JP2018077568A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】データファイルが分割された場合に、分割により生成された各分割データファイルを特定するための情報を参照するだけで各分割データファイルに対応付けられたデータファイルの範囲が把握されるようにする。【解決手段】予め設定された分割条件に合致することで分割ファイルを生成することで、分割対象ファイルを複数に分割する分割処理部と、分割ファイルの印刷の実行を制御するジョブ実行制御部と、を有する。ジョブ実行制御部が表示するジョブリストには、分割処理部により生成された分割ジョブ名が表示されるが、その分割ジョブ名には、分割ジョブに共通するジョブ名、当該分割ジョブに含まれる先頭の論理ページ番号31、最終の論理ページ番号32、分割ジョブに割り振られた分割連番数33、分割総数34、当該分割ファイルが生成された分割条件35が含まれる。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
基幹系業務では、例えば数万ページに及ぶ顧客に送付する請求書等大量の印刷データを印刷する場合が少なくない。このような場合、印刷システムの受信データ入力バッファのメモリ容量不足、あるいは印刷時間の短縮のために印刷データを分割して複数の印刷システムに投入する場合がある。
印刷データファイルを複数のデータファイルに自動的に分割する場合、印刷システムは、分割した日時をファイル名に付加するなどして分割データファイルの名称を自動付与していた。
なお、印刷データが複数の顧客データを含む顧客情報ファイルの場合、顧客情報ファイルを各顧客の顧客データの開始位置及び終了位置に基づいて分割し、各顧客を特定する顧客IDに基づいて分割ファイルのファイル名を作成する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2003−228500号公報
しかしながら、印刷システムによって印刷データが自動的に分割されて印刷が実行された場合において、例えば印刷物に文字かすれ等の不具合が検出されたことにより特定のページのみを再度印刷したい場合、分割データファイルの名称に付与されるのが日時情報では、再度印刷したいページがどの分割データファイルに含まれているのか特定することは難しい。
本発明は、データファイルが分割された場合に、分割により生成された各分割データファイルを特定するための情報を参照するだけで各分割データファイルに対応付けられたデータファイルの範囲が把握されるようにすることを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、複数のデータを含むデータファイルを、指定された条件に従って分割することで自動的に生成された複数の分割データファイルそれぞれに対応付けられた前記データファイルの範囲を示す範囲情報を分割データファイル毎に取得する取得手段と、前記複数の分割データファイルに共通して付与される情報に、各分割データファイルに対応付けられた範囲情報を付加することによって生成された当該分割データファイルを特定するための情報の出力を制御する出力制御手段と、を有することを特徴とする。
また、前記データファイルは、論理ページをデータとして含む文書ファイルであって、印刷処理の対象となることを特徴とする。
また、前記各分割データファイルに対応付けられた範囲情報には、当該分割データファイルの先頭ページに対応する文書ファイルの論理ページ番号又は当該分割データファイルの最終ページに対応する文書ファイルの論理ページ番号の少なくとも1つが含まれることを特徴とする。
また、前記各分割データファイルに対応付けられた範囲情報には、当該分割データファイルが印刷されることで出力される先頭又は最終の物理ページの番号の少なくとも1つが含まれることを特徴とする。
また、全ての前記分割データファイルを特定するための情報を含む要約情報を生成する生成手段を有し、前記出力制御手段は、前記要約情報の出力を制御することを特徴とする。
また、複数の分割条件のうちいずれかの分割条件に合致したことに伴い分割データファイルが生成される場合、当該分割データファイルを特定するための情報には、その合致した分割条件が含まれることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、複数のデータを含むデータファイルを、指定された条件に従って分割することで自動的に生成された複数の分割データファイルそれぞれに対応付けられた前記データファイルの範囲を示す範囲情報を分割データファイル毎に取得する取得手段、前記複数の分割データファイルに共通して付与される情報に、各分割データファイルに対応付けられた範囲情報を付加することによって生成された当該分割データファイルを特定するための情報の出力を制御する出力制御手段、として機能させる。
請求項1に記載の発明によれば、データファイルが自動的に分割された場合に、分割により生成された各分割データファイルを特定するための情報を参照するだけで各分割データファイルに対応付けられたデータファイルの範囲を知らせることができる。
請求項2に記載の発明によれば、データファイルが分割され生成された分割データファイルが印刷された場合、データファイルのどの範囲が印刷されたかを特定することができる。
請求項3に記載の発明によれば、データファイルが分割され生成された分割データファイルが、データファイルのどの論理ページに対応しているのかを特定することができる。
請求項4に記載の発明によれば、データファイルが分割され生成された分割データファイルが、データファイルのどの物理ページに対応しているのかを特定することができる。
請求項5に記載の発明によれば、データファイルの範囲と分割データファイルとの対応関係を知らせることができる。
請求項6に記載の発明によれば、分割データファイルが生成された分割条件を知らせることができる。
請求項7に記載の発明によれば、データファイルが自動的に分割された場合に、分割により生成された各分割データファイルを特定するための情報を参照するだけで各分割データファイルに対応付けられたデータファイルの範囲を知らせることができる。
本実施の形態におけるプリンタのブロック構成図である。 本実施の形態において、分割条件及び面付設定に従い印刷が実行されたときの出力イメージを示した概念図である。 本実施の形態におけるプリンタのハードウェア構成図である。 本実施の形態における分割処理の一部を示したフローチャートである。 本実施の形態における分割処理の一部を示したフローチャートである。 本実施の形態における分割処理の一部を示したフローチャートである。 本実施の形態におけるジョブリストの表示例を示した概略図である。 本実施の形態におけるジョブリストの他の表示例を示した概略図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態におけるプリンタ10のブロック構成図である。本実施の形態は、印刷対象のデータファイルが予め設定されている分割条件に合致することで自動的に分割されて印刷が実行される場合において、分割データファイルに共通して付与される情報に各分割データファイルに対応付けられたデータファイルの範囲を示す範囲情報を付加することによって、当該各分割データファイルを特定するための情報を生成し、その生成した情報を出力させることによって、各分割データファイルに含まれているデータファイルの範囲を容易に把握できるようにしたことを特徴としている。
本実施の形態では、この印刷対象のデータファイルの分割を、プリンタ10がデータファイルを受信して行う場合を想定して説明する。プリンタ10に受信可能なファイルサイズの上限が設定されているため大容量のデータファイルを受信できない場合、プリンタ10の上流に設置したプリントサーバがデータファイルを分割してプリンタ10へ送信するように構成してもよい。つまり、後述するプリンタ10が持つ機能をプリントサーバに持たせるよう構成してもよい。
本実施の形態において取り扱うデータファイルは、論理ページをデータとして含む文書ファイルを想定しており、プリンタ10の印刷対象となるファイルである。従って、「データファイルの範囲を示す範囲情報」は、論理ページのページ番号によって表すことができる。「論理ページ」は、文書ファイルに含まれるページデータが印刷されることで形成されるページのことである。更に、「データファイルの範囲を示す範囲情報」は、物理ページのページ番号によっても表すことができる。「物理ページ」は、文書ファイルが印刷媒体(用紙)に印刷されたときに各印刷媒体に付けられる通し番号に相当するページのことをいう。
図2は、所定の分割条件及び面付設定に従い印刷が実行されたときの出力イメージを示した概念図である。図2の詳細については後述するが、図2には、破線で示した論理ページ21と実線で示した物理ページ22との関係が示されている。この出力例によると、印刷対象となるデータファイルには、15ページ分の論理ページ21が含まれており、3つの分割ファイルに分割されたことが示されている。また、データファイルが印刷されることで8枚の物理ページ22が生成され、1枚の物理ページ22には2ページ分の論理ページ21が印刷されている。
また、「分割データファイルに共通して付与される情報」というのは、一のデータファイルが分割され生成された各分割データファイルが同じデータファイルから生成された分割データファイルであるのかを特定しうる情報である。分割データファイルに共通して付与される情報として、印刷対象となるデータファイルのファイル名や印刷のために付与されるジョブ名等データファイルを特定するための情報を用いるのが好適である。本実施の形態では、ジョブ名を用いて説明する。もちろん、ファイル名やジョブ名以外の文字列を用いてもよい。「分割データファイルを特定するための情報」は、ジョブ名に当該分割データファイルに対応付けられた範囲情報を付加することにより生成されるが、「分割データファイルに対応付けられた範囲情報」というのは、分割データファイルに含まれるデータファイルの論理ページや物理ページを示す情報であり、例えばページ番号により表される。
なお、以下の説明では、印刷対象となり分割の対象となるデータファイルを「分割対象ファイル」と称し、分割対象ファイルが分割されて生成される分割データファイルのことを「分割ファイル」と称することにする。
本実施の形態におけるプリンタ10は、図3に示したようにCPU21、ROM22、RAM23、記憶手段としてのハードディスクドライブ(HDD)24、ユーザインタフェース手段として設けられた操作パネル25、通信手段として設けられたネットワークインタフェース26を含むコンピュータ(情報処理装置)を内蔵し、これらの構成及びプリンタエンジン27を少なくとも内部バス28に接続して構成される。ハードウェア構成は、従前と同様の構成でよい。
図1に戻り、本実施の形態におけるプリンタ10は、ファイル取得部11、分割処理部12、ジョブ実行制御部13、ファイル記憶部14及び分割ファイル記憶部15を有している。なお、本実施の形態の説明に用いない構成要素については、図1から省略している。ファイル取得部11は、分割対象ファイルを取得し、ファイル記憶部14に保存する。分割処理部12は、プリンタ10が従前から持つ分割機能を利用して、所定の分割条件に従って分割対象ファイルを複数の分割ファイルに分割して分割ファイル記憶部15に保存する。分割する際、各分割ファイルに対応する分割対象ファイルの範囲情報を分割ファイル毎に取得する取得手段として機能する。そして、分割対象ファイルのジョブ名に、各分割データファイルに対応付けられた範囲情報を付加することによって当該分割データファイルを特定するための情報、つまり各分割ファイルを印刷するときのジョブ名を生成する。更に、分割処理部12は、一の分割対象ファイルから生成された全ての分割ファイルを特定するための情報を含む要約情報を生成する生成手段として機能する。
ジョブ実行制御部13は、生成された分割ファイルそれぞれを印刷するジョブを実行することで、最終的に分割対象ファイルの印刷を実行する。また、ジョブ実行制御部13は、出力制御手段として機能し、分割処理部12により命名された各分割ファイルのジョブ名を操作パネルに表示するなどの出力制御を行う。
なお、分割対象ファイルが分割され生成される分割ファイルに付けるファイル名と、分割ファイルを印刷する際のジョブに付けるジョブ名と、を必ずしも一致させる必要はないが、本実施の形態では、便宜的に分割ファイルのファイル名とジョブ名とは同じであるものとして説明する。異なる場合は、ファイル名とジョブ名とを対応付ける情報を別途管理すればよい。
プリンタ10における各構成要素11〜13は、プリンタ10に内蔵されたコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPUで動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、各記憶部14,15は、プリンタ10に内蔵されたHDDにて実現される。あるいは、RAM又は外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、USBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
次に、本実施の形態における動作について説明する。本実施の形態では、プリンタ10の分割機能を用いて所定の分割条件に従って分割対象ファイルを自動的に分割する。この分割処理は、分割処理部12により実行されるが、その分割するための分割条件として、一分割ファイル当たりの論理ページは5ページまで、又は一分割ファイルのファイルサイズは2GBまで、の少なくともいずれか一方に該当するときにファイル分割するという条件がプリンタ10に設定されているものとする。
ファイル取得部11は、印刷対象となる文書ファイル(分割対象ファイル)を取得するとファイル記憶部14に保存する。分割処理部12は、取得した文書ファイルが上記分割条件に合致する場合にはファイル分割を行うことになるが、この分割処理部12により実施される分割処理について、図4A〜図4Cに示したフローチャートを用いて説明する。なお、文書ファイルには、面付け設定として2、すなわち一物理ページ当たり二論理ページが印刷されるよう設定されているものとする。
分割処理部12は、アプリケーションにより実現されるが、アプリケーションが起動されると、後の処理で用いる分割総数及び分割ファイル情報を初期化する(ステップS101)。初期化する情報項目はそれぞれカウンタにより表せるので、各カウンタ値を0にセットする。また、分割処理部12は、分割対象ファイルは分割されるものとみなして分割ファイルをオープンする(ステップS102)。
続いて、分割処理部12は、分割対象ファイルの先頭からデータを順番に取得するが(ステップS103)、その取得したデータがEOF(End Of File)となるまで(ステップS104でY)、以下に説明する処理を繰り返し実行する(ステップS104でN)。
まず、分割処理部12は、取得したデータがページデータであるかを解析し、ページデータでなければ(ステップS105でN)、次のデータを取得するステップS103に戻る。ここで、「ページデータ」というのは、ページを形成するためのデータであって印刷対象となる一論理ページ分のデータである。ページデータ以外の入力データには、ページを形成しない制御データ等のデータがある。
取得したデータがページデータの場合(ステップS105でY)、分割処理部12は、そのページデータを分割ファイルに出力する(ステップS106)。続いて、分割処理部12は、内部で保持管理している分割ファイル情報を更新する(ステップS107)。分割ファイル情報は、具体的には内部カウンタで実現され、論理ページ、物理ページ、先頭ページ及び最終ページを示す各カウンタが用意されている。このカウンタ値で表される分割ファイル情報では、当該分割ファイルに含まれることになるページに関する情報である。論理ページには、現在処理中のページデータを示す論理ページ番号が設定される。例えば、カウンタ値を1増加させるようにしてもよい。物理ページには、現在処理中のページデータ(論理ページ)が印刷されることになる用紙に割り振られるページ番号が設定される。面付設定の値及び論理ページのカウンタ値に基づき算出してもよい。先頭ページには、当該分割ファイルに含まれる先頭ページが設定される。現在処理中のページデータが分割ファイルの新規生成(つまり、オープン)直後に最初に処理されるのであれば、現在処理中のページデータの論理ページ番号が設定される。そうでなければ更新しない。最終ページには、現在処理中のページデータの論理ページ番号が常に最終ページとして設定される。
続いて、分割処理部12は、直前のページデータで分割条件が成立したことにより分割ファイルが生成されていない場合(ステップS108でN)、次のデータを取得するステップS103に戻る。一方、分割条件が成立していた場合(ステップS108でY)、続けて面付設定を考慮した上で分割が可能かどうかを判断する。本実施の形態における設定例によると、分割条件は一分割ファイル当たりの論理ページは5ページまで、又は一分割ファイルのファイルサイズは2GBまで、である。また、面付設定は2である。ここで、現在処理中の論理ページ番号が5だとすると分割条件に合致するためファイル分割を行うべきところだが、本実施の形態においてはファイル分割を無条件に行わずに、分割条件に合致した場合でも(ステップS108でY)、面付設定を考慮するようにした。ここで、面付設定を考慮しないとすると、論理ページ番号が5の論理ページが印刷される物理ページには、一論理ページ分だけが印刷されてしまい、面付設定に反してしまうことになる。本来であれば、分割条件が5ページでも面付設定が2の場合はページ番号が5及び6の論理ページを並べて印刷するのが好適である。そこで、本実施の形態においては、分割条件に合致した場合でも面付設定に反してしまわないように処理するようにした。すなわち、現在処理中の論理ページ番号が5のときには分割条件に合致するが、面付設定に合致しないことから分割不可と判定し(ステップS109でN)、次のデータを取得するステップS103に戻るようにした。なお、ファイルサイズが2GBまででという分割条件に合致した場合でも同様に面付設定を優先させるように処理する。
現在処理中のページデータの論理ページ番号が6のときのように面付設定に合致することで分割可と判断した場合(ステップS109でY)、ここではじめてファイル分割を行うことになる。この場合、分割処理部12は、分割ファイルの数を示す分割総数を更新する(ステップS110)。これは現在のカウンタ値に1を加算すればよい。続いて、分割処理部12は、分割ファイル情報に基づいて分割ファイル名を生成するが(ステップS111)、生成する具体的な分割ファイル名については後述することにする。
続いて、分割処理部12は、分割ファイルをクローズし(ステップS112)、分割ファイル情報及び分割総数を分割ファイルに対応付けして保持する(ステップS113)。そして、次のデータを取得するステップS103に戻る。前述した論理ページ番号が6のページデータが処理されると、図2に示した分割ファイル1が生成される。
以上説明した処理を繰り返すことで、1又は複数の分割ファイルが生成されることになるが、取得したデータがEOFの場合(ステップS104でY)、分割処理部12は、ステップS110〜113と同様に、分割総数の更新(ステップS115)、分割ファイル名の生成(ステップS116)、分割ファイルのクローズ、分割ファイル情報及び分割総数の保持(ステップS118)を行う。
続いて、分割処理部12は、分割対象ファイルを分割したかどうかを確認する。これは最後に保持した分割総数を参照すればよい。分割総数が1の場合、分割ファイルは分割対象ファイルの単なるコピーとなるため、ファイル分割と判定しない。この場合(ステップS119でN)、従来と同様に処理すればよい。なお、分割対象ファイルと同一となる分割ファイルは、削除してもよい。
ファイル分割が行われた場合(ステップS119でY)、分割処理部12は、処理の過程において生成した分割ファイル名を更新し(ステップS120)、また、要約情報として分割ファイルの一覧データを生成し、一覧表示ファイルにて保存する(ステップS121)。
分割ファイルが生成されると印刷ジョブが生成され、ジョブ実行制御部13による制御のもと印刷が実行されるが、ここで、分割処理部12が生成する分割ファイル名について説明する。
図2に示したように、15ページ分の論理ページ21が含まれている分割対象ファイルは、前述した分割処理により3つの分割ファイル1〜3に分割される。そして、分割ファイル1には論理ページ1〜6が、分割ファイル2には論理ページ7〜10が、分割ファイル3には論理ページ11〜15が、それぞれ含まれることがわかる。なお、分割ファイル1は、面付設定が考慮されているものの論理ページは5ページまでという分割条件に合致し、分割ファイル2は、5論理ページまで達していないことから2GBまでという分割条件に合致し、それぞれ生成されたことがわかる。そして、各分割ファイルに対応する印刷ジョブが実行されることで、分割ファイル1は3枚の物理ページ1〜3で、分割ファイル2は2枚の物理ページ4〜5で、分割ファイル3は3枚の物理ページ6〜8で、それぞれ印刷されたことがわかる。
図5は、ジョブ実行制御部13により画面表示されるジョブリストの表示の一例を示した概略図であり、図2に例示した分割ファイルが印刷された場合のジョブリストが示されている。本実施の形態では、分割ファイル名とジョブ名とを同じにしているので、図5に示したジョブリストに表示されるジョブ名は、分割ファイル名と同じである。図5において、ジョブIDが“00002”〜 “00004”に対応するジョブが各分割ファイル1〜3に対応している。ここで、“ジョブ名”は、分割対象ファイルが印刷される場合のジョブ名であり、分割対象ファイルのファイル名である。そして、ジョブ名に続けて、当該分割ファイルに含まれている先頭の論理ページ番号31及び最終の論理ページ番号32、分割総数における順番(分割連番数)33、括弧の中に示されている分割総数34、そして当該分割ファイルが生成されることになった理由、すなわち合致した分割条件を示す分割条件35によって生成された分割ファイルのジョブ名(以下「分割ジョブ名」と称する)が示されている。なお、ジョブID“00004”に対応する分割ファイルは、分割条件に合致しないで生成されていることから、その分割ジョブ名に分割条件は含まれない。分割ジョブ名に含まれる情報31〜34は、分割ファイルに対応付けして保持していた分割ファイル情報及び分割総数から取得する。
本実施の形態では、以上のように分割ファイル名(分割ジョブ名)を生成するので、例えばいずれかのページ(論理ページ)に文字かすれ等の不具合が検出された場合、分割ジョブ名を参照することで、不具合が検出された論理ページに対応する(当該論理ページを含んでいる)印刷ジョブを容易に特定できる。これにより、その印刷ジョブを再度実行すれば、不具合が検出された論理ページを再度印刷することができる。なお、本実施の形態では、実行が終了した印刷ジョブは、ジョブリストから削除されずに状態を“出力完了”として残されている。従って、例えばジョブ名を右クリックしてプルダウンメニューを表示させ、その中から“再印刷”を選択することで当該印刷ジョブを再度実行させるようにしてもよい。
ところで、本実施の形態では、分割ファイルの一覧データを分割対象ファイルの要約情報として生成している。ジョブIDが“00001”のジョブは、この要約情報を印刷するためのジョブである。本実施の形態では、この要約情報を印刷するようにしたが、必ずしも印刷せずに、画面表示や管理者宛にメール送信するなど要約情報の出力先は、適宜選択できるように構成してもよい。
図6は、ジョブ実行制御部13により画面表示されるジョブリストの表示の他の例を示した概略図であり、図2に例示した分割ファイルが印刷された場合のジョブリストが示されている。図5では、分割ジョブ名に論理ページ番号が含まれているが、図6では、論理ページ番号に代わりに物理ページ番号が含まれている。つまり、ジョブ名に続けて、当該分割ファイルに含まれている先頭の物理ページ番号37及び最終の物理ページ番号38が設定されている。
例えば、印刷の後処理の断裁で傷を付けたページ(物理ページ)があれば、分割ジョブ名を参照することで、その物理ページに対応する(含んでいる)印刷ジョブを容易に特定できる。これにより、その印刷ジョブを再度実行すれば、断裁で傷を付けた物理ページを再度印刷することができる。
ところで、本実施の形態では、分割ファイルのサイズが2GBを超えないことを分割条件に含めた。これがハードウェア的な制限であれば、面付設定を考慮しても超えさせることはできない。この場合、図2に示した分割ファイル1の場合、面付設定を優先させて論理ページ1〜6で生成するようにしたが、ファイルサイズが2GBを超えてしまうようであれば、論理ページ1〜4で生成するよう分割ファイルの調整機能を設けるようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、図5及び図6に示した論理ページ又は物理ページに関する情報を分割ジョブ名に含めたが、論理ページ及び物理ページの双方を含めるようにしてもよい。また、印刷物の請求先の特定情報(請求先名称等)などその他の情報を含めるようにしてもよい。
また、先頭の論理ページ及び最終の論理ページの双方を分割ジョブ名に含めることで、対応する分割対象ファイルにおける論理ページの範囲を一目瞭然に把握させることが可能となる。ただ、先頭又は最終の少なくとも一方を含めるようにしても、前後の分割ジョブ名との関係から、対応する論理ページの範囲はわかるので一方のみを分割ジョブ名に含めるようにしてもよい。物理ページにおいても同様である。
また、本実施の形態では、先頭の物理ページ番号37に対応する情報を分割ファイル情報に含めていなかったので含めるようにしてもよいし、直前の分割ファイルの物理ページに1を加えるなどして算出してもよい。一方、論理ページに関しては、先頭及び最終の論理ページの双方を分割ファイル情報に含めていたが、一方の論理ページのみを保持するようにして、他方を計算により求めるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、プリンタ10を情報処理装置の例にして説明したが、これに限る必要はなく、ファイルを取り扱う情報処理装置又は情報処理装置を内蔵する種々の装置にも適用可能である。
10 プリンタ、11 ファイル取得部、12 分割処理部、13 ジョブ実行制御部、14 ファイル記憶部、15 分割ファイル記憶部、21 CPU、22 ROM、23 RAM、24 ハードディスクドライブ(HDD)、25 操作パネル、26 ネットワークインタフェース(IF)、27 プリンタエンジン、28 内部バス。

Claims (7)

  1. 複数のデータを含むデータファイルを、指定された条件に従って分割することで自動的に生成された複数の分割データファイルそれぞれに対応付けられた前記データファイルの範囲を示す範囲情報を分割データファイル毎に取得する取得手段と、
    前記複数の分割データファイルに共通して付与される情報に、各分割データファイルに対応付けられた範囲情報を付加することによって生成された当該分割データファイルを特定するための情報の出力を制御する出力制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記データファイルは、論理ページをデータとして含む文書ファイルであって、印刷処理の対象となることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記各分割データファイルに対応付けられた範囲情報には、当該分割データファイルの先頭ページに対応する文書ファイルの論理ページ番号又は当該分割データファイルの最終ページに対応する文書ファイルの論理ページ番号の少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記各分割データファイルに対応付けられた範囲情報には、当該分割データファイルが印刷されることで出力される先頭又は最終の物理ページの番号の少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 全ての前記分割データファイルを特定するための情報を含む要約情報を生成する生成手段を有し、
    前記出力制御手段は、前記要約情報の出力を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 複数の分割条件のうちいずれかの分割条件に合致したことに伴い分割データファイルが生成される場合、当該分割データファイルを特定するための情報には、その合致した分割条件が含まれることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータを、
    複数のデータを含むデータファイルを、指定された条件に従って分割することで自動的に生成された複数の分割データファイルそれぞれに対応付けられた前記データファイルの範囲を示す範囲情報を分割データファイル毎に取得する取得手段、
    前記複数の分割データファイルに共通して付与される情報に、各分割データファイルに対応付けられた範囲情報を付加することによって生成された当該分割データファイルを特定するための情報の出力を制御する出力制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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