JP2018086616A - 有機性汚泥の改質装置 - Google Patents

有機性汚泥の改質装置 Download PDF

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伸次 小林
智明 木内
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Abstract

【課題】有機性汚泥に対して電磁波を均一に照射し、より多くのバイオガスを効率的に得る。【解決手段】実施形態による有機性汚泥の改質装置は、照射部と、作動部と、駆動部と、を備える。照射部は、処理対象の有機性汚泥に対して電磁波を照射する。作動部は、有機性汚泥に対する電磁波の照射度合を均一化するように作動する。駆動部は、作動部を駆動する。【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、有機性汚泥の改質装置に関する。
従来、下水汚泥や食品廃棄物などといった有機性汚泥からエネルギーを回収する技術が検討されている。このような技術の一つとして、微生物を用いて有機性汚泥を消化することでエネルギーを回収する技術が提案されている。
しかしながら、有機性汚泥としての下水汚泥や食品廃棄物は、そのまま消化槽(微生物による分解プロセスを行う槽)に投入しても、あまり高い分解率は得られない。このため、従来では、下水汚泥や食品廃棄物を消化槽に投入する前に、破砕装置などを用いた破砕処理や、ミルやスリコギなどを用いた機械的破砕、超音波照射、キャビテーション付加、衝撃波照射、加熱処理、凍結融解処理、薬品処理、電気分解、マイクロバブル照射などといった様々な前処理を行うことが検討されている。
特開2006−95475号公報
上記のような従来技術では、有機性汚泥に対して電磁波を照射して有機性汚泥を改質する改質処理が前処理として実行される場合がある。この場合、有機性汚泥に対して電磁波を均一に照射し、より多くのバイオガスを効率的に得ることが望まれる。
実施形態による有機性汚泥の改質装置は、照射部と、作動部と、駆動部と、を備える。照射部は、処理対象の有機性汚泥に対して電磁波を照射する。作動部は、有機性汚泥に対する電磁波の照射度合を均一化するように作動する。駆動部は、作動部を駆動する。
図1は、第1実施形態における有機性汚泥の分解プロセスを示した例示的な図である。 図2は、第1実施形態における改質処理を含んだ有機性汚泥の処理の流れを示した概略的なフローチャートである。 図3は、第1実施形態における有機性汚泥の改質過程を示した例示的な帯グラフである。 図4は、第1実施形態における電磁波の照射の効果を説明するための例示的なグラフである。 図5は、第1実施形態による改質装置の構成を示した概略図である。 図6は、第2実施形態による改質装置の構成を示した概略図である。 図7は、第3実施形態による改質装置の構成を示した概略図である。 図8は、第4実施形態による改質装置の構成を示した概略図である。 図9は、第5実施形態による改質装置の構成を示した概略図である。 図10は、第6実施形態による改質装置の構成を示した概略図である。 図11は、第7実施形態による改質装置の構成を示した概略図である。 図12は、第8実施形態による改質装置の構成を示した概略図である。
以下、いくつかの実施形態を図面に基づいて説明する。以下に記載するいくつかの実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および結果(効果)は、あくまで一例であって、以下の記載内容に限られるものではない。
<第1実施形態>
まず、第1実施形態が適用される技術分野の概略について説明する。この第1実施形態(後述する他の実施形態も同様)は、下水汚泥や食品廃棄物などといった有機性汚泥をメタン菌などの微生物によって分解することでバイオガスを生成し、エネルギーを回収する技術に適用される。
図1は、第1実施形態における有機性汚泥の分解プロセスを示した例示的な図である。図1に示されるように、一般に、有機性汚泥は、タンパク質や炭水化物、脂質などといった有機物と、無機物などの非分解物と、に分解されうる。
また、タンパク質や炭水化物、脂質などといった有機物は、アミノ酸や、糖類、脂肪酸などに分解(低分子化)されうる。そして、これらの低分子化された有機物は、有機酸や酢酸などの有機物にさらに分解(低分子化)されうる。
このような分解プロセスは、上記したメタン菌などの微生物の働きによって実現される。微生物は、分解プロセスを実現する際に、メタン(CH)や、二酸化炭素(CO)、水素(H)などといったバイオガスを生成する。
ところで、有機性汚泥としての下水汚泥や食品廃棄物は、高分子の有機物であり、微生物による分解スピードが比較的遅いため、そのまま消化槽(微生物による分解プロセスを行う槽)に投入しても、あまり高い分解率は得られない。このため、従来では、下水汚泥や食品廃棄物を消化槽に投入する前に、破砕装置などを用いた破砕処理や、ミルやスリコギなどを用いた機械的破砕、超音波照射、キャビテーション付加、衝撃波照射、加熱処理、凍結融解処理、薬品処理、電気分解、マイクロバブル照射などといった様々な前処理を行うことが検討されている。
そこで、第1実施形態では、より高い分解率を得るために、有機性汚泥に対して電磁波を照射して有機性汚泥を改質する改質処理を前処理として実行することにした。
図2は、第1実施形態における改質処理を含んだ有機性汚泥に対する処理の流れを示した概略的なフローチャートである。図2に示されるように、有機性汚泥に対する処理においては、まず、微生物を用いた消化処理が実行される(S1)。そして、消化処理後に、脱水処理が実行される(S2)。そして、脱水処理の後に、乾燥処理が実行される(S3)。なお、乾燥処理後の有機性汚泥は、廃棄される。
第1実施形態による改質処理は、消化処理の後か、または脱水処理の後に実行される。そして、これら改質処理が実行された後は、消化処理に処理が戻る。これにより、消化処理をより効果的に実行することが可能になる。
すなわち、第1実施形態では、消化処理の後に改質処理が実行されて再び消化処理に戻る場合もあれば(S4)、脱水処理の後に改質処理が実行されて再び消化処理に戻る場合もある(S5)。なお、S4およびS5の改質処理は、両方が実行されてもよいし、一方のみが実行されてもよい。
ここで、以下に説明するように、電磁波の照射による有機性汚泥の改質は、有機性汚泥中における水溶性有機物の割合の増加につながる。水溶性有機物は、分解率が比較的高く、かつ分解スピードも比較的早いため、水溶性有機物の割合の増加は、より多くのバイオガスをより効率的に得ることにつながる。
図3は、第1実施形態における有機性汚泥の改質過程を示した例示的な帯グラフである。より具体的に、図3は、電磁波の照射前(改質前)と、電磁波の照射後(改質後)と、微生物による分解後と、の3つの状態における、有機性汚泥の成分構成を示した帯グラフである。この図3によれば、電磁波の照射による有機性汚泥の改質が、有機性汚泥中の水溶性有機物の割合の増加につながっているということが分かる。
図4は、第1実施形態における電磁波の照射の効果を説明するための例示的なグラフである。図4に示されるように、電磁波を照射した場合(改質後:L1参照)は、電磁波を照射していない場合(未改質:L2参照)よりも、バイオガスの発生量が明らかに多くなる。より具体的に、電磁波を照射した場合は、電磁波を照射していない場合と異なり、比較的早い段階で、より多くのバイオガスが発生している(領域A参照)。これは、電磁波を照射した場合が、電磁波を照射していない場合に比べて、分解率が高い水溶性有機物をより多く含んでいることが理由である。なお、水溶性有機物がある程度分解された後は、電磁波を照射した場合でも電磁波を照射していない場合でも同様に、非水溶性有機物の分解が主として行われる。このため、ある程度時間が経った後は、電磁波を照射した場合も、電磁波を照射していない場合も、略同様のスピードでバイオガスが発生する(領域BおよびC参照)。
このように、有機性汚泥に対する電磁波の照射は、有機性汚泥中の水溶性有機物の割合を増加させ、より多くのバイオガスをより効率的に得ることにつながる。したがって、有機性汚泥に対する電磁波の照射度合を均一化すれば、バイオガスをさらに効率的に得ることが可能になると見込まれる。
そこで、第1実施形態では、以下のように構成された装置を用いて有機性汚泥に電磁波を照射することで、有機性汚泥に対する電磁波の照射度合を均一化することにした。なお、以下では、有機性汚泥の一例としての下水汚泥に第1実施形態の技術を適用する場合について説明するが、第1実施形態の技術は、食品廃棄物や、脱水ケーキ、バイオマスなどの他の有機性資源にも適用可能である。
図5は、第1実施形態による改質装置500の構成を示した概略図である。この改質装置500は、含水率が比較的高い(たとえば70%以上の)下水汚泥Xを処理対象とする場合に有効である。
図5に示されるように、改質装置500は、処理対象の下水汚泥Xを一時的に貯蔵可能な処理槽501と、処理槽501内の下水汚泥Xに対して電磁波を照射する照射部502と、処理槽501内で電磁波を散乱させるように作動する散乱子503と、当該散乱子503を駆動する駆動部であるモータ504と、を備える。モータ504には、回転軸504aが接続されている。なお、ここで用いられる電磁波の周波数は、たとえば800MHz〜30GHzの範囲に設定される。
図5の例では、処理槽501は、中空の箱形構造を有している。また、照射部502は、電磁波の発生源である電源装置502aと、電源装置502aから発生した電磁波のチューニングを行うチューナ502bと、チューニング後の電磁波を処理槽501内に出力(照射)するアンテナ502cと、を備えている。
散乱子503は、モータ504の回転軸504aの先端部に設けられた回転子503aによって構成されている。なお、図5の例では、回転軸504aが、処理槽501の上面部から下側に延びるように設けられている。そして、回転子503aは、下水汚泥Xと接触しないように、すなわち下水汚泥Xの上面より上側に設けられている。
上記の構成により、第1実施形態では、モータ504の動力によって回転軸504aが回転し、散乱子503の回転子503aが回転軸504aとともに回転する。その結果、アンテナ502cから出力される電磁波は、散乱子503の回転子503aに当たって様々な方向に拡散する。なお、図5において、処理槽501の内側に描かれた複数の矢印は、電磁波の進む方向を概念的に表している。
以上説明したように、第1実施形態では、散乱子503が、処理槽501内の下水汚泥Xに対する電磁波の照射度合を均一化するように作動する作動部として機能する。これにより、下水汚泥Xの全体を均一に改質することができるので、下水汚泥X中の水溶性有機物の割合をより効率よく増やし、より多くのバイオガスを効率的に得ることができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、下水汚泥Xに対する電磁波の照射度合を均一化するように作動する作動部として、処理槽501内で下水汚泥Xを撹拌するように作動する構成が設けられる。
図6は、第2実施形態による改質装置600の構成を示した概略図である。この第2実施形態による改質装置600も、第1実施形態と同様に、含水率が比較的高い(たとえば70%以上の)下水汚泥Xを処理対象とする場合に有効である。
図6に示されるように、第2実施形態による改質装置600は、第1実施形態による改質装置500と同様に、処理対象の下水汚泥Xを一時的に貯蔵可能な処理槽501と、処理槽501内の下水汚泥Xに対して電磁波を照射する照射部502と、処理槽501内で電磁波を散乱させるように作動する散乱子503と、当該散乱子503を駆動する駆動部であるモータ504と、を備える。
ここで、第2実施形態では、改質装置600が、処理槽501内で下水汚泥Xを撹拌するように作動する撹拌子601と、当該撹拌子601を駆動する駆動部(散乱子503を駆動するモータ504とは別個の駆動部)であるモータ602と、をさらに備えている。モータ602には、モータ504の回転軸504aとは異なる回転軸602aが接続されている。
撹拌子601は、モータ602の回転軸602aの先端部に設けられた回転子601aによって構成されている。なお、図6の例では、回転軸602aが、処理槽501の下面部から上側に延びるように設けられている。そして、回転子601aは、下水汚泥Xの内部に接触するように、すなわち下水汚泥Xの上面より下側に設けられている。
上記の構成により、第2実施形態では、モータ602の動力によって回転軸602aが回転し、撹拌子601の回転子601aが回転軸602aとともに回転する。その結果、下水汚泥Xは、撹拌子601の回転子601aによって撹拌され、下水汚泥Xの全体に電磁波が照射されるようになる。なお、図6において、処理槽501の内側に描かれた複数の矢印は、電磁波の進む方向を概念的に表している。
以上説明したように、第2実施形態では、下水汚泥Xに対する電磁波の照射度合を均一化するように作動する作動部として、処理槽501内で下水汚泥Xを撹拌するように作動する撹拌子601が設けられている。これにより、撹拌子601によって下水汚泥Xを撹拌することで、より容易に、下水汚泥Xの全体を均一に改質することができる。
なお、上記の説明では、第2実施形態として、散乱子503および撹拌子601の両方が設けられた構成を例示した。しかしながら、第2実施形態は、撹拌子601のみが設けられた構成であってもよい。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態について説明する。この第3実施形態は、処理層501内で電磁波を拡散させるように作動する構成と、処理槽501内で下水汚泥Xを撹拌するように作動する構成と、が設けられる点において、第2実施形態と同様である。しかしながら、第3実施形態は、処理層501内で電磁波を拡散させるように作動する構成と、処理槽501内で下水汚泥Xを撹拌するように作動する構成と、が同一の動力源によって駆動される点において、第2実施形態と異なる。
図7は、第3実施形態による改質装置700の構成を示した概略図である。この第3実施形態による改質装置700も、第2実施形態と同様に、含水率が比較的高い(たとえば70%以上の)下水汚泥Xを処理対象とする場合に有効である。
図7に示されるように、第3実施形態による改質装置700は、第2実施形態による改質装置600と同様に、処理対象の下水汚泥Xを一時的に貯蔵可能な処理槽501と、処理槽501内の下水汚泥Xに対して電磁波を照射する照射部502と、を備える。
また、改質装置700は、処理槽501内で電磁波を散乱させるように作動する散乱子701と、処理槽501内で下水汚泥Xを撹拌するように作動する撹拌子702と、を備える。
ここで、第3実施形態では、散乱子701と、撹拌子702とが、同一の駆動源によって駆動される。すなわち、第3実施形態では、散乱子701と、撹拌子702とが、単一のモータ703によって駆動される。モータ703には、回転軸703aが接続されている。
散乱子701は、モータ703の回転軸703aの先端部に設けられた第1回転子701aによって構成され、撹拌子702は、モータ703の回転軸703aの中間部に設けられた第2回転子702aによって構成されている。なお、図7の例では、回転軸703aが、処理槽501の下面部から上側に延びるように設けられている。そして、第1回転子701aは、下水汚泥Xと接触しないように、すなわち下水汚泥Xの上面より上側に設けられ、第2回転子702aは、下水汚泥Xの内部、すなわち下水汚泥Xの上面より下側に設けられている。
上記の構成により、第3実施形態では、モータ703の動力によって回転軸703aが回転し、散乱子701の第1回転子701aと、撹拌子702の第2回転子702aとが、回転軸703aとともに同時に回転する。その結果、アンテナ502cから出力される電磁波は、散乱子701の第1回転子701aに当たって様々な方向に拡散する。また、下水汚泥Xは、撹拌子702の第2回転子702aによって撹拌され、下水汚泥Xの全体に電磁波が照射されるようになる。なお、図7において、処理槽501の内側に描かれた複数の矢印は、電磁波の進む方向を概念的に表している。
以上説明したように、第3実施形態では、処理層501内で電磁波を拡散させるように作動する散乱子701と、処理槽501内で下水汚泥Xを撹拌するように作動する撹拌子702とが、同一のモータ703によって駆動される。これにより、装置構成を簡素化することができる。
なお、第3実施形態のその他の構成および効果は、第2実施形態と同様である。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態について説明する。この第4実施形態は、処理層501内で電磁波を拡散させるように作動する構成と、処理槽501内で下水汚泥Xを撹拌するように作動する構成と、第2実施形態と同様である。しかしながら、第4実施形態は、処理層501内で電磁波を拡散させるように作動する構成と、処理槽501内で下水汚泥Xを撹拌するように作動する構成と、が別々に設けられるのではなく共通化される点において、第2実施形態と異なる。
図8は、第4実施形態による改質処理に用いられる改質装置800の構成を示した概略図である。この第4実施形態による改質装置800も、第2実施形態と同様に、含水率が比較的高い(たとえば70%以上の)下水汚泥Xを処理対象とする場合に有効である。
図8に示されるように、第4実施形態による改質装置800は、第2実施形態による改質装置600と同様に、処理対象の下水汚泥Xを一時的に貯蔵可能な処理槽501と、処理槽501内の下水汚泥Xに対して電磁波を照射する照射部502と、を備える。
また、改質装置800は、回転軸801aが接続されたモータ801を備える。回転軸801aは、処理槽501の下面部から上側に延びるように設けられている。
ここで、第4実施形態では、モータ801の回転軸801aの先端部に回転子802が設けられており、当該回転子802が、処理槽501内で電磁波を散乱させるように作動する散乱子と、処理槽501内で下水汚泥Xを撹拌するように作動する撹拌子と、の両方の機能を実現する。なお、図8の例では、回転子802が、下水汚泥Xの内部で、かつ下水汚泥Xの上面の近傍に設けられている。
上記の構成により、第4実施形態では、モータ801の動力によって回転軸801aが回転し、下水汚泥Xの内部でかつ下水汚泥Xの上面の近傍に設けられた回転子802が回転軸801aとともに回転する。その結果、アンテナ502cから出力される電磁波は、回転子802に当たって様々な方向に拡散し、下水汚泥Xは、回転子802によって撹拌され、下水汚泥Xの全体に電磁波が照射されるようになる。したがって、第4実施形態では、回転子802が、処理層501内で電磁波を拡散させるように作動する散乱子としても、処理槽501内で下水汚泥Xを撹拌するように作動する撹拌子としても機能する。なお、図8において、処理槽501の内側に描かれた複数の矢印は、電磁波の進む方向を概念的に表している。
以上説明したように、第4実施形態では、処理層501内で電磁波を拡散させるように作動する散乱子と、処理槽501内で下水汚泥Xを撹拌するように作動する撹拌子とが、同一の回転子802によって構成されている。これにより、装置構成をさらに簡素化することができる。
なお、第4実施形態のその他の構成および効果は、第2実施形態と同様である。
<第5実施形態>
次に、第5実施形態について説明する。この第5実施形態は、第1〜第4実施形態における下水汚泥Xよりも流動性が低い(粘度が高い)下水汚泥Y、たとえば固形の有機物Y1を下水汚泥Xよりも多く含んだ下水汚泥Yを処理対象とする場合に有効である。
図9は、第5実施形態による改質装置900の構成を示した概略図である。図9に示されるように、第5実施形態による改質装置900は、第1〜第4実施形態と同様に、処理対象の下水汚泥Yを一時的に貯蔵可能な処理槽501と、処理槽501内の下水汚泥Yに対して電磁波を照射する照射部502と、を備える。なお、図9において、処理槽501の内側に描かれた複数の矢印は、電磁波の進む方向を概念的に表している。
また、改質装置900は、回転軸901aが接続されたモータ901を備える。回転軸901aは、処理槽501の下面部から上側に延びるように設けられている。
ここで、第5実施形態では、モータ901の回転軸901aの先端部に、処理槽501内で下水汚泥Yを載置可能な回転板902が設けられている。回転板902上に載置された下水汚泥Yは、回転板902の縁に設けられた壁部902aによって囲まれている。
上記の構成により、第5実施形態では、モータ901の動力によって回転軸901aが回転し、下水汚泥Yが載置された回転板902が回転軸901aとともに回転する。その結果、遠心分離の原理により、下水汚泥Yが固形の有機物Y1と液状の有機物Y2とに分離され、当該固形の有機物Y1および液状の有機物Y2の各々に均一に電磁波が照射されるようになる。したがって、第5実施形態では、回転板902が、下水汚泥Yに対する電磁波の照射度合を均一化するように作動する作動部として機能する。
以上説明したように、第5実施形態では、下水汚泥Yに対する電磁波の照射度合を均一化するように作動する作動部として、処理槽501内で下水汚泥Yを載置可能に構成され、モータ901によって回転駆動される回転板902が設けられている。これにより、下水汚泥Yを固形の有機物Y1と液状の有機物Y2とに分離することで、容易に、下水汚泥Yの全体に均一に電磁波を照射することができる。
<第6実施形態>
次に、第6実施形態について説明する。この第6実施形態は、下水汚泥Yに対する電磁波の照射度合を均一化するように作動する作動部として回転板902が設けられているという点において、第5実施形態と同様である。しかしながら、第6実施形態は、回転板902に載置された下水汚泥Yを撹拌するための構成がさらに設けられているという点において、第5実施形態と異なる。
図10は、第6実施形態による改質装置1000の構成を示した概略図である。図10に示されるように、第6実施形態による改質装置1000は、第5実施形態と同様に、処理対象の下水汚泥Yを一時的に貯蔵可能な処理槽501と、処理槽501内の下水汚泥Yに対して電磁波を照射する照射部502と、を備える。なお、図10において、処理槽501の内側に描かれた複数の矢印は、電磁波の進む方向を概念的に表している。
また、改質装置1000は、回転軸901aが接続されたモータ901と、縁に壁部902aが設けられた回転板902と、を備える。
ここで、第6実施形態では、回転板902に、下水汚泥Yが載置される側(図10では上側)に突出する突出部1001が設けられている。この突出部1001は、モータ901によって回転板902が回転駆動された場合に、回転板902上に載置された下水汚泥Yを撹拌する機能を有する。これにより、下水汚泥Yを撹拌しながら電磁波を照射することが可能になる。
以上説明したように、第6実施形態では、モータ901によって回転板902が回転駆動された場合に当該回転板902上に載置された下水汚泥Yを撹拌する機能を有した突出部1001が設けられている。これにより、より容易に、下水汚泥Y全体に電磁波を均一に照射することができる。
なお、第6実施形態のその他の構成および効果は、第5実施形態と同様である。
<第7実施形態>
次に、第7実施形態について説明する。この第7実施形態は、遠心分離によって下水汚泥Yを固形の有機物Y1と液状の有機物Y2とに分離する構成が設けられているという点において、第6実施形態と同様である。しかしながら、第7実施形態は、分離された下水汚泥Yから液状の有機物Y2のみを別途抽出する構成が設けられているという点において、第6実施形態と異なる。
図11は、第7実施形態による改質装置1100の構成を示した概略図である。図11に示されるように、第7実施形態による改質装置1100は、処理対象の下水汚泥Yを一時的に貯蔵する処理槽1101と、処理漕1101内の下水汚泥Yに電磁波を照射する照射部502と、を備える。なお、図11において、処理槽1101の内側に描かれた複数の矢印は、電磁波の進む方向を概念的に表している。
また、改質装置1100は、回転軸901aが接続されたモータ901と、当該モータ901によって回転駆動される回転板1102と、を備える。回転板1102の縁には、回転板1102上に載置された下水汚泥Yを囲む壁部1102aが設けられている。また、回転板1102の上面には、第6実施形態と同様の突出部1001が設けられている。
ここで、第7実施形態では、回転板1102および壁部1102aが、分離された下水汚泥Y(固形の有機物Y1および液状の有機物Y2)のうち液状の有機物Y2のみを通過させることが可能に構成されている。そして、第7実施形態では、処理槽1101の下面部に、下水汚泥Yのうちの液体成分、すなわち回転板1102および壁部1102aを通過した液状の有機物Y2を排出する排出部1103が設けられている。排出部1103は、排出孔1103aと、当該排出孔1103aを開閉するバルブ1103bと、を有している。これにより、回転板1102を回転駆動して下水汚泥Yを固形の有機物Y1と液状の有機物Y2とに分離し、排出部1103を介して液状の有機物Y2を回収することが可能になる。
以上説明したように、第7実施形態では、下水汚泥Yから液状の有機物Y2を回収する排出部1103が設けられている。これにより、下水汚泥Yから、分解率が比較的高く、かつ分解スピードも比較的早い水溶性有機物を容易に抽出することができる。
なお、第7実施形態のその他の構成および効果は、第6実施形態と同様である。
また、上記の説明では、第7実施形態として、回転板902上に突出部1001が設けられた構成を例示した。しかしながら、第7実施形態は、回転板902上に突出部1001が存在しない構成であってもよい。
<第8実施形態>
次に、第8実施形態について説明する。この第8実施形態は、第5〜第7実施形態における下水汚泥Yよりも流動性がさらに低い(粘度がさらに高い)下水汚泥Zを処理対象とする場合に有効である。
図12は、第8実施形態による改質装置1200の構成を示した概略図である。図12に示されるように、第8実施形態による改質装置1200は、投入部1201と、搬送部1202と、照射部1203と、モータ1204と、を備える。
投入部1201は、実質的に固形の有機物のみで構成された下水汚泥Zを投入可能に構成されている。また、搬送部1202は、投入部1201に投入された下水汚泥Zを載置可能に構成され、載置された下水汚泥Zを次の処理工程(図2の例ではS1)に向けて所定方向(矢印D参照)に搬送する搬送機構として構成されている。また、照射部1203は、搬送部1202上の所定位置(符号P参照)に電磁波を照射するように構成されている。なお、モータ1204は、搬送部1202を駆動する駆動部として機能する。
以上説明したように、第8実施形態では、下水汚泥Zを載置可能に構成され、載置された下水汚泥Zが照射部1203による電磁波の照射位置(符号P参照)を通過するように下水汚泥Zを搬送する搬送部1202が設けられている。これにより、搬送部1202に載置された下水汚泥Zの全てが搬送途中で照射部1203による電磁波の照射位置を通過するので、下水汚泥Zが実質的に固形の有機物のみで構成されている場合において、容易に、下水汚泥Zの全体に均一に電磁波を照射することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、上述した実施形態はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上述した実施形態は、様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上述した実施形態およびその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
500 改質装置
501 処理槽
502 照射部
503 散乱子(作動部)
504 モータ(駆動部)
600 改質装置
601 撹拌子(作動部)
602 モータ(駆動部)
700 改質装置
701 散乱子(作動部)
701a 第1回転子
702 撹拌子(作動部)
702a 第2回転子
703 モータ(駆動部)
800 改質装置
801 モータ(駆動部)
802 回転子(散乱子、撹拌子、作動部)
900 改質装置
901 モータ(駆動部)
902 回転板(作動部)
1000 改質装置
1001 突出部
1100 改質装置
1101 処理槽
1102 回転板(作動部)
1103 排出部
1200 改質装置
1202 搬送部(作動部)
1203 照射部
1204 モータ(駆動部)
X,Y,Z 下水汚泥(有機性汚泥)

Claims (9)

  1. 処理対象の有機性汚泥に対して電磁波を照射する照射部と、
    前記有機性汚泥に対する前記電磁波の照射度合を均一化するように作動する作動部と、
    前記作動部を駆動する駆動部と、
    を備える、有機性汚泥の改質装置。
  2. 前記有機性汚泥を一時的に貯蔵可能な処理槽をさらに備え、
    前記作動部は、前記処理漕内で前記電磁波を散乱させるように作動する散乱子を含む、
    請求項1に記載の有機性汚泥の改質装置。
  3. 前記作動部は、前記処理槽内で前記有機性汚泥を撹拌するように作動する撹拌子をさらに含む、
    請求項2に記載の有機性汚泥の改質装置。
  4. 前記散乱子は、前記駆動部に接続された回転軸の第1位置に設けられた第1回転子を含み、
    前記撹拌子は、前記回転軸の前記第1位置とは異なる第2位置に設けられた第2回転子を含む、
    請求項3に記載の有機性汚泥の改質装置。
  5. 前記散乱子および前記撹拌子は、前記駆動部に接続された回転軸に設けられた同一の回転子によって構成されている、
    請求項3に記載の有機性汚泥の改質装置。
  6. 前記有機性汚泥を一時的に貯蔵可能な処理槽をさらに備え、
    前記作動部は、前記処理槽内で前記有機性汚泥を載置可能に構成され、前記駆動部によって回転駆動される回転板を含む、
    請求項1に記載の有機性汚泥の改質装置。
  7. 前記回転板には、前記有機性汚泥が載置される側に突出する突起部が設けられている、
    請求項6に記載の有機性汚泥の改質装置。
  8. 前記処理槽は、前記有機性汚泥のうちの液体成分を前記処理槽内から排出する排出部を含む、
    請求項6または7に記載の有機性汚泥の改質装置。
  9. 前記作動部は、前記有機性汚泥を載置可能に構成され、載置された前記有機性汚泥が前記照射部による前記電磁波の照射位置を通過するように前記有機性汚泥を搬送する搬送部を含む、
    請求項1に記載の有機性汚泥の改質装置。
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