JP2018069865A - 車両用シートバック構造 - Google Patents

車両用シートバック構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2018069865A
JP2018069865A JP2016210003A JP2016210003A JP2018069865A JP 2018069865 A JP2018069865 A JP 2018069865A JP 2016210003 A JP2016210003 A JP 2016210003A JP 2016210003 A JP2016210003 A JP 2016210003A JP 2018069865 A JP2018069865 A JP 2018069865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat back
vehicle
pad
back pad
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016210003A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6720830B2 (ja
Inventor
寺田 直人
Naoto Terada
直人 寺田
勇大 峰島
Yudai Mineshima
勇大 峰島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2016210003A priority Critical patent/JP6720830B2/ja
Publication of JP2018069865A publication Critical patent/JP2018069865A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6720830B2 publication Critical patent/JP6720830B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

【課題】簡潔な構造でシートバックフレームの振動を抑えることが可能な車両用シートバック構造を提供することを目的とする。【解決手段】車両シートバック構造は、シートバックパッド106とシートバックフレーム112とを備える。シートバックフレーム112は、シートバックパッド106を車両前後方向から見たときの外縁に沿ってシートバックパッド106に埋没している枠状の外枠部材118と、外枠部材118に車幅方向にかけ渡され車両上下方向に複数設けられている連結部材122〜124とを含む。連結部材122〜124は、シートバックパッド106を上下方向から見たときに車両後方側に凸となる台形波の形状を有し、シートバックパッド106の背面から一部が露出している。シートバックパッド106には、連結部材122の台形波の形状の斜辺領域154、155それぞれに車両前方から接触する突出部140、141が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用シートバック構造に関するものである。
車両用シートバック構造は、車両用シートのうち、乗員の上半身を支える部位である。一般的な車両用シートバック構造は、ポリウレタン等を利用したシートバックパッドに骨格となるシートバックフレームを組み込み、そして表皮であるシートバックトリムで覆った構成になっている。例えば特許文献1には、車両用シートのフレーム構造が開示されている。特許文献1のシートバックフレームは、外枠であるバックフレーム7と、バックフレーム7の内側にかけ渡される上連結部材12および下連結部材13とを含んで構成されている。
特開2006−21725号公報
しかしながら、上記特許文献1の上連結部材12および下連結部材13のように細長い棒状の部品は、走行中の騒音や振動等を受けて共振し、共振音を発することがある。シートバックフレームの吸音措置としては、共振音を起こし得る部品に吸音材を巻き付けたり、シートバックパッドの背面に吸音材を取り付けたりする手法も考えられている。しかしながら、これら手法では、作業工程の増加に伴うコスト増大や、シートバックパッドの柔軟性が妨げられることによる座り心地の低下などが懸念される。
本発明は、このような課題に鑑み、簡潔な構造でシートバックフレームの振動を抑えることが可能な車両用シートバック構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用シートバック構造の代表的な構成は、車両用シートのうち乗員の背中を受け止めるシートバックパッドと、シートバックパッドに組み込まれるシートバックフレームとを備える車両用シートバック構造において、シートバックフレームは、シートバックパッドを車両前後方向から見たときの外縁に沿ってシートバックパッドに埋没している枠状の外枠部材と、枠状の外枠部材の内側に車幅方向にかけ渡され車両上下方向に複数設けられている連結部材とを含み、連結部材は、シートバックパッドを上下方向から見たときに車両後方側に凸となる台形波の形状を有し、シートバックパッドの背面から一部が露出していて、シートバックパッドには、連結部材の台形波の形状の斜辺の領域それぞれに車両前方から接触する突出部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、簡潔な構造でシートバックフレームの振動を抑えることが可能な車両用シートバック構造を提供することができる。
本発明の実施例にかかる車両シートバック構造の概要を示す図である。 図1のシートバックパッドを車両後方から見た図である。 図2のシートバックパッドとシートバックフレームとを分離して示した図である。 図2のシートバックパッドおよびシートバックフレームの断面図である。 図4の第1パッド等の部分拡大図である。
本発明の一実施の形態に係る車両用シートバック構造は、車両用シートのうち乗員の背中を受け止めるシートバックパッドと、シートバックパッドに組み込まれるシートバックフレームとを備える車両用シートバック構造において、シートバックフレームは、シートバックパッドを車両前後方向から見たときの外縁に沿ってシートバックパッドに埋没している枠状の外枠部材と、枠状の外枠部材の内側に車幅方向にかけ渡され車両上下方向に複数設けられている連結部材とを含み、連結部材は、シートバックパッドを上下方向から見たときに車両後方側に凸となる台形波の形状を有し、シートバックパッドの背面から一部が露出していて、シートバックパッドには、連結部材の台形波の形状の斜辺の領域それぞれに車両前方から接触する突出部が形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、シートバックパッドの突出部が連結部材の2つの斜辺の領域それぞれを車両前方から押圧することで、連結部材には車両後方への圧力がかけられるだけでなく、斜辺の領域を互いに引き離すように車幅方向に押圧する圧力もかけられる。これら圧力によって、連結部材の振動を抑え、共振音の発生を防ぐことができる。また、連結部材のうち台形波の上底の領域、すなわち車幅方向の中央の領域はシートバックパッドとの接触から解放されているため、シートバックパッドには乗員が背中をあずけたときの柔軟性が確保されている。したがって、上記構成によれば乗員の座り心地を好適に維持することもできる。
上記の突出部は、弾性を有していて、斜辺の領域の少なくとも一部が埋没する程度にシートバックパッドの背面から斜辺の領域に向かって突出していてもよい。この構成の突出部によって、斜辺の領域を好適に押圧することができる。
上記のシートバックパッドには、複数の連結部材のうちシートバックパッドの車両上下方向の中央よりも下側に設けられた一つ以上の下側連結部材における台形波の形状の上底の領域に車両前方から接触する中央突出部が形成されていてもよい。人間の腰の付近は、背骨が前方に凸に湾曲しているため、シートバックパッドにはさほど接触しない。したがって、シートバックの車両上下方向の下側は、背面に中央突出部を設けたとしても座り心地に影響が出ることはなく、中央突出部によって十全に共振音の発生を防ぐことが可能になる。
上記の中央突出部は、弾性を有していて、上底の領域の少なくとも一部が埋没する程度にシートバックパッドの背面から上底の領域に向かって突出しているとよい。この構成の中央突出部によって、下側連結部材の上底の領域を好適に押圧することができる。
上記の複数の連結部材は、端部が開口している管であって、シートバックパッドには、連結部材の端部が挿入される溝部が形成されていてもよい。この構成によって、共振音を好適に吸音することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施例にかかる車両シートバック構造(シートバック構造100)の概要を示す図である。以下、図1その他の本願のすべての図面において、車両前後方向をそれぞれ矢印F(Forward)、B(Backward)、車幅方向の左右をそれぞれ矢印L(Leftward)、R(Rightward)、車両上下方向をそれぞれ矢印U(upward)、D(downward)で例示する。
シートバック構造100は、シートクッション104と共に車両用シート102を構成している。なお、本実施例の車両用シート102はリアシートを想定したものであるが、当該シートバック構造100はフロントシートにも問題なく実施可能である。
シートバックパッド106は、車両用シート102のうち乗員の背中を受け止める部位であり、例えばポリウレタン等の弾性を有する素材で構成されている。シートバックパッド106は、表皮であるシートトリム108と車両後側のバックパネル110とによって覆われる。
図2は、図1のシートバックパッド106を車両後方から見た図である。シートバックパッド106には、車両用シート102の骨格となるシートバックフレーム112が組み込まれている。シートバックフレーム112は、例えば金属の中空のパイプ材や中実の棒材を利用して構成されていて、シートバックパッド106から一部が露出している。
図3は、図2のシートバックパッド106とシートバックフレーム112とを分離して示した図である。図3(a)は、図2のシートバックフレーム112を単独で示した図である。本実施例のシートバックフレーム112には、車両左側の車幅方向に広い第1フレーム114と、車両右側の車幅方向に狭い第2フレーム116とが含まれている。これら第1フレーム114と第2フレーム116は寸法が違うものの構成に大差はないため、以下では第1フレーム114を主に参照して説明を行う。
外枠部材118は、シートバックフレーム112を構成する第1フレーム114のうち外側の枠状の部位であって、中空のパイプ材を折り曲げて形成されている。外枠部材118は、全体的に四角形に近い形状を描いていて、シートバックパッド106(図2参照)の第1パッド132を車両前後方向から見たときの外縁に沿って第1パッド132の溝部136にはめ込まれる。第2フレーム116においても、外枠部材120が形成されている。これら外枠部材118、120は、中空のパイプ材以外にも中実の棒材等を利用して形成可能である。
連結部材122〜127は、外枠部材118、120の内側に車幅方向にかけ渡されている部位であり、車両上下方向に複数設けられている。本実施例では、第1フレーム114に3本の連結部材122〜124が設けられ、同様に第2フレーム116にも3本の連結部材125〜127が設けられている。これら連結部材122〜127は、中空のパイプ材を利用して設けられているが、中実の棒材を利用して設けることも可能である。連結部材122〜127の径および本数は、当該シートバック構造100に求められる剛性に応じて任意に設定することができる。
第1フレーム114には、外枠部材118の内側に、車両上下方向にかけ渡された上下連結部材130も設けられている。上下連結部材130は、連結部材122〜124の内側にて車両上下方向に延びるよう、パイプ材を利用して設けられている。上下連結部材130の径および本数もまた、シートバック構造100に求められる剛性に応じて任意に設定することができる。例えば、上下連結部材130は、シートバックパッド106のうち乗員の着座位置の中心から外れた位置であると、乗員の座り心地に影響を与えることなく設けることが可能である。
図3(b)は、図2のシートバックパッド106を示した図である。シートバックパッド106もまた、図3(a)の第1フレーム114および第2フレーム116と同様に、車両左側の車幅方向に広い第1パッド132と、車両右側の車幅方向に狭い第2パッド134とが含まれている。これら第1パッド132と第2パッド134もまた寸法が違うものの構成に大差はないため、以下では第1パッド132を主に参照して説明を行う。
第1パッド132の背面側には、多数の凹凸形状が設けられている。まず、第1パッド132の外縁の付近には、車両前方側に窪んだ溝部136が設けられている。溝部136は、図3(a)の外枠部材118がはめ込まれる部位であって、第1パッド132を車両後方から見た外縁に沿って設けられている。第2パッド134にも、外枠部材120が埋め込まれる溝部138が設けられている。
シートバックパッド106の背面には、複数の突出部(突出部140等)も形成されている。例えば、第1パッド132の背面には突出部140〜145が設けられていて、第2パッド134の背面には突出部146〜151が設けられている。これら突出部140〜151は、図3(a)の連結部材122〜127の位置に合わせて設けられている。以下、図4のシートバックパッド106等の断面図を参照して、各突出部についてさらに説明を行う。
図4は、図2のシートバックパッド106およびシートバックフレーム112の断面図である。図4(a)は、図2のシートバックパッド106およびシートバックフレーム112のA−A断面図を示している。
図4(a)に示すように、連結部材122は、端部152が開口している管(パイプ材)から形成されていて、シートバックパッド106を上下方向から見たときに車両後方側に凸となる台形波の形状を有している。連結部材122のうち、特に台形波の形状の上底に該当する上底領域150は、第1パッド132の背面から一部が露出している。
連結部材122の開口した端部152は、外枠部材118と共に第1パッド132の溝部136に挿入される。この構成によって、連結部材122の内部で共振音が生じたとしても、溝部136の内側で好適に吸音することができる。なお、連結部材122の端部152は、扁平にプレスして溶接することも可能である。
突出部140、141は、連結部材122の台形波の形状の斜辺に該当する斜辺領域154、155それぞれに車両前方から接触する。また、第2パッド134の突出部146、147は、連結部材125の斜辺領域156、157それぞれに車両前方から接触する。
図5は図4の第1パッド132等の部分拡大図であり、図5(a)は図4(b)の突出部140を拡大して示した図である。図5では、形状を確認しやすくするため、第1パッド132からハッチングを省き、連結部材122等を破線で示している。
図5(a)の突出部140は、第1パッド132に一体に設けられ、弾性を有している。突出部140の接触面158は、斜辺領域154とほぼ平行になるように車両前後方向に対して傾斜している。なお、溝部136の車幅方向内側(図5(a)中右側)にも傾斜面160が設けられている。傾斜面160を突出部140の接触面158に近い角度に設けることで、溝部136から突出部140にかけての成型を行いやすくしている。
突出部140は、斜辺領域154の長さ方向の少なくとも一部の範囲において、斜辺領域154の径φ1の全体が埋没する程度に第1パッド132の背面から斜辺領域154に向かって突出している。この構成の突出部140によって、斜辺領域154を車両後方に向かって好適に押圧することができる。この突出部140の構成は、図3(b)の突出部141〜151にも適用されている。
図4(a)に示したように、本実施例ではシートバックパッド106の突出部140、141が連結部材122の2つの斜辺領域154、156の内側を車両前方から押圧することで、連結部材122は車両後方への圧力がかかるだけでなく、2つの斜辺領域154、156を互いに引き離すように車幅方向に押圧される圧力もかかる。これら圧力によって、連結部材122の振動を抑えることができる。このように、本実施例では、シートバックパッド106に突出部140、141を設けるという簡潔な構成で共振音の発生を防ぐことができる。また、連結部材122のうち車幅方向の中央の上底領域150はシートバックパッド106との接触から解放されているため、シートバックパッド106は乗員が背中をあずけたときの柔軟性が確保されている。したがって、乗員の乗り心地を好適に維持することができる。
図4(b)は、図2のシートバックパッド106およびシートバックフレーム112のB−B断面図である。図4(b)に示すように、連結部材123においても、斜辺領域162、163それぞれの内側に車両前方から突出部142、143が接触し、突出部142、143が斜辺領域162、164を車両後方に向かって押圧している。したがって、連結部材123においても、車幅方向に押圧される圧力が加えられ、振動および共振音の発生が抑えられている。同様に、第2パッド134の突出部148、149もまた、連結部材126の斜辺領域164、165それぞれに車両前方から接触している。
図4(c)は、図2のシートバックパッド106およびシートバックフレーム112のC−C断面図である。このC−C断面は、シートバックパッド106の車両上下方向の中央よりも下側における断面図である。連結部材124においても、斜辺領域166、167それぞれの内側に車両前方から突出部144、145が接触し、突出部144、145が斜辺領域166、167を車両後方に向かって押圧している。したがって、連結部材124においても、車幅方向に押圧される圧力が加えられ、振動および共振音の発生が抑えられている。同様に、第2パッド134の突出部150、151もまた、連結部材126の斜辺領域168、169それぞれに車両前方から接触している。
連結部材124は、複数の連結部材122〜124のうち、第1パッド132の車両上下方向の中央よりも下側に設けられている。第1パッド132の背面の下側には、連結部材124の上底領域170の内側に車両前方から接触する中央突出部172が設けられている。同様に、第2パッド134の背面の下側には、連結部材127の上底領域174の内側に車両前方から接触する中央突出部176が設けられている。
図5(b)は、図4(c)の中央突出部172を拡大して示した図である。中央突出部172は、第1パッド132に一体に設けられているため弾性を有していて、上底領域170の長さ方向の少なくとも一部の範囲において、上底領域170の径φ2の全体が埋没する程度に第1パッド132の背面から上底領域170に向かって突出している。この構成の中央突出部172によって、連結部材124の上底領域170を車両後方に向かって好適に押圧することができる。
中央突出部172が連結部材124の上底領域170を車両後方側に押圧することで、連結部材124には突出部144、145に加えてさらなる圧力がかけられ、連結部材124の振動および共振音の発生をより十全に抑えることが可能になる。
第1パッド132のうち中央突出部172が設けられている下側の部位は、乗員の腰の高さに該当する部位である。人間の腰の付近は、背骨が前方に凸に湾曲しているため、第1パッド132にはさほど接触しない。したがって、第1パッド132の下側の背面に中央突出部172を設けたとしても座り心地に影響を与えることがないため、第1パッド132の本来の座り心地を好適に維持することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両用シートバック構造に利用することができる。
100…シートバック構造、102…車両用シート、104…シートクッション、106…シートバックパッド、108…シートトリム、110…バックパネル、112…シートバックフレーム、114…第1フレーム、116…第2フレーム、118…第1フレームの外枠部材、120…第2フレームの外枠部材、122〜124…第1フレームに設けられた連結部材、125〜127…第2フレームに設けられた連結部材、130…上下連結部材、132…第1パッド、134…第2パッド、136…第1パッドの溝部、138…第2パッドの溝部、140〜145…第1パッドに設けられた突出部、146〜151…第2パッドに設けられた突出部、150…連結部材の上底領域、152…連結部材の端部、154〜157…連結部材の斜辺領域、158…突出部の接触面、160…溝部の傾斜面、162〜165…連結部材の斜辺領域、170…連結部材の上底領域、172…第1パッドの中央突出部、174…連結部材の上底領域、176…第2パッドの中央突出部

Claims (5)

  1. 車両用シートのうち乗員の背中を受け止めるシートバックパッドと、該シートバックパッドに組み込まれるシートバックフレームとを備える車両用シートバック構造において、
    前記シートバックフレームは、
    前記シートバックパッドを車両前後方向から見たときの外縁に沿って該シートバックパッドに埋没している枠状の外枠部材と、
    前記枠状の外枠部材の内側に車幅方向にかけ渡され車両上下方向に複数設けられている連結部材とを含み、
    前記連結部材は、前記シートバックパッドを上下方向から見たときに車両後方側に凸となる台形波の形状を有し、前記シートバックパッドの背面から一部が露出していて、
    前記シートバックパッドには、前記連結部材の前記台形波の形状の斜辺の領域それぞれに車両前方から接触する突出部が形成されていることを特徴とする車両用シートバック構造。
  2. 前記突出部は、弾性を有していて、前記斜辺の領域の少なくとも一部が埋没する程度に前記シートバックパッドの背面から該斜辺の領域に向かって突出していることを特徴とする請求項1に記載の車両用シートバック構造。
  3. 前記シートバックパッドには、前記複数の連結部材のうち前記シートバックパッドの車両上下方向の中央よりも下側に設けられた1つ以上の下側連結部材における前記台形波の形状の上底の領域に車両前方から接触する中央突出部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用シートバック構造。
  4. 前記中央突出部は、弾性を有していて、前記上底の領域の少なくとも一部が埋没する程度に前記シートバックパッドの背面から該上底の領域に向かって突出していることを特徴とする請求項3に記載の車両用シートバック構造。
  5. 前記複数の連結部材は、端部が開口している管であって、
    前記シートバックパッドには、前記連結部材の端部が挿入される溝部が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用シートバック構造。
JP2016210003A 2016-10-26 2016-10-26 車両用シートバック構造 Active JP6720830B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016210003A JP6720830B2 (ja) 2016-10-26 2016-10-26 車両用シートバック構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016210003A JP6720830B2 (ja) 2016-10-26 2016-10-26 車両用シートバック構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018069865A true JP2018069865A (ja) 2018-05-10
JP6720830B2 JP6720830B2 (ja) 2020-07-08

Family

ID=62113612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016210003A Active JP6720830B2 (ja) 2016-10-26 2016-10-26 車両用シートバック構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6720830B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP6720830B2 (ja) 2020-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10300821B2 (en) Vehicle seat having cushion pan and metal frame
US9028004B2 (en) Vehicle seat
JP6488885B2 (ja) シートカバー
JP7124304B2 (ja) 乗物用シート
JP2016094072A (ja) 車両用シート
JP5316182B2 (ja) 車両用シートのシートクッション
JP2023115231A (ja) 乗物用シート
JP6299704B2 (ja) 車両用シート
JP6582646B2 (ja) 乗物用シート
JP6683038B2 (ja) 乗物用シート
US10632885B2 (en) Vehicle seat
US11958388B2 (en) In-vehicle seat
JP2018069865A (ja) 車両用シートバック構造
JP6669973B2 (ja) シート
JP6639904B2 (ja) シートフレーム構造
JP2019092832A (ja) 乗物用シートクッション
JP6597384B2 (ja) 乗物用シート
JP6492918B2 (ja) 乗物用シートのシートカバーおよび乗物用シート
JP2018127016A (ja) 乗物用シート
JP2012171610A (ja) 自動車用シート
JP6522090B2 (ja) 車両用シート
JP6776791B2 (ja) 乗物用シート
JP2014223111A (ja) 乗物用シート
JP2019202719A (ja) 乗物用シート
JP2015042519A (ja) 乗物用シート

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20180717

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200519

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200601

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6720830

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151