JP2018071464A - 車両システム - Google Patents

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Abstract

【課題】アイドルストップからエンジンを再始動させる際の所要時間を効果的に短縮する。【解決手段】スタータモータ16と、エアコンプレッサと、エアコンプレッサを無負荷運転状態に切り替える強制開弁機構と、ブレーキ操作が検出され、且つ、車速が所定の低速域まで低下すると、エンジン10の燃料噴射を中断させるアイドルストップ制御を実施するアイドルストップ制御部と、アイドルストップ制御の実施中に発進操作が検出されると、スタータモータ16を駆動させてエンジン10を再始動させる再始動制御を実施する再始動制御部と、再始動制御によってエンジン10が再始動される際に、強制開弁機構を作動させてエアコンプレッサを無負荷運転状態に制御する負荷低減制御部とを備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、車両システムに関し、特に、アイドルストップ機能を備えた車両システムに関する。
従来、燃費の向上を図るべく、運転者のブレーキ操作によって車速が所定の低速域まで低下すると、エンジンの燃料噴射を中断(エンジンを停止)させるアイドルストップ機能を備えた車両が広く普及している。一般的に、アイドルストップからエンジンを再始動させる場合には、スタータモータによりフライホイールに駆動力を伝達することで、エンジンのクランクシャフトを回転させている。このようなエンジンの再始動時に、スタータモータの負荷を低減するために、オルタネータ等の補器類の作動を禁止或いは制限する技術が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−163323号公報
一般的に、トラック等の大型車両には、エアブレーキ装置や車高調整装置等、エアコンプレッサから供給される圧縮空気を作動媒体とする多くの装置が搭載されている。このような大型車両のエアコンプレッサは、一般乗用車等の補器類に比べ、大きな駆動力を必要とする。このため、大型車両においては、アイドルストップからエンジンを再始動させる際に、エアコンプレッサを含めた各種補器類を駆動させると、スタータモータに大きな駆動出力が必要となり、再始動に要する時間が長くなってしまう課題がある。
本開示の技術は、アイドルストップからエンジンを再始動させる際の所要時間を効果的に短縮することを目的とする。
本開示の技術は、エンジンのクランクシャフトに駆動力を伝達して前記エンジンを始動させるスタータモータと、前記エンジンから伝達される動力で駆動するエアコンプレッサと、前記エアコンプレッサの吸入弁を強制的に開弁して前記エアコンプレッサを無負荷運転状態に切り替える強制開弁機構と、車速を検出する車速検出手段と、運転者によるブレーキ操作がなされたか否かを検出するブレーキ操作検出手段と、運転者による発進操作がなされたか否かを検出する発進操作検出手段と、前記ブレーキ操作検出手段によってブレーキ操作が検出され、且つ、前記車速検出手段により検出される前記車速が所定の低速域まで低下すると、前記エンジンの燃料噴射を中断させるアイドルストップ制御を実施するアイドルストップ制御手段と、前記アイドルストップ制御の実施中に前記発進操作検出手段によって発進操作が検出されると、前記スタータモータを駆動させて前記エンジンを再始動させる再始動制御を実施する再始動制御手段と、前記再始動制御によって前記エンジンが再始動される際に、前記強制開弁機構を作動させて前記エアコンプレッサを無負荷運転状態に制御する負荷低減制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記クランクシャフトに電子制御式のファンクラッチを介して断接可能に接続された冷却ファンをさらに備え、前記負荷低減制御手段は、前記再始動制御によって前記エンジンが再始動される際に、前記ファンクラッチを断に制御することが好ましい。
また、前記エアコンプレッサに配管を介して接続されて前記エアコンプレッサから供給される圧縮空気が充填されるエアタンクと、前記エアタンク内の空気圧力が所定の閾値圧力に達すると、当該空気圧力によって弁体が移動して開放されるエアガバナと、前記エアガバナが開放されると、当該エアガバナから供給される空気圧力で移動して前記エアコンプレッサの吸入弁を強制的に開弁するロッドを含むアンロード弁と、をさらに備え、前記強制開弁機構は、前記弁体に設けられたプランジャと、前記プランジャを囲む電磁コイルとを含み、前記負荷低減制御手段からの指令に応じて前記電磁コイルに電流が印加されると、前記弁体が移動して前記エアガバナを強制的に開放するものでもよい。
また、前記エアコンプレッサに配管を介して接続されて前記エアコンプレッサから供給される圧縮空気が充填されるエアタンクと、前記エアタンク内の空気圧力が所定の閾値圧力に達すると、当該空気圧力によって弁体が移動して開放されるエアガバナと、前記エアガバナが開放されると、当該エアガバナから供給される空気圧力で移動して前記エアコンプレッサの吸入弁を強制的に開弁するロッドを含むアンロード弁と、をさらに備え、前記強制開弁機構は、前記ロッドに設けられたプランジャと、前記プランジャを囲む電磁コイルとを含み、前記負荷低減制御手段からの指令に応じて前記電磁コイルに電流が印加されると、前記ロッドが移動して前記エアコンプレッサの前記吸入弁を強制的に開弁するものでもよい。
本開示の技術によれば、アイドルストップからエンジンを再始動させる際の所要時間を効果的に短縮することができる。
本発明の一実施形態に係る車両システムを示す模式的な全体構成図である。 本発明の一実施形態に係る圧縮空気供給装置を示す模式的な全体構成図である。 本発明の一実施形態に係る圧縮空気供給装置において、強制開弁機構によってエアガバナが開放された状態を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る電子制御ユニットを示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る電子制御ユニットによる制御フローを説明するフローチャート図である。 他の実施形態に係る圧縮空気供給装置の一例を示す模式的な全体構成図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係る車両システムを説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本実施形態に係る車両システムを示す模式的な全体構成図である。本実施形態の車両1は、例えば、トラック等の大型車両であって、エンジン10のクランクシャフト10Aの出力側には、変速機12のインプットシャフト12Aがクラッチ装置11を介して断接可能に接続されている。変速機12の図示しないアウトプットシャフトには、プロペラシャフト13及び、差動装置14を介して左右の駆動輪15L,Rがそれぞれ接続されている。スタータモータ16は、クランクシャフト10Aに固設されたフライホイール外周のリングギヤ17に図示しないワンウェイクラッチを介して接続されている。
クランクシャフト10Aの前端側には、電子制御式ファンクラッチ20を介して冷却ファン21が断接可能に接続されている。電子制御式ファンクラッチ20の断接は、後述する電子制御ユニット(以下、ECU)60により制御される。また、エンジン10の側部には、圧縮空気供給装置100(図2参照)の一部を構成するエアコンプレッサ110が設けられている。
車速センサ51は、車両1の走行速度(車速)を検出する。アクセルペダルセンサ52は、図示しないアクセルペダルの踏み込み量を検出する。ブレーキペダルセンサ53は、図示しないブレーキペダルの踏み込み量を検出する。シフトポジションセンサ54は、現在のシフトポジションを検出する。これら各種センサ51〜54で検出されるセンサ値は、電気的に接続されたECU60に出力される。ECU60の詳細については後述する。
次に、図2に基づいて本実施形態に係る圧縮空気供給装置100の詳細について説明する。
圧縮空気供給装置100は、少なくとも、エアコンプレッサ110と、アンロード弁117と、エアドライヤ120と、エアタンク130と、エアガバナ140と、これらを接続する複数本のエア配管150〜155と、強制開弁機構170とを備えている。
エアコンプレッサ110は、エンジン10(図1参照)から伝達される動力で駆動する。より詳しくは、エアコンプレッサ110は、何れも図示しないエンジンのクランクシャフトにプーリ等を介して接続された回転軸111と、回転軸111にコンロッド112を介して連結されて、シリンダ113内を往復移動可能なピストン114と、開閉動作によりシリンダ113内に外気を取り入れる吸入弁115と、開閉動作によりシリンダ113内から圧縮空気を吐出させる吐出弁116とを備えている。
エアコンプレッサ110は、ピストン114が降下する吸気行程時には、吸入弁115が開弁し、且つ、吐出弁116が閉弁することで、シリンダ113内に吸入配管150を介して外気が取り込まれるようになっている。一方、ピストン114が上昇する圧縮行程時には、吸入弁115が閉弁し、且つ、吐出弁116が開弁することで、圧縮空気がシリンダ113内から第1供給配管151内に吐出されるようになっている。
アンロード弁117は、ハウジング117Aと、ハウジング117A内に摺動移動可能に設けられて、圧力室117Bを区画するアンロードピストン117Cと、一端側をアンロードピストン117Cに固定されると共に、他端側を吸入弁115に当接させたロッド117Dと、ハウジング117A内に設けられてアンロードピストン117Cを圧力室117B側に付勢するリターンスプリング117Eとを備えている。アンロード弁117の作動については、詳細を後述する。
エアドライヤ120は、第1供給配管151及び、ラバーホース152等を介してエアコンプレッサ110に接続されており、エアコンプレッサ110から供給される圧縮空気に含まれる水分を除去する。これらエアコンプレッサ110とエアドライヤ120とを接続する配管系には、逆止弁121が設けられている。また、エアドライヤ120は、第2供給配管153を介してエアタンク130に接続されている。
エアタンク130には、エアドライヤ120によって水分を除去された圧縮空気が充填される。エアタンク130内の圧縮空気は、エアタンク130に接続された各配管160,161を介して、図示しないエアブレーキ装置や車高調整装置等に供給される。
エアガバナ140は、エアタンク130内の空気圧力に応じて、エアコンプレッサ110を負荷運転状態と無負荷運転状態とに切り替える。より詳しくは、エアガバナ140は、ガバナシリンダ141と、ガバナシリンダ141の底部に設けられた入口ポート142と、ガバナシリンダ141の側部に設けられた出口ポート143と、ガバナシリンダ141内を摺動移動して各ポート142,143を開閉(連通/遮断)可能なガバナピストン144と、ガバナシリンダ141内に設けられてガバナピストン144を各ポート142,143が閉塞(遮断)される方向(底部側)に付勢するガバナスプリング145とを備えている。
入口ポート142は、第3供給配管154を介してエアタンク130に接続され、出口ポート143は、第3供給配管155を介してアンロード弁117のハウジング117Aに接続されている。
ここで、エアタンク130内の空気圧力が所定の閾値圧力に達すると、エアタンク130から第3供給配管154を介して入口ポート142に供給される圧縮空気の圧力がガバナスプリング145の付勢力よりも大きくなり、ガバナピストン144は各ポート142,143を連通させる方向(図中上方)に移動する。各ポート142,143が連通し、エアガバナ140が開放されると、圧縮空気は第3供給配管155を介してアンロード弁117のハウジング117Aに供給され、アンロードピストン117Cがリターンスプリング117Eの付勢力に抗して移動することで、ロッド117Dがエアコンプレッサ110の吸入弁115を強制的に開弁するようになっている。
このように、吸入弁115が強制的に開弁されると、エアコンプレッサ110のピストン114が上下動しても、シリンダ113内に吸入あるいは吐出される空気は、吸入弁115及び吐出弁16を比較的少ない抵抗で流れるのみとなり、エアコンプレッサ110は第1供給配管151に圧縮空気を送らない無負荷運転状態(アンロード運転状態)に切り替えられるようになっている。
強制開弁機構170は、ECU60からの指令に応じてエアガバナ140を強制的に開放(各ポート142,143を連通)するもので、ガバナピストン144のロッド144Aに固定されたプランジャ171と、プランジャ171を囲む電磁コイル172と、電磁コイル172を保持するホルダ173とを備えている。
電磁コイル172に電流が印加されると、図3(A)に示すように、プランジャ171が電磁コイル172に引き付けられ、これに伴いガバナピストン144がロッド144Aと一体に図中上方に移動して各ポート142,143を連通させることで、エアガバナ140は強制的に開放される。エアガバナ140が開放されると、アンロード弁117が作動して吸入弁115を強制的に開弁することで、エアコンプレッサ110は無負荷運転状態に切り替えられる。
一方、電磁コイル172への電流の印加が停止されると、図3(B)示すように、プランジャ171が電磁コイル172から離反して、ガバナピストン144がロッド144Aと一体にガバナスプリング145の付勢力によって移動することで、各ポート142,143は遮断される。この状態において、エアコンプレッサ110は、エアタンク130内の空気圧力が閾値圧力に達するまでは、圧縮空気の供給を行う負荷運転状態で維持されるようになっている。
次に、図4に基づいて、ECU60の詳細について説明する。ECU60は、車両1の各種制御を行うもので、公知のCPUやROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備え構成されている。また、ECU60は、アイドルストップ制御部61と、エンジン再始動制御部62と、負荷低減制御部63とを一部の機能要素として有する。これら各機能要素は、本実施形態では一体のハードウェアであるECU60に含まれるものとして説明するが、これらのいずれか一部を別体のハードウェアに設けることもできる。
アイドルストップ制御部61は、本発明のアイドルストップ制御手段であって、車両1の走行中に、運転者によるブレーキ操作がなされ、且つ、車速センサ51によって検出される車速Vが所定の低速域(例えば、13km/h)まで低下するアイドルストップ開始条件が成立すると、エンジン10の燃料噴射を中断(エンジン10を停止)させるアイドルストップ制御を実施する。ブレーキ操作の有無はブレーキペダルセンサ53によって検出すればよい。
エンジン再始動制御部62は、本発明の再始動制御手段であって、アイドルストップ制御による車両1の停車中に運転者による発進操作がなされた場合に、スタータモータ16を駆動させると共に、エンジン10の燃料噴射を再開して、エンジン10を再始動させるエンジン再始動制御を実行する。運転者による発進操作の有無は、アクセルペダルセンサ52やシフトポジションセンサ54のセンサ値に基づいて判定すればよい。
負荷低減制御部63は、本発明の負荷低減制御手段であって、エンジン再始動制御の開始時に、エアコンプレッサ110を無負荷運転状態に切り替えると共に、電子制御式ファンクラッチ20を断にする負荷低減制御を実施する。より詳しくは、負荷低減制御部63は、アイドルストップ制御による車両1の停車中に運転者による発進操作がなされると、強制開弁機構170の電磁コイル172に電流を印加する指示信号を出力すると共に、電子制御式ファンクラッチ20にクランクシャフト10Aと冷却ファン21との接続を断にする指示信号を出力する。すなわち、エンジン再始動制御の開始時には、エアガバナ140が強制的に開放されて吸入弁115を開弁することで、エアコンプレッサ110が無負荷運転状態に切り替わると共に、クランクシャフト10Aと冷却ファン21との接続が切断されることで、エンジン10の再始動に必要なスタータモータ16の駆動出力が効果的に低減されるようになっている。
次に、図5に基づいて本実施形態のECU60による制御フローを説明する。なお、図5に示す制御は、エンジン10のイグニッションキーON操作と同時にスタートする。
ステップS100では、運転者によるブレーキ操作がなされ、且つ車速Vが所定の低速域まで低下するアイドルストップ開始条件が成立しているか否かが判定される。条件が成立している場合(肯定)はS110に進み、エンジン10の燃料噴射を停止させるアイドルストップ制御が実施され、条件が不成立の場合(否定)はリターンされる。
ステップS120では、運転者による発進操作がなされたか否かが判定される。発進操作がなされた場合(肯定)は、ステップS130に進んで、強制開弁機構170の電磁コイル172に電流が印加されて、エアコンプレッサ110が無負荷運転状態に切り替えられ、ステップS140にて、電子制御式ファンクラッチ20にクランクシャフト10Aと冷却ファン21との接続を断にする指示信号が出力される。さらに、ステップS150に進み、スタータモータ16を駆動させると共に、エンジン10の燃料噴射を再開して、エンジン10を再始動させるエンジン再始動制御が実施され、その後、本制御はリターンされる。
以上のように構成された本実施形態によれば、アイドルストップ制御からエンジン10を再始動させる場合には、エアコンプレッサ110が無負荷運転状態に切り替えられると共に、電子制御式ファンクラッチ20を断にしてクランクシャフト10Aと冷却ファン21との接続が切断されるようになっている。これにより、エンジン10の再始動に必要なスタータモータ16の駆動出力を効果的に低減させることが可能となり、エンジン10の再始動に要する時間も確実に短縮することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、図6に示すように、強制開弁機構170をエアガバナ140ではなく、アンロード弁117に設けて構成してもよい。この場合は、アンロード弁117のロッド117Dにプランジャ171を設け、エンジン10の再始動時には、電磁ソレノイド172に電流を印加して、アンロード弁117を作動させるように構成すればよい。
また、強制開弁機構170は、電磁ソレノイド式に限定されず、作動油圧を用いる油圧式や、ペレット等の感温部材を用いる感温式等、他の機構を用いることもできる。これら何れの場合も上記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、車両1は駆動源としてエンジン10のみを備えるものとして説明したが、走行用モータ等を備えるハイブリッド車両であってもよい。
10 エンジン
11 クラッチ装置
12 変速機
13 プロペラシャフト
14 差動装置
15L,R 駆動輪
16 スタータモータ
20 電子制御式ファンクラッチ
21 冷却ファン
51 車速センサ
52 アクセルペダルセンサ
53 ブレーキペダルセンサ
54 シフトポジションセンサ
60 ECU
61 アイドルストップ制御部
62 エンジン再始動制御部
63 負荷低減制御部
100 圧縮空気供給装置
110 エアコンプレッサ
117 アンロード弁
120 エアドライヤ
130 エアタンク
140 エアガバナ
170 強制開弁機構

Claims (4)

  1. エンジンのクランクシャフトに駆動力を伝達して前記エンジンを始動させるスタータモータと、
    前記エンジンから伝達される動力で駆動するエアコンプレッサと、
    前記エアコンプレッサの吸入弁を強制的に開弁して前記エアコンプレッサを無負荷運転状態に切り替える強制開弁機構と、
    車速を検出する車速検出手段と、
    運転者によるブレーキ操作がなされたか否かを検出するブレーキ操作検出手段と、
    運転者による発進操作がなされたか否かを検出する発進操作検出手段と、
    前記ブレーキ操作検出手段によってブレーキ操作が検出され、且つ、前記車速検出手段により検出される前記車速が所定の低速域まで低下すると、前記エンジンの燃料噴射を中断させるアイドルストップ制御を実施するアイドルストップ制御手段と、
    前記アイドルストップ制御の実施中に前記発進操作検出手段によって発進操作が検出されると、前記スタータモータを駆動させて前記エンジンを再始動させる再始動制御を実施する再始動制御手段と、
    前記再始動制御によって前記エンジンが再始動される際に、前記強制開弁機構を作動させて前記エアコンプレッサを無負荷運転状態に制御する負荷低減制御手段と、を備える
    ことを特徴とする車両システム。
  2. 前記クランクシャフトに電子制御式のファンクラッチを介して断接可能に接続された冷却ファンをさらに備え、
    前記負荷低減制御手段は、前記再始動制御によって前記エンジンが再始動される際に、前記ファンクラッチを断に制御する
    請求項1に記載の車両システム。
  3. 前記エアコンプレッサに配管を介して接続されて前記エアコンプレッサから供給される圧縮空気が充填されるエアタンクと、
    前記エアタンク内の空気圧力が所定の閾値圧力に達すると、当該空気圧力によって弁体が移動して開放されるエアガバナと、
    前記エアガバナが開放されると、当該エアガバナから供給される空気圧力で移動して前記エアコンプレッサの吸入弁を強制的に開弁するロッドを含むアンロード弁と、をさらに備え、
    前記強制開弁機構は、前記弁体に設けられたプランジャと、前記プランジャを囲む電磁コイルとを含み、前記負荷低減制御手段からの指令に応じて前記電磁コイルに電流が印加されると、前記弁体が移動して前記エアガバナを強制的に開放する
    請求項1又は2に記載の車両システム。
  4. 前記エアコンプレッサに配管を介して接続されて前記エアコンプレッサから供給される圧縮空気が充填されるエアタンクと、
    前記エアタンク内の空気圧力が所定の閾値圧力に達すると、当該空気圧力によって弁体が移動して開放されるエアガバナと、
    前記エアガバナが開放されると、当該エアガバナから供給される空気圧力で移動して前記エアコンプレッサの吸入弁を強制的に開弁するロッドを含むアンロード弁と、をさらに備え、
    前記強制開弁機構は、前記ロッドに設けられたプランジャと、前記プランジャを囲む電磁コイルとを含み、前記負荷低減制御手段からの指令に応じて前記電磁コイルに電流が印加されると、前記ロッドが移動して前記エアコンプレッサの前記吸入弁を強制的に開弁する
    請求項1又は2に記載の車両システム。
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