JP2018077626A - 飛行制御装置、飛行制御方法、及びプログラム - Google Patents

飛行制御装置、飛行制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無人航空機が飛行する際の気象条件の影響を抑制し得る、飛行制御装置、飛行制御方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】飛行制御装置10は、制御対象となる無人航空機20の計画された飛行経路を、計画経路として取得する、経路取得部11と、取得した計画経路を含む領域における、飛行予定時刻の気象を特定する気象情報を取得する、気象情報取得部12と、計画経路と気象情報とに基づいて、気象情報が特定する気象による影響を受けた無人航空機20の飛行経路を、予測経路として予測する、飛行経路予測部13と、予測経路と計画経路との差分を求め、求めた差分を用いて、無人航空機20が、計画経路に沿って飛行するように、無人航空機20の飛行を制御する、飛行制御部14と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、無人航空機の飛行を制御するための飛行制御装置、飛行制御方法、及びこれらを実現するためのプログラムに関する。
従来から、「ドローン」と呼ばれる無人航空機(以下、「UAV(Unmanned Aerial Vehicle)」とも表記する。)は、軍事用途、農薬散布といった様々な用途に用いられている。とりわけ、近年においては、バッテリーの小型化及び高出力化により、動力原として電動モータを利用する小型のドローンが開発されている。小型のドローンは、運用が簡単であることから、更なる活用が見込まれている。(非特許文献1参照。)
また、小型のドローン(以下、単に「ドローン」と表記する。)の中には、GPS(Global Positioning System)を備えたものがある(非特許文献2参照)。このようなドローンでは、GPSによって自機の位置情報を把握できるので、予め設定されている経路を自動航行することが可能である。更に、ドローンには、撮影用のカメラを搭載することもでき、この場合は、上空から撮影を簡単に行なうことができる。このため、これらの機能を備えたドローンは、人が作業を行う際に危険が伴う場面において、活用が期待されている。
具体的には、上述のドローンは、火山地域での観測データの収集、更に、橋梁及び送電線の点検作業等において活用が期待されている(非特許文献3参照)。例えば、送電線の保守点検作業では、作業員が送電線に乗って、目視点検を行うことで、点検作業を行っている。この点検作業にドローンを活用すると、ドローンを、点検を実施する送電線付近を飛行させ、ドローンから撮影された送電線の画像から、異常箇所の有無を確認することが出来る。このため、危険を伴う高所作業が軽減され、点検時間の短縮といった大きなメリットが得られる。
総務省,"ドローンの現状について",[online],[平成28年9月27日検索],インターネット<URL: http://www.soumu.go.jp/main_content/000401647.pdf> "ParrotがBebop Drone向けに自動飛行ルート作成機能「Flight Plan」を発表",[online],[平成28年10月6日検索],インターネット<URL: https://www.borg.media/parrot%e3%81%8cbebop-drone> "東日本高速道路がインフラ点検にドローンを活用",[online],[平成28年9月29日検索],インターネット<URL: https://www.borg.media/nexco-drone/>
ところで、このようなドローンには、一般の航空機に比べて、重量が小さく、推進力が低いため、風等の気象条件の影響を受けやすいという特性がある。このため、自動航行機能が備えられたドローンであっても、気象条件によっては、予め設定されていた飛行経路と異なる飛行経路を航行してしまう可能性がある。
また、上述したように、観測データの収集、点検作業等にドローンを活用する場合において、予め設定していた経路と実際に飛行する経路とが異なってしまうと、ドローンと観測対象物との距離が変化し、撮影が適切に行なわれない可能性がある。
本発明は、上記問題を解決し、無人航空機が飛行する際の気象条件の影響を抑制し得る、飛行制御装置、飛行制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における飛行制御装置は、
制御対象となる無人航空機の計画された飛行経路を、計画経路として取得する、経路取得部と、
取得した前記計画経路を含む領域における、飛行予定時刻の気象を特定する気象情報を取得する、気象情報取得部と、
前記計画経路と前記気象情報とに基づいて、前記気象情報が特定する気象による影響を受けた前記無人航空機の飛行経路を、予測経路として予測する、飛行経路予測部と、
前記予測経路と前記計画経路との差分を求め、求めた差分を用いて、前記無人航空機が、前記計画経路に沿って飛行するように、前記無人航空機の飛行を制御する、飛行制御部と、
を備えていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における飛行制御方法は、
(a)制御対象となる無人航空機の計画された飛行経路を、計画経路として取得する、ステップと、
(b)取得した前記計画経路を含む領域における、飛行予定時刻の気象を特定する気象情報を取得する、ステップと、
(c)前記計画経路と前記気象情報とに基づいて、前記気象情報が特定する気象による影響を受けた前記無人航空機の飛行経路を、予測経路として予測する、ステップと、
(d)前記予測経路と前記計画経路との差分を求め、求めた差分を用いて、前記無人航空機が、前記計画経路に沿って飛行するように、前記無人航空機の飛行を制御する、ステップと、
を有することを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、
コンピュータに、
(a)制御対象となる無人航空機の計画された飛行経路を、計画経路として取得する、ステップと、
(b)取得した前記計画経路を含む領域における、飛行予定時刻の気象を特定する気象情報を取得する、ステップと、
(c)前記計画経路と前記気象情報とに基づいて、前記気象情報が特定する気象による影響を受けた前記無人航空機の飛行経路を、予測経路として予測する、ステップと、
(d)前記予測経路と前記計画経路との差分を求め、求めた差分を用いて、前記無人航空機が、前記計画経路に沿って飛行するように、前記無人航空機の飛行を制御する、ステップと、
を実行させることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、無人航空機が飛行する際の気象条件の影響を抑制することができる。
図1は、本発明の実施の形態における飛行制御装置の概略構成を示す構成図である。 図2は、本発明の実施の形態における飛行制御装置の構成を具体的に示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態において管理者によって入力された計画経路の一例を示す図である。 図4は、無人航空機に生じる各ベクトルの関係の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態で予測された予測経路の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態で特定された計画経路に沿って、飛行するための制御経路の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態における飛行制御装置の動作を示すフロー図である。 図8は、本発明の実施の形態の変形例における飛行制御装置の構成を具体的に示すブロック図である。 図9は、本発明の実施の形態における飛行制御装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における、飛行制御装置、飛行制御方法、及びプログラムについて、図1〜図9を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、本発明の実施の形態における飛行制御装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態における飛行制御装置の概略構成を示す構成図である。
図1に示すように、本実施の形態における飛行制御装置10は、無人航空機20を制御するための装置である。飛行制御装置10は、経路取得部11と、気象情報取得部12と、飛行経路予測部13と、飛行制御部14とを備えている。
経路取得部11は、制御対象となる無人航空機20の計画された飛行経路を、計画経路として取得する。また、気象情報取得部12は、取得した計画経路を含む領域における、飛行予定時刻の気象を特定する気象情報を取得する。飛行経路予測部13は、計画経路と気象情報とに基づいて、気象情報が特定する気象による影響を受けた無人航空機20の飛行経路を、予測経路として予測する。飛行制御部14は、予測経路と計画経路との差分を求め、求めた差分を用いて、無人航空機20が、計画経路に沿って飛行するように、無人航空機20の飛行を制御する。
このように、本実施の形態では、計画経路と気象情報とに基づいて、無人航空機20が気象条件の影響を受けた際の飛行経路を予測経路として予測する。そして、予測経路の情報を元に、計画経路に沿って飛行するように、無人航空機20の飛行を制御する。このため、無人航空機20は、飛行時の気象条件に関わらず、予め決められている計画経路を飛行することが可能になり、無人航空機20が飛行する際の気象条件の影響を抑制することができる。
続いて、図1に加え、図2〜図6を用いて、本実施の形態における飛行制御装置10の構成について更に具体的に説明する。図2は、本発明の実施の形態における飛行制御装置の構成を具体的に示すブロック図である。また図2は、制御対象となる無人航空機の構成についても開示している。
まず、図1に示したように、本実施の形態において、制御対象となる無人航空機20は、複数のローターを備えたマルチコプターであり、いわゆるドローンである。図2に示すように、無人航空機20は、データ処理部21と、GPS信号受信部22と、推力発生部23と、無線通信部24とを、備えている。
無線通信部24は、飛行制御装置10との間で、無線によるデータ通信を実行している。無線通信部24は、例えば、Wi−Fi通信用の通信デバイスによって実現される。
GPS信号受信部22は、衛星からのGPS(Global Positioning System)信号を受信し、受診したGPS信号に基づいて、現在の位置を特定する。推力発生部23は、図1の例では、4つ備えられており、それぞれ、推力を発生させるローターとその駆動源となる電動機とを備えている。
データ処理部21は、GPS信号受信部22によって特定された現在の位置と、飛行制御装置10からの命令とに基づいて、推力発生部23による推力を調整する。この結果、後述するように、無人航空機20は風等の影響によることなく、計画経路に沿って飛行することができる。
また、図2に示すように、本実施の形態では、飛行制御装置10は、経路取得部11、気象情報取得部12、飛行経路予測部13、及び飛行制御部14に加えて、無線通信部15を備えている。無線通信部15は、無人航空機20との間で、無線によるデータ通信を実行している。無線通信部15も、無線通信部24と同様に、例えば、Wi−Fi通信用の通信デバイスによって実現される。
また、図2に示すように、本実施形態では、飛行制御装置10は、無人航空機20の管理者51の情報端末50の内部にプログラムによって構築されている。情報端末50の具体例としては、スマートフォン、タブレット型端末、汎用のパーソナルコンピュータ等が挙げられる。また、情報端末50は、インターネット等のネットワーク30を介して、気象情報データベース40に接続されている。気象情報データベース40は、飛行経路を予測するために必要となる気象情報を格納している。
経路取得部11は、本実施の形態では、管理者51が、情報端末50の入力装置(キーボード、タッチパネル等)を用いて、情報端末50上で計画経路を入力すると、入力された計画経路を取得する。また、本実施の形態では、管理者51は、端末装置50上で、飛行予定時刻も入力するので、経路取得部11は、飛行予定時刻も取得する。そして、経路取得部11は、計画経路と飛行予定時刻とを特定する情報(以下「飛行予定情報」と表記する)を、気象情報取得部12、飛行経路予測部13、及び飛行制御部14に渡す。なお、飛行予定時刻は、飛行開始予定時刻のみであっても良いし、飛行開始予定時刻と飛行終了予定時刻とで構成されていても良い。
具体的には、管理者51は、図3に示すように、端末装置50の画面上に表示されている地図上で、計画経路の出発地点61と目的地点62を入力する。図3は、本発明の実施の形態において管理者によって入力された計画経路の一例を示す図である。図3に示すように、出発地点61と目的地点62とを結ぶ線が計画経路60となる。また、この場合において、管理者51は、出発地点61及び目的地点62に加えて、経由点を入力することもできる。
気象情報取得部12は、本実施の形態では、まず、経路取得部11から飛行予定情報を取得し、計画経路と飛行予定時刻とを特定する。次いで、気象情報取得部12は、特定した計画経路から、それを含む領域を特定する。そして、気象情報取得部12は、特定した領域(以下「特定領域」と表記する。)における飛行予定時刻での気象情報を、気象情報データベース40から取得する。
また、気象情報データベース40は、気象庁、又は気象情報を提供する事業者が提供するデータベースであっても良いし、飛行制御装置10の管理者が観測機器によって測定した気象情報が格納されたデータベースであっても良い。更に、本実施の形態において、気象情報取得部12によって取得される気象情報としては、例えば、特定領域における風速及び風向を特定する情報が挙げられる。
飛行経路予測部13は、本実施の形態では、まず、経路取得部11から飛行予定情報を取得し、気象情報取得部12から気象情報を取得する。続いて、飛行経路予測部13は、気象情報に基づいて、無人航空機20が計画経路を飛行中に風から受ける外力のベクトルを特定する。
また、飛行経路予測部13は、予め登録されている無人航空機20の性能を示す情報に基づいて、無人航空機20の推力によるベクトル、及び無人航空機20が空気抵抗によって受ける力のベクトルを特定する。無人航空機20の性能を示す情報としては、上述のベクトルを算出するために必要な情報、例えば、大きさ、重量、推進力、表面積、ペイロード、等が挙げられる。そして、飛行経路予測部13は、特定した各ベクトルを用いて、無人航空機20の風等の影響を考慮した飛行経路を予測する。
具体的には、飛行経路予測部13は、まず、気象情報から風向及び風速を示すベクトルwを算出する。更に、飛行経路予測部13は、無人航空機20の性能を示す情報から、無人航空機20の推力を示すベクトルDと、無人航空機20の実際の進行方向及び速度を示すベクトルvと、無人航空機20が受ける空気抵抗のベクトルRとを算出する。また、飛行経路予測部13は、ベクトルwとベクトルvとから、無人航空機20が受ける風力のベクトルfを算出する。そして、飛行経路予測部13は、無人航空機20の質量mとし、下記の数1を用いて、時間tにおける無人航空機20の加速度ベクトルaを算出する。
Figure 2018077626
そして、飛行経路予測部13は、無人航空機20の加速度ベクトルaの算出を、設定された時間間隔で行なう。更に、飛行経路予測部13は、算出された時間毎の加速度ベクトルaの大きさ及び方向を用いて、計画経路の出発地点を基準にして、時間毎の無人航空機20の位置を予測することで、風等の影響を考慮した予測経路を予測する。図4は、無人航空機に生じる各ベクトルの関係の一例を示す図である。図5は、本発明の実施の形態で予測された予測経路の一例を示す図である。図5の例では、予測された予測経路63は、風の影響によって、計画経路60よりも遠回りする経路となっている。
飛行制御部14は、本実施の形態では、まず、経路取得部11から飛行予定情報を取得して、計画経路を特定する。また、飛行制御部14は、飛行経路予測部13から、予測経路を取得する。
続いて、飛行制御部14は、予測経路と計画経路の差分を求める。具体的には、図5に示すように、飛行制御部14は、計画経路60上に複数の点64を設定し、各点64から計画経路60に垂直な線を描画し、描画した線と予測経路63との交点を対応点65とする。また、飛行制御部14は、点64毎に、対応点65までの距離と方向とを求め、求めた点64毎の対応点65までの距離及び方向を差分とする。
更に、飛行制御部14は、求めた計画経路と予測経路との差分から、無人航空機20が、計画経路に沿って飛行するように制御する。具体的には、飛行制御部14は、まず、図6に示すように、点64毎の対応点65までの距離及び方向を用いて、計画経路を中心軸とした時に、予測経路に対して線対称となる新たな飛行経路、(以下「制御経路」と表記する)66を生成する。図6は、本発明の実施の形態で特定された計画経路に沿って、飛行するための制御経路の一例を示す図である。
そして、飛行制御部14は、無人航空機20を図6に示す制御経路66に沿って飛行させるための命令を作成し、作成した命令を、無線通信部15を介して無人航空機20へと送信する。
また、無人航空機20では、データ処理部21は、無線通信部24を介して、飛行制御部14からの命令を受け取ると、無人航空機20が制御経路66に沿って飛行するように推力発生部23による推力を調整する。これにより、無人航空機20は、結果的に、風等の影響を受けて、計画経路60に沿って飛行することになる。
[装置動作]
次に、本発明の実施の形態における飛行制御装置10の動作について図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態における飛行制御装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図1〜図6を参酌する。また、本実施の形態では、飛行制御装置10を動作させることによって、飛行制御方法が実施される。よって、本実施の形態における飛行制御方法の説明は、以下の飛行制御装置10の動作説明に代える。
最初に、図7に示すように、飛行制御装置10において、経路取得部11は、管理者51が端末装置50上で入力した計画経路及び飛行予定時刻を取得する(ステップA1)。また、経路取得部11は、計画経路と飛行予定時刻とを特定する飛行予定情報を、気象情報取得部12、飛行経路予測部13、及び飛行制御部14に渡す。
次に、気象情報取得部12は、ステップA1で取得された飛行予定情報に基づいて、計画経路60を含む特定領域を特定し、この特定領域における飛行予定時刻での気象情報を、気象情報データベース40から取得する(ステップA2)。
次に、飛行経路予測部13は、ステップA1で取得された計画経路と、ステップA2で取得された気象情報とに基づいて、無人航空機20の気象による影響を考慮した予測経路63を予測する(ステップA3)。
具体的には、ステップA3では、飛行経路予測部13は、気象情報から風向及び風速を示すベクトルwを算出する。更に、飛行経路予測部13は、無人航空機20の性能を示す情報から、無人航空機20の推力を示すベクトルDと、無人航空機20の実際の進行方向及び速度を示すベクトルvと、無人航空機20が受ける空気抵抗のベクトルRとを算出する。また、飛行経路予測部13は、ベクトルwとベクトルvとから、無人航空機20が受ける風力のベクトルfを算出し、上記の数1を用いて、時間tにおける無人航空機20の加速度ベクトルaを算出する。そして、飛行経路予測部13は、時間毎の加速度ベクトルaの大きさ及び方向から、時間毎の無人航空機20の位置を予測することで、予測経路63を予測する。
次に、飛行制御部14は、ステップA1で取得した計画経路と、ステップA3で予測された予測経路とに基づいて、計画経路と予測経路の差分を求め、差分から、制御経路66を生成する(ステップA4)。
次に、飛行制御部14は、無人航空機20をステップA4で生成した制御経路66に沿って飛行させるための命令を作成し、作成した命令を、無線通信部15を介して無人航空機20へと送信する(ステップA5)。
ステップA5が実行されると、無人航空機20では、データ処理部21は、無線通信部24を介して、飛行制御部14からの命令を受け取り、無人航空機20が制御経路66に沿って飛行するように推力発生部23による推力を調整する。これにより、無人航空機20は、結果的に、風等の影響を受けて、計画経路60に沿って飛行することになる。また、ステップA5の実行後、飛行制御装置10の処理は終了する。
[実施の形態による効果]
以上のように、本発明の形態では、計画経路と気象情報とに基づいて、無人航空機が気象条件の影響を受けた際の飛行経路を予測経路として予測する。そして、予測経路の情報を元に、計画経路に沿って飛行するように、無人航空機の飛行を制御する。このため、無人航空機は、飛行時の気象条件に関わらず、予め決められている計画経路を飛行することが可能になり、無人航空機が飛行する際の気象条件の影響を抑制することができる。
また、本実施の形態における飛行制御装置10は、無人航空機20に搭載したカメラによってインフラ構造物等の対象物を撮影して、異常検知を行なう場合に有効である。これは、飛行制御装置10によれば、気象条件によらずに、対象物とカメラ(無人航空機)との距離を一定にすることができ、画像解析の精度、引いては、異常検知における検知精度を高めることができるからである。
[プログラム]
本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、図7に示すステップA1〜A5、を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における飛行制御装置10と飛行制御方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、経路取得部11、気象情報取得部12、飛行経路予測部13、及び飛行制御部14として機能し、処理を行なう。
また、本実施の形態におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されていても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、経路取得部11、気象情報取得部12、飛行経路予測部13、飛行制御部14のいずれかとして機能しても良い。
[変形例]
続いて、本実施の形態の変形例について、図8を用いて説明する。図8は、本発明の実施の形態の変形例における飛行制御装置の構成を具体的に示すブロック図である。
図1及び図2で示した例では、飛行制御装置10は、無人航空機20の外部に設置されている。これに対して、図8に示すように、本変形例では、飛行制御装置10は、無人航空機20のデータ処理部21内に構築されている。
具体的には、本変形は、無人航空機20に搭載されているコンピュータに、飛行制御装置10を実現するプログラムをインストールし、これを実行することによって、実現されている。本変形例によれば、無人航空機20が、外部と無線通信を行うことができなくなった場合でも、飛行を制御することが可能となり、気象条件の影響を抑制し得る。
(物理構成)
ここで、本実施の形態におけるプログラムを実行することによって、飛行制御装置10を実現するコンピュータについて図9を用いて説明する。図9は、本発明の実施の形態における飛行制御装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体が挙げられる。
なお、本実施の形態における飛行制御装置10は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。更に、飛行制御装置10は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
以上のように本発明によれば、無人航空機が飛行する際の気象条件の影響を抑制することができる。本発明は無人航空機の分野に有用である。
10 飛行制御装置(実施の形態)
11 経路取得部
12 気象情報取得部
13 飛行経路予測部
14 飛行制御部
15 無線通信部(飛行制御装置)
20 無人航空機
21 データ処理部
22 GPS信号受信部
23 推力発生部
24 無線通信部(無人航空機)
30 インターネット
40 気象情報データベース
50 情報端末
51 管理者
60 計画経路
61 出発地点
62 目的地点
63 予測経路
64 計画経路上の点
65 64と予測経路63との交点
66 制御経路
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス

Claims (9)

  1. 制御対象となる無人航空機の計画された飛行経路を、計画経路として取得する、経路取得部と、
    取得した前記計画経路を含む領域における、飛行予定時刻の気象を特定する気象情報を取得する、気象情報取得部と、
    前記計画経路と前記気象情報とに基づいて、前記気象情報が特定する気象による影響を受けた前記無人航空機の飛行経路を、予測経路として予測する、飛行経路予測部と、
    前記予測経路と前記計画経路との差分を求め、求めた差分を用いて、前記無人航空機が、前記計画経路に沿って飛行するように、前記無人航空機の飛行を制御する、飛行制御部と、
    を備えている、ことを特徴とする飛行制御装置。
  2. 前記飛行経路予測部が、
    前記気象情報に基づいて、前記無人航空機が前記計画経路を飛行中に風から受ける外力のベクトルを特定し、
    予め登録されている前記無人航空機の性能を示す情報に基づいて、前記無人航空機の推力によるベクトル、及び前記無人航空機が空気抵抗によって受ける力のベクトルを特定し、
    特定した各ベクトルを用いて、前記予測経路を予測する、
    請求項1に記載の飛行制御装置。
  3. 前記飛行制御部が、求めた差分を用いて、上空から見たときに、前記計画経路を軸とした前記予測経路に線対称となる新たな飛行経路を特定し、前記気象による影響が無いときに、特定した前記新たな飛行経路に沿って飛行するように、前記無人航空機の飛行を制御する、
    請求項1または2に記載の飛行制御装置。
  4. (a)制御対象となる無人航空機の計画された飛行経路を、計画経路として取得する、ステップと、
    (b)取得した前記計画経路を含む領域における、飛行予定時刻の気象を特定する気象情報を取得する、ステップと、
    (c)前記計画経路と前記気象情報とに基づいて、前記気象情報が特定する気象による影響を受けた前記無人航空機の飛行経路を、予測経路として予測する、ステップと、
    (d)前記予測経路と前記計画経路との差分を求め、求めた差分を用いて、前記無人航空機が、前記計画経路に沿って飛行するように、前記無人航空機の飛行を制御する、ステップと、
    を有する、ことを特徴とする飛行制御方法。
  5. 前記(c)のステップにおいて、
    前記気象情報に基づいて、前記無人航空機が前記計画経路を飛行中に風から受ける外力のベクトルを特定し、
    予め登録されている前記無人航空機の性能を示す情報に基づいて、前記無人航空機の推力によるベクトル、及び前記無人航空機が空気抵抗によって受ける力のベクトルを特定し、
    特定した各ベクトルを用いて、前記予測経路を予測する、
    請求項4に記載の飛行制御方法。
  6. 前記(d)のステップにおいて、
    求めた差分を用いて、上空から見たときに、前記計画経路を軸とした前記予測経路に線対称となる新たな飛行経路を特定し、前記気象による影響が無いときに、特定した前記新たな飛行経路に沿って飛行するように、前記無人航空機の飛行を制御する、
    請求項4または5に記載の飛行制御方法。
  7. コンピュータに、
    (a)制御対象となる無人航空機の計画された飛行経路を、計画経路として取得する、ステップと、
    (b)取得した前記計画経路を含む領域における、飛行予定時刻の気象を特定する気象情報を取得する、ステップと、
    (c)前記計画経路と前記気象情報とに基づいて、前記気象情報が特定する気象による影響を受けた前記無人航空機の飛行経路を、予測経路として予測する、ステップと、
    (d)前記予測経路と前記計画経路との差分を求め、求めた差分を用いて、前記無人航空機が、前記計画経路に沿って飛行するように、前記無人航空機の飛行を制御する、ステップと、
    を実行させる、プログラム。
  8. 前記(c)のステップにおいて、
    前記気象情報に基づいて、前記無人航空機が前記計画経路を飛行中に風から受ける外力のベクトルを特定し、
    予め登録されている前記無人航空機の性能を示す情報に基づいて、前記無人航空機の推力によるベクトル、及び前記無人航空機が空気抵抗によって受ける力のベクトルを特定し、
    特定した各ベクトルを用いて、前記予測経路を予測する、
    請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記(d)のステップにおいて、
    求めた差分を用いて、上空から見たときに、前記計画経路を軸とした前記予測経路に線対称となる新たな飛行経路を特定し、前記気象による影響が無いときに、特定した前記新たな飛行経路に沿って飛行するように、前記無人航空機の飛行を制御する、
    請求項7または8に記載のプログラム。
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