JP2018078663A - 保護継電器装置のリセット回路 - Google Patents

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石井 隆
Takashi Ishii
隆 石井
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Abstract

【課題】保護継電器装置はその責務から高い信頼度が要求され、要求実現のために診断機能によって異常の有無を監視している。
【解決手段】保護継電器装置のディジタル回路電源に通常はオン状態が維持されているスイッチング素子を介挿する。スイッチング素子よりディジタル回路電源の下流側に、リセット要因発生時にトリガ信号を発生するリセット要因検出回路を接続する。また、スイッチング素子が介挿されたディジタル回路電源の上流側にタイマー回路を接続し、リセット要因検出回路からのトリガ信号で動作して一定時間信号を出力し、この出力信号でスイッチング素子をオフ状態にする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、保護継電器装置の監視機能におけるリセット回路に関するものである。
図4は、ディジタル形保護継電器装置の構成図を示したもので、電力系統の電気量をアナログ入力部1に取り込みA/D変換器11においてディジタル信号に変換する。変換されたディジタル信号はディジタル信号処理部2に入力して保護演算処理(監視制御とリレー演算)が行われる。演算結果、電力系統に異常が発生したと判断されたとき、ディジタル入出力部3を介してトリップ信号を出力する。7は電源部である。
一般に、保護継電器装置では誤動作、誤不動作に対する信頼性向上のめに装置構成の二重化が行われており、図4ではシステムバス4から図の上側が主検出リレー部(監視制御リレー部)、システムバス5から図の下側が事故検出部(保護リレー部)で、ディジタル信号処理部2ではCPU20aで読み込んだリレー入力データをCPU20bへ渡すためにデータ交換部であるCRAM6にリレー入力データを書き込む。
CPU20bはCRAM6からリレー入力データを読み出してリレー演算と動作判定を行い、リレー判定結果をCRAM6へ書き込む。CPU20aはリレー判定結果をCRAM6から読出してトリップシーケンスを進め、トリップ条件が成立していればディジタル入出力部3のトリップ部31aに対して信号Mを出力する。
CPU20bはリレー判定結果から所定のリレーが動作している場合には、ディジタル入出力部3のトリップ部31bに対して信号FDを出力する。ディジタル入出力部3は、信号Mと信号FDのアンド条件が成立したとき出力部30を介してトリップ信号を出力する。なお、32は保守用リレー部で、そのb接点は出力部30においてトリップ部31a,31bの各a接点と直列に接続され、保守・点検時に保守用リレー32のb接点は開放される。
上記のような保護継電器装置はその責務から高い信頼度が要求され、信号の自動監視機能としてハード的に、またはソフトウェアによる診断機能によって異常の有無を監視し、異常発生時には当該状態をリセットすることで信頼度に対する要求を実現している。リセット要因として、例えばアナログ入力部1では、フィルタ12を経て入力される電力系統の複数の電気量をマルチプレクサ13で順次切替えるとき、電圧設定部14で設定された基準電圧と比較しながらのチャンネルの監視、また、ディジタル信号処理部2ではウォッチドックタイマ24による時間チェックや、サムチェック、Read/Writeチェックなどメモリやプログラムの監視項目を常時監視し、異常時には監視機能を構成するリセットICによるリセットで当該データを破棄している。
特開平7ー234799
保護継電器装置における常時監視でのリセットには、電気量や論理信号の欠如などがあり、その他ラッチアップなどの電気的不安定状態があってリセット回路によるリセットでは保護演算が正常に復帰できない場合があり、保護継電器装置の信頼度の低下に繋がる。また、装置電源が100Vなどの高電位である場合、瞬断回路規模が大きくなる傾向にある。
本発明が目的とするところは、複数のリセット要因のある保護継電器装置の監視において、確実にリセットを可能とするリセット回路を提供することにある。
本発明は、電力系統のアナログの電気量を取り込みA/D変換器を介してディジタル信号に変換し、ディジタル信号処理部で保護演算を行う保護継電器装置であって、ディジタル信号処理時の信号の良否を監視し、信号異常時に当該状態をリセットするリセット回路において、
保護継電器装置のディジタル回路電源に介挿されて、通常はオン状態が維持されているスイッチング素子と、
前記スイッチング素子が介挿されたディジタル回路電源の下流側に接続されてリセット要因発生時にトリガ信号を発生するリセット要因検出回路と、
前記スイッチング素子が介挿されたディジタル回路電源の上流側に接続されて前記リセット要因検出回路からのトリガ信号で動作し、抵抗とコンデンサ容量値で決まる一定時間信号を出力して前記スイッチング素子をオフ状態とするタイマー回路と、
を備えたことを特徴とする。
また、前記スイッチング素子はPチャンネルFETであることを特徴とする。
以上のとおり、本発明によれば、リセット要因発生時に保護継電装置のディジタル回路を瞬時遮断することで確実にリセットできるものである。また、要求されるリセット要因と共に、ラッチアップ等の電気的に不安定状態となっている回路で通常のリセット回路では受け付けない異常状態の場合にも有効であり、簡易な回路でリセットが可能となるものである。
本発明の実施形態を示す電源系統図。 本発明の実施形態を示すリセット回路の構成図。 リセット回路のタイムチャート。 保護継電装置の構成図。
図1は、本発明が適用されるディジタル形保護継電装置の電源系統図を示したものである。9はコネクタで、図4で示す電源部7と外部電源とを中継する。外部電源が例えば直流110Vの制御電源の場合、直流110Vの制御電源を中継して電源部7に印加する。電源部7ではDC/DC電源回路により直流110Vを3.3Vに降圧し、リセット回路8を介して保護継電装置のディジタル回路の電源3.3Vを生成する。
図2はリセット回路8の機能構成図を示したもので、ディジタル回路電源に介挿される電源供給用のスイッチング素子(以下FETという)81を境にしてディジタル回路電源の上流(電源部7)側および下流側、すなわちスイッチング素子がPチャンネルFETの場合、ソースS側(ディジタル回路電源の上流側)に3.3VのA電源を、ドレインD側(ディジタル回路電源の下流側)に3.3VのB電源が形成される。
82はリセット要因検出部で、このリセット要因検出部82には、保護継電装置の監視機能に基づく複数のリセット要因A〜Nが入力されるオア(OR)機能とトリガパルス発生機能を備えてB電源側に接続される。83はA電源に接続されるタイマー回路で、例えば立ち上がりエッジで200msのHパルスでワンショット・マルチバイブレータとして動作し、抵抗とコンデンサ容量値で決まる一定時間パルスを出力する。84はノット回路で、タイマー回路83の出力を否定してFET81のゲート信号として出力する。Rは抵抗である。
以上のように構成されたリセット回路8は、正常時にFET81はオン状態となっており、保護継電装置のディジタル回路にはB電源3.3Vの電圧が供給されている。この状態で、何等かの理由によりリセット要因が発生すると、リセット要因検出部82はこれを検出して図3(a)で示すトリガ信号を発生しタイマー回路83を動作させる。
タイマー回路83は、図3(b)で示すようにトリガ信号発生により抵抗とコンデンサ容量値で決まる一定時間”H”状態となり、その間ノット回路84の出力を”L”状態とし、図3(d)で示すようにFET81をオフ状態とする。これにより、B電源が遮断されてB電源に接続されたディジタル回路全体がリセットされる。なお、図3(c)で示すようにA電源は遮断されることがないため、A電源に接続されるディジタル回路の動作はそのまま継続される。
以上本発明によれば、リセット要因発生時に、保護継電装置のディジタル回路を瞬時遮断することで確実にリセットするものである。特に、要求されるリセット要因と共に、ラッチアップ等の電気的に不安定状態となっている回路で、通常のリセット回路では受け付けない異常状態の場合にも有効であり、簡易な回路でリセットが可能となるものである。
1… アナログ入力部
2… ディジタル信号処理部
3… ディジタル入出力部
7… 電源部
8… リセット回路
81… スイッチング素子(FET)
82… リセット要因検出部
83… タイマー回路
84… ノット回路

Claims (2)

  1. 電力系統のアナログの電気量を取り込んでA/D変換器を介してディジタル信号に変換し、ディジタル信号処理部で保護演算を行う保護継電器装置であって、ディジタル信号処理時の信号の良否を監視し、信号異常時に当該状態をリセットするリセット回路において、
    前記保護継電器装置のディジタル回路電源に介挿されて、通常はオン状態が維持されているスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子が介挿されたディジタル回路電源の下流側に接続されてリセット要因発生時にトリガ信号を発生するリセット要因検出回路と、
    前記スイッチング素子が介挿されたディジタル回路電源の上流側に接続されて前記リセット要因検出回路からのトリガ信号で動作し、抵抗とコンデンサ容量値で決まる一定時間信号を出力して前記スイッチング素子をオフ状態とするタイマー回路と、
    を備えたことを特徴とする保護継電器装置のリセット回路。
  2. 前記スイッチング素子はPチャンネルFETであることを特徴とする請求項1記載の保護継電器装置のリセット回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7001011B2 (ja) 2017-12-08 2022-01-19 株式会社明電舎 ディジタル形保護継電器の電源シーケンス制御装置

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