JP2018070229A - 吐出キャップ - Google Patents
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Abstract
Description
本発明に係るキャップは、容器本体の口部に装着されるキャップ本体と、有頂筒状の蓋体と、を備え、前記キャップ本体は、前記容器本体の口部を覆う天壁部と、前記天壁部の外周縁部から上方に向けて延びる囲繞壁部と、を備え、前記キャップ本体の天壁部には、内容物が吐出される流出開口と、前記流出開口の開口周縁部からキャップ径方向の外側に向けて延びる下側仕切壁と、が形成され、前記下側仕切壁は、上面視において前記流出開口の開口周縁部周りに沿う周方向に間隔をあけて複数形成され、互いに隣り合う前記下側仕切壁同士の間が流出路とされ、前記囲繞壁部、および前記蓋体の周壁部のうちの少なくともいずれか一方に、複数の前記流出路に各別に連通する複数の吐出孔が形成されるとともに、他方が前記吐出孔を開閉し、前記囲繞壁部、および前記蓋体の周壁部のうちのいずれか一方に、他方に形成された第1係合部に、前記キャップ本体および前記蓋体の上下方向の相対変位に伴って係合することで、前記吐出孔の開口高さを変更する第2係合部が形成されていることを特徴とする。
また、第2係合部が第1係合部に係合することで、吐出孔の開口高さを変更する。これにより、吐出孔から吐出される内容物の吐出量を調整することが可能になり、キャップの利便性を向上させることができる。
以下、第1実施形態に係るキャップの構成を、図1〜図15を参照しながら説明する。
図1〜図7に示すように、キャップ1は、粉状あるいは顆粒状などの内容物を収容する容器本体2に装着されるキャップであり、例えば合成樹脂などからなる。キャップ1および容器本体2は、内容物を吐出する吐出容器を構成する。キャップ1は、容器本体2の口部3に装着される有頂筒状のキャップ本体20と、操作部18が形成された有頂筒状の蓋体10と、蓋体10およびキャップ本体20を互いに連結するヒンジ部30と、キャップ本体20に連結された規制片40と、を備える。図示の例では、キャップ本体20、蓋体10、ヒンジ部30および規制片40は、一体に成形されている。
図2に示すように、操作部18とヒンジ部30とは、キャップ軸Oを挟んでキャップ径方向で互いに対向している。キャップ径方向のうち、操作部18とヒンジ部30とが互いに対向する方向を前後方向といい、前後方向のうち操作部18側を前側といい、その反対側を後側という。また、上下方向および前後方向に直交する方向を左右方向という。
外嵌筒部22は、口部3に外嵌している。内側筒部27は、外嵌筒部22のキャップ径方向内側に形成され、口部3内に嵌合している。外嵌筒部22および内側筒部27は、いずれも円筒状に形成されている。
蓋体10は、頂壁部11から下方に向けて突出する中壁14、および前側仕切壁16と、先述の操作部18と、を有する。
操作部18は、周壁部12の前周壁12aの下端部のうち、左右方向における中央部に形成されている。操作部18は、周壁部12から前方に向けて突出する板状に形成されている。
なお本実施形態では、図5に示すように、キャップ1の成型後に蓋体10をキャップ本体20に対してヒンジ部30周りに前側に回転させ、操作部18が、係止舌部42を弾性変形させながら係止舌部42を上方から下方に乗り越えることで、操作部18が、係止舌部42に下方から係止する。
中間係合部62bは、後側面64dに設けられている。中間係合部62bは、後側面64dから前方に向けて突出する突起である。中間係合部62bは、第1係合部61に上下方向に係止する。中間係合部62bは、第1係合部61を上下方向に乗り越え可能である。
キャップ1を使用するときには、まず、規制片40をキャップ本体20から引き離して弱化部41を破断させ、規制片40をキャップ本体20から離脱させる。これにより、図6および図7に示すように、キャップ1が開封され、キャップ本体20からの蓋体10の離脱の規制が解除される。
図11に示すように、第1係合部61と中間係合部62bとが互いに当接した状態で、容器本体2を傾けると、内容物が、連絡孔36および流出路25を通して外側吐出孔51から吐出される。
図15に示すように、第1係合部61と上端係合部62aとが当接した状態で、容器本体2を傾けると、内容物が、連絡孔36および流出路25を通して外側吐出孔51から吐出される。このとき、第1係合部61と中間係合部62bとが互いに当接した状態に比べて、内容物の吐出量が多くなる。
また、複数の第2係合部62が第1係合部61に各別に係合することで、吐出孔50の開口高さを変更する。これにより、吐出孔50から吐出される内容物の吐出量を調整することが可能になり、キャップ1の利便性を向上させることができる。
また、蓋体10の頂壁部11に中壁14が配設されている。したがって、内容物が連絡孔36を通して流出路25を通過したときに、蓋体10の頂壁部11へ向けた内容物の過度な移動を中壁14によって抑制することができる。これにより、内容物を流出路25に円滑に流通させることができる。
また、中間係合部62bが、凹部64の側面64bに設けられているので、キャップ1の構造の更なる簡素化を図ることができる。
次に、本発明に係る第2実施形態のキャップ70を、図16〜図27を参照して説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
また、前記実施形態では第1係合部61と第2係合部62とが係合することで、蓋体10のキャップ本体20に対する所定量以上の上方移動を抑制したが、蓋体10またはキャップ本体20を弾性変形させることで第1係合部61と第2係合部62との係合を解除して、蓋体10をキャップ本体20の上方から大きく退避させて用いてもよい。
また、第1係合部61および第2係合部62の形態は上記に限られない。例えば、囲繞壁部29を左右方向に貫通する貫通孔を係合部とし、蓋体10の周壁部12からキャップ径方向の内側に向けて突出する突部を第2係合部として、貫通孔である係合部に突部である第2係合部を挿通させて蓋体10の所定量以上の上方移動を規制する等してもよい。
2 容器本体
3 口部
10 蓋体
11 頂壁部
12 周壁部
14 中壁
20 キャップ本体
21 天壁部
23 流出開口
24 下側仕切壁
25 流出路
29 囲繞壁部
31 誘導部材
31a 頂壁部
31b 周壁部
35 鍔部
36 連絡孔
50 吐出孔
51 外側吐出孔
61 第1係合部
62 第2係合部
62a 上端係合部
62b 中間係合部
64 凹部
64a 底面
64b 側面
Claims (7)
- 容器本体の口部に装着されるキャップ本体と、
有頂筒状の蓋体と、を備え、
前記キャップ本体は、前記容器本体の口部を覆う天壁部と、前記天壁部の外周縁部から上方に向けて延びる囲繞壁部と、を備え、
前記キャップ本体の天壁部には、内容物が吐出される流出開口と、前記流出開口の開口周縁部からキャップ径方向の外側に向けて延びる下側仕切壁と、が形成され、
前記下側仕切壁は、上面視において前記流出開口の開口周縁部周りに沿う周方向に間隔をあけて複数形成され、互いに隣り合う前記下側仕切壁同士の間が流出路とされ、
前記囲繞壁部、および前記蓋体の周壁部のうちの少なくともいずれか一方に、複数の前記流出路に各別に連通する複数の吐出孔が形成されるとともに、他方が前記吐出孔を開閉し、
前記囲繞壁部、および前記蓋体の周壁部のうちのいずれか一方に、他方に形成された第1係合部に、前記キャップ本体および前記蓋体の上下方向の相対変位に伴って係合することで、前記吐出孔の開口高さを変更する第2係合部が形成されていることを特徴とするキャップ。 - 前記天壁部における前記流出開口の開口周縁部に、前記流出開口からの内容物を前記流出路に導く有頂筒状の誘導部材が立設され、
前記誘導部材の周壁部に、複数の前記流出路に向けて各別に開口する連絡孔が、前記周方向に間隔をあけて複数形成されていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。 - 前記誘導部材は、前記誘導部材の下端から前記流出開口の径方向の外側に突出する鍔部を介して前記天壁部における前記流出開口の開口周縁部に連結され、
前記連絡孔は、前記誘導部材および前記鍔部に連続して形成されていることを特徴とする請求項2に記載のキャップ。 - 前記蓋体の頂壁部には、前記誘導部材の周壁部と複数の前記下側仕切壁との間に位置する中壁が配設されていることを特徴とする請求項2または3に記載のキャップ。
- 前記吐出孔は、前記蓋体の周壁部に形成されて前記囲繞壁部によって開閉される外側吐出孔を備え、
前記外側吐出孔は、前記蓋体の周壁部において、前記蓋体の頂壁部との連結部分を含む部分に形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のキャップ。 - 前記第2係合部は、前記蓋体の上方への更なる移動を規制する上端係合部を備え、
前記蓋体の周壁部には、下方に向けて窪む凹部が形成され、
前記上端係合部は、前記凹部の底面であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のキャップ。 - 前記第2係合部は、前記凹部の側面に設けられた中間係合部を備えていることを特徴とする請求項6に記載のキャップ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018203293A (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-27 | 株式会社吉野工業所 | 注出キャップ |
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- 2016-10-31 JP JP2016213296A patent/JP6681315B2/ja active Active
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