JP2018085005A - レポート作成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 顧客にサービスを提供するサービスプロバイダが、デバイス情報に柔軟に属性を追加し、使用状況分析レポートにもそれを反映させることが求められている。一般的なレポート作成方法として、テンプレートにデータを流し込むことでレポートを作成する方法があるが、新規の属性を追加したい場合テンプレートの編集が必要となる。テンプレートの編集は知識を要する場合があり、新規の属性をレポートに追加するのは容易ではないという課題がある。【解決手段】新規属性を追加する際に、新規属性の適用範囲から、新規属性を反映させる必要があるテンプレートを判別する。また新規属性追加時に種別を設定し、テンプレートにも種別を示すラベルを設定することで、テンプレートに新規属性を追加する箇所を特定する。【選択図】 図6

Description

本発明は、レポート作成方法およびプログラムに関するものである。
一般的に、プリンタや複合機(デバイスと称する)の稼働状況を監視したり、使用状況データ(ジョブログ、カウンターなど)を取得し使用状況分析レポートを作成したりするデバイス管理システムが存在する。サービスプロバイダは、デバイス管理システムを利用し、トラブル発生時にはサービスマンを顧客先に派遣したり、使用状況分析レポートを元に、顧客により良いデバイス使用方法の提案を行う。
デバイス管理システムは、クラウドサービスシステムとして提供されることがある。クラウドサービスシステムでは、一般的に、データストレージやユーザ情報は、顧客ごとのシステム上の専用領域であるテナント単位で管理される。テナントとしては、例えば、企業等の顧客が所有する顧客テナントや、顧客へプリンタや複合機の管理・修理サービスなどを提供するサービスプロバイダテナントがある。デバイス管理システムがレポートを作成するために、レポート作成エンジンを使用することがある。
一般的なレポート作成エンジンには、テンプレートと、それに流し込むためのデータを受け取り、テンプレートに従って決まったフォーマットでレポートを出力する機能を持つものがある。例えば、デバイス毎のカウンター値を一覧表示するテンプレートを用意し、デバイス管理システムが毎月1回、デバイスのカウンター値をデータとしてレポート作成エンジンに渡す。これにより毎月同じフォーマットで、デバイスのカウンター値のレポートを簡単に顧客に提供することが可能となる。
特許文献1では、階層化されたコンテンツデータを持つ場合において、テンプレートを利用してレポート作成を行う方法が提案されている。
具体的には、以下の手順でレポート作成を行うものである。コンテンツデータ毎にテンプレートが紐づけられ、テンプレートには、コンテンツデータが持つ属性を表示するように定義されている。レポート作成時にデータとして流し込むためのコンテンツデータを指定するが、指定したコンテンツデータとは別の階層に紐づけられたテンプレートも選択可能とする。該当コンテンツデータが、該当テンプレートに必要な属性を持っていない場合は、空欄でレポートを作成し、レポート作成を指示したユーザが空欄に値を後から入力可能とする。
特開2004-302683号公報
クラウドサービスとして提供されるデバイス管理システムにおいて、顧客テナントには、デバイス情報としてデバイスに関する様々な情報を保持する。例えば、IPアドレスやシリアル番号、デバイスに付属しているオプション機器やデバイスの設置場所などがある。
これらの一般的な情報に加えて、サービスプロバイダはデバイス管理において、それぞれ独自の分類方法でデバイスを分類して管理したり、独自のデバイス情報を使用状況分析レポートに付加して顧客に価値のあるレポートを提出したいという要望がある。例えば、デバイスの独自情報の一例として、あるサービスプロバイダは、複数のサービスレベルを持ち、デバイス毎に提供するサービスレベルを設定して顧客と契約しているとする。
その場合、サービスプロバイダ独自のデバイス情報として、「サービスレベル契約状況」といった属性を追加したいと考える。
一方、サービスを提供している顧客先で、顧客自身が管理している分類を追加してレポート出力してほしいという要望を受ける場合もある。例えば、顧客先で「資産管理番号1」「資産管理番号2」というような形態でデバイスを管理していた場合、顧客独自のデバイス情報として、「資産管理番号1」「資産管理番号2」という属性をその顧客専用に追加したいと考える。このように、独自のデバイス属性は、サービスプロバイダが全体で使用したい場合と、特定の顧客のために追加したい場合がある。
一方、レポート作成方法として、上述した通り、一般的にレポート作成エンジンにテンプレートを登録し、それにデータを流し込む方法がある。テンプレートを用いると、予め決められた項目は容易にレポート作成できるが、独自に追加した項目をレポートに追加するためには、テンプレートの編集が必要となる。テンプレートの編集は知識を必要とする場合もあり、サービスプロバイダがデバイス属性を追加し、それをすぐに反映させたレポートを作成するのが難しいという課題がある。
特許文献1では、コンテンツデータが選択したテンプレートに存在する既存の属性を持っていない場合、不足している属性のデータを追加する手段を持つが、ユーザが新規に独自属性を定義し、デバイス属性の一部として既存属性と同様に扱うような手段は持たない。デバイス情報に使用目的に応じて柔軟にデバイス属性を追加し、かつそれをレポートに出力して顧客に価値のあるレポートを提供する方法が必要とされている。
テナント単位でデータ管理されたクラウドサービスとして提供されるレポート作成システムであって、
独自属性を定義する手段(図4(a))と、
独自属性の定義に、レポート表示部を特定する種別情報を持たせる手段と、
サービスプロバイダテナント(301)のデータ格納領域にサービスプロバイダ全体で使用する独自属性定義を格納する手段(302)と、
顧客テナント(303)のデータ格納領域に該当顧客のみが使用する独自属性定義を格納する手段(304)と、
独自属性の属性値を顧客テナント(303)のデータ格納領域に格納する手段(305)と、
テンプレートの特定の表示領域に種別情報を設定する手段(図5)と、
顧客にレポート提供するためのテンプレートを顧客ごとに割り当てる手段と、
追加した独自属性を反映させるテンプレートを判別する手段(S604,S608)と、
追加した独自属性の種別とテンプレートの特定の表示領域の種別情報を照合する手段(S605,S609)と、
テンプレートの特定の表示領域に、種別情報に合致する独自属性を追加してテンプレートを更新する手段(S606)と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、テナント単位でデータ管理されたクラウドサービスにおいて、ユーザが独自のデバイス属性を追加することができ、更に適切なテンプレートの適切な箇所に独自属性を追加したレポートを容易に作成することが可能となる。
本発明の一実施形態としてのシステム構成図 情報処理装置の構成を示すブロック図 データ格納方法の概念図 SPカスタム属性定義を設定するためのWebUIの一例 SPカスタム属性定義を設定するためのWebUIの一例 テンプレートの一例 テンプレートの一例 カスタム属性の追加処理を示すフローチャート
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
[実施例1]
図1は、本システムの構成例を示す図である。デバイス管理システムは、ホストコンピュータ101と、デバイス102と、管理サーバ103、機器管理エージェント106と、レポート作成サービス107を含む。本デバイス管理システムは、例えば、クラウドサービスで用いられる。
クラウドサービスでは、一般的に、データストレージやユーザ情報は、顧客ごとのシステム上の専用領域であるテナント単位で管理される。例えば、企業等の顧客は、顧客テナントに該当し、また、顧客へプリンタや複合機の管理・修理サービスなどを提供するサービスプロバイダは、サービスプロバイダテナントに該当する。以下、顧客テナントとサービスプロバイダテナントとを纏めてテナントと称する。
1つのサービスプロバイダは複数の顧客にサービスを提供するので、1つのサービスプロバイダテナントは、複数の顧客テナントに関連付けられる。顧客テナントのユーザは、顧客テナントに保存されたデータへのアクセス権限を他のサービスプロバイダに委譲(アクセス権限を与える行為)することができる。権限を委譲されたサービスプロバイダは、その権限に基づき、顧客テナントに保存された各種データを参照したり、データを新たに保存することにより顧客にサービスを提供することができる。
図1の管理サーバ103は、インターネット等のネットワーク104上で公開されており、ホストコンピュータ101、デバイス102、機器管理エージェント106との間で通信可能となっている。デバイス102と機器管理エージェント106は、LAN等の顧客ネットワーク105に接続されており、ファイアウォール等を介してネットワーク104と接続されている。
管理サーバ103は、複数のサービスプロバイダテナントや顧客テナントを管理する。また管理サーバ103は、各テナントに所属するユーザについてのユーザ情報を管理する。また、管理サーバ103は、ユーザの所属するテナントを識別する。また、管理サーバ103は、テナント毎にデータを分けて管理しており、ユーザからアクセスされると、ユーザ認証を行い、そのユーザが所属するテナントが管理するデータへのアクセスを許可する。図1では、管理サーバ103が1台のサーバで構成されているように示されているが、管理サーバ103の機能を複数の装置で実現するようにしても良い。
ホストコンピュータ101は、サービスプロバイダユーザ(サービスプロバイダテナントのユーザ)や顧客ユーザ(顧客テナントのユーザ)が操作する汎用的なPCであり、ネットワーク104に接続される。ホストコンピュータ101とネットワーク104の間にファイアウォールが存在する場合もある。ホストコンピュータ101は、Webブラウザが搭載されたPCであり、管理サーバ103が提供するWebUIを閲覧する機能を持つ。
デバイス102は、1台以上の複写機などの画像形成装置(デバイス)である。本実施形態において、管理サーバ103は、複数の顧客それぞれに対応付けてデバイス102を管理する。機器管理エージェント106は、デバイス102と通信を行い、デバイス102から機器情報を収集して管理サーバ103に送信する。
本実施形態におけるサービスプロバイダユーザは、ホストコンピュータ101を操作して管理サーバ103にアクセスし、デバイス102を顧客ごとに登録することができる。また、サービスプロバイダユーザは、顧客ごとに管理されたデバイス102の情報を参照したり、各デバイス102に制御コマンドの実行を指示することができる。また、サービスプロバイダユーザは、管理サーバ103に保持されている顧客データを操作可能であり、顧客テナントを管理サーバ103に新たに登録することができる。
また、本実施形態における顧客ユーザは、ホストコンピュータ101を操作して管理サーバ103にアクセスし、サービスプロバイダからサービスを受けることができる。また、顧客ユーザは、サービスプロバイダから送信された使用状況分析レポートをホストコンピュータ101にダウンロードして参照することができる。使用状況分析レポートとは、例えば、デバイスの使用状況などが記述されたレポートであり、顧客毎に固有のテンプレートにより作成されている。
ホストコンピュータ101は、サービスプロバイダユーザごとや顧客ユーザごとに複数存在する場合もある。レポート作成サービス107は、管理サーバ103がレポート作成に使用するサービスである。
図1では、ネットワーク104を介して接続可能な外部サービスとしているが、管理サーバ103内にレポート作成エンジンとして抱える構成でも良い。図2は、ホストコンピュータ101、管理サーバ103、機器管理エージェント106の各装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
CPU201は、RAM203をワークメモリとして、ROM202およびハードディスクドライブ(HDD)208に格納されたプログラムを実行し、システムバス212を介して後述する各構成を制御する。HDD208は、オペレーティングシステム(OS)や各種プログラムやデータを格納する。CPU201は、ディスクコントローラ(DKC)206を介して、HDD208およびディスクドライブ209にアクセスし、各種プログラム等をHDD208にインストールする。
CPU201は、ネットワークインタフェイスカード(NIC)207を介して、ネットワーク213を介した他のコンピューター等とも通信可能である。CPU201は、プログラムに従い、ビデオカード(VC)205を介してモニタ211にユーザインタフェイス(UI)を表示する。ユーザは、キーボード(KB)210やマウスなどのポインティングデバイスを操作して、UIに対する指示や入力を行なう。CPU201は、キーボードコントローラ(KBC)204を介してユーザ指示や入力を受け付け、ユーザ指示や入力に応じて様々な処理を実行する。
図3は、サービスプロバイダがデバイス情報に独自の属性を追加する際の、データ格納方法の概念図である。サービスプロバイダテナント301が、顧客テナント303および顧客テナント306に関連づけられ顧客にサービス提供していることを示している。独自属性の使用方法としては、サービスプロバイダが全体で使用したい場合と、特定の顧客のために追加したい場合がある。
前者をサービスプロバイダと契約する全顧客が使用可能な独自属性としてサービスプロバイダテナントに定義情報を格納する(302)。後者を特定の顧客のみが使用可能な独自属性として顧客テナントに定義情報を格納する(304)。以下、前者をSPカスタム属性、後者を顧客カスタム属性と称する。またこれらを合わせてカスタム属性と称する。
図4(a)は、管理サーバ103がサービスプロバイダテナント向けに提供する、SPカスタム属性定義を設定するためのWebUIの一例である。サービスプロバイダユーザは、ホストコンピュータ101のブラウザに表示されたWebUIを操作しカスタム属性定義を行う。カスタム項目定義は、以下の設定から構成される。属性名を入力するテキストボックスと、属性のタイプをリスト、数値、文字列などから選択するドロップダウンボックスと、タイプがリストの場合の選択候補を入力するテキストボックスと、種別を選択するドロップダウンボックス。
本例では、リストの候補値は、カンマ区切りで入力するものとする。種別は、レポートに表示する箇所を特定するための情報で、例えば「構成情報」「カウンター」「監視」など予め管理サーバ103に登録されている種別から選択する。設定済の定義を削除したい場合は、削除チェックボックスにチェックを入れて設定を更新する。サービスプロバイダユーザは、属性名、タイプ、リストの候補値、種別を入力し、更新ボタンを押下する。
管理サーバ103は、カスタム属性定義の更新指示を受け付けると、HDD208に構成されるデータベースに保持しているカスタム属性定義情報を更新する。表Aにデータベースに保存されているSPカスタム属性定義のデータ例を示す。管理サーバ103は、SPカスタム属性にIDを振ってデータベースに格納する。定義されたカスタム属性は、既存のデバイス属性と同様に使用することができる。
図4(a)は、SPカスタム属性定義を設定するためのWebUIの一例であるが、顧客カスタム属性定義を設定するためのWebUIも同様である。表Bにデータベースに保存されている顧客カスタム属性定義のデータ例を示す。顧客カスタム属性にIDを振ってデータベースに格納する。
表Cにデータベースに保存されているデバイス構成情報のデータ例を示す。表Cの例では、デバイス基本属性としてデバイスID(dev_id)、シリアル番号(serial_no)、IPアドレス(ip_address)、設置場所(place)、機種名(product_name)の情報を持つ。更に、SPカスタム属性として、契約状況(SP1_001)、要注意(SP1_002)の属性値、顧客カスタム属性として、資産管理番号1(C1_001)、資産管理番号2(C1_002)の属性値を持つ。
次に、テンプレートについて説明する。レポート作成サービスが解釈できる形式で作成されたテンプレートを管理サーバ103がHDD208に保持する。
本実施例では、管理サーバ103にサービスプロバイダごとに利用可能な複数のテンプレートが保存されており、サービスプロバイダはその中から顧客ごとに使用するテンプレートを選択する。各顧客にどのテンプレートが割り当てられているかの設定情報は、「顧客テンプレート情報」として管理サーバ103のHDD208に保持する。
図5(a)は、レポート作成サービス107が解釈可能なテンプレートの一例である。3ページで構成され、1ページ目は表紙、2ページ目はデバイス一覧表、3ページ目はデバイス監視結果の表となっている。表紙は、お客様名、タイトル、レポート月の情報から構成される。中括弧で記載している箇所は可変のデータを流し込む箇所を示している。
例えばお客様名はテンプレート上には「{customer_name}」と定義し、ここにデバイス管理システム103から、デバイス管理システムが保持する該当顧客のお客様名をデータとしてレポート作成サービス107に渡す。これにより実際のお客様名が入ったレポートが作成される。2ページ目のデバイス一覧は表形式で、表のタイトルが「デバイス一覧」であり、「デバイス名」「IPアドレス」「機種名」「設置場所」をヘッダ項目として持つことを示している。
表のタイトルに鍵括弧で定義されている文字列“[label : 構成情報]”は、種別ラベルであり、図3のWebUIで設定した「種別」と対応するものである。表の中身のデバイス情報は可変であるため、中括弧でそれぞれ流し込むデータを定義している。デバイス管理システム103が持つデバイス構成情報のデータと対応しており、例えば表Cのデータを持つ顧客の場合、実際にレポートされるデバイス一覧は表Dのようになる。
3ページ目の監視結果の表も、2ページ目と同様の構成となり、表のタイトルと種別ラベル、デバイス監視結果の表から構成される。
図6のフローチャートを用いて、独自属性をレポートに追加する処理を説明する。管理サーバ103は、図4(a)のWebUIにおいてサービスプロバイダユーザの更新ボタン押下により、カスタム属性定義追加指示を受け付ける(S601)。追加指示をされたのがSPカスタム属性であった場合(S602)、管理サーバ103は、HDD208に構成されるデータベースに保持しているSPカスタム属性定義情報を更新する(S603)。
管理サーバ103は、HDD208に保存されている該当サービスプロバイダが使用可能なテンプレート情報を読み出す(S604)。管理サーバ103は、S601において追加指示を受けたカスタム属性の種別に合致する種別ラベルを持つテンプレートがあるか確認する(S605)。該当するテンプレートが存在する場合、管理サーバ103は、すべての該当テンプレートのすべての該当種別ラベルの箇所に、S601で追加指示を受けたカスタム属性を追加する(S606)。
例えば、該当テンプレートが図5(a)のテンプレートであり、追加したカスタム属性が表AのID「SP1_001」のカスタム属性だったとする。その場合、属性名「契約状況」、種別が「構成情報」であるので、種別ラベルが「構成情報」である2ページ目のデバイス一覧の表に「契約状況」が追加される。更新されたテンプレートは、図5(b)のようになり、レポート作成時に流し込む値として、契約状況に割り振られたID「SP1_001」が設定されている。管理サーバ103は、レポート作成時に流し込むデータに、カスタム属性「SP1_001」を追加する(S607)。
例えば、カスタム属性の種別が「カウンター」であった場合、管理サーバ103は、他のカウンター値と同様の処理を行った値をレポート作成時に流し込むデータとすればよい。例えば設置場所ごとのカウンター値を合算した値をレポート出力している場合、他のカウンター値と同様に設置場所ごとの合算を行った値を流し込むデータとする。
一方、S601で追加指示をされたのが顧客カスタム属性であった場合(S602)、管理サーバ103はHDD208に格納した「顧客テンプレート情報」より該当顧客に割り当てられたテンプレートを読み出す(S608)。管理サーバ103は、S601において追加指示を受けたカスタム属性の種別に合致する種別ラベルを持つテンプレートがあるか確認する(S609)。
S609の結果、該当するテンプレートが無い場合、管理サーバ103は、HDD208に構成されるデータベースに保持している顧客カスタム属性定義情報を更新する(S615)。S609の結果、該当するテンプレートが有る場合、管理サーバ103は、該当テンプレートが別の顧客にも割り当てられているか否かを「顧客テンプレート情報」から確認する(S610)。S610の結果、該当するテンプレートが無い場合、管理サーバ103は、HDD208に構成されるデータベースに保持している顧客カスタム属性定義情報を更新する(S614)。
次のS606、S607の処理については上述の処理と同様である。S610の結果、該当するテンプレートが有る場合、管理サーバ103は、処理方法選択画面を図4(a)のWebUI上に表示する(S611)。処理方法の選択肢は、「該当テンプレートに顧客カスタム属性を追加したものを、該当顧客用に別のテンプレートとして登録する」「顧客カスタム属性ではなくSPカスタム属性として登録する」の2つを用意する。
前者は、カスタム属性の追加作業を行っている対象の該当顧客のみにカスタム属性をレポートに追加したいため、同じテンプレートを使用している別の顧客のテンプレートには影響を与えたくない場合に選択する。
後者は、顧客カスタム属性を追加するのは、該当顧客のみが必要な属性を追加する場合であるが、共通のテンプレートを別の顧客でも使用しているのであれば、別の顧客についても有益な追加属性である可能性がある。そのため、顧客カスタム属性ではなく、SPカスタム属性として追加するのが妥当ではないか、再確認を促すための選択肢である。
管理サーバ103は、サービスプロバイダユーザのWebUIの操作により選択を受け付ける(S612)。S612の選択が前者であった場合、管理サーバ103は該当顧客用に該当テンプレートを複製し登録する(S613)。管理サーバ103は、HDD208に構成されるデータベースに保持している顧客カスタム属性定義情報を更新する(S614)。
次のS606、S607の処理については上述の処理と同様である。S612の選択が後者であった場合、SPカスタム属性の追加処理として、S603以降の処理を行う。
以上、カスタム属性の追加の際に、テンプレートを更新する手段を説明した。カスタム属性の削除の場合も同様に、テンプレートの更新を行う。管理サーバ103がカスタム属性の削除指示を受け付けると、管理サーバ103は、該当カスタム属性が設定されている全てのテンプレートの全ての箇所から、該当カスタム属性を削除する。
本実施例では、予めラベル種別が決められており、管理サーバ103に保存されたテンプレートにも、特定の種別が記載されている場合について説明した。更に、カスタム属性定義追加時に、サービスプロバイダユーザが自由に種別を定義し、それに対応する種別ラベルを記載したテンプレートをサービスプロバイダが追加できるようにしてもよい。
[実施例2]
実施例1では、サービスプロバイダが追加したデバイス独自属性をレポートに反映させる方法を説明した。本実施例では、独自属性としてMIB(Management Information Base)情報を追加することで、新規のMIB値をデバイスから収集してレポートに反映させる場合について説明する。
実施例1と同様の構成や手順については、その詳細説明を省略する。ネットワークに接続されたデバイスの状態監視やカウンター取得方法として、ホストとなる機器管理エージェントによる定期的なポーリングによって、デバイスから情報取得を行う方法がある。
例えば、機器管理エージェントが、デバイスに備わった特定のMIBオブジェクトにアクセスし、MIB値を取得することで状態監視やカウンターの取得を行う。
MIB情報は分野別の階層構造となっており、枝にはそれぞれ番号が割り当てられており、この番号をつなげたものをOID(Object IDentifier)と呼ぶ。MIBでは、この階層構造と、OIDを持つオブジェクトがどの様な情報を持ち、どのようなデータ型で定義されているのか等が規定される。
MIBには、各種のRFC(Request for Comments)によって規定されるものや、企業により独自に拡張されたプライベート情報等がある。データ型の定義についても管理情報構造(SMI(Structure of Management Information))としてRFCに規定があり、ASN.1(Abstract Syntax Notation One)というISOとITU−Tで規定された記述言語で表現される。機器管理エージェント106は、デバイス102と通信を行い、デバイス102に備わったMIBオブジェクトにアクセスし、機器状態やカウンターにあたるMIB値を収集して管理サーバ103に送信する。
機器管理エージェント106は、それぞれ適切なタイミングで各MIB値を取得する。例えばデバイスのエラー状態など監視に関わるMIB値については、エラー発生時にはすぐに対処することが求められるため、高頻度で収集して管理サーバ103に送信する。
一方カウンターに関わるMIB値については、カウンターは1日ごとの値が分かればよいため、最低で1日1回収集して管理サーバ103に送信すればよい。このようにデータの種別によってMIB値の収集、送信頻度を適切に設定することで、過剰な通信負荷をかけずにデバイス管理やレポートを行うことができる。
図4(b)は、管理サーバ103がサービスプロバイダテナント向けに提供するWebUIの一例である。図4(a)と同様の構成については、その詳細説明を省略する。図4(b)のWebUIは、追加するカスタム属性がMIBか否かのチェックボックスと、OIDを入力するテキストボックスを備える。
サービスプロバイダユーザは、属性名やタイプ、種別に加え、新規に取得したいMIBのOIDをテキストボックスに入力し、更新ボタンを押下する。管理サーバ103は、カスタム属性定義の更新指示を受け付けると、実施例1と同様の手順で、HDD208に構成されるデータベースに保持しているカスタム属性定義情報を更新する。更に、管理サーバ103は、機器管理エージェント106が取得するMIB値の情報をHDD208に保持する。表Eにデータベースに保存するデータ例を示す。OIDと種別の情報が格納されている。
機器管理エージェント106は、管理サーバ103に定期的にアクセスして表Eのデータを取得し、取得するMIB値に変更が無いかを確認する。機器管理エージェント106は、上述した通り、データの種別によってMIB値の収集、送信頻度が異なるように設定されている。このデータの種別は、図4(b)のWebUIで設定する「種別」に合致するものである。機器管理エージェント106は、管理サーバ103から取得したOIDと種別の情報から、それぞれのOIDが示すMIB値をデバイスから取得するタイミングを決定する。
例えば、種別が「カウンター」のものは、既存のカウンターに関するMIB値を取得するのと同じタイミングでデバイスから取得するように設定する。収集したMIB値は、実施例1の手段によりレポートに反映させる。これにより、新規のMIB値をデバイスから収集してレポートに反映させることが可能となる。
本実施例では、図4(b)のWebUIを用いてサービスプロバイダユーザが種別を選択する方法を示したが、MIBの分野別の階層構造情報を管理サーバ103が持ち、MIBの階層構造から、種別を自動で判断するようにしてもよい。
101 ホストコンピュータ
102 デバイス
103 管理サーバ
106 機器管理エージェント
107 レポート作成サービス

Claims (2)

  1. テナント単位でデータ管理されたクラウドサービスとして提供されるレポート作成システムであって、
    独自属性を定義する手段と、
    独自属性の定義に、レポート表示部を特定する種別情報を持たせる手段と、
    サービスプロバイダテナント(301)のデータ格納領域にサービスプロバイダ全体で使用する独自属性定義を格納する手段(302)と、
    顧客テナント(303)のデータ格納領域に該当顧客のみが使用する独自属性定義を格納する手段(304)と、
    独自属性の属性値を顧客テナント(303)のデータ格納領域に格納する手段(305)と、
    テンプレートの特定の表示領域に種別情報を設定する手段と、
    顧客にレポート提供するためのテンプレートを顧客ごとに割り当てる手段と、
    追加した独自属性を反映させるテンプレートを判別する手段(S604,S608)と、
    追加した独自属性の種別とテンプレートの特定の表示領域の種別情報を照合する手段(S605,S609)と、
    テンプレートの特定の表示領域に、種別情報に合致する独自属性を追加してテンプレートを更新する手段(S606)と、
    を有することを特徴とするレポート作成システム。
  2. 独自属性の定義に、デバイスが備えるオブジェクトを特定する識別情報および種別情報を持たせる手段と、
    識別情報および種別情報を格納する手段と、
    デバイスから情報取得を行う機器管理エージェント(106)が、前記識別情報および種別情報を取得する手段と、
    機器管理エージェントが前記種別情報に基づいて、種別ごとに設定されたタイミングでデバイスから前記識別情報が示すデータをデバイスから取得する手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のレポート作成システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110175319A (zh) * 2019-05-05 2019-08-27 中国银行股份有限公司 一种报表生成方法及装置

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