JP2018082943A - 電子レンジ用調理器具 - Google Patents

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正美 中西
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Abstract

【課題】電子レンジを使用して加熱調理するとき、余分な水分及び油分を排出させ、食感の優れた調理物が得られる電子レンジ用調理器具を提供する。【解決手段】電子レンジ用調理器具は、電子レンジで食物34を加熱調理するときに使用する電子レンジ用調理器具であって、マイクロ波を吸収することで発熱し、山部12と谷部14とが交互に現れる蛇腹状の形状を成し、山部と谷部との高低差が調整可能な板状発熱体2を含み、板状発熱体の山部に調理対象の食物を接触させた状態で、電子レンジによって調理対象の食物の調理を行う。【選択図】図4

Description

電子レンジで食物を加熱調理する時に使用する器具の技術に関する。
電子レンジとは、高周波の電磁波を当てて食物を加熱する調理用装置である。
電子レンジで食物を調理する時には、調理対象食物の特性に応じ、容器等の補助的な器具が必要になる場合があり、そういった電子レンジ用調理器具の研究開発が盛んに行われている。
例えば、特許文献1では、加熱調理により食材から放出される水分、油分を滞留させずに吸収することのできる電子レンジ用調理補助材に関する技術が提案されている。
また、特許文献2では、電子レンジ加熱時において、収容したフライ食品を確認することが出来るとともに、油の浸みだしも無いフライ食品用袋に関する技術が提案されている。
実用新案登録第3039410号公報 特開2016−22957号公報
しかしながら、上記の従来技術においては、電子レンジにて加熱調理される食品について、余分な水分・油分が残留し、また、食感も良くないという問題点を有する。
そこで本発明では、上記問題点に鑑み、電子レンジを使用して加熱調理するとき、余分な水分及び油分を排出させ、食感の優れた調理物が得られる電子レンジ用調理器具を提供することを目的とする。
開示する電子レンジ用調理器具の一形態は、電子レンジで食物を加熱調理するときに使用する電子レンジ用調理器具であって、マイクロ波を吸収することで発熱し、山部と谷部とが交互に現れる蛇腹状の形状を成し、該山部と谷部との高低差が調整可能な板状発熱体を含み、前記板状発熱体の前記山部に調理対象の食物を接触させた状態で、前記電子レンジによって前記調理対象の食物の調理を行うことを特徴とする。
開示する電子レンジ用調理器具の一形態は、上記構成に加え、前記板状発熱体が、水分及び油分を吸収する材質で形成される板状基材の層、マイクロ波を吸収することで発熱する発熱材層及び該発熱材層が前記食物と直に接しないようにする被覆層の順に形成され、前記板状発熱体の前記山部において、前記被覆層及び前記発熱材層を貫通して前記板状基材の層に至る深さのスリットが設置されることを特徴とする。
開示する電子レンジ用調理器具の一形態は、上記構成に加え、前記板状発熱体の前記谷部において、前記被覆層及び前記発熱材層を貫通して前記板状基材の層に至る深さのスリットが設置されることを特徴とする。
開示する電子レンジ用調理器具の一形態は、上記構成に加え、前記板状発熱体の上に前記調理対象の食物を載置させた状態で、前記電子レンジによって前記調理対象の食物の調理を行うことを特徴とする。
開示する電子レンジ用調理器具は、電子レンジを使用して加熱調理するとき、余分な水分及び油分を排出させ、食感の優れた調理物が得られる。
本実施の形態に係る板状発熱体(平面状態)の斜視図である。 本実施の形態に係る板状発熱体(蛇腹状態)の側面図である。 本実施の形態に係る板状発熱体(平面状態)の断面図である。 本実施の形態に係る電子レンジ用調理器具(板状発熱体)の使用状態図(その1)である。 本実施の形態に係る電子レンジ用調理器具(板状発熱体)の使用状態図(その2)である。 本実施の形態に係る包装体の斜視図である。 本実施の形態に係る電子レンジ用調理器具の平面図である。 本実施の形態に係る電子レンジ用調理器具の模式断面図である。 本実施の形態に係る電子レンジ用調理器具の使用状態図(その3)である。
図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
(本実施の形態に係る電子レンジ用調理器具の構造)
図1乃至8を用いて、本実施の形態に係る電子レンジ用調理器具(以下、単に「調理器具」という。)1の構造について説明する。調理器具1は、板状発熱体2、包装体18を有する。なお、板状発熱体2は単独使用が可能であり、板状発熱体2が単独使用される場合、調理器具1は、板状発熱体2と同一と考えることができる。
はじめに、図1乃至5を用いて、板状発熱体2について説明する。図1は、板状発熱体2の斜視図であり、図2は、折り曲げた状態の板状発熱体2を示す図である。図3は、板状発熱体2の断面図であり、図4及び5は板状発熱体2の使用方法を説明するための図である。
図1で示すように、板状発熱体2は、板状の外形状を成し、電子レンジ26から照射されるマイクロ波を吸収することで発熱する。板状発熱体2の発熱温度は、焼き調理が可能である限り特に制限されないが、100〜250℃程度、特に170〜250℃程度であることが好適である。
図2で示すように、板状発熱体2は、山部12と谷部14とが交互に現れる蛇腹状の形状とすることができ、隣り合う山部12(谷部14)どうしの距離を近づけたり離したりすることによって、山部12と谷部14との高低差を調整することができる。
図3で示すように、板状発熱体2は、下方から上方へ順に、板状基材層4、発熱材層6、被膜層8を備えている。板状基材層4は、板状の基材で構成される層であり、コーティング等の表面処理が施された吸液性(水分、油分を吸収する性質)を有する厚紙で形成され、板状発熱体2全体の曲げに対する変形率を小さくしている。これにより、調理器具1を電子レンジ32で加熱するとき、板状発熱体2が変形することを極力防ぎ、食材34表面に対する板状発熱体2の隣接度合い(距離)を維持し、食材34表面の焼き斑を抑制する。
発熱材層6は、アルミニウム、ニッケル、金、銀、亜鉛、白金等の金属を膜状に蒸着させた層であり、電子レンジ32から照射されるマイクロ波を吸収することで発熱する。また、発熱材層6は、必ずしも金属蒸着膜である必要は無く、炭素系導電性粉体や金属系導電性粉体又はこれらの混合粉体等を用いて形成することもできる。なお、金属蒸着膜の製造方法については一般的な技術を使用する。
被膜層8は、発熱材層6の熱に対して溶融しない材料、例えば、PET(PolyEthylene Terephthalate)等のプラスチックフィルムで形成され、発熱材層6を保護すると共に、発熱材層6が食物34に直接触れないようにするために設けられる。
図3で示すように、板状発熱体2は、被覆層8及び発熱材層6を貫通して板状基材層4に至る深さのスリット10を有する。スリット10は、食物34から出る水分及び油分を板状基材層4に到達させ、当該水分及び油分を板状基材層4に吸収させる役割を果たす。この構成により、調理器具1は、加熱調理中の食物34から出た余分な水分及び油分を吸収することによって、食物34をヘルシーに、かつ、食感の良い状態に仕上げることができる。
図1乃至3で示すように、スリット10は、山部12、谷部14の位置に設けられ、山部12、谷部14の筋(すじ)に沿って設けられることが好適である。
図1で示すように、板状発熱体2は、板状発熱体2を蛇腹形状にした後、丸めて筒形とした形態を保つための筒形状維持手段16を有する。筒形状維持手段16は、端部付近に設けられる雄雌構造によってその機能が達成され、例えば、板状発熱体2の一方端部に設けられる孔機構と板状発熱体2の他方端部に設けられる矢印形機構とを係止めさせる構成である。
図4で示すように、調理器具1は、板状発熱体2を単独使用するとき、山部12と谷部14とが交互に現れる蛇腹状の形状とした板状発熱体2の上に食物34を載置させた状態で、電子レンジ32によって食物34の調理を行う。こうすることにより、調理中、食物34から放出された余分な水分及び油分が、山部12に設置されたスリット10で吸収されたり、谷部14へ流れ落ち、その後、谷部14に設置されたスリット10で吸収されたりする。そのため、調理器具1は、食物34から余分な水分及び油分を排出させ、再吸収させないようにすることができる。また、調理器具1は、食物34を山部12で(線で)支持し、食物34との接触部分が少ないため、食物34の元来の形状を損なわせる(例えば、凸凹が潰れたりする)ことなく、食物34を食感の優れた状態に仕上げる(調理する)ことができる。
図5で示すように、調理器具1は、山部12・谷部14が交互に現れる蛇腹状の形状とした後、丸めて筒形とした形態を筒形状維持手段16によって保たれた板状発熱体2の内部に食物34を配置させた状態で、電子レンジ32による食物34の調理を行う。調理器具1は、板状発熱体2を単独使用し、また、山部12と食物34とが接触するように板状発熱体2で形成する筒形の大きさを調整する。こうすることにより、調理中、食物34から放出された余分な水分及び油分が、山部12に設置されたスリット10で吸収されたり、谷部14へ流れ落ち、その後、谷部14に設置されたスリット10で吸収されたりする。そのため、調理器具1は、食物34から余分な水分及び油分を排出させ、再吸収させないようにすることができる。また、調理器具1は、食物34を山部12で(線で)支持し、食物34との接触部分が少ないため、食物34の元来の形状を損なわせる(例えば、凸凹が潰れたりする)ことなく、食物34を食感の優れた状態に仕上げる(調理する)ことができる。
調理器具1は、調理後、隣り合う山部12(谷部14)間の間隔を広げることによって、調理中に山部12に張り付いた食物34を容易に取り外すことができる。調理器具1は、食物34を山部12で(線で)支持し、食物34との接触部分が少ないため、板状発熱体2からの食物34の剥離性が高まる。
次に図6を用いて、包装体18について説明する。図6は、包装体の斜視図である。
包装体18は、食物34を包む役割を果たし、表側には耐熱性樹脂フィルム20が、裏側には薄い耐油紙24がそれぞれ配置され、耐熱性樹脂フィルム20と耐油紙24との間には空間が存在する。図6で示すように、包装体18は、三方が閉じられており、残る一方に開口部30を有する袋体(三方袋)であっても良い。耐熱性樹脂フィルム20は、加熱された食物34、発熱材層6及び食物34から出る水分(水蒸気)及び油分に対して溶融しない材料、例えば、二軸延伸PETフィルムで形成されていることが好適である。
図7で示すように、板状発熱体2は、包装体18の中に挿入して、つまり、耐熱性樹脂フィルム20と耐油紙24との間の空間に挿入された状態で使用するため、板状発熱体2の大きさは包装体18の大きさよりも小さい。板状発熱体2と包装体18それぞれの大きさは、食物34の大きさによって適宜変更可能である。また、板状発熱体2は、包装体18の中で固定されない状態で設置する。
図8は、調理器具1の断面を模式的に示した図である。図8で示すように、調理器具1は、耐熱性樹脂フィルム20と耐油紙24との間の空間に、被覆層8を上(板状基材層4を下)にして板状発熱体2を挿入した状態で使用する。つまり、調理器具1を使用するとき、耐油紙24と板状基材層4とが相対する(接する)状態となる。
図8で示すように、調理器具1は、包装体18の端部26であって、耐熱性樹脂フィルム(上面)20と耐油紙(下面)24とが張り合わされてない部位を、包装体18の下側に折り曲げて使用する。上面20と下面24とが張り合わされてない部位とは、例えば、包装体18の開口部30である。このように調理器具1は、少なくとも包装体18の一端部を下側に折り込んだ状態で使用する。ただし調理器具1は、上面20と下面24とが張り合わされている部位(シールされている部位)について、食物34の大きさ、厚み、調理方法等に応じ、包装体18の下側に折り込んで調理しても、折り込まないで調理しても、どちらの形態も適宜選択可能である。
(本実施の形態に係る電子レンジ用調理器具の使用方法)
(1)板状発熱体2を単独使用する場合
図4で示すように、調理作業者は、山部12と谷部14とが交互に現れる蛇腹状の形状とした板状発熱体2の上に食物34を載置させる。そして、調理作業者は、その状態で、板状発熱体2及び食物34を電子レンジ32内に設置し、電子レンジ32によって食物34の調理を行う。
また、図5で示すように、調理作業者は、板状発熱体2を山部12・谷部14が交互に現れる蛇腹状の形状とした後、筒形状維持手段16によって筒形となった板状発熱体2の内部に食物34を配置させる。そして、調理作業者は、その状態で、板状発熱体2及び食物34を電子レンジ32内に設置し、電子レンジ32による食物34の調理を行う。そのとき、調理作業者は、山部12と食物34とが常時接触するように板状発熱体2で形成する筒形の大きさを調整する。
こうすることにより、調理中、食物34から放出された余分な水分及び油分が、山部12に設置されたスリット10で吸収されたり、谷部14へ流れ落ち、その後、谷部14に設置されたスリット10で吸収されたりする。そのため、調理器具1は、食物34から余分な水分及び油分を排出させ、再吸収させないようにすることができる。また、調理器具1は、食物34を山部12で(線で)支持し、食物34との接触部分が少ないため、食物34の元来の形状を損なわせる(例えば、凸凹が潰れたりする)ことなく、食物34を食感の優れた状態に仕上げる(調理する)ことができる。
また、調理器具1内の食物34は、電子レンジ32が照射するマイクロ波による加熱、電子レンジ32が照射するマイクロ波によって加熱された板状発熱体2による加熱という2つの異なる加熱手段によって加熱される。そのため、食材34が硬くなり難く、冷凍状態からでも短時間で食材34を加熱調理可能である。
なお、調理作業者は、調理後、隣り合う山部12(谷部14)間の間隔を広げ、調理中に山部12に張り付いた食物34を取り外す。調理器具1は、食物34を山部12で(線で)支持し、食物34との接触部分が少ないため、板状発熱体2からの食物34の剥離性が高まる。
(2)板状発熱体2と包装体18とを組み合わせて使用する場合
図9を用いて、板状発熱体2と包装体18とを組み合わせて使用する調理器具1の使用方法について説明する。図9で示すように、調理作業者は、包装体18の中に挿入し、山部12と谷部14とが交互に現れる蛇腹状の形状とした板状発熱体2の被覆層8(山部12)の上に調理対象の食物34を載置させた後、少なくとも包装体18の一端部を下側に折り込み、食物34によって当該下側に折り込んだ部位28が押さえられた状態とする。このように調理器具1は、耐熱性樹脂フィルム20と板状発熱体2との間に食物34を介在させることによって、加熱され高温となった板状発熱体2に耐熱性樹脂フィルム20が接触することがなく、耐熱性樹脂フィルム20が熱によって溶解する恐れが無いようにする。
次に調理作業者は、上記状態の調理器具1を電子レンジ32内に設置した後、電子レンジ32を動作させ、調理器具1内の食物34を加熱調理する。そのとき、調理器具1内の食物34は、電子レンジ32が照射するマイクロ波による加熱、電子レンジ32が照射するマイクロ波によって加熱された板状発熱体2による加熱及び加熱された食物34から出た水蒸気による加熱という3つの異なる加熱手段によって加熱される。
電子レンジ32による食物34の加熱調理中、包装体18内は加熱された食物34から出た水蒸気で満たされる。そのとき、包装体18内の圧力が高まり過ぎれば、包装体18下側に折り曲げられた開放部30から水蒸気が漏れ出すことによって、包装体18内の圧力は一定の範囲内に収まる。従って、包装体18内は、適度な圧力・温度が維持される。このように調理器具1を使用した調理は、食物34に均一かつ安定的に熱が加わり易いため、調理斑が発生するリスクを低下させる。
また、電子レンジ32による食物34の加熱調理中、食物34から出た余分な水分及び油分は、山部12に設置されたスリット10で吸収されたり、谷部14へ流れ落ち、その後、谷部14に設置されたスリット10で吸収されたりするため、調理器具1は、食物34をヘルシーに、かつ、食感の良い状態(クリスピー感、サクサク感がある状態)に仕上げる。
このように調理器具1は、3つの異なる加熱手段によって食材34を加熱するため、食材34が硬くなり難く、冷凍状態からでも短時間で食材34を加熱調理可能である。また、調理器具1は、従来、電子レンジでは加熱調理が難しかった天ぷら、から揚げ、コロッケ等の油調惣菜について、程良い食感に仕上げ、かつ、生理的熱量を低下(抑制)させる。
調理器具1は、調理器具内を適度な温度、湿度に保つため、食物34の加熱温度も適度なものとなり、出来上がった食物がパサつく、硬くなる、縮む、焦げ目が付かないといった従来の問題点を解消する。
なお、調理器具1は、調理後、隣り合う山部12(谷部14)間の間隔を広げることによって、調理中に山部12に張り付いた食物34を容易に取り外すことができる。調理器具1は、食物34を山部12で(線で)支持し、食物34との接触部分が少ないため、板状発熱体2からの食物34の剥離性が高まる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
1 電子レンジ用調理器具
2 板状発熱体
4 板状基材層
6 発熱材層
8 被覆層
10 スリット
12 山部
14 谷部
16 筒形状維持手段
18 包装体
20 耐熱性樹脂フィルム
22 二軸延伸PETフィルム
24 耐油紙
26 包装体の端部
28 包装体の下側に折り曲げられた部位
30 包装体の開口部
32 電子レンジ
34 調理対象物(食物)

Claims (11)

  1. 電子レンジで食物を加熱調理するときに使用する電子レンジ用調理器具であって、
    マイクロ波を吸収することで発熱し、山部と谷部とが交互に現れる蛇腹状の形状を成し、該山部と谷部との高低差が調整可能な板状発熱体を含み、
    前記板状発熱体の前記山部に調理対象の食物を接触させた状態で、前記電子レンジによって前記調理対象の食物の調理を行うことを特徴とする電子レンジ用調理器具。
  2. 前記板状発熱体が、水分及び油分を吸収する材質で形成される板状基材の層、マイクロ波を吸収することで発熱する発熱材層及び該発熱材層が前記食物と直に接しないようにする被覆層の順に形成され、
    前記板状発熱体の前記山部において、前記被覆層及び前記発熱材層を貫通して前記板状基材の層に至る深さのスリットが設置されることを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ用調理器具。
  3. 前記板状発熱体が、水分及び油分を吸収する材質で形成される板状基材の層、マイクロ波を吸収することで発熱する発熱材層及び該発熱材層が前記食物と直に接しないようにする被覆層の順に形成され、
    前記板状発熱体の前記谷部において、前記被覆層及び前記発熱材層を貫通して前記板状基材の層に至る深さのスリットが設置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子レンジ用調理器具。
  4. 前記板状発熱体の上に前記調理対象の食物を載置させた状態で、前記電子レンジによって前記調理対象の食物の調理を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の電子レンジ用調理器具。
  5. さらに、耐熱性樹脂フィルムと耐油紙である薄紙とで構成され、上側に位置する前記耐熱性樹脂フィルムと下側に位置する前記薄紙との間に空間が存在する包装体を含み、
    前記包装体の大きさが前記板状発熱体の大きさよりも大きく、前記板状発熱体が前記薄紙と前記耐熱性樹脂フィルムとの間に固定されない状態で設置され、前記調理対象の食物の調理を行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一に記載の電子レンジ用調理器具。
  6. 前記包装体の端部であって、前記薄紙と耐熱性樹脂フィルムとが張り合わされてない部位を該包装体の下側に折り曲げ、前記板状発熱体の上に載置される前記調理対象の食物によって前記包装体の下側に折り曲げられた部位を押さえた状態で使用することを特徴とする請求項5に記載の電子レンジ用調理器具。
  7. 前記薄紙と耐熱性樹脂フィルムとの間に前記被覆層が上となるように前記板状発熱体が固定されない状態で設置され、
    前記被覆層の上に載置される前記調理対象の食物によって前記包装体の下側に折り曲げられた部位を押さえた状態で使用することを特徴とする請求項6に記載の電子レンジ用調理器具。
  8. 前記包装体が袋形状を成し、該袋の開口部を前記包装体の下側に折り曲げて使用することを特徴とする請求項5乃至7の何れか一に記載の電子レンジ用調理器具。
  9. 前記板状発熱体が、丸めて筒形とした前記板状発熱体の形態を保つための筒形状維持手段を有し、
    前記筒形とした前記板状発熱体の内側に前記調理対象の食物を配置して調理することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の電子レンジ用調理器具。
  10. 隣り合う前記山部間の距離を広げることによって、調理後の前記調理対象の食物を前記板状発熱体から取り外すことを特徴とする請求項1乃至9の何れか一に記載の電子レンジ用調理器具。
  11. 請求項1乃至10の何れか一に記載の前記電子レンジ用調理器具を使用して、電子レンジで前記調理対象の食物を加熱調理する調理方法。
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