JP2018069150A - 乾式集塵装置 - Google Patents

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Kazuya Masuko
和哉 増子
博明 小谷
Hiroaki Kotani
博明 小谷
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Abstract

【課題】揺動パイプ型の吸引ノズルを備えた乾式集塵装置において、フィルタの端部を定着する取付具を容易に取り付けることができるとともに、吸引ノズルのハンマー現象を防止し、浄化後の排風に捕集後の粉塵が混じることを防止することのできる乾式集塵装置。【解決手段】集塵部に、捕集された粉塵をフィルタ39表面から吸引して除去するノズル部材が、フィルタ39の粉塵捕集側の面に対して接触と離間可能に、かつ、フィルタ39の粉塵捕集側の面に向けて付勢された状態で配置されてなる乾式集塵装置において、円筒ドラム29の外周面の軸方向に長溝を形成するとともに、前記長溝の幅方向両端部に嵌合することによってフィルタ39を定着する弾性取付具40を設けた集塵部を設けた乾式集塵装置。【選択図】図3

Description

本発明は、カントリーエレベータ等に設置される乾式集塵装置に関する。
カントリーエレベータ等の大規模乾燥調製施設では、収穫後の籾米等が集荷され、集中的に乾燥・調製され、サイロ等で貯蔵される。この際、前記穀物を、選別、乾燥及び調製設備で処理するとき並びに前記各設備間を搬送するときに、籾米等に混入する細かい粉塵が発生するため、これらの設備及び角設備間を連絡する搬送機器を集塵ダクトに連結することによって、前記各設備及び搬送機器で発生する粉塵を集中排塵している。
前記集中排塵に際しては、例えば、特許文献1に記載されているような乾式集塵装置が使用される。
特開2016−153108号公報
"環境にやさしい製品 営農施設 日本車輌"、[оnline]、日本車輌製造株式会社、[平成28年10月24日検索]、インターネット<URL:http://www.n-sharyo.co.jp/environmennt/harm_htm>.
前記特許文献1に記載されている乾式集塵装置は、横設した回転軸によって回転する円筒ドラムの外周面にシート状のフィルタ(ろ布)が周設され、前記集塵ダクト終端部から吐出される排風を前記円筒ドラムの外側から内部へ通過させることで粉塵を除去するものである。
前記フィルタ90は前記円筒ドラムの外周面に巻き付けられ、その端部が前記円筒ドラム91の軸方向に沿った細長い取付具92(非特許文献1のロータリーエアーフィルタ本体の写真及び図9参照。)で前記円筒ドラム91に押圧され、その取付具92が円筒ドラム側にビス93で固定されることで定着されている。
前記フィルタは1枚で円筒ドラムを一周できるものもあれば、周方向に何枚かを使用するものもある。何枚かを使用するものでは、そのつなぎ箇所ごとに前記取付金具で定着される。
排風中の粉塵は円筒ドラムに巻き付けられたフィルタの外周面に捕集されるが、やがて、
前記フィルタが目詰まり状態になってくるので、前記フィルタの表面に近接して吸引ノズルを設け、一定時間ごとにフィルタの外周面に付着した粉塵を吸引して除去している。
吸引のためのノズルには種々のタイプがあるが、円筒ドラムの軸方向に伸びたパイプをフィルタ表面に対して揺動自在に接触させておき、前記パイプの前記接触箇所に設けたスリットから粉塵を吸引するタイプ(以下、「揺動パイプ型」という。)のものでは、フィルタを定着している前記取付具が通過するたびに、前記パイプが定常位置から取付具側へ強く引き寄せられた後、取付具の通過に伴って反発し、さらに、その反動で前記取付具直後のフィルタを強く打ちつける現象(以下、「ハンマー現象」という。)が生じ、打撃の際の振動によってフィルタに被集されていた粉塵が円筒ドラムの内側に落下して浄化後の排風中に混じってしまう問題がある。
この発明は、前記揺動パイプ型の吸引ノズルを備えた乾式集塵装置において、吸引ノズルの前記ハンマー現象を防止し、浄化後の排風に捕集後の粉塵が混じってしまうことを解決することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、回転する円筒ドラムの外周面にシート状のフィルタが取付具により定着された集塵部を有し、前記フィルタに排風を通過させて排風中の粉塵を捕集する乾式集塵装置であって、前記集塵部に、捕集された粉塵をフィルタ表面から吸引して除去するノズル部材が、前記フィルタの粉塵捕集側の面に対して接触と離間可能に、かつ、前記フィルタの粉塵捕集側の面に向けて付勢された状態で配置されてなる乾式集塵装置において、
前記円筒ドラムの外周面の軸方向に長溝を形成するとともに、前記長溝の幅方向両端部に嵌合することによって前記フィルタを定着する弾性取付具を設けたことを特徴とする。
前記長溝は、溝の上部開口よりも溝底部の幅寸法が大きい蟻ほぞ穴状とすることが好ましい。
また、前記弾性取付具は、複数の薄板ばねを一定間隔置きに設けるとよい。
さらに、前記弾性取付具は、鋼線製波型スプリングを用いることもできる。
フィルタを円筒ドラムに定着するため、該円筒ドラムの外周面の軸方向に長溝を形成し、該長溝の幅方向両端部に嵌合する弾性取付具を設けたのでフィルタを円筒ドラムに定着するために螺子を用いたり螺子孔を設けたりする必要がなく、容易に定着することができる。
また、前記弾性取付具は、複数の薄板ばねを一定間隔置きに設ける構成にしたので、フィルタの定着が容易であるとともに、円筒ドラムの回転に伴って取付具が捕集粉塵吸引用のノズル箇所を通過しても、ノズル部材が取付具側へ引寄せられることがなく、前述のハンマー現象が生じない。
さらに、前記弾性取付具は、鋼線製波型スプリングとしたので、前記薄板ばねと同様に、フィルタの定着が容易であるとともに前記ハンマー現象が生じない。
カントリーエレベータの施設を概略で示す平面図。 乾式集塵装置の内部を機構的に示した正面図。 集塵部の構造を説明するための斜視図。 取付具の構造(例1)を説明するための断面図。 取付具の構造(例1)を説明するための斜視図。 取付具の構造(例2)を説明するための断面図。 取付具の構造(例2)を説明するための斜視図。 ノズル部材の取付状態を拡大して示す斜視図。 従来の取付具の構造を示す断面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施例としてカントリーエレベータ1に設置した乾式集塵装置2に関するものである。
図1のカントリーエレベータ1は、建屋内設備3とサイロ群4及び前記乾式集塵装置2とからなる。
前記建屋内設備3は、荷受ホッパ5、粗選装置6、籾摺(もみすり)・精選装置7、精品タンク8及びこれらを連繋する揚穀機、横送りコンベア、シュート等から構成されている。
前記サイロ群4は、二列横隊状に配列された本サイロ9の群と、前記本サイロ9が4基で囲んだ2基の間隙サイロ10とからなる。図示していないが、前記サイロ群4の屋上には、全ての本サイロ9及び間隙サイロ10の投入口に接続された投入用コンベアが横設され、さらに、前記投入用コンベアの搬送始端側にはサイロ用揚穀機が連結されている。
また、前記サイロ群4のスカート部内には前記サイロ群4の排出口と接続される取出用ベルトコンベア11が配設されている。前記取出用コンベア11は、建屋内まで延設され、揚穀機12にてサイロ屋上の前記投入用コンベア側と籾摺・精選装置7とに分岐して接続されている。
前記間隙サイロ10は、上下方向の中間部を仕切り、その上部を貯留部とし、下部を乾燥部としてある。前記間隙サイロ10の下部は、更に隔壁によって送風洞と排風洞及び乾燥室に構成し、前記送風洞を通じて熱風発生装置からの熱風を前記乾燥室に送り込み、乾燥室を通過して循環している生籾間に流通させ、流通後の排風を前記排風洞から排風管13へと誘導している。
前記間隙サイロ10にも投入用コンベア及び取出用コンベア11が配置されて前記他の設備と連繋されている。
前記排風管13は、集中配管14に集められて乾式集塵装置2へ接続される。
なお、前記籾摺・精選装置7は、処理機構が外箱によって外部から遮蔽された構造とされており、これにも排風管13が取り付けられ、前記集中配管14に接続してある。すなわち、送風機によって外部から前記外箱内へ送り込まれる送風により、籾摺・精選装置7の内部で発生した粉塵を乾式集塵装置2へ誘導している。
図2に示すように、乾式集塵装置2は、格納庫15の内部に集塵部16と堆積粉塵排出コンベア17が配置され、外部にサイクロン集塵装置18が配置されている。
格納庫15は密閉型で内部が仕切り壁19により、上室20と下室21に区画され、仕切り壁19の上方に集塵部16が設置されている。
下室21の右側壁には前記集中配管14が接続され、底部に堆積粉塵排出コンベア17が底面をなぞるように配置されている。上室20の左側壁には外部への排風窓22が設けられている。
前記仕切り壁19は、集塵部16の直下部分が切り欠かれて比較的大きな通孔23となっている。
上室20は、内部の左右の垂直壁24,25により、左室26、右室27及びその間の中室28に区画されている。右室27は右垂直壁25によって他の室と隔離されており、中室28には前記の集塵部16が配置されている。また、左垂直壁24には、集塵部16における円筒ドラム29の直径に相当する円孔30が形成されている。したがって、左室26は、左方が前記排風窓22で外界に開放され、右方が前記円筒ドラム29の左開口31に開放されている。
前記サイクロン集塵装置18は、格納庫15の外にあって、吸引・排風ポンプ32を備える。吸引・排風ポンプ32の吸引側に接続された吸引パイプ33は、前記格納庫15の内部に延びて集塵部16のノズル部材34に接続されている。吸引・排風ポンプ32の排風側はサイクロン集塵装置18のコーン室内部に開口する。
サイクロン集塵装置18のコーン室下部は集塵容器35に接続されている。また、格納庫15の前記下室21の底部に配置した堆積粉塵排出コンベア17の送り出し端も前記集塵容器35に接続されている。この場合、堆積粉塵排出コンベア17が前記格納庫15からサイクロン集塵装置18に向けて突出する部分は、外部へ露出しないようサイクロン集塵装置まで密閉されており、その密閉空間内でサイクロン集塵装置18の下部と繋がっている。図2において、符号36はサイクロン集塵装置18の排風の排風口である。
集塵部16(図3)は、円筒ドラム29、フレーム37、吸引装置38、フィルタ39及び取付具40とから構成される。
円筒ドラム29は、平行に配置された複数の円筒形の骨組みの外周に網材を巻いてドラムに構成したものである。集塵規模によるが、この実施例では直径約2300mm、長さ1500mmの円筒ドラム29である。
円筒ドラム29の右端面は板材44で閉鎖され、左端面は開口して前記左開口31(図2)となっている。円筒ドラム29には長手方向の中心軸線に沿ってドラム軸45が配置され、ドラム軸45は右方において前記板材44から突出するとともに右垂直壁25に端部が固定され、左方において、左端のリング41に取り付けたスポーク46のハブ箇所から突出して配置され、このハブに固定されている。
フレーム37は、方形に組まれた基台枠と左右の側枠及びこれらの上部に配置された上枠を直方体となるように組付けたものであり、内側に前記円筒ドラム29がすっぽりと入る大きさである。そして、左右両側に突出した前記ドラム軸45がフレーム37の左右の側枠に軸支され、左側枠の支持台53に載置されたモータ54によって、毎分2.4〜2.6回転でゆっくりと回転される。
前記円筒ドラム29の周面には円筒の外周面に隙間ができないようにシート状のフィルタ39が巻き付けられ、取付具40で円筒ドラム29に固定される(図3)。
フィルタ39は、パイル織物などの一般的に使用されているものを用いることができ、施設の通常稼働時に排風の通過速度が0.15〜1.0mになるものを選定している。
フィルタ39は、円筒ドラム29に一端から巻き付けて他端を前記一端に少し重ねるか又は端面どうしを密着させて配置した後、前記重合部39a又は密着部39bを取付具40で押し付ける。すなわち、円筒ドラム29の外周面には軸方向に沿って複数の長溝47が形成され、フィルタ39両端部の前記重合部39a又は密着部39bを長溝47の底部に位置させるとともに、矩形状の薄板ばね40aの上下端縁を前記長溝47底部の幅方向(上下方向)両端部にそれぞれ嵌合することによりフィルタ39の前記重合部39a又は密着部39bを円筒ドラム29に定着させる(図4及び図5)。
前記長溝47は、底部の幅が上縁の開口部よりも大きい寸法となして、いわゆる蟻ほぞ穴状に形成され、一つの円筒ドラム29の円周方向に複数設けられ、一周方向で複数枚に分断されたフィルタ39を用いる場合に備える。また、前記長溝47は一つの円筒ドラム29の幅方向の全長にわたって形成されるが、形成に際しては、別部材で形成した長溝47を円筒ドラム29周面に溶着等で固着するとよい。
取付具40としての前記薄板ばね40aは上下端部付近cをそれぞれ内方向に120度程度屈曲させて前記長溝47の底部両端部に嵌合しやすく形成される。そして、薄板ばね40aの両端屈曲部cを手で内側へ折曲しながら長溝47の底部両端部にそれぞれ嵌合させる。その際、薄板ばね40aの弾性力によってフィルタ39の重合部39a又は密着部39bを円筒ドラム29に押し付けてフィルタ39を定着することができる。
前記薄板ばね40aの幅は取扱いが容易となるように100mm程度までが好ましく、複数の薄板ばね40aを一定の間隔を置いて長溝47内に嵌合することにより通気性を確保し、ノズル57(後述)によるハンマー現象を防止することができる。
図6及び図7は取付具40の他の実施例である。この実施例の場合は、鋼線製波型スプリング40bを長溝47内に嵌合してフィルタ39の重合部39a又は密着部39bを押圧する。すなわち、波型に山部mと谷部vとを繰り返して形成される鋼線製波型スプリング40bを長手方向に手で引き延ばすようにして長溝47内に挿入すると、鋼線製波型スプリング40bの弾性力により長溝47の底部両端部に鋼線製波型スプリング40bの山部mと谷部vとがそれぞれ嵌合する。これによって、フィルタ39の重合部39a又は密着部39bを円筒ドラム29に押し付けてフィルタ39を定着することができ、通気性も確保できる。
前記フレーム37の上枠を構成する軸方向の枠材のうち、前方の前枠材55には吸引装置38が取り付けられる(図3、図8)。吸引装置38は、前記吸引パイプ33とノズル部材34及び可動指示部材56を備える。
ノズル部材34は、この実施例において円筒ドラム29の軸方向に長い吸引パイプであり、円筒ドラム29の軸方向に3分割して配置されている。そして、それぞれにフィルタ39と面する側にスリット状のノズル57が設けられている。
ノズル部材34は、これに固定された可動指示部材56によって、前記前枠材55へ回動可能に取り付けられる。すなわち、前記稼働指示部材56の先端には支持軸58が固定され、この支持軸58が指示部材で前枠材55へ取り付けられることにより回動可能とされている。
このため、ノズル部材34は、前記支持軸58を中心にフィルタ39に対して上下方向へ揺動可能であり、通常は、その自重により、フィルタ39側に回転してノズル57をフィルタ39の外面へ軽く接した状態となっている。
符号60は調整錘であり、ノズル57がフィルタ39の外面に押圧される程度を調節可能としている。
ノズル部材34は、上下に向けて2本の導入パイプ61を突出させており、その上部は可撓性のある樹脂チューブ62となっている。
一方、前記吸引パイプ33は、ノズル部材34の上方箇所で供給パイプ63を2方向に分岐して突出させており、それぞれの供給パイプ63に前記樹脂チューブ62が接続されている。樹脂チューブ62は可撓性を有するので、樹脂チューブ62によりノズル部材34は、支持軸58を中心にして弾性的に上下に移動することができる。
そして、完成された集塵部16は前記のように、格納庫15の上室20に収められる。このとき、円筒ドラム29の左開口31の周縁を構成するリング41には、左垂直壁24の丸孔30の周縁との間に円筒ドラム29の回転に大きな影響を与えない隙間閉塞材64を配置する。また、右側の板材44と右垂直壁25との間にも前記隙間閉塞材64を配置する。これにより、格納庫15内部の下室21は、仕切り壁19に設けた通孔23とフィルタ39を介した円筒ドラム29の内部空間を通じてのみ上室20と連通することができる。
図1のカントリーエレベータ1が稼働すると、籾摺・精選装置7や間隙サイロ10の乾燥部などで発生する粉塵が送風装置の圧力で排風管13から集中配管14に集められ、乾式集塵装置2に集められる。
籾摺・精選装置7や間隙サイロ10ばかりでなく、必要に応じて荷受ホッパ5や本サイロ9あるいは揚穀機等の内部を排風管13に連通させて、これらの空間における粉塵も乾式集塵装置2へ集めることができる。
乾式集塵装置2では、円筒ドラム29がモータ54により駆動されて回転しており、集中配管14から下室21に導入された粉塵を含む排風は、通孔23を通じて上室20の中室28に入り、そこからフィルタ39を介して円筒ドラム29の内部に通過する。その際、排風中の粉塵がフィルタ39の外面に捕捉され、粉塵が除去された清浄な排風が円筒ドラム29の左開口31から排出され、排風窓22から外部へ放出される。
そして、フィルタ39の表面に捕集された粉塵は、吸引装置38のノズル57で吸引されて除去され、フィルタ39の目詰まりが防止される。吸引された捕集粉塵は、吸引パイプ33を通じてサイクロン集塵装置18に集められて除去された後、清浄な排風だけがサイクロン集塵装置18の排風口36から吐出され、除塵された粉塵は集塵容器35に集積する。
また、格納庫15内部の床に堆積する粉塵は、堆積粉塵排出コンベア17で格納庫15の外に導かれ、前記の集塵容器35に収められる。
このとき、吸引装置38のノズル57はフィルタ39の表面に接しているが、フィルタ39は通気性が高いので円筒ドラム29の回転に格別の支障は生じない。また、フィルタ39の端部を定着している取付具40が回転してきたときも、ノズル34自体が上下方向に揺動できるのと、取付具40は通気性を確保して取り付けられていることにより、ノズル57が近接してもエアを取り込む十分な隙間が残るため、ノズル部材34が強く取付具40側に引き込まれるということがない。
このため、取付具40がノズル部材34の下方を通過しても、ノズル部材34が激しく上下に振動する、従来のハンマー現象が生じない。その結果、捕集した粉塵が円筒ドラム29の内側に落下して清浄な排風が再び汚れてしまうという事態を回避できる。
本発明の乾式集塵装置は、容易にフィルタを定着することができるとともに、従来生じていたハンマー現象を解消することができるものであり有用性が高い。
1 カントリーエレベータ
2 乾式集塵装置
3 建屋内設備
4 サイロ群
5 荷受ホッパ
6 粗選装置
7 籾摺・精選装置
8 清品タンク
9 本サイロ
10 間隙サイロ
11 取出し用コンベア
12 揚穀機
13 排風管
14 集中配管
15 格納庫
16 集塵部
17 堆積粉塵排出コンベア
18 際コロン集塵装置
19 仕切り壁
20 上室
21 下室
22 排風窓
23 通孔
24 左垂直壁
25 右垂直壁
26 左室
27 右室
28 中室
29 円筒ドラム
30 円孔
31 左開口
32 吸引・排風ポンプ
33 吸引パイプ
34 ノズル部材
35 集塵容器
36 排風口
37 フレーム
38 吸引装置
39 フィルタ
40 取付具
40a 薄板ばね
40b 鋼線製波型スプリング
41 リング
45 ドラム軸
46 スポーク
47 長溝
53 支持台
54 モータ
55 前枠材
56 可動支持部材
57 ノズル
58 支持軸
60 調整錘
61 導入パイプ
62 樹脂チューブ
63 供給パイプ
64 隙間閉塞材
















Claims (4)

  1. 回転する円筒ドラムの外周面にシート状のフィルタが取付具により定着された集塵部を有し、前記フィルタに排風を通過させて排風中の粉塵を捕集する乾式集塵装置であって、前記集塵部に、捕集された粉塵をフィルタ表面から吸引して除去するノズル部材が、前記フィルタの粉塵捕集側の面に対して接触と離間可能に、かつ、前記フィルタの粉塵捕集側の面に向けて付勢された状態で配置されてなる乾式集塵装置において、
    前記円筒ドラムの外周面の軸方向に長溝を形成するとともに、前記長溝の幅方向両端部に嵌合することによって前記フィルタを定着する弾性取付具を設けたことを特徴とする乾式集塵装置。
  2. 前記長溝の幅は、上部開口よりも底部の寸法が大きい蟻ほぞ穴状としてなる請求項1の乾式集塵装置。
  3. 前記弾性取付具は一定間隔置きに設けた薄板ばねとしてなる請求項1又は2の乾式集塵装置。
  4. 前記弾性取付具は鋼線製波型スプリングとしてなる請求項1又は2の乾式集塵装置。































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