JP2018066644A - 車軸軸受メンテナンスシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】鉄道車両の車軸軸受のメンテナンスデータを、手入力を必要とせずに入力できて、メンテナンス作業の高効率化と記録の誤りを防止することができ、また識別情報とを関連付けた一元管理によりトレーサビリティを確保でき、さらに劣化状態の判別により交換時期の予測を可能とする。【解決手段】無線通信が可能な測定機器1と、タブレット等の通信/情報処理端末3と、コンピュータ8とを備える。通信/情報処理端末3は、測定機器1からメンテナンスデータを無線で受信し、カメラ等の識別情報読取手段で二次元コード等の識別情報記録手段7を読み取る。メンテナンスデータは識別情報と共に、メンテナンスデータ管理手段15で管理する。コンピュータ8は、通信/情報処理端末3から送信されたメンテナンスデータより、車軸軸受6の劣化状態を分析して結果を表示する。【選択図】 図1
Description
この発明は、鉄道車両の車軸軸受のメンテナンスデータを管理して分析する車軸軸受メンテナンスシステムに関する。
鉄道車両用の車軸軸受は、定期的なメンテナンスが実施される。メンテナンス作業は、概ね、車軸軸受を輪軸から取外し、分解・洗浄・検査・再組立てした後、輪軸へ再度組み付ける作業である。
従来の車軸軸受のメンテナンスでは、メンテナンス工程ごとに軸受部品に印字した識別情報を目視で確認し、測定したメンテナンスデータと共に紙媒体で記録して管理している。一般的に蓄積したメンテナンスデータはメンテナンス履歴の確認として使われている。
従来の車軸軸受のメンテナンスでは、メンテナンス工程ごとに軸受部品に印字した識別情報を目視で確認し、測定したメンテナンスデータと共に紙媒体で記録して管理している。一般的に蓄積したメンテナンスデータはメンテナンス履歴の確認として使われている。
なお、転がり軸受における異常検知システムとしては、振動検出データを、スマートフォンやタブレット端末等の携帯型の通信/情報処理端末を利用してサーバへ送り異常判定することが提案されている(例えば、特許文献1)。
前記一連のメンテナンス作業は非常に工数が多く、全てのメンテナンスデータを手作業で記録する場合、記録を誤る可能性がある。また、膨大なメンテナンスデータをコンピュータで分析するには、コンピュータへの入力作業を要する。
転がり軸受における振動データを検出/解析して異常検知を行うシステムとしては、前述のように検出データを、スマートフォンやタブレット端末等の携帯型の通信/情報処理端末を利用してサーバへ送り異常判定することが提案されている。しかし、鉄道車両用の車軸軸受の分解・再組立を行うメンテナンス時に測定して得た寸法や重量等のメンテナンスデータついては、メンテナンス履歴の確認として使われているに過ぎない。
この発明の目的は、鉄道車両の車軸軸受のメンテナンスデータを、手入力を必要とせずに入力できて、メンテナンス作業の高効率化と記録の誤りを防止することができ、またメンテナンスデータと車軸軸受の識別情報とを関連付けた一元管理によりトレーサビリティを確保でき、さらに車軸軸受の劣化状態を表示することにより軸受交換時期の予測に利用可能な車軸軸受メンテナンスシステムを提供することである。
この発明の車軸軸受メンテナンスシステムは、無線通信機2を有しまたは無線通信機2と接続された一つまたは複数の測定機器1と、可搬でアプリケーションプログラムがインストール可能な通信/情報処理端末3と、通信機能を有するデータ分析用のコンピュータ8とを備え、鉄道車両の車軸軸受6のメンテナンスデータの管理/分析を行うメンテナンスシステムである。
前記通信/情報処理端末3は、測定機器1の前記無線通信機2から測定値であるメンテナンスデータを受信するデータ受信手段4と、測定対象の車軸軸受6が有する識別情報記録手段7の識別情報を読み取る識別情報読取手段12と、前記データ受信手段4で受信したメンテナンスデータと前記識別情報読取手段12で読み取った車軸軸受6の識別情報とを関連付けて記憶するメンテナンスデータ管理手段15と、このメンテナンスデータ管理手段15に記憶されているメンテナンスデータおよび識別情報を前記コンピュータ8に送信するデータ送信手段16とを有する。
前記コンピュータ8は、前記通信/情報処理端末3から送信された前記車軸軸受6の識別情報と前記メンテナンスデータとから前記メンテナンスデータを分析し前記車軸軸受6の劣化状態を表示するメンテナンスデータ分析手段41を有する、
前記通信/情報処理端末3は、測定機器1の前記無線通信機2から測定値であるメンテナンスデータを受信するデータ受信手段4と、測定対象の車軸軸受6が有する識別情報記録手段7の識別情報を読み取る識別情報読取手段12と、前記データ受信手段4で受信したメンテナンスデータと前記識別情報読取手段12で読み取った車軸軸受6の識別情報とを関連付けて記憶するメンテナンスデータ管理手段15と、このメンテナンスデータ管理手段15に記憶されているメンテナンスデータおよび識別情報を前記コンピュータ8に送信するデータ送信手段16とを有する。
前記コンピュータ8は、前記通信/情報処理端末3から送信された前記車軸軸受6の識別情報と前記メンテナンスデータとから前記メンテナンスデータを分析し前記車軸軸受6の劣化状態を表示するメンテナンスデータ分析手段41を有する、
この構成によると、測定機器1で測定して得たメンテナンスデータは、無線により通信/情報処理端末3に送信されることで、この通信/情報処理端末3が持つメンテナンスデータ管理手段15に入力される。このとき、メンテナンスデータ管理手段15は、通信/情報処理端末3が持つ識別情報読取手段12で読み取った車軸軸受6の識別情報とを関連付けて記憶する。また、通信/情報処理端末3は、この管理されているメンテナンスデータをコンピュータ8に送信し、前記コンピュータ8は送信されたメンテナンスデータを分析し前記車軸軸受6の劣化状態を表示する。
このため、メンテナンスデータの手作業による入力を行うことなく、メンテナンスデータの入力から、管理、およびメンテナンスデータの分析による車軸軸受6の劣化状態の確認が行え、メンテナンス作業の高効率化と記録の誤りを防止することができる。
また、メンテナンスデータと車軸軸受6の識別情報とを関連付けた一元管理によりトレーサビリティを確保でき、さらに車軸軸受6の劣化状態の表示により軸受交換時期の予測に利用することが可能となる。このように、蓄積したメンテナンスデータを、手間をかけずに有効に利用することができる。
前記測定機器1で測定したメンテナンスデータの管理およびコンピュータ8への送信は、アプリケーションプログラムがインストール可能な汎用の通信/情報処理端末3を用いて行うため、専用機器を製作して用いる場合と異なり、安価に車軸軸受メンテナンスシステムが構築できる。また、前記通信/情報処理端末3は可搬であり、かつ識別情報読取手段12を有するため、測定対象の車軸軸受6に近づけてその識別情報記録手段7を読み取ることができる。そのため、識別情報の読み取りが行い易く、前記測定機器1と通信/情報処理端末3の無線通信に近距離用の弱い電波を用いることができる。なお、前記通信/情報処理端末3としては、タブレット型端末や、いわゆるスマートフォン等のアプリケーションプログラムがインストール可能な携帯電話を用いることができる。
このため、メンテナンスデータの手作業による入力を行うことなく、メンテナンスデータの入力から、管理、およびメンテナンスデータの分析による車軸軸受6の劣化状態の確認が行え、メンテナンス作業の高効率化と記録の誤りを防止することができる。
また、メンテナンスデータと車軸軸受6の識別情報とを関連付けた一元管理によりトレーサビリティを確保でき、さらに車軸軸受6の劣化状態の表示により軸受交換時期の予測に利用することが可能となる。このように、蓄積したメンテナンスデータを、手間をかけずに有効に利用することができる。
前記測定機器1で測定したメンテナンスデータの管理およびコンピュータ8への送信は、アプリケーションプログラムがインストール可能な汎用の通信/情報処理端末3を用いて行うため、専用機器を製作して用いる場合と異なり、安価に車軸軸受メンテナンスシステムが構築できる。また、前記通信/情報処理端末3は可搬であり、かつ識別情報読取手段12を有するため、測定対象の車軸軸受6に近づけてその識別情報記録手段7を読み取ることができる。そのため、識別情報の読み取りが行い易く、前記測定機器1と通信/情報処理端末3の無線通信に近距離用の弱い電波を用いることができる。なお、前記通信/情報処理端末3としては、タブレット型端末や、いわゆるスマートフォン等のアプリケーションプログラムがインストール可能な携帯電話を用いることができる。
この発明において、前記通信/情報処理端末3がタブレット型端末機であり、前記識別情報記録手段7が二次元コード(「二次元バーコード」とも称される)であり、前記識別情報読取手段12がカメラ13とこのカメラ13で撮像された二次元コードから前記識別情報を判別する画像判別手段14であり、前記管理するメンテナンスデータを画像表示装置3aの画面に表示させるデータ表示手段17を有していても良い。
前記通信/情報処理端末3が前記データ表示手段17を有すると、作業者によるメンテナンスデータの確認が容易に行える。また、前記通信/情報処理端末3がタブレット型端末機であると、携帯に便利であるうえ、画像表示装置3aの画面がある程度大きく、メンテナンスデータを読み易く表示することができる。前記識別記録手段7が二次元コードであると、汎用の通信/情報処理端末が一般的に有するカメラおよび画像判別手段を識別情報読取手段12として利用することができるうえ、情報の表示量が多く、多数桁のシリアルナンバー等の識別情報を表すことができる。
このように、二次元コードおよびカメラ付きのタブレット型端末機を利用することで、この車軸軸受メンテナンスシステムを、安価でかつ使用に便利のものとすることができる。
前記通信/情報処理端末3が前記データ表示手段17を有すると、作業者によるメンテナンスデータの確認が容易に行える。また、前記通信/情報処理端末3がタブレット型端末機であると、携帯に便利であるうえ、画像表示装置3aの画面がある程度大きく、メンテナンスデータを読み易く表示することができる。前記識別記録手段7が二次元コードであると、汎用の通信/情報処理端末が一般的に有するカメラおよび画像判別手段を識別情報読取手段12として利用することができるうえ、情報の表示量が多く、多数桁のシリアルナンバー等の識別情報を表すことができる。
このように、二次元コードおよびカメラ付きのタブレット型端末機を利用することで、この車軸軸受メンテナンスシステムを、安価でかつ使用に便利のものとすることができる。
この発明において、前記測定機器1が、ダイヤルゲージ、マイクロメータ、シリンダーゲージ、ノギス、ハイトゲージ、デプスゲージ、圧力計、または重量計であっても良い。
鉄道車両用の車軸軸受6のメンテナンスでは、一般的に、軸受分解状態での各部の寸法測定にダイヤルゲージ、マイクロメータ、シリンダーゲージ、ノギス、ハイトゲージ、デプスゲージが用いられ、再組立後の軸受内部隙間の測定にダイヤルゲージが用いられる。また、再組立後のグリース封入量の管理に重量計が用いられ、車軸軸受の圧入力や引抜力の測定に圧力計が用いられる。したがって、こられの測定機器をこの車軸軸受メンテナンスシステムにおける測定機器1として用いることが好ましい。
鉄道車両用の車軸軸受6のメンテナンスでは、一般的に、軸受分解状態での各部の寸法測定にダイヤルゲージ、マイクロメータ、シリンダーゲージ、ノギス、ハイトゲージ、デプスゲージが用いられ、再組立後の軸受内部隙間の測定にダイヤルゲージが用いられる。また、再組立後のグリース封入量の管理に重量計が用いられ、車軸軸受の圧入力や引抜力の測定に圧力計が用いられる。したがって、こられの測定機器をこの車軸軸受メンテナンスシステムにおける測定機器1として用いることが好ましい。
この発明において、前記測定機器1として、メンテナンス時における複数の測定過程における各測定をそれぞれ行う複数種の測定機器1があり、前記通信/情報処理端末3の前記メンテナンスデータ管理手段15は、前記複数種の測定機器で測定したメンテナンスデータを管理するようにしても良い。
鉄道車両用の車軸軸受6のメンテナンスでは、分解状態での各部の寸法の測定、再組立状態での隙間測定、重量測定、圧入工程管理のための圧入力測定、引抜工程管理のための引抜力測定等が行われる。したがって、これらの測定により得た各測定過程のメンテナンスデータを総合的に用いて車軸軸受6の劣化状態の分析を行うことが好ましい。
鉄道車両用の車軸軸受6のメンテナンスでは、分解状態での各部の寸法の測定、再組立状態での隙間測定、重量測定、圧入工程管理のための圧入力測定、引抜工程管理のための引抜力測定等が行われる。したがって、これらの測定により得た各測定過程のメンテナンスデータを総合的に用いて車軸軸受6の劣化状態の分析を行うことが好ましい。
この発明の車軸軸受メンテナンスシステムは、無線通信機を有しまたは無線通信機と接続された一つまたは複数の測定機器と、可搬でアプリケーションプログラムがインストール可能な汎用の通信/情報処理端末と、通信機能を有するデータ分析用のコンピュータとを備え、鉄道車両の車軸軸受のメンテナンスデータの管理/分析を行うメンテナンスシステムであって、前記通信/情報処理端末は、前記測定機器の前記無線通信機から測定値であるメンテナンスデータを受信するデータ受信手段と、測定対象の車軸軸受が有する識別情報記録手段の識別情報を読み取る識別情報読取手段と、前記データ受信手段で受信したメンテナンスデータと前記識別情報読取手段で読み取った車軸軸受の識別情報とを関連付けて記憶するメンテナンスデータ管理手段と、このメンテナンスデータ管理手段に記憶されているメンテナンスデータおよび識別情報を前記コンピュータに送信するデータ送信手段とを有し、前記コンピュータは、前記通信/情報処理端末から送信された前記車軸軸受の識別情報と前記メンテナンスデータとから前記メンテナンスデータを分析し前記車軸軸受の劣化状態を表示するメンテナンスデータ分析手段を有するため、車軸軸受のメンテナンスデータを、手入力を必要とせずに入力できて、メンテナンス作業の高効率化と記録の誤りを防止することができ、またメンテナンスデータと車軸軸受の識別情報とを関連付けた一元管理によりトレーサビリティを確保でき、さらに車軸軸受の劣化状態を確認することにより軸受交換時期の予測に利用可能と言う効果が得られる。
この発明の一実施形態を図面と共に説明する。この車軸軸受メンテナンスシステムは、鉄道車両の車軸軸受6のメンテナンスデータを取得して管理し、劣化判定する装置であって、測定機器1と、通信/情報処理端末3と、コンピュータ8とを備える。
車軸軸受6は、例えば図5に示すように、複列外輪21、各列の内輪22,23、内輪間座24、各列の転動体33および保持器34、両側のオイルシール25,26、後蓋27、油切り28、前蓋29、締付ボルト30、座金31、ベント32等により構成される。
鉄道車両は定期的なメンテナンスが実施される。鉄道車両はメンテナンス工場に入場すると車体と台車に分解され、さらに搭載機器ごとに細かく分解される。このとき、車軸軸受6は、例えば図1に示すように、複列外輪21、各列の内輪22,23と保持器34および転動体33のアセンブリ部品、内輪間座24、後蓋27、油切り28、および前蓋29に分解される。
測定機器1は、前記車軸軸受6を、図1のように分解した状態、または組み立て状態で測定する機器であり、例えば、ダイヤルゲージ、マイクロメータ、シリンダーゲージ、圧力計、または重量計である。測定機器1は、1台または複数台であるが、図1では1台で代表して示している。測定機器1は、無線通信機2と接続され、または無線通信機2を備え、測定データであるメンテナンスデータを無線通信機2によって送信する。無線通信機2は、送信専用であっても、またコマンドの受信等に応答してメンテナンスデータを送信する送受信可能なものであっても良い。
測定機器1により送信したメンテナンスデータは、通信/情報処理端末3が備える無線通信機からなるデータ受信手段4により受信される。これら測定機器1の無線通信機2と通信/情報処理端末3のデータ受信手段4は、微弱電波で通信を行う近距離通信用であっても良い。
通信/情報処理端末3は、通信機能および情報処理機能を持つ可搬で汎用の情報処理装置であり、例えば、タブレット型端末、または所謂スマートフォン等の携帯電話が用いれる。通信/情報処理端末3は、アプリケーションソフトウェアを使用者が任意にイントール可能なオペレーションシステム(OS)11を備え、また液晶表示装置等の画像表示装置3a、カメラ13、およびデータ送信手段16を有する。通信/情報処理端末3は、この他に、標準装備となるアプリケーションソフトウェアで構成される画像判別手段14と、追加のアプリケーションソフトウェアとなるメンテナンスデータ管理ソフトウェア5(図1参照)で構成されるメンテナンスデータ管理手段15と、データ表示手段17を有する。通信/情報処理端末3は、前記画像表示装置3aの画面上に施されるタッチパネルまたは物理的に存在するキースイッチ等の入力操作手段(図示せず)を有している。
前記画像判別手段14は、カメラ13で撮像した画像から車軸軸受6の識別情報を判別する手段である。車軸軸受6の識別情報は、例えば車軸軸受6に個別に与えられる製造番号等のシリアルナンバーであり、車軸軸受6に付された識別情報記録手段7に二次元コード等によって表示される。識別情報記録手段7は、車軸軸受6に1ヵ所のみに設けられていても、また異なる軸受構成部品に設ける等、複数箇所に設けられていても良い。前記カメラ13と前記画像判別手段14とで、識別情報読取手段12が構成される。前記識別情報記録手段7は、二次元バーコートの他に、1次元バーコードや無線ICタグ等であっても良いが、通信/情報処理端末3に標準装備されている画像判別手段14が利用できる点で、二次元バーコートであることが好ましい。前記識別情報読取手段12は、前記識別情報記録手段7が無線ICタグである場合は、タグリーダとされる。
前記メンテナンスデータ管理手段15は、前記データ受信手段4で受信したメンテナンスデータと前記識別情報読取手段12で読み取った車軸軸受6の識別情報とを関連付けて記憶する手段であり、データベースとして、また表等として構成される。メンテナンスデータ管理手段15は、例えば、図3に示すように、一つの識別情報に対して、各部の寸法A〜C、重量A、圧力A等の各種のメンテナンスデータを記憶する。異なる測定機器1により測定したメンテナンスデータであっても、識別情報が同じであると一緒に記憶する。
メンテナンスデータ管理手段15で管理する寸法に係るメンテナンスデータは、例えば図4に示すように、車軸軸受6の外径寸法、内径寸法、油切り28のシール摺動部の外径寸法、内径寸法、後蓋27のシール摺動部の外径寸法、内径寸法、輪軸におけるジャーナル部軸取り付け部寸法、ジャーナル部前蓋取り付け部寸法等である。この他、各部の隙間寸法等である。メンテナンスデータ管理手段15は、メンテナンスデータと共に、対応する車軸軸受6の設計値や管理基準値等を記憶するようにしても良い。
図2において、データ表示17は、メンテナンスデータ管理手段15に記録されているメンテナンスデータを画像表示装置3aの画面に表示する手段である。データ表示手段17は、メンテナンスデータの受信時にその受信したメンテナンスデータを表示するようにしても良い。
データ送信手段16は、通信ネットワーク18を介してコンピュータ8と通信する手段であり、メンテナンスデータ管理手段15に記憶されているメンテナンスデータ等の記憶事項を送信する。通信ネットワーク18は、ローカルエリアネットワークであっても、インターネット等の利用する広域ネットワークであっても良く、また単に通信/情報処理端末3と1台のコンピュータ8とを接続する配線であっても良い。またUSBなどの記憶媒体に保存してデータを移す方法でも良い。
コンピュータ8は、メンテナンスデータ分析手段41、通信装置42、およびメンテナンスデータ記憶部43を有している。コンピュータ8は、例えばサーバ機であり、物理的に一つのコンピュータであっても、またクラウド技術等を用いた複数のコンピュータにより概念的に一つのコンピュータとなるものであっても良い。通信装置42は、前記ネットワーク18を介して通信を行う手段である。通信装置42で受信したメンテナンスデータ等は、メンテナンスデータ記憶部43に記憶しておく。
前記メンテナンスデータ分析手段41は、前記通信/情報処理端末3から送信されて受信した前記車軸軸受6の識別情報とメンテナンスデータとから、前記メンテナンスデータを分析する手段である。前記メンテナンスデータ分析手段41は、メンテナンスデータの所定の分析を行う分析部21aと、その分析結果を表示する分析結果表示部21b、分析用の軸受諸元や基準値等を記憶したデータ記憶部21cを有している。
前記分析用の軸受諸元や基準値等は、コンピュータ8自体が記憶していても良く、また他のコンピュータ(図示せず)に記憶されていて、コンピュータ8と通信ネットワーク18等を介して読み出すようにしても良い。このコンピュータ8や他のコンピュータに記憶されている分析用の軸受諸元や基準値等は、車軸軸受6の識別情報と関連付けられており、その読み出しに、前記メンテナンスデータと共に送信された識別情報が用いられる。
この構成の車軸軸受メンテナンスシステムの使用方法および軸受メンテナンスについて説明する。図6は、メンテナンス作業の流れを示す。
ステップS1:車軸軸受6を輪軸35から取り外す。
ステップS2:車軸軸受6を分解する。この分解は、図1と共に前述したように行い、またオイルシール25,26を分解する。
ステップS3:車軸軸受6の分解した各構成部品を洗浄する。
ステップS4:車軸軸受6の検査を行う。この検査では、車軸軸受6の図1のように分解された各構成部品の定められた箇所の寸法等を前記測定機器1であるマイクロメータまたはシリンダーゲージ等により測定し、測定値が管理基準値内に収まっているか否かを確認する。検査箇所は、例えば図4と共に前述した各部の寸法である。また、目視による外観検査等を行う。
ステップS5:車軸軸受6を、分解された部品を用いて組み立てる。オイルシール25,26など、消耗している部品については、新品と交換して組み立てても良い。組み立てられた車軸軸受6には、グリースを封入する。このとき、車軸軸受6の重量を、測定機器1の一つである重量計等により測定し、グリース封入量を確認して封入量の調整を行う。
ステップS6:組み立てられた車軸軸受6を、輪軸35に取付ける。このとき、組み立てられたた車軸軸受6のアキシャルスキマ等を前記測定機器1の一つであるダイヤルゲージ等で測定する。後蓋27と輪軸35の段差面ついては、押増ししたときの押増し力を前記測定機器1の一つである圧力計で測定する。
このようにして一連のメンテナンス作業を行う。
ステップS1:車軸軸受6を輪軸35から取り外す。
ステップS2:車軸軸受6を分解する。この分解は、図1と共に前述したように行い、またオイルシール25,26を分解する。
ステップS3:車軸軸受6の分解した各構成部品を洗浄する。
ステップS4:車軸軸受6の検査を行う。この検査では、車軸軸受6の図1のように分解された各構成部品の定められた箇所の寸法等を前記測定機器1であるマイクロメータまたはシリンダーゲージ等により測定し、測定値が管理基準値内に収まっているか否かを確認する。検査箇所は、例えば図4と共に前述した各部の寸法である。また、目視による外観検査等を行う。
ステップS5:車軸軸受6を、分解された部品を用いて組み立てる。オイルシール25,26など、消耗している部品については、新品と交換して組み立てても良い。組み立てられた車軸軸受6には、グリースを封入する。このとき、車軸軸受6の重量を、測定機器1の一つである重量計等により測定し、グリース封入量を確認して封入量の調整を行う。
ステップS6:組み立てられた車軸軸受6を、輪軸35に取付ける。このとき、組み立てられたた車軸軸受6のアキシャルスキマ等を前記測定機器1の一つであるダイヤルゲージ等で測定する。後蓋27と輪軸35の段差面ついては、押増ししたときの押増し力を前記測定機器1の一つである圧力計で測定する。
このようにして一連のメンテナンス作業を行う。
前記検査のステップS4、組み立てのステップS5、輪軸35への取付けの(ステップS6で行った各測定機器1による測定値であるメンテナンスデータは、測定対象部品1から通信/情報処理端末3に無線で送信、測定機器1のメンテナンスデータ管理手段15で管理する。測定に際しては、先に車軸軸受6の識別情報記録手段7に二次元コードで表示されている車軸軸受6のシリアナンバー等の識別情報を、通信/情報処理端末3のカメラ13で撮影し、画像から画像判別手段14により識別情報を識別しておく。これにより、メンテナンスデータ管理手段15は、識別情報とメンテナンスデータとを関連付けて各測定機器1の測定値を管理する。メンテナンス時の目視による調査結果は、メンテナンスデータ管理手段15に、手入力で入力するようにしても良い。
メンテナンスデータ管理手段15で管理されているメンテナンスデータは、通信/情報処理端末3の持つ操作手段(図示せず)を操作することで、データ表示手段17により、通信/情報処理端末3の液晶表示装置等の画像表示装置3aに表示される。
また、メンテナンスデータ管理手段15で管理されているメンテナンスデータは、データ送信手段16により、識別情報と共にコンピュータ8に送信される。コンピュータ8は、受信したメンテナンスデータをメンテナンスデータ記憶部43に記憶しておき、メンテナンスデータ分析手段41の分析部21aで所定の分析を行い、その分析結果を分析結果表示部21bで表示して、作業者が車軸軸受6の劣化の程度の判別や、軸受交換時期を予測する。または、メンテナンスデータ分析手段41の分析部21aで、その分析結果から所定の判断基準で車軸軸受6の劣化状態を判別しても良い。この判別や分析には、車軸軸受6についての軸受諸元や管理基準値等が必要であり、これら軸受諸元や管理基準値等は、メンテナンスデータ分析手段41の判別/分析用データ記憶部21cに記憶しておくか、または他のコンピュータ等のデータベース(図示せず)に車軸軸受6を型番毎に登録されている軸受諸元や管理基準値等をメンテナンスデータ分析手段41により前記識別情報を用いてアクセスして取得し、分析用データ記憶部21cに記憶して用いる。
メンテナンスデータ分析手段41による分析結果や劣化判定結果については、作業者がコンピュータ8の有する画像表示装置(図示せず)を直接して見て把握するようにしても良が、コンピュータ8の所定の記憶領域(図示せず)に記憶しておき、前記通信/情報処理端末3や他の表示用の端末(図示せず)で任意にアクセスして、または通信/情報処理端末3からの分析要求の応答とて表示可能とすることが好ましい。このようにして、作業者が車軸軸受6の劣化状態を把握することができる。
この構成によると、測定機器1で測定されたメンテナンスデータは、無線により通信/情報処理端末3に送信されることで、この通信/情報処理端末3が持つメンテナンスデータ管理手段15に入力される。このとき、メンテナンスデータ管理手段15は、通信/情報処理端末3が持つ識別情報読取手段12で読み取った車軸軸受6の識別情報とを関連付けて記憶する。また、通信/情報処理端末3は、この管理されているメンテナンスデータをコンピュータ8に送信し、前記コンピュータ8は送信されたメンテナンスデータを分析し前記車軸軸受6の劣化状態を表示する。
このため、メンテナンスデータの手作業による入力を行うことなく、メンテナンスデータの入力から、管理、およびメンテナンスデータの分析による車軸軸受6の劣化状態の確認が行え、メンテナンス作業の高効率化と記録の誤りを防止することができる。
また、メンテナンスデータと車軸軸受6の識別情報とを関連付けた一元管理によりトレーサビリティを確保でき、さらに車軸軸受6の劣化状態を確認することにより軸受交換時期の予測に利用可能となる。
前記測定機器1で測定したメンテナンスデータの管理およびコンピュータ8への送信は、アプリケーションプログラムがインストール可能な汎用の通信/情報処理端末3を用いて行うため、専用機器を製作して用いる場合と異なり、安価に車軸軸受メンテナンスシステムが構築できる。また、前記通信/情報処理端末3は可搬であり、かつ識別情報読取手段12を有するため、測定対象の車軸軸受6に近づけてその識別情報記録手段7を読み取ることができる。そのため、識別情報の読み取りが行い易く、前記測定機器1と通信/情報処理端末3の無線通信に近距離用の弱い電波を用いることができる。
このため、メンテナンスデータの手作業による入力を行うことなく、メンテナンスデータの入力から、管理、およびメンテナンスデータの分析による車軸軸受6の劣化状態の確認が行え、メンテナンス作業の高効率化と記録の誤りを防止することができる。
また、メンテナンスデータと車軸軸受6の識別情報とを関連付けた一元管理によりトレーサビリティを確保でき、さらに車軸軸受6の劣化状態を確認することにより軸受交換時期の予測に利用可能となる。
前記測定機器1で測定したメンテナンスデータの管理およびコンピュータ8への送信は、アプリケーションプログラムがインストール可能な汎用の通信/情報処理端末3を用いて行うため、専用機器を製作して用いる場合と異なり、安価に車軸軸受メンテナンスシステムが構築できる。また、前記通信/情報処理端末3は可搬であり、かつ識別情報読取手段12を有するため、測定対象の車軸軸受6に近づけてその識別情報記録手段7を読み取ることができる。そのため、識別情報の読み取りが行い易く、前記測定機器1と通信/情報処理端末3の無線通信に近距離用の弱い電波を用いることができる。
前記通信/情報処理端末3が前記データ表示手段17を有すると、作業者によるメンテナンスデータの確認が容易に行える。また、前記通信/情報処理端末3がタブレット型端末機であると、携帯に便利であるうえ、画像表示装置3aの画面がある程度大きく、メンテナンスデータを読み易く表示することができる。前記識別記録手段7が二次元コードであると、汎用の通信/情報処理端末が一般的に有するカメラおよび画像判別手段を識別情報読取手段12として利用することができるうえ、情報の表示量が多く、多数桁のシリアルナンバー等の識別情報を表すことができる。
このように、二次元コードおよびカメラ付きのタブレット型端末機を利用することで、この車軸軸受メンテナンスシステムを、安価でかつ使用に便利のものとすることができる。
このように、二次元コードおよびカメラ付きのタブレット型端末機を利用することで、この車軸軸受メンテナンスシステムを、安価でかつ使用に便利のものとすることができる。
この車軸軸受メンテナンスシステムによると、このようにメンテナンスデータの手書き記録を省略することで、メンテナンス作業の高効率化と記録の誤りを防止することができる。また、メンテナンスデータの車両情報や軸受識別番号と関連付けた一元管理により、トレーサビリティを確保できる。車軸軸受6の劣化状態を容易に把握することで、メンテナンスの信頼性向上と交換時期の予測が可能となる。
以上、実施形態に基づいてこの発明を実施するための形態を説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…測定機器
2…無線通信機
3…通信/情報処理端末
3a…の画像表示装置
4…データ受信手段
5…メンテナンスデータ管理ソフトウェア
6…車軸軸受
8…コンピュータ
11…オペレーションシステム
13…カメラ
14…画像判別手段
15…メンテナンスデータ管理手段
16…データ送信手段
21…複列外輪
22,23…内輪
24…内輪間座
25,26…オイルシール
27…後蓋
28…油切り
29…前蓋
30…締付ボルト
31…座金
32…ベント
33…転動体
34…保持器
35…輪軸
41…メンテナンスデータ分析手段
42…通信装置
43…メンテナンスデータ記憶部
2…無線通信機
3…通信/情報処理端末
3a…の画像表示装置
4…データ受信手段
5…メンテナンスデータ管理ソフトウェア
6…車軸軸受
8…コンピュータ
11…オペレーションシステム
13…カメラ
14…画像判別手段
15…メンテナンスデータ管理手段
16…データ送信手段
21…複列外輪
22,23…内輪
24…内輪間座
25,26…オイルシール
27…後蓋
28…油切り
29…前蓋
30…締付ボルト
31…座金
32…ベント
33…転動体
34…保持器
35…輪軸
41…メンテナンスデータ分析手段
42…通信装置
43…メンテナンスデータ記憶部
Claims (4)
- 無線通信機を有しまたは無線通信機と接続された一つまたは複数の測定機器と、可搬でアプリケーションプログラムがインストール可能な汎用の通信/情報処理端末と、通信機能を有するデータ分析用のコンピュータとを備え、鉄道車両の車軸軸受のメンテナンスデータの管理/分析を行うメンテナンスシステムであって、
前記通信/情報処理端末は、前記測定機器の前記無線通信機から測定値であるメンテナンスデータを受信するデータ受信手段と、測定対象の車軸軸受が有する識別情報記録手段の識別情報を読み取る識別情報読取手段と、前記データ受信手段で受信したメンテナンスデータと前記識別情報読取手段で読み取った車軸軸受の識別情報とを関連付けて記憶するメンテナンスデータ管理手段と、このメンテナンスデータ管理手段に記憶されているメンテナンスデータおよび識別情報を前記コンピュータに送信するデータ送信手段とを有し、 前記コンピュータは、前記通信/情報処理端末から送信された前記車軸軸受の識別情報と前記メンテナンスデータとから前記メンテナンスデータを分析し前記車軸軸受の劣化状態を表示するメンテナンスデータ分析手段を有する、
ことを特徴とする車軸軸受メンテナンスシステム。 - 請求項1に記載の車軸軸受メンテナンスシステムにおいて、前記通信/情報処理端末がタブレット型端末機であり、前記識別情報記録手段が二次元コードであり、前記識別情報読取手段がカメラとこのカメラで撮像された二次元コードから前記識別情報を判別する画像判別手段であり、前記管理するメンテナンスデータを画像表示装置の画面に表示させるデータ表示手段を有する車軸軸受メンテナンスシステム。
- 請求項1または請求項2に記載の車軸軸受メンテナンスシステムにおいて、前記測定機器として、ダイヤルゲージ、マイクロメータ、シリンダーゲージ、ノギス、ハイトゲージ、デプスゲージ、圧力計、または重量計を少なくとも一つ利用した車軸軸受メンテナンスシステム。
- 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車軸軸受メンテナンスシステムにおいて、前記測定機器として、メンテナンス時の複数の測定工程ごとの複数種の測定機器があり、前記通信/情報処理端末の前記メンテナンスデータ管理手段は、前記複数種の測定機器で測定したメンテナンスデータを管理する車軸軸受メンテナンスシステム。
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