JP3236833U - 没入型シアターシステム - Google Patents

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【課題】放映空間に没入型環境を形成し、観客が鑑賞中に音と映像のリアルな実感覚に浸ることができる没入型シアターシステムを提供する。【解決手段】没入型シアターシステム3は、シアター設備31、マルチメディアオーディオビデオ機器32、中央制御装置33を有し、シアター設備31には放映空間314が形成され、複数のプロジェクター321をさまざまな角度で放映空間314に設置し、複数のスピーカー322と照明部品323を放映空間314に交錯して設置し、中央制御装置33はオーディオビジュアルソースを分割処理し、各プロジェクター321、スピーカー322、照明部品323により、放映空間314内でそれぞれ放映して没入型環境を形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、シアターシステム、特に、没入型シアターシステムに関する。
社会の急速な発展と社会形態の変遷に従い、現代人の暮らしは忙しく、緊張が強いられるものとなっている。
日常生活で生じるストレスを解消するため、現代人は通常、さまざまな余暇、娯楽を通して、ストレスを和らげている。
映画館で映画を観ることも、ストレス発散のために、しばしば行われる余暇、娯楽の一つである。
一般的な映画館は、特定の繁華街における独立した建物として設置されているか、或いは大型商業施設とつながり、大型の室内空間で娯楽のニーズに応えている。
しかし、固定して設置された映画館では、営業時間が固定されているばかりか、放映される映画も一定である。
そのため、放映される映画に、すべての人が満足するとは限らず、映画館側としては受動的に観客が来るのを待つことしかできない。
また、上映中の映画に興味がある時にしか観客は映画館に来ないため、入場人数が制限される。
しかも、特殊効果を有し、ロイヤリティが高い映画においては、観客動員数が期待通りでなければ、会場スペースの無駄であり、運営コストと調達コストを回収できないという問題がある。
また、特殊効果を備える映画を放映する際に、鑑賞中に観客がリアルな臨場感を体験できなければ、映画鑑賞に対する評価が下がってしまう。
前記したような従来の映画館は、設置、営業時間、上映作品が固定され、受動的に観客を待つことしかできず、特殊効果を有する作品にはコストを回収できるかどうかわからないというリスクと、観客にリアルな臨場感を体験してもらえなければ評価が下がるという欠点がある。
本考案が解決しようとする課題は、放映空間に没入型環境を形成し、観客が鑑賞中に音と映像のリアルな実感覚に浸ることができる没入型シアターシステムを提供することにある。
本考案の没入型シアターシステムは、シアター設備、マルチメディアオーディオビデオ機器、及び、前記マルチメディアオーディオビデオ機器と連結される中央制御装置を有する。
前記シアター設備は、複数の観客が立つために用いるフロアベース、前記フロアベースの周囲を囲んで設置する複数の組合せ壁、前記各組合せ壁に前記フロアベースと対向して連接される頂点壁、前記フロアベース及び前記各組合せ壁及び前記頂点壁により囲まれる放映空間、及び前記フロアベースと前記各組合せ壁に設けられる表示セットを有する。
一つの組合せ壁には、出入り口を開設し、しかも前記放映空間は、前記出入り口を通して外部空間と相互に連通し、前記フロアベースは、前記放映空間に向かった内底面を有し、前記各組合せ壁は、前記放映空間に向かった内壁面を有し、前記表示セットは、前記内底面に設置される少なくとも1個の第一表示面、及び、前記各内壁面に設置される少なくとも1個の第二表示面を有する。
前記放映空間内に設置されるマルチメディアオーディオビデオ機器は、複数のプロジェクター、複数のスピーカー及び複数の照明部品を有し、前記プロジェクターは、さまざまな角度に向かい、投影方向を交錯させて前記放映空間中に設置され、これにより、前記プロジェクターは、前記フロアベースと前記各組合せ壁に向かって、複数のプロジェクトイメージを、前記第一表示面と前記第二表示面に投影する。
前記各スピーカーと前記各照明部品は、前記放映空間内に間隔を開けて分けて設置され、前記マルチメディアオーディオビデオ機器が駆動されると、前記放映空間においてサラウンドAVフィールドが形成され、前記各照明部品は、前記放映空間において照明を変化させる。
前記中央制御装置は、前記各プロジェクター及び前記各スピーカーと連結されるビデオプレーヤー、前記各照明部品と連結される照明コントローラー、及び前記ビデオプレーヤー及び前記照明コントローラーとそれぞれ連結されるコントロールコンソールを有し、しかも前記コントロールコンソールは、前記ビデオプレーヤーと前記照明コントローラーの作動を制御する。
前記ビデオプレーヤーは、オーディオビジュアルソースを放映でき、前記オーディオビジュアルソースは、オーディオ信号及びイメージ信号を有し、しかも前記ビデオプレーヤーは、前記コントロールコンソールの制御を経て、前記オーディオビジュアルソースのイメージ信号に対して分割処理を行い、分割処理を経たイメージ信号は前記コントロールコンソールの制御下で、前記各プロジェクターにそれぞれ伝送されて投影され、オーバーラップ及び統合され前記各プロジェクトイメージを形成し、前記各プロジェクトイメージは、前記各プロジェクターにより、前記第一表示面と前記第二表示面に投影され、同時に、前記オーディオ信号は前記コントロールコンソールの制御下で、前記各スピーカーに伝送されて音波として出力され、前記各プロジェクトイメージを通して、前記オーディオ信号と連結し、前記オーディオビジュアルソースが表示されるイメージを形成する。
前記照明コントローラーは、多種の照明ディスプレイモードを有し、前記コントロールコンソールの制御下で、前記各照明部品を連動し、照明ディスプレイモードに基づき、照明を変化させる。
前記各プロジェクター、前記各スピーカー、前記各照明部品が同期作動した時、前記放映空間内のサラウンドAVフィールドは没入型環境を産生し、観客は前記オーディオビジュアルソースが形成するイメージに取り囲まれ、前記没入型環境に浸れる。
本考案の没入型シアターシステムは、シアター設備が、随時、迅速に組み立てて使用できる設計であるため、観客が立つために用いる複数の放映空間を容易に作りだすことができ、放映空間内において各プロジェクター、スピーカー、照明部品を対応させ、さまざまな角度で交錯し間隔を開けて設置し、コントロールコンソールがビデオプレーヤーをコントロールし、オーディオビジュアルソースのイメージ信号に対して分割処理を行い、分割したイメージ信号を、各プロジェクターに伝送し、及びオーディオビジュアルソースのオーディオ信号を各スピーカーに伝送し、さらに各照明部品に対応し、照明ディスプレイモードに基づき、照明を変化させ、放映空間内のサラウンドAVフィールドにおいて没入型環境を生み出し、これにより各観客はオーディオビジュアルソースが生み出すイメージにダイレクトに取り囲まれ、没入型環境中に浸ることができる。
シアター設備、マルチメディアオーディオビデオ機器、及び中央制御装置を移動ツール上に設置すれば、没入型シアターシステムは適時に移動させられ、これにより、場所の制限を受けず、随時会場を変えられるという機動性を実現し、シアター設備の使用率を効果的に高めることができる。
本考案の第一実施形態を示す没入型シアターシステムの概略平面図である。 本考案の第一実施形態に係る没入型シアターシステムの制御プロセスを示す図である。 本考案の第二実施形態を示す没入型シアターシステムの概略平面図である。 本考案の第二実施形態に係る没入型シアターシステムの制御プロセスを示す図である。 本考案の第三実施形態を示す没入型シアターシステムの側面図である。
以下、本考案の実施形態を図面を参照する等して説明する。なお、本考案は、以下の実施形態に限定されないことはいうまでもない。
[第一実施形態]
図1及び図2は、本考案の第一実施形態を示す。
第一実施形態において、没入型シアターシステム3は、シアター設備31、シアター設備31に設置されるマルチメディアオーディオビデオ機器32、マルチメディアオーディオビデオ機器32と連結される中央制御装置33を有する。
中央制御装置33は、マルチメディアオーディオビデオ機器32の作動を制御できる。
シアター設備31は、複数の観客が立つために用いるフロアベース311、フロアベース311の周囲を囲んで設置する複数の組合せ壁312、各組合せ壁312に連接する頂点壁313、フロアベース311及び各組合せ壁312及び頂点壁313により囲まれる放映空間314、一つの組合せ壁312に開設される出入り口315、及びフロアベース311と各組合せ壁312に連接される表示セット316を有する。
頂点壁313はフロアベース311と対向した箇所に位置する。
出入り口315がオープン状態にある時、放映空間314は、出入り口315により、外部空間と相互に連通する。
フロアベース311は、放映空間314に向かった内底面311Aを有し、各組合せ壁312は、放映空間314に向かった内壁面312Aを有する。
表示セット316は、内底面311Aに設置される少なくとも1個の第一表示面316A、及び各内壁面312Aに設置される少なくとも1個の第二表示面316Bを有する。
本実施形態では、出入り口315位置には、ドア317を設置し、出入り口315の開閉作業を行うことができる。
ドア317のクローズ時、出入り口315は、ドア317に封鎖され、これにより放映空間314は外部空間と相互に連通できない。
反対に、ドア317を操作して開けると、出入り口315はオープン状態を呈する。
この時、放映空間314は、出入り口315を通して、外部空間と相互に連通する。
マルチメディアオーディオビデオ機器32は、複数のプロジェクター321、複数のスピーカー322及び複数の照明部品323を有する。
各プロジェクター321は、さまざまな角度に向かい、投影方向を交錯させて放映空間314中に設置される。
これにより、各プロジェクター321は、フロアベース311と各組合せ壁312に向かい、複数のプロジェクトイメージを、第一表示面316Aと第二表示面316Bに投影する。
各プロジェクター321がさまざまな方向に向かって交錯設置されることで、第一表示面316Aと第二表示面316Bに投影されるプロジェクトイメージは、3Dイメージ表示効果を呈する。
各スピーカー322は間隔を開けて放映空間314の四隅に設置され、これにより放映空間314内に位置する観客は、スピーカー322に取り囲まれる。また、各照明部品323は間隔を開けて放映空間314内に設置され、しかも各照明部品323は、放映空間314で照明を変化させる。
こうして、マルチメディアオーディオビデオ機器32が駆動されると、放映空間314において、立体的に取り囲む音声・映像領域であるサラウンドAVフィールドが形成される。
中央制御装置33は、各プロジェクター321、各スピーカー322と連結されるビデオプレーヤー331、各照明部品323と連結される照明コントローラー332、ビデオプレーヤー331、照明コントローラー332とそれぞれ連結され、ビデオプレーヤー331、照明コントローラー332の作動をコントロールするコントロールコンソール333を有する。
ビデオプレーヤー331は、オーディオビジュアルソースを放映でき、オーディオビジュアルソースは、オーディオ信号及びイメージ信号を有する。
コントロールコンソール333がビデオプレーヤー331をコントロールし、イメージ信号に処理を行い、複数の独立したイメージ層に分割する。各独立したイメージ層は、コントロールコンソール333の制御下で、各プロジェクター321にそれぞれ伝送され、異なるプロジェクター321によりそれぞれ第一表示面316Aと第二表示面316Bに投影され、統合したプロジェクトイメージを形成する。
同時に、オーディオ信号はコントロールコンソール333の制御下で、各スピーカー322に送られ音波として出力される。
照明コントローラー332は、多種の照明ディスプレイモードを有し、コントロールコンソール333の制御下で、各照明部品323を連動し、緊急照明モードなどの照明ディスプレイモードに基づき照明を変化させる。
或いは、オーディオビジュアルソースの放映シーンに対応し、異なる照明ディスプレイモードの変換等を行う。
これにより、各プロジェクター321、各スピーカー322及び各照明部品323の同期作動下で、放映空間314内のサラウンドAVフィールドは、没入型環境を産生し、各観客は、オーディオビジュアルソースが形成するイメージにダイレクトに取り囲まれ、没入型環境中に没入する。
さらに、照明コントローラー332の操作は、コントロールコンソール333の統一制御を受け、或いはマニュアルインターフェースの設置等で、異なる制御ニーズに応じて切り換えを行うことができる。
当然、コントロールコンソール333上に、時間同期モジュール333aを追加で設置し、時間同期モジュール333aによりビデオプレーヤー331と照明コントローラー332を制御し同期放映を行うこともできる。
図1に示す通り、指定の広い場所にシアター設備31を組み立てる。
シアター設備31の組み立てが完成したら、放映空間314内の一部のエリアに人が集中し、プロジェクション効果に影響が及ぶのを避けるため、フロアベース311上に間隔を開けて、立ち位置を示すための複数のポジショニングマーク(図示なし)を設ける。
同時に、各プロジェクター321は、その時、放映を選択されたオーディオビジュアルソースに基づき、それぞれ異なる角度の向きと交錯した設置で、第一表示面316Aと第二表示面316Bに向かって投影を行う。
また、各スピーカー322、各照明部品323を、放映空間314の四隅に間隔を開けて分けて設置する。
同時に、各照明部品323の照明投射方向も、オーディオビジュアルソースに基づき設定を調整し、次に、中央制御装置33と各プロジェクター321、各スピーカー322及び各照明部品323を連結し、これにより制御の便を図る。
よって、没入型シアターシステム3は、組み立て過程において、さほどの時間を費やす必要なく、使用に供することができる。
放映空間314に入ろうとする複数の観客は、ドア317のオープン時に、順番に出入り口315位置から放映空間314内に入る。
当然、出入り口315箇所では、スタッフを配置し、入場チケットの授受、或いは人数の規制を行う。
観客が放映空間314に入り、立ち位置のポジショニングマークを各自選択し立った後、スタッフはドア317を閉める。
これにより、出入り口315箇所を封鎖し、放映空間314は外部空間と連通できなくなる。
続いて、コントロールコンソール333の制御操作を通して、各照明部品323を連動して明るい状態からオフへと転換する。この結果、放映空間314内は暗くなり、しかも非常口(図示なし)の表示だけが行われる。
次に、コントロールコンソール333により先ずビデオプレーヤー331を制御し、選択したオーディオビジュアルソースのイメージ信号の分割処理を行う。
これにより、イメージ信号中のイメージと色層は分割され、複数の独立したイメージ層を形成し、オーディオ信号も状況に応じて分割処理を行い、各独立したイメージ層は、コントロールコンソール333の制御下で、各プロジェクター321にそれぞれ伝送される。
同時に、オーディオ信号は、各スピーカー322に送られ、時間同期モジュール333aによりビデオプレーヤー331と照明コントローラー332を同期駆動する。
これにより、各プロジェクター321、各スピーカー322及び各照明部品323は同期連動され、放映空間314内で、サラウンドAVフィールドが形成される。
続いて、各プロジェクター321は独立したイメージ層を各自受け取った後、同期制御中で、さまざまな向き角度で、各独立したイメージ層を第一表示面316Aと第二表示面316Bに投影する。
各独立したイメージ層の色彩の違いによって、各独立したイメージ層を第一表示面316Aと第二表示面316Bに投影すると、イメージのオーバーラップと統合を生じる。
次に、観客が両目で見ることによる収束機能により、3Dイメージ効果のプロジェクトイメージが形成され、プロジェクトイメージは、観客の周囲に出現し、或いは観客の間に出現する。
これにより、観客はプロジェクトイメージにダイレクトに取り囲まれ、こうして放映空間314内のサラウンドAVフィールドは、観客が没入しやすい没入型環境を形成する。
これにより、各観客は、放映空間314に360度で映し出されるビデオパノラマに取り囲まれ、没入感を感じることができる。
当然同時に、分割後のオーディオ信号は、異なる方位に位置するスピーカー322の音声として伝送され、繋がって、聴覚において、さまざまなサラウンドAVフィールド効果を生じる。
また、オーディオビジュアルソースの放映ニーズに対応し、各照明部品323を制御し、照明ディスプレイモードに基づき、照明変化等の同期した対応を行い、これにより観客は鑑賞過程において、視覚と音声の迫力あるリアルな実感覚に没入することができる。
この結果、オーディオビジュアル放映の迫力あるリアルな実感覚を感じることができ、これにより離れた位置の観客が特殊放映効果を備えた映像を鑑賞できないという欠点を克服でき、観客は3D画像効果の立体視覚イメージへの没入を体験できる。
[第二実施形態]
図3及び図4は、本考案の第二実施形態を示す。第二実施形態は、第一実施形態とほぼ同様の構成を有するので、異なる部分について説明する。
本実施形態中では、放映過程において、観客が違った感覚を体験できるよう、放映空間314内に、コントロールコンソール333と相互に連結される特殊効果ジェネレーター324を追加設置する。
特殊効果ジェネレーター324は、コントロールコンソール333の駆動を受け、放映空間314内で、風、香り、ミスト等のオーディオビジュアルソースと相互に対応する特殊効果を生じる。
これにより、オーディオビジュアルソースのシナリオのさまざまな特殊ニーズに対応して調整を行う。
特殊効果ジェネレーター324の取り付け位置は、各プロジェクター321間とすることができ、或いは放映空間314の四隅箇所に間隔を開けて設置する。
特殊効果ジェネレーター324を合わせて利用することで、3Dイメージ効果の立体視覚鑑賞感を出現させられる他、放映空間314内で風、香り、ミスト等のさまざまな現象を模倣して加えることで、4Dの感覚効果を形成することができる。
こうして、オーディオビジュアルソースは、多層で豊富な変化を備え、観客はリアルな刺激と緊張感に没入でき、エンターテイメント効果を大きく高め、鑑賞効果を高めることができる。
[第三実施形態]
図5は、本考案の第三実施形態を示す。第三実施形態は、前記した第一及び第二実施形態とほぼ同様の構造を備える。
但し、本実施形態では、没入型シアターシステム3が使用において場所の制限を受けないように考えられている。
即ち、シアター設備31、マルチメディアオーディオビデオ機器32及び中央制御装置33を、移動ツール4上に設置する。
これにより、没入型シアターシステム3は移動可能となっている。
こうして、移動ツール4の任意の移動を通して、異なる地区の使用ニーズに基づき、没入型シアターシステム3を、移動ツール4により機動的に変換して移動させることができる。
しかも、移動ツール4が到着して定位された後、没入型シアターシステム3はすぐに組み立て使用でき、これにより没入型シアターシステム3の使用効率と鑑賞人数を拡大することができる他、オーディオビジュアルソース調達コストの回收率を高め、運営コストを効果的に節減できる。
以上は本考案の実施形態を説明するに過ぎず、本考案の権利範囲を限定するものではなく、本考案によって保護される権利範囲は実用新案登録請求の範囲を基準とする。
3 没入型シアターシステム
31 シアター設備
32 マルチメディアオーディオビデオ機器
33 中央制御装置
311 フロアベース
312 組合せ壁
313 頂点壁
314 放映空間
315 出入り口
316 表示セット
317 ドア
311A 内底面
312A 内壁面
316A 第一表示面
316B 第二表示面
321 プロジェクター
322 スピーカー
323 照明部品
324 特殊効果ジェネレーター
331 ビデオプレーヤー
332 照明コントローラー
333 コントロールコンソール
333a 時間同期モジュール
4 移動ツール

Claims (6)

  1. 没入型シアターシステムであって、シアター設備、マルチメディアオーディオビデオ機器、及び、前記マルチメディアオーディオビデオ機器と連結される中央制御装置を有し、
    前記シアター設備は、複数の観客が立つために用いるフロアベース、前記フロアベースの周囲を囲んで設置する複数の組合せ壁、前記各組合せ壁に前記フロアベースと対向して連接される頂点壁、前記フロアベース及び前記各組合せ壁及び前記頂点壁により囲まれる放映空間、及び前記フロアベースと前記各組合せ壁に設けられる表示セットを有し、
    一つの組合せ壁には、出入り口を開設し、前記放映空間は、前記出入り口を通して外部空間と相互に連通し、前記フロアベースは、前記放映空間に向かった内底面を有し、前記各組合せ壁は、前記放映空間に向かった内壁面を有し、前記表示セットは、前記内底面に設置される少なくとも1個の第一表示面、及び、前記各内壁面に設置される少なくとも1個の第二表示面を有し、
    前記放映空間内に設置されるマルチメディアオーディオビデオ機器は、複数のプロジェクター、複数のスピーカー及び複数の照明部品を有し、前記プロジェクターは、さまざまな角度に向かい、投影方向を交錯させて前記放映空間中に設置され、これにより、前記プロジェクターは、前記フロアベースと前記各組合せ壁に向かって、複数のプロジェクトイメージを、前記第一表示面と前記第二表示面に投影し、
    前記各スピーカーと前記各照明部品は、前記放映空間内に間隔を開けて分けて設置され、前記マルチメディアオーディオビデオ機器が駆動されると、前記放映空間においてサラウンドAVフィールドが形成され、前記各照明部品は、前記放映空間において照明を変化させ、
    前記中央制御装置は、前記各プロジェクター及び前記各スピーカーと連結されるビデオプレーヤー、前記各照明部品と連結される照明コントローラー、及び前記ビデオプレーヤー及び前記照明コントローラーとそれぞれ連結されるコントロールコンソールを有し、
    前記コントロールコンソールは、前記ビデオプレーヤーと前記照明コントローラーの作動を制御し、
    前記ビデオプレーヤーは、オーディオビジュアルソースを放映でき、前記オーディオビジュアルソースは、オーディオ信号及びイメージ信号を有し、前記ビデオプレーヤーは、前記コントロールコンソールの制御を経て、前記オーディオビジュアルソースのイメージ信号に対して分割処理を行い、分割処理を経たイメージ信号は前記コントロールコンソールの制御下で、前記各プロジェクターにそれぞれ伝送されて投影され、オーバーラップ及び統合され前記各プロジェクトイメージを形成し、前記各プロジェクトイメージは、前記各プロジェクターにより、前記第一表示面と前記第二表示面に投影され、前記オーディオ信号は前記コントロールコンソールの制御下で、前記各スピーカーに伝送されて音波として出力され、前記各プロジェクトイメージを通して、前記オーディオ信号と連結し、前記オーディオビジュアルソースが表示されるイメージを形成し、
    前記照明コントローラーは、多種の照明ディスプレイモードを有し、前記コントロールコンソールの制御下で、前記各照明部品を連動し、照明ディスプレイモードに基づき、照明を変化させ、
    前記各プロジェクター、前記各スピーカー、前記各照明部品が同期作動した時、前記放映空間内のサラウンドAVフィールドは没入型環境を産生し、観客は前記オーディオビジュアルソースが形成するイメージに取り囲まれ、前記没入型環境に浸れる
    ことを特徴とする没入型シアターシステム。
  2. 前記放映空間内に、前記コントロールコンソールと相互に連結した特殊効果ジェネレーターを追加設置し、
    前記特殊効果ジェネレーターは、前記コントロールコンソールの駆動を受け、前記放映空間内で前記オーディオビジュアルソースと相互に対応する特殊効果を産生することを特徴とする請求項1に記載の没入型シアターシステム。
  3. 前記各プロジェクターがさまざまな方向に向けて交錯設置されることで、前記第一表示面と前記第二表示面にそれぞれ投影されたプロジェクトイメージは、3Dイメージ表示効果を形成することを特徴とする請求項1或いは請求項2に記載の没入型シアターシステム。
  4. 前記出入り口の位置にはドアを設置し、前記出入り口の開閉作業を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の没入型シアターシステム。
  5. 前記シアター設備、前記マルチメディアオーディオビデオ機器、前記中央制御装置は、移動ツール上に設置され、これにより前記没入型シアターシステムは移動可能となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の没入型シアターシステム。
  6. 前記コントロールコンソールは、前記ビデオプレーヤー及び前記照明コントローラーとそれぞれ連結した時間同期モジュールを有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の没入型シアターシステム。
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