JP2018077420A - 映写用スクリーン - Google Patents

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壽光 久保
Hisamitsu Kumo
壽光 久保
弘雄 菅原
Hiroo Sugawara
弘雄 菅原
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Abstract

【課題】斬新な視覚効果を提供すると共に可搬性に優れた映写用スクリーンを提供する。
【解決手段】多角形(好ましくは八角形)の弾性幕101の頂点部にワイヤー102が接続され、各ワイヤーの他方の端が分解または折りたたみ可能なフレーム103に固定された巻取機構(ステッピングモーター)104に接続された構造のスクリーンに映像を投影し、各巻取機構をMIDI信号やモーションセンサー情報を入力としたコントローラー105で制御することで、弾性幕の形状をリアルタイムで変化させる。
【選択図】図1

Description

本願発明は、舞台上等で使用される映写用スクリーン、特に、投影される映像等に合わせて形状を変化させることが可能な映写用スクリーンに関する。
平面のスクリーンではなく、立体物や建築物に対して、その立体的形状に合わせた映像を投影することで特殊な視覚効果を得るプロジェクション・マッピングと呼ばれる手法が知られている。プロジェクション・マッピングは屋外の建築物に対して行なわれることもあるが、演劇、ダンス、音楽演奏等の舞台において、舞台上の設置物に対して行なわれることもある。
プロジェクション・マッピングでは投影スクリーンとなる立体物は固定された形状であることが通常だが、立体物の形状を変化させることで特殊な舞台効果が実現可能である。このような技術としては、たとえば、特許文献1や特許文献2がある。
しかし、これらの技術によって大型のスクリーンを実現するためには大規模な設備が必要であり、可搬性、費用、および、舞台やスタジオでの設置・撤去の負担といった点で課題があった。
特許公開公報 特開平05-022753 特許公開公報 特開2015-198275
投影幕の形状を変化させることで特殊な視覚効果を実現でき、可搬性に優れた映写用スクリーンを提供する。
本願発明は、弾性幕と複数のワイヤーと複数の巻取機構とコントローラーから成る映写用スクリーンであって、前記ワイヤーのそれぞれの第一の端は前記弾性幕の複数の接続部のそれぞれに接続され、前記ワイヤーのそれぞれの第二の端の少なくとも一部は前記複数の巻取機構にそれぞれに接続され、前記巻取機構が前記コントローラーの指令にしたがって前記巻取機構が接続された前記ワイヤーのそれぞれの巻取量を変化させることで、前記弾性幕の形状を変化させることを特徴とする映写用スクリーンを提供することで前記課題を解決する。
また、本願発明は、前記複数の巻取機構の少なくとも一部が分解または折り畳み可能なフレームに固定されていることを特徴とする段落0007に記載の映写用スクリーンを提供することで前記課題を解決する。
また、本願発明は、前記弾性幕の前記接続部の少なくとも一部には2本の前記ワイヤーが接続され、前記2本の前記ワイヤーのそれぞれは前記弾性幕から見て反対側に位置する前記巻取機構に接続されていることを特徴とする段落0007または段落0008に記載の映写用スクリーンを提供することで前記課題を解決する。
また、本願発明は、前記弾性幕は八角形形状である段落0007、段落0008、または、段落0009に記載の映写用スクリーンを提供することで前記課題を解決する。
また、本願発明は、投影される映像と同期して送られる信号、演奏される音楽と同期して送られる信号、モーションセンサーで検知した舞台上の演者の動き、または、前記コントローラーの操作者による入力のうちの複数の入力情報の組み合わせに基づいて前記コントローラーが前記巻取機構に指令を送ることを特徴とする段落0008、段落0009、段落0010、または、段落0011に記載の映写用スクリーンを提供することで前記課題を解決する。
スクリーンの形状を変化させることで特殊な視覚効果を実現でき、可搬性に優れた映写装置が提供される。
本願発明に係る映写スクリーンの全体構造の例を表わす図である。 本願発明に係る映写スクリーンの弾性幕が取り得る多様な形状の例を表わす図である。 本願発明に係る映写スクリーンによる映像・音楽・演者とのシンクロ動作の実現方法の例を表わす図である。
以下に図を参照しながら本願発明の実施例について説明する。すべての図は説明のための例示である。
図1に本願発明に係る映写スクリーンの全体構造を示す。弾性幕(101)は、映像の映写対象となる投影幕であり、弾力性および反射性のある素材(たとえば、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタンから成る布素材、または、それにグリッター(光を反射する粒状の素材)を塗布したもの等)で作られていることが望ましく、ワイヤー(102)との接続部の数に応じた数の頂点を有する多角形の形状であることが望ましい。弾性幕(101)の形状は、取り得る形状の多様性とコントロールの容易さのバランスを考えると、図1に示すように八角形であることが好ましいが、その他の形状であってもよい。弾性幕(101)の大きさは舞台上での効果を考えると約2メートル四方から約5メートル四方であることが好ましいが、この範囲を越えるサイズであってもよい。また、本願発明に係る映写スクリーンは、弾性幕(101)を図1のA方向から見る位置に設置してもよいし、B方向から見る位置に設置してもよい。
フレーム(103)は、複数の巻取機構(104)を固定し、複数のワイヤー(102)を介して弾性幕(101)を支持するための部材であり、分解または折り畳み可能となっていることが望ましい。たとえば板材等を使用した従来装置と比較して、弾性幕(101)も分解・折り畳み可能なフレーム(103)も、可搬性と設置容易性に優れており、低コストでの製造が可能である。
ワイヤー(102)は、弾性幕(101)の重量を支えられるだけの強度を有する金属またはナイロン等から成る線材であり、一方の端がスクリーン(101)の接続部に固定される。ワイヤー(102)のもう一方の端は、図1に示したようにフレーム(103)に固定された巻取機構(104)に接続されることが望ましいが、少なくとも一部のワイヤー(102)が、舞台やスタジオ等の床、壁、天井等に直接接続される構造、または、床、壁、天井等に固定された巻取機構(104)に接続される構造であってもよい。また、一部のワイヤー(102)が巻取機構(104)を介さずにフレーム(103)に直接接続される構造であってもよい。
弾性幕(101)の接続部の少なくとも一部には2つのワイヤー(102)が接続されており、それぞれのワイヤーのスクリーン(101)に接続されていない方の端が、弾性幕(101)を挟んで反対側(図1のA方向から見た場合であれば、弾性幕(101)の前方と後方)に位置する巻取機構(104)に接続されていることが望ましい。なお、1つのワイヤー(102)のみが接続されている接続部があってもよい。
巻取機構(104)は、コントローラー(105)から送られた指令にしたがってワイヤー(102)の巻き取り量を変化させることで、弾性幕(101)の形状を変化させるための手段であり、典型的には、プーリーとステッピングモーターから構成される。
コントローラー(105)は、弾性幕(101)の形状を変化させるために複数の巻取機構(104)に指令を送る手段であり、典型的には、制御用のプログラム、そのプログラムを稼働するコンピューター並びに入力装置、および、巻取機構(104)を構成するステッピングモーターとのインタフェースとなるハードウェアによって実現される。コントローラー(105)と各巻取機構(104)は有線または無線により接続される(有線接続は図示していない)。
弾性幕(101)への投影は、弾性幕を見る観客側(図1のAまたはB)の方向(弾性幕(101)の前方)にある映写機から行なわれることが好ましいが、半透明の素材を使用した弾性幕(101)に対して観客側とは反対側(弾性幕(101)の前方)にある映写機から行なってもよい。複数の映写機を使用して、弾性幕(101)の変化する形状や方向に合わせて、同時に、または、切り替えて投影を行なうようにしてもよい。
図2に、本願発明に係る映写スクリーンの弾性幕(101)が取り得る様々な形状の例を示す。コントローラー(105)の指令に基づいて、巻取機構(104)がワイヤー(102)の巻き取り量を変化させることで、たとえば、図2-a、図2-b、および、図2-cに示したように弾性幕(101)の形状および方向をリアルタイムで変化させることができる。また、観客が図1のB方向から見るよう本願発明に係る映写スクリーンを設置している場合には、弾性幕(101)を観客側からほぼ見えない形状にすることができる。そして、その状態から弾性幕(101)の向きを変化させることによって、何も見えないところから徐々に映像を大きく浮かび上がらせるという効果を実現可能である。
図3に、本願発明に係る映写スクリーンの弾性幕(101)の形状の制御方法を示す。コントローラー(105)は、キーボード、マウス、トラックボール、タッチ対応ディスプレイ、または、スライダー等の一般的なコンピューター機器が有する入力装置に加えて、音声信号入力手段、音楽の同期情報を伝達する業界標準仕様であるMIDI(Musical Instrument Digital Interface)等の同期信号の入力手段、および、舞台上のダンサー等の演者の動きを検知するモーションセンサーが発するデータの入力手段を備えていてもよい。投影される映像や上演される音楽と同期した信号、モーションセンサーで検知した舞台上のダンサー等の演者の動き、またはそれらの組み合わせにシンクロさせて、コントローラー(105)上で稼働するプログラムが各巻取機構(104)のワイヤー(102)巻取量を制御し、弾性幕(101)の形状を変化させることで、さらに斬新な舞台効果を実現可能である。この場合において、映像、音楽、または、演者の動きにシンクロ動作させている状態でも、コントローラー(105)の操作担当者が、コントローラー(105)の入力装置等によって、リアルタイムで各巻取機構(104)を制御し、弾性幕(101)の形状を微調整できることが望ましい。また、予め作成されたデータに基づいた弾性幕(101)の形状変化にさらに演者とのシンクロ効果を加えてもよい。すなわち、コンピューター機器の入力装置による入力、映像または音楽と同期した信号、音楽の音声信号、および、モーションセンサーで検知した演者の動き等を自在にミックスして弾性幕(101)の形状を変化させるようにコントローラー(105)上で稼働するプログラムを設計することが望ましい。加えて、舞台照明コントローラーからの入力、および、観客席の声援の音量等、他の入力によって弾性幕(101)の形状を変化できるようにしてもよい。
(本願発明による技術的に顕著な効果)
本願発明に係る映写スクリーンにより、投影される映像、演奏される音楽、演者の動き等に合わせて映像の投影対象の幕の形状を変化させるという斬新なプロジェクト・マッピングの効果が実現される。また、本願発明に係る映写スクリーンは、従来技術と比較してコストが低く、可搬性に優れ、舞台やスタジオへの設置および撤去が容易である。

Claims (5)

  1. 弾性幕と複数のワイヤーと複数の巻取機構とコントローラーから成る映写用装置であって、
    前記ワイヤーのそれぞれの第一の端は前記弾性幕の接続部に接続され、
    前記ワイヤーのそれぞれの第二の端の少なくとも一部は前記複数の巻取機構に接続され、
    前記巻取機構が前記コントローラーの指令にしたがって前記ワイヤーの巻取量を変化させることで、前記弾性幕の形状を変化させることを特徴とする
    映写用スクリーン。
  2. 前記複数の巻取機構の少なくとも一部が分解または折り畳み可能なフレームに固定されていることを特徴とする請求項1に記載の映写用スクリーン。
  3. 前記弾性幕の前記接続部の少なくとも一部には2本の前記ワイヤーが接続され、前記2本の前記ワイヤーのそれぞれは前記弾性幕から見て反対側に位置する前記巻取機構に接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の映写用スクリーン。
  4. 前記弾性幕は八角形形状である請求項1、請求項2、または、請求項3に記載の映写用スクリーン。
  5. 投影される映像と同期して送られる信号、演奏される音楽と同期して送られる信号、モーションセンサーで検知した舞台上の演者の動き、または、前記コントローラーの操作者による入力のうちの複数の入力情報の組み合わせに基づいて前記コントローラーが前記複数の巻取機構に指令を送ることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、または、請求項4に記載の映写用スクリーン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110412823A (zh) * 2019-07-30 2019-11-05 苏州金双宇光电科技有限公司 一种振动网状投影幕

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