JP2018087476A - 鉄筋切断用補助工具 - Google Patents

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勇希 光井
Yuuki Mitsui
勇希 光井
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Abstract

【課題】鉄筋を備えた構造物から破損や解体などによって応力が付加された状態で露出した鉄筋を安全に切断する。【解決手段】鉄筋を有する構造物から露出した前記鉄筋を切断する際に用いる鉄筋切断用補助工具1であり、構造物に含まれる複数の鉄筋のうちの少なくとも2つにそれぞれ着脱自在に取り付けられる取付部21,22と、各取付部21,22間に架設される弾性部材31,32と、を備えている。そして、取付部21,22をそれぞれ鉄筋に取り付け、これら鉄筋間に鉄筋切断用補助工具1を配置した後、一方の鉄筋を切断すれば、当該一方の鉄筋が応力によって跳ねようとする力を他方の鉄筋との間に架設される弾性部材31,32によって抑えることができる。これにより、切断した鉄筋が応力によって跳ねることを防止できる。【選択図】図1

Description

本発明は、構造物から露出した鉄筋を切断する際に用いる鉄筋切断用補助工具に関する。
一般に、鉄筋を有する構造物として例えば、鉄筋コンクリート製の電柱が知られている。この種の電柱は、鉄筋によって形成された骨格部と、当該骨格部を覆うように円柱状に形成されたコンクリートと、によって構成されている。
このような電柱を撤去する場合、従来においては、例えば、立設された電柱をクレーン等によって地中から引き抜いたり、特許文献1に記載されるように、立設された電柱上部をクランプしてから切断機によって複数に切断したりすることで撤去していた。
特開平6−58020号公報
ところで、例えば、破損や解体途中または倒壊などによって、コンクリートから鉄筋が露出した電柱を撤去する場合においては、当該鉄筋に応力が掛かった状態となっていることがある。この場合、露出した鉄筋を切断すると、応力が開放されることによって鉄筋が跳ねる虞がある等の問題があった。
そこで、本発明は上述した問題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、切断した鉄筋が応力によって跳ねることを防止できるようにすることにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る鉄筋切断用補助工具は、
鉄筋を有する構造物から露出した前記鉄筋を切断する際に用いる鉄筋切断用補助工具であって、
前記構造物に含まれる複数の鉄筋のうちの少なくとも2つにそれぞれ着脱自在に取り付けられる取付部と、
各前記取付部間に架設された弾性部材を有し、当該各取付部同士を連結する連結部と、を備えることを特徴とする。
このとき、前記連結部には、各前記取付部同士を一定の間隔で保持し、前記鉄筋の応力が作用することによって生じる前記弾性部材の弾性力を吸収するための保持部が設けられていることとしても良い。
本発明によれば、取付部をそれぞれ鉄筋に取り付け、これら鉄筋間に鉄筋切断用補助工具を配置した後、一方の鉄筋を切断することで、当該一方の鉄筋が応力によって跳ねようとする力を他方の鉄筋との間に架設される弾性部材によって抑えることができる。これにより、切断した鉄筋が応力によって跳ねることを防止できる。
本発明の一実施形態に係る鉄筋切断用補助工具の構成を概略的に示す平面図である。 図1における鉄筋切断用補助工具を用いて破損した電柱の鉄筋を切断する際の説明に供する概念図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う鉄筋切断用補助工具もまた本発明の技術思想に含まれる。例えば、以下の実施形態では、鉄筋を有する構造物として鉄筋コンクリート製の電柱を適用する場合について述べるが、一例であってこれに限ることはない。
図1は、本発明の一実施形態に係る鉄筋切断用補助工具1の構成を概略的に示す平面図であり、図2に示すような鉄筋11,12を有する構造物(例えば、鉄筋コンクリート製の電柱10)から露出した鉄筋11,12を切断する際に用いるものである。
かかる鉄筋切断用補助工具1は、取付対象となる鉄筋11,12、すなわち電柱10に含まれる複数の鉄筋11,12のうちの少なくとも2つにそれぞれ着脱自在に取り付けられる取付部21,22と、各取付部21,22間に架設された弾性部材であるスプリング(図示省略)を有し、当該取付部21,22同士を連結する連結部31,32と、を備えて構成されている。
各取付部21,22は互いに対称的に配置され、対向する基部21a,22aと、当該基部21a,22aに対し、ヒンジ21b,22bを介して回動自在に取り付けられた腕部21c,22cと、を有して構成されている。基部21a,22aは、例えば棒状・円柱状・角柱状・平板状をなして形成されており、一方の端部にヒンジ21b,22bを介して腕部21c,22cの一方の端部が回動自在に取り付けられている。また、基部21a,22aの他方の端部には、腕部21c,22cの他方の端部が開閉自在に係合される。
腕部21c,22cは、それぞれ基部21a,22aと、これらに対して係合される一方の端部と他方の端部との間に空間を画設できるような形状、すなわち、例えば半円状のように湾曲した形状や、コ字状のように角を有して基部21a,22aを取り囲む形状をなしている。そして、取付部21,22は、それぞれ基部21a,22aと、腕部21c,22cとの間に形成される空間内に取付対象である鉄筋11,12を配置するように、基部21a,22aに対して腕部21c,22cを開閉することで、当該鉄筋11,12に取付可能となっている。
連結部31,32は内部にスプリングが配置され、その周りを挟み込み防止のためのカバーによって覆われている。この場合、連結部31,32の間には、各取付部21,22同士を一定の間隔で保持し、鉄筋11,12の応力が作用することによって生じるスプリングの弾性力を吸収するための保持部4が設けられていることが好ましい。
本実施形態の場合、連結部31は一端側が取付部21の基部21aに固定され、他端側が保持部4に固定されている。また、連結部32は一端側が取付部22の基部22aに固定され、他端側が保持部4に固定されている。すなわち、連結部31,32内のスプリングは、それぞれ取付部21と保持部4および取付部22と保持部4間に架設されている。
なお、この保持部4を設けることなく、1つの連結部によって取付部21,22間を連結する(すなわち、1つの弾性部材(スプリング等)が取付部21,22間に架設される)形態であっても良い。その場合、構成を簡略化できるので、製品コストの削減を図ることが可能となる。
このように構成された鉄筋切断用補助工具1は、例えば、図2に示すような破損などによって、倒壊した電柱10を撤去する際に用いられる。このように、電柱10が倒壊してむき出しになった鉄筋11,12には応力が掛かっている場合がある。そこで、かかる鉄筋11,12を切断する際には、これら鉄筋11,12に本実施形態の鉄筋切断用補助工具1を取り付ける。
具体的に、鉄筋切断用補助工具1は、電柱10のコンクリートから露出してむき出しとなった鉄筋11,12を切断する場合に、基部21a,22aに対して腕部21c,22cを開き、これらの間に鉄筋11,12を入れた後、開いていた腕部21c,22cを閉じることで、取付部21,22をそれぞれ鉄筋11,12に取り付ける。
そして、この後、鉄筋切断用補助工具1を取り付けた鉄筋11,12のいずれか一方における、当該鉄筋切断用補助工具1よりも下方側を切断する。これにより、鉄筋11,12に電柱10の倒壊に起因した応力が掛かっている場合でも、切断した鉄筋11または12が応力の開放によって跳ねるのを、もう一方の鉄筋12または11との間に取り付けられた鉄筋切断用補助工具1によって抑える。特に、連結部31,32の間に保持部4が設けられていれば、当該保持部4が連結部31,32の弾性力を吸収することで、より確実に、切断した鉄筋11または12から解放される応力が抑えられる。
以上説明したように、本実施形態によれば、倒壊した電柱10のコンクリートから露出してむき出しとなった鉄筋11,12を切断する場合に、これら鉄筋11,12に対して取付部21,22を取り付けて鉄筋切断用補助工具1を配置した後、鉄筋11,12のいずれか一方における、当該鉄筋切断用補助工具1よりも下方側を切断する。これにより、鉄筋11,12に電柱10の倒壊に起因した応力が掛かっている場合でも、切断した鉄筋11または12が応力の開放によって跳ねるのを、もう一方の鉄筋12または11との間に取り付けられた鉄筋切断用補助工具1によって抑えることで防止できる。
このとき、連結部31,32の間に保持部4が設けられていれば、当該保持部4が連結部31,32の弾性力を吸収することで、切断した鉄筋11または12から解放される応力をより確実に抑えて、鉄筋11または12が跳ねるのを未然に回避できる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上述の実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
よって、例えば、前述した実施形態では、鉄筋11,12に対して鉄筋切断用補助工具1を取り付けた後、これら鉄筋11,12のいずれか一方における、当該鉄筋切断用補助工具1よりも下方側を切断する場合について述べたが、切断する位置はこれに限ることはない。
1…鉄筋切断用補助工具
21,22…取付部
21a,22a…基部
21b,22b…ヒンジ
21c,22c…腕部
31,32 連結部
4 保持部
10 電柱(構造物)
11,12 鉄筋

Claims (2)

  1. 鉄筋を有する構造物から露出した前記鉄筋を切断する際に用いる鉄筋切断用補助工具であって、
    前記構造物に含まれる複数の鉄筋のうちの少なくとも2つにそれぞれ着脱自在に取り付けられる取付部と、
    各前記取付部間に架設された弾性部材を有し、当該各取付部同士を連結する連結部と、を備える
    ことを特徴とする鉄筋切断用補助工具。
  2. 前記連結部には、各前記取付部同士を一定の間隔で保持し、前記鉄筋の応力が作用することによって生じる前記弾性部材の弾性力を吸収するための保持部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の鉄筋切断用補助工具。
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