JP2018072901A - 情報処理装置、情報提示システム、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報提示システム、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利便性を向上させた情報処理装置、情報提示装置、情報提示システム、およびプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置は、通信部と、制御部と、を備える。通信部は、センサ容器から姿勢に関する情報を受信する。制御部は、受信した姿勢に関する情報に基づいて、センサ容器の内容物の残量に関する情報を決定する。【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置、情報提示装置、情報提示システム、およびプログラムに関する。
従来、容器の内容物の残量に関する情報を得るための技術が開発されている。例えば、特許文献1には、容器が所定の角度よりも大きく傾けられると、容器の底部に備えられた小球の移動によってお代わり信号が無線送信される、飲み物お代わりタイミング検知システムが開示されている。特許文献2には、容器に備えられた残量計測器によって容器内の内容物の残量を計測し、内容物の残量が所定の閾値以下となった場合に、その旨をサーバに送信する指示システムが開示されている。
特開2012−170525号公報 特開2010−191500号公報
従来、容器の内容物の残量に関する情報を得る技術の利便性を向上させることが望まれている。
本開示は、利便性を向上させた情報処理装置、情報提示装置、情報提示システム、およびプログラムに関する。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、通信部と、制御部と、を備える。通信部は、センサ容器から姿勢に関する情報を受信する。制御部は、受信した姿勢に関する情報に基づいて、センサ容器の内容物の残量に関する情報を決定する。
本開示の一実施形態に係る情報提示装置は、通信部と、制御部と、情報提示部と、を備える。通信部は、容器の内容物の残量に関する情報を、情報処理装置から受信する。制御部は、受信した前記残量に関する情報に基づいて提示情報を決定する。情報提示部は、決定した前記提示情報を提示する。
本開示の一実施形態に係る情報提示システムは、センサ容器と、情報処理装置と、情報提示装置と、を含む。センサ容器は、容器と、センサと、第1の通信部と、を備える。センサは、容器の姿勢に関する情報を検出する。第1の通信部は、検出された前記容器の姿勢に関する情報を外部に送信する。情報処理装置は、第2の通信部と、第1の制御部と、を備える。第2の通信部は、センサ容器から姿勢に関する情報を受信する。第1の制御部は、受信した前記センサ容器の姿勢に関する情報に基づいて、前記センサ容器の内容物の残量に関する情報を決定する。第2の通信部は、決定された前記残量に関する情報を外部に送信する。情報提示装置は、第3の通信部と、第2の制御部と、情報提示部と、を備える。第3の通信部は、前記残量に関する情報を情報処理装置から受信する。第2の制御部は、受信した前記残量に関する情報に基づいて提示情報を決定する。情報提示部は、決定した前記提示情報を提示する。
本開示の一実施形態に係るプログラムは、容器の姿勢に関する情報を受信し、受信した前記容器の姿勢に関する情報に基づいて、前記容器の内容物の残量に関する情報を決定し、決定された前記残量に関する情報を外部に送信する処理を情報処理装置に実行させる。
本開示の一実施形態に係る情報提示システムは、容器を有するセンサ容器と、情報処理装置と、情報提示装置と、を備える。センサ容器は、前記容器の姿勢に関する情報を検出する。センサ容器は、当該姿勢に関する情報を前記情報処理装置に送信する。情報処理装置は、前記容器の姿勢に関する情報に基づいて前記容器の内容物の残量に関する情報を決定する。情報処理装置は、当該残量に関する情報を前記情報提示装置に送信する。情報提示装置は、前記残量に関する情報に基づく提示情報を提示する。
本開示の一実施形態によれば、利便性を向上させた情報処理装置、情報提示装置、情報提示システム、およびプログラムが実現される。
本開示の一実施形態に係る情報提示システムの概略構成を示すブロック図である。 容器センサが容器に取り付けられる様子を示す図である。 容器センサが取り付けられた容器の姿勢を示す図である。 情報提示装置に表示される第1画面を示す図である。 情報提示装置に表示される第2画面を示す図である。 容器センサの動作を示すフローチャートである。 情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 情報提示装置の動作を示すフローチャートである。 実施形態の変形例に係る容器センサが容器に取り付けられた状態を示す図である。 実施形態の変形例に係る情報提示装置に表示される第3画面を示す図である。 実施形態の変形例に係る情報提示システムの概略構成を示すブロック図である。
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照して説明する。
(情報提示システムの概要)
図1を参照して、一実施形態に係る情報提示システム1の概要について説明する。情報提示システム1は、容器センサ10と、情報処理装置20と、情報提示装置30と、を備える。容器センサ10、情報処理装置20、および情報提示装置30は、ネットワーク50を介して互いに通信可能である。ネットワーク50には、例えば無線通信および有線通信を行うための1つ以上の回線が含まれてよい。ネットワーク50には、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、およびインターネット等が含まれてよい。通信を行う装置間に、任意の通信機器が介在してよい。通信機器には、例えばルータ機器およびアクセスポイント機器等が含まれてよい。
容器センサ10は、多様な容器に取り付けられてよい。容器センサ10と容器とは、まとめてセンサ容器と呼ぶ場合がある。複数の容器センサ10は、形状、模様、色、印、材質等により外観が互いに異なってよい。互いに識別可能な複数の容器センサ10は、グラスマーカ、ボトルマーカ、カップマーカ、ワインマーカなどの容器を識別する目印として活用しうる。容器センサ10は、容器と一体的に形成されてよい。例えば、容器センサ10は、容器となる基材の内に内蔵される。容器センサ10を内蔵する容器は、センサ容器と呼ぶ場合がある。容器には、例えばコップ、カップ、グラス、シリンダ、紙パック、ボトル、椀、ボウル、お猪口、徳利、盆、鉢、釜、トレー、タンク、バケツ、じょうろ、やかん、水差し、および缶等、任意の器が含まれてよい。容器センサ10は、容器の姿勢に関する情報を検出する。姿勢に関する情報の詳細については後述する。容器センサ10は、検出された姿勢に関する情報を、情報処理装置20に送信する。
情報処理装置20は、情報処理機能を有する任意の装置を含んでよい。例えば、情報処理装置20として、サーバ装置、PC(Personal Computer)、スマートフォン、およびタブレット型端末装置等の装置が採用可能であってよい。情報処理装置20は、容器センサ10から姿勢に関する情報を受信する。情報処理装置20は、受信された姿勢に関する情報に基づいて、容器の内容物の残量に関する情報を決定する。残量に関する情報の詳細については後述する。情報処理装置20は、決定された残量に関する情報を、情報提示装置30へ送信する。
情報提示装置30は、使用者に対して情報を提示する機能を有する任意の装置を含んでよい。本開示において、情報を提示する処理には、例えば当該情報を画面上に表示する処理、ならびに、当該情報を音声出力する処理等が含まれてよい。例えば、情報提示装置30として、PC、スマートフォン、タブレット型端末装置、およびPDA(Personal Data Assistant)端末装置等の装置が採用可能であってよい。情報提示装置30は、情報処理装置20から残量に関する情報を受信する。情報提示装置30は、受信された残量に関する情報に基づく提示情報を提示する。提示情報の詳細については後述する。
情報提示システム1は、多様なサービスに利用可能であってよい。一実施形態において、情報提示システム1が飲食物の提供サービスに利用される例について説明する。情報提示システム1のサービスを利用する施設は、1つ以上の容器センサ10および1つ以上の情報提示装置30を備える。施設は、例えば食堂及び酒場などの飲食店、並びに斎場、祭場、及び式場などの催事場を含む。情報処理装置20は、任意の場所に備えられる。情報処理装置20は、例えば、情報提示システム1のサービスを利用する施設内もしくは施設外に備えられる。
容器センサ10は、例えば図2に示すように、飲食店の客が注文した飲み物の容器80に取り付け可能な取付部15を有してよい。容器センサ10は、取付部15を介して容器80に取り付けられる。容器80に対する容器センサ10の取付位置および取付方法は、任意に決定可能である。例えば、容器センサ10は、取付部15を介して容器80の底部に嵌合されてよい。
情報提示装置30は、例えば店舗のバックヤードに備えてよく、または店員が携帯してよい。情報提示装置30は、例えば客の飲み物の残量が少なくなったことを示す提示情報を提示する。店員は、当該提示情報に基づいて、客の飲み物の残量が少なくなったことを認識可能である。店員は、例えば飲み物の容器が不透明で外観から残量を視認できない場合であっても、当該提示情報に基づいて飲み物の残量が少なくなったことを認識可能である。店員は、例えば客が次の飲み物を注文するより前に、提示情報に基づいて能動的に注文を取りに行くことができる。店員は、例えば客の飲み物の容器を目視せずに、提示情報に基づいて客の飲み物の空き状況を把握できる。情報提示システム1を利用する店舗は、客にとって飲食物の提供に関するサービス品質が向上される。情報提示システム1は、店員にとって利便性が高い。
情報提示装置30は、例えば客席に備えられてよい。かかる場合、情報提示装置30は、ユーザ操作に応じて注文を受け付け可能であってよい。情報提示装置30は、例えば客の飲み物の残量が少なくなったことを示す提示情報を提示する。客は、例えば飲み物の容器が不透明で残量を視認できない場合であっても、当該提示情報に基づいて同じグループの他の客の飲み物の残量が少なくなったことを認識可能である。客は、例えば飲み物の残量が少なくなったタイミングで次の飲食物を注文しやすくなる。客にとって利便性が高い情報提示システム1が実現される。情報提示システム1は、次の飲食物を注文する動機付けを能動的に客に与える。情報提示システム1は、店舗にとって利便性が高い。
情報提示システム1の各構成要素について、詳細に説明する。
(容器センサ)
図1に示すように、容器センサ10は、通信部11と、センサ12と、記憶部13と、制御部14と、を含む。
容器センサ10の通信部11は、ネットワーク50を介して情報の送信および受信を行うインターフェースを含む。例えば、通信部11は、無線通信を行うためのアンテナを含んでよい。
容器センサ10のセンサ12は、容器80の姿勢に関する情報を検出する。容器80の姿勢は、例えば客が容器80の内容物を飲む際に変化し得る。姿勢に関する情報は、例えば容器80の傾きを含んでよい。容器80の傾きは、例えば水平面と容器80の底部とが成す角度に一致する。例えば、図3(a)では、容器80の傾きは0°である。図3(b)では、容器80の傾きはα°である。図3(c)では、容器80の傾きはβ°である。図3(d)では、容器80の傾きはγ°である。図3に示す例では、0<α<β<γである。センサ12として、例えば加速度センサおよびジャイロセンサ等が採用可能である。
容器80の姿勢は、容器80の内容物の残量と関係している。例えば図3に示すように、容器80の傾きが大きくなると、容器80の内容物Cの残量が少なくなり得る。このため、容器80の姿勢に関する情報に基づいて、容器80の内容物の残量の推定が可能である。一実施形態において、容器80の内容物の残量の推定は、後述するように情報処理装置20が行ってよい。
容器センサ10の記憶部13は、例えば一次記憶装置または二次記憶装置を含む。記憶部13は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、および光メモリ等を含んでよい。記憶部13は、容器センサ10の動作に必要な種々の情報およびプログラムを記憶する。
容器センサ10の制御部14は、1つ以上のプロセッサを含む。プロセッサは、特定のプログラムを読み込ませて特定の機能を実行する汎用のプロセッサ、および特定の処理に特化した専用のプロセッサを含んでよい。専用のプロセッサは、特定用途向けIC(ASIC;Application Specific Integrated Circuit)を含んでよい。プロセッサは、プログラマブルロジックデバイス(PLD;Programmable Logic Device)を含んでよい。PLDは、FPGA(Field-Programmable Gate Array)を含んでよい。制御部14は、1つまたは複数のプロセッサが協働するSoC(System-on-a-Chip)、およびSiP(System In a Package)のいずれかであってもよい。制御部14は、容器センサ10全体の動作を制御する。
制御部14は、センサ12から容器80の姿勢に関する情報を取得する。姿勢に関する情報は、容器80の姿勢を一意に定めるうる数値を含みうる。姿勢に関する情報は、容器80の姿勢を一意に示す数値を含みうる。姿勢に関する情報は、容器80の傾斜角を一意に定めるうる数値を含みうる。姿勢に関する情報は、容器80の傾斜角を一意に示す数値を含みうる。姿勢に関する情報は、容器80の傾斜角の経時変化を示す数値を含みうる。制御部14は、姿勢に関する情報を記憶部13に一時的に記憶してよい。制御部14は、通信部11を介して姿勢に関する情報を外部に送信する。制御部14は、姿勢に関する情報を逐次送信してよい。制御部14は、センサ12から取得した姿勢に関する情報を所定時間毎に送信してよい。制御部14は、所定の時間単位で纏めた時系列データとして送信してよい。制御部14は、所定の時間単位の最新データを送信して良い。制御部14は、情報の送信先を情報処理装置20に定めて、姿勢に関する情報を送信してよい。制御部14は、情報の送信先を指定することなく、姿勢に関する情報を送信してよい。かかる場合、容器センサ10と情報処理装置20との間に介在する通信機器が、姿勢に関する情報を、容器センサ10から受信して情報処理装置20へ送信してよい。制御部14は、姿勢に関する情報とともに、容器センサ10の識別情報を送信してよい。容器センサ10の識別情報には、例えばMACアドレスおよびIPアドレス等が含まれてよい。制御部14は、姿勢に関する情報とともに、容器センサ10の位置情報を送信してよい。容器センサ10の位置情報は、例えば容器センサ10に備えられたGPS(Global Positioning System)モジュールを用いて取得されてよく、あるいは上述した通信機器から取得されてよい。
(情報処理装置)
図1に示すように、情報処理装置20は、通信部21と、記憶部22と、制御部23と、を備える。
情報処理装置20の通信部21は、ネットワーク50を介して情報の送信および受信を行うインターフェースを含む。
情報処理装置20の記憶部22は、例えば一次記憶装置または二次記憶装置を含む。記憶部22は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、および光メモリ等を含んでよい。記憶部22は、情報処理装置20の動作に必要な種々の情報およびプログラムを記憶する。
情報処理装置20の制御部23は、1つ以上のプロセッサを含む。制御部23は、情報処理装置20の動作全体を制御してよい。
例えば、制御部23は、通信部21を介して、容器センサ10から容器80の姿勢に関する情報を受信する。制御部23は、姿勢に関する情報を記憶部22に記憶する。制御部23は、姿勢に関する情報に基づいて、容器80の姿勢を推定してよい。制御部23は、姿勢に関する情報に基づいて、容器80の内容物の残量に関する情報を決定する。残量に関する情報には、例えば容器80の内容物の残量の推定値が含まれてよい。残量に関する情報を決定する処理には、残量を推定する処理が含まれてよい。残量を推定する処理には、任意のアルゴリズムが採用可能である。
制御部23は、姿勢に関する情報に基づいて、容器80の傾きの最大値を推定してよい。制御部23は、容器80の傾きの最大値に応じて残量を推定してよい。以下、推定された残量を推定残量ともいう。容器80の傾きと内容物の残量との対応関係を示す対応情報は、例えば実験、シミュレーション、統計によって予め決定可能である。対応情報は、例えばルックアップテーブルとして記憶部22に予め記憶されてよい。例えば、ルックアップテーブルにおいて、傾き0°には残量100%が対応付けられる。傾き45°には残量50%が対応付けられる。傾き90°以上には残量0%が対応付けられる。容器80の傾きと内容物の残量との対応関係は、上述の例に限られない。例えば、内容物の残量は、百分率ではなく、体積または質量を表す任意の単位で示されてよい。
残量を推定する際に、制御部23は、容器80の傾きが、異常値であるか否かを判定してよい。姿勢に関する情報に示される容器80の傾きが異常値であるか否かの判断には、任意のアルゴリズムが採用可能である。例えば、制御部23は、容器80の傾きの時系列データにおいて、傾き最大値が比較的鋭いピークとして表れている場合、当該最大値を異常値であると判定してよい。制御部23は、容器80の傾きの時間微分値の絶対値が所定の閾値以上である場合、傾きの当該変化を異常値であると判定してよい。制御部23は、異常値であると判定された傾きの当該最大値を用いる残量の推定を停止する。かかる制御部23は、容器80の内容物の残量を推定する精度を高めることができる。
制御部23は、決定された残量に関する情報を情報提示装置30に送信する。残量に関する情報は、例えば、推定残量を百分率で示す情報、および推定残量を体積もしくは質量を表す所定の単位で示す情報を含んでよい。制御部23は、残量に関する情報とともに、容器センサ10から受信した情報を送信してよい。容器センサ10から受信した情報には、容器80の姿勢に関する情報と、容器センサ10の識別情報と、容器センサ10の位置情報と、が含まれてよい。制御部23は、姿勢に関する情報が検出された時刻を送信してよい。
(情報提示装置)
図1に示すように、情報提示装置30は、通信部31と、表示部32と、操作部33と、記憶部34と、制御部35と、を備える。
情報提示装置30の通信部31は、ネットワーク50を介して情報の送信および受信を行うインターフェースを含む。
情報提示装置30の表示部32は、任意の表示デバイスを含みうる。表示デバイスには、例えば液晶ディスプレイおよび有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ等が含まれてよい。
情報提示装置30の操作部33は、ユーザ操作を受け付け可能なユーザインターフェースを含む。ユーザインターフェースには、例えば物理キー、タッチキー、マウス、タッチパネル、およびタッチスクリーン等が含まれてよい。操作部33がタッチスクリーンを含む場合、表示部32と操作部33とが1つのモジュールとして構成されてよい。
情報提示装置30の記憶部34は、例えば一次記憶装置または二次記憶装置を含む。記憶部34は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、および光メモリ等を含んでよい。記憶部34は、情報提示装置30の動作に必要な種々の情報およびプログラムを記憶する。
情報提示装置30の制御部35は、1つ以上のプロセッサを含む。制御部35は、情報提示装置30の動作全体を制御する。
例えば、制御部35は、飲食店における客席をそれぞれ識別可能な第1識別情報を記憶部34に記憶する。第1識別情報は、例えば飲食店の店員によって予め入力されてよい。
制御部35は、飲食店に入店した客グループを識別可能な第2識別情報を記憶部34に記憶する。制御部35は、1つの客グループが利用する全ての客席に対応する第1識別情報を1つの第2識別情報に対応付けてよい。客グループは、1名以上の客を含むグループである。制御部35は、例えば客グループが入店する度に飲食店の店員が行うユーザ操作に基づいて、第2識別情報を第1識別情報に対応付ける上記の処理を実行してよい。
制御部35は、容器センサ10の識別情報を、当該容器センサ10を利用する客グループの第2識別情報に対応付けて記憶する。制御部35は、例えば容器センサ10が取り付けられた容器80を用いて飲み物を客グループに対して提供する際に店員が行うユーザ操作に基づいて、当該容器センサ10の識別情報を客グループの第2識別情報に対応付ける上記の処理を実行してよい。制御部35は、客グループに提供された容器80に取り付けられた容器センサ10の位置情報に基づいて、当該容器センサ10の識別情報を客グループの第2識別情報に対応付ける上述の処理を自動的に実行してよい。制御部35は、例えば記憶部34に予め記憶された各客席の位置情報に基づいて、容器センサ10の位置情報に対応する客席を特定する。制御部35は、特定された客席の第1識別情報に対応付けられた客グループの第2識別情報に対応付けて、当該容器センサ10の識別情報を記憶する。
このようにして、客席と、客グループと、容器センサ10と、が相互に対応付けられる。
制御部35は、容器センサ10の識別情報と、客グループの第2識別情報と、の対応付けを解消する。制御部35は、容器センサ10に対応する、容器80の姿勢に関する情報、内容物の残量に関する情報、および提示情報を初期化する。制御部35は、例えば客グループから容器80および容器センサ10を回収する際に飲食店の店員が行うユーザ操作に基づいて、対応付けの解消および情報の初期化を行う上記の処理を実行してよい。
制御部35は、通信部31を介して、情報処理装置20から容器80の内容物の残量に関する情報を受信する。制御部35は、残量に関する情報を記憶部34に記憶する。
制御部35は、残量に関する情報に基づいて、推定残量に応じた残量レベルを決定してよい。残量レベルは、所定の基準値と比較した推定残量の程度を示す。基準値および残量レベルの内容は、任意に定められてよい。例えば、制御部23は、推定残量が0%であるとき、残量レベルを「空」に定める。制御部23は、推定残量が0%より大きく第1基準値未満であるとき、残量レベルを「少ない」に定める。制御部23は、推定残量が第1基準値以上であるとき、残量レベルを「多い」に定める。制御部35は、客グループに関する情報に基づいて、当該客グループに対応付けられた容器センサ10について、上記の基準値を変化させてよい。客グループに関する情報には、例えば当該客グループの注文頻度を示す情報が含まれてよい。例えば、制御部35は、客グループの注文頻度が所定の基準頻度以上である場合、残量レベルを決定するための基準値を増加させてよい。あるいは、制御部35は、客グループの注文頻度が所定の基準頻度未満である場合、残量レベルを決定するための基準値を減少させてよい。基準頻度は、任意に定められてよい。
制御部35は、残量に関する情報に基づいて、提示情報を決定する。制御部35は、決定された提示情報を提示する。一実施形態において、制御部35は、提示情報を画面として表示部32に表示させる。以下、具体的に説明する。
(第1画面)
図4を参照して、例えば飲食店のバックヤードに設置されまたは店員によって携帯される情報提示装置30によって提示される提示情報について、具体的に説明する。情報提示装置30の制御部35は、提示情報として、1つ以上の第1画面110を表示部32に表示させる。
1つの第1画面110が、1つの客グループに対応して設けられる。第1画面110上には、対応する客グループに関する任意の情報が表示されてよい。例えば、第1画面110上には、対応する客グループの第2識別情報111が表示される。第1画面110上の領域112内には、客グループに提供中の容器80毎に、残量に関する情報が文字および画像を用いて表示される。領域112内には、残量レベル毎に、客グループに提供中の容器80の数が表示される。
制御部35は、客グループ毎に、残量レベルに基づいて警告情報113を表示してよい。警告情報113は、例えば文字または画像を含んでよい。警告情報113によって、飲食店の店員は、例えば優先的に注文を取りに行くべき客グループを一見して把握可能となる。警告情報113を表示する処理には、任意のアルゴリズムが採用可能である。
例えば、制御部35は、客グループに提供中の容器80のうち、残量レベルが「空」である容器80の数が所定の基準数以上である場合に、当該客グループに対応する第1画面110上に警告情報113を表示してよい。
あるいは、制御部35は、客グループに提供中の各容器80について、残量レベルに応じた評価値を決定してよい。例えば、制御部35は、残量レベルが「空」である容器80の評価値を2ポイントに定める。制御部35は、残量レベルが「少ない」である容器80の評価値を1ポイントに定める。制御部35は、残量レベルが「多い」である容器80の評価値を0ポイントに定める。制御部35は、決定された評価値の合計が所定の閾値以上である場合に、当該客グループに対応する第1画面110上に警告情報113を表示してよい。
(第2画面)
図5を参照して、客グループが利用する客席に設置される情報提示装置30によって提示される提示情報について、具体的に説明する。情報提示装置30の制御部35は、提示情報として、第2画面120を表示部32に表示させる。
第2画面120上の領域121内には、客グループに提供中の容器80毎に、残量に関する情報が文字および画像を用いて表示されてよい。
第2画面120上の領域122内には、客グループに対して注文を促すための促進情報が表示されてよい。促進情報には、例えば所定のアルゴリズムで選択された飲食物の注文を受け付けるGUI(Graphical User Interface)が含まれてよい。飲食物の選択には、任意のアルゴリズムが採用可能である。例えば、制御部35は、客グループの注文履歴に基づいて、当該客グループによる注文頻度が低い飲食物または当該客グループによる注文頻度が高い飲食物を選択してよい。
促進情報を表示する処理には、任意のアルゴリズムが採用可能である。例えば、制御部35は、客グループに提供中の容器80のうち、残量レベルが「空」である容器80の数が所定の基準数以上である場合に、第2画面120上に促進情報を表示してよい。あるいは、制御部35は、客グループに提供中の各容器80について上述のように決定された評価値の合計が所定の閾値以上である場合に、第2画面120上に促進情報を表示してよい。
図6を参照して、容器センサ10の動作について説明する。
ステップS101:センサ12は、容器80の姿勢に関する情報を検出する。
ステップS102:制御部14は、通信部11を介して、検出された姿勢に関する情報を送信する。
上述したステップS101−ステップS102のプロセスは、例えば容器センサ10の電源がOFFになるまで繰り返し実行されてよい。
図7を参照して、情報処理装置20の動作について説明する。
ステップS201:制御部23は、通信部21を介して、容器センサ10から姿勢に関する情報を受信する。
ステップS202:制御部23は、受信された姿勢に関する情報に基づいて、容器80の内容物の残量に関する情報を決定する。
ステップS203:制御部23は、通信部21を介して、決定された残量に関する情報を情報提示装置30に送信する。
上述したステップS201−ステップS203のプロセスは、例えば情報処理装置20の電源がOFFになるまで繰り返し実行されてよい。
図8を参照して、情報提示装置30の動作について説明する。
ステップS301:制御部35は、通信部31を介して、情報処理装置20から残量に関する情報を受信する。
ステップS302:制御部35は、受信された残量に関する情報に基づいて提示情報を決定する。制御部35は、決定された提示情報を提示する。
上述したステップS301−ステップS302のプロセスは、例えば情報提示装置30の電源がOFFになるまで繰り返し実行されてよい。
以上述べたように、一実施形態に係る情報提示システム1によれば、容器センサ10が容器80の姿勢に関する情報を検出する。情報処理装置20が、姿勢に関する情報に基づいて、容器80の内容物の残量に関する情報を決定する。情報提示装置30が、残量に関する情報に基づく提示情報を提示する。かかる構成によって、以下に説明するように、利便性を向上させた情報提示システム1が実現される。
例えば、情報提示システム1が飲食物の提供サービスに利用された場合、飲食店の店員は、例えば飲み物の容器が不透明で外観から残量を視認できない場合であっても、情報提示装置30によって提示される提示情報に基づいて、客の飲み物の残量が少なくなったことを認識可能である。店員は、例えば客が次の飲み物を注文するより前に、提示情報に基づいて能動的に注文を取りに行くことができる。店員は、例えば客の飲み物の容器を目視せずに、提示情報に基づいて客の飲み物の空き状況を把握できる。情報提示システム1を利用する店舗は、客にとって飲食物の提供に関するサービス品質が向上される。情報提示システム1は、店員にとって利便性が高い。
飲食店の客は、例えば飲み物の容器が不透明で残量を視認できない場合であっても、当該提示情報に基づいて同じグループの他の客の飲み物の残量が少なくなったことを認識可能である。客は、例えば飲み物の残量が少なくなったタイミングで次の飲食物を注文しやすくなる。客にとって利便性が高い情報提示システム1が実現される。情報提示システム1は、次の飲食物を注文する動機付けを能動的に客に与る。情報提示システム1は、店舗にとって利便性が高い。
本発明を諸図面や実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、あるいは分割したりすることが可能である。
例えば、上述した実施形態において、情報提示システム1が飲食物の提供サービスに利用された例について説明した。しかしながら、情報提示システム1の利用態様は、上述した実施形態に限られない。情報提示システム1は、例えばユーザ個人によって利用されてよい。かかる場合、ユーザは、任意の場所に保管している容器80に容器センサ10を取り付ける。容器80は、例えばユーザの自宅内、およびユーザが過去に利用した店舗内等の場所に保管されてよい。ユーザは、例えば容器80の保管場所から離れた場所にいるときであっても、情報提示装置30を用いて容器80の内容物の残量に関する情報を確認可能である。
当該利用態様において、情報提示装置30は、例えばユーザが所有するスマートフォンまたはPC等の装置であってよい。当該情報提示装置30に提示される提示情報について、図10を参照して具体的に説明する。情報提示装置30の制御部35は、提示情報として、第3画面130を表示部32に表示させる。第3画面130上の領域131内には、容器センサ10が取り付けられた容器80毎に、残量に関する情報が文字および画像を用いて表示されてよい。第3画面130条の領域132内には、容器80の内容物に関する任意の情報が表示されてよい。内容物に関する情報には、例えば内容物の名称、開栓日時、保管場所、製造者の名称、保存状態の経時変化、最後に残量が変化した日、破棄されるまでの残り日数、および価格等を示す情報が含まれてよい。内容物に関する情報の一部または全部は、情報提示装置30に対するユーザ操作に応じて入力されてよい。内容物に関する情報の一部または全部は、例えばネットワーク50を介して取得されてよい。
上述した実施形態において、容器センサ10が、取付部15を介して容器80の底部に嵌合される構成について説明した。しかしながら、取付部15の構造は、上述した実施形態に限られない。例えば図9に示す容器センサ10aの取付部15aは、ベルト形状またはバンド形状を有してよい。かかる容器センサ10aは、取付部15aを介して容器の側面上に固定される。かかる構成によれば、例えば形状が異なる容器80に対して共通の容器センサ10aが採用可能である。このため、利便性を更に向上させた情報提示システム1が実現される。
容器センサ10は、例えば図9に示すように、取付部15を介して飲食店側の容器80に取り付けていてよい。飲食店の店員は、客の容器に内容物を注ぐときに容器を傾ける。情報提示装置30は、飲食店の在庫容器の内容量を提示してよい。情報提示装置30は、内容量の少なくなった容器に相当する新しい飲食物の発注画面を表示してよい。情報提示システム1は、在庫を管理する店舗にとって利便性が高い。情報提示システム1は、店舗に対して能動的に次の飲食物を発注する動機付けを与える。情報提示システム1は、店舗に飲食物を納入する酒店にとって利便性が高い。
上述した実施形態において、情報提示システム1の各構成要素の構成および機能の一部または全部が、他の構成要素に包含されてよい。例えば、情報処理装置20の構成および機能の一部または全部が、容器センサ10または情報提示装置30に包含されてよい。かかる場合、情報提示システム2は、図11に示すように、容器センサ10bと、情報提示装置30と、を備えてよい。例えば、容器センサ10bの制御部14が、容器80の姿勢に関する情報に基づいて、容器80の内容物の残量に関する情報を決定してよい。制御部14は、決定された残量に関する情報を外部に送信する。あるいは、情報提示装置30の制御部35が、容器センサ10から受信した姿勢に関する情報に基づいて、容器80の内容物の残量に関する情報を決定してよい。
上述した実施形態において、情報提示装置30の表示部32が、提示情報として第1画面110、第2画面120、および第3画面130を表示する構成について説明した。しかしながら、上述したように、情報を提示する処理には、例えば当該情報を画面上に表示する処理、ならびに、当該情報を音声出力する処理等が含まれてよい。したがって、情報提示装置30は、例えば提示情報を音声出力するための音声出力部を備えてよい。音声出力部は、例えばスピーカを含んでよい。提示情報を提示するために用いられる、表示部32および音声出力部を含む構成要素を、情報提示部ともいう。
本開示において「第1」及び「第2」等の記載は、当該構成を区別するための識別子である。本開示における「第1」及び「第2」等の記載で区別された構成は、当該構成における番号を交換することができる。例えば、第1識別情報は、第2識別情報と識別子である「第1」と「第2」とを交換することができる。識別子の交換は同時に行われる。識別子の交換後も当該構成は区別される。識別子は削除してよい。識別子を削除した構成は、符号で区別される。識別子は追加してよい。例えば、制御部14は第1制御部14に、制御部23は第2制御部23に、制御部35は第3制御部35に変更しうる。本開示における「第1」及び「第2」等の識別子の記載のみに基づいて、当該構成の順序の解釈、小さい番号の識別子が存在することの根拠に利用してはならない。
1、2 情報提示システム
10、10a、10b 容器センサ
11 通信部
12 センサ
13 記憶部
14 制御部
15 取付部
20 情報処理装置
21 通信部
22 記憶部
23 制御部
30 情報提示装置
31 通信部
32 表示部
33 操作部
34 記憶部
35 制御部
50 ネットワーク
80 容器
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、センサ容器と別体で設けられる。前記情報処理装置は、通信部と、制御部と、を備える。通信部は、センサ容器から前記センサ容器の姿勢を一意に示す数値を受信する。制御部は、受信した前記センサ容器の姿勢を一意に示す数値に基づいて、センサ容器の内容物の残量の推定値推定する。通信部は、推定された前記残量の推定値を外部に送信する。
本開示の一実施形態に係る情報提示装置は、通信部と、制御部と、情報提示部と、を備える。通信部は、容器の内容物の残量の推定値を、情報処理装置から受信する。制御部は、受信した前記残量の推定値に基づいて提示情報を決定する。情報提示部は、決定した前記提示情報を提示する。
本開示の一実施形態に係る情報提示システムは、センサ容器と、前記センサ容器とは別体の情報処理装置と、情報提示装置と、を含む。センサ容器は、容器と、センサと、第1の通信部と、を備える。センサは、容器の姿勢を一意に示す数値を検出する。第1の通信部は、検出された前記容器の姿勢を一意に示す数値を外部に送信する。情報処理装置は、第2の通信部と、第1の制御部と、を備える。第2の通信部は、センサ容器から前記センサ容器の姿勢を一意に示す数値を受信する。第1の制御部は、受信した前記センサ容器の姿勢を一意に示す数値に基づいて、前記センサ容器の内容物の残量の推定値推定する。第2の通信部は、推定された前記残量の推定値を外部に送信する。情報提示装置は、第3の通信部と、第2の制御部と、情報提示部と、を備える。第3の通信部は、前記残量の推定値を情報処理装置から受信する。第2の制御部は、受信した前記残量の推定値に基づいて提示情報を決定する。情報提示部は、決定した前記提示情報を提示する。
本開示の一実施形態に係るプログラムは、容器とは別体の情報処理装置を制御するプログラムである。前記プログラムは、容器の姿勢を一意に示す数値を受信し、受信した前記容器の姿勢を一意に示す数値に基づいて、前記容器の内容物の残量の推定値推定し、推定された前記残量の推定値を外部に送信する処理を情報処理装置に実行させる。
本開示の一実施形態に係る情報提示システムは、容器を有するセンサ容器と、前記センサ容器とは別体の情報処理装置と、情報提示装置と、を備える。センサ容器は、前記容器の姿勢を一意に示す数値を検出する。センサ容器は、当該姿勢を一意に示す数値を前記情報処理装置に送信する。情報処理装置は、前記容器の姿勢を一意に示す数値に基づいて前記容器の内容物の残量の推定値推定する。情報処理装置は、当該残量の推定値を前記情報提示装置に送信する。情報提示装置は、前記残量の推定値に基づく提示情報を提示する。
本開示は、情報処理装置、情報提示システム、およびプログラムに関する。
本開示は、利便性を向上させた情報処理装置、情報提示システム、およびプログラムに関する。
本開示の一実施形態によれば、利便性を向上させた情報処理装置、情報提示システム、およびプログラムが実現される。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、センサ容器と別体で設けられる。前記情報処理装置は、通信部と、制御部と、を備える。通信部は、センサ容器から前記センサ容器の傾きを示す角度を受信する。制御部は、受信した前記センサ容器の傾きを示す角度に基づいて、センサ容器の内容物の残量の推定値を推定する。通信部は、推定された前記残量の推定値を外部に送信する。
本開示の一実施形態に係る情報提示システムは、センサ容器と、前記センサ容器とは別体の情報処理装置と、情報提示装置と、を含む。センサ容器は、容器と、センサと、第1の通信部と、を備える。センサは、容器の傾きを示す角度を検出する。第1の通信部は、検出された前記容器の傾きを示す角度を外部に送信する。情報処理装置は、第2の通信部と、第1の制御部と、を備える。第2の通信部は、センサ容器から前記センサ容器の傾きを示す角度を受信する。第1の制御部は、受信した前記センサ容器の傾きを示す角度に基づいて、前記センサ容器の内容物の残量の推定値を推定する。第2の通信部は、推定された前記残量の推定値を外部に送信する。情報提示装置は、第3の通信部と、第2の制御部と、情報提示部と、を備える。第3の通信部は、前記残量の推定値を情報処理装置から受信する。第2の制御部は、受信した前記残量の推定値に基づいて提示情報を決定する。情報提示部は、決定した前記提示情報を提示する。
本開示の一実施形態に係るプログラムは、容器とは別体の情報処理装置を制御するプログラムである。前記プログラムは、容器の傾きを示す角度を受信し、受信した前記容器の傾きを示す角度に基づいて、前記容器の内容物の残量の推定値を推定し、推定された前記残量の推定値を外部に送信する処理を情報処理装置に実行させる。
本開示の一実施形態に係る情報提示システムは、容器を有するセンサ容器と、前記センサ容器とは別体の情報処理装置と、情報提示装置と、を備える。センサ容器は、前記容器の傾きを示す角度を検出する。センサ容器は、当該傾きを示す角度を前記情報処理装置に送信する。情報処理装置は、前記容器の傾きを示す角度に基づいて前記容器の内容物の残量の推定値を推定する。情報処理装置は、当該残量の推定値を前記情報提示装置に送信する。情報提示装置は、前記残量の推定値に基づく提示情報を提示する。

Claims (9)

  1. センサ容器から姿勢に関する情報を受信する通信部と、
    受信した前記姿勢に関する情報に基づいて、前記センサ容器の内容物の残量に関する情報を決定する制御部と、を備え、
    前記通信部は、決定された前記残量に関する情報を外部に送信する、
    情報処理装置。
  2. 前記通信部は、前記姿勢に関する情報として、傾きの情報を受信し、
    前記制御部は、前記傾きの情報に基づいて、前記残量に関する情報を決定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記傾きの情報と前記残量に関する情報との対応関係を示す対応情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記受信した前記傾きの情報に対応する前記残量に関する情報を、前記対応情報に基づいて決定する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 容器の内容物の残量に関する情報を、情報処理装置から受信する通信部と、
    受信した前記残量に関する情報に基づいて提示情報を決定する制御部と、
    決定した前記提示情報を提示する情報提示部と、
    を備える情報提示装置。
  5. 前記通信部は、複数の前記残量に関する情報を受信し、
    前記制御部は、受信した複数の前記残量に関する情報に基づいて前記提示情報を決定する、
    請求項4に記載の情報提示装置。
  6. センサ容器と、情報処理装置と、情報提示装置とを含み、
    前記センサ容器は、
    容器と、
    前記容器の姿勢に関する情報を検出するセンサと、
    検出された前記容器の姿勢に関する情報を外部に送信する第1の通信部と、を備え、
    前記情報処理装置は、
    センサ容器から姿勢に関する情報を受信する第2の通信部と、
    受信した前記センサ容器の姿勢に関する情報に基づいて、前記センサ容器の内容物の残量に関する情報を決定する第1の制御部と、を備え、
    前記第2の通信部は、決定された前記残量に関する情報を外部に送信し、
    前記情報提示装置は、
    前記残量に関する情報を情報処理装置から受信する第3の通信部と、
    受信した前記残量に関する情報に基づいて提示情報を決定する第2の制御部と、
    決定した前記提示情報を提示する情報提示部と、を備える、
    情報提示システム。
  7. 前記センサは、前記容器の姿勢に関する情報として、前記容器の傾きの情報を検出する、
    請求項6に記載の情報提示システム。
  8. 容器の姿勢に関する情報を受信し、
    受信した前記容器の姿勢に関する情報に基づいて、前記容器の内容物の残量に関する情報を決定し、
    決定された前記残量に関する情報を外部に送信する処理を情報処理装置に実行させる、プログラム。
  9. 容器を有するセンサ容器と、情報処理装置と、情報提示装置と、を備え、
    前記センサ容器は、前記容器の姿勢に関する情報を検出し、当該姿勢に関する情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置は、前記容器の姿勢に関する情報に基づいて前記容器の内容物の残量に関する情報を決定し、当該残量に関する情報を前記情報提示装置に送信し、
    前記情報提示装置は、前記残量に関する情報に基づく提示情報を提示する、
    情報提示システム。
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