JP2018074919A - 芝刈機 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作ダイヤルや操作レバーを操作して刈刃の刈り高さを調整可能な芝刈機において、刈り高さを大きくする際には、駆動源等を搭載したデッキ部を車輪に対して上昇させるため操作ダイヤル等の操作が重く、刈り高さを小さくする際には、デッキ部がその重量により急激に下降してしまうという点で操作性が悪かった。本発明では、刈り高さ調整機構の操作性を高めることを目的とする。【解決手段】操作ダイヤル22の回転操作によりねじ軸部26をナット部25に対して回転させて上昇させることによりデッキ部を上昇させて刈り高さを大きくする構成とした刈り高さ調整機構において、ねじ軸部26とナット部25との間に操作補助部としての圧縮ばね30を介装する。圧縮ばね30の付勢力が、刈り高さを大きくする際には操作力を低減する方向に作用し、刈り高さを小さくする際にはデッキ部の下降について抵抗となる方向に作用する。【選択図】図5

Description

本発明は、芝生の刈り込み作業等に用いる芝刈機に関する。
芝刈機は、走行用の車輪を支持するデッキ部に、電動モータやエンジンを駆動源として回転する刈り込み用の刈刃を備えており、通常刈刃の地面(刈り込み面)に対する間隔を変更することにより刈り高さ(刈り込み深さ)を調整できるようになっている。多くの場合、刈り高さの調整は、車輪に対するデッキ部の支持高さを変更することにより行う構成となっている。刈り高さの調整は、使用者が例えばダイヤル操作やレバー操作により行えるようになっている。下記の特許文献には、この刈り高さ調整機構に関する技術が開示されている。
特開2013−198416号公報 特許第4315147号公報 特許第5859323号公報
従来の刈り高さ調整機構では、ダイヤル操作やレバー操作により車輪に対するデッキ部の支持高さ(車高)を上下に変化させることにより、刈り込み面に対する刈刃の間隔(刈り高さ)を変化させる構成であることから、車輪の接地状態で刈り高さを大きくする際には、駆動源等の重量物を搭載したデッキ部をその重量に抗して上方へ変位させる必要があるためダイヤル操作等に大きな操作力が必要になる。逆に、刈り高さを小さくする際には、デッキ部がその重量によりダイヤルを回転させつつ急激に下方へ変位してしまう。この点で、従来の刈り高さ調整機構では、ダイヤル操作若しくはレバー操作の操作性が損なわれる問題があった。
本発明は、係る従来の問題を解消するためになされたもので、刈り高さ調整機構の操作性を高めることを目的とする。
上記した課題は、以下の各発明によって解決される。第1の発明は、刈刃と、刈刃の地面に対する刈り高さを変更するための刈り高さ調整機構を備えた芝刈機である。第1の発明では、刈り高さ調整機構は、使用者が操作する操作部と、操作部の操作力を低減するための操作補助部を備えた構成となっている。
第1の発明によれば、操作補助部により操作部の操作力が低減されて、当該刈り高さ調整機構の操作性が高められる。
第2の発明は、第1の発明において、刈り高さ調整機構は、操作部の回転操作により相対的に上下に変位するねじ軸部とナット部を備えた構成となっている。第2の発明では、ねじ軸部とナット部との間に操作補助部としての付勢手段を介在させた構成となっている。
第2の発明によれば、操作部の回転操作によりねじ軸部とナット部を相対的に上下に変位させることにより刈り高さが調整される。第2の発明では、ねじ軸部とナット部との間に付勢手段が介在されている。この付勢手段の付勢力がねじ軸部とナット部との間で上下方向(相対変位方向)に作用することにより、刈り高さを大きくする場合には、当該付勢力による分だけ操作部の回転操作力が低減され、刈り高さを小さくする場合には、当該付勢力による分だけ操作部に回転抵抗が与えられてデッキ部の急激な下降が規制される。
第3の発明は、第2の発明において、ねじ軸部とナット部との間に、付勢手段として圧縮ばねを介在させた芝刈機である。
第3の発明によれば、圧縮ばねの付勢力がねじ軸部とナット部に対して上下方向に作用することにより、操作部の回転操作力が低減される。
第4の発明は、第1の発明において、刈り高さ調整機構は、使用者が手を掛けて当該芝刈機を持ち上げるための手掛け部を、操作補助部として幅方向中央に設けた構成とした芝刈機である。
第4の発明によれば、刈り高さを調整する場合に、使用者は操作補助部としての手掛け部に手を引き掛けて当該芝刈機を上方へ持ち上げることにより、車輪側に対する当該芝刈機の重量の付加を低減することができ、これによりより小さな操作力で操作部を楽に操作することができる。手掛け部に手を引き掛けて車輪が地面から浮き上がるまで当該芝刈機を持ち上げるほか、車輪が接地したままの状態であっても、手掛け部を経て当該芝刈機に上方への持ち上げ力を加えることにより、操作部の操作力をその分だけ低減することができる。
第5の発明は、第4の発明において、本体ハウジングに設けた凹部内に操作部を配置して、当該操作部を本体ハウジングから上方へ突き出さない状態に備えた芝刈機である。第5の発明では、本体ハウジングの凹部の縁部に手掛け部を配置した構成となっている。
第5の発明によれば、特別の部材を追加することなく、また、本体ハウジングの外形を大きく変更することなく、手掛け部を設けることができる。
本発明の第1実施形態に係る芝刈機の全体斜視図である。 第1実施形態に係る芝刈機を図1中矢印(II)方向から見た下面図である。 第1実施形態に係る芝刈機の縦断面図である。本図は、刈り高さを最小に調整した状態を示している。 第1実施形態に係る芝刈機の縦断面図である。本図は、刈り高さを最大に調整した状態を示している。 刈り高さ調整機構の分解斜視図である。 刈り高さ調整機構の縦断面図である。本図は、刈り高さを最小に調整した状態を示している。 刈り高さ調整機構の縦断面図である。本図は、刈り高さを最大に調整した状態を示している。 第2実施形態に係る芝刈機の全体斜視図である。 第2実施形態に係る芝刈機の縦断面図である。
次に、本発明の第1実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1〜図4に示すように本実施形態の芝刈機1は、本体部10とハンドル部2を備えている。本体部10は、走行用の前輪6と後輪7を支持するデッキ部11と、デッキ部11の上方を覆うように取り付けられた樹脂製の本体ハウジング12を備えている。前輪6は左右に一対支持されている。後輪7は円柱体形状を有するものが1つ支持されている。
本体部10の後部から、枠形のハンドル部2が後方斜め上方へ延びる状態に装備されている。使用者は、芝刈機1の後部側に位置してハンドル部2を把持し、前方へ押して移動させることにより芝刈作業等を行うことができる。以下部材や構成等の前後左右及び上下方向については使用者を基準にして用いる。
本実施形態の芝刈機1は、電動モータ4を駆動源として備えている。図3及び図4に示すように電動モータ4は、デッキ部11の前後方向ほぼ中央に搭載されている。電動モータ4の出力は、ベルト伝達機構を介して刈刃5に伝達される。図2に示すように刈刃5は、いわゆるリール刃で、地面Gに平行な支軸5aを介してその軸線周りに回転可能な状態でデッキ部11の左右側部間に支持されている。刈刃5の後ろ側には平板形状の固定刃8が取り付けられている。
刈刃5で刈り取られた芝等は、本体部10の後部に装備した集草ボックス3に収容される。集草ボックス3は取り外すことができる。集草ボックス3は本体部10から取り外すことにより、集草した芝を簡単に廃棄することができる。
左右の前輪6と後ろ側の後輪7は、デッキ部11の左右側部に支持された左右一対のリンク機構21を介して上下に変位可能な状態でデッキ部11に支持されている。デッキ部11に対する前輪6と後輪7の上下方向の位置(高さ)を調整することによって地面Gに対する刈刃5の高さ(刈り高さ)を調整することができる。
左右一対のリンク機構21の前部にそれぞれ前輪6が回転自在に支持され、後部間に1つの後輪7が回転自在に支持されている。左右一対のリンク機構21は、その前部間が連結バー24を介して相互に結合されている。この連結バー24により左右一対のリンク機構21は一体で動作し、従って左右の前輪6と後輪7は連動してデッキ部11に対して上下に変位する。リンク機構21については従来公知のものが用いられており、本実施形態において特に変更を要しないことからその構成についての詳細な説明は省略する。
デッキ部11に対する前輪6と後輪7の高さ位置であって刈刃5(固定刃8)の刈り高さは、本体ハウジング12の前部に配置した刈り高さ調整機構20により調整することができる。刈り高さ調整機構20の詳細が図5〜図7に示されている。刈り高さ調整機構20は、操作ダイヤル22を備えている。この操作ダイヤル22を回転操作することにより刈り高さを調整することができる。図1に示すように操作ダイヤル22は、本体ハウジング12の前部に設けた概ね半円筒形の凹部Sの底面に配置されている。凹部S内に配置されることにより当該操作ダイヤル22が本体ハウジング12の外形から上方へ突き出さないように配置され、これにより操作ダイヤル22に他部材が接触する等して不用意に回転しないようになっている。図3、4、6、7に示すように操作ダイヤル22は、円筒形の支持筒部23を介して凹部Sの底部に回転操作可能に支持されている。操作ダイヤル22は、円板形の台座部22aと、台座部22aの上面に一体に設けた平板形状の摘み部22bを有している。台座部22aの下面中心には、結合筒部22cが一体に設けられている。図1に示すように摘み部22bの前端には、刈り高さ目盛り13を指し示す指針部22dが設けられている。
図6及び図7に示すように支持筒部23は、本体ハウジング12の下面側から下方へ突き出す状態に設けられている。支持筒部23は下方に向けて開口されている。支持筒部23の内周側には、円筒形のナット部25が収容されている。ナット部25は、支持筒部23の内周側にがたつきなく、上下にスムーズに移動可能に収容されている。ナット部25は、支持筒部23に対して上下に変位することによりその下面開口から下方へ突き出される。
ナット部25の内周側には、螺旋状のねじ溝25aが設けられている。ナット部25の内周側には、円柱体形状のねじ軸部26が噛み合わされている。ねじ軸部26の上部は操作ダイヤル22の結合筒部22cに同軸に結合されている。ねじ軸部26の上部は、結合ねじ26aによって操作ダイヤル22に一体化されている。このため、ねじ軸部26は、操作ダイヤル22と同軸かつ一体で回転する。ねじ軸部26の外面には、螺旋状のねじ山26aが設けられている。ねじ軸部26のねじ山26aが、ナット部25のねじ溝25aに噛み合わされている。
操作ダイヤル22を回転操作すると、ねじ軸部26が一体で回転する。ねじ軸部26の回転により、ナット部25がねじ溝25aとねじ山26aとの噛み合いを介して相対的に上下に変位する。なお、図では見えていないが、操作ダイヤル部22は、結合筒部22cの外周側に装着した止め輪により本体ハウジング12に対して上下方向の変位が規制されている。
ナット部25の底部とねじ軸部26の下部との間には、操作補助部として機能する圧縮ばね30が介装されている。ナット部25の底部と圧縮ばね30との間には、ワッシャ31が介在されている。ワッシャ31により、ナット部25の底部に対する圧縮ばね30の軸回りの回転が許容されるようになっている。
圧縮ばね30は、ナット部25に対して下向きの付勢力として作用し、ねじ軸部26に対して上向きの付勢力として作用する。ねじ軸部26に対する上向きの付勢力は、デッキ部11ひいては刈刃5を上方へ変位させる方向(刈り高さを大きくする方向)に作用する。このため圧縮ばね30の付勢力の分だけ、ねじ軸部26を上方へ変位させるために必要な操作力が低減され、従って操作ダイヤル22の回転操作力が低減される。
ナット部25の下面には、連結バー24が結合されている。連結バー24は、ナット部25の下面に2本の固定ねじ27でねじ止めした固定板28との間に挟み込まれて結合されている。操作ダイヤル22の回転操作により、ねじ軸部26がナット部25に対して回転しつつ上下に変位してデッキ部11が上下に変位し、これにより刈刃5の地面Gに対する高さ(刈り高さ)が変化する。
図1において操作ダイヤル22を時計回り方向に回転操作すると、ねじ軸部26がナット部25に対して上方へ変位する結果、デッキ部11が上昇して刈刃5が地面Gから離間する方向に相対変位し、これにより刈り高さを大きくする方向に調整することができる。逆に、操作ダイヤル22を反時計回り方向に回転操作すると、ねじ軸部26がナット部25に対して下方へ変位する結果、デッキ部11が下降して刈刃5が地面Gに接近する方向に変位し、これにより刈り高さが小さくなる方向に調整することができる。
図3及び図6は、ねじ軸部26がナット部25に対して最も低い位置に位置する結果、デッキ部11が最も低い位置に位置されて、刈り高さが最も小さく調整された状態を示している。刈り高さが最も小さく調整されると、図1に示すように操作ダイヤル22の指針部22dが、台座部22aの周囲に沿って表示した刈り高さ目盛り13の「5」を指し示す。刈り高さ目盛り13が「5」では、固定刃8と地面Gとの間が約5ミリメートルで最も小さな刈り高さとなる。上記したように、操作ダイヤル22を時計回り方向に回転させると刈り高さが徐々に大きくなる。
図1に示すように、刈り高さを数値表示する刈り高さ目盛り13では、時計回り方向に「5」、「10」、「15」…「55」が表示されており、5ミリメートル間隔で最大55ミリメートルまで表示されている。この刈り高さ目盛り13によれば、各数値間の丸印の目盛りを読み取ることにより2.5mm間隔で刈り高さを精確に調整することができる。図4及び図7は、ねじ軸部26がナット部25に対して最も高い位置に位置する結果、デッキ部11が最も高い位置に位置されて、刈り高さが最も大きく調整された状態を示している。この状態では、固定刃8と地面Gとの間が約55ミリメートルで最も大きな刈り高さとなる。
操作ダイヤル22の回転操作位置は、操作ダイヤル22に設けたロックボタン31によりロックされる。図5に示すようにロックボタン31は、摘み部22bの側部に設けられている。ロックボタン31は、圧縮ばね36によって摘み部22bの側部から突き出す方向(ロック側)に付勢されている。使用者は、摘み部22bを摘む際に、ロックボタン31を圧縮ばね36の付勢力に抗して押し込んでロックを解除することで操作ダイヤル22を回転操作することができる。摘み部22bから指先を離せば、ロックボタン31が圧縮ばね36の付勢力によりロック位置に戻されて、操作ダイヤル22の回転位置がロックされる。
以上のように構成した第1実施形態の芝刈機1によれば、刈り高さ調整機構20において、ナット部25とねじ軸部26との間に、操作補助部としての圧縮ばね30が介装されている。この圧縮ばね30の付勢力は、ねじ軸部26を上方へ変位させる方向であって、操作ダイヤル22を刈り高さを大きくする方向に回転操作する方向に作用する。このことから、刈り高さを大きくする際の操作ダイヤル22の回転操作力をこの圧縮ばね30の付勢力の分だけ低減することができ、この点で当該刈り高さ調整機構20の操作性が高められる。
また、刈り高さを小さくする際には、ねじ軸部26は圧縮ばね30の付勢力に抗して下方へ変位されることから、その分だけデッキ部11の重量を実質的に低減して、その急激な下降を抑制することができ、この点でも当該刈り高さ調整機構20の操作性を高めることができる。このように、操作補助部としての圧縮ばね30は、刈り高さを大きくする場合と小さくする場合の双方について、当該刈り高さ調整機構20の操作性を高めることができる。
以上説明した第1実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、ナット部25とねじ軸部26との間に操作補助部としての圧縮ばね30を介在させた構成を例示したが、圧縮ばね30に代えて捩じりばねを操作補助部として介在させた構成としてもよい。また、操作補助部として、ナット部25のねじ溝25a及びねじ軸部26のねじ山26aのリードをより小さくすること、あるいは操作ダイヤルとねじ軸部との間に減速歯車列を介在させることによっても、刈り高さを大きくする際の操作力を低減し、逆に刈り高さを小さくする際におけるデッキ部の急激な下降を抑制することができる。
図8及び図9には、第2実施形態の芝刈機40が示されている。第2実施形態の芝刈機40は、第1実施形態とは異なる形態の操作補助部を備えている。また、第2実施形態の芝刈機40は、刈り高さを調整する際に操作する操作部材として、第1実施形態とは異なる前後傾動式の操作レバー41を備えている。この操作レバー41を後側へ傾動操作すると、刈り高さを大きくすることができる。逆に操作レバー41を前側へ傾動操作すると、刈り高さを小さくすることができる。操作レバー41の傾動位置を調整することにより、刈り高さを一定の範囲で任意に設定することができる。
また、図9に示すように第2実施形態の芝刈機40は、駆動源としての電動モータ43を縦向き姿勢(モータ軸線を上下方向に沿わせた姿勢)で内装した構成を備えている。電動モータ43の出力軸は地面Gに向けて突き出されている。出力軸の先端に、帯板形状(ロータリー式)の刈刃44を備えている。デッキ部に対する左右の前輪6と後輪7の支持高さを変更して刈刃44と地面Gとの間の間隔を変更することにより刈り高さを調整可能である点は第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、本体ハウジング12の凹部Sの後部に、使用者が手先を引き掛けるための手掛け部42が設けられている。この手掛け部42は、車幅方向中央の1カ所に設けられている。手掛け部42は、凹部Sの後部側上部に前方へ張り出す部位を設けることにより設けられている。
図示するように使用者は、手掛け部42に右手RHを引き掛けて当該芝刈機40の主として前部を持ち上げ、これにより前輪6を地面Gから浮き上がらせた状態とすることにより、操作レバー41の前側(刈り高さを大きくする側)への傾動操作を左手LHでより小さい操作力で楽に行うことができる。なお、右手RHと左手LHとを逆に用いても、同様の効果を発揮できることは当然である。
また、手掛け部42に右手RHを引き掛けて持ち上げた状態で、左手LHで操作レバー41を後側(刈り高さを小さくする側)に傾動操作できることから、デッキ部が急激に下降するといったことがない。この場合には、デッキ部に対して前輪6及び後輪7が相対的に上昇して刈り高さが小さくなる。
このように、第2実施形態によれば、操作補助部としての手掛け部42に手を掛けて当該芝刈機40を上方へ持ち上げ、若しくは上方への持ち上げ力を加えることにより、前輪6及び後輪7に付加されるデッキ部の重量を実質的に小さくし、若しくはなくすことができる。これにより刈り高さを大きくする場合の操作レバー41の操作力を低減でき、逆に刈り高さを小さくする場合におけるデッキ部の急激な下降を回避することができることから、当該刈り高さ調整機構の操作性を高めることができる。
操作補助部としての手掛け部42は、凹部Sの後部側を利用して設けられており、第2実施形態において別部材を設けることなく設けられている。手掛け部42は、例示したように凹部Sの後部(車幅方向中央)に1カ所設ける構成とする他、凹部Sの左右両側部に設ける構成としてもよい。
以上例示した刈り高さ調整機構は、商用100Vの交流電源を電力とする芝刈機1,40の他、充電式バッテリを電源とする充電式芝刈機についても同様に適用することができる。
1…芝刈機
2…ハンドル部
3…集草ボックス
4…電動モータ
5…刈刃
6…前輪
7…後輪
8…固定刃
10…本体部
11…デッキ部
12…本体ハウジング、S…凹部
12a…支持筒部、12b…挿通孔
13…刈り高さ目盛り
20…刈り高さ調整機構
21…リンク機構
22…操作ダイヤル
22a…台座部、22b…摘み部、22c…結合筒部、22d…指針部
24…連結バー
25…ナット部、25a…ねじ溝
26…ねじ軸部、26a…ねじ山
27…固定ねじ
28…固定板
30…圧縮ばね
35…ロックボタン
36…圧縮ばね
RH…右手、LH…左手

Claims (5)

  1. 刈刃と、該刈刃の地面に対する刈り高さを変更するための刈り高さ調整機構を備え、該刈り高さ調整機構は、使用者が操作する操作部と、該操作部の操作力を低減するための操作補助部を備えた芝刈機。
  2. 請求項1記載の芝刈機であって、前記刈り高さ調整機構は、前記操作部の回転操作により相対的に上下に変位するねじ軸部とナット部を備えており、前記ねじ軸部と前記ナット部との間に前記操作補助部としての付勢手段を介在させた芝刈機。
  3. 請求項2記載の芝刈機であって、前記ねじ軸部と前記ナット部との間に、前記付勢手段として圧縮ばねを介在させた芝刈機。
  4. 請求項1記載の芝刈機であって、前記刈り高さ調整機構は、使用者が手を掛けて当該芝刈機を持ち上げるための手掛け部を、前記操作補助部として幅方向中央に設けた構成とした芝刈機。
  5. 請求項4記載の芝刈機であって、本体ハウジングに設けた凹部内に前記操作部を配置して、当該操作部を前記本体ハウジングから上方へ突き出さない状態に備えており、該凹部の縁部に前記手掛け部を配置した芝刈機。
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