JP2018082780A - 鼻息検査用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】スムーズに鼻息検査を行うことができる鼻息検査用具を提供する。【解決手段】鼻息検査用具(10)は、被検者の鼻息像を付着させる鼻息板(5)を支持し得る支持部(12)と、鼻息板(5)の検査面よりも上方に延設されており、検査時に被検者からその検査面の左右両辺縁部の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部(14)と、を備えている。【選択図】図4

Description

本発明は、鼻息検査のために用いる鼻息検査用具に関する。
鼻咽腔閉鎖機能などを調べるために、鼻息の漏れ量や鼻の通気具合などを検査する鼻息検査が行われている。例えば、鼻息鏡を被検者の鼻下に設置し、被検者の鼻息で鏡面上にできる鼻息像の大きさや形などを目視で確認する鼻息検査が行われている。このような鼻息鏡を用いた鼻息検査は、検査を比較的簡単に行うことができるため、現在でも医療現場において広く行われている。
このような鼻息検査のために鼻息像を撮影して用いる各種手法が提案されている。
下記特許文献1には、鼻腔通気度検査装置1が提案されている。この装置では、測定ボックスの上面の開口部上に透明ガラス板が固定されており、そのガラス板の上面(平坦面)に形成された鼻息像がその平坦面の裏面側からCCDカメラで撮像される。
下記特許文献2には、検査プレートの一面に生成される鼻息パターンを撮像して被検者の鼻腔通気度を検査する検査装置が提案されている。この装置において、検査プレートは、遮光性のケースの上部にある開口をケースの内側から塞ぐように固定されており、そのケース内に、光学系、LED光源及びCCDカメラが収容されている。
下記特許文献3には、被験者の鼻息を付着させるための鼻息板と、その鼻息板の側方に配置され、鼻息板の表面に付着した鼻息像を撮影する撮像部とを備えることで、被験者が小さな子供であっても鼻息の検査をスムーズに行うことのできる鼻息検査装置が提案されている。
特開平10−80415号公報 特開2000−126157号公報 特開2015−43932号公報
上述の検査装置には、検査のし易さに関して幾つか改善の余地がある。
特許文献1及び2で提案されている装置では、検査時に被検者に与える抵抗感や恐怖心が考慮されていない。特に、被検者が子供の場合には、装置自体が被検者に恐怖心や抵抗感を与えてしまいスムーズに検査できないこともあり得る。
特許文献3で提案されている装置においても改善の余地はある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、スムーズに鼻息検査を行うことができる鼻息検査用具を提供する。
本発明の一側面に係る鼻息検査用具は、上述した課題を解決するために、以下の構成を採用する。
本発明の一側面に係る鼻息検査用具は、被検者の鼻息像を付着させる鼻息板を支持し得る支持部と、当該鼻息板の検査面よりも上方に延設されており、検査時に被検者から当該検査面の左右両辺縁部の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部と、を備える。
上記側面によれば、スムーズに鼻息検査を行える鼻息検査用具を提供することができる。
第一実施形態に係る鼻息検査用具の使用態様を示す図である。 第一実施形態に係る鼻息検査用具を正面上方から目視した図である。 第一実施形態に係る鼻息検査用具を背面上方から目視した図である。 第一実施形態に係る鼻息検査用具の分解図である。 第二実施形態に係る鼻息検査用具の斜視図である。 第二実施形態に係る鼻息検査用具を正面上方から目視した図である。 第二実施形態に係る鼻息検査用具の分解図である。 変形例に係る鼻息検査用具を正面上方から目視した図である。 第二変形例に係る鼻息検査用具の電気構成を概念的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に挙げる各実施形態はそれぞれ例示であり、本発明は以下の各実施形態の構成に限定されない。
以下の説明で方向を示す際には、鼻息検査時の鼻息検査用具の使用態様に従って、検査時に被検者が位置する側を被検者側、正面側又は前方、その逆側を背面側又は後方と表記し、検査時の被検者が見る方向により左右方向及び上下方向を指し示すものとする。
[第一実施形態]
第一実施形態に係る鼻息検査用具10について図1から図4を用いて説明する。
図1は、第一実施形態に係る鼻息検査用具10の使用態様を示す図であり、図2は、第一実施形態に係る鼻息検査用具10を正面上方から目視した図であり、図3は、第一実施形態に係る鼻息検査用具10を背面上方から目視した図であり、図4は、第一実施形態に係る鼻息検査用具10の分解図である。
第一実施形態に係る鼻息検査用具10は、主な構成として、鼻息鏡5、鏡支持体11、及び基板ケース20を有している。
鼻息鏡5は、被検者Pの鼻息像が付着する検査面7を有し、鏡支持体11は、その鼻息鏡5を支持する。基板ケース20は、鼻息鏡5の検査面7に付着した鼻息像を撮影可能な撮像部2と接続される電子部品を支持する。鏡支持体11は第一支持体に相当し、基板ケース20は第二支持体に相当する。
図1に示されるように、被検者Pが鼻息鏡5の検査面7の上方に鼻をおき鼻息を吹きかけることで、鼻息の曇りで検査面7上に鼻息像が形成される。鼻息検査用具10は、この鼻息像を鼻息鏡5の側方に配置されている二つの撮像部2で撮影し、撮影された鼻息画像により鼻息検査を行う。鼻息画像の解析手法及び検査手法には、上述の特許文献1から3に開示されているような既存の手法が利用可能である。本実施形態はそれら手法を制限しない。また、鼻息検査用具10は、鼻息画像に対する解析処理を行うことなく、撮像部2から取得された画像データを外部機器に送信するのみ又は記憶しておくのみであってもよい。
鼻息鏡5は、角丸長方形の板形状を有し、鏡面の検査面7を有している。鼻息鏡5の形状は、被検者Pの鼻下に配置可能でありかつ鼻息像を形成可能であれば、制限されない。例えば、鼻息鏡5は、ステンレス製であり、その検査面7には、半円状の目盛りや放射状の線が彫られている。鼻息鏡5には、既存の鼻息鏡が利用されてもよい。
鏡支持体11は、全体として、中空のリンゴを模した形状を有している。鏡支持体11の正面側は、図2に示されるようにリンゴを模した外装となっており、鏡支持体11の背面側は、図3に示されるように開放されている。
具体的には、鏡支持体11の正面側については、検査時に被検者Pにより視認可能な範囲の外装が、四分の一程度切り取られた後の切断面14を有するリンゴの模型となっている。この外装により被検者Pに親近感や興味を抱かせて、鼻息検査用具10に対する被検者Pの抵抗感や恐怖心を抑えることができる。
リンゴを模した外装の切断面14には開口部13が設けられている。この開口部13により鏡支持体11の内側(中空部)が視認され得る。鼻息鏡5が鏡支持体11に支持されている状態において、その開口部13の下端に鼻息鏡5の前端が配置されている。これにより、被検者Pは、図1に示されるように開口部13に鼻を挿入することで、鼻息鏡5の検査面7に鼻息像を形成することができる。また、リンゴの形状が略球形であるところ、切断面14により鏡支持体11の正面側が背面側へ凹形状となっていることで、被検者Pが開口部13に鼻を挿入し易い形状となっている。即ち、切断面14における開口部13の下部が検査時に被検者Pの口周りに近接する外装面15となっている。
鏡支持体11の背面側は、図3に示されるように開放されており、鏡支持体11の内側に設けられている支持プレート12が露出している。これにより、支持プレート12上に鼻息鏡5が載置された状態において、測定者(又は検査補助者)Eが鼻息鏡5上に鼻息像が適切に付着しているかを確認し易くなっている。
支持プレート12は、鏡支持体11の内側(中空部)に設けられた、鼻息鏡5を支持する部材である。即ち、第一実施形態において支持プレート12は支持部に相当する。鼻息鏡5はその支持プレート12上に載置されることで下面から支持プレート12に支持される。支持プレート12は、支持面(上面)に、鼻息鏡5の主面を嵌めるための鼻息鏡5の厚み分の段差を有する凹部を有しており、その段差に延在する壁面により鼻息鏡5の端面を覆うよう形成されていてもよい。この凹部によれば、支持プレート12上での鼻息鏡5の位置ずれを防ぐことができると共に、端面を被検者Pから遮蔽することができる。鼻息鏡5の端面は細く尖鋭な感じに捉えられ得るため、そのような端面が検査を受けようとしている被検者P側に露出していると被検者、特に幼児の被検者Pに恐怖心や抵抗感を与えてしまい正常に検査できないこともあり得るところ、鼻息鏡の端面が覆われていることにより被検者Pの恐怖心などを抑え、正確な検査が可能となる。
本実施形態において支持プレート12は、鼻息鏡5の下面全体を支持しているが、その一部を支持するような形状であってもよい。また、鏡支持体11における鼻息鏡5の支持構造は、鼻息鏡5の下面を支持する構造に限定されず、鼻息鏡5を側方から挟持する構造など、鼻息鏡5を支持可能な構造であればよい。
支持プレート12は、鏡支持体11に保持されている。支持プレート12は、鏡支持体11と一体成形されていてもよいし、鏡支持体11に固着されていてもよい。
鏡支持体11の内側の支持プレート12の下方には、図4に示されるように、基板ケース20を収容可能な収容空間18と、収容空間18と連通し基板ケース20を挿入可能な脱着口16とが設けられている。基板ケース20は、脱着口16から鏡支持体11の内側に挿嵌され、収容空間18に収容される。加えて、収容空間18の下方にはケース支持部17が設けられており、ケース支持部17が収容空間18に収容されている基板ケース20を下方から支持する。
収容空間18は、検査時に被検者Pの口周りに近接する外装面15の背面側に設けられており、脱着口16も、外装面15の背面側に設けられている。これにより、外装面15は、収容空間18に収容されている基板ケース20が検査時に被検者の口周りに当接するのを防いでいるといえる。
基板ケース20は、中空の箱状体であり、プリント基板などのような撮像部2に接続され、撮像部2から出力される画像信号を処理する電子部品及び画像信号を伝送する配線を収容している。
また、基板ケース20は、その箱状体の両側方に二つのカメラ支持部22を有している。カメラ支持部22は、筒状体であり、その中空に挿嵌された撮像部2を所定の画角を保った状態で支持する。カメラ支持部22は、検査時の被検者Pから遮蔽するように、可能な限り撮像部2、並びに撮像部2周りの電子部品及び配線を覆っていることが好ましい。例えば、カメラ支持部22は、撮像部2のレンズ部のみが露出するように、撮像部2などを覆う。
撮像部2は、レンズを通して取り込まれた光を電気信号に変換する撮像素子やレンズなどにより形成される撮像装置(カメラ)である。撮像部2は、鼻息鏡5の表面に付着した鼻息像を一定時間連続して撮影し、鼻息画像を取得し、その画像信号を出力する。撮像部2は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラとして実現される。撮像部2は、カメラ支持部22により鼻息鏡5の左右両側部に固定されている。例えば、撮像部2は、鼻息鏡5の検査面7に対して仰角が10度から20度、前後の斜め上方からその検査面7を撮影する。
なお、撮像部2は、無線通信機能を有しており、基板ケース20の箱状体内に収容されるプリント基板に対して無線通信により画像信号を送信してもよい。この場合、撮像部2とプリント基板とを接続する配線はなくてもよい。
基板ケース20の箱状体内に収容されるプリント基板には、例えば、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、入出力インタフェース(I/F)、通信ユニット等が実装されている(図9参照)。また、撮像部2やそれら電子部品を駆動するための電源(電池など)も収容されている。CPUは、メモリに格納されるプログラムを読み込み実行することで、鼻息画像に対して所定の画像処理や解析処理を施すことができる。例えば、二つの撮像部2で撮像された画像データの合成を行い、合成された画像に対して所定の画像解析を行うことで、鼻息の診断で重要となる、鼻息像の形状、面積、時間的・空間的変化の様子等の情報を取得することができる。このような鼻息画像の解析手法及び検査手法には、上述の特許文献1から3に開示されているような既存の手法が利用可能であるため、具体的な説明は割愛する。また、プリント基板は、このような画像解析を行うことなく、撮像部2から取得された画像データを外部機器に送信するのみであってもよい。
本実施形態は、撮像部2及び撮像部2に接続される電子部品などのような電子的又は電気的なハードウェア要素、並びにソフトウェア要素を何ら制限しない。
上述のような構成により、本実施形態によれば、基板ケース20を外すだけで、検査時に被検者Pの肌に当たる鏡支持体11のみを洗浄や消毒を行うことができるため、鼻息検査用具10を清潔に保ちながら、容易に繰り返し利用することができる。更に、洗浄や消毒により撮像部2及び撮像部2に接続される電子部品が破損するのを防ぐことができる。
また、上述の構成を補足すると、鏡支持体11の正面側の切断面14(特に、開口部13の両側方部分)は、鼻息鏡5の検査面7よりも上方に延設(立設)されており、検査時に被検者Pから鼻息鏡5の検査面7の左右両辺縁部(左辺縁部及び右辺縁部の両方)を遮蔽する遮蔽部と呼ぶことができる。また、この遮蔽部は、検査時に被検者Pに把握され難いように、鼻息鏡5の形状を隠しているということもできる。
本明細書において「検査時に被験者から遮蔽する」とは、検査を適正な態勢で受けている又は受けようとしている被験者にできるだけ見せないようにするという広範な意味を持ち、検査を受けている又は検査を受けようとしている被験者に絶対に見せないようにするといった狭い意味に限定するものではない。
鼻息鏡5の左右両辺縁部が完全に露出しており、検査時に被検者Pに容易に視認される状態となっている場合、鼻息鏡5の形状が被検者P(特に子供の場合)に恐怖心や抵抗感を与えてしまいスムーズに検査できないこともあり得る。しかし、本実施形態のように、鼻息鏡5の左右両辺縁部が完全に遮蔽されていることで、鼻息鏡5の形状が被検者Pに把握され難いため、被検者Pの恐怖心などを抑えることができ、スムーズかつ正確に鼻息検査を行うことができる。
更に、本実施形態では、上記切断面14は三次元のリンゴ模型の一部である。リンゴという親しみ易い現実の物を模した模型の一部で、鼻息鏡5の左右両辺縁部(鼻息鏡5の形状)を遮蔽することで、被検者Pの抵抗感をより一層抑えることができる。但し、鼻息鏡5の左右両辺縁部を遮蔽する遮蔽部は、リンゴ以外の三次元模型の一部又は全部であってもよい。
加えて、本実施形態では、上記切断面14は、検査時に被検者Pから撮像部2及びカメラ支持部22も遮蔽している。即ち、切断面14は、検査時に被検者Pから撮像部2の一部又は全部を更に遮蔽する遮蔽部と呼ぶことができる。これにより、撮像部2により被検者Pに与える恐怖心や抵抗感をも抑えることができ、スムーズな鼻息検査を可能とする。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態に係る鼻息検査用具30について図5から図7を用いて説明する。
図5は、第二実施形態に係る鼻息検査用具30の斜視図であり、図6は、第二実施形態に係る鼻息検査用具30を正面上方から目視した図であり、図7は、第二実施形態に係る鼻息検査用具30の分解図である。
第二実施形態に係る鼻息検査用具30は、第一実施形態と同様に、主な構成として、鼻息鏡5、鏡支持体31、及び基板ケース40を有している。
鼻息鏡5は第一実施形態と同様である。鏡支持体31は鼻息鏡5を支持し、基板ケース40は撮像部2と接続される電子部品を支持する。即ち、鏡支持体31は第一支持体に相当し、基板ケース40は第二支持体に相当する。なお、撮像部2についても第一実施形態と同様である。
第二実施形態に係る鼻息検査用具30も、第一実施形態と同様に、鼻息鏡5の検査面7に付着した鼻息像を鼻息鏡5の側方に配置されている二つの撮像部2で撮影し、撮影された鼻息画像により鼻息検査を行う。鼻息画像の解析手法及び検査手法には、上述の特許文献1から3に開示されているような既存の手法が利用可能である。本実施形態はそれら手法を制限しない。
鏡支持体31は、全体として、背面側が開放された中空の箱状体である。
鏡支持体31の前面は、図6に示されるように、背面側へ窪んだ凹曲面34を有しており、その凹曲面34の左右には丸角部を有している。このように、鏡支持体31の前面が全体的に曲面形状となっているため、本用具に対する被検者Pの抵抗感や恐怖心を和らげることができる。更に、その凹曲面34は、検査時に被検者Pの口周りに近接する外装面となっている。この凹曲面34によって、被検者Pは鼻息鏡5の検査面7の上方に鼻を配置し易くなっている。
鏡支持体31の上面は、鼻息鏡5を支持する支持プレート32の支持面(上面)と、その支持プレート32の支持面より鼻息鏡5の厚み分高い位置にある部分上面33とからなる。このため、第二実施形態において支持プレート32は支持部に相当する。
鏡支持体31の上面の前後方向の略後ろ半分は、支持プレート32のみから形成されている。そして、鏡支持体31の左右両側面の当該略後ろ半分は、鏡支持体31に基板ケース40が装着される際にカメラ支持部42の一部を通過させるために、開放されている。部分上面33は、鏡支持体31の上面の略前半分の支持プレート32の支持面の周囲に存在している。この部分上面33と支持プレート32の支持面(上面)との段差に延在する壁面により鼻息鏡5の被検者側の端面が覆われている。その壁面は、鼻息鏡5の位置ずれを防ぎながら、鼻息鏡5の端面を検査時の被検者Pから遮蔽している。このように、鼻息鏡5の端面を覆うことで、被検者Pの抵抗感などを抑えることができる。
本実施形態において支持プレート32は、鼻息鏡5の下面全体を支持しているが、その一部を支持するような形状であってもよい。この場合、鏡支持体31の上面が開放されていてもよい。また、鏡支持体31における鼻息鏡5の支持構造は、鼻息鏡5の下面を支持する構造に限定されず、鼻息鏡5を側方から挟持する構造など、鼻息鏡5を支持可能な構造であればよい。
鏡支持体31の背面側は、図7に示されるように開放されている。鏡支持体31の内側には、図7に示されるように、基板ケース40を収容可能な収容空間36が設けられており、鏡支持体31の背面側には、その収容空間36と連通し基板ケース40を挿入可能な脱着口37が設けられている。基板ケース40は、その脱着口37から鏡支持体31の内側に挿嵌され、収容空間36に収容される。
また、収容空間36は、検査時に被検者Pの口周りに近接する凹曲面34(外装面)の背面側に設けられており、脱着口37も、凹曲面34の背面側に設けられている。これにより、凹曲面34(外装面)は、収容空間36に収容されている基板ケース40が検査時に被検者Pの口周りに当接するのを防いでいるといえる。
基板ケース40は、中空の箱状体であり、プリント基板などのような撮像部2に接続され、撮像部2から出力される画像信号を処理する電子部品及び画像信号を伝送する配線を収容している。
また、基板ケース40は、その箱状体の両側面から鼻息鏡5の検査面7よりも上方に延設(立設)されている二つのカメラ支持部42を有しており、その箱状体の背面から検査面7よりも上方に延設(立設)されている二つの模型体44を有している。
カメラ支持部42及び模型体44は、チューリップを模した形状を有しており、チューリップの茎に相当する部位(以降、茎模擬部位と表記される場合もある)が鼻息鏡5における後辺縁部及び左右両辺縁部から更に上方に延設されており、その茎模擬部位の上方にチューリップの花に相当する部位(以降、花模擬部位と表記される場合もある)が更に設けられている。そして、平面視において、各花模擬部位は、支持プレート32上に載置された鼻息鏡5の検査面7に部分的に覆い被さるよう配置されている。これにより、少なくともカメラ支持部42の花模擬部位により、検査時の被検者Pから鼻息鏡5の検査面7の左右両辺縁部の少なくとも一部が遮蔽されている。よって、カメラ支持部42は、鼻息鏡5の検査面7よりも上方に延設(立設)されており、検査時に被検者Pから鼻息鏡5の検査面7の左右両辺縁部の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部と呼ぶことができる。また、この遮蔽部は、検査時に被検者Pに把握され難いように、鼻息鏡5の形状を隠しているということもできる。結果、鼻息鏡5の左右両辺縁部の少なくとも一部が遮蔽されていることで、全てが露出されている場合に比べて、鼻息鏡5の形状が把握され難いため、被検者Pの恐怖心などを抑えることができ、ひいては、スムーズかつ正確に鼻息検査を行うことができる。
更に言えば、カメラ支持部42及び模型体44の茎模擬部位には、図6に示されるように、凹部が形成されており、支持プレート32上に載置されている鼻息鏡5の左右両辺縁部及び後辺縁部の一部がその凹部に挿嵌される。
このことからもカメラ支持部42は共に遮蔽部と呼ぶこともできる。また、模型体44は、検査時に被検者Pから鼻息鏡5の検査面7の後辺縁部の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部と呼ぶことができる。このような構造により、本実施形態によれば、鼻息鏡5の検査面7の左右両辺縁部の少なくとも一部だけでなく、後辺縁部の少なくとも一部も検査時の被検者Pから遮蔽されるため、被検者Pの抵抗感をより一層和らげることができる。
また、カメラ支持部42及び模型体44の茎模擬部位の凹部により、鼻息鏡5が支持プレート32から上方へ外れるのも防ぐことができる。
更に、本実施形態では、カメラ支持部42及び模型体44は、三次元のチューリップ模型である。即ち、チューリップという親しみ易い現実の物を模した模型により、鼻息鏡5の左右両辺縁部の少なくとも一部及び後辺縁部の少なくとも一部を遮蔽することで、被検者Pの抵抗感をより一層抑えることができる。但し、鼻息鏡5の左右両辺縁部の少なくとも一部及び後辺縁部の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部は、チューリップ以外の三次元模型の一部又は全部であってもよい。
カメラ支持部42は、その花模擬部位の内側に撮像部2を収容している。カメラ支持部42の花模擬部位には、撮像部2のレンズ部を配置するための開口が設けられている。これにより、撮像部2は、カメラ支持部42の花模擬部位の内側に所定の画角を保った状態で保持されており、その花模擬部位の開口を介して検査面7に付着している鼻息像を撮像する。
また、カメラ支持部42の茎模擬部位も中空の筒形状を有しており、その中空と花模擬部位の中空と基板ケース40の箱状体の中空とが連通していることが好ましい。これにより、カメラ支持部42の花模擬部位内に収容される撮像部2と基板ケース40の箱状体内に収容されるプリント基板とを接続する配線を撮像部2と共にカメラ支持部42の内部に配置することができる。
結果として、撮像部2、並びに撮像部2周りの電子部品及び配線を検査時の被検者Pから遮蔽することができるため、撮像部2などにより被検者Pに与える抵抗感を抑えることができる。このため、カメラ支持部42は、検査時に被検者Pから撮像部2の一部又は全部を更に遮蔽する遮蔽部と呼ぶことができる。なお、撮像部2とプリント基板とが無線により通信する場合には、このような構造はなくてもよい。
本実施形態においても、撮像部2及び撮像部2に接続される電子部品などのような電子的又は電気的なハードウェア要素、並びにソフトウェア要素を何ら制限しない。
上述のような構成により、本実施形態においても、第一実施形態と同様に、基板ケース40を外すだけで、検査時に被検者Pの肌に当たる鏡支持体31のみを洗浄や消毒を行うことができるため、鼻息検査用具30を清潔に保ちながら、容易に繰り返し利用することができる。更に、洗浄や消毒により撮像部2及び撮像部2に接続される電子部品が破損するのを防ぐことができる。
[変形例]
上述の第一及び第二実施形態はそれぞれ鼻息検査用具の一例である。鼻息検査用具は、上述のような構成に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変形可能である。
例えば、鼻息検査用具10又は30は、鼻息板を支持し得る第一支持体と、鼻息板の検査面に付着した鼻息像を撮影可能に配置される撮像部と接続される電子部品を支持し得る第二支持体と、を備えており、第一支持体と第二支持体とが相互に脱着自在に形成されていればよい。
ここで、「鼻息板」とは、鼻息により鼻息像が付着する検査面を有し、検査面に付着された鼻息像が撮像部2により撮影可能な板状の部材を意味する。よって、鼻息板は上述の鼻息鏡5のように鏡面の検査面を有していなくてもよい。
また、「撮像部と接続される電子部品」とは、配線などにより物理的に撮像部と接続される電子部品のみに制限されず、無線通信など何らかの通信により撮像部から出力される画像信号を受信可能な電子部品であってもよい。
上述のような構成を有していれば、第二支持体を第一支持体から取り外すだけで、検査時に被検者の肌に当たる可能性の高い第一支持体のみを洗浄や消毒を行うことができる。即ち、鼻息検査用具10又は30における、検査時に被検者の口周りに近接又は当接する部位を洗浄し易くなっている。結果、鼻息検査用具を清潔に保ちながら、多数の被検者に対して繰り返し利用することができると共に、洗浄や消毒により撮像部に接続される電子部品が破損するのを防ぐことができる。つまり、上述のような構成により、使い易い鼻息検査用具を実現することができる。
更に補足すれば、鼻息検査用具10又は30は、鼻息板及び撮像部並びに撮像部と接続される電子部品を有していなくてもよく、鼻息板を支持するための(支持し得る)第一支持体と、当該電子部品を支持するための(支持し得る)第二支持体とを有していればよい。このような構成であっても、鼻息検査用具10又は30を実際の鼻息検査の前の練習用に利用することができる。
鼻息検査前にこのような構成の鼻息検査用具10又は30を被検者に提供することで、被検者に鼻息検査用具10又は30に慣れさせることができる。この場合でも、第一支持体のみを洗浄することで、鼻息検査用具10又は30を清潔な状態で繰り返し利用することができる。
また、鼻息検査用具10又は30は、撮像部や撮像部に接続される電子部品、並びに第二支持体を有していない、単なる鼻息板(鼻息鏡5)のカバーであってもよい。この場合、鼻息検査用具10又は30は、上記鼻息板を支持し得る支持部と、当該鼻息板の検査面よりも上方に延設されており、検査時に被検者からその検査面の左右両辺縁部の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部と、を有していればよい。この遮蔽部は、検査時に被検者から鼻息板の検査面の形状が把握され難くなるようにその検査面の一部又は全部を遮蔽すると表記することもできる。
このような構成を有していれば、鼻息板の検査面の左右両辺縁部の少なくとも一部が検査を受けようとしている被検者から遮蔽されるため、鼻息板の形状が完全に露出している状態(例えば、鼻息鏡のみ)で検査する場合と比べて、被検者の抵抗感や恐怖感を和らげることができ、ひいては、スムーズな鼻息検査が可能となる。
また、第一及び第二の実施形態において、遮蔽部(切断面14及びカメラ支持部42)は、リンゴ又はチューリップを模した三次元模型の一部又は全部であったが、他の三次元模型の一部又は全部であってもよい。この三次元模型は、現実世界に存在する人物や物体の他、アニメや漫画のキャラクタや道具などのような架空の人物や物体であってもよい。もちろん、当該遮蔽部は、三次元模型の一部又は全部でなくてもよい。
図8は、第一変形例に係る鼻息検査用具50を正面上方から目視した図である。
第一変形例に係る鼻息検査用具50においても、上述の各実施形態と同様に、鼻息鏡5を支持し得る支持部を含む鏡支持体51と、撮像部2と接続される電子部品を支持し得る基板ケース60(図示せず)とを有している。
鏡支持体51は、中空の箱状体であり、その内側に基板ケース60を脱着自在に収容している。鏡支持体51の上面に凹部(上記支持部に相当)が形成されており、その凹部に鼻息鏡5が載置される。
第一変形例では、カメラ支持部62が基板ケース60と別体形成されている。カメラ支持部62は、鼻息鏡5を左右方向に跨ぐアーチ形状を有しており、そのアーチ形状の端部で鏡支持体51の上面に脱着自在に装着されている。鏡支持体51の上面に装着された状態において、カメラ支持部62は、上述のような所定の向き及び位置で二つの撮像部2を支持すると共に、その両端部で、鼻息鏡5の検査面7の左右両辺縁部の一部をそれぞれ覆う。このため、第一変形例に係る鼻息検査用具50は、被検者の鼻息像を付着させる鼻息板を支持し得る支持部と、当該鼻息板の検査面よりも上方に延設されており、検査時に被検者からその検査面の左右両辺縁部の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部(カメラ支持部62に相当)とを備えるということもできる。
このように第一変形例においても、鼻息鏡5の検査面7の左右両辺縁部の少なくとも一部が検査時の被検者Pから遮蔽されているため、上述と同様の作用効果を得ることができる。
上述の鼻息検査用具10、30又は50は、芳香を放出する芳香放出部を更に備えていてもよい。これによれば、芳香により被検者Pに安らぎ感や安心感を与えて、鼻息検査に対する抵抗感や恐怖心を抑えることができる。
芳香放出部は、検査時に被検者Pが芳香を感じ取れる形態で設けられていればよい。検査時に被検者Pに近接する部位、例えば、切断面14、外装面15、凹曲面34、カメラ支持部42、又は模型体44に芳香が付された部材が用いられてもよいし、芳香剤が塗布されていてもよい。それ以外にも芳香剤を入れる容器状の部材が設けられていてもよい。
また、芳香の種類についても、被検者Pに安らぎや安心感を与えられる所謂いい匂いであれば、何ら制限されない。即ち、芳香放出部の具体的形態は制限されない。
図9は、第二変形例に係る鼻息検査用具の電気構成を概念的に示す図である。
図9に示されるように、鼻息検査用具は、用具の状態を検出する検出部75と、検出部75により検出された状態を報知する報知部76とを更に有していてもよい。
検出部75は、鼻息検査用具自身に設けられるセンサである。検出部75により検出される用具の状態は、鼻息検査用具の状態であればどのような状態でもよい。例えば、検出部75は、鼻息検査用具(鼻息鏡5など)の傾き、鼻息鏡5による撮影中か否か、鼻息鏡5の設置具合、撮像部2の向きなどを検出可能である。具体的には、傾きは、加速度センサや傾斜センサなどにより検出可能であり、鼻息鏡5の設置具合は、接触センサや圧力センサなどにより検出可能である。検出部75がセンサとして実現されている場合には、検出部75からのセンサ信号がプリント基板上に実装されている入出力インタフェース(I/F)72で受信され、CPU70で処理されてもよい。
また、検出部75は、ソフトウェア要素として実現されてもよい。例えば、検出部75は、CPU70でメモリ71に格納されるプログラムが実行されることで実現される画像解析処理により、撮像部2により撮影された画像を解析することで、撮像部2の向きなどを検出することができる。
報知部76は、検出された用具状態を表示する表示装置であってもよいし、当該用具状態を音声で出力する音声出力装置であってもよい。報知部76による具体的な報知手法は制限されない。表示装置としては、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイであってもよいし、LED(Light Emitting Diode)のような発光素子であってもよい。報知部76がLEDで実現される場合、撮影中か否かで発光色を変えたり、傾きが所定角度より大きいか否かで発光色を変えたりすることで用具状態を表示することができる。
報知部76が表示装置として実現される場合、報知部76は、測定者Eなど被検者P以外で検査を補助する者に視認可能な位置に設置されればよい
第二変形例によれば、用具の状態が自動で検出され、その状態が報知されるため、測定者Eなどが鼻息検査用具の状態を容易に把握することができ、ひいては、鼻息検査の正確性を向上させることができる。
また、上述の各実施形態及び各変形例は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
上述の内容の一部又は全部は、以下の付記のようにも特定され得る。但し、上述の内容が以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)被検者の鼻息像を付着させる鼻息板を支持し得る支持部と、
前記鼻息板の検査面よりも上方に延設されており、検査時に被検者から該検査面の左右両辺縁部の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部と、
を備える鼻息検査用具。
(付記2)前記支持部を含む第一支持体と、
前記鼻息板の検査面に付着した鼻息像を撮影可能に配置される撮像部と接続される電子部品を支持し得る第二支持体と、
を更に備え、
前記第一支持体と前記第二支持体とが相互に脱着自在に形成されている、
(付記1)に記載の鼻息検査用具。
(付記3)前記第一支持体は、
検査時に被検者の口周りに近接する外装面と、
前記外装面の背面側に設けられ、前記第二支持体を収容可能な収容空間と、
を有し、
前記外装面は、前記収容空間に収容されている前記第二支持体が検査時に被検者の口周りに当接するのを防ぐ、
(付記2)に記載の鼻息検査用具。
(付記4)前記遮蔽部は、検査時に被検者から前記撮像部の一部又は全部を更に遮蔽する、
(付記2)又は(付記3)に記載の鼻息検査用具。
(付記5)前記遮蔽部は、三次元模型の一部又は全部である、
(付記1)から(付記4)のいずれか一つに記載の鼻息検査用具。
(付記6)芳香を放出する芳香放出部、
を更に備える(付記1)から(付記5)のいずれか一つに記載の鼻息検査用具。
(付記7)前記鼻息検査用具の状態を検出する検出部と、
前記検出部により検出された状態を報知する報知部と、
を更に備える(付記1)から(付記6)のいずれか一つに記載の鼻息検査用具。
(付記8)鼻息板を支持し得る第一支持体と、
前記鼻息板の検査面に付着した鼻息像を撮影可能に配置される撮像部と接続される電子部品を支持し得る第二支持体と、
を備え、
前記第一支持体と前記第二支持体とが相互に脱着自在に形成されている、
鼻息検査用具。
2 撮像、5 鼻息鏡、7 検査面、10,30,50 鼻息検査用具、11,31,51 鏡支持体、12,32 支持プレート、13 開口部、14 切断面、16,37 脱着口、17 ケース支持部、18,36 収容空間、20,40,60 基板ケース、22,42,62 カメラ支持部、34 凹曲面、44 模型体、70 CPU、71 メモリ、72 入出力I/F、75 検出部、76 報知部

Claims (7)

  1. 被検者の鼻息像を付着させる鼻息板を支持し得る支持部と、
    前記鼻息板の検査面よりも上方に延設されており、検査時に被検者から該検査面の左右両辺縁部の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽部と、
    を備える鼻息検査用具。
  2. 前記支持部を含む第一支持体と、
    前記鼻息板の検査面に付着した鼻息像を撮影可能に配置される撮像部と接続される電子部品を支持し得る第二支持体と、
    を更に備え、
    前記第一支持体と前記第二支持体とが相互に脱着自在に形成されている、
    請求項1に記載の鼻息検査用具。
  3. 前記第一支持体は、
    検査時に被検者の口周りに近接する外装面と、
    前記外装面の背面側に設けられ、前記第二支持体を収容可能な収容空間と、
    を有し、
    前記外装面は、前記収容空間に収容されている前記第二支持体が検査時に被検者の口周りに当接するのを防ぐ、
    請求項2に記載の鼻息検査用具。
  4. 前記遮蔽部は、検査時に被検者から前記撮像部の一部又は全部を更に遮蔽する、
    請求項2又は3に記載の鼻息検査用具。
  5. 前記遮蔽部は、三次元模型の一部又は全部である、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の鼻息検査用具。
  6. 芳香を放出する芳香放出部、
    を更に備える請求項1から5のいずれか一項に記載の鼻息検査用具。
  7. 前記鼻息検査用具の状態を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された状態を報知する報知部と、
    を更に備える請求項1から6のいずれか一項に記載の鼻息検査用具。
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