JP2006519627A - シアタ・ホール投影 - Google Patents

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Abstract

本発明は、いくつかの、隣接して境界を定め合う投影面(3)によって形成される円形横断面を持つ壁(2)を有し、そして、投影器(6)群を有するシアタ・ホールに関するものである。少なくとも1つの投影器(6)が、各投影面(3)に連係する。シアタ・ホールは、さらに、ドーム形状のホール天井(17)を持ち、いくつかの投影器(18)が、それに連係する。組み合わされた全体像が、前記円形横断面を持つ壁(2)および前記ドーム形状のホール天井(17)に作り出されるように、全ての投影器(6、18)を、共通の中央制御ユニット(15)によって制御することができる。前記シアタ・ホールは、さらに、前記中央制御ユニット(15)に作用を及ぼすためのデバイス(10)を有する。

Description

本発明は、隣接して境界を定め合う投影面によって形成される円形横断面を持つ壁、および、ドーム形天井を有するシアタ・ホールに関するものである。
通常、シネマ・ホールは、長方形の横断面を持つホールの1つの壁の大部分を覆う、スクリーンとして形成された投影面を具備する。そのスクリーン上に、個々の映像または映画を投影するために、1つ以上の投影器が、ホールの反対側の壁の上、または、その背後に設置される。
DE1203127Bによって、内部に取り付け可能な中空のドーム、および、多数の投影装置を持つ投影デバイスが、公知である。ここで、投影装置が、投影面上に映像を投影し、そして、投影面は、半透明である。さらに、映像が、投影面の裏側に投影されるように、投影装置は、投影面の外側に配置され、そして、それらの投影面から間隔を置かれている。
DE10021981Bは、投影面によって形成された壁、および、いずれの場合にも少なくとも1つが各投影面に割り当てられる映像投影器、を備えたシアタ・ホールに関するものである。ここで、多数の隣接し合った投影面から成る、少なくともいくつかの壁が、各々、割り当てられた投影器を備えて形成され、そして、連続的なシネマ映像が、それらの投影面に現出するように、共通の中央制御ユニットが、それらの投影器を制御することができる。少なくともいくつかの観客席には、中央制御ユニットに作用を及ぼすための、いくつかの動作制御が、備えられており、優先度コントローラによって、最初に操作された動作制御が、常に、特定の介入に対する優先度を持つ。観客席は、回転する席として形成されている。
本発明の目的は、実効的な三次元映像の印象を、可能な限り多数の観客に与えることを可能にするシアタ・ホールを提供することである。ここで、そのような映像印象は、もっぱらシアタ・ホールの壁上に生じるものであってはならず、また、上方向に制限されるものであってもならない。本発明のさらなる目的は、観客のうちの参加者によって作用を及ぼされて、その参加者に、対話型の映像印象を与えることができるような全体像を、観客を囲むシアタ・ホール全体に創出せしめることである。
この目的は、本発明にしたがって、いくつかの、隣接して境界を定め合う投影面によって形成される円形横断面を持つ壁を有し、そして、投影器群であって、1つの投影器が各投影面に割り当てられる投影器群を有し、そして、いくつかの投影器が割り当てられるドーム形状の天井であって、完全な映像が、横断面が円形である前記壁および前記ドーム形状のホール天井に現出するように、共通の中央制御ユニットが、全ての投影器を制御することができるドーム形状のホール天井を備え、そして、前記中央制御ユニットに作用を及ぼすためのデバイスを備えるシアタ・ホールによって解決される。
いくつかの、隣接して境界を定め合う投影面を有する円形のシアタ・ホールの、横断面が円形である、この壁の構造によって、多数の観客とは別に、1つ以上のステージを収容することができる、如何なるサイズのシアタ・ホールも作り出すことができるのが、有利である。
これも、また、映像または映画の投影に適しているドーム形状のホール天井と組み合わされた、投影面から形成される壁の、この配置は、オーディトリウムを完全に囲む映像の生成を可能にする。ドーム形状のホール天井の半球状に湾曲した画像システムと組み合わされたホール壁は、シーンが、ほとんどの従来の画像システムの場合のように、単に単一の平面からだけではなく、多くの方向から同時に、観察者に提供されるから、高度の現実性を備えたシーンの生成を可能にする。
本発明によれば、前記壁および前記ドーム形状のホール天井に、完全な映像が、多数の投影器によって生成される。いずれの場合にもシアタ・ホールの壁の1セクションを形成する、隣接して境を接する投影面の各々は、少なくとも1つの投影器に割り当てられる。それらの個々の投影器の映像は、観客が、移行領域(transition region)に気づくことなく、それらの映像が、互いに重なり合って、本発明によるシアタ・ホールの壁全体に連続した映像を与えるように、生成される。同様に、ホール天井に割り当てられたいくつかの投影器によって、ドーム形状の天井に、映像が生成される。
本発明の一実施例において、横断面が円形である壁、および、ドーム形状のホール天井に創出される映像総体は、個々の投影器によって投影された単一の映像間の移行領域(transition region)が、観客によって、ほとんど感知不可能である、または、全く感知不可能である複合映像である。
本発明のさらなる一実施例において、横断面が円形である壁、および、ドーム形状のホール天井に創出される完全な映像が、一方では、横断面が円形である壁に生成される複合映像、他方では、ドーム形状のホール天井に生成される別の複合映像から成る。例えば、映画の映像が、横断面が円形である壁に投影され、また、適切な空(例えば、星明かりの空)の映像が、ドーム形状のホール天井に投影される。
投影面およびドーム形状のホール天井に割り当てられる全ての投影器は、共通の中央制御ユニットによって制御され、したがって、それらの映像は、互いに、適合し合い、同期し合う。
本発明によれば、前記シアタ・ホールは、前記中央制御ユニットに作用を及ぼすためのデバイスを有する。それらは、観客の全部または一部の、シアタ・ホールに起こっているイベントとの対話を可能にする。中央制御ユニットに作用を及ぼすためのデバイスを介する、映像および/または音のプレゼンテーションとの、この対話の可能性によって、本発明によるシアタ・ホールの観客の印象全体が、さらに強固になる。
本発明の好適な一実施例において、前記中央制御ユニットに作用を及ぼすための前記デバイスは、前記シアタ・ホール内の観客席の少なくともいくつかに位置している、および/または、前記シアタ・ホールに運び込むことのできる、マルチメディア・インターフェイス、特に、ジョイスティックである。
前記中央制御ユニットに作用を及ぼすための前記デバイスは、少なくとも1つのセンサを具備することが好ましい。そうすると、そのデバイスを介しての観客の能動的な作用(例えば、キーを押す、または、ある方向にジョイスティックを動かすことによる)を通してのみではなく、センサによって獲得される量を介しても、中央制御ユニットを制御する可能性が、したがって、シアタ・ホール内のイベントと対話する可能性が、生じる。
本発明の好適な一実施例において、前記中央制御ユニットに作用を及ぼすための前記デバイスに具備されている前記少なくとも1つのセンサが、音響信号のグループ(シアタ・ホールの雑音レベル、音声、音)、前記中央制御ユニットに作用を及ぼすための前記それぞれのデバイスに割り当てられた観客席に位置する参加者の眼球または瞳孔の動き、前記参加者の体温、前記参加者の動き、または、匂いから、少なくとも1つの量を獲得し、前記獲得された量が、前記中央制御ユニットに作用を及ぼすための信号に変換される。その信号は、例えば、中央制御ユニットによって、映画のイベント、音の効果、本発明によるシアタ・ホール内の光、および、座席、または、ステージに作用を及ぼすために用いられる。
例えば、観客は、本発明によるシアタ・ホール内の雑音レベルによって、投影面上のイベントに作用を及ぼすことができる。この点に関して、例えば、観客からの高雑音レベルによって、映画中のイベントの一定の転換についての合意を、信号で与えることができる。1つ以上のデバイスに一体化されたセンサが、雑音レベルを測定し、その雑音レベルは、次に、映画のイベントの望みの転換がもたらされるように、中央制御ユニットに作用を及ぼす信号に変換される。
本発明のさらなる好適な一実施例において、前記中央制御ユニットに作用を及ぼすための前記デバイスは、移動体無線機器であるか、または、移動体電話技術に基づくデバイスである。ここで、それらは、観客メンバの個人的な移動体電話であっても、シアタ・ホールに備えられているデバイスであってもよい。移動体無線機器、または、移動体電話技術に基づくデバイスは、それらが、シアタ・ホール内に、如何なる配線も必要としないという利点を持つ。それらのデバイスを操作している観客メンバは、中央制御ユニットに作用を及ぼすためのデバイスを持ちながら、シアタ・ホール内を自由に動くことができ、したがって、例えば、(特に、彼らが、シアタ・ホールに任意選択に備えられるステージ上に呼ばれているとき)よりよくイベントに溶け込むことができる。
中央制御ユニットに作用を及ぼすための、さらなる可能なデバイスは、ゲーム・デバイスである。中央制御ユニットに作用を及ぼすための、それぞれのデバイスは、そのデバイスの操作を助けるものとして映像を表示することができる一体型スクリーンを、任意選択にはタッチ・スクリーンを、提示することもある。さらに、そのデバイスは、スピーカも具備することもある。中央制御ユニットに作用を及ぼすためのデバイスは、ケーブルまたは無線を介して、中央制御ユニットに、また、任意選択には互いに、リンクされる。
いくつかの変形例が、中央制御ユニットに作用を及ぼすためのデバイスによって中央制御ユニットに渡される信号の評価に対して、あり得る。1つの可能性は、最初に操作された、中央制御ユニットに作用を及ぼすためのデバイスの信号が、常に、優先度を持つことになる優先度コントローラである。さらなる一つの可能性は、中央制御ユニットに作用を及ぼすためのデバイスの全ての信号を評価して、それらの信号の大多数を示す信号を確定することである。さらに、本発明によるシアタ・ホール内のイベントにおけるそれぞれ一定の時間に、中央制御ユニットに作用を及ぼすための権限をあるデバイスにいずれの場合にも与えることが、あり得る。
本発明のさらなる一実施例において、前記中央制御ユニットによって制御可能な、いくつかの分布した光源および/またはスピーカが、前記シアタ・ホールに位置する。高強度の視覚的・聴覚的な総合的な印象が、共通の中央制御ユニットを介する、本発明によるシアタ・ホール内に配置された全ての投影器、および、シアタ・ホール内に分布するスピーカおよび/または光源、の制御を通じて作り出される。
本発明の好適な一実施例において、本発明による前記シアタ・ホールは、任意選択に高さを調整可能であり、また、任意選択に傾けることができる、多数の分布した、回転可能な観客席を有する。この観客席が回転するという特色は、観客参加者が、如何なる方向のシアタ・ホール内に生じているイベントにも向き合い、また、自分を囲んでいる映像を、360°にわたって包括的に位置合わせすることを可能にする。しかしながら、固定して設置された、回転不可能な観客席も、あり得る。さらに、傾けるという特色によって、例えば、ドーム形状のホール天井の映像を快適に観察することが可能である。
前記観客席を、前記中央制御ユニットによって制御することができることが好ましい。例えば、回転角は、機構的に調整可能であり、また、傾斜角は、液圧式で(hydraulically)調節可能である。観客席は、観客参加者の座位姿勢(観客参加者の鑑賞方向に影響を与える)が、その参加者の注意を、シアタ・ホール内のイベントにとって重要なシーンに導くように、中央制御ユニットによって制御される。さらに、液圧による高さ調整(例えば、観客席の振動または下降のための)は、観客参加者が、より一層、強烈な印象を受け取るように用いることができる。
本発明の好適な一実施例において、前記円形横断面の壁を形成する前記投影面は、透明であり、また、前記投影面に割り当てられる前記投影器は、前記投影面の背後に配置される。この場合には、前面投影画像システムの不利益を、回避することができる。投影器と投影された映像とが、投影面の同じ側に位置すると、観察者の可能な位置および移動が、制限される。投影された光線の遮断を、回避しなければならず、また、投影器自体が、シアタ・ホールの容積の一部を占める。それと対照的に、好適な背面投影技術では、シアタ・ホールの完全な内容積を用いることが可能である。この場合には、投影面の背後に配置された投影器が、それらの正面側から見ることができる映像を作り出す。
本発明の好適な一実施例において、前記ドーム形状のホール天井に割り当てられる前記投影器は、前記ドーム形状のホール天井の下端において、前記シアタ・ホールの内部に、互いに任意の間隔を置いて、好ましくは等間隔に、置かれる。この場合には、例えば、ドームの下端に設置された6個または8個の投影器が、ホール天井を完全に照射することができる。
本発明の好適な一実施例において、前記ドーム形状のホール天井に割り当てられる前記投影器は、光導波管(optical wave guide)を介して、レーザであることが好ましい光源に接続される。光導波管の使用は、シアタ・ホールの外側の場所に光源を配置することを容易にし、したがって、それらの光源は、シアタ・ホールの内容積の如何なる空間も占めず、また、任意選択に、振動なしに据えることができる。したがって、投影器は、小さな容積および軽い重量しか持たず、それらを、シアタ・ホールに問題なく設置することができる。光源として、レーザ、特に、赤、緑、青の三原色で放射するレーザを用いるのが好ましく、そうすると、如何なる色のピクセルも、ホール天井に作り出すことができる。
本発明の好適な一実施例において、前記ドーム形状のホール天井に割り当てられる前記投影器は、前記ドーム形状のホール天井に映像を生成するために、光信号を目標の方向に偏向させるための可動ミラーを具備する。この配置によって、投影器に割り当てられた光源からの光信号、特に、レーザ・パルスを、特定の方向に偏向させて、ホール天井上の特定の点に焦点を結ばせることができる。この技術によって、本発明によるシアタ・ホールのドーム形状のホール天井上に、一点ずつ、および、一ラインずつ、映像を創出することができる。
本発明の好適な一実施例において、本発明によるシアタ・ホールは、前記中央制御ユニットによって制御することができる、液圧で移動可能なパフォーマンス面を有する。それらのパフォーマンス面は、ドーム形状のホール天井の投影面上に生成される映像と組み合って、または、スピーカから作り出される音と組み合って演じるのが好ましいライブ・アーチストおよび/またはミュージシャンのために備えられている。互いに同時に適合し合った、現実のシーンと人工的に生成されるシーンとのプレゼンテーションは、総合的な印象をさらに上昇させる。中央制御ユニットによって制御されて、パフォーマンス面は、例えば、シアタ・ホールのフロアに垂直に、例えば、液圧で移動することができる。
本発明の好適な一実施例において、前記ドーム形状のホール天井は、空気膨張式構造の原理に基づいている。このタイプのホール天井は、本発明によるシアタ・ホールを、1つの場所で、問題なく解体して、別の場所に、再度、建てることができる可搬型の建物の一部として設計することを容易にする。
本発明を、以下において、図面に基づいて、より詳細に説明する。
図1は、本発明によるシアタ・ホールの平面図を示している。オーディトリウム1は、横断面が円形である壁2によって囲まれている。オーディトリウム1の直径は、例えば、およそ51mである。円形横断面を持つ壁2は、その完全な高さにわたって、投影面3によって占められている。壁2の高さは、例えば、10mである。図1に示されている本発明によるシアタ・ホールの実施例では、それは、16個の10m幅の投影面3によって形成されている。投影面3は、透明で、それぞれ、互いに直接的に隣接し合っている。オーディトリウム1の直径が、大きくなればなるほど、投影面3の曲率は、ますます小さくなり、そのことは、映像の投影のために考慮に入れなければならない。
オーディトリウム1から見て外方に向かう側に、各投影面3から始まって、それぞれの投影面3の中心を通過する直線上に位置する点5に至るチャンバ4が、存在する。点5の近傍に、透明な(transparent)投影面3に映像を投影する、投影面3に割り当てられた投影器6が、設置されている。点5まで達するチャンバ4の側面は、本発明によるシアタ・ホールの外壁7を形成している。
オーディトリウム1は、さらに、均一に分布するように配置されたスピーカおよび光源8を含んでいる。それらは、壁2の上端に取り付けるのが好ましい。
さらに、本発明によるシアタ・ホールは、回転可能な観客席9(図1では、そのいくつかしか描かれていない)を有する。観客席9の少なくとも一部は、本発明によるシアタ・ホールの本実施例においては、シアタ・ホール内のイベントを制御するための中央制御ユニット(図示せず)に作用を及ぼすためのデバイス10を備えている。そのため、これらのデバイスは、ジョイスティックまたは移動体無線デバイスであることが好ましい。
観客席9は、ライブ・パフォーマンスのために用意されているパフォーマンス面11を取り囲んでいる。パフォーマンス面11は、液圧(水圧または油圧)で移動可能である(特に、垂直方向に)のが好ましい。パフォーマンス面11を移動させるために、それは、中央制御ユニット(図示せず)によって制御される。ミュージシャンのための、さらなるパフォーマンス面12が、パフォーマンス面11の隣に位置している。これも、中央制御ユニットによって制御することができ、また、液圧で移動させることができる。本発明によるシアタ・ホールのこの好適な実施例においては、パフォーマンス面11は、ライブ・パフォーマのために楕円形の形状を持ち、また、パフォーマンス面12は、ミュージシャンのために、半球状の形状を持っている。
下階に配置されたランプ(ramp)に接続するフロア開口13は、図1に例示されている本発明によるシアタ・ホールの上階に位置するオーディトリウム1へのアクセスを供給する。しかしながら、円形横断面を持つ壁に配置されたドアを通ってのアクセス、または、如何なる他のアクセスも、あり得る。
図2は、図1に例示されている本発明によるシアタ・ホールを含む建物の、部分断面を描いた側面図を例示している。
建物の上階を形成するシアタ・ホールが、下部構造14の上にある。下部構造14の壁19は、大きなガラス面を有するのが好ましい。これは、下部構造14に透明性を生じさせ、そして、浮遊している印象が、上階を形成しているシアタ・ホールに与えられる。しかしながら、下部構造14が存在せずに、1階に配置された本発明によるシアタ・ホールも、あり得る。
下部構造14には、中央制御ユニット15が、位置している。中央制御ユニット15に対して、観客は、その中央制御ユニットに作用を及ぼすためのデバイス10を用いて作用を及ぼすことができ、また、中央制御ユニット15は、投影器、スピーカ、パフォーマンス面、光源の全て、および、任意選択に、シアタ・ホールに配置されている観客席も、制御する。本発明の他の一実施例(図示せず)において、中央制御ユニット15は、しかしながら、別の建物(任意選択に、遠く離れた位置の)内に配置されているのであってもよく、そして、ケーブルまたは無線を介して、本発明によるシアタ・ホールと通信してもよい。
オーディトリウム1のフロア開口13に終端して、観客がオーディトリウム1に入ってくるアクセス・ランプ16は、下部構造14に対して斜めに設置されている。エスカレータ、または、他の一実施例においては、例えば、リフトまたは動く歩道をアクセスとして用いることができる。
本発明によるシアタ・ホールは、さらに、反射投影面として形成されるドーム形状のホール天井17を有する。オーディトリウム1の壁2の投影面3と組み合って、ドーム形状のホール天井17は、印象深い全体像を創出するための、観客を取り囲む画像システムを形成する。ドーム形状の天井17に割り当てられた投影器18は、本実施例においては、ドーム形状のホール天井17の下端に置かれる。それらも、中央制御ユニット15によって制御することができる。しかしながら、それらを、別の場所に、例えば、ホール天井の背後に、または、シアタ・ホールの内部に置くこともできる。
本発明によるシアタ・ホールの平面図 本発明によるシアタ・ホールを含む建物の、部分断面を描いた側面図
符号の説明
1 オーディトリウム
2 円形横断面を持つ壁
3 投影面
4 チャンバ
5 点
6 投影器
7 外壁
8 スピーカおよび光源
9 観客席
10 中央制御ユニットに作用を及ぼすためのデバイス
11 ライブ・パフォーマのためのパフォーマンス面
12 ミュージシャンのためのパフォーマンス面
13 フロア開口
14 下部構造
15 中央制御ユニット
16 アクセス・ランプ
17 ドーム形状のホール天井
18 投影器
19 壁

Claims (14)

  1. いくつかの、隣接して境界を定め合う投影面によって形成される円形横断面を持つ壁を備え、そして、投影器群であって、少なくとも1つの投影器が各投影面に割り当てられる投影器群を有し、そして、いくつかの投影器が割り当てられるドーム形状のホール天井であって、完全な映像が前記円形横断面を持つ壁および前記ドーム形状の天井に現出するように、共通の中央制御ユニットが、全ての投影器を制御することができるドーム形状のホール天井を備え、そして、前記中央制御ユニットに作用を及ぼすためのデバイスを備えるシアタ・ホール。
  2. 前記中央制御ユニットに作用を及ぼすための前記デバイスが、前記シアタ・ホールに配置された観客席の少なくともいくつかに位置するジョイスティック、または、前記シアタ・ホールに運び込むことのできるジョイスティックであることを特徴とする請求項1に記載のシアタ・ホール。
  3. 前記中央制御ユニットに作用を及ぼすための前記デバイスが、少なくとも1つのセンサを具備することを特徴とする請求項1に記載のシアタ・ホール。
  4. 前記センサが、音響信号のグループ(シアタ・ホールの雑音レベル、音声、音)、参加者の眼球または瞳孔の動き、前記参加者の体温、前記参加者の動き、または、匂いから、少なくとも1つの量を獲得し、前記獲得された量が、前記中央制御ユニットに作用を及ぼすための信号に変換されることを特徴とする請求項3に記載のシアタ・ホール。
  5. 前記中央制御ユニットに作用を及ぼすための前記デバイスが、移動体無線デバイスであるか、または、移動体電話技術に基づくものであることを特徴とする請求項1に記載のシアタ・ホール。
  6. 前記中央制御ユニットによって制御することができる、いくつかの分布した光源および/またはスピーカを有することを特徴とする請求項1に記載のシアタ・ホール。
  7. 任意選択に高さを調整可能であり、また、任意選択に傾けることができる、多数の分布した、回転可能な観客席を有することを特徴とする請求項1に記載のシアタ・ホール。
  8. 前記観客席を、前記中央制御ユニットによって制御することができることを特徴とする請求項7に記載のシアタ・ホール。
  9. 横断面が円形である前記壁を形成する前記投影面が、透明であり、また、前記投影面に割り当てられる前記投影器が、前記投影面の背後に配置されることを特徴とする請求項1に記載のシアタ・ホール。
  10. 前記ドーム形状のホール天井に割り当てられる前記投影器が、前記ドーム形状のホール天井の下端において、前記シアタ・ホールの内部に、互いに間隔を置いて配置されることを特徴とする請求項1に記載のシアタ・ホール。
  11. 前記ドーム形状のホール天井に割り当てられる前記投影器が、光導波管を介して光源、特に、レーザに接続されることを特徴とする請求項1に記載のシアタ・ホール。
  12. 前記ドーム形状のホール天井に割り当てられる前記投影器が、前記ドーム形状のホール天井に映像を創出するために、光信号を特定の方向に偏向させるための可動ミラーを具備することを特徴とする請求項1に記載のシアタ・ホール。
  13. 前記中央制御ユニットによって制御することができる、液圧で移動可能なパフォーマンス面を有することを特徴とする請求項1に記載のシアタ・ホール。
  14. 前記ドーム形状のホール天井が、空気膨張式構造の原理に基づくことを特徴とする請求項1に記載のシアタ・ホール。
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