JP2018075727A - 連続繊維補強材 - Google Patents

連続繊維補強材 Download PDF

Info

Publication number
JP2018075727A
JP2018075727A JP2016217702A JP2016217702A JP2018075727A JP 2018075727 A JP2018075727 A JP 2018075727A JP 2016217702 A JP2016217702 A JP 2016217702A JP 2016217702 A JP2016217702 A JP 2016217702A JP 2018075727 A JP2018075727 A JP 2018075727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
continuous fiber
grooves
groove
reinforcing material
continuous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016217702A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6754273B2 (ja
Inventor
徳明 古瀬
Noriaki Kose
徳明 古瀬
憲章 中村
Noriaki Nakamura
憲章 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seiko Co Ltd filed Critical Tokyo Seiko Co Ltd
Priority to JP2016217702A priority Critical patent/JP6754273B2/ja
Publication of JP2018075727A publication Critical patent/JP2018075727A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6754273B2 publication Critical patent/JP6754273B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

【課題】機械的特性の大きな低下が抑制された,表面に凹凸を備える連続繊維補強材の提供。【解決手段】連続繊維補強材1は,熱硬化性樹脂12が含浸された複数本の連続する炭素繊維11を断面円形に束ねたもので,炭素繊維11は,連続繊維補強材1の長手方向に引き揃えられている。連続繊維補強材1の表面に,炭素繊維11の繊維方向に沿ってのびる第1の溝21が間隔をあけて複数形成されており,かつ上記第1の溝21に交差してのびる上記第1の溝21よりも浅い第2の溝22が間隔をあけて複数形成されている、連続繊維補強材1。【選択図】図1

Description

この発明は連続繊維補強材に関する。
コンクリートを補強してコンクリートの力学性能を高めるために,連続繊維を樹脂によって一体化させた連続繊維補強材をコンクリート中に埋め込んだり,表面に貼り付けたりすることが行われている。
コンクリート中に埋め込まれたり,コンクリートの表面に貼り付けられたりして用いられる連続繊維補強材にはコンクリートとの付着が良好であることが求められる。特許文献1には繊維補強材の表面を樹脂によって被覆し,この被覆層に凹凸を形成することでコンクリートとの接着性を向上するものを記載する。しかしながら,はじめに繊維補強材を作成し,その後に被覆層を形成する工程が必要となり,製造コストの点において好ましいとは言えない。
特開平11−28769号公報
コンクリートとの付着を良好にするために連続繊維補強材の表面に凹凸を形成すると,連続繊維補強材の機械的特性,たとえば引張荷重や引張強度に影響が生じる。これは連続繊維補強材が非常に細い連続繊維を束ねることによって形成されており,凹凸の形成によって連続繊維の繊維方向に乱れが生じるためと考えられる。凹凸を形成することによって連続繊維補強材の機械的特性に影響が生じるのはやむを得ないとしても,機械的特性に大きな影響が生じたり,製品ごとの機械的特性の大きなばらつきが生じたりするのは極力避けなければならない。
この発明は,機械的特性の大きな低下が抑制された,表面に凹凸を備える連続繊維補強材を提供することを目的とする。
この発明はまた,機械的特性に大きなばらつきが生じないまたは生じにくい,表面に凹凸を備える連続繊維補強材を提供することを目的とする。
この発明による連続繊維補強材は,第1の所定方向に引き揃えられた,樹脂が含浸された複数本の連続する高強度繊維を備え,表面に,上記第1の所定方向にのびる第1の溝が間隔をあけて複数形成されており,かつ上記第1の溝に交差して第2の所定方向にのびる,上記第1の溝よりも浅い第2の溝が間隔をあけて複数形成されていることを特徴とする。
高強度繊維は,炭素繊維,ガラス繊維,ボロン繊維,アラミド繊維,高分子量ポリエチレン繊維,PBO(polyp-phenylenebenzobisoxazole)繊維,その他の繊維(合成繊維)を含む。これらの繊維は非常に細く,高強度かつ低伸度である。複数本の高強度繊維に,樹脂,たとえば熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を含浸して硬化することで,高い引っ張り強度を発揮する。熱硬化性樹脂にはエポキシ,フェノール,ポリイミド等が含まれる。熱可塑性樹脂にはポリアミド,ポリカーボネート,ポリプロピレン,ポリエーテルエーテルケトン,フッ素等が含まれる。
連続繊維補強材の形状は,ロッド,ケーブルまたはロープ状(長尺物)であってもよいし,シートまたはプレート状(平坦物)であってもよい。
連続繊維補強材を構成する複数本の高強度繊維は第1の所定方向に引き揃えられている。たとえば,連続繊維補強材が一方向に長いロッド状の形態を持つ場合,その長手方向に沿うようにすべての高強度繊維は引き揃えられる。高強度繊維は,長手方向に沿って(長手方向に平行に)真っ直ぐに引き揃えてもよいし,長手方向にらせん状に引き揃えてもよい。
連続繊維補強材の表面には第1の溝と第2の溝の2種類の溝が形成されている。第1の溝は,連続繊維補強材を構成する高強度繊維が引き揃えられている第1の方向,すなわち高強度繊維の繊維方向に沿って形成されている溝である。他方,第2の溝は第1の溝に交差して第2の所定方向に形成されている溝である。第2の溝の向き,すなわち第2の所定方向は,第1の溝の向き,すなわち第1の所定方向に直交する向きであってもよいし,第1の溝に斜めに交わる向きであってもよい。第1および第2の溝が表面に形成されているので,コンクリートとの付着性がよく,コンクリートから抜けにくくなり,またはコンクリートから剥がれにくくなる。
この発明によると,第1の溝は繊維方向に沿って形成されているので,第1の溝を形成するときに連続繊維補強材を構成する高強度繊維の繊維方向に乱れはほとんど生じない。これに対し,第2の溝は第1の溝に交差する向きに形成されるので,第2の溝を形成するときに繊維方向に乱れ(うねり)が生じるのは避けられないが,第2の溝は第1の溝よりも浅く,したがって繊維方向の乱れを連続繊維補強材の表層に限定することができ,連続繊維補強材の機械的特性,たとえば引張強度の大きな低下を抑制することができる。また,製品ごとの引張強度のばらつきの程度も小さくすることができる。
好ましくは,複数の第1の溝は等間隔に形成され,かつ複数の第2の溝も等間隔に形成される。連続繊維補強材の製品ごとの機械的特性のばらつきを抑制することができる。
一実施態様では,隣り合う第1の溝の間隔よりも隣り合う第2の溝の間隔の方が広く,したがって連続繊維補強材の単位表面積あたりの第2の溝の本数は第1の溝の本数よりも少ない。上述のように,高強度繊維の繊維方向の乱れは主に第2の溝によって生じるので,単位表面積あたりの第2の溝を少なくすることで繊維方向に乱れが生じる範囲を狭くすることができ,連続繊維補強材の機械的特性の低下およびばらつきを極力抑制することができる。
他の実施態様では,第1の溝の幅よりも第2の溝の幅の方が狭い。これによっても高強度繊維の繊維方向に乱れを生じる範囲を狭くすることができ,連続繊維補強材の機械的特性の低下およびばらつきを極力抑制することができる。
一実施態様では,上記高強度繊維と異なる素材の複数本の連続する繊維に樹脂を含浸させた緩衝層が表面に設けられており,上記緩衝層の表面に上記第1および第2の溝が形成されている。高強度繊維の繊維方向の乱れをさらに抑制することができる。
連続繊維補強材の斜視図である。 連続繊維補強材の拡大表面図である。 他の実施例の連続繊維補強材の斜視図である。 さらに他の実施例の連続繊維補強材の斜視図である。 さらに他の実施例の連続繊維補強材の斜視図である。 さらに他の実施例の連続繊維補強材の斜視図である。
図1は連続繊維補強材の斜視図を示している。図2は図1に示す連続繊維補強材の表面の一部を拡大して示している。
連続繊維補強材1は,熱硬化性樹脂(たとえばエポキシ樹脂)12を含浸させた多数本たとえば数万本の長尺の連続する炭素繊維11を断面円形に束ねたものである。炭素繊維11のそれぞれは非常に細く,たとえば5μm〜7μmの直径を持つ。連続繊維補強材1は,熱硬化性樹脂12を含浸させた多数本の炭素繊維11を引き揃え,加熱することで形成される。熱硬化性樹脂に代えて熱可塑性樹脂(たとえばポリアミド)を用いることもできる。連続繊維補強材1は繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics )製のものと言うことができる。なお,連続繊維補強材の形状はロッド,ケーブルまたはロープ状に限られず,シートまたはプレート状であってもよい。
連続繊維補強材1の断面積(太さ)は炭素繊維11の本数によって任意に調整することができる。連続繊維補強材1は,次に説明する表面に形成される溝を除いて断面形状が一定であり,多数本の炭素繊維11がのびる繊維方向が連続繊維補強材1の長手方向と一致している。
連続繊維補強材1の表面には,第1,第2の2種類の溝21,22が形成されている。
第1の溝21は連続繊維補強材1を構成する炭素繊維11の繊維方向に沿って形成された溝である。上述のように,連続繊維補強材1を構成する炭素繊維11の繊維方向は連続繊維補強材1の長手方向と一致しているので,第1の溝21は連続繊維補強材1の長手方向に沿っている,または連続繊維補強材1の長手方向に平行である,と言うこともできる。第1の溝21は等間隔(横断面においては等角度間隔)に整列して形成され,たとえば10本〜20本程度の第1の溝21が連続繊維補強材1の表面に形成される。第1の溝21はたとえば 0.4mmの深さを持つ。
第2の溝22は連続繊維補強材1の周方向に形成された溝である。多数の第2の溝22が連続繊維補強材1の表面に形成され,これも等間隔に整列している。多数の第2の溝22のそれぞれは,第1の溝21とほぼ直交する向きに環状にのびている。第2の溝22はたとえば0.2mmの深さを持つ。
第1の溝21および第2の溝22は,これらの溝21,溝22を形付ける押し型,たとえば織物,編み物,布帛などを,熱硬化性樹脂12が硬化する前に連続繊維補強材1の表面に押し付けることで形成することができる。2つの溝21,22は同時に形成することもできるし,はじめに第1の溝21を形成し,次に第2の溝22を形成することもできる。
図2を参照して,第1の溝21および第2の溝22はいずれも断面から見て弧状の外縁を有しており,第1の溝21の深さD1よりも第2の溝22の深さD2は浅い。また,隣り合う2つの第1の溝21の間隔I1は隣り合う第2の溝22の間隔I2よりも狭く,第1の溝21と第2の溝22とによって囲まれる表面部分(凸面部)は,連続繊維補強材1の長手方向を長手方向とする長方形の形状を持つ。さらに,第1の溝21の溝幅W1よりも第2の溝22の溝幅W2は狭い。
第1,第2の溝21,22が表面に形成された連続繊維補強材1は,表面に凹凸を持たない連続繊維補強材と比べてコンクリートとの付着性が向上し,コンクリートとの付着応力度は確実に大きくなる。しかしながら,表面に凹凸を持たない連続繊維補強材に比べて,表面に第1,第2の溝21,22を形成した連続繊維補強材1は引張強度が低下する。これは,第1,第2の溝21,22を形成することによって,連続繊維補強材1を構成する炭素繊維11の一部の繊維方向に乱れ(うねり)が生じるためであると考えられる。
上述したように,連続繊維補強材1の表面に形成されている2種類の溝21,22のうち,第1の溝21は,連続繊維補強材1を構成する多数本の炭素繊維11の繊維方向に沿っているので,第1の溝21を形成するときに炭素繊維11の繊維方向の乱れはほとんど生じない。他方,第2の溝22は炭素繊維11の繊維方向と異なる方向に形成されているので,第2の溝21を形成するときに炭素繊維11の繊維方向の乱れが生じる。
ここで,上述したように,第2の溝22は第1の溝21よりも浅く(D1>D2),第2の溝22による繊維方向の乱れは連続繊維補強材1の表層の浅い範囲に限定される。また,隣り合う第1の溝21の間隔I1よりも隣り合う第2の溝22の間隔I2の方が広いので(I1<I2),連続繊維補強材1の単位表面積あたりの第2の溝22の本数は第1の溝21の本数よりも少なく,したがって繊維方向に乱れが生じる範囲は狭い。さらに,第1の溝21の溝幅W1よりも第2の溝22の溝幅W2の方が狭いので(W1>W2),これによっても繊維方向の乱れが生じる範囲が狭くされている。すなわち,第1,第2の溝21,22は,連続繊維補強材1のコンクリートとの付着性を向上させつつ,連続繊維補強材1の引張強度の低下および製品ごとの引張強度のばらつきを極力抑制するように作られている。
表1は,連続繊維補強材の引張試験結果を示している。
Figure 2018075727
引張試験は「連続繊維補強材の引張試験方法」(JSCE-E 531)に準じて行った。引張試験では,上述した第1,第2の溝21,22を形成した連続繊維補強材1(試験体1)の他に,溝を持たない連続繊維補強材(試験体2),12mmピッチおよび9mmピッチのらせん状の溝を表面に形成した連続繊維補強材(試験体3,試験体4)も作成した。また,引張試験では,これらの4種類の連続繊維補強材(試験体1〜4)のそれぞれについて3本の試験体(No.1〜No.3)を作成し(合計12本),そのそれぞれについての最大引張荷重を計測した。
引張試験結果を参照して,試験体1〜試験体4についての引張強度(最大引張荷重を断面積で除算した値)の平均値(Ave.)を比較すると,溝を持たない連続繊維補強材(試験体2)の引張強度の平均値(2.00kN/mm)が最も大きく,溝が形成された残りの試験体1,3,4の連続繊維補強材についての引張強度の平均値(それぞれ1.47,1.47,1.41kN/mm)にはさほど変わりがなく,同程度であることが分かる。しかしながら,溝が形成された試験体1,3,4のそれぞれについての3本の試験体(No.1〜No.3)の引張強度を比較すると,らせん溝を形成した試験体3,試験体4に比べて,上述した第1,第2の溝21,22を形成した試験体1(連続繊維補強材1)は試験体ごとの計測値のばらつきが小さいことが分かる。上述した2種類の溝21,22を形成することによって,製品ごとの機械的特性(典型的には引張荷重および引張強度)のばらつきが抑制され,非常に安定した品質を提供できている。
図3〜図5は連続繊維補強材の他の実施例を示している。
図3に示す連続繊維補強材2は,第2の溝23が連続繊維補強材2の表面にらせん状に形成されている点が,環状にのびる複数の第2の溝22を有する上述した連続繊維補強材1と異なっている。第1の溝21は,連続繊維補強材1と同様,連続繊維補強材2の長手方向,すなわち炭素繊維11の繊維方向に沿って形成されている。
図4に示す連続繊維補強材3は,多数本の炭素繊維11が緩やかに撚られており,撚られた炭素繊維11の繊維方向に沿って第1の溝24がらせん状に形成されている点が,炭素繊維11が連続繊維補強材1の長手方向に沿って引き揃えられており,第1の溝21が連続繊維補強材1の長手方向に沿って形成されている上述した連続繊維補強材1と異なる。なお,連続繊維補強材3においても,第1の溝24は炭素繊維11の繊維方向に沿って形成されており,このことは上述した第1,第2実施例の連続繊維補強材1,2と同じである。第2の溝22は,第1実施例の連続繊維補強材1と同様に環状に形成されている。
図5に示す連続繊維補強材4は,多数本の炭素繊維11が緩やかに撚られており,これに応じて第1の溝24が撚られた炭素繊維11の繊維方向に沿ってらせん状に形成され,第2の溝23もらせん状に形成されているものである。
図3〜図5に示す連続繊維補強材2〜4についても,炭素繊維11の繊維方向に沿って形成された複数の第1の溝と,第1の溝と交差するように形成された複数の第2の溝の2種類の溝が表面に形成されている。第2の溝が第1の溝よりも浅く,隣り合う第1の溝の間隔よりも隣り合う第2の溝の間隔の方が広く,さらに第1の溝の幅よりも第2の溝の幅の方が狭いことは共通する。連続繊維補強材2〜4についても,コンクリートとの付着性を高めつつ,引張強度の大きな低下および製品ごとの引張強度のばらつきを抑制することができる。
図6はさらに他の実施例を示すもので,連続繊維補強材5は,上述した連続繊維補強材1の周囲に熱硬化性樹脂13が含浸されたガラス繊維14を配列したものである。多数本の繊維を引き揃えるときに,中心に熱硬化性樹脂12が含浸された炭素繊維11を配置し,かつその周囲に熱硬化性樹脂13が含浸されたガラス繊維14を配置することによって,連続繊維補強材1の全周囲を熱硬化性樹脂13が含浸されたガラス繊維14によって覆った連続繊維補強材5を形成することができる。以下,熱硬化性樹脂13が含浸されたガラス繊維14からなる層を「緩衝層」という。
緩衝層の表面に上述した第1,第2の溝21,22が形成される。炭素繊維11の乱れが抑制されるので,引張強度の低下および製品ごとの引張強度のばらつきをさらに抑制することができる。緩衝層は炭素繊維11の乱れをより抑制するために設けられるので,炭素繊維11よりも安価な合成繊維を用いることができる。また,製造工程の増加はなく,大きなコスト増とはならない。
1,2,3,4,5 連続繊維補強材
11 炭素繊維
12,13 熱硬化性樹脂
14 ガラス繊維
21,24 第1の溝
22,23 第2の溝

Claims (5)

  1. 第1の所定方向に引き揃えられた,樹脂が含浸された複数本の連続する高強度繊維を備え,
    表面に,上記高強度繊維の繊維方向に沿ってのびる第1の溝が間隔をあけて複数形成されており,かつ上記第1の溝に交差して第2の所定方向にのびる,上記第1の溝よりも浅い第2の溝が間隔をあけて複数形成されている,
    連続繊維補強材。
  2. 上記複数の第1の溝が等間隔に形成されており,かつ第2の溝も等間隔に形成されている,請求項1に記載の連続繊維補強材。
  3. 隣り合う第1の溝の間隔よりも隣り合う第2の溝の間隔の方が広い,請求項1または2に記載の連続繊維補強材。
  4. 第1の溝の幅よりも第2の溝の幅の方が狭い,請求項1から3のいずれか一項に記載の連続繊維補強材。
  5. 上記高強度繊維と異なる複数本の連続する繊維に樹脂を含浸させた緩衝層が表面に設けられており,上記緩衝層の表面に上記第1および第2の溝が形成されている,
    請求項1から4のいずれか一項に記載の連続繊維補強材。
JP2016217702A 2016-11-08 2016-11-08 連続繊維補強材 Expired - Fee Related JP6754273B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016217702A JP6754273B2 (ja) 2016-11-08 2016-11-08 連続繊維補強材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016217702A JP6754273B2 (ja) 2016-11-08 2016-11-08 連続繊維補強材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018075727A true JP2018075727A (ja) 2018-05-17
JP6754273B2 JP6754273B2 (ja) 2020-09-09

Family

ID=62149959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016217702A Expired - Fee Related JP6754273B2 (ja) 2016-11-08 2016-11-08 連続繊維補強材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6754273B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020146717A1 (en) * 2019-01-10 2020-07-16 The Regents Of The University Of Michigan Striated fiber-based concrete reinforcement

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63206548A (ja) * 1987-02-23 1988-08-25 三菱レイヨン株式会社 棒材及びその製法
JPS63219746A (ja) * 1987-03-10 1988-09-13 昭和高分子株式会社 異形断面を有する繊維強化合成樹脂製配筋及びその製造方法
JPH0516252A (ja) * 1991-07-16 1993-01-26 Sekisui Jushi Co Ltd 繊維強化樹脂製補強材の製造方法
JPH07156280A (ja) * 1993-12-03 1995-06-20 Komatsu Kasei Kk 螺旋溝付き繊維強化プラスチック製ロッドの連続引抜成形方法及びその装置
JPH07317214A (ja) * 1994-05-27 1995-12-05 Nippon Steel Corp 繊維強化樹脂複合筋材及びその製造方法
JP2015217662A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 株式会社イノアックコーポレーション 炭素繊維複合材

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63206548A (ja) * 1987-02-23 1988-08-25 三菱レイヨン株式会社 棒材及びその製法
JPS63219746A (ja) * 1987-03-10 1988-09-13 昭和高分子株式会社 異形断面を有する繊維強化合成樹脂製配筋及びその製造方法
JPH0516252A (ja) * 1991-07-16 1993-01-26 Sekisui Jushi Co Ltd 繊維強化樹脂製補強材の製造方法
JPH07156280A (ja) * 1993-12-03 1995-06-20 Komatsu Kasei Kk 螺旋溝付き繊維強化プラスチック製ロッドの連続引抜成形方法及びその装置
JPH07317214A (ja) * 1994-05-27 1995-12-05 Nippon Steel Corp 繊維強化樹脂複合筋材及びその製造方法
JP2015217662A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 株式会社イノアックコーポレーション 炭素繊維複合材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020146717A1 (en) * 2019-01-10 2020-07-16 The Regents Of The University Of Michigan Striated fiber-based concrete reinforcement

Also Published As

Publication number Publication date
JP6754273B2 (ja) 2020-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1237711B1 (en) A reinforcing structure for composite articles
JP6944658B2 (ja) 繊維強化樹脂成形品およびその圧縮成形方法
EP3028852B1 (en) Continuous fiber reinforced resin composite material and molded article thereof
JP2018161801A (ja) 接着構造部材
JP2009114612A (ja) チョップド繊維束および成形材料の製造方法、成形材料、繊維強化プラスチック
KR20130141468A (ko) 탄소 섬유 강화 플라스틱 성형품
CA2716358C (en) Resin-impregnated, structural fiber rope
US20140001688A1 (en) Fiber reinforced plastic spring
JPWO2013133437A1 (ja) Rtm工法用高目付炭素繊維シート及びrtm工法
US11794419B2 (en) Fiber-reinforced resin molding material molded product and method of producing same
JPH07243149A (ja) 一方向性補強織物およびその製造方法
JP6754273B2 (ja) 連続繊維補強材
EP2784197B1 (en) Carbon fiber base material and carbon fiber reinforced plastic
US6777081B2 (en) Reinforcing structure for stiff composite articles
KR101251425B1 (ko) 콘크리트 및 숏크리트 보강용 갈래형 합성섬유
WO2017012802A1 (de) Werkstoff mit mindestens zweischichtiger hülle
US20220212088A1 (en) Rovings and fabrics for fiber-reinforced composites
GB2539034A (en) Straps for security devices
JP7387963B2 (ja) プリプレグ、プリプレグの製造方法、成形体、及び成形体の製造方法
KR20200087404A (ko) 꼬인 탄소섬유를 심재로 하는 섬유강화복합재(frp) 패널 및 그 제조방법
JP7335924B2 (ja) 凹凸を有するコンクリート補強筋
KR102362202B1 (ko) 표면이 균일한 섬유보강 복합재료
KR102483485B1 (ko) 장섬유 강화 열가소성 플라스틱 및 이를 이용하여 제조된 성형품
US11813834B2 (en) Composite material stitching structure reinforced with Z-direction fiber
EP4129601A1 (en) Preform and method for producing same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200818

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200821

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6754273

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees