JP2018073168A - 画像形成システム - Google Patents

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【課題】より効率的に快適な画像形成装置の使用の維持を図ることができる画像形成システムを提供する。【解決手段】画像形成システム24は、複数の複合機11a〜11cと、複数の複合機11a〜11cに接続可能である管理コンピューター41とを含む。各複合機11a〜11cは、メンテナンス実行検知部19と、送信制御部20とを備える。メンテナンス実行検知部19は、メンテナンスが実行されたことを検知する。送信制御部20は、メンテナンス実行検知部19により検知されれば、検知内容を管理コンピューター41に送信する。管理コンピューター41は、分析部51と、報知制御部52とを備える。分析部51は、データベースサーバーハードディスク39に記憶された検知内容を分析する。報知制御部52は、分析部51により分析された分析結果を報知するよう制御する。【選択図】図4

Description

この発明は、画像形成システムに関するものである。
複合機に代表される画像形成装置においては、画像読み取り部で原稿の画像を読み取った後、画像形成部に備えられる感光体に対して読み取った画像を基に光を照射し、感光体上に静電潜像を形成する。その後、形成した静電潜像の上に帯電したトナーを供給して可視画像とした後、用紙にトナーを転写して定着させ、装置外に出力する。
ここで、画像形成装置のような電子装置は、障害が発生した時や稼働を開始してから所定のタイミングに達した時に部品を交換したり、調整を行ったりしてメンテナンスを行う必要がある。このような電子装置を構成する部品の交換や調整に関する技術が、特開2015−174256号公報(特許文献1)、特開平7−246758号公報(特許文献2)、および特開平10−149065号公報(特許文献3)に開示されている。
特許文献1に開示の障害予測システムは、被監視装置が動作制御に用いる動作パラメータのデータ及びその収集時点を記憶する第一記憶手段と、被監視装置における障害の発生時点を記憶する第二記憶手段と、被監視装置の使用状況のデータ及びその収集時点を記憶する第三記憶手段と、前記第三記憶手段に記憶された使用状況のデータ及びその収集時点に基づいて、前記第二記憶手段に記憶された障害の発生時点を基準に遡った期間であって障害の兆候が現れると想定される障害兆候期間を障害の事例毎に設定し、前記第一記憶手段に記憶された動作パラメータのデータをその収集時点が障害兆候期間に属するか否かで分類する分類手段と、前記分類手段による動作パラメータのデータの分類結果に基づいて、被監視装置の障害予測に用いる予測モデルを生成する生成手段とを備えたことを特徴としている。
特許文献2に開示のプリンター保守回路は、アプリケーションプログラムからの要求によってプリント出力を行うプリンター装置のプリンター保守回路であって、前記プリント出力の出力枚数を累積する累積手段と、前記プリンター装置の交換部品及び消耗品を交換した日付情報を記憶する記憶手段と、前記累積手段の内容と前記記憶手段の内容とを基に前記交換部品及び消耗品の交換予測日を生成する予測手段と、前記予測手段の予測結果を通知する通知手段とを有することを特徴としている。
特許文献3に開示の画像形成装置は、定期交換部品の使用状態を計数する計数手段と、日付を計算する日付計算手段と、上記定期交換部品の交換サイクルと少なくとも過去1回のサービスマンの訪問日と部品ごとの交換日を記憶する記憶手段を備える。特許文献3に開示の画像形成装置は、サービスマンが訪問したときに、定期交換部品が前回交換された日から今回の交換日までの間にどの程度消耗したかを計算し、その結果から当該定期交換部品を次回交換すべきと予定される日を計算して、サービスマンが次回訪問すると予定される日までに、次回交換すべきと予定される日が到来する定期交換部品を検知する制御手段と、このサービスマンが次回訪問すると予定される日までに、次回交換すべきと予定される日が当対する定期交換部品を表示する交換部品表示手段とを備えたことを特徴としている。
特開2015−174256号公報 特開平7−246758号公報 特開平10−149065号公報
画像形成装置において、発生すると予見される異常を回避したり、異常の発生をユーザーに報知するためには、数多くのセンサーを設ける必要がある。さらには、故障や異常の発生を防止するために、交換部品や交換ユニットの保証期間の満了が近づけば、メンテナンスや交換を促したり、その時の状況に応じてプログラミングされた制御に基づく動作を行うこととしている。
しかし、上記したプログラミングにおける制御や保証期間については、一般的な使用や考えられる条件を考慮したうえでの制御や保証である。したがって、実際に設置される使用環境や使用条件に基づくものではなく、実際の制御や保証期間と交換のタイミング等が乖離してしまうおそれがある。そうすると、手動による画質調整等、ユーザーの手を煩わせたり、不本意な故障を発生させてしまうおそれがある。
このような状況を打破すべく、より緻密なセンシングやプログラミング等を行おうとすると、センサーの多数の設置等、コストが増大してしまうおそれがある。さらには、実現しようとするシステムの難易度が高くなってしまうことにもなりかねず、好ましくない。このような状況は、上記した特許文献1〜特許文献3に開示の技術では、対応することが非常に困難である。
この発明の目的は、より効率的に快適な画像形成装置の使用の維持を図ることができる画像形成システムを提供することである。
この発明に係る画像形成システムは、複数の画像形成装置と、複数の画像形成装置に接続可能であるコンピューターとを含む。各画像形成装置は、メンテナンス実行検知部と、送信制御部とを備える。メンテナンス実行検知部は、メンテナンスが実行されたことを検知する。送信制御部は、メンテナンス実行検知部により検知されれば、検知内容をコンピューターに送信する。コンピューターは、受信部と、記憶部と、分析部と、報知制御部とを備える。受信部は、送信部から送信される検知内容を受信する。記憶部は、受信部により受信された検知内容を記憶する。分析部は、記憶部に記憶された検知内容を分析する。報知制御部は、分析部により分析された分析結果を報知するよう制御する。
このような画像形成システムによると、メンテナンスが実行されれば、これを検知して検知内容が送信され記憶される。コンピューターにより、検知内容が分析され、分析結果が報知される。そうすると、報知された分析結果に応じて、画像形成装置の故障や異常を回避することができる。したがって、より効率的に快適な画像形成装置の使用の維持を図ることができる。
この発明の一実施形態に係る画像形成システムの外観を示す概略図である。 図1に示す画像形成システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す画像形成システムに含まれる複合機を示す図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 画像形成システムに含まれる複合機のメンテナンスを行った場合の処理の流れを示すフローチャートである。 管理サーバーにおける処理の内容を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成システム24の外観を示す概略図である。図2は、図1に示す画像形成システム24の構成を示すブロック図である。図3は、図1に示す画像形成システム24に含まれる画像形成装置を複合機11aに適用した場合の複合機を示す図である。
図1〜図3を参照して、画像形成システム24は、三つの画像形成装置としての複合機11a、11b、11cと、各複合機11a〜11cとネットワーク23を介して接続可能な記憶装置としてのデータベースサーバー36と、同じく各複合機11a〜11cとネットワーク23を介して接続可能な管理装置としての管理コンピューター41とを含む。データベースサーバー36と管理コンピューター41とも、ネットワーク23を介して接続されている。なお、ここでは、画像形成システム24に含まれる複合機11a〜11cは、三台としたが、実際には、千台以上、例えば、数千台の複合機11a〜11cがネットワーク23に接続されている構成が好ましい。この場合、ネットワーク23は、インターネットを適用することが好ましい。
ここでまず、複合機11aの構成について説明する。なお、他の複合機11b、11cの構成は、複合機11aの構成と同じであるため、それらの説明を省略する。
複合機11aは、画像処理に関し、複写機能、プリンター機能、ファクシミリ機能等、複数の機能を有する。複合機11aは、複合機制御部12と、操作部13と、画像読み取り部14と、画像形成部15と、二つの給紙カセット16a、16bと、複合機ハードディスク17と、ネットワーク23と接続するための複合機ネットワークインターフェース部18と、ADF22と、排出トレイ25を備える。なお、複合機11aにおいて、用紙が搬送される方向については、図3中の矢印Dで示されている。
CPUを含む複合機制御部12は、複合機11a全体の制御を行う。図3において、複合機制御部12は、二点鎖線で概略的に示している。タッチパネル型式の表示画面21を含む操作部13は、複合機11a側からの情報を表示すると共に、印刷部数や階調等といった画像形成の条件や電源のオンまたはオフをユーザーに入力させる。画像読み取り部14は、原稿搬送装置としてのADF(Auto Document Feeder)22または不図示の載置台上にセットされた原稿の画像を読み取る。画像形成部15は、画像読み取り部14により読み取られた画像データやネットワーク23を介して複合機11aに送信された画像データを基に、第一の給紙カセット16a、または第二の給紙カセット16bにセットされ、搬送されてきた用紙に画像を形成する。画像形成部15により画像を形成された用紙は、排出トレイ25に排出される。なお、第一の給紙カセット16aには、回転により第一の給紙カセット16a内の用紙を一枚ずつ上からピックアップさせる第一の給紙コロ26aが設けられている。同じく第二の給紙カセット16bには、回転により第二の給紙カセット16b内の用紙を一枚ずつ上からピックアップさせる第二の給紙コロ26bが設けられている。第一の給紙コロ26a、および第二の給紙コロ26bは、それぞれ消耗部材である。すなわち、複合機11aが寿命に達するまでに、所定のタイミングでメンテナンスによりそれぞれ交換される部材である。
複合機制御部12は、メンテナンス実行検知部19と、送信制御部20とを備える。メンテナンス実行検知部19は、複合機11aに対してメンテナンスが実行されれば、その旨を検知する。具体的には、交換可能な部品の交換や、後述する現像ユニットのリフレッシュ、すなわち、手動または自動による清掃が行われた際に、これらをそれぞれ、メンテナンスが実行されたものとして検知する。送信制御部20は、メンテナンス実行検知部19によりメンテナンスの実行が検知されれば、検知内容をサーバー、この場合は、データベースサーバー36に送信するよう制御する。具体的には、交換された部品の名称のデータやメンテナンスの内容のデータを、そのタイミング、例えば、複合機11aが稼働を始めてからの経過日数や画像形成の枚数をカウントしたカウンターのデータと共にネットワーク23を介して送信するよう制御する。
次に、複合機11aに備えられる画像形成部15の構成について、さらに詳細に説明する。画像形成部15は、LSU(Laser Scanner Unit)27と、中間転写ユニットとしての転写ベルト28と、転写部としての二次転写ローラー29とを含む。LSU27については、一点鎖線で概略的に示している。なお、複合機11aは、いわゆる四連タンデム形式の画像形成部15を備えることとなる。
画像形成部15は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各4色に対応し、それぞれ感光体32a、32b、32c、32dを含む四つの感光体ユニット31a、31b、31c、31d、および四つの現像器としての現像ユニット33a、33b、33c、33dを備える。図1において、感光体ユニット31a〜31d、および現像ユニット33a〜33dについては、それぞれ破線で概略的に示している。
LSU27は、画像読み取り部14により読み取られた画像データや受信した画像データを基に、四つの感光体32a〜32dに対してそれぞれ露光する。露光された各色の成分の光を基に、感光体32a〜32d上に静電潜像が形成される。感光体32a〜32d上に形成された静電潜像に現像ユニット33a〜33dからそれぞれ各色のトナーを供給することで、感光体32a〜32d上にそれぞれトナー像を形成する。感光体32a〜32d上に形成されたトナー像はそれぞれ、転写ベルト28上に一次転写される。転写ベルト28上に一次転写されたトナー像は、二次転写ローラー29によって用紙に二次転写された後、一対の定着ローラー34a、34bによって用紙に定着され、排出トレイ25に排出される。なお、上記した感光体32a〜32dをそれぞれ含む感光体ユニット31a〜31d、現像ユニット33a〜33d、転写ベルト28を含む中間転写ユニットについては、メンテナンスによりそれぞれ交換可能な部材である。
次に、データベースサーバー36の構成について説明する。データベースサーバー36は、データベースサーバー36自身を制御するデータベースサーバー制御部37と、ネットワーク23と接続するためのデータベースサーバーネットワークインターフェース部38と、データを記憶するデータベースサーバーハードディスク39を備える。データベースサーバーハードディスク39は、ファイルの画像データ等、種々のデータを記憶する。具体的には、記憶部としてのデータベースサーバーハードディスク39は、各複合機11a〜11cから送信されてくるメンテナンスの検知内容のデータが記憶される。
次に、管理コンピューター41の構成について説明する。管理コンピューター41には、ディスプレイ42と、キーボード43と、マウス44とが接続されている。ディスプレイ42により、管理コンピューター41からの情報やデータが表示される。また、キーボード43およびマウス44を用いて、ユーザーは、ディスプレイ42に表示される画面を確認しながら、管理コンピューター41へのデータの入力を行う。
管理コンピューター41は、管理コンピューター41自身を制御する管理コンピューター制御部46と、ネットワーク23と接続するための管理コンピューターネットワークインターフェース部47と、データを記憶する管理コンピューターハードディスク48とを含む。管理コンピューターハードディスク48についても、ファイルの画像データ等、種々のデータを記憶する。
次に、管理コンピューター制御部46の構成について説明する。図4は、管理コンピューター制御部46の構成を示すブロック図である。図4を参照して、管理コンピューター制御部46は、分析部51と、報知制御部52とを備える。分析部51は、データベースサーバー36に含まれるデータベースサーバーハードディスク39に記憶された検知内容を分析する。報知制御部52は、分析部51により分析された分析結果を報知するよう制御する。予測部53は、データベースサーバーハードディスク39に記憶された検知結果から発生する異常を予測する。回避方法導出部54は、予測部53により予測された異常を回避する方法を導出する。これらの構成の詳細については、後に詳述する。
次に、この画像形成システム24に含まれる複合機11aのメンテナンスを行った場合について説明する。図5は、画像形成システム24に含まれる複合機11aのメンテナンスを行った場合の処理の流れを示すフローチャートである。
図5を参照して、画像形成システム24に含まれる複合機11aは、稼働を開始する。そうすると、稼働日数のカウントが開始される(図5において、ステップS11、以下、「ステップ」を省略する)。この場合、印刷やコピー等が行われ始めるため、印刷された用紙の枚数のカウントも開始される。
その後、メンテナンスの実行が検知されたか否かが判断される(S12)。ここで、メンテナンスを整理するためのパラメータについて説明する。
Figure 2018073168
表1は、メンテナンスを整理するためのパラメータの一部を示す表である。表1に示すように、印刷の枚数をカウントする印刷カウンターとしては、複合機11aにおける寿命の枚数をカウントする「マシンライフカウンター」と、給紙カセット16a、16bの段毎の枚数をカウントする「給紙段別カウンター」と、用紙のサイズ毎に枚数をカウントする「用紙サイズ別カウンター」と、カラーかモノクロかでそれぞれ枚数をカウントする「カラー種別カウンター」と、画像読み取り部14による読み取りのみも含めた「読み込みカウンター」とがある。同様に、自動調整機能として、画質や階調等の調整を行う「キャリブレーション」と、色ずれを調整する「色ずれ調整」と、感光体32a〜32dの清掃を行う「ドラムリフレッシュ」と、現像ユニット33a〜33dの清掃を行う「現像リフレッシュ」とがある。手動調整機能についても、自動調整機能と同様のメンテナンスの内容がある。また、メンテナンスにおける交換部材として、現像ユニット33a〜33d、感光体ユニット31a〜31d、定着ローラー34a、34bを含む定着ユニット、転写ベルト28を含む中間転写ユニット、第一の給紙コロ26a、および第二の給紙コロ26bがある。
例えば、手動調整における「色ずれ調整」が実行された場合や、第一の給紙コロ26aの交換があった時、メンテナンス実行検知部19は、メンテナンスが実行されたと検知する(S12において、YES)。
そうすると、送信制御部20は、メンテナンスの内容をデータベースサーバー36に送信するよう制御する(S13)。具体的には、「色ずれ調整」があった旨や、第一の給紙コロ26aの交換があった旨が送信される。この時、印刷カウンターの値、具体的には、カラーカウンターの値や第一の給紙カセットにおけるカウンターの値が併せて送信される。
その後、ネットワーク23を介して、データベースサーバー36は、送信されたメンテナンスの内容をデータベースサーバーネットワーク制御部38により受信する(S14)。そして、データベースサーバーハードディスク39に記憶する(S15)。これを複合機11aにおける寿命、例えば、具体的には、マシンライフカウンターにおける保証枚数に達するまで行う(S16において、YES)。
表2は、データベースサーバーハードディスク39に記憶されたメンテナンスの内容のデータをテーブル形式に表したものである。表2は、経過日数1000日に至るまで100日毎に受信したデータを示している。このメンテナンスのパラメータは、任意のものを抜粋したものである。また、表2中における〇印において、メンテナンスが実行されたことを表している。
Figure 2018073168
表2を参照して、複合機11aにおいては、300日と500日と700日と1000日に自動現像リフレッシュがなされている。自動とは、予めプログラムにおいてタイミングが設定されたものである。また500日と700日に2回、手動の現像リフレッシュがなされている。手動は、印刷された用紙の画質等をユーザーがチェックした後、ユーザー手で実施されるものである。また、700日において、現像ユニットが交換されている。また、第一の給紙コロ26aは、400日と600日、1000日に交換されている。第二の給紙コロ26bは、500日と1000日に交換されている。
図6は、管理サーバー41における処理の内容を示すフローチャートである。図6を参照して、管理サーバー41においては、データベースサーバー36、具体的には、データベースサーバーハードディスク39に記憶されたメンテナンスの内容が取得される(S21)。この場合、表2に示すデータが取得される。この取得のタイミングは、任意であってもよいし、定期的なタイミングであってもよい。そして、分析部51は、データベースサーバー36に含まれるデータベースサーバーハードディスク39に記憶された検知内容を分析する(S22)。
具体的な分析としては、以下の通りである。表2を参照して、現像ユニット33a〜33dについて着目すると、300日、500日、700日、1000日において、自動で現像リフレッシュがなされている。そして、手動の現像リフレッシュが500日、および700日に2回なされている。また、現像ユニット33a〜33dの交換が、700日においてなされている。
通常、手動の現像リフレッシュがなされると画質が向上するが、700日目においては、自動で現像リフレッシュが作動した後、2回手動で現像リフレッシュがなされ、最後に結果的に現像ユニット33a〜33dが交換されている。すなわち、1回の自動現像リフレッシュ、2回の手動現像リフレッシュを実行しても、画質がユーザーにとって満足できないため、ユーザーが現像ユニット33a〜33dを交換したものと推察できる。したがって、自動現像リフレッシュ、手動現像リフレッシュ2回の実施が、現像ユニット33a〜33dの交換のタイミングであると分析部51は学習する。
次に、第一の給紙コロ26aについて着目する。第一の給紙コロ26a、第二の給紙コロ26bにおいては、第一の給紙カセットカウンター、第二の給紙カセットカウンターの数値を見ると、20000枚を超えればそれぞれ交換されたことが把握できる。これは、定期メンテナンスに依拠して実施されたものと推察できる。ここで、第一の給紙コロ26aについては、600日で交換されている。これは、20000枚に達していない段階での高官となるが、第一の給紙カセットカウンターにおける500日目の22000枚から600日目の32000枚に着目して、10000枚の印刷が実施されたことが把握できる。すなわち、この短期間における大量の第一の給紙カセット16aにおける印刷が交換の要因となったと分析することができる。したがって、分析部51は、短期間における大量の印刷、具体的には、100日間で第一の給紙カセット16aに収納された用紙を用いた10000枚以上の印刷が発生すれば、第一の給紙コロ26aの交換が20000枚に達していなくても、必要になってくることを学習する。
これらを管理コンピューター41は学習する。画像形成システム24は、複合機11a〜11c、さらには他のネットワーク23に接続された複合機に対してデータを記憶し、学習していく。
このような分析の後、ある一つの複合機11a〜11cにおいて、同様の状況となりそうであれば、予測部53は、検知結果から発生する異常を予測する(S23)。予測により対策が必要となれば(S24において、YES)、回避方法導出部54は、予測部53により予測された異常を回避する方法を導出する回避方法を導出する(S25)。そして、報知制御部52は、回避方法を報知するよう制御する(S26)。具体的には、現像ユニット33a〜33dや第一の給紙コロ26a、第二の給紙コロ26bが上記した学習結果により、そのままでは画質がユーザーにとって不満足な異常となってしまうことを予測できれば、該当する複合機11a〜11cの表示画面21に、交換部材および交換の旨を表示するよう制御する。このような処理を、ネットワーク23に接続された複合機11a〜11cが全て寿命に達するまで行う(S27において、YES)。
このような画像形成システム24によると、メンテナンスが実行されれば、これを検知して検知内容が送信され記憶される。管理コンピューター41により、検知内容が分析され、分析結果が報知される。そうすると、報知された分析結果に応じて、複合機11a〜11cの故障や異常を回避することができる。したがって、より効率的に快適な複合機11a〜11cの使用の維持を図ることができる。特に、ネットワーク23に接続された複合機11a〜11cが千台以上、具体的には、数千台レベルになると、より分析結果が実際の使用状況に即したものとなり、効率的なものとなる。
なお、上記の実施の形態において、報知制御部52は、複合機11a〜11cの駆動の日数が所定のタイミングに達した時に報知するよう制御してもよい。こうすることにより、適切なタイミングで、学習結果を報知することができる。
また、上記の実施の形態においては、データベースサーバー36に含まれるデータベースサーバーハードディスク39にメンテナンスの検知結果が記憶されることとしたが、これに限らず、管理コンピューター41に含まれる管理コンピューターハードディスク48にメンテナンスの検知結果を記憶させる構成としてもよい。
なお、報知制御部52は、回避方法導出部54により導出された異常を回避する方法を、未だ異常が発生していない複合機11a〜11cに対して報知するよう制御してもよい。こうすることにより、結果的に、より効率的に快適な画像形成装置の使用の維持を図ることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明に係る画像形成システムは、より効率的な快適な画像形成装置の使用の維持が要求される場合に、特に有効に利用される。
11a,11b,11c 複合機、12 複合機制御部、13 操作部、14 画像読み取り部、15 画像形成部、16a,16b 給紙カセット、17 複合機ハードディスク、18 複合機ネットワークインターフェース部、19 メンテナンス実行検知部、20 送信制御部、21 表示画面、22 ADF、23 ネットワーク、24 画像形成システム、25 排出トレイ、26a,26b 給紙コロ、27 LSU、28 転写ベルト、29 二次転写ローラー、31a,31b,31c,31d 感光体ユニット、32a,32b,32c,32d 感光体、33a,33b,33c,33d 現像ユニット、34a,34b 定着ローラー、36 データベースサーバー、37 データベースサーバー制御部、38 データベースサーバーネットワークインターフェース部、39 データベースサーバーハードディスク、41 管理コンピューター、42 ディスプレイ、43 キーボード、44 マウス、46 管理コンピューター制御部、47 管理コンピューターネットワークインターフェース部、48 管理コンピューターハードディスク、51 分析部、52 報知制御部、53 予測部、54 回避方法導出部。

Claims (6)

  1. 複数の画像形成装置と、複数の前記画像形成装置に接続可能であるコンピューターとを含む画像形成システムであって、
    各前記画像形成装置は、
    メンテナンスが実行されたことを検知するメンテナンス実行検知部と、
    前記メンテナンス実行検知部により検知されれば、検知内容を前記コンピューターに送信する送信制御部とを備え、
    前記コンピューターは、
    前記送信部から送信される前記検知内容を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記検知内容を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記検知内容を分析する分析部と、
    前記分析部により分析された分析結果を報知するよう制御する報知制御部とを備える、画像形成システム。
  2. 前記メンテナンスは、前記画像形成装置を構成する消耗部材の交換を含む、請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記メンテナンスは、前記画像形成装置に発生した異常を解消する前記画像形成装置に対する処理を含む、請求項1または2に記載の画像形成システム。
  4. 前記分析部は、前記記憶部に記憶された前記検知結果から発生する異常を予測する予測部を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  5. 前記分析部は、前記予測部により予測された前記異常を回避する方法を導出する回避方法導出部を含み、
    前記報知制御部は、前記回避方法導出部により導出された前記異常を回避する方法を、未だ前記異常が発生していない前記画像形成装置に対して報知するよう制御する、請求項4に記載の画像形成システム。
  6. 前記報知制御部は、前記画像形成装置の駆動の日数が所定のタイミングに達した時に報知する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020036155A (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成システム、管理サーバー、および制御方法

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