JP2018079739A - 車両用シート空調装置 - Google Patents

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将徳 森川
Masanori Morikawa
将徳 森川
増田 貴文
Takafumi Masuda
貴文 増田
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Abstract

【課題】複数の微細孔から乗員に吹き出される空気流によって乗員の快適性を損なうことを抑制する。
【解決手段】シート空調装置3は、吹出開口部から吹き出される空気流を吸い込んでシート40の複数の微細孔41d、42dから乗員に吹き出させる第2送風機20と、第1送風機が起動してから所定期間経過したと判定したとき、第2送風機20を起動させる電子制御装置とを備える。これにより、吹出開口部から吹き出される空気流の空気温度がエアミックスドアによって温度調節される前に、複数の微細孔41d、42dから乗員に空気流が吹き出されることを未然に防ぐことができる。したがって、第1送風機が起動してから所定期間経過した後、複数の微細孔41d、42dから乗員に空気流に吹き出すことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シート空調装置に関するものである。
従来、車両用シート空調装置では、表面に開口された複数の開口部を形成して乗員を表面側で支えるシートパッドと、車室内から空気流を吸い込んで複数の開口部に向けて空気流を吹き出すシート空調用送風機と備え、複数の開口部から乗員に空気流を吹き出して乗員に快適感を与えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、上記特許文献1には、空調ケーシングとこの空調ケーシングの吹出開口部に向けて空気流を流通させるブロアユニットとを備え、空調ケーシング内に収納された冷却用熱交換器、加熱用熱交換器、およびエアミックスドア等によって空気流を温度調節してこの温度調節した空気流を吹出開口部から吹き出す室内空調ユニットについて記載されている。
特開2012−162197号公報
本発明者は、乗員に与える快適性を向上するために、上記特許文献1の車両用シート空調装置において、シート空調用送風機が室内空調ユニットから吹き出される空気風を吸い込んで複数の開口部から空気流を乗員に吹き出させることについて検討した。
本発明者の検討によれば、ブロアユニットを起動してから室内空調ユニットの吹出開口部から吹き出される空気流の温度が目標温度に到達するのに遅延が生じる。このため、ブロアユニットを起動してから所定期間の間、シートパッドの複数の開口部から乗員に吹き出される空気流の温度は、目標温度に到達していない状態となる。
したがって、ブロアユニットを起動してから所定期間の間、シート空調用送風機がシートパッドの複数の開口部から乗員に吹き出される空気流によって乗員に対して不快感を与える恐れがある。
本発明は上記点に鑑みて、乗員に吹き出される空気流によって乗員の快適性を損なうことを抑制する車両用シート空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車室内に空気流を吹き出す第1吹出開口部(11a、11b、11d)を形成して第1吹出開口部に向けて空気流を流通させる空調ケーシング(10)と、第1吹出開口部に向けて流通する空気流を発生させる第1送風機(11)と、空調ケーシング内に配置されて空気流を冷却する冷却用熱交換器(13)と、空調ケーシング内に配置されて空気流を加熱する加熱用熱交換器(14)と、冷却用熱交換器から吹き出される冷風と加熱用熱交換器から吹き出される温風とによって吹出開口部から吹き出される空気流を温度調整する温度調整部(15)とを備える室内空調ユニット(2)と、
乗員を表面側で支えるシートパッド(41a、42a)を備え、シートパッドの表面側から乗員に向けて空気流を吹き出す複数の開口部を備えるシート(40)と、を搭載する車両に適用されて、
空調ユニットには、温度調整部によって温度調節された空気流を複数の開口部に向けて吹き出す第2吹出開口部(11c)が形成されており、
第2吹出開口部から吹き出される空気流を吸い込んで複数の開口部に向けて吹き出す第2送風機(20)と、第1送風機が起動してから所定期間経過したか否かを判定する判定部と、第1送風機が起動してから所定期間経過したと判定部が判定したとき、第2送風機を起動させるように第2送風機を制御する起動制御部と、を備える。
したがって、第1送風機が起動してから、第2吹出開口部からの空気流の温度が乗員に快適性を与える温度に到達する前に、第2吹出開口部からの空気流を乗員に送風することを未然に抑制することができる。
ここで、所定期間とは、第1送風機が起動してから、第2吹出開口部からの空気流の温度が乗員に快適性を与える温度に到達するのに要する温度である。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態における車載空調装置の全体構成を示す斜視図である。 図1中のシート空調装置の構成を示す模式図である。 図1中シート空調用送風機の構造を下側から図である。 図1の車載空調装置の電気的構成を示すブロック図である。 図5の電子制御装置の制御処理を示すフローチャートである。 図5の電子制御装置の制御処理の内容を説明するための図である。
以下、本発明に係る車両用空調装置1の一実施形態について図1、図2等に基づいて説明する。
本実施形態の車両用空調装置1は、室内空調ユニット2およびシート空調装置3を備える。
室内空調ユニット2は、車室内前方側においてインストルメントパネルの下側に配置されている。室内空調ユニット2は、図2に示すように、空調ケーシング10、送風機11、内外気切替えユニット12、冷却用熱交換器13、加熱用熱交換器14、エアミックスドア15、およびモードドア16a、16b、16cを備える。
空調ケーシング10は、送風機11から送風される空気流を吹出開口部11a、11b、11c、11dに向けて流通させるケーシングである。
吹出開口部11aは、空気流をフロントガラスの内表面に吹き出すデフロスタ開口部である。吹出開口部11bは、乗員上半身に空気流を吹き出すフェイス開口部である。吹出開口部11cは、シート空調装置3に向けて空気流を吹き出すシート開口部である。吹出開口部11dは、乗員下半身に空気流を吹き出すフット開口部である。
内外気切替えユニット12は、内気導入口12aおよび外気導入口12bを有し、内気導入口12aおよび外気導入口12bのうち一方を開口する内外気切替ドア12cを備える。
送風機11は、電動送風機であって、内気導入口12aおよび外気導入口12bのうち少なくとも一方から吸い込んだ空気流を吹出開口部11a、11b、11c、11dに向けて吹き出す第1送風機である。
冷却用熱交換器13は、圧縮機等とともに冷媒を循環させる蒸気圧縮式冷凍サイクルを構成し、送風機11から送風される空気流を冷媒により冷却する。加熱用熱交換器14は、エンジン冷却水(温水)により、冷却用熱交換器13から吹き出される冷風を加熱する。
エアミックスドア15は、その回転角度によって、冷却用熱交換器13からの冷風のうちバイパス通路14Aを通過する空気量と加熱用熱交換器14を通過する空気量との比率を調整する温度調整部である。
このことにより、冷却用熱交換器13からの冷風と加熱用熱交換器14からの温風とによって吹出開口部11a、11b、11c、11dから吹き出される空気流の温度を調整することになる。
バイパス通路14Aは、空調ケーシング10のうち冷却用熱交換器13からの冷風を加熱用熱交換器14をバイパスして流通させる空気通路である。
モードドア16aは、吹出開口部11aを開閉するドアである。モードドア16bは、吹出開口部11bを開閉するドアである。モードドア16cは、吹出開口部11dを開閉するドアである。
また、シート空調装置3は、図1および図2に示すように、送風機20、ドア21、分岐ダクト22、送風ダクト23、およびケース24を備える。
送風機20は、空調ケーシング10の吹出開口部11cから送風される空気流を吸い込んでシート40の複数の微細孔41d、42d側に吹き出す第2送風機である。本実施形態では、送風機20としてはシロッコファン等の遠心ファンが用いられる。
分岐ダクト22は、送風機20の空気吸入口側と空調ケーシング10の吹出開口部11cとの間に配置されている。
分岐ダクト22は、HVAC風吸入口22a、内気風吸入口22b、および空気出口22cを備える。内気風吸入口22bは、車室内に開口して車室内から空気流(以下、内気風という)を吸い込む開口部である。
HVAC風吸入口22aは、空調ケーシング10の吹出開口部11cにダクト25を介して接続されている。空気出口22cは、HVAC風吸入口22aからの空気流と内気風吸入口22bからの空気流とを送風機20の空気吸入口に導くための開口部である。空気出口22cは、送風機20の空気吸入口に接続されている。
ドア21は、分岐ダクト22内に配置されている。ドア21は、分岐ダクト22によって回転自在に支持されている。ドア21は、その回転によって、HVAC風吸入口22aの開口面積と内気風吸入口22bの開口面積との比率を調整する。
送風ダクト23は、送風機20から送風される空気流を分岐ダクト26に導くダクトである。ケース24は、送風機20、ドア21、分岐ダクト22、および送風ダクト23を収納する。本実施形態のシート空調装置3は、車室内の床に布かれたカーペットの下側に配置されている。
分岐ダクト26は、空気出口26a、26bを備える。空気出口26aは、送風機20から送風ダクト23通して送風される空気流をシートクッション42のシートパッド42aのシート通風路42cの空気入口に供給する。空気出口26bは、送風機20から送風ダクト23通して送風される空気流をシートバック41のシートパッド41aのシート通風路41cの空気入口に供給する。
このことにより、分岐ダクト26は、送風機20から送風ダクト23通して送風される空気流をシート通風路42cの空気入口とシート通風路41cの空気入口とに分流することになる。
シートクッション42は、シートバック41とともに、乗員が着座するシート40を構成する。以下、シート40に着座した乗員を着座者という。
シートクッション42は、着座者の臀部および大腿部を支持して着座者の座部として機能する。シートクッション42は、弾力性を有する発砲ウレタン性のシートパッド42aと、シートパッド42aの着座者側の表面を覆うようにシートパッド42aに張り付けられたシート表皮42bとから構成されている。
シート通風路42cは、分岐ダクト26の空気出口26aから送られた空気流をシートパッド42aの表面の複数の吹出口(図示省略)へ送るために枝分かれされている通風路である。複数の吹出口は、それぞれ、シートパッド42aの表面に開口形成されている。
シートバック41は、着座者の背部を支持して着座者の背もたれとして機能する。シートバック41は、弾力性を有する発砲ウレタン性のシートパッド41aと、シートパッド41aの着座者側の表面を覆うようにシートパッド41aに張り付けられたシート表皮41bとから構成されている。
シート通風路41cは、分岐ダクト26の空気出口26bから送られた空気流をシートパッド41aの表面の複数の吹出口(図示省略)へ送るために枝分かれされている通風路である。複数の吹出口は、それぞれ、シートパッド41aの表面に開口形成されている。
シート表皮41b、42bは、それぞれ、例えば天然皮革または人工皮革で構成されたパーフォレーション付き表皮であり、シート表皮41b、42bには、シート表皮41b、42bの厚み方向に貫通した複数の微細孔41d、42dが形成されている。
次に、本実施形態の車両用空調装置1の電気的構成について図4を参照して説明する。
車両用空調装置1は、電子制御装置30を備える。電子制御装置30は、マイクロコンピュータやメモリ等から構成されて、コンピュータプログラムの実行に伴って、空調制御処理を実行する。空調制御処理は、HVAC制御処理とシート空調制御処理とから構成される。
HVAC制御処理は、車室内の空調状態を制御する周知の処理である。車両用空調装置1は、HVAC制御処理の実行に伴って、センサ31、32、33、34の検出値、リモコン35の出力信号等に基づいて送風機11、サーボモータ15A、16A、12Aを制御する。
センサ31は、車室内の空気温度である内気温度Trを検出するセンサである。センサ32は、車室外の空気温度である外気温度Tamを検出するセンサである。センサ33は、車室内に照射される日射量Tsを検出する。
センサ34は、エアミックスドア15によって温度調節された空気流の温度を検出する温度センサである。本実施形態のセンサ34は、ダクト25内に配置されている。
リモコン35は、空調制御処理の実行を開始させるA/Cスイッチ、車室内の空気温度の目標値としての設定温度Tset等を設定するための設定スイッチを備える。
サーボモータ15Aは、リンク機構を介してエアミックスドア15を回転駆動する。サーボモータ16Aは、リンク機構を介してモードドア16a、16b、16cを回転駆動する。サーボモータ12Aは、リンク機構を介して内外気切替ドア12cを回転駆動する。
シート空調制御処理は、シート40の複数の微細孔41d、42dから吹き出させるための制御処理である。車両用空調装置1は、シート空調制御処理の実行に伴って、センサ31、32、33の検出値、リモコン35の出力信号等に基づいて送風機20、サーボモータ21Aを制御する。サーボモータ21Aは、リンク機構を介してドア21を回転駆動する。
次に、本実施形態の車両用空調装置1の作動について説明する。
まず、操作者がリモコン35の電源スイッチをオンさせる。すると、電子制御装置30は、リモコン35から出力される出力信号に基づいて、空調制御処理の実行を開始する。
これに伴って、電子制御装置30は、HVAC制御処理の実行に伴って、センサ31、32、33の検出値、リモコン35の出力信号等に基づいて、送風機11、およびサーボモータ15A、16A、12Aを制御する。
具体的には、次の数式1に内気温度Tr、外気温度Tam、および日射量Tsを導入して必要吹出し温度TAOを求める。
TAO=Ks・Tset−Kr・Tr−Kam・Tam−Ks・Ts+C
・・・・・・(数式1)
必要吹出し温度TAOは、内気温度Trを設定温度Tsetに近づけるために吹出開口部11a、11b、11dから吹き出すことが必要となる空気温度である。設定温度Tsetは、使用者の操作によってリモコン35に設定される車室内の空気温度である。
内気温度Trはセンサ31の検出値である。外気温度Tamは、センサ32の検出値である。日射量Tsは、センサ33の検出値である。Ks、Kr、Kam、Ksはそれぞれ対応する信号のゲインであり、Cは定数である。
電子制御装置30は、以下の(a)(b)(c)の如く、必要吹出し温度TAOに基づいて、送風機11、およびサーボモータ15A、16A、12Aを制御する。
(a)電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Ta未満、或いは、必要吹出し温度TAOが閾値Tb以上であるとき、送風機11の送風量を最大量とする。
一方、電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Ta以上で、かつ閾値Tb未満であるとき、送風機11の送風量を最小量とする。
(b)電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが上昇するにつれて、内気モード→内外気モード→外気モードの順に切り換わるように、内外気切替ドア12cをサーボモータ12Aを介して制御する。
内気モードは、内外気切替ドア12cによって内気導入口12aを開けて外気導入口12bを閉じるモードである。内外気モードは、内外気切替ドア12cによって内気導入口12aおよび外気導入口12bをそれぞれ開けるモードである。外気モードは、内外気切替ドア12cによって内気導入口12aを閉じておよび外気導入口12bを開けるモードである。
(c)電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Taよりも低いとき、マックスホットモードにし、必要吹出し温度TAOが閾値Tb(>Ta)よりも低いとき、マックスクールモードにするように、サーボモータ15Aを介してエアミックスドア15を制御する。
マックスホットモードは、エアミックスドア15によってバイパス通路14Aを全閉して、加熱用熱交換器14の入口を全開するモードである。マックスクールモードは、エアミックスドア15によってバイパス通路14Aを全開して、加熱用熱交換器14の入口を全閉するモードである。
電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Ta以上で、かつ閾値Tb未満であるとき、吹出開口部11a、11b、11c、11dから吹き出される空気流の温度を必要吹出し温度TAOに近づけるためにサーボモータ15Aを介してエアミックスドア15を制御する。
(d)電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが上昇するにつれて、フェイスモード→バイレベルモード→フットモードの順に切り換わるように、モードドア16aをサーボモータ16Aを介して制御する。
フェイスモードは、モードドア16aによって吹出開口部11bを開けて吹出開口部11cを閉じるモードである。バイレベルモードは、モードドア16aによって吹出開口部11b、11cをそれぞれ開けるモードである。フットモードは、モードドア16aによって吹出開口部11bを閉じて吹出開口部11cを開けるモードである。
また、電子制御装置30は、HVAC制御処理の実行の開始に伴って、シート空調制御処理の実行を開始させる。
電子制御装置30は、図5のフローチャートにしたがって、シート空調制御処理を実行する。
まず、ステップ100において、マイクロコンピュータを構成するカウンタ、フラグ等の初期化する。その後、ステップ110において、センサ31、32、33の検出値、リモコン35の出力信号等を読み込む。さらに、ステップ120において、演算部として、必要吹出し温度TAOを演算する。この必要吹出し温度TAOの演算は、上述の通りであるため、その説明を省略する。
次に、ステップ130において、シート空調装置3の送風機20の送風量(すなわち、ブロワベル)を必要吹出し温度TAOに基づいて決定する。次に、この決定された送風量を送風機20の実際の送風量を近づけるように送風機20を制御する(ステップ140)。
これに加えて、ステップ150において、ドア21の位置を必要吹出し温度TAOに基づいて決定する。次に、この決定されたドア21の位置にドア21の実際の位置を近づけるように、サーボモータ21Aを介してドア21を制御する(ステップ160)。その後、ステップ110に戻る。
したがって、ステップ110のセンサデータ読み込み処理、ステップ120のTAO演算処理、ステップ130、140の送風機20のブロワ制御処理、およびステップ150、160のドア21の位置制御処理を繰り返し実行する。
このため、センサ31、32、33の検出値、リモコン35の出力信号に基づいて必要吹出し温度TAOを繰り返し演算する。この温度TAOの演算毎に、送風機20とドア21とを制御することになる。
以下、夏期と冬期とに分けて送風機20およびドア21の制御処理の具体例について説明する。
(夏期)
まず、夏期には、クールダウン時において、必要吹出し温度TAOは、A/Cスイッチがオンされた後、時間の経過に伴って、徐々に上昇する(図6(a)参照)。
この際に、電子制御装置30は、判定部として、送風機11が起動してから、必要吹出し温度TAOが閾値Taを超えたか否かを判定する。
このことにより、送風機11が起動してから、所定期間経過したか否かを判定する。所定期間は、送風機11が起動してから、吹出開口部11cからのHVAC風の温度が乗員に快適性を与える温度に到達するのに要する温度である。
例えば、電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Ta未満であるとき(TAO<Ta)、送風機11が起動してから経過した期間が所定期間未満であるとして、送風機20を停止する。
その後、電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Taよりも高くなると(TAO>Ta)、送風機11が起動してから所定期間経過したとして、起動制御部として、送風機20を起動させる(図6(c)参照)。
電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Ta以上で、かつ閾値Tm(>Ta)未満であるときには(Ta<TAO<Tm)、必要吹出し温度TAOの上昇に伴って送風機20の送風量(ブロワレベル)を増加させる。
その後、電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Tm以上で、かつ閾値Tn未満になると(Tn≧TAO≧Tm)、送風機20の送風量を最大量に維持する。
また、電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Ta未満であるとき(TAO<Ta)、第1ドア制御部として、サーボモータ21Aを介してドア21を制御して内気風モードにする(図6(d)参照)。
内気風モードは、ドア21によりHVAC風吸入口22aを全閉して内気風吸入口22bを全開することにより、内気風吸入口22bを介して導入した空気流(以下、内気風という)を微細孔41d、42dから吹き出すことを可能にするモードである。
この場合、送風機20が停止されているため、シート40の複数の微細孔41d、42dから着座者に空気流が吹き出されることはない。
電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Ta以上で、かつ閾値Tm未満であるときには(Ta<TAO<Tm)、第2ドア制御部として、サーボモータ21Aを介してドア21を制御して内気風/HVAC風モードにする。
内気風/HVAC風モードでは、HVAC風吸入口22aと内気風吸入口22bとをそれぞれ開口して、HVAC風吸入口22aから導入した空気流(以下、HVAC風という)と内気風吸入口22bから導入した内気風とを微細孔41d、42dから吹き出すことを可能にするモードである。
このため、送風機20は、内気風吸入口22bを通して内気風を矢印Xa(図4参照)の如く吸い込むとともに、HVAC風吸入口22aを通してHVAC風を矢印Xb(図4参照)の如く吸い込んで、この吸い込んだ内気風とHVAC風とを混合した空調風を吹き出す。
この吹き出された空調風は、送風ダクト23、および分岐ダクト26を流通する。この分岐ダクト26を流れる空調風の一部は、空気出口26aおよびシート通風路42cを通して複数の微細孔42dから着座者に吹き出される。
この分岐ダクト26を流れる空調風のうち空気出口26aに流れる空調風以外の残りの空調風は、空気出口26bおよびシート通風路41cを通して複数の微細孔41dから着座者に吹き出される。
このとき、電子制御装置30は、サーボモータ21Aを介してドア21を制御して、必要吹出し温度TAOの上昇に伴って、HVAC風吸入口22aの開口面積を増加させつつ、内気風吸入口22bの開口面積を減少させる。
このことにより、夏期においては、必要吹出し温度TAOの上昇に伴って、HVAC風吸入口22aを介して導入されるHVAC風の送風量を増加させつつ、内気風吸入口22bを介して導入される内気風の送風量を減少させることになる。
つまり、複数の微細孔41d、42dから着座者に吹き出される空気流のうちHVAC風が占める割合が必要吹出し温度TAOの上昇に伴って増加することになる。
電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Tm以上で、かつ閾値Tn未満であるときには(Tm<TAO<Tn)、サーボモータ21Aを介してドア21を制御してHVAC風モードにする。
HVAC風モードは、ドア21によりHVAC風吸入口22aを全開して内気風吸入口22bを全閉するモードである。
この場合、送風機20は、内気風吸入口22bおよびHVAC風吸入口22aのうちHVAC風吸入口22aだけからHVAC風を吸い込んで、この吸い込んだHVAC風を吹き出す。ことにより、HVAC風吸入口22aを介して導入されるHVAC風を微細孔41d、42dから吹き出すことになる。
以上により、夏期にて、電子制御装置30は、送風機11が起動してから、必要吹出し温度TAOが閾値Taよりも高くなると、送風機20を起動させる。
これに加えて、電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Ta未満であると、HVAC風吸入口22aを閉じて内気風吸入口22bを開けるように、サーボモータ21Aを介してドア21を制御する。その後、電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Ta以上になると、HVAC風吸入口22aを開けるように、サーボモータ21Aを介してドア21を制御する。
(冬期)
まず、冬期には、ウォームアップ時において、必要吹出し温度TAOは、A/Cスイッチがオンされた後、時間の経過に伴って、徐々に低下する(図6(b)参照)。
この際に、電子制御装置30は、判定部として、送風機11が起動してから、必要吹出し温度TAOが閾値Taよりも低下したか否かを判定する。
このことにより、送風機11が起動してから、所定期間経過したか否かを判定する。所定期間は、送風機11が起動してから、吹出開口部11cからのHVAC風の温度が乗員に快適性を与える温度に到達するのに要する温度である。
例えば、電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Tb(>Tm、Ta)以上であるとき(TAO≧Tb)、送風機11が起動してから経過した期間が所定期間未満であるとして、送風機20を停止する。
その後、電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Tbよりも低下すると(TAO<Tb)、送風機11が起動してから所定期間経過したとして、起動制御部として、送風機20を起動させる(図6(c)参照)。
電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Tb未満で、かつ閾値Tnよりも低いときには(Tb>TAO>Tn)、必要吹出し温度TAOの低下に伴って送風機20の送風量(ブロワレベル)を増加させる。
電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Tn未満で、かつ閾値Tm以上になると(Tn≧TAO≧Tm)、送風機20の送風量を最大量に維持する。
また、電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Tbよりも高い状態であるとき(TAO>Tb)、第1ドア制御部として、サーボモータ21Aを介してドア21を制御して内気風モードにする(図6(d)参照)。
電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Tn以上で、かつ閾値Tb未満であるときには(Tn<TAO<Tb)、第2ドア制御部として、サーボモータ21Aを介してドア21を制御して内気風/HVAC風モードにする。
ウォームアップ時の内気風/HVAC風モードにおいては、必要吹出し温度TAOの低下に伴って、HVAC風吸入口22aを介して導入される空気流の送風量を増加させつつ、内気風吸入口22bを介して導入される内気風の送風量を減少させることになる。
つまり、冬期においては、複数の微細孔41d、42dから着座者に吹き出される空気流のうちHVAC風が占める割合が必要吹出し温度TAOの低下に伴って増加することになる。
電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Tm以上で、かつ閾値Tn未満であるときには(Tm<TAO<Tn)、サーボモータ21Aを介してドア21を制御してHVAC風モードにする。
以上により、冬期にて、電子制御装置30は、送風機11が起動してから、必要吹出し温度TAOが閾値Tbよりも低くなると、送風機20を起動させる。
これに加えて、電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Tb以上であるとき、HVAC風吸入口22aを閉じて内気風吸入口22bを開けるように、サーボモータ21Aを介してドア21を制御する。その後、電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Tb未満になると、HVAC風吸入口22aを開けるように、サーボモータ21Aを介してドア21を制御する。
以上説明した本実施形態によれば、シート空調装置3は、空調ケーシング10、送風機11、冷却用熱交換器13、加熱用熱交換器14、およびエアミックスドア15を備える室内空調ユニット2と、着座者を表面側で支えるシートパッド41a、42aを備えシートパッド41a、42aの表面側から着座者に向けて空気流を吹き出す複数の微細孔41d、42dを備えるシート40とを搭載する車両に適用されている。
空調ケーシング10は、車室内に空気流を吹き出す吹出開口部11a〜11dを形成して吹出開口部11a〜11dに向けて空気流を流通させる。送風機11は、吹出開口部11a〜11dに向けて流通する空気流を発生させる。冷却用熱交換器13は、空調ケーシング10内に配置されて空気流を冷却する。加熱用熱交換器14は、空調ケーシング10内に配置されて空気流を加熱する。エアミックスドア15は、冷却用熱交換器13から吹き出される冷風と加熱用熱交換器14から吹き出される温風とによって吹出開口部11a〜11dから吹き出される空気流を温度調整する。シート40は、着座者を表面側で支えるシートパッド41a、42aを備え、シートパッド41a、42aの表面側から着座者に向けて空気流を吹き出す複数の微細孔41d、42dを備える。
シート空調装置3は、吹出開口部11sから吹き出される空気流を吸い込んでシート40の複数の微細孔41d、42dから着座者に吹き出させる送風機20と、送風機11が起動してから所定期間経過したか否かを判定し、送風機11が起動してから所定期間経過したと判定したとき、送風機20を起動させる電子制御装置30とを備える。
これにより、吹出開口部11cから吹き出される空気流の空気温度が快適な温度になる前に、複数の微細孔41d、42dから着座者に空気流が吹き出されることを未然に防ぐことができる。したがって、送風機11が起動してから所定期間経過した後、複数の微細孔41d、42dから着座者に快適な温度の空気流に吹き出すことができる。以上により、複数の微細孔41d、42dから着座者に吹き出される空気流によって着座者の快適性を損なうことを抑制することができる。
本実施形態では、電子制御装置30は、夏期において、必要吹出し温度TAOが閾値Ta未満であるとき、サーボモータ21Aを介してドア21を制御して、HVAC風吸入口22aを全閉して内気風吸入口22bを全開する。
電子制御装置30は、冬期において、必要吹出し温度TAOが閾値Tbよりも高い状態であるとき、サーボモータ21Aを介してドア21を制御して、HVAC風吸入口22aを全閉して内気風吸入口22bを全開する。
以上により、送風機11が起動してからHVAC風の温度が快適な温度になる前に、送風機11から吹出開口部11cを通して送風されるHVAC風が送風機20を通過してシート40の複数の微細孔41d、42dから乗員に吹き出されることを未然に防ぐことできる。
本実施形態では、電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Ta以上で、かつ閾値Tm未満であるときには、サーボモータ21Aを介してドア21を制御して、必要吹出し温度TAOの上昇に伴って、HVAC風吸入口22aを介して導入されるHVAC風の送風量を増加させつつ、内気風吸入口22bを介して導入される内気風の送風量を減少させる。
以上により、内気風吸入口22bを削除して、必要吹出し温度TAOの上昇に伴って、HVAC風吸入口22aの開口面積を大きくする場合に比べて、複数の微細孔41d、42dから着座者に吹き出される空気流の温度変化を緩和することができるので、着座者に与える違和感を減らすことができる。
本実施形態では、電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOが閾値Tb未満で、かつ閾値Tn以上であるときには、サーボモータ21Aを介してドア21を制御して、必要吹出し温度TAOの低下に伴って、HVAC風吸入口22aを介して導入されるHVAC風の送風量を増加させつつ、内気風吸入口22bを介して導入される内気風の送風量を減少させる。
以上により、内気風吸入口22bを削除して、必要吹出し温度TAOの低下に伴って、HVAC風吸入口22aの開口面積を大きくする場合に比べて、複数の微細孔41d、42dから着座者に吹き出される空気流の温度変化を緩和することができるので、着座者に与える違和感を減らすことができる。
(変形例)
上記実施形態では、電子制御装置30は、必要吹出し温度TAOを用いて送風機11が起動してから所定期間経過したか否かを判定する例について説明したが、これに代えて、
空気流の温度を用いて送風機11が起動してから所定期間経過したか否かを判定する例について説明する。
以下、冬期と夏期に分けて、本変形例の電子制御装置30の作動について説明する。
(冬期)
電子制御装置30は、冬期において、送風機11が起動した後、判定部として、センサ34の検出値に基づいてHVAC風の温度が閾値Twを超えたか否かを判定することにより、送風機11が起動してから所定期間経過したか否かを判定する。
閾値Twは、冬期において、HVAC風によって着座者に対して快適性を与えることができるか否かを判定するための温度である。
例えば、電子制御装置30は、センサ34の検出値に基づいてHVAC風の温度が閾値Tw以下であると判定したときには、送風機11が起動してから経過した時間は所定期間未満であると判定する。
この場合、電子制御装置30は、送風機20を停止させる。これに加えて、電子制御装置30は、第1ドア制御部として、HVAC風吸入口22aを全閉して、内気風吸入口22bを全開するようにサーボモータ21Aを介してドア21を制御する。
一方、電子制御装置30は、センサ34の検出値に基づいてHVAC風の温度が閾値Tw以上であると判定したときには、送風機11が起動してから所定期間経過したと判定する。
この場合、電子制御装置30は、起動制御部として、送風機20を起動させる。電子制御装置30は、HVAC風の温度が閾値Tw以上で、かつ閾値Twe(>Tw)未満であるときには(Tw<HVAC風の温度<Twe)、HVAC風の温度の上昇に伴って送風機20の送風量(ブロワレベル)を増加させる。電子制御装置30は、HVAC風の温度が閾値Twe以上で、かつ閾値Tha未満であるときには(Twe<HVAC風の温度<Tha)、送風機20の送風量を最大量に維持する。
これに加えて、電子制御装置30は、HVAC風の温度が閾値Tw以上で、かつ閾値Twe(>Tw)未満であるときには、第2ドア制御部として、HVAC風の温度の上昇に伴って、HVAC風吸入口22aの開口面積を大きくしつつ、内気風吸入口22bの開口面積を小さくするようにサーボモータ21Aを介してドア21を制御する。
このため、空気流の温度の低下に伴って、送風機20に吸い込まれる空気量のうちHVAC風が占める割合が大きくなる。これに伴い、空気流の温度の低下に伴って、シート40の複数の微細孔42d、41dから着座者に送風される空気流のうちHVAC風が占める割合が大きくなる。
その後、電子制御装置30は、センサ34の検出値に基づいてHVAC風の温度が閾値Twe(>Tw)以上であると判定したときには、HVAC風吸入口22aを全開にして、内気風吸入口22bを全閉するようにドア21を制御する。
このため、空気流の温度が閾値Twe以上になると、送風機20は、内気風およびHVAC風のうちHVAC風だけを吸い込んでこの吸い込んだ空気流を送風することになる。これにより、シート40の複数の微細孔42d、41dから着座者に対してHVAC風が吹き出されることになる。
(夏期)
電子制御装置30は、夏期において、送風機11が起動した後、判定部として、センサ34の検出値に基づいてHVAC風の温度が閾値Thよりも低下したか否かを判定することにより、送風機11が起動してから所定期間経過したか否かを判定する。閾値Thは、夏期において、HVAC風によって着座者に対して快適性を与えることができるか否かを判定するための温度である。
例えば、電子制御装置30は、センサ34の検出値に基づいてHVAC風の温度が閾値Th以上であると判定したときには、送風機11が起動してから経過した時間は所定期間未満であると判定する。
この場合、電子制御装置30は、送風機20を停止させる。これに加えて、電子制御装置30は、HVAC風吸入口22aを全閉して、内気風吸入口22bを全開するようにサーボモータ21Aを介してドア21を制御する。
一方、電子制御装置30は、センサ34の検出値に基づいてHVAC風の温度が閾値Th未満であると判定したときには、送風機11が起動してから所定期間経過したと判定する。
この場合、電子制御装置30は、起動制御部として、送風機20を起動させる。電子制御装置30は、HVAC風の温度が閾値Th未満で、かつ閾値Tha(<Th)以上であるときには(Tha<HVAC風の温度<Th)、HVAC風の温度の低下に伴って送風機20の送風量(ブロワレベル)を増加させる。
電子制御装置30は、HVAC風の温度が閾値Twe以上で、かつ閾値Tha未満であるときには(Twe<HVAC風の温度<Tha)、送風機20の送風量を最大量に維持する。
これに加えて、電子制御装置30は、HVAC風の温度の低下に伴って、HVAC風吸入口22aの開口面積を大きくしつつ、内気風吸入口22bの開口面積を小さくするようにサーボモータ21Aを介してドア21を制御する。
このため、HVAC風の温度の低下に伴って、送風機20に吸い込まれる空気量のうちHVAC風が占める割合が大きくなる。これに伴い、HVAC風の温度の低下に伴って、シート40の複数の微細孔42d、41dから着座者に送風される空気流のうちHVAC風が占める割合が大きくなる。
その後、電子制御装置30は、センサ34の検出値に基づいてHVAC風の温度が閾値Tha(<Th)未満であると判定したときには、HVAC風吸入口22aを全開にして、内気風吸入口22bを全閉するようにサーボモータ21Aを介してドア21を制御する。
このため、空気流の温度が閾値Tha未満になると、送風機20は、内気風およびHVAC風のうちHVAC風だけ吸い込んでこの吸い込んだ空気流を送風することになる。これにより、シート40の複数の微細孔42d、41dから着座者に対してHVAC風が送風されることになる。
以上説明した本実施形態によれば、電子制御装置30は、冬期にて、HVAC風の温度が閾値Tw以下であると判定したときには、送風機20を停止させる。電子制御装置30は、夏期にて、HVAC風の温度が閾値Th以上であると判定したときには、送風機20を停止させる。
したがって、シート40の複数の微細孔42d、41dから吹き出される空気流の空気温度が快適な温度になる前に、複数の微細孔41d、42dから着座者に空気流が吹き出されることを未然に防ぐことができる。以上により、複数の微細孔41d、42dから着座者に吹き出される空気流によって着座者の快適性を損なうことを抑制することができる。
本実施形態の電子制御装置30は、夏期にて、HVAC風の温度が閾値Th以上であると判定したときには、HVAC風吸入口22aを全閉して内気風吸入口22bを全開するようにサーボモータ21Aを介してドア21を制御する。
電子制御装置30は、冬期にて、HVAC風の温度が閾値Tw以下であると判定したときには、HVAC風吸入口22aを全閉して内気風吸入口22bを全開するようにサーボモータ21Aを介してドア21を制御する。
以上により、送風機11が起動してからHVAC風の温度が快適な温度になる前に、送風機11から吹出開口部11cを通して送風されるHVAC風が送風機20を通過してシート40の複数の微細孔41d、42dから乗員に吹き出されることを未然に防ぐことできる。
本実施形態では、電子制御装置30は、センサ34の検出値に基づいてHVAC風の温度が閾値Tw以上で、かつ閾値Twe未満であるときには、サーボモータ21Aを介してドア21を制御して、HVAC風の温度の上昇に伴って、HVAC風吸入口22aを介して導入されるHVAC風の送風量を増加させつつ、内気風吸入口22bを介して導入される内気風の送風量を減少させる。
以上により、内気風吸入口22bを削除して、HVAC風の温度の上昇に伴って、HVAC風吸入口22aの開口面積を大きくする場合に比べて、複数の微細孔41d、42dから着座者に吹き出される空気流の温度変化を緩和することができるので、着座者に与える違和感を減らすことができる。
本実施形態では、電子制御装置30は、HVAC風の温度が閾値Th以上で、かつ閾値Tha未満であるときには、サーボモータ21Aを介してドア21を制御して、HVAC風の温度の低下に伴って、HVAC風吸入口22aを介して導入されるHVAC風の送風量を増加させつつ、内気風吸入口22bを介して導入される内気風の送風量を減少させる。
以上により、内気風吸入口22bを削除して、HVAC風の温度の低下に伴って、HVAC風吸入口22aの開口面積を大きくする場合に比べて、複数の微細孔41d、42dから着座者に吹き出される空気流の温度変化を緩和することができるので、着座者に与える違和感を減らすことができる。
(他の実施形態)
(1)上記実施形態では、吹出開口部11a〜11dから吹き出される空気流の空気温度をエアミックスドア15によって温度調節する例について説明したが、これに代えて、
加熱用熱交換器14に流れる温水量を調整すことにより、吹出開口部11a〜11dから吹き出される空気流の空気温度を調整してもよい。
(2)上記実施形態では、空調ケーシング10内において、冷却用熱交換器13を加熱用熱交換器14に対して空気流れ方向上流側に配置した例について説明したが、これに代えて、空調ケーシング10内において、冷却用熱交換器13を加熱用熱交換器14に対して空気流れ方向下流側に配置してもよい。
(3)上記実施形態では、エアミックスドア15によって温度調節された空気流の温度を検出するセンサ34をダクト25内に配置した例について説明したが、これに代えて、空調ケーシング10のうちバイパス通路14Aおよび加熱用熱交換器14に対して空気流れ下流側にセンサ34を配置してもよい。
(4)上記実施形態では、空調ケーシング10において、シート空調装置3に向けて空気流を吹き出すための吹出開口部11cを、吹出開口部11b、11dに対して独立して設ける例について説明したが、これに代えて、次の(a)(b)のようにしてもよい。
(a)吹出開口部11cと吹出開口部11bとを共通化する。この場合、吹出開口部11bから吹き出されるHVAC風の一部を乗員上半身に吹き出し、吹出開口部11bから乗員上半身に吹き出されるHVAC風以外の残りのHVAC風をダクト25を介してシート空調装置3に導くようにする。
(b)吹出開口部11cと吹出開口部11dとを共通化する。この場合、吹出開口部11dから吹き出されるHVAC風の一部を乗員下半身に吹き出し、吹出開口部11dから乗員下半身に吹き出されるHVAC風以外の残りのHVAC風をダクト25を介してシート空調装置3に導くようにする。
(5)上記実施形態では、センサ34をダクト25内に配置した例について説明したが、これに代えて、空調ケーシング10のうちバイパス通路14Aと加熱用熱交換器14とに対して空気流れ下流側にセンサ34を配置してもよい。
(6)なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。
次に、上記実施形態および変形例と特許請求の範囲との対応関係を示す。
ステップ130、150が判定部に対応し、ステップ130が起動制御部に対応し、ステップ160が第1ドア制御部、第2ドア制御部に対応し、ステップ120が演算部に対応する。
(まとめ)
上記実施形態、および他の実施形態の一部または全部に記載された第1の観点によれば、車室内に空気流を吹き出す第1吹出開口部を形成して第1吹出開口部に向けて空気流を流通させる空調ケーシングと、第1吹出開口部に向けて流通する空気流を発生させる第1送風機と、空調ケーシング内に配置されて空気流を冷却する冷却用熱交換器と、空調ケーシング内に配置されて空気流を加熱する加熱用熱交換器と、冷却用熱交換器から吹き出される冷風と加熱用熱交換器から吹き出される温風とによって吹出開口部から吹き出される空気流を温度調整する温度調整部とを備える室内空調ユニットと、乗員を表面側で支えるシートパッドを備え、シートパッドの表面側から乗員に向けて空気流を吹き出す複数の開口部を備えるシートと、を搭載する車両に適用されて、空調ユニットには、温度調整部によって温度調節された空気流を複数の開口部に向けて吹き出す第2吹出開口部が形成されており、第2吹出開口部から吹き出される空気流を吸い込んで複数の開口部に向けて吹き出す第2送風機と、第1送風機が起動してから所定期間経過したか否かを判定する判定部と、第1送風機が起動してから所定期間経過したと判定部が判定したとき、第2送風機を起動させるように第2送風機を制御する起動制御部と、を備える。
第2の観点によれば、第2吹出開口部から流通される空気流を第2送風機に導くための第1吸入口を開閉するドアと、第1送風機が起動してから所定期間経過していないと判定部が判定したとき、ドアを制御して第1吸入口を閉じる第1ドア制御部と、第1送風機が起動してから所定期間経過したと判定部が判定したとき、ドアを制御して第1吸入口を開ける第2ドア制御部と、を備える。
これにより、第1送風機が起動してから所定期間経過していないときに、第1送風機から送風される空気流がシートの複数の開口部から乗員に吹き出されることを未然に防ぐことできる。
第3の観点によれば、第1吸入口と、車室内から空気流を導くための第2吸入口と、第1吸入口からの空気流と第2吸入口からの空気流とを第2送風機に導くための空気出口とを形成するダクトを備え、第1送風機が起動してから所定期間経過していないと判定部が判定したとき、第1ドア制御部は、第1吸入口を閉じて第2吸入口を開けるようにドアを制御する。
第4の観点によれば、車室内の空気温度の目標温度を設定する温度設定部により設定された目標温度に第1吹出開口部から吹き出される空気温度を近づけるために必要となる第1吹出開口部の吹出し空気温度である必要吹出し温度を繰り返し演算する演算部を備え、判定部は、第1送風機が起動してから必要吹出し温度が第1閾値を超えたか否かを判定することにより、第1送風機が起動してから所定期間経過したか否かを判定する。
したがって、夏期において、必要吹出し温度を用いた判定により、第2吹出開口部からの空気流の温度が乗員に快適性を与える温度に到達したか否かを判定することができる。
第5の観点によれば、第1送風機が起動してから必要吹出し温度が第1閾値を超えたと判定部が判定したときには、第2ドア制御部は、必要吹出し温度の上昇に伴って、第1吸入口の開口面積を大きくしつつ、第2吸入口の開口面積を小さくするようにドアを制御する。
したがって、シートの複数の開口部から乗員に吹き出される空気流のうち第1吸入口を通して吸入された空気流が占める割合が必要吹出し温度TAOの上昇に伴って増加することになる。このため、シートの複数の開口部から乗員に吹き出される空気流の温度の変化を緩和させることができる。
第6の観点によれば、車室内の空気温度の目標温度を設定する温度設定部により設定された目標温度に第1吹出開口部から吹き出される空気温度を近づけるために必要となる第1吹出開口部の吹出し空気温度である必要吹出し温度を繰り返し演算する演算部を備え、判定部は、第1送風機が起動してから必要吹出し温度が第2閾値よりも低下したか否かを判定することにより、第1送風機が起動してから所定期間経過したか否かを判定する。
したがって、冬期において、必要吹出し温度を用いた判定により、第2吹出開口部からの空気流の温度が乗員に快適性を与える温度に到達したか否かを判定することができる。
第7の観点によれば、第1送風機が起動してから必要吹出し温度が第2閾値よりも低下したと判定部が判定したときには、第2ドア制御部は、必要吹出し温度の低下に伴って、第1吸入口の開口面積を大きくしつつ、第2吸入口の開口面積を小さくするようにドアを制御する。
したがって、シートの複数の開口部から乗員に吹き出される空気流のうち第1吸入口を通して吸入された空気流が占める割合が必要吹出し温度TAOの低下に伴って増加することになる。このため、シートの複数の開口部から乗員に吹き出される空気流の温度の変化を緩和させることができる。
第8の観点によれば、判定部は、第1送風機が起動した後、温度調整部によって温度調節された空気流の温度を検出する温度検出部の検出値が第3閾値よりも低下したか否かを判定することにより、第1送風機が起動してから所定期間経過したか否かを判定する。
したがって、夏期において、温度検出部の検出値を用いた判定により、第2吹出開口部からの空気流の温度が乗員に快適性を与える温度に到達したか否かを判定することができる。
第9の観点によれば、第1送風機が起動してから温度検出部の検出値が第3閾値よりも低下したと判定部が判定したときには、第2ドア制御部は、温度検出部の検出値の低下に伴って、第1吸入口の開口面積を大きくしつつ、第2吸入口の開口面積を小さくするようにドアを制御する。
したがって、シートの複数の開口部から乗員に吹き出される空気流のうち第1吸入口を通して吸入された空気流が占める割合が温度検出部の検出値の低下に伴って増加することになる。このため、シートの複数の開口部から乗員に吹き出される空気流の温度の変化を緩和させることができる。
第10の観点によれば、判定部は、第1送風機が起動した後、温度調整部によって温度調節された空気流の温度を検出する検出部の検出値が第4閾値を超えたか否かを判定することにより、第1送風機が起動してから所定期間経過したか否かを判定する。
したがって、冬期において、温度検出部の検出値を用いた判定により、第2吹出開口部からの空気流の温度が乗員に快適性を与える温度に到達したか否かを判定することができる。
第11の観点によれば、第1送風機が起動してから温度検出部の検出値が第4閾値を超えたと判定部が判定したときには、第2ドア制御部は、温度検出部の検出値の上昇に伴って、第1吸入口の開口面積を大きくしつつ、第2吸入口の開口面積を小さくするようにドアを制御する。
したがって、シートの複数の開口部から乗員に吹き出される空気流のうち第1吸入口を通して吸入された空気流が占める割合が温度検出部の検出値の上昇に伴って増加することになる。このため、シートの複数の開口部から乗員に吹き出される空気流の温度の変化を緩和させることができる。
1 車両用空調装置
2 室内空調ユニット
10 空調ケーシング
11 送風機(第1送風機)
15 エアミックスドア(温度調整部)
20 送風機(第2送風機)
11a、11b、11d 吹出開口部(第1吹出開口部)
11c 吹出開口部(第2吹出開口部)
21 ドア
21A サーボモータ
30 電子制御装置
34 センサ

Claims (11)

  1. 車室内に空気流を吹き出す第1吹出開口部(11a、11b、11d)を形成して前記第1吹出開口部に向けて空気流を流通させる空調ケーシング(10)と、前記第1吹出開口部に向けて流通する空気流を発生させる第1送風機(11)と、前記空調ケーシング内に配置されて空気流を冷却する冷却用熱交換器(13)と、前記空調ケーシング内に配置されて空気流を加熱する加熱用熱交換器(14)と、前記冷却用熱交換器から吹き出される冷風と前記加熱用熱交換器から吹き出される温風とによって前記吹出開口部から吹き出される空気流を温度調整する温度調整部(15)とを備える室内空調ユニット(2)と、
    乗員を表面側で支えるシートパッド(41a、42a)を備え、前記シートパッドの表面側から前記乗員に向けて空気流を吹き出す複数の開口部を備えるシート(40)と、を搭載する車両に適用されて、
    前記空調ユニットには、前記温度調整部によって温度調節された空気流を前記複数の開口部に向けて吹き出す第2吹出開口部(11c)が形成されており、
    前記第2吹出開口部から吹き出される空気流を吸い込んで前記複数の開口部に向けて吹き出す第2送風機(20)と、
    前記第1送風機が起動してから所定期間経過したか否かを判定する判定部と、
    前記第1送風機が起動してから所定期間経過したと前記判定部が判定したとき、前記第2送風機を起動させるように前記第2送風機を制御する起動制御部と、
    を備える車両用シート空調装置。
  2. 前記第2吹出開口部から流通される前記空気流を前記第2送風機に導くための第1吸入口(22a)を開閉するドア(21)と、
    前記第1送風機が起動してから所定期間経過していないと前記判定部が判定したとき、前記ドアを制御して前記第1吸入口を閉じる第1ドア制御部と、
    前記第1送風機が起動してから所定期間経過したと前記判定部が判定したとき、前記ドアを制御して前記第1吸入口を開ける第2ドア制御部と、
    を備える請求項1に記載の車両用シート空調装置。
  3. 前記第1吸入口と、車室内から空気流を導くための第2吸入口(22b)と、前記第1吸入口からの空気流と前記第2吸入口からの空気流とを前記第2送風機に導くための空気出口(22c)とを形成するダクト(22)を備え、
    前記第1送風機が起動してから所定期間経過していないと前記判定部が判定したとき、前記第1ドア制御部は、前記第1吸入口を閉じて前記第2吸入口を開けるように前記ドアを制御する請求項2に記載の車両用シート空調装置。
  4. 前記車室内の空気温度の目標温度を設定する温度設定部(35)により設定された目標温度に前記第1吹出開口部から吹き出される空気温度を近づけるために必要となる前記第1吹出開口部の吹出し空気温度である必要吹出し温度(TAO)を繰り返し演算する演算部(S120)を備え、
    前記判定部は、前記第1送風機が起動してから前記必要吹出し温度が第1閾値(Ta)を超えたか否かを判定することにより、前記第1送風機が起動してから所定期間経過したか否かを判定する請求項3に記載の車両用シート空調装置。
  5. 前記第1送風機が起動してから前記必要吹出し温度が前記第1閾値を超えたと前記判定部が判定したときには、前記第2ドア制御部は、前記必要吹出し温度の上昇に伴って、前記第1吸入口の開口面積を大きくしつつ、前記第2吸入口の開口面積を小さくするように前記ドアを制御する請求項4に記載の車両用シート空調装置。
  6. 前記車室内の空気温度の目標温度を設定する温度設定部(35)により設定された目標温度に前記第1吹出開口部から吹き出される空気温度を近づけるために必要となる前記第1吹出開口部の吹出し空気温度である必要吹出し温度(TAO)を繰り返し演算する演算部(S130)を備え、
    前記判定部は、前記第1送風機が起動してから前記必要吹出し温度が第2閾値(Tb)よりも低下したか否かを判定することにより、前記第1送風機が起動してから所定期間経過したか否かを判定する請求項3に記載の車両用シート空調装置。
  7. 前記第1送風機が起動してから前記必要吹出し温度が前記第2閾値よりも低下したと前記判定部が判定したときには、前記第2ドア制御部は、前記必要吹出し温度の低下に伴って、前記第1吸入口の開口面積を大きくしつつ、前記第2吸入口の開口面積を小さくするように前記ドアを制御する請求項6に記載の車両用シート空調装置。
  8. 前記判定部は、前記第1送風機が起動した後、前記温度調整部によって温度調節された空気流の温度を検出する温度検出部(34)の検出値が第3閾値(Th)よりも低下したか否かを判定することにより、前記第1送風機が起動してから所定期間経過したか否かを判定する請求項3に記載の車両用シート空調装置。
  9. 前記第1送風機が起動してから前記温度検出部の検出値が前記第3閾値よりも低下したと前記判定部が判定したときには、前記第2ドア制御部は、前記温度検出部の検出値の低下に伴って、前記第1吸入口の開口面積を大きくしつつ、前記第2吸入口の開口面積を小さくするように前記ドアを制御する請求項8に記載の車両用シート空調装置。
  10. 前記判定部は、前記第1送風機が起動した後、前記温度調整部によって温度調節された空気流の温度を検出する検出部(34)の検出値が第4閾値(Tw)を超えたか否かを判定することにより、前記第1送風機が起動してから所定期間経過したか否かを判定する請求項3に記載の車両用シート空調装置。
  11. 前記第1送風機が起動してから前記温度検出部の検出値が前記第4閾値を超えたと前記判定部が判定したときには、前記第2ドア制御部は、前記温度検出部の検出値の上昇に伴って、前記第1吸入口の開口面積を大きくしつつ、前記第2吸入口の開口面積を小さくするように前記ドアを制御する請求項10に記載の車両用シート空調装置。
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