JP2018075756A - スクリーン印刷機 - Google Patents

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Abstract

【課題】部材同士の干渉判定を行うスクリーン印刷機を提供する。【解決手段】間隔調整が可能な一対のマスク受け部材によってマスク20を幅方向から保持するマスク保持装置2と、マスクにクリームはんだを塗り延ばすスキージ装置と、基板を搬送する搬送装置と、マスク20に対して基板を上下方向に位置決めする昇降装置と、クリーニングヘッド25を昇降部材により昇降させてクリーニングペーパをマスクの下面に押し当てた状態で拭き取り清掃するクリーニング装置と、各装置の駆動を制御する制御装置とを有し、クリーニング装置の昇降部材には、その出力状態を検出する検出手段が設けられ、検出手段の検出信号に基づき、制御装置によってクリーニングヘッド25とマスク受け部材との干渉判定が行われるスクリーン印刷機。【選択図】図6

Description

本発明は、部材同士の干渉判定が可能なスクリーン印刷機に関する。
スクリーン印刷機では、マスクに形成された印刷パターン(パターン孔)を通して回路基板にクリームはんだが印刷される。その際、マスクに対して上面からスキージによってクリームはんだが塗り延ばされるため、そのクリームはんだがパターン孔を通してマスク下面に回り込んでしまい汚れとなる。そして、この汚れは印刷に際して回路基板に付着するなどして品質を低下させる原因になるため、スクリーン印刷機には汚れの除去を行うクリーニング装置が搭載されている。
ところで、基板には様々なサイズのものがあり、マスクに関しても基板に対応したサイズのものが用意されている。そのため、基板保持装置やマスク保持装置およびクリーニング装置などは、それぞれの対応部品がサイズに応じて組み替えられるようになっている。この点について、下記特許文献1には、マスク保持装置におけるマスクの交換に関する開示がある。具体的には、マスクサイズに応じて位置の変更が可能なマスクホルダについて、マスクサイズの変更をホルダ位置検出ユニットによって検出可能にした構成が記載されている。
特開2006−007625号公報
マスクのサイズ変更は基板のサイズ変更に伴って行われるが、基板のサイズ変更が行われた場合には、クリーニング装置のクリーニングヘッドのサイズ変更も行われる。各装置にはサイズに応じた交換部品の組み合わせがあり、それぞれのサイズが対応していない場合には、駆動時に部品同士の干渉が生じてしまうからである。この点、前記従来例では、マスクサイズに応じた印刷準備作業の実行指示が行われるようになっている。すなわち、作業者に確認を促すための注意メッセージが表示部に表示される。しかしながら、実際には段取り替えを行ったクリーニングヘッドが作業者のミスによって適切なサイズでない場合があり得る。また、その注意メッセージを見落としてしまいクリーニングヘッドの交換が行われないまま印刷作業が実行されることが起こり得る。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、部材同士の干渉判定を行うスクリーン印刷機を提供することを目的とする。
本発明に係るスクリーン印刷機は、間隔調整が可能な一対のマスク受け部材によってマスクを幅方向から保持するマスク保持装置と、前記マスクに対して上方からクリームはんだを塗り延ばすスキージ装置と、前記マスクの下に基板を搬送する搬送装置と、前記マスクに対して前記基板を上下方向に位置決めする昇降装置と、クリーニングヘッドを昇降部材により昇降させてクリーニングペーパを前記マスクの下面に押し当てた状態で拭き取り清掃するクリーニング装置と、前記各装置の駆動を制御する制御装置とを有し、前記クリーニング装置の昇降部材には、その出力状態を検出する検出手段が設けられ、前記検出手段の検出信号に基づき、前記制御装置によって前記クリーニングヘッドとマスク受け部材との干渉判定が行われる。
前記開示の構成によれば、クリーニング装置を検査駆動させ、クリーニングヘッドをクリーニングペーパがマスクの下面に押し当てられる位置まで上昇させ場合に、検出手段からの検出信号によって、正しくクリーニングヘッドが上昇しているか否か、つまり他の部材とクリーニングヘッドが干渉しているか否かについての干渉判定が行われる。
スクリーン印刷機の一実施形態を示した斜視図である。 スクリーン印刷機の内部を簡易的に示した側面図である。 大きいサイズのマスクを保持した状態のマスクホルダを示した斜視図である。 小さいサイズのマスクを保持した状態のマスクホルダを示した斜視図である。 前面開閉カバーの裏側に配置されたクリーニング装置を示した斜視図である。 マスクホルダとクリーニング装置の一部を簡略化して示した図である。 第2参考例の実施状況を示した簡略図である。 第3参考例の実施状況を示した簡略図である。
次に、本発明に係るスクリーン印刷機の一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。図1は、本実施形態のスクリーン印刷機を示した斜視図であり、上面開閉カバーが開いた状態が示されている。また、図2は、スクリーン印刷機の内部を簡易的に示した側面図である。このスクリーン印刷機1は、基板に対してクリームはんだを印刷するものであり、例えば印刷状態を検査する検査機や基板に電子部品の装着を行う部品装着機などと共に回路基板生産ラインを構成するものである。
そうしたスクリーン印刷機1は、機内に設置されたマスクの下に基板が搬送され、マスク上面から印刷パターン(貫通孔)を通して下側の基板にクリームはんだが塗布される。そこで、スクリーン印刷機1の機内上部側には、機体幅方向に対になるように配置されたマスクホルダ2があり、マスク枠に固定されたマスクが保持されるようになっている。そして、マスクホルダ2の上にはスキージ装置3が設置され、機体前後方向に移動可能な状態で取り付けられている。なお、本実施形態では、スクリーン印刷機1の機体前後方向をY軸方向、機体幅方向(基板の搬送方向)をX軸方向、そして機体高さ方向をZ軸方向として説明する。
マスクホルダ2の下には、基板を搬送するとともに所定の位置で基板を保持するための基板用テーブル5が設置されている。基板用テーブル5は、基板を機体幅方向に搬入及び搬出させる基板搬送装置と、基板を機体前後方向にクランプするためのクランプ装置、そして基板をクランプ位置やマスク下へと上下方向に位置決めする昇降装置などによって構成されている。
次に、図3及び図4は、そのマスクホルダ2を示した斜視図である。本実施形態では、複数サイズの基板に対応して、マスク20にも複数サイズのものが用意されており、図3は大きいサイズのマスク20Lを保持した状態が示され、図4には小さいサイズのマスク20Sを保持した状態が示されている。
機体幅方向(X軸方向)に位置する一対のマスクホルダ2は、所定の間隔をおいて配置された一対の脚体11に対して取り付けられ、対称的に構成されている。マスクホルダ2は、脚体11上面の2か所にガイドブロック12が固定され、それぞれ棒状のスライダ13が摺動可能に組み付けられ、さらに2本のスライダ13にマスク受け15が固定されている。従って、スクリーン印刷機1のマスクホルダ2は、作業者によってマスク20の大きさに応じて一対のマスク受け15の間隔が調整できるようになっている。
マスク受け15は、L字形の板状部材であり、マスク枠202が載る水平部分が向かい合うようにして配置されている。また、各々のマスク受け15には2個ずつのマスククランプシリンダ(エアシリンダ)16が取り付けられ、下方に伸張作動するピストンロッドの押え付けにより、マスク枠202がマスク受け15に保持されるようになっている。なお、本実施形態のマスクホルダ2は、マスク受け15を長尺な一つの部材として構成したものであるが、マスククランプシリンダ16の下方箇所だけに配置する短尺なマスク受けであってもよい。
続いて、図5は、前面開閉カバーの裏側に配置されたクリーニング装置を示した斜視図である。スクリーン印刷機1は、図1に示すように全体が本体カバー4によって覆われ、上面開閉カバー401と前面開閉カバー402とが開閉可能になっている。クリーニング装置6は、その前面開閉カバー402の裏側が退避箇所になっている。このクリーニング装置6は、矢印で示すようにスクリーン印刷機1の前後方向に往復移動することにより、クリーニングペーパ21によってマスクの汚れを下面側から拭き取るようにしたものである。印刷の繰返しによりマスクの下面が汚れ、あるいはパターン孔にはんだが残って品質を低下させてしまうからである。そのため、定期的にクリーニング装置6によりマスクの清掃が行われる。
クリーニング装置6は、使用前のクリーニングペーパ21が第1ローラ23から巻き出され、拭き取りを行って使用済みとなった部分が第2ローラ24によって巻き取られるように構成されている。第1ローラ23と第2ローラ24とは平行に回転支持されており、両者にまたがって巻かれたクリーニングペーパ21の下には、クリーニングヘッド25が配置されている。クリーニングヘッド25は、クリーニング用シリンダ26(エアシリンダ)によって昇降可能なものであり、クリーニングペーパ21をマスク下面に押し当てるためのものである。
よって、クリーニングヘッド25の上昇により、第1ローラ23と第2ローラ24との間のクリーニングペーパ21がマスクの下面に押し当てられ、その状態でクリーニング装置6が往復移動することにより、マスクの汚れが拭き取られるようになっている。そうしたクリーニングペーパ21には、マスクに直接当たる拭き取り部分に対し、溶剤供給装置9よって溶剤が塗布される。溶剤供給装置9は、前面開閉カバー402に組み付けられており、クリーニングペーパ21に対する溶剤の塗布は、前面開閉カバー402に接近したクリーニング装置6の退避箇所で行われる。
ところで、基板には様々なサイズがあるため、スクリーン印刷機1では、製造対象となる基板の大きさに合わせて、クランプ装置やマスクホルダ2などについて段取り替えが行われる。マスクホルダ2の段取り替えではサイズの異なるマスクの交換が行われる。例えば、大きいマスク20Lから小さいマスク20Sへの交換は、図3から図4に示すように、作業者によって一対のマスク受け15について間隔を狭める調整が行われる。スライダ13には目盛りが付けてあるため、ガイドブロック12を基準にした位置合わせによりマスク20Lからマスク20Sの大きさに合わせたマスク受け15の移動が行われる。
そして、マスク20の交換が行われた場合には、クリーニング装置6のクリーニングヘッド25についても交換が行われる。クリーニングヘッド25を小さいサイズのものに交換すべきところ、サイズの大きいクリーニングヘッド25のままでは、距離の縮まった一対のマスク受け15に端部が当たってしまい、マスクの拭き取りができなくなってしまうからである。そこで、本実施形態では、作業者による交換のし忘れに対応すべく、クリーニングヘッド25とマスク受け15との干渉判定が行われる構成が採られている。
ここで図6は、マスクホルダ2とクリーニング装置6の一部を簡略化して示した図である。クリーニング装置6は、上方に突き出したクリーニング用シリンダ26のピストンロッドに対してクリーニングヘッド25が取り付けられている。クリーニング用シリンダ26の昇降ストロークはクリーニングヘッド25のサイズに関わらず常に一定である。マスクはサイズに関わらず常に同じ高さにクランプされているからである。そこで、本実施形態では、クリーニング用シリンダ26にシリンダセンサ27が取り付けられ、出力時のピストン位置が検出できるようになっている。具体的には、マスク20の下面にクリーニングペーパ21が押し当てられるときのクリーニング用シリンダ26のストロークが検出できるように構成されている。
そのシリンダセンサ27は、スクリーン印刷機1の制御装置に接続されている。そこで、段取り替えの後には、制御装置によりクリーニング装置6に対する検査駆動制御が行われる。その検査駆動によりクリーニング用シリンダ26が伸長作動してクリーニングヘッド25が上昇すれば、シリンダセンサ27からの検知信号が制御装置に送信される。しかし、クリーニング用シリンダ26を伸長作動させたにも関わらず、シリンダセンサ27からの検知信号がなければ、本来のストロークが得られなかったことになる。つまり、図6において一点鎖線で示すように、シリンダヘッド25のサイズが大きいため、その端部がマスク受け15に当たってしまっている状態である。
そこで、シリンダセンサ27からの検知信号がなければ、制御装置により本体カバー4から延びたシグナルタワー8が点滅表示され、或いはブザーや音声などにより作業者への報知が行われる。そこで、クリーニングヘッド25の誤りに気が付いた作業者により取り替えが行われる。こうしたシリンダセンサ27による干渉判定は、マスク受け15のある位置でクリーニング用シリンダ26が伸長作動して行われる。そのため、図3に示すような長尺なマスク受け15の場合には、クリーニング装置6が図5に示す前面開閉カバー402裏の退避位置から最も近い端部下まで移動して行われる。一方で、短尺なマスク受けによって構成されている場合は、そのマスク受けはマスククランプシリンダ16の下方にしかないため、クリーニング装置6はその位置まで移動して行われる。
続いて、クリーニングヘッド25とマスク受けとの干渉判定について別の参考例を説明する。先ず、第1参考例について説明する。図5に示すように、スクリーン印刷機1には、クリーニング装置6に対して溶剤供給装置9が前面開閉カバー402の裏側に固定されている。溶剤供給装置9は、支持プレート31にガイドレール32が水平に固定され、そのガイドレール32にはノズルを備えた走行台33が移動可能な状態で取り付けられている。通常時の走行台33は、最長のクリーニングヘッド25に対応した幅広のクリーニングペーパ21に溶剤を塗布することができるように、図示するようにガイドレール32の最端部に位置している。そこで、本参考例では、その走行台33に、最長サイズのクリーニングヘッド25の端部を検出するヘッド用センサ35が取り付けられている。
一方、マスクホルダ2は、図3および図4に示すように、脚体11に対してX軸方向に平行なアーム41が固定され、そこに認識マークが下端面に付された確認用ロッド42が垂直に取り付けられている。確認用ロッド42の下端面の認識マークはカメラ45(図2参照)によって撮像され、画像処理されるものである。ただ、カメラ45の撮像データから確認用ロッド42の有無が認識できればよいため、認識マークは必ずしも必要ではない。そして、マスク受け15には遮蔽板43がX軸方向に平行な状態で固定されている。この遮蔽板43は、サイズの小さいマスク20Sに対応してマスク受け15が移動した場合に、確認用ロッド42をカメラ45から隠すようにしたものである。
そこで、図3から図4に示すように、大きいマスク20Lから小さいマスク20Sへとサイズ変更が行われた場合には、一対のマスク受け15について間隔を狭める調整が行われる。このとき、定位置にある確認用ロッド42に対する撮像位置へカメラ45が移動し、そこで撮像されたカメラ45の撮像データが制御装置へと送られて画像処理が行われる。そして、確認用ロッド42の認識マークが撮像されているか否かによってマスク受け15の位置が特定される。
従って、マスク20Sへの交換が行われた場合には、一対のマスク受け15の距離が狭められ、カメラ45では認識マークが撮像されないため、マスク受け15の位置が内側に移動したことが確認される。そこで、例えばヘッド用センサ35によって最長のクリーニングヘッド25の装着が検出された場合、そのままクリーニング装置6を駆動させると、間隔の狭い一対のマスク受け15に大きいサイズのクリーニングヘッド25の端部が当たってしまう。そこで、制御装置によりシグナルタワー8が点滅表示され、或いはブザーや音声などにより作業者への報知が行われる。
次に、第2参考例について説明する。図7は、第2参考例の実施状況を示した簡略図である。基板やマスク20にはそれぞれ基板マークやマスクマークが付されている。これらはカメラ45によって撮像され、その撮像データに基づいて基板やマスク20の取り付け状態などの判定が行われる。そのため、取り付け状態の判定を行う際、図示するように、マスク20に対してマスククランプシリンダ16によるクランプを解除させた状態で、クリーニング用シリンダ26を伸長作動させてクリーニングヘッド25を上昇させる。
マスク20は、上からの押え付けがないためクリーニングヘッド25によって持ち上げられ、マスク受け15から浮いた状態になる。そして、マスク20が持ち上げられた状態では、カメラの焦点がずれてしまいマスクマークが適切に撮像できないため、制御装置ではマスク20の取り付け状態に対してエラー判定が行われる。しかし、この状態はクリーニングヘッド25に関してみれば、マスク受け15と干渉しない適正サイズのものであるということである。
一方で、一対のマスク受け15の間隔が狭くなっているにも関わらず、最長のクリーニングヘッド25が装着されているような場合は、図6において一点鎖線で示すように、上昇したクリーニングヘッド25はマスク受け15に当たってしまう。そのため、マスク20はマスク受け15に搭載されたままであり、カメラ45によってマスクマークが適切に撮像される。しかし、これはクリーニングヘッド25に関してみれば、マスク受け15と干渉している状態であるため、制御装置ではエラー判定が行われ、シグナルタワー8が点滅表示され、或いはブザーや音声などにより作業者への報知が行われる。
次に、第3参考例について説明する。図8は、第3参考例の実施状況を示した簡略図であり、機体幅方向から見た図である。スクリーン印刷機1のスキージ装置3は、スキージヘッド51がシリンダ52によって昇降可能な状態で取り付けられている。そして、そのスキージ装置3にはロードセルなどのセンサが搭載されている。そこで、スキージヘッド51をマスク20の上面に接触させる一方、クリーニング用シリンダ26を伸長作動させ、同じ位置で上昇させたクリーニングヘッド25をマスク20の下面に当てる。
このときマスク20において僅かでも上方に変形が生じると、ロードセルから荷重検知信号が制御装置へと送信される。この検知信号はクリーニングヘッド25がマスク受け15と干渉しない適正サイズのものであることを示すものである。一方、一対のマスク受け15の間隔が狭くなっているにも関わらず、最長のクリーニングヘッド25の装着が検出された場合には、図6において一点鎖線で示すように、クリーニングヘッド25がマスク受け15に当たってしまい、マスク20に接触することはない。このとき、ロードセルから荷重検知信号が制御装置へと送信されることはないため、制御装置では干渉と判定されてシグナルタワー8が点滅表示され、或いはブザーや音声などにより作業者への報知が行われる。
そのほかの参考例としては、クリーニング装置6にクリーニングペーパの巻取りを検出するペーパ送りセンサが設けられている。そこで、クリーニング装置6をクリーニングペーパがマスク受け15の端部に引っ掛かる位置まで移動させてクリーニングヘッド25を上昇させる。そこでクリーニングペーパがマスク受け15の端部に引っ掛かった場合、つまりクリーニングヘッド25が長い場合には、クリーニングペーパ21が送られることがない。従って、ペーパ送りセンサからの信号により制御装置ではマスクの取り付けエラーと判定され、シグナルタワー8が点滅表示され、或いはブザーや音声などにより作業者への報知が行われる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、クリーニング装置6の昇降部材であるクリーニング用シリンダ26に取り付けたシリンダセンサ27により出力状態を検出するようにしたがクリーニングヘッド25の位置を直接検出することで昇降部材の出力状態を検出するようにしたものであってもよい。
1…スクリーン印刷機 2…マスクホルダ 3…スキージ装置 5…基板用テーブル 6…クリーニング装置 15…マスク受け 16…マスククランプシリンダ 20…マスク 25…クリーニングヘッド 26…クリーニング用シリンダ 27…シリンダセンサ



Claims (3)

  1. 間隔調整が可能な一対のマスク受け部材によってマスクを幅方向から保持するマスク保持装置と、
    前記マスクに対して上方からクリームはんだを塗り延ばすスキージ装置と、
    前記マスクの下に基板を搬送する搬送装置と、
    前記マスクに対して前記基板を上下方向に位置決めする昇降装置と、
    クリーニングヘッドを昇降部材により昇降させてクリーニングペーパを前記マスクの下面に押し当てた状態で拭き取り清掃するクリーニング装置と、
    前記各装置の駆動を制御する制御装置とを有し、
    前記クリーニング装置の昇降部材には、その出力状態を検出する検出手段が設けられ、前記検出手段の検出信号に基づき、前記制御装置によって前記クリーニングヘッドとマスク受け部材との干渉判定が行われるスクリーン印刷機。
  2. 前記昇降部材は、エアシリンダであり、前記検出手段は、前記マスクの下面に前記クリーニングペーパを押し当てる前記クリーニングヘッドの高さに対応した出力状態を検出するシリンダセンサである請求項1に記載のスクリーン印刷機。
  3. 前記マスク保持装置は、マスク受け部材に載せられた前記マスクのマスク枠を上から押圧するマスククランプシリンダを有し、
    前記クリーニング装置は、拭き取り方向に前記クリーニングヘッドを移動させる走行機構を有し、
    前記制御装置は、前記クリーニングヘッドを前記マスククランプシリンダに対応する位置で上昇させ、前記検出手段による前記クリーニングヘッドとマスク受け部材との干渉判定を行う請求項1又は請求項2に記載のスクリーン印刷機。


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