調整装置)が設けられている。なお、図1、図2の例では、天板部3において操作装置10を挿し通すために設けられる孔部(操作部21の軸部を挿し通すための孔部)は図示を省略している。操作装置10は、操作部21が天板部3の上方側に突出した形で配置され、外部からの操作部21に対する操作によって動作する構成となっている。操作装置10は、ガスバーナ6の点火及び火力調整を行う装置として機能し、点火や火力調整のための構成は公知の構成を採用し得る。
次に、電池ボックス部80及びこれに関連する構成について詳述する。
図3、図4、図5で示すように、筐体部2には、電池ボックス部80が取り付けられている。具体的には、筐体部2の底壁部2Eが図6、図7のような形態をなし、この底壁部2Eに電池ボックス部80が取り付けられている。なお、図6は、筐体部2の一部をなす部材を平面視した平面概略図であり、図7は、その部材を底面視した底面概略図である。筐体部2は、実際には、底壁部2Eを含んでなる図6、図7で示す部材に対し、他の部材が連結された形で図1のような箱状形態をなしている。
図8及び図9は、電池ボックス部80の具体的構成を示すものである。電池ボックス部80は、図4、図5のように、筐体部2の底壁部2Eに形成された第2の開口部72の周縁部(開口端部)に取り付けられる。図8、図9で示すように、電池ボックス部80は、樹脂材料からなる複数の壁部81,82,83,84,85が一体的に連結された箱状形態をなし、一方側(下方側)が開放した形態をなしている。電池ボックス部80は、壁部85が上壁部を構成し、4つの壁部81〜84が側壁部を構成する。上壁部となる壁部85は、筐体部2の底壁部2Eよりも上位置(高い位置)に配置される。4つの壁部81〜84は側壁部として構成され、壁部85から立ち下がるように形成され、互いに環状に連結されている。4つの壁部81〜84の下端部には、筐体部2の外部空間に開口するとともにその外部空間と電池ボックス部80の内部空間との間の通り口となる第3の開口部73が形成されている。
図4で示すように、電池ボックス部80には、底壁部2Eを下側から押さえる第1係止部86Aが、壁部81,82,83,84の下端部付近において外側に張り出す張出部として形成されている。また、電池ボックス部80には、底壁部2Eを上側から押さえる第2係止部86Bが、壁部83,84において外側に突出する突起部として形成されている。そして、図4のように底壁部2Eに形成された第2の開口部72の開口縁部(具体的には、直角状に折れ曲がった立ち上がり部)を第1係止部86A及び第2係止部86Bによって上下に挟み込むように電池ボックス部80が底壁部2Eに取り付けられている。具体的には、底壁部2Eに電池ボックス部80を取り付ける場合、第2の開口部72の下側(筐体部2の外側)から電池ボックス部80を挿入する。挿入の際には、第2の開口部72の長手方向と電池ボックス部80の長手方向とを合わせるように位置合わせした状態で電池ボックス部80を上部側(上壁部である壁部85側)から挿入する。このような挿入が進むと、電池ボックス部80の両側に形成された第2係止部86Bが第2の開口部72の開口縁部(具体的には、開口縁部の長手部分)を乗り越えるように底壁部2Eの上部側(筐体部2の内部側)に移動する。そして、このように第2係止部86Bが第2の開口部72の開口縁部を乗り越えると、第1係止部86Aがその開口縁部に下側から押し当てられ、開口縁部は第1係止部86A及び第2係止部86Bによって上下に挟み込まれる。なお、第2係止部86Bは、このような移動が円滑になされるように上方側ほど幅が狭くなる形態をなし、外面部がテーパ状になっている。
図5のように、電池ボックス部80の内部において長手方向両端部付近には、収容される電池の端子に接触する端子部89A,89Bがそれぞれ取り付けられている。端子部89A,89Bには、配線部88A,88Bがそれぞれ接続されており、配線部88A,88Bは、後述するカバー部材90を貫通して上側に延びるように配置されている。
図4、図9のように、電池ボックス部80の一対の壁部83,84には、これらの下端部から下方側且つ幅方向内側に延びるように弾性変形可能な保持部87A,87Bが片持ち状の延出部として形成されている。図3、図9で示す一対の保持部87A,87Aは、幅方向に対をなす形態で設けられ、一対の保持部87B,87Bも幅方向に対をなす形態で設けられている。一対の保持部87A,87Aが自然状態(押圧力が加わっていない状態)であるときの先端部間の間隔は、収容される電池B(図3)の径よりも小さくなっている。同様に、一対の保持部87B,87Bが自然状態(押圧力が加わっていない状態)であるときの先端部間の間隔は、電池Bの径よりも小さくなっている。一対の保持部87A,87A及び一対の保持部87B,87Bは、電池Bを着脱する際に弾性変形して先端部間の間隔が変化しうるようになっている。図3のように電池Bが収容された状態では、電池Bの下部側が一対の保持部87A,87A及び一対の保持部87B,87Bによって支持され、電池Bの離脱が防がれる。
ガスコンロ1では、このように構成された電池ボックス部80を覆う構成でカバー部材90が取り付けられている。
図10及び図11は、カバー部材90の具体的構成を示すものである。カバー部材90は、金属材料からなり、電池ボックス部80の各々の壁部81,82,83,84,85を筐体部2の内部空間側から覆うように配置される。カバー部材90は、ねじ等の連結部材によって底壁部2Eに固定されている。
カバー部材90は、金属材料からなる複数の壁部(カバー部)91,92,93,94,95が一体的に連結された箱状形態をなし、一方側(下方側)が開放した形態をなしている。カバー部材90は、壁部95が上壁部を構成し、4つの壁部91〜94が側壁部を構成する。上壁部となる壁部95は、底壁部2Eに対し段差状に配置される。4つの壁部91〜94は、壁部85から立ち下がるように形成され、互いに環状に連結されている。4つの壁部91〜94の下端部は、底壁部2Eにおける第2の開口部72の開口縁部付近に密着するように配置される。
カバー部材90を構成する複数の壁部(カバー部)91,92,93,94,95は、電池ボックス部80の各々の壁部81,82,83,84,85の外面部(電池ボックス部80の電池収容空間側とは反対側の面の部分)をそれぞれ覆うように配置される。具体的には、箱状に形成されたカバー部材90の箱状内部空間内に収容される形で電池ボックス部80が配置される。
カバー部材90の壁部95における長手方向両端部付近には、電池ボックス部80内に設けられた各端子部89A、89Bに電気的に接続された配線部88A,88Bを導出するための配線部導出口97A,97Aが貫通孔部として形成されている。
次に、本構成の効果を例示する。
図1等で示すガスコンロ1は、筐体部2に形成された第2の開口部72の周縁部に電池ボックス部80が取り付けられ、この電池ボックス部80は、樹脂材料からなる複数の壁部81,82,83,84,85が連結された箱状形態をなすとともに筐体部2の外部空間に開口する第3の開口部73が形成されている。このように構成されるため、ユーザは筐体部2の外側から(具体的には、下側から)第3の開口部73を介して電池ボックス部80内にアクセスすることができ、電池Bの着脱等の作業を行いやすくなる。
更に、電池ボックス部80の各々の壁部81,82,83,84,85を筐体部2の内部空間側から覆うように金属材料からなるカバー部材90が配置されるため、筐体部2に形成された第2の開口部72と電池ボックス部80との間に形成される隙間の一部又は全部が塞がれる。よって、仮に筐体部2内で火炎が発生しても、その火炎が筐体部2に形成された第2の開口部72と電池ボックスとの間から漏れ出るような事態が生じにくくなる。しかも、電池ボックス部80の各々の壁部81,82,83,84,85が金属材料からなるカバー部材で覆われるため、仮に筐体部2内で火炎が発生しても、電池ボックス部80を火炎から効果的に保護することができる。また、電池ボックス部80を火炎から保護することができるため、火炎に晒されて電池ボックス部80が溶融してしまうような事態を回避しやすく、万が一、電池ボックス部80が溶融して脱落してしまったとしても、カバー部材90によって第2の開口部72が塞がれているため、火炎が第2の開口部72を介して外部に漏れ出ることを確実に抑えることができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような例も本発明の技術的範囲に含まれる。
実施例1では、第2の開口部が、筐体部の底壁部に設けられた例を示したが、筐体部の側壁部に第2の開口部が形成されていてもよい。この場合、電池ボックスは筐体部の側壁部に取り付けられていればよく、カバー部材は、この電池ボックスを覆うように配置されていればよい。
実施例1では、カバー部材と筐体部とが別部材として構成された例を示したが、カバー部材と筐体部とが一体成形などによって一体的に形成されていてもよい。
1…ガスコンロ
2…筐体部
2A,2B,2C,2D…側壁部
2E…底壁部
3…天板部
3A…導出口
5…コンロバーナ
71…第1の開口部
72…第2の開口部
73…第3の開口部
80…電池ボックス部
81,82,83,84,85…壁部
90…カバー部材

Claims (1)

  1. 不燃材料を主体として構成され、複数の側壁部及び底壁部によって内部空間が囲まれた箱状の形態をなすとともに上部に第1の開口部が形成され、複数の前記側壁部又は前記底壁部の少なくともいずれかに第2の開口部が形成された筐体部と、
    不燃材料を主体として構成され、貫通形状の導出口が形成されるとともに前記筐体部の上部側に固定される天板部と、
    前記筐体部に収容され、一部が前記導出口を介して前記筐体部の外部に露出した状態で配置されるコンロバーナと、
    樹脂材料からなる複数の壁部が連結された箱状形態をなすとともに前記筐体部の外部空間に開口する第3の開口部が形成され、前記第2の開口部の周縁部に取り付けられる電池ボックス部と、
    前記電池ボックス部の各々の前記壁部を前記筐体部の内部空間側から覆うように配置される金属材料からなるカバー部材と、
    を有するガスコンロ。
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